JP2018194685A - 画像形成装置 - Google Patents

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尚樹 岩本
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Abstract

【課題】長期間に亘って、従来よりも良好な画質の画像を得ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1に、中間転写体8と、一次転写部30と、二次転写部40と、クリーニング部9と、中間転写体8の表面状態を検出する状態検出部14と、中間転写体8に定電圧を印加する定電圧印加部152と、定電圧印加部152が中間転写体8に定電圧を印加したときの出力電流を検出する電流検出部16と、状態検出部14が検出した表面状態及び電流検出部16が検出した出力電流に基づき、一次転写部30が用いる一次転写バイアス電圧、二次転写部40が用いる二次転写バイアス電圧及びクリーニング部9が用いるクリーニングバイアス電圧のうちの少なくとも一のバイアス電圧を調整する調整部102と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、中間転写体を備えた画像形成装置に関する。
従来から、中間転写体を備えたカラー複写機等の画像形成装置において、一次転写バイアス電圧を用いてトナー像を中間転写体に一次転写し、中間転写体に一次転写されたトナー像を、二次転写バイアス電圧を用いて用紙に二次転写した後、中間転写体に残存するトナーを、クリーニングバイアス電圧を用いて回収することが知られている。
上記一次転写、二次転写及びクリーニング機会の増大や中間転写体の経年劣化等が原因で中間転写体の表面状態に変化が生じると、中間転写体の表面へのトナーの付着力が変化する。このため、長期間に亘ってバイアス電圧を一定にしていると、一次転写、二次転写及びクリーニングが適切に行えなくなる。これにより、中間転写体に不要なトナーが残存し、中間転写体を用いた転写が適切に行えなくなる。その結果、長期間に亘って良好な画質の画像を得ることが困難となる。
そこで、従来から、例えば特許文献1に記載のように、中間転写ベルトの表面状態を反射型センサーによって検出し、当該検出結果に応じて、一次転写バイアス電圧、二次転写バイアス電圧及びクリーニング電圧の少なくとも一つを調整することが知られている。
特開2005−242179号公報
しかし、上記一次転写、二次転写及びクリーニングの機会が増大すると、電流が中間転写体の表面から他面へ貫通して流れる機会が増大することにより、中間転写体の導電性にも変化が生じる虞がある。中間転写体の導電性に変化が生じると、トナーを移動させる力に変化が生じる。このため、上記従来の画像形成装置のように、中間転写体の表面状態に応じてバイアス電圧を調整したとしても、一次転写、二次転写及びクリーニングが適切に行えなくなる虞がある。その結果、長期間に亘って良好な画質の画像を得ることが困難となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、長期間に亘って、従来よりも良好な画質の画像を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明による画像形成装置は、トナー像が一次転写される中間転写体と、前記トナー像を、一次転写バイアス電圧を用いて前記中間転写体に一次転写する一次転写部と、前記中間転写体に一次転写された前記トナー像を、二次転写バイアス電圧を用いて用紙に二次転写する二次転写部と、前記中間転写体に残存するトナーを、クリーニングバイアス電圧を用いて回収するクリーニング部と、前記中間転写体の表面状態を検出する状態検出部と、前記中間転写体に定電圧を印加する定電圧印加部と、前記定電圧印加部が前記中間転写体に前記定電圧を印加したときの出力電流を検出する電流検出部と、前記状態検出部が検出した前記表面状態及び前記電流検出部が検出した前記出力電流に基づき、前記一次転写バイアス電圧、前記二次転写バイアス電圧及び前記クリーニングバイアス電圧のうちの少なくとも一のバイアス電圧を調整する調整部と、を備える。
本構成によれば、定電圧印加部が中間転写体に定電圧を印加したときに中間転写体に流れる、中間転写体の導電性に応じた出力電流が、電流検出部によって検出される。そして、調整部によって、状態検出部が検出した中間転写体の表面状態及び電流検出部が検出した出力電流に基づき、一次転写バイアス電圧、二次転写バイアス電圧及びクリーニングバイアス電圧のうちの少なくとも一のバイアス電圧が調整される。
このため、上記従来の画像形成装置とは異なり、中間転写体の表面状態の変化だけでなく、中間転写体の導電性の変化に応じた前記出力電流の変化も考慮して、前記少なくとも一のバイアス電圧を調整できる。これにより、上記従来の画像形成装置よりも、中間転写体の導電性の変化に応じたトナーを移動させる力の変化を考慮して、前記少なくとも一のバイアス電圧を調整できる。その結果、長期間に亘って、上記従来の画像形成装置よりも良好な画質を得ることができる。
また、前記状態検出部は、前記中間転写体に照射した光が前記中間転写体で反射した反射光の光量に応じた受光電圧を、前記中間転写体の表面状態として検出する濃度センサーであることが好ましい。
本構成によれば、一般的に画像形性装置の出力画像の濃度を調整するために用いられる濃度センサーを状態検出部として用いることができる。このため、中間転写体の表面状態を検出するための部材を別途追加するのに要するコストを削減できる。
また、前記中間転写体は、所定方向に周回する無端のベルトであり、前記ベルトの周回方向における前記二次転写部よりも下流側且つ前記クリーニング部よりも上流側において前記ベルトに当接する電子導電性のプレブラシを更に備え、前記定電圧印加部は、前記トナーと同極性の前記定電圧を前記プレブラシに印加することによって前記プレブラシを介して前記中間転写体に前記定電圧を印加し、前記電流検出部は、前記プレブラシに流れる電流を前記出力電流として検出することが好ましい。
本構成によれば、中間転写体に残存するトナーを中間転写体から浮き上がらせるために用いられるプレブラシを備えた画像形成装置において、プレブラシに定電圧を印加するために備えられる部材を、定電圧印加部として用いることができる。このため、中間転写体に定電圧を印加するための部材を別途追加するのに要するコストを削減できる。
また、前記表面状態と、前記出力電流と、前記少なくとも一のバイアス電圧の目標値と、を予め関連付けたテーブルを記憶する記憶部を更に備え、前記調整部は、前記少なくとも一のバイアス電圧を、前記テーブルにおいて前記状態検出部が検出した前記表面状態と前記電流検出部が検出した前記出力電流とに関連付けられている前記目標値となるように調整することが好ましい。
本構成によれば、前記少なくとも一のバイアス電圧を、記憶部に予め記憶されている前記テーブルを用いて規則的に調整できる。
また、前記テーブルにおいて、
前記状態検出部が検出した第一の表面状態に関連付けられた前記目標値は、前記状態検出部が検出した、前記第一の表面状態よりも前記中間転写体の表面が平滑であることを示す第二の表面状態に関連付けられた前記目標値よりも高く、前記電流検出部が検出した第一の出力電流に関連付けられた前記目標値は、前記電流検出部が検出した、前記第一の出力電流よりも大きい第二の出力電流に関連付けられた前記目標値よりも高いことが好ましい。
本構成によれば、中間転写体の表面が粗い程、前記少なくとも一つのバイアス電圧が高く調整される。このため、中間転写体の表面が粗い程、中間転写体へのトナーの付着力が弱くなるにつれて、適切に、前記少なくとも一つのバイアス電圧を高く調整できる。
また、本構成によれば、前記出力電流が小さくなり、中間転写体の導電性が悪くなる程、前記少なくとも一つのバイアス電圧が高く調整される。このため、中間転写体の導電性が悪くなる程、トナーを移動させる力が小さくなるにつれて、適切に、前記少なくとも一つのバイアス電圧を高く調整できる。
本発明によれば、長期間に亘って、従来よりも良好な画質の画像を得ることができる画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の正面断面図である。 二次転写部及びクリーニング部周辺の拡大図である。 画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 第一乃至第三バイアス調整テーブルの内容の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成の概略及び画像出力動作について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の正面断面図である。図2は、図1に示す二次転写部40及びクリーニング部9周辺の拡大図である。図3は、画像形成装置1の電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態では、画像形成装置1は、図1に示すように、中間転写ベルト8(中間転写体)を用いてトナー像を用紙に転写するカラー印刷形式の画像形成装置であるとする。具体的には、画像形成装置1の本体2の内部には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、内部に印刷用の用紙Pを積載して収容している。用紙Pは、図1において給紙カセット3の左上方に向けて1枚ずつ送り出される。尚、給紙カセット3は、本体2の前面側から水平に引き出すことが可能である。
本体2の内部であって、給紙カセット3の左方には、第一用紙搬送部4が備えられている。第一用紙搬送部4は、本体2の左側面に沿って略垂直に形設されている。第一用紙搬送部4は、給紙カセット3から送り出された用紙Pを受け取り、本体2の左側面に沿って垂直上方に二次転写部40まで搬送する。
給紙カセット3の上方であって、第一用紙搬送部4が形設された本体2の左側面とは反対側の右側面には、手差し給紙部5が備えられている。手差し給紙部5には、給紙カセット3に収容できないサイズの用紙Pや、厚紙やOHPシート等の一枚ずつ手動で送り込みたい用紙P等が載置される。
手差し給紙部5の左方には、第二用紙搬送部6が備えられている。第二用紙搬送部6は、給紙カセット3の上方において、手差し給紙部5から第一用紙搬送部4まで略水平に延び、第一用紙搬送部4に合流している。第二用紙搬送部6は、手差し給紙部5から送り出された用紙Pを受け取り、略水平に第一用紙搬送部4まで搬送する。
第二用紙搬送部6の上方には、露光部7が配置されている。露光部7は、制御部100の制御下で、画像形成部20M、20C、20Y、20Bに向けて、制御部100から入力された画像データに基づくレーザー光Lを照射する。
露光部7の上方には計4台の画像形成部20M、20C、20Y、20Bが備えられている。さらに、各画像形成部20M、20C、20Y、20Bの上方には、図1及び図2における時計回り(所定方向)に周回する無端ベルト状の中間転写ベルト8が備えられている。
図1及び図2に示すように、中間転写ベルト8は、複数の駆動ローラーに巻き掛けられて支持されている。各駆動ローラーは、不図示の駆動モーターによって与えられる回転駆動力によって、図1及び図2における時計回りに回転する。これにより、中間転写ベルト8も、図1及び図2における時計回りに回転する。
4台の画像形成部20M、20C、20Y、20Bは、中間転写ベルト8の周回方向に沿って、上流側から下流側に向けて一列に配置されている。画像形成部20Mは、マゼンタ色のトナー像を感光体ドラム21Mの周面に形成し、画像形成部20Cは、シアン色のトナー像を感光体ドラム21Cの周面に形成する。画像形成部20Yは、イエロー色のトナー像を感光体ドラム21Yの周面に形成し、画像形成部20Bは、ブラック色のトナー像を感光体ドラム21Bの周面に形成する。
4台の画像形成部20M、20C、20Y、20Bには、それぞれ、各色に対応するトナー供給容器及びトナー搬送装置によって、各色のトナーが補給される。以降の説明では、特に限定する必要がある場合を除き、「M」「C」「Y」「B」の識別記号を省略する。具体的には、画像形成部20では、露光部7によって照射されたレーザー光Lにより、画像データが示す画像の静電潜像が感光体ドラム21の周面に形成される。そして、この静電潜像に各色のトナーが供給されて、各色のトナー像が感光体ドラム21の周面に形成(現像)される。
画像形成部20の上方には、一次転写部30が備えられている。一次転写部30は、一次転写ローラー31と、一次転写バイアス部34(図3)と、を備えている。一次転写ローラー31は、感光体ドラム21に対向する箇所において、中間転写ベルト8に近接して配置されている。一次転写バイアス部34(図3)は、一次転写ローラー31に、トナーとは反対極性の一次転写バイアス電圧を印加する。本実施形態では、トナーがプラス極性であり、一次転写バイアス電圧がマイナス極性であるとする。ただし、これに限らず、トナーがマイナス極性であり、一次転写バイアス電圧がプラス極性であってもよい。
中間転写ベルト8の回転とともに、所定のタイミングで一次転写ローラー31に一次転写バイアス電圧が印加されると、感光体ドラム21の周面と中間転写ベルト8との間で所定の電流が流れる。これにより、感光体ドラム21の周面に形成されたトナー像が一次転写ローラー31に向けて移動する。その結果、一次転写ローラー31と感光体ドラム21との間にある中間転写ベルト8の表面(図2における下方の面)に、感光体ドラム21の周面に形成されたトナー像が一次転写される。このようにして、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像を重ね合わせたカラートナー像が、中間転写ベルト8表面に形成(担持)される。
二次転写部40は、二次転写ローラー41と、二次転写バイアス部44(図3)と、を備えている。二次転写ローラー41は、中間転写ベルト8を支持する駆動ローラー8aに対向する箇所において、中間転写ベルト8に近接して配置されている。二次転写ローラー41は、駆動ローラー8aに回転駆動力を与える不図示の駆動モーターから、不図示のギアを介して動力を得て、駆動ローラー8aと同じ回転速度で回転する。
二次転写バイアス部44(図3)は、二次転写ローラー41に、トナーとは反対極性の所定の第二転写バイアス電圧を印加する。本実施形態では、トナーがプラス極性であるので、第二転写バイアス電圧がマイナス極性であるとする。尚、トナーがマイナス極性である場合、第二転写バイアス電圧は、プラス極性とすればよい。
二次転写ローラー41に第二転写バイアス電圧が印加されると、二次転写ローラー41と中間転写ベルト8との間で所定の電流が流れる。これにより、中間転写ベルト8表面に担持されているカラートナー像が、二次転写ローラー41に向けて移動する。これにより、第一用紙搬送部4によって二次転写ローラー41と中間転写ベルト8との間に送られてきた用紙Pの表面(中間転写ベルト8側の面)に、カラートナー像が二次転写される。二次転写ローラー41は、カラートナー像が転写された後の用紙Pを上方に搬送する。
二次転写部40の上方には、定着部10が備えられている。定着部10は、用紙Pを加熱及び加圧することで、用紙Pに二次転写されたカラートナー像を、用紙Pに定着させる。
定着部10の上方には、分岐部11が備えられている。定着部10から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合、分岐部11から画像形成装置1の上部に設けられた用紙排出部12に排出される。分岐部11から用紙排出部12に向かって用紙Pが排出される排出口部分は、スイッチバック部13として機能する。両面印刷を行う場合、スイッチバック部13において、定着部10から排出された用紙Pの搬送方向が切り替えられる。そして、用紙Pは、分岐部11、定着部10の左方、及び二次転写部40の左方を通って下方に送られ、再度第一用紙搬送部4を経て二次転写部40へと送られる。
中間転写ベルト8に対して画像形成部20Mの周回方向上流側には、クリーニング部9が設けられている。クリーニング部9は、二次転写後、中間転写ベルト8表面に残留するトナーを回収する。具体的には、クリーニング部9は、ブラシローラー91と、クリーニングバイアス部94(図3)と、回収ローラー92と、排出スクリュー93と、を備えている。
ブラシローラー91は、中間転写ベルト8の周面に当接する、導電性ブラシからなる外周部を備えている。ブラシローラー91は、二次転写部40よりも中間転写ベルト8の周回方向下流側に配置された従動ローラー8bに対向して配置されている。ブラシローラー91は、不図示の駆動モーターによって図1及び図2における時計回りに回転駆動される。尚、従動ローラー8bは、接地されている。
クリーニングバイアス部94は、回収ローラー92に、トナーとは反対極性の所定のクリーニングバイアス電圧を印加する。本実施形態では、トナーがプラス極性であるので、クリーニングバイアス電圧がマイナス極性であるとする。尚、トナーがマイナス極性である場合、クリーニングバイアス電圧は、プラス極性とすればよい。
回収ローラー92にクリーニングバイアス電圧が印加されると、接地された従動ローラー8bと回収ローラー92との間に電位差が生じ、中間転写ベルト8と回収ローラー92との間で、ブラシローラー91を介して所定の電流が流れる。これにより、中間転写ベルト8の周面に付着した残留トナーが、ブラシローラー91により機械的に掻き落とされつつ、ブラシローラー91に向けて移動する。
回収ローラー92は、ブラシローラー91の外周部と当接する、例えば硫黄複合快削鋼(SUM)等の金属からなる外周面を備えている。回収ローラー92は、不図示の駆動モーターによってブラシローラー91と同期して、図1及び図2における時計回りに回転駆動される。
また、回収ローラー92にクリーニングバイアス電圧が印加され、ブラシローラー91と回収ローラー92との間に所定の電流が流れることにより、ブラシローラー91に付着した残留トナーが、回収ローラー92の外周面に付着する。
回収ローラー92の周面に付着した残留トナーは、回収ローラー92に対して当接する不図示のクリーニングブレードにより、掻き落とされる。排出スクリュー93は、不図示の駆動モーターによって回転駆動し、クリーニングブレードにより掻き落とされた残留トナーを図略の廃トナー容器へ搬送する。
クリーニング補助部15は、中間転写ベルト8の周回方向における二次転写部40よりも下流側且つクリーニング部9よりも上流側において、クリーニング部9における残留トナーの回収を補助する。具体的には、クリーニング補助部15は、プレブラシ151(図3)と、定電圧印加部152(図3)と、を備えている。
プレブラシ151は、温度及び湿度によって抵抗値が変動しない電子導電性を示す部材である。プレブラシ151は、中間転写ベルト8の周回方向における二次転写部40よりも下流側且つクリーニング部9よりも上流側において、中間転写ベルト8の周面に当接するように配設されている。
定電圧印加部152は、トナーと同極性の所定の定電圧をプレブラシ151に印加する。本実施形態では、トナーがプラス極性であるので、前記定電圧がプラス極性であるとする。尚、トナーがマイナス極性である場合、前記定電圧は、マイナス極性とすればよい。
これにより、定電圧印加部152は、プレブラシ151を介して中間転写ベルト8にトナーと同極性の定電圧を印加し、中間転写ベルト8の表面に付着している残留トナーを中間転写ベルト8から浮き上がらせる。その結果、クリーニング部9は、中間転写ベルト8から残留トナーをより効果的に回収できる。
画像形成装置1には、更に、濃度センサー14(状態検出部)、電流センサー16(電流検出部)、操作部70、通信部80、記憶部90及び制御部100が備えられている。
濃度センサー14は、中間転写ベルト8の周回方向における一次転写部30よりも上流側且つ二次転写部40よりも下流側において、中間転写ベルト8の表面(一次転写されたトナー像が担持される面)に対向して配設されている。濃度センサー14は、中間転写ベルト8に一次転写されたトナー像の濃度や、画像形成部20においてトナー像が形成されていない状態のときの中間転写ベルト8の表面状態を検出するために使用される。尚、中間転写ベルト8の表面状態とは、中間転写ベルト8の表面の粗さ(平滑さ、表面抵抗率)を示す。
具体的には、濃度センサー14は、所謂反射型センサーによって構成され、中間転写ベルト8に照射した光が、中間転写ベルト8で反射した反射光の光量に応じた受光電圧を検出する。濃度センサー14は、当該検出した受光電圧を、中間転写ベルト8に形成されたトナー像の画像濃度又はトナー像が一次転写されていない中間転写ベルト8の表面状態を示すものとして、制御部100へ出力する。
例えば、画像形成部20においてトナー像が形成されていない状態の場合、中間転写ベルト8の表面が平滑である程、前記反射光の光量は多くなる。このため、画像形成部20においてトナー像が形成されていない状態の場合、濃度センサー14の検出値は、中間転写ベルト8の表面が平滑である程、高くなる。
電流センサー16は、定電圧印加部152が中間転写ベルト8に定電圧を印加したときに、定電圧印加部152からプレブラシ151を介して中間転写ベルト8に流れる、定電圧印加部152の出力電流を検出する。中間転写ベルト8の電気的な抵抗が小さく、中間転写ベルト8の導電性が良い程、前記出力電流は大きくなるので、電流センサー16の検出値は、中間転写ベルト8の導電性が良い程、大きくなる。
操作部70は、ユーザーによる種々の操作指示を入力可能に構成されている。具体的には、操作部70は、液晶ディスプレイ等の不図示の表示部と、不図示の操作キー部と、を備えている。操作キー部は、例えば、数値や記号を入力するためのテンキーや、表示部に表示されたカーソルを移動させるための方向キー等の各種キーを備えている。
通信部80は、不図示のネットワークに接続され、ネットワークに接続されたパソコン等の外部装置との間で各種データを送受信する。
例えば、通信部80は、外部装置においてユーザーにより入力された印刷ジョブを示すデータ(以降、印刷ジョブと略記する)を、ネットワークを介して受信し、当該受信した印刷ジョブを制御部100へ出力する。印刷ジョブには、用紙Pに形成する対象の画像を表す画像データや、出力(印刷)する用紙Pの枚数や用紙Pの種類(例:普通紙、厚紙、OHPシート等)等の印刷条件を表すデータ(以降、印刷条件と略記する)が含まれる。
記憶部90は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部90には、例えば、後述の第一乃至第三バイアス調整テーブル(テーブル)等、画像形成装置1の制御に用いられる各種データが予め記憶されている。
制御部100は、画像形成装置1全体の制御を司る。制御部100は、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロコンピューターで構成される。制御部100は、例えば、実行部101及び調整部102として機能する。
実行部101は、通信部80によって制御部100に印刷ジョブが入力されると、各駆動モーター、露光部7、画像形成部20、一次転写部30、二次転写部40及び定着部10等を制御する。これにより、実行部101は、印刷ジョブに含まれる印刷条件に従って、印刷ジョブに含まれる画像データが表す画像を用紙Pに形成し、排出する処理(以降、印刷処理と記載する)を実行する。また、実行部101は、クリーニング補助部15及びクリーニング部9を制御して、中間転写ベルト8に残留したトナーを回収する。
調整部102は、濃度センサー14が検出した受光電圧が示す中間転写ベルト8の表面状態及び電流センサー16が検出した出力電流に基づき、前記一次転写バイアス電圧、前記二次転写バイアス電圧及び前記クリーニングバイアス電圧のうちの少なくとも一のバイアス電圧を調整する処理(以降、バイアス調整処理と記載する)を実行する。
調整部102は、印刷処理の実行前、印刷処理の実行後、所定時間毎に(定期的に)、又は、印刷処理において一枚の用紙Pを排出する度に等の所定のタイミングで、バイアス調整処理を実行する。
具体的には、調整部102は、バイアス調整処理において、一次転写バイアス電圧を調整する場合、記憶部90に予め記憶されている第一バイアス調整テーブルを用いる。調整部102は、バイアス調整処理において、二次転写バイアス電圧を調整する場合、記憶部90に予め記憶されている第二バイアス調整テーブルを用いる。調整部102は、バイアス調整処理において、クリーニングバイアス電圧を調整する場合、記憶部90に予め記憶されている第三バイアス調整テーブルを用いる。
図4は、第一乃至第三バイアス調整テーブルの内容の一例を示す図である。以降、バイアス調整処理における処理を代表して、図4に示す第一バイアス調整テーブルを用いて、一次転写バイアス電圧を調整する処理(以降、一次転写バイアス調整処理)について、より具体的に説明する。
第一バイアス調整テーブルとは、濃度センサー14によって中間転写ベルト8の表面状態として検出される受光電圧の絶対値(以降、濃度センサー検出値)と、電流センサー16によって中間転写ベルト8に流れる電流として検出される定電圧印加部152の出力電流の絶対値(以降、電流センサー検出値)と、一次転写バイアス電圧の目標値と、を関連付けたデータである。
例えば、図4に示すように、第一バイアス調整テーブルでは、濃度センサー検出値「V1」と、電流センサー検出値「A1」と、一次転写バイアス電圧の目標値「Vb9」とが、関連付けられている。
図4に示す第一バイアス調整テーブルにおいて、濃度センサー検出値は、「V1」、「V2」、「V3」の順に高く(V1<V2<V3)、電流センサー検出値は、「A1」、「A2」、「A3」の順に大きく定められている(A1<A2<A3)。
そして、第一の濃度センサー検出値(例:V1(第一の表面状態))に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb9)は、第一の濃度センサー検出値(例:V1)よりも高い第二の濃度センサー検出値(例:V2(第二の表面状態))に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb6)よりも高く定められている(Vb9>Vb6)。
換言すれば、第一の濃度センサー検出値(例:V1)に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb9)は、第一の濃度センサー検出値が検出されたときよりも中間転写ベルト8の表面状態が平滑であることを示す第二の濃度センサー検出値(例:V2)に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb6)よりも高く定められている(Vb9>Vb6)。
つまり、図4に示す第一バイアス調整テーブルでは、一次転写バイアス電圧の目標値は、「Vb3」、「Vb6」、「Vb9」の順に高く定められている(Vb3<Vb6<Vb9)。一次転写バイアス電圧の目標値は、「Vb2」、「Vb5」、「Vb8」の順に高く定められている(Vb2<Vb5<Vb8)。一次転写バイアス電圧の目標値は、「Vb1」、「Vb4」、「Vb7」の順に高く定められている(Vb1<Vb4<Vb7)。
また、第一の電流センサー検出値(例:A1(第一の出力電流))に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb9)は、第一の電流センサー検出値(例:A1)よりも大きい第二の電流センサー検出値(例:A2(第二の出力電流))に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb8)よりも高く定められている(Vb9>Vb8)。
換言すれば、第一の電流センサー検出値(例:A1)に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb9)は、第一の電流センサー検出値が検出されたときの中間転写ベルト8よりも導電性が良いことを示す第二の電流センサー検出値(例:A2)に関連付けられた一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb8)よりも高く定められている(Vb9>Vb8)。
つまり、図4に示す第一バイアス調整テーブルでは、一次転写バイアス電圧の目標値は、「Vb7」、「Vb8」、「Vb9」の順に高く定められている(Vb7<Vb8<Vb9)。一次転写バイアス電圧の目標値は、「Vb4」、「Vb5」、「Vb6」の順に高く定められている(Vb4<Vb5<Vb6)。一次転写バイアス電圧の目標値は、「Vb1」、「Vb2」、「Vb3」の順に高く定められている(Vb1<Vb2<Vb3)。
すなわち、図4に示す第一バイアス調整テーブルにおいて、一次転写バイアス電圧の目標値の最大値は、濃度センサー検出値の最小値「V1」及び電流センサー検出値の最小値「A1」と関連付けられた「Vb9」である。図4に示す第一バイアス調整テーブルにおいて、一次転写バイアス電圧の目標値の最小値は、濃度センサー検出値の最大値「V3」及び電流センサー検出値の最大値「A3」と関連付けられた「Vb1」である。
調整部102は、一次転写バイアス調整処理を開始すると、濃度センサー14に中間転写ベルト8の表面状態を検出させる。また、調整部102は、定電圧印加部152を制御して、プレブラシ151を介して中間転写ベルト8に定電圧(例:+1000V)を印加させ、このときの定電圧印加部152の出力電流を電流センサー16に検出させる。
そして、調整部102は、一次転写バイアス電圧を、記憶部90に予め記憶されている第一バイアス調整テーブルにおいて、濃度センサー14が検出した濃度センサー検出値(例:V1)と、電流センサー16が検出した電流センサー検出値(例:A1)と、に関連付けられている一次転写バイアス電圧の目標値(例:Vb9)に調整する。
尚、調整部102が、一次転写バイアス調整処理を開始する直前の印刷処理が行われていない間に、中間転写ベルト8を所定時間回転駆動させ、定期的に、濃度センサー14に中間転写ベルト8の表面状態を検出させるようにしてもよい。そして、調整部102が、一次転写バイアス電圧を、濃度センサー14が当該所定時間内に検出した濃度センサー検出値の平均値と、電流センサー16が検出した電流センサー検出値と、に関連付けられている一次転写バイアス電圧の目標値に調整するようにしてもよい。
調整部102は、バイアス調整処理において、二次転写バイアス電圧を調整する処理(以降、二次転写バイアス調整処理)を行う場合、一次転写バイアス調整処理と同様にして、第一バイアス調整テーブルと同様、濃度センサー検出値と電流センサー検出値と二次転写バイアス電圧の目標値とが関連付けられた二次バイアス調整テーブルを用いて、二次転写バイアス電圧を調整する。
また調整部102は、バイアス調整処理において、クリーニングバイアス電圧を調整する処理(以降、クリーニングバイアス調整処理)を行う場合、一次転写バイアス調整処理と同様にして、第一バイアス調整テーブルと同様、濃度センサー検出値と電流センサー検出値とクリーニングバイアス電圧の目標値とが関連付けられた三次バイアス調整テーブルを用いて、クリーニングバイアス電圧を調整する。
つまり、本実施形態の構成によれば、一次転写バイアス電圧、二次転写バイアス電圧及びクリーニングバイアス電圧のうち、少なくとも一のバイアス電圧を、記憶部90に予め記憶されている第一乃至第三バイアス調整テーブルを用いて規則的に調整できる。
具体的には、中間転写ベルト8の表面が粗い程、前記少なくとも一つのバイアス電圧が高く調整される。このため、中間転写ベルト8の表面が粗い程、中間転写ベルト8へのトナーの付着力が弱くなるにつれて、適切に、前記少なくとも一つのバイアス電圧を高く調整できる。また、電流センサー16によって検出される出力電流が小さくなり、中間転写ベルト8の導電性が悪くなる程、前記少なくとも一つのバイアス電圧が高く調整される。このため、中間転写ベルト8の導電性が悪くなる程、トナーを移動させる力が小さくなるにつれて、適切に、前記少なくとも一つのバイアス電圧を高く調整できる。
また、バイアス調整処理に必要な中間転写ベルト8の表面状態を検出するための部材として、濃度センサー14が用いられる。このため、バイアス調整処理に必要な中間転写ベルト8の表面状態を検出するための部材を別途追加するのに要するコストを削減できる。
また、バイアス調整処理に必要な中間転写ベルト8に定電圧を印加するための部材として、プレブラシ151を介して中間転写ベルト8に定電圧を印加する定電圧印加部152が用いられる。このため、バイアス調整処理に必要な中間転写ベルト8に定電圧を印加するための部材を別途追加するのに要するコストを削減できる。
つまり、本実施形態の構成によれば、上記従来の画像形成装置とは異なり、中間転写ベルト8の表面状態の変化だけでなく、中間転写ベルト8の導電性の変化に応じた前記出力電流の変化も考慮して、前記少なくとも一のバイアス電圧を調整できる。これにより、上記従来の画像形成装置よりも、中間転写ベルト8の導電性の変化に応じたトナーを移動させる力の変化を考慮して、前記少なくとも一のバイアス電圧を調整できる。その結果、長期間に亘って、上記従来の画像形成装置よりも良好な画質を得ることができる。
尚、上記実施形態は、本発明に係る実施形態の例示に過ぎず、本発明を上記実施形態に限定する趣旨ではない。例えば、以下に示す、変形実施形態であってもよい。
(1)第一乃至第三バイアス調整テーブルは、図4に示すように、三個の濃度センサー検出値の其々と三個の電流センサー検出値の其々と関連付けて、前記目標値を定める構成に限らない。第一乃至第三バイアス調整テーブルにおいて、一個以上の濃度センサー検出値の其々と一個以上の電流センサー検出値の其々と関連付けて、前記目標値を定めるようにしてもよい。また、第一乃至第三バイアス調整テーブルにおいて、前記目標値と関連付ける濃度センサー検出値及び電流センサー検出値は、其々、一の検出値に限らず、所定範囲の検出値を有するようにしてもよい。
(2)第一乃至第三バイアス調整テーブルに代えて、濃度センサー検出値と電流センサー検出値と前記目標値とを関連付ける関数を記憶部90に予め記憶するようにしてもよい。これに合わせて、調整部102が、当該関数を用いて、濃度センサー検出値と電流センサー検出値とに関連付けられた前記目標値を算出し、前記少なくとも一のバイアス電圧を当該算出した目標値に調整するようにしてもよい。
(3)プレブラシ151を介して中間転写ベルト8に定電圧を印加する定電圧印加部152に代えて、中間転写ベルト8に直接的に定電圧を印加する部材を別途設けてもよい。これに合わせて、電流センサー16が、当該追加した部材の出力電流を検出するようにしてもよい。
(4)濃度センサー14とは別に、中間転写ベルト8の表面状態を検出するセンサーを設けてもよい。これに合わせて、バイアス調整処理において、前記濃度センサー検出値に代えて、当該センサーの検出値を用いるようにしてもよい。
(5)上記実施形態及び変形実施形態では、画像形成装置1は、中間転写ベルト8を用いてトナー像を用紙に転写するカラー印刷形式の画像形成装置であるとしていた。しかし、これに限らず、本発明に係る画像形成装置は、中間転写ベルト8を用いてトナー像を用紙に転写するモノクロ印刷形式の画像形成装置であってもよい。
1 画像形成装置
14 濃度センサー(状態検出部)
16 電流センサー(電流検出部)
30 一次転写部
31 一次転写ローラー
34 一次転写バイアス部
40 二次転写部
41 二次転写ローラー
44 二次転写バイアス部
8 中間転写ベルト(中間転写体)
9 クリーニング部
90 記憶部
91 ブラシローラー
92 回収ローラー
93 排出スクリュー
94 クリーニングバイアス部
100 制御部
102 調整部
151 プレブラシ
152 定電圧印加部
P 用紙

Claims (5)

  1. トナー像が一次転写される中間転写体と、
    前記トナー像を、一次転写バイアス電圧を用いて前記中間転写体に一次転写する一次転写部と、
    前記中間転写体に一次転写された前記トナー像を、二次転写バイアス電圧を用いて用紙に二次転写する二次転写部と、
    前記中間転写体に残存するトナーを、クリーニングバイアス電圧を用いて回収するクリーニング部と、
    前記中間転写体の表面状態を検出する状態検出部と、
    前記中間転写体に定電圧を印加する定電圧印加部と、
    前記定電圧印加部が前記中間転写体に前記定電圧を印加したときの出力電流を検出する電流検出部と、
    前記状態検出部が検出した前記表面状態及び前記電流検出部が検出した前記出力電流に基づき、前記一次転写バイアス電圧、前記二次転写バイアス電圧及び前記クリーニングバイアス電圧のうちの少なくとも一のバイアス電圧を調整する調整部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記状態検出部は、前記中間転写体に照射した光が前記中間転写体で反射した反射光の光量に応じた受光電圧を、前記中間転写体の表面状態として検出する濃度センサーである、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写体は、所定方向に周回する無端のベルトであり、
    前記ベルトの周回方向において前記二次転写部よりも下流側且つ前記クリーニング部よりも上流側において前記ベルトに当接する導電性のプレブラシを更に備え、
    前記定電圧印加部は、前記トナーと同極性の前記定電圧を前記プレブラシに印加することによって前記プレブラシを介して前記中間転写体に前記定電圧を印加し、
    前記電流検出部は、前記プレブラシに流れる電流を前記出力電流として検出する、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表面状態と、前記出力電流と、前記少なくとも一のバイアス電圧の目標値と、を関連付けたテーブルを予め記憶する記憶部を更に備え、
    前記調整部は、前記少なくとも一のバイアス電圧を、前記テーブルにおいて前記状態検出部が検出した前記表面状態と前記電流検出部が検出した前記出力電流とに関連付けられている前記目標値となるように調整する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記テーブルにおいて、
    前記状態検出部が検出した第一の表面状態に関連付けられた前記目標値は、前記状態検出部が検出した、前記第一の表面状態よりも前記中間転写体の表面が平滑であることを示す第二の表面状態に関連付けられた前記目標値よりも高く、
    前記電流検出部が検出した第一の出力電流に関連付けられた前記目標値は、前記電流検出部が検出した、前記第一の出力電流よりも大きい第二の出力電流に関連付けられた前記目標値よりも高い、
    請求項4に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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