JP2018193949A - Egrバルブ制御装置およびegrバルブ制御方法 - Google Patents

Egrバルブ制御装置およびegrバルブ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】EGR配管内のオイルの滞留による不具合を防止すること。
【解決手段】ECU15は、EGRバルブ13の開閉を複数回行い、EGRバルブ13が開状態となるときの開度が一定である固着回避動作、または、EGRバルブ13の開閉を複数回行い、EGRバルブ13が開状態となるときの開度が段階的に大きくなる滞留回避動作のいずれかを実行する動作実行部153と、固着回避動作の実行条件が満たされた場合に固着回避動作の実行を許可する一方、固着回避動作の実行条件とは異なる滞留回避動作の実行条件が満たされた場合に滞留回避動作の実行を許可する動作許可部152と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、EGRバルブ制御装置およびEGRバルブ制御方法に関する。
従来、車両には、内燃機関の排ガスの一部を吸気側へ還流させるEGRシステムが搭載されることが知られている。EGRシステムは、例えば、内燃機関の排気側と吸気側とを接続するEGR配管と、EGR配管を流れる排ガス(以下、EGRガスという)の還流量を調整するEGRバルブとを備えている。
このようなEGRシステムでは、EGRガスに含まれる未燃燃料成分や粒子状物質がEGRバルブに付着することにより、EGRバルブの固着が発生するおそれがある。このような問題に対し、EGRバルブの開閉を連続的に繰り返し行う動作(以下、固着回避動作という)を行うことで、EGRバルブの固着を回避する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−064166号公報
EGRガスには、未燃燃料成分や粒子状物質のほか、ミスト状のオイルが含まれる。このオイルは、EGRバルブが一定時間全閉状態となった場合、EGR配管内(例えば、EGRバルブ付近)に滞留する。このようなオイルの滞留は、EGRバルブの故障や、EGR配管の継手部分からのオイルの漏出(以下、オイル滲みという)などといった不具合を引き起こすという問題がある。
しかしながら、例えば特許文献1に開示されているような固着回避動作では、EGR配管内のオイルの滞留による上記不具合を防止するには、不十分であった。
本発明の目的は、EGR配管内のオイルの滞留による不具合を防止できるEGRバルブ制御装置およびEGRバルブ制御方法を提供することである。
本発明のEGRバルブ制御装置は、車両の内燃機関の排気側から吸気側へ還流されるEGRガスの流量を調整するEGRバルブを制御するEGRバルブ制御装置であって、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が一定である第1開閉動作、または、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が段階的に大きくなる第2開閉動作のいずれかを実行する動作実行部と、前記第1開閉動作の実行条件が満たされた場合に前記第1開閉動作の実行を許可する一方、前記第1開閉動作の実行条件とは異なる前記第2開閉動作の実行条件が満たされた場合に前記第2開閉動作の実行を許可する動作許可部と、を有する。
本発明のEGRバルブ制御方法は、車両の内燃機関の排気側から吸気側へ還流されるEGRガスの流量を調整するEGRバルブを制御するEGRバルブ制御方法であって、第1の実行条件が満たされた場合に、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が一定である第1開閉動作を実行し、前記第1実行条件とは異なる第2の実行条件が満たされた場合に、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が段階的に大きくなる第2開閉動作を実行する。
本発明によれば、EGR配管内のオイルの滞留による不具合を防止できる。
本発明の実施の形態に係るディーゼルエンジンとその周辺の構成例を示す模式図 本発明の実施の形態に係るECUの構成例を示すブロック図 本発明の変形例に係る固着回避動作時と滞留回避動作時それぞれにおけるEGRバルブの開度の変化例を示す図 本発明の実施の形態に係るECUの動作例を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るディーゼルエンジン1とその周辺構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るディーゼルエンジン1とその周辺構成の一例を示す模式図である。図1において、実線の矢印は気体の流れを示し、破線の矢印は信号の流れを示している。
図1において符号を付して示す各構成要素は、例えば、車両に搭載される。
ディーゼルエンジン(内燃機関の一例。以下、エンジンという)1は、例えば、4つの気筒2を有する。エンジン1には、各気筒2内の燃焼室(図示略)に燃料を噴射するコモンレール燃料噴射装置(図示略)が設けられている。
エンジン1の上流側には、インテークマニホールド3を介して、車両の外部から取り込まれた空気が流れる吸気管(給気管)4が接続されている。
エンジン1の下流側には、エキゾーストマニホールド5を介して、エンジン1から排出された排ガスが流れる排気管6が接続されている。
吸気管4と排気管6との間には、ターボチャージャ(過給機)7が設けられている。ターボチャージャ7は、吸気管4に配置されたコンプレッサ8と、排気管6に配置された排気タービン9とを有する。排気タービン9は、エンジン1から排出された排ガスによって駆動される。コンプレッサ8は、その排気タービン9の駆動によって同軸駆動され、空気を圧縮する。
また、吸気管4には、コンプレッサ8により圧縮された空気を冷却するインタークーラ10が設けられている。インタークーラ10により冷却された空気は、エンジン1の各気筒2内の燃焼室に流入する。
EGR配管11は、一端がインテークマニホールド2に接続され、他端がエキゾーストマニホールド5に接続されている。エンジン1から排出された排ガスの一部(以下、EGRガスという)は、エキゾーストマニホールド5を介して、EGR配管11へ流入する。EGR配管11へ流入したEGRガスは、インテークマニホールド2へ還流される。
EGR配管11には、EGRガスを冷却するEGRクーラ12が設けられている。また、EGR配管11には、EGRガスの流量を調整するEGRバルブ13が設けられている。
EGRバルブ13の開閉は、ECU15により制御される。また、EGRバルブ13の開度は、開度センサ14により検出される。開度センサ14は、検出した開度(以下、検出開度という)を示す信号を、適宜、ECU(Electric Control Unit)15へ出力する。検出開度は、後述するECU15の各種処理に用いられる。
なお、EGR配管11、EGRクーラ12、およびEGRバルブ13をまとめて、「EGR装置」または「EGRシステム」と呼んでもよい。
ECU15の構成については、図2を用いて後述する。
以上、本実施の形態に係るディーゼルエンジン1とその周辺構成について説明した。
次に、本実施の形態に係るECU15(EGRバルブ制御装置の一例)の構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態に係るECU15の構成例を示すブロック図である。
ECU15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)等の記憶媒体、RAM(Random Access Memory)等の作業用メモリ、および通信回路を有する。以下に説明する図2の各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
図2に示すように、ECU15は、判定部151、動作許可部152、および動作実行部153を有する。
判定部151は、固着回避動作の実行条件が満たされたか否かを判定する。
固着回避動作(第1開閉動作の一例)とは、EGRガスに含まれる未燃燃料成分や粒子状物質がEGRバルブ13に付着することによって生じるEGRバルブ13の固着を回避するために、例えば、所定時間の間、EGRバルブ13の開閉を複数回行う動作である。
ここで、固着回避動作時のEGRバルブ13の開度の変化例について、図3(a)を用いて説明する。
図3(a)において、縦軸はEGRバルブ13の開度を示し、横軸は経過時間を示す。また、図3(a)において、S1は固着回避動作の開始時点を示し、E1は固着回避動作の終了時点を示す。すなわち、S1からE1までの時間が、固着回避動作の実行時間である。
図3(a)に示すように、固着回避動作では、開度を100%(全開状態)に制御する動作と、開度を0%(全閉状態)に制御する動作とが、交互に行われる。
このように、固着回避動作では、EGRバルブ13が開状態となるときの開度は、経過時間にかかわらず、一定である。
以上、固着回避動作時のEGRバルブ13の開度の変化例について説明した。以下、図2の説明に戻る。
固着回避動作の実行条件は、例えば、エンジン1の停止である。ここでいうエンジン1の停止とは、例えば、エンジン1の回転数がゼロであり、キーがオフにされることである。
また、判定部151は、滞留回避動作の実行条件が満たされたか否かを判定する。
滞留回避動作(第2開閉動作の一例)とは、EGRガスに含まれるオイルがEGRバルブ13付近に滞留することによって生じる不具合(例えば、EGRバルブ13の故障やオイル滲み等)を回避するために、例えば、所定時間の間、EGRバルブ13の開閉を複数回行う動作である。
ここで、滞留回避動作時のEGRバルブ13の開度の変化例について、図3(b)を用いて説明する。
図3(b)において、縦軸はEGRバルブ13の開度を示し、横軸は経過時間を示す。また、図3(b)において、S2は滞留回避動作の開始時点を示し、E2は滞留回避動作の終了時点を示す。すなわち、S2からE2までの時間が、滞留回避動作の実行時間である。この滞留回避動作の実行時間は、図3(a)に示したS1からE1までの時間(固着回避動作の実行時間)と同じである。
図3(b)に示すように、滞留回避動作では、まず、開度を15%に制御する動作と、開度を0%に制御する動作とが交互に行われ、次に、開度を30%に制御する動作と、開度を0%に制御する動作とが交互に行われ、次に、開度を50%に制御する動作と、開度を0%に制御する動作とが交互に行われる。
このように、滞留回避動作では、EGRバルブ13が開状態となるときの開度は、経過時間に応じて徐々に(段階的に)大きくなる。
なお、ここでは、滞留回避動作の実行時間が固着回避動作の実行時間と同じである場合を例に挙げて説明したが、滞留回避動作の実行時間は、固着回避動作の実行時間よりも長くてもよい。
また、滞留回避動作時の開度は、図3(b)に示した数値に限定されない。また、図3(b)では、2回ずつ同じ開度になる場合を示したが、2回ずつに限定されない。
以上、滞留回避動作時のEGRバルブ13の開度の変化例について説明した。以下、図2の説明に戻る。
滞留回避動作の実行条件は、例えば、車両の現在位置の標高が規定標高以上、または、EGRバルブ13が全閉状態(開度が0%)のいずれかのときに、エンジン1の稼働時間が一定時間を超える、または、車両の走行距離が一定距離を超えることである。このように、滞留回避動作の実行条件は、固着回避動作の実行条件と異なる。
ここでいう規定標高とは、一般的にEGR装置が使用されない(換言すれば、EGRバルブ13が全閉状態に制御される)走行環境の標高である。また、ECU15は、大気圧センサ(図示略)により検出された値に基づいて、車両の現在位置の標高を算出できる。この算出方法は、公知の技術であるので、ここでの説明は省略する。
また、ここでいうエンジン1の稼働時間とは、例えば、エンジン1の回転数がゼロより大きい所定値であるときの時間である。
また、ここでいう一定時間とは、EGRバルブ13が全閉状態である場合にオイルの滞留によって不具合が生じうるエンジン1の稼働時間である。また、ここでいう一定距離とは、EGRバルブ13が全閉状態である場合にオイルの滞留によって不具合が生じうる車両の走行距離である。一定時間および一定距離は、例えば、予め行われた実験やシミュレーションの結果を基に設定される。
動作許可部152は、判定部151によって固着回避動作の実行条件が満たされたと判定された場合、動作実行部153に対して、固着回避動作の実行を許可する。
一方、動作許可部152は、判定部151によって滞留回避動作の実行条件が満たされたと判定された場合、動作実行部153に対して、滞留回避動作の実行を許可する。
動作実行部153は、動作許可部152によって固着回避動作の実行が許可された場合、固着回避動作を実行する。例えば、動作実行部153は、開度センサ14の検出開度に基づいて、図3(a)に示したようにEGRバルブ13の開度を変化させる制御を行う。
一方、動作実行部153は、動作許可部152によって滞留回避動作の実行が許可された場合、滞留回避動作を実行する。例えば、動作実行部153は、開度センサ14の検出開度に基づいて、図3(b)に示したようにEGRバルブ13の開度を変化させる制御を行う。
以上、本実施の形態に係るECU15の構成について説明した。
次に、本実施の形態に係るECU15(EGRバルブ制御装置の一例)の動作について、図4を用いて説明する。
図4は、本実施の形態に係るECU15の動作例を示すフローチャートである。図4のフローは、例えば、車両の走行中に繰り返し行われる。
ステップS101において、判定部151は、エンジン1が停止したか否かを判定する。
エンジン1が停止していない場合(ステップS101:NO)、判定部151は、固着回避動作の実行条件が満たされていないと判定する。この場合、フローは、ステップS104へ進む。
一方、エンジン1が停止した場合(ステップS101:YES)、判定部151は、固着回避動作の実行条件が満たされたと判定する。この場合、フローは、ステップS102へ進む。
ステップS102において、動作許可部152は、動作実行部153に対し、固着回避動作の実行を許可する。
ステップS103において、動作実行部153は、固着回避動作を実行する。これにより、EGRガス中の未燃燃料成分や粒子状物質がEGRバルブ13に付着することによって生じるEGRバルブ13の固着を回避できる。
ステップS104において、判定部151は、車両の現在位置の標高が規定標高以上であるか否かを判定する。
車両の現在位置の標高が規定標高以上である場合(ステップS104:YES)、判定部151は、EGR装置が使用されていないため、EGRバルブ13が全閉状態に制御されている、とみなす。この場合、フローは、ステップS106へ進む。
一方、車両の現在位置の標高が規定標高以上ではない場合(ステップS104:NO)、判定部151は、EGR装置が使用されているため、EGRバルブ13が全閉状態または全閉状態のいずれかに制御されている、とみなす。この場合、フローは、ステップS105へ進む。
ステップS105において、判定部151は、開度センサ14の検出開度に基づいて、EGRバルブ13が全閉状態であるか否かを判定する。
EGRバルブ13が全閉状態ではない場合(ステップS105:NO)、判定部151は、滞留回避動作の実行条件が満たされていないと判定する。この場合、フローは、終了する。
一方、EGRバルブ13が全閉状態である場合(ステップS105:YES)、判定部151は、ステップS106の判定処理を行う。
ステップS106において、判定部151は、EGRバルブ13が全閉状態のまま、エンジン1の稼働時間が一定時間を超えたか否かを判定する。
エンジン1の稼働時間が一定時間を超えた場合(ステップS106:YES)、判定部151は、滞留回避動作の実行条件が満たされたと判定する。この場合、フローは、ステップS108へ進む。
一方、エンジン1の稼働時間が一定時間を超えていない場合(ステップS106:NO)、判定部151は、ステップS107の判定処理を行う。
ステップS107において、判定部151は、EGRバルブ13が全閉状態のまま、車両の走行距離が一定距離を超えたか否かを判定する。
車両の走行距離が一定距離を超えた場合(ステップS107:YES)、判定部151は、滞留回避動作の実行条件が満たされたと判定する。この場合、フローは、ステップS108へ進む。
車両の走行距離が一定距離を超えていない場合(ステップS107:NO)、判定部151は、滞留回避動作の実行条件が満たされていないと判定する。この場合、フローは、終了する。
ステップS108において、動作許可部152は、動作実行部153に対し、滞留回避動作の実行を許可する。
ステップS109において、動作実行部153は、滞留回避動作を実行する。これにより、EGRバルブ13付近に滞留したオイルを吸気側(インテークマニホールド2)へ送ることができる。その結果、オイルの滞留によって生じる不具合(例えば、EGRバルブ13の故障やオイル滲み等)を防止することができる。
以上、本実施の形態に係るECU15の動作について説明した。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。以下、変形例について説明する。
[変形例1]
例えば、上記実施の形態において、動作実行部153は、動作許可部152により滞留回避動作の実行を許可された後、車両が減速している場合、または、車両が惰性走行している場合に、滞留回避動作を実行するようにしてもよい。
[変形例2]
上記実施の形態では、ECU15が、開度センサ14の検出開度を用いて各種処理を行う場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。ECU15は、公知の方法(例えば、エンジン1の回転数からEGRバルブ13の開度を算出する方法など)を用いて、EGRバルブ13の開度を算出(推定)し、その算出結果に基づいて各種処理を行ってもよい。
[変形例3]
上記実施の形態では、内燃機関がディーゼルエンジンである場合を例に挙げて説明したが、内燃機関はガソリンエンジンであってもよい。
<本開示のまとめ>
本発明のEGRバルブ制御装置は、車両の内燃機関の排気側から吸気側へ還流されるEGRガスの流量を調整するEGRバルブを制御するEGRバルブ制御装置であって、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が一定である第1開閉動作、または、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が段階的に大きくなる第2開閉動作のいずれかを実行する動作実行部と、前記第1開閉動作の実行条件が満たされた場合に前記第1開閉動作の実行を許可する一方、前記第1開閉動作の実行条件とは異なる前記第2開閉動作の実行条件が満たされた場合に前記第2開閉動作の実行を許可する動作許可部と、を有する。
なお、上記EGRバルブ制御装置において、前記第1開閉動作の実行条件は、前記内燃機関が停止することであり、前記第2開閉動作の実行条件は、前記車両の現在位置の標高が規定標高以上、または、前記EGRバルブが全閉状態のいずれかのときに、前記内燃機関の稼働時間が一定時間を超える、または、前記車両の走行距離が一定距離を超えることであってもよい。
また、上記EGRバルブ制御装置において、前記動作実行部は、前記動作許可部により前記第2開閉動作の実行を許可された後、前記車両が減速している場合または前記車両が惰性走行している場合に、前記第2開閉動作を実行してもよい。
本発明のEGRバルブ制御方法は、車両の内燃機関の排気側から吸気側へ還流されるEGRガスの流量を調整するEGRバルブを制御するEGRバルブ制御方法であって、第1の実行条件が満たされた場合に、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が一定である第1開閉動作を実行し、前記第1の実行条件とは異なる第2の実行条件が満たされた場合に、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が段階的に大きくなる第2開閉動作を実行する。
本発明は、EGRバルブの制御を行う技術全般に適用できる。
1 ディーゼルエンジン
2 気筒
3 インテークマニホールド
4 吸気管
5 エキゾーストマニホールド
6 排気管
7 ターボチャージャ
8 コンプレッサ
9 排気タービン
10 インタークーラ
11 EGR配管
12 EGRクーラ
13 EGRバルブ
14 開度センサ
15 ECU
151 判定部
152 動作許可部
153 動作実行部

Claims (4)

  1. 車両の内燃機関の排気側から吸気側へ還流されるEGRガスの流量を調整するEGRバルブを制御するEGRバルブ制御装置であって、
    前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が一定である第1開閉動作、または、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が段階的に大きくなる第2開閉動作のいずれかを実行する動作実行部と、
    前記第1開閉動作の実行条件が満たされた場合に前記第1開閉動作の実行を許可する一方、前記第1開閉動作の実行条件とは異なる前記第2開閉動作の実行条件が満たされた場合に前記第2開閉動作の実行を許可する動作許可部と、を有する、
    EGRバルブ制御装置。
  2. 前記第1開閉動作の実行条件は、
    前記内燃機関が停止することであり、
    前記第2開閉動作の実行条件は、
    前記車両の現在位置の標高が規定標高以上、または、前記EGRバルブが全閉状態のいずれかのときに、前記内燃機関の稼働時間が一定時間を超える、または、前記車両の走行距離が一定距離を超えることである、
    請求項1に記載のEGRバルブ制御装置。
  3. 前記動作実行部は、
    前記動作許可部により前記第2開閉動作の実行を許可された後、前記車両が減速している場合または前記車両が惰性走行している場合に、前記第2開閉動作を実行する、
    請求項1または2に記載のEGRバルブ制御装置。
  4. 車両の内燃機関の排気側から吸気側へ還流されるEGRガスの流量を調整するEGRバルブを制御するEGRバルブ制御方法であって、
    第1の実行条件が満たされた場合に、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が一定である第1開閉動作を実行し、
    前記第1の実行条件とは異なる第2の実行条件が満たされた場合に、前記EGRバルブの開閉を複数回行い、前記EGRバルブが開状態となるときの開度が段階的に大きくなる第2開閉動作を実行する、
    EGRバルブ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3640289A1 (en) 2018-10-15 2020-04-22 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Photosensitive resin composition, photosensitive dry film, and pattern forming process

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