JP2018194987A - アンテナ付きタッチパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズの影響を低減できるアンテナ付きタッチパッドを提供する。【解決手段】操作面11が上側に設定される基板20と、基板20の操作領域11aと対応する領域に配置された容量検出用電極群と、基板20の下側に配置された無線通信用のアンテナ28と、容量検出用電極群の下側であってアンテナ28の上側となる位置に配置された導電材料からなる接地電極27と、を備えたアンテナ付きタッチパッド1であって、容量検出用電極群は、所定の第1方向に沿って延設される第1電極群25と、第1方向と直交する第2方向に沿って延設される第2電極群26と、を有し、接地電極27はスリットによって形成されて第2方向に並んだ櫛歯形状を有し、櫛歯形状のそれぞれの基部27tは、アンテナ28の一部と上面視で重なる部分を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、アンテナ付きタッチパッドに関し、特に、無線通信用のアンテナを備えたアンテナ付きタッチパッドに関する。
操作面に接触または近接する操作体の位置を検出可能なタッチパッドが普及し、ノートパソコン等の電子機器の画面のカーソル移動用として使用されている。タッチパッドは、ノートパソコン等の電子機器の本体を覆う筐体の所定の位置(パームレスト等)に形成された開口部に取り付けられて使用される。
タッチパッドが取り付けられる開口部は、電子機器側の通信回路が生成した無線信号(電磁波信号)を電子機器の外部に放射するためにも利用される。そして、近年、このような通信回路と接続された無線通信用のアンテナをタッチパッドと一体化した、アンテナ付きタッチパッドが実用化されている。
従来のアンテナ付きタッチパッドとしては、所定の操作領域を有する操作面が上側に設定される基板と、前記基板の前記操作領域と対応する領域に配置された容量検出用電極群と、前記基板の下側であって、上面視で前記容量検出用電極群が形成された電極形成領域と重なる領域に配置された、無線通信用のアンテナと、を備えたアンテナ付きタッチパッドであって、前記容量検出用電極群は、所定の第1方向に沿って延設される第1電極群と、前記第1方向と直交する第2方向に沿って延設される第2電極群と、を有し、前記アンテナは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する方向に延設されていることを特徴とするアンテナ付きタッチパッドが特許文献1に開示されている。
特開2015−130064号公報
本発明者らがアンテナ付きタッチパッドにおけるノイズの影響を低減する手段についてさらに検討した結果、特許文献1に記載されるような、容量検出用電極群の形状(延設方向)とアンテナ形状との関係以外にも、ノイズの発生に影響を与える因子が存在することが明らかになった。
本発明は、アンテナ付きタッチパッドを構成する複数の要素における形状の関係を制御して、ノイズの影響を低減できるアンテナ付きタッチパッドを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために提供される本発明は、一態様において、所定の操作領域を有する操作面が上側に設定される基板と、前記基板の前記操作領域と対応する領域に配置された容量検出用電極群と、前記基板の下側であって、上面視で前記容量検出用電極群が形成された電極形成領域と重なる領域に配置された、無線通信用のアンテナと、前記容量検出用電極群の下側であって前記アンテナの上側となる位置に、上面視で前記電極形成領域の全域と重なるように配置された、導電材料からなる接地電極と、を備えたアンテナ付きタッチパッドであって、前記容量検出用電極群は、所定の第1方向に沿って延設される第1電極群と、前記第1方向と直交する第2方向に沿って延設される第2電極群と、を有し、前記接地電極は、スリットによって形成されて前記第2方向に並ぶ複数の櫛歯形状を有し、前記接地電極の前記複数の櫛歯形状のそれぞれは、前記第1方向に延設される基部から前記第2方向に歯部が延びる形状を有し、前記接地電極の複数の櫛歯形状のそれぞれの前記基部は、前記アンテナの一部と上面視で重なる部分を有するように配置され、前記接地電極の前記スリットのうち、前記複数の櫛歯形状の前記歯部を形成する部分は、前記第2電極群の電極間に対応するように位置することを特徴とするアンテナ付きタッチパッドである。
特許文献1に記載されるように、容量検出用電極群の延設方向(第1方向および第2方向)と交差するようにアンテナの延設方向を設定することにより、ノイズの影響を低減させて検出感度を向上させることができるが、ノイズの発生源をさらに検討したところ、容量検出用電極群(第1電極群、第2電極群)と接地電極とが静電容量結合して閉ループが形成されることが明らかになった。第1方向または第2方向に延設される容量検出用電極と接地電極とが静電容量結合して閉ループを形成すると、形成された閉ループがアンテナと磁界結合し、アンテナからの磁界がノイズとなって、タッチパッドとしての検出感度の低下をもたらす。
本発明者らがさらに検討した結果、上記のように形成される閉ループの上面視での面積が大きいほど、閉ループとアンテナとの電磁気的な相互作用が大きくなって、ノイズの影響が強くなる傾向があることが明らかになった。そこで、上記の本発明の一態様に係るアンテナ付きタッチパッドでは、閉ループが上面視で作る面積が大きくならないように、接地電極が第2方向に並んだ複数の櫛歯形状を有し、これらの櫛歯形状はスリットによって形成される。
そして、接地電極の複数の櫛歯形状のそれぞれの基部は、アンテナの一部と上面視で重なる部分を有するように配置される。このような配置とすることにより、理由は明確でないが第1電極群に対してアンテナからのノイズの影響が少なくなる。第1電極群と接地電極とが静電容量結合して形成される閉ループの電気的経路はこの重なり部分を優先的に通る。このため、上面視での面積が大きな閉ループが形成されにくくなっている可能性がある。
また、接地電極の複数の櫛歯を形成するスリットのうち、歯の部分を形成するスリット(第2スリット)は、第2電極群の電極の間に位置するように配置される。したがって、第2電極群の電極と接地電極とが静電容量結合しても、その電気的経路が第1方向に延びることが第2スリットによって阻害され、上面視で面積の大きな閉ループが形成されにくい。
このように、上記の本発明の一態様に係るアンテナ付きタッチパッドでは、アンテナと磁界結合する閉ループの上面視での面積が大きくなりにくいため、ノイズの影響が低減される。
上記のアンテナ付きタッチパッドにおいて、前記接地電極の複数の櫛歯形状は両櫛歯形状であってもよい。この場合には、電極形成領域の中央部に位置するアンテナに対して、接地電極の複数の櫛歯形状のそれぞれの基部を上面視で重ねやすい。
上記のアンテナ付きタッチパッドにおいて、前記アンテナの上面視での外形は、前記第1方向に沿った辺を有する矩形状であることが好ましい。アンテナの上面視の外形がこのような形状を有している場合には、接地電極の複数の櫛歯形状のそれぞれの基部と重複する部分が増え、第1電極群に対するアンテナからのノイズの影響をより安定的に低減させることができる。
上記のアンテナ付きタッチパッドにおいて、前記第2電極群に電源を与える電源供給配線の少なくとも一部は、配線群として前記第1方向に延設されて、上面視で前記アンテナの少なくとも一部を横切るように配置されることが好ましい。この場合には、閉ループはこの配線群を通るように形成されやすくなるため、接地電極に形成される櫛歯形状の複数にまたがる大きな閉ループが形成されにくい。この配線群が信号検出に影響を与える影響を少なくする観点から、この配線群は、上下方向で前記接地電極と前記アンテナとの間に位置するように配置されることが好ましい。
本発明によれば、アンテナによるノイズの影響を低減できるアンテナ付きタッチパッドを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るタッチパッド1の構成を示す説明図である。 図1に示すタッチパッド1の使用例を示す説明図である。 図1に示すタッチパッド1の分解斜視図である。 (a)図1に示す基板20の第1電極群25の構成を示す説明図であり、(b)図1に示す基板20の第2電極群26の構成を示す説明図である。 (a)図1に示す基板20の接地電極27の構成を示す説明図であり、(b)図1に示す基板20のアンテナ28の構成を示す説明図である。 (a)図1に示すタッチパッド1が備える接地電極27の第1電極群25との関係での機能を示す説明図、および(b)図1に示すタッチパッド1が備える接地電極27の第2電極群26との関係での機能を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るタッチパッド101の分解斜視図である。 (a)図7に示す基板120の接地電極形成層23の構成を示す説明図、および(b)図7に示すタッチパッド101が備える配線形成層29の構成を示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図において、X1方向を左方向、X2方向を右方向、Y1方向を前方、Y2方向を後方、Z1方向を上方、Z2方向を下方として、説明を進める場合がある。
まず、本発明の第1実施形態に係るタッチパッド1(アンテナ付きタッチパッド)の構成について、図1ないし図5を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るタッチパッド1の構成を示す説明図である。図2は、図1に示すタッチパッド1の使用例を示す説明図である。図3は、図1に示すタッチパッド1の分解斜視図である。図4は、図1に示す基板20の電極形状を示す第1の説明図である。図4(a)は、第1電極群25の電極形状を示す説明図であり、図4(b)は、第2電極群26の電極形状を示す説明図である。図5は、図1に示す基板20の電極形状を示す第2の説明図である。図5(a)は、接地電極27の電極形状を示す説明図であり、図5(b)は、アンテナ28の電極形状を示す説明図である。
タッチパッド1は、静電容量方式と呼ばれる方式のタッチパッドである。タッチパッド1は、図1に示すように、上側に操作面11を有する操作板10と、操作板10の下側に配置された基板20と、を備えている。そして、タッチパッド1は、操作面11に接触または近接する指先等の操作体の位置を検出できるようになっている。このようなタッチパッド1は、図2に示すように、ノートパソコン等の電子機器50の、筐体51の所定の位置(パームレスト等)に、操作面11が露出するように取り付けられ、画面のカーソル移動等に利用される。
操作板10は、合成樹脂でできた板状の部材であり、上下に略長方形の板面を有している。図3に示すように、操作板10の上面が操作面11となっており、操作面11の所定の領域が操作領域11aとなっている。本実施形態では、操作領域11aは、操作面11上の第1方向と、第1方向と直交する第2方向と、に沿った辺を有する正方形の領域となっている。図3に示すように、第1方向は左右方向であり、第2方向は前後方向である。
基板20は、合成樹脂でできた多層基板であり、上下に略長方形の板面を有している。基板20は、図3に示すように、第1電極形成層21と第2電極形成層22と接地電極形成層23とアンテナ形成層24とからなる4つの電極形成層を有している。第1電極形成層21と第2電極形成層22と接地電極形成層23とアンテナ形成層24とには、銅等の導電材料からなる所定の電極が形成されている。
第1電極形成層21と第2電極形成層22と接地電極形成層23とアンテナ形成層24とは、上から、第1電極形成層21、第2電極形成層22、接地電極形成層23、アンテナ形成層24の順に、図示しない絶縁層を挟んで積層されている。そして、第1電極形成層21が基板20の上面となり、アンテナ形成層24が基板20の下面となっている。第1電極形成層21の上側とアンテナ形成層24の下側とは、図示しない絶縁性の被膜に覆われている。
基板20の第1電極形成層21には、第1の容量検出用電極群である第1電極群25が形成されている。第1電極群25は、上面視で操作領域11aと重なる正方形の領域である第1電極形成領域21aの内側に形成されている。第1電極群25は、複数の第1電極25aで構成されている。第1電極25aは、図4(a)に示すように、第1方向に沿って延設された略長方形の電極である。複数の第1電極25aは、第2方向に沿って等間隔に並べて配置されている。尚、本実施形態では、第1電極群25の第1電極25aは、検出電極として使用される。この検出電極において検出された信号を制御部(図示せず。)に伝えるために、後述するアンテナ形成層24のアンテナ28のX1−X2方向(第1方向)X2側には信号検出配線285が設けられている。第1電極25aと信号検出配線285とを接続するためのスルーホールTHが後述する接地電極形成層23の接地電極27のX1−X2方向(第1方向)X2側に設けられている(図5(a)参照。)。
基板20の第2電極形成層22には、第2の容量検出用電極群である第2電極群26が形成されている。第2電極群26は、上面視で操作領域11aと重なる正方形の領域である第2電極形成領域22aの内側に形成されている。第2電極群26は、複数の第2電極26aで構成されている。第2電極26aは、図4(b)に示すように、第2方向に沿って延設された略長方形の電極である。複数の第2電極26aは、第1方向に沿って等間隔に並べて配置されている。尚、本実施形態では、第2電極群26の第2電極26aは駆動電極として使用され、第2電極26aには駆動用の電気信号が印加される。この駆動用の電気信号を印加するために、後述するアンテナ形成層24のアンテナ28のY1−Y2方向(第2方向)Y1側には電源供給配線286が設けられている。第2電極26aと電源供給配線286とを接続するためのスルーホールTHが後述する接地電極形成層23の接地電極27のY1−Y2方向(第2方向)Y1側に設けられている(図5(a)参照。)。
第1電極群25の第1電極25aと第2電極群26の第2電極26aとは、上面視で互いに交差するように配置されている。そして、第1電極25aと第2電極26aとは、互いに交差する位置の付近で静電容量を形成している。そして、第1電極25aと第2電極26aとの間の静電容量によって、第1電極25aに印加された駆動用の電気信号が、第1電極25aから第2電極26aに伝達される。タッチパッド1では、このようにして第1電極25aから第2電極26aに伝達される電気信号の変化に基づいて、第1電極25aと第2電極26aとの間の静電容量の変化を検出できるようになっている。
基板20の接地電極形成層23には、接地電極27が形成されている。接地電極27は、上面視で第1電極形成領域21aおよび第2電極形成領域22aの全域と重なる正方形の領域である接地電極形成領域23aの内側に形成されている。
接地電極27は、図5(a)に示すように、接地電極形成領域23aの全域を覆う正方形の電極にスリット(第1スリット27a1、第2スリット27a2)を加えて形成される。スリットによって形成される形状は、Y1−Y2方向(第2方向)に並ぶ複数の櫛歯形状を有する。本実施形態に係る接地電極27は、2つの櫛歯形状(第1櫛歯形状27c1、第2櫛歯形状27c2)を有し、第1櫛歯形状27c1と第2櫛歯形状27c2とのY1−Y2方向(第2方向)の間には第1スリット27a1が位置する。
2つの櫛歯形状(第1櫛歯形状27c1、第2櫛歯形状27c2)のそれぞれは、X1−X2方向(第1方向)に延設される基部27tから、Y1−Y2方向(第2方向)に複数の歯部27sが延びる形状を有する。第1櫛歯形状27c1および第2櫛歯形状27c2のそれぞれの隣り合う歯部27sの間には第2スリット27a2が位置する。2つの櫛歯形状(第1櫛歯形状27c1、第2櫛歯形状27c2)はいずれも、複数の歯部27sが、Y1−Y2方向Y1側およびY1−Y2方向Y2側のそれぞれの向きに延びる両櫛歯の形状を有する。第1櫛歯形状27c1と第2櫛歯形状27c2とは、X1−X2方向X2側端部の連結部27cにて連結されている。
基板20のアンテナ形成層24には、無線通信用のアンテナ28となる電極パターンが形成されている。以下、無線通信用のアンテナ28となる電極パターンのことをアンテナ28と略称する。アンテナ28は、上面視で第1電極形成領域21aおよび第2電極形成領域22aと重なる正方形の領域であるアンテナ形成領域24aの内側に形成されている。
アンテナ28は、図5(b)に示すように、アンテナ形成領域24aと中心を共有しX1−X2方向およびY1−Y2方向に各辺が延びる略矩形の外周に沿って巻き回されたコイル(スパイラルコイル)状の形状を有する。アンテナ28の2つの端部は、回路と接続される端子部28aとなっている。このように、アンテナ28の上面視での外形が、X1−X2方向(第1方向)に沿った辺を有する矩形状であることにより、接地電極27の2つの櫛歯形状(第1櫛歯形状27c1、第2櫛歯形状27c2)のそれぞれの基部27tと重複する部分が増え、第1電極群25に対するアンテナ28からのノイズの影響をより安定的に低減させることができる。この点については別途後述する。
アンテナ形成層24の、アンテナ形成領域24aの左側の領域と右側の領域とは、所定の回路が形成される回路形成領域24bとなっている。回路形成領域24bには、図示しない各種の電子部品が実装されて、操作面11に接触または近接する操作体の位置を検出するための検出回路30や、無線通信のための通信回路40等が形成される。アンテナ形成層24に形成されている信号検出配線285および電源供給配線286は、第1電極25aおよび第2電極26aと検出回路30とを接続する配線である。これらの配線は、第1電極25aおよび第2電極26aと接続する部分についてはアンテナ形成領域24aの内部に位置するが、他の部分は可能な限りアンテナ形成領域24aの外部に位置するように配置される。
検出回路30は、図示しない配線用の電極等を介して、前述した第1電極群25と第2電極群26とに接続されている。検出回路30は、第1電極群25の第1電極25aに駆動用の電気信号を印加すると共に、第2電極群26の第2電極26aに伝達される電気信号を検出し、第1電極25aから第2電極26aに伝達される電気信号の変化に基づいて、第1電極25aと第2電極26aとの間の静電容量の変化を検出している。そして、検出回路30は、第1電極群25と第2電極群26とを用いて検出した静電容量の変化に基づいてタッチパッド1の操作面11に接触または近接する操作体の位置を検出している。尚、このような検出回路30の回路構成等は公知なので、詳細な説明は省略する。
通信回路40は、近距離無線通信の規格に対応した通信回路である。通信回路40は、図示しない配線用の電極を介して、アンテナ28の端子部28aと接続されている。そして、通信回路40は、アンテナ28の端子部28aに無線通信用の電気信号が印加している。尚、このような通信回路40の回路構成は公知なので、詳細な説明は省略する。
基板20は、以上に述べたような構成を有している。そして、このような基板20の上側に、粘着剤等によって操作板10が貼り付けられる。その結果、所定の操作領域11aを有する操作面11が基板20の上側に設定される。
以下、図6および図7を用いて、タッチパッド1におけるノイズ低減機構について説明する。図6(a)は、図1に示すタッチパッド1が備える接地電極27の第1電極群25との関係での機能を示す説明図であり、図6(b)は、図1に示すタッチパッド1が備える接地電極27の第2電極群26との関係での機能を示す説明図である。図6では、煩雑さを回避する観点から、一部の要素(第1電極25aなど)について符号の表示を省略している。
図6(a)に示されるように、第1電極群25を構成する複数の第1電極25aと接地電極27との静電容量結合によって形成される閉ループの電気的経路は、アンテナ28との重なりが大きい第1櫛歯形状27c1の基部27t、第2櫛歯形状27c2の基部27tに優先的に通る。このため、第1電極群25のうち、最もY1−Y2方向Y2側の第1電極25aを通る閉ループCL1の電気的経路は、その第1電極25aの近くに位置する第1櫛歯形状27c1の基部27tを通る。このため閉ループCL1はY1−Y2方向の長さが短い矩形状となる。また、第1電極群25のうち、Y1−Y2方向Y2側端部からY1側に3つ目の第1電極25aを通る閉ループCL2の電気的経路も、その第1電極25aの近くに位置する第1櫛歯形状27c1の基部27tを通るため、閉ループCL2はY1−Y2方向の長さが短い矩形状となる。第2櫛歯形状27c2に重なる第1電極25aを通る閉ループCL3,CL4のそれぞれの電気的経路は、第2櫛歯形状27c2の基部27tに優先的に通る。このため、閉ループCL3,CL4は、閉ループCL1,CL2と同様に、Y1−Y2方向の長さが短い矩形状となる。
このように、第1電極群25と接地電極27との静電容量結合によって形成される閉ループは、その電気的経路が第1櫛歯形状27c1の基部27tおよび第2櫛歯形状27c2の基部27tを優先的に通るため、上面視の面積が大きな閉ループとならない。尚、第1櫛歯形状27c1と第2櫛歯形状27c2との間には第1スリット27a1が位置するため、第1櫛歯形状27c1の基部27tおよび第2櫛歯形状27c2の基部27tの双方を通る閉ループが形成されることはない。
以上説明したように、第1電極群25と接地電極27とが静電容量結合しても、上面視で大きな面積を有する閉ループは形成されないため、アンテナ28からの磁界に起因する強いノイズが第1電極群25に発生しにくい。
一方、図6(b)に示されるように、本発明の第1実施形態に係るタッチパッド1では、上面視で、接地電極27の櫛歯形状が第2電極群26の櫛歯形状に重なるように配置されている。すなわち、接地電極27において、複数の第2電極26aの電極間に対応するように、複数の第2スリット27a2は位置している。このため、図6(b)に示されるように、X1−X2方向(第1方向)X1側の端部に位置する第2電極26aのY1−Y2方向(第2方向)Y2側の端部において、接地電極27と静電容量結合ESCが生じた場合であっても、接地電極27にはY1−Y2方向(第2方向)に延設された第2スリット27a2が存在するため、接地電極27のY1−Y2方向Y2側ではX1−X2方向X1側へと電気的経路が延びることはない。このため、上面視でアンテナ28を包含するような大きな面積を有する閉ループは形成されない。
第2電極群26と接地電極27との静電容量結合によって形成される閉ループの電気的経路も、アンテナ28との重なりが大きい第1櫛歯形状27c1の基部27tおよび第2櫛歯形状27c2の基部27tに優先的に通る。また、第1櫛歯形状27c1と第2櫛歯形状27c2との間には第1スリット27a1が位置する。このため、第1櫛歯形状27c1の基部27tや第2櫛歯形状27c2の基部27tを通る電気的経路が第1電極群25と静電容量結合を含んで閉ループを作る場合であっても、図6(b)に示されるように、上面視でアンテナ28と一部が重なる程度の小面積の閉ループCL5,CL6しか形成されない。
このように、第2電極群26と接地電極27とが静電容量結合しても、上面視で大きな面積を有する閉ループは形成されないため、アンテナ28からの磁界に起因する強いノイズが第2電極群26に発生しにくい。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態において、前述した第1実施形態と同一の構成である場合、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7は、本発明の第2実施形態に係るタッチパッド101の分解斜視図である。図8(a)は、図7に示す基板120の接地電極形成層23の構成を示す説明図である。図8(b)は、図7に示す基板120の配線形成層29の構成を示す説明図である。
図7に示されるように、タッチパッド101は、第1実施形態に係るタッチパッド1と同様の構造をしているが、タッチパッド1の基板20に対応する基板120は、基板20には設けられていない配線形成層29を有する。図8(b)に示されるように、配線形成層29には、タッチパッド100の信号検出配線285および電源供給配線286に対応する信号検出配線295および電源供給配線296が形成される。図8(a)に示されるように、信号検出配線295と第1電極25aとを接続するため、および電源供給配線296と第2電極26aとを接続するために、接地電極形成層23にはスルーホールTHが設けられている。
タッチパッド1では、信号検出配線285および電源供給配線286は、そのほとんどの部分が、アンテナ形成層24のアンテナ形成領域24aの外側に位置している。これに対し、タッチパッド101では、配線形成層29における、第1電極形成領域21aおよび第2電極形成領域22aの全域と重なる正方形の領域29aの内部に、電源供給配線296がX1−X2方向(第1方向)X2側からX1側に延びるように設けられている。具体的には、タッチパッド101では、電源供給配線296は、上面視で、図8(a)に示されるように第1スリット27a1に重なるように配置され、しかも、図8(b)に示されるように、アンテナ28をX1−X2方向(第1方向)に横切るように配置される。尚、理解を容易にする観点から、図8(b)では、アンテナ形成層24に形成されるアンテナ28が点線で示されている。
このように電源供給配線296が配置されることによって、第2電極群26およびこれに電気的に接続される電源供給配線296と接地電極27との静電容量結合によって形成される閉ループの電気的経路は、上面視でアンテナ28の一部に重なる部分を有するように設けられた接地電極27の基部27tと、このアンテナ28を横切るように配置された電源供給配線296とを通りやすくなる。したがって、タッチパッド101では、アンテナ28の上面視での面積よりも大きくなるような閉ループが形成されにくい。
このように、第2実施形態に係るタッチパッド101では、第2電極群26および電源供給配線296と接地電極27とが静電容量結合しても、形成される閉ループの上面視での面積は特に小さくなるため、アンテナ28からの磁界に起因するノイズは第2電極群26に特に発生しにくくなる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することができる。
例えば、本発明の実施形態において、タッチパッド1(またはタッチパッド101)が取り付けられる電子機器は、ノートパソコン以外の機器であっても構わない。例えば、タッチパッド1(またはタッチパッド101)は、ゲーム機や車載ナビゲーション装置等の入力装置として使用されても構わない。
また、本発明の実施形態において、タッチパッド1(またはタッチパッド101)は、前述した部材以外の部材を備えていても構わない。例えば、タッチパッド1(またはタッチパッド101)は、自身を揺動可能に電子機器に支持するための支持部材を備えていても構わない。そして、基板20(または基板120)の下面には、タッチパッド1(またはタッチパッド101)の揺動動作を検出するためのプッシュスイッチ等が取り付けられていても構わない。また、タッチパッド1(またはタッチパッド101)は、自身を電子機器50の筐体に取り付けるための取り付け構造を備えていても構わない。
また、本発明の実施形態において、操作領域11aは、前述した以外の形状であっても構わない。例えば、操作領域11aは長方形であってもよい。操作領域11aが正方形など矩形である場合においてその角の部分は、円弧状となっていても構わない。また、操作面11に接触または近接する操作体の位置を所定の精度で検出できるのであれば、操作領域11aは、円形や楕円形の領域であっても構わない。
また、本発明の実施形態において、基板20(または基板120)は、回路形成領域24bを有しておらず、タッチパッド1(またはタッチパッド101)は、検出回路30や通信回路40を備えていなくても構わない。そして、第1電極群25と第2電極群26とは、例えば電子機器50の本体側に形成された検出回路や通信回路に配線等を介して接続されていても構わない。
また、本発明の実施形態において、第1電極群25の第1電極25aと第2電極群26の第2電極26aとは、長方形以外の形状であっても構わない。例えば、第1電極25aは、互いに連結された複数のひし形の電極を第1方向に沿って並べて配置したような電極であっても構わない。また、第2電極26aは、互いに連結された複数のひし形の電極を第2方向に沿って並べて配置したような電極であっても構わない。
また、本発明の実施形態では、第1電極群25の第1電極25aを検出電極として使用し、第2電極群26の第2電極26aを駆動電極として使用したが、第2電極26aを検出電極として使用し、第1電極25aを駆動電極として使用しても構わない。また、検出のタイミングによって、第1電極25aを駆動電極として使用し、第2電極26aを検出電極として使用する状態と、第2電極26aを駆動電極として使用し、第1電極25aを検出電極として使用する状態と、を交互に切り替えても構わない。また、タッチパッド1(またはタッチパッド101)は、第1電極25aや第2電極26a以外に検出電極となる電極を備え、第1電極25aと第2電極26aとをいずれも駆動電極として使用しても構わない。
また、本発明の実施形態において、アンテナ28は、前述した以外の形状であっても構わない。例えば、所定の通信機能を実現できるのであれば、アンテナ28は、第1方向および第2方向と交差する方向に沿って延設された部分を有しても構わない。この場合であっても、接地電極27の複数の櫛歯形状(第1櫛歯形状27c1、第2櫛歯形状27c2)のそれぞれの基部27tがアンテナ28の一部と上面視で重なるように配置されていればよい。
また、本発明の実施形態において、アンテナ28は、基板20(または基板120)とは別体のシート状の部材に形成された後に、基板20(または基板120)の下側に配置されても構わない。また、アンテナ28の下側に、電子機器50の本体への磁界の影響を抑制するための磁性シートや、タッチパッド1(またはタッチパッド101)を下側から支持するための支持板等が配置されていても構わない。
また、本実施形態において、タッチパッド101の電源供給配線296の全てが配線形成層29に形成されているが、これに限定されない。電源供給配線296の一部の配線群が配線形成層29にX1−X2方向(第1方向)に延設されて、上面視でアンテナ28を少なくとも一部を横切るように形成されていれば、静電容量結合によって形成される閉ループの上面視での面積が大きくなることを抑制することができる。
また、タッチパッド101において、上面視でアンテナ28を横切らないように配置される信号検出配線295は、タッチパッド1のように、アンテナ形成層24に形成されていてもよい。
1,101 タッチパッド
10 操作板
11 操作面
11a 操作領域
20,120 基板
21 第1電極形成層
21a 第1電極形成領域
22 第2電極形成層
22a 第2電極形成領域
23 接地電極形成層
23a 接地電極形成領域
24 アンテナ形成層
24a アンテナ形成領域
24b 回路形成領域
25 第1電極群
25a 第1電極
285,295 信号検出配線
26 第2電極群
26a 第2電極
286,296 電源供給配線
27 接地電極
27a1 第1スリット
27a2 第2スリット
27c 連結部
27c1 第1櫛歯形状
27c2 第2櫛歯形状
27s 歯部
27t 基部
TH スルーホール
28 アンテナ
28a 端子部
29 配線形成層
29a 配線形成層における領域
30 検出回路
40 通信回路
50 電子機器
51 筐体
ESC 静電容量結合
CL1,CL2,CL3,CL4,CL5,CL6 閉ループ

Claims (5)

  1. 所定の操作領域を有する操作面が上側に設定される基板と、
    前記基板の前記操作領域と対応する領域に配置された容量検出用電極群と、
    前記基板の下側であって、上面視で前記容量検出用電極群が形成された電極形成領域と重なる領域に配置された、無線通信用のアンテナと、
    前記容量検出用電極群の下側であって前記アンテナの上側となる位置に、上面視で前記電極形成領域の全域と重なるように配置された、導電材料からなる接地電極と、
    を備えたアンテナ付きタッチパッドであって、
    前記容量検出用電極群は、
    所定の第1方向に沿って延設される第1電極群と、
    前記第1方向と直交する第2方向に沿って延設される第2電極群と、
    を有し、
    前記接地電極は、スリットによって形成されて前記第2方向に並ぶ複数の櫛歯形状を有し、
    前記接地電極の前記複数の櫛歯形状のそれぞれは、前記第1方向に延設される基部から、前記第2方向に歯部が延びる形状を有し、
    前記接地電極の複数の櫛歯形状のそれぞれの前記基部は、前記アンテナの一部と上面視で重なるように配置され、
    前記接地電極の前記スリットのうち、前記複数の櫛歯形状の前記歯部を形成する部分は、前記第2電極群の電極間に対応するように位置することを特徴とするアンテナ付きタッチパッド。
  2. 前記接地電極の複数の櫛歯形状は両櫛歯形状である、請求項1に記載のアンテナ付きタッチパッド。
  3. 前記アンテナの上面視での外形は、前記第1方向に沿った辺を有する矩形状である、請求項1または請求項2に記載のアンテナ付きタッチパッド。
  4. 前記第2電極群に電源を与える電源供給配線の少なくとも一部は、配線群として前記第1方向に延設されて、上面視で前記アンテナの少なくとも一部を横切るように配置される、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ付きタッチパッド。
  5. 前記配線群は、上下方向で前記接地電極と前記アンテナとの間に位置するように配置される、請求項4に記載のアンテナ付きタッチパッド。
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