JP2018193895A - 熱制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気熱の活用効率を向上させる。【解決手段】熱制御装置1は、移動体のエンジン11からの排気熱に含まれる熱を回収する第1回収部13と、第1回収部13の後段で、排気熱のうち第1回収部13に回収されなかった熱を回収する第2回収部16と、第1回収部13で回収された熱により温められた第1熱搬送媒体を、移動体における第1の部位15に供給する第1配管14と、第2回収部16で回収された熱により温められた第2熱搬送媒体を、移動体における第1の部位15と異なる第2の部位18に供給する第2配管17と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両で発生した熱を回収し、車両で利用するための熱制御装置に関する。
車両には、車両で発生した熱を回収し、車両で利用する熱制御装置が設けられている。特許文献1には、排気通路の途中に、熱交換ユニットが設けられており、当該熱交換ユニットにおいて、エンジンの排気と循環水との間で熱交換が行われ、当該循環水によって車両の機器が暖機される構造が開示されている。
特開2004−278345号公報
特許文献1に示すように、車両には、排気熱を回収するための回収器が一つだけ設けられていた。そして、車両内の各部を温めるために、回収器から車両の各部に延びた配管を用いて熱搬送媒体を搬送していた。この場合、例えば回収器から離れた位置の部材を温める必要がある場合には、長い配管が必要であった。しかし、配管が長い場合、配管から放熱してしまうので、熱の活用効率が低下してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、排気熱の活用効率を向上させる熱制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、移動体のエンジンからの排気熱に含まれる熱を回収する第1回収部と、前記第1回収部の後段で、前記排気熱のうち前記第1回収部に回収されなかった熱を回収する第2回収部と、前記第1回収部で回収された熱により温められた第1熱搬送媒体を、前記移動体における第1の部位に供給する第1配管と、前記第2回収部で回収された熱により温められた第2熱搬送媒体を、前記移動体における前記第1の部位と異なる第2の部位に供給する第2配管と、を有することを特徴とする熱制御装置を提供する。
また、前記第1配管は、前記第1回収部から所定の第1範囲内の前記第1の部位に前記第1熱搬送媒体を供給し、前記第2配管は、前記第2回収部から所定の第2範囲内の前記第2の部位に前記第2熱搬送媒体を供給してもよい。
また、前記第1回収部は、前記第2回収部よりも前記エンジンに近い位置に設けられており、前記第1配管は、前記エンジンから所定の範囲内の前記第1の部位に前記第1熱搬送媒体を供給し、前記第2配管は、前記エンジンから前記所定の範囲外の前記第2の部位に前記第2熱搬送媒体を供給してもよい。
また、前記排気熱のうち、前記第1回収部が回収する割合と、前記第2回収部が回収する割合とを制御する制御部をさらに有していてもよい。また、前記制御部は、前記エンジンが始動してから所定の時間が経過するまでの間、又は前記第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えるまでは、前記第1回収部に前記第2回収部よりも多くの前記排気熱を回収させ、前記エンジンが始動してから前記所定の時間が経過した後、又は前記第1熱搬送媒体の温度が前記閾値を超えた後、前記第2回収部に前記第1回収部よりも多くの前記排気熱を回収させてもよい。
また、前記第2回収部は、前記第1回収部よりも前記移動体の後方に位置し、前記第2配管は、デファレンシャルオイルの収容部に前記第2熱搬送媒体を供給してもよい。また、前記第2回収部は、前記第1回収部よりも前記移動体の後方に位置し、前記第2配管は、荷物を収容する室内の温度の調整用として前記第2熱搬送媒体を供給してもよい。
本発明によれば、排気熱の活用効率を向上させることができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る熱制御装置の構成を示す。 第2の実施形態に係る熱制御装置の構成を示す。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る熱制御装置1の構成を示す図である。
熱制御装置1は、車両の排気ガスの排気熱を回収して、回収された排気熱を車両で活用する装置である。回収された排気熱は、例えば車両の各部の暖機に用いられる。熱制御装置1は、移動体の一種である車両に搭載されている。
熱制御装置1は、エンジン11、排気管12、第1回収部13、第1配管14、第1の部位15、第2回収部16、第2配管17、第2の部位18、ヒータ19、及びラジエータ20を有する。エンジン11は、車両の駆動用のエンジンである。エンジン11は、例えばディーゼルエンジンである。排気管12は、エンジン11から排出される排気ガスが流れる管である。
第1回収部13は、排気管12の内側を流れる排気ガスの排気熱に含まれる熱を回収する。第1回収部13は、例えば熱交換器である。第1回収部13は、車両の前後方向において延伸している排気管12に設けられている。第1配管14は、第1回収部13で回収された熱により温められた第1熱搬送媒体を、車両における第1の部位15に供給する。第1配管14は、第1回収部13と第1の部位15との間に設けられている管である。第1の部位15は、例えば変速機(トランスミッション)である。変速機は、エンジン11の出力を駆動輪に伝達する際に、トルクと回転速度を調整する機能を有する。
第1配管14には、第1熱搬送媒体が流れている。第1熱搬送媒体は、第1回収部13と第1の部位15との間を循環している。第1熱搬送媒体は、例えばトランスミッションオイルである。トランスミッションオイルは、変速機で用いられる作動油又は潤滑油である。
また、第1回収部13は、エンジン11又はヒータ19と配管を介して接続されていてもよい。この場合、第1熱搬送媒体は、例えば冷却水として利用されているLLC(Long Life Coolant)である。第1回収部13で回収された熱は、エンジン11の暖機又はヒータ19による車室内の温度調整に利用されてもよい。
第2回収部16は、排気管12の内側を流れる排気ガスの熱を回収する。第2回収部16は、例えば熱交換器である。第2回収部16は、排気管12に設けられている。第2回収部16は、排気管12における第1回収部13よりも排気管12の後段(後流側)に設けられている。第2回収部16は、排気熱のうち第1回収部13に回収されなかった熱を回収する。第2回収部16は、第1回収部13よりも車両の前後方向における後方に設けられている。
第2配管17は、第2回収部16で回収された熱により温められた第2熱搬送媒体を、車両における第1の部位15と異なる第2の部位18に供給する。第2配管17は、第2回収部16と第2の部位18との間に設けられている管である。第2配管17には、第2熱搬送媒体が流れている。第2熱搬送媒体は、第2回収部16と第2の部位18との間を循環している。第2熱搬送媒体は、例えばデファレンシャルオイルである。デファレンシャルオイルは、差動装置(デファレンシャル)で用いられる潤滑油である。第2の部位18は、例えば差動装置である。差動装置は、エンジン11の動力を2つの駆動輪に適度に振り分けるための機能を有する。
なお、第2配管17は、第2回収部16とデファレンシャルオイルの収容部との間に設けられており、第2配管17を流れる第2熱搬送媒体は、当該収容部に供給されるようにしてもよい。また、第2配管17は、荷物を収容する室内の温度の調整用として第2熱搬送媒体を供給してもよい。例えば、第2配管17は、第2回収部16と、荷物を収容する室内の温度を調整するヒータとの間に設けられており、第2配管17を流れる第2熱搬送媒体は、当該ヒータに流れるようにしてもよい。この場合、第2熱搬送媒体は、例えばLLCである。荷物を収容する室内とは、例えば、車両のキャブの後方に設けられている箱形状の架装である。
排気管12を流れる排気ガスは、第1回収部13において、第1配管14を流れる第1熱搬送媒体に熱を与えるので、第1熱搬送媒体の温度は上昇する。一方、排気管12を流れる排気ガスは、第1回収部13において、冷却されて温度が低下する。
そして、第1回収部13から流出した排気ガスは、第2回収部16に流入する。第1回収部13から流出して排気管12を流れる排気ガスは、第2回収部16において、第2配管17を流れる第2熱搬送媒体に熱を与えるので、第2熱搬送媒体の温度は上昇する。一方、排気管12を流れる排気ガスは、第2回収部16において、冷却されてさらに温度が低下する。
ヒータ19は、室内の温度を調節する機能を有する。ヒータ19は、例えば熱交換器である。ヒータ19は、ヒータ19を流れる熱搬送媒体と車両の室内の空気とで熱交換することで、車両の室内の温度を上昇させる機能を有する。ラジエータ20は、エンジン11を冷却する機能を有する。具体的には、ラジエータ20は、エンジン11との間で冷却水を循環させて、エンジン11で加熱された当該冷却水をラジエータ20で冷却させる。そして、冷却された当該冷却水をエンジン11に供給する。ラジエータ20は、走行風又はファンによって送風された風と、エンジン11を通過して加熱された冷却水とを熱交換することで、冷却水を冷却する。
熱制御装置1は、このように第1回収部13と第2回収部16とを有することで、排気ガスの熱の回収率を向上させることができる。また、熱制御装置1は、第1回収部13で回収された熱は、車両における第1の部位15に供給し、第2回収部16で回収された熱は、車両における第2の部位18に供給することで、例えば、車両の複数の機器に優先順位をつけて暖機をすることができる。
また、第1配管14は、第1回収部13から所定の第1範囲内の第1の部位15に第1熱搬送媒体を供給する。所定の第1範囲とは、例えば第1回収部13までの距離が、第2回収部16までの距離よりも短い範囲である。また、第2配管17は、第2回収部16から所定の第2範囲内の第2の部位18に第2熱搬送媒体を供給する。所定の第2範囲とは、例えば第2回収部16までの距離が、第1回収部13までの距離よりも短い範囲である。
熱制御装置1は、このような構成を有することで、第1配管14及び第2配管17を短くすることができる。この結果、熱制御装置1は、第1配管14及び第2配管17から放熱される熱量を減少させることができる。この結果、熱制御装置1は、熱の活用効率が向上する。
また、第1回収部13は、第2回収部16よりもエンジン11に近い位置に設けられており、第1配管14は、エンジン11から所定の範囲内の第1の部位15に第1熱搬送媒体を供給し、第2配管17は、エンジン11から所定の範囲外の第2の部位18に第2熱搬送媒体を供給する。図1に示すように、第1の部位15は、エンジン11から所定の範囲内に設けられている。また、第2の部位18は、エンジン11から所定の範囲外に設けられている。エンジン11と第2の部位18との距離は、エンジン11と第1の部位15との距離よりも長い。熱制御装置1は、このように車両における複数の位置に設けられている機器に効率よく熱を活用することができる。
[第1の実施形態に係る熱制御装置1による効果]
第1の実施形態に係る熱制御装置1は、移動体のエンジン11からの排気熱に含まれる熱を回収する第1回収部13と、第1回収部13の後段で、排気熱のうち第1回収部13に回収されなかった熱を回収する第2回収部16と、を有する。また、熱制御装置1は、第1回収部13で回収された熱により温められた第1熱搬送媒体を、移動体における第1の部位15に供給する第1配管14と、第2回収部16で回収された熱により温められた第2熱搬送媒体を、移動体における第1の部位15と異なる第2の部位18に供給する第2配管17と、を有する。
本実施形態に係る熱制御装置1は、このように第1回収部13と第2回収部16とを有することで、熱の回収量を増加させることができる。この結果、熱制御装置1は、排気ガスの熱の回収率を向上させることができるので、排気熱の活用効率が向上する。また、熱制御装置1は、第1回収部13で回収された熱は、車両における第1の部位15に供給し、第2回収部16で回収された熱は、車両における第2の部位18に供給することで、例えば、車両の複数の機器に優先順位をつけて暖機することができる。
<第2の実施形態>
図2は、第2の実施形態に係る熱制御装置1aの構成を示す図である。
第2の実施形態に係る熱制御装置1aは、第1の実施形態に係る熱制御装置1と比べて、制御部21、バルブ22、バルブ23、及びバイパス通路24を有する点で異なる。
制御部21は、CPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを備えた電子制御装置である。制御部21は、排気熱のうち、第1回収部13が回収する割合と、第2回収部16が回収する割合とを制御する機能を有する。
バルブ22は、排気管12におけるエンジン11と第1回収部13との間に設けられている。バルブ23は、排気管12における第1回収部13と第2回収部16との間に設けられている。バイパス通路24は、例えば配管である。バイパス通路24の一方の端部は、バルブ22を介して排気管12と接続されている。また、バイパス通路24の他方の端部は、バルブ23を介して排気管12と接続されている。
制御部21は、バルブ22とバルブ23とを作動させることにより、排気管12とバイパス通路24とを流れる排気ガスの流量を調節する。制御部21は、エンジン11が始動してから所定の時間が経過するまで、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えるまでの間は、第1回収部13に第2回収部16よりも多くの排気熱を回収させる。
具体的には、制御部21は、エンジン11が始動してから所定の時間が経過するまで、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えるまでの間は、バルブ22とバルブ23とを作動させることで、排気ガスをバイパス通路24に流れないようにする。この場合、排気ガスは排気管12のみを流れるので、排気ガスは、第1回収部13を流れた後に、第2回収部16を流れる。よって、第1回収部13は、第2回収部16よりも多くの排気熱を回収する。
そして、制御部21は、エンジン11が始動してから所定の時間が経過した後、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えた後、第2回収部16に第1回収部13よりも多くの排気熱を回収させる。具体的には、制御部21は、エンジン11が始動してから所定の時間が経過した後、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えた後、バルブ22とバルブ23とを作動させることで、排気ガスがバイパス通路24に流れるようにする。制御部21は、例えば、バイパス通路24を流れる排気ガスの流量が、排気管12における第1回収部13を流れる流量よりも所定の量以上多くなるように、バルブ22及びバルブ23を調整する。よって、第2回収部16は、第1回収部13よりも多くの排気熱を回収する。
この結果、熱制御装置1aは、エンジン11が始動してから所定の時間が経過するまでの間、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えるまでは、第1の部位15を優先して暖機することができ、エンジン11が始動してから所定の時間が経過した後、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えた後は、第2の部位18を優先して暖機することができる。
第2の実施形態に係る熱制御装置1aは、このように排気熱のうち、第1回収部13が回収する割合と、第2回収部16が回収する割合とを調整することができる。よって、熱制御装置1aは、車両の各部を暖機する度合いを調整することができるので、回収した熱を再利用する際における熱利用の自由度が向上する。
なお、バイパス通路24には、流体を圧送するポンプが設けられており、制御部21は、バルブ22、バルブ23、及び当該ポンプの作動を制御することで、バイパス通路24を流れる排気ガスの流量を調整するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、熱制御装置1aは、エンジン11が始動してから所定の時間が経過するまでの間、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えるまでは、第1の部位15を優先して暖機し、エンジン11が始動してから所定の時間が経過した後、又は第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えた後、第2の部位18を優先して暖機するとしたが、これに限定されない。
熱制御装置1aは、エンジン11が始動してから所定の時間が経過するまでの間、又は第2熱搬送媒体の温度が閾値を超えるまでは、第2回収部16に第1回収部13よりも多くの排気熱を回収させることで、第2の部位18を優先して暖機し、エンジン11が始動してから所定の時間が経過した後、又は第2熱搬送媒体の温度が閾値を超えた後、第1回収部13に第2回収部16よりも多くの排気熱を回収させることで、第1の部位15を優先して暖機するようにしてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。例えば、以上の説明においては、移動体が車両である場合について説明したが、移動体は車両に限らず、本発明は、航空機、船舶及び列車等の他の移動体にも適用することができる。また、本発明に係る移動体は、必ずしも移動する機能を有していなくてもよく、内燃機関を有する任意の装置であってもよい。
1、1a・・・熱制御装置
11・・・エンジン
12・・・排気管
13・・・第1回収部
14・・・第1配管
15・・・第1の部位
16・・・第2回収部
17・・・第2配管
18・・・第2の部位
19・・・ヒータ
20・・・ラジエータ
21・・・制御部
22・・・バルブ
23・・・バルブ
24・・・バイパス通路

Claims (7)

  1. 移動体のエンジンからの排気熱に含まれる熱を回収する第1回収部と、
    前記第1回収部の後段で、前記排気熱のうち前記第1回収部に回収されなかった熱を回収する第2回収部と、
    前記第1回収部で回収された熱により温められた第1熱搬送媒体を、前記移動体における第1の部位に供給する第1配管と、
    前記第2回収部で回収された熱により温められた第2熱搬送媒体を、前記移動体における前記第1の部位と異なる第2の部位に供給する第2配管と、
    を有することを特徴とする熱制御装置。
  2. 前記第1配管は、前記第1回収部から所定の第1範囲内の前記第1の部位に前記第1熱搬送媒体を供給し、
    前記第2配管は、前記第2回収部から所定の第2範囲内の前記第2の部位に前記第2熱搬送媒体を供給することを特徴とする、
    請求項1に記載の熱制御装置。
  3. 前記第1回収部は、前記第2回収部よりも前記エンジンに近い位置に設けられており、
    前記第1配管は、前記エンジンから所定の範囲内の前記第1の部位に前記第1熱搬送媒体を供給し、
    前記第2配管は、前記エンジンから前記所定の範囲外の前記第2の部位に前記第2熱搬送媒体を供給することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の熱制御装置。
  4. 前記排気熱のうち、前記第1回収部が回収する割合と、前記第2回収部が回収する割合とを制御する制御部をさらに有することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の熱制御装置。
  5. 前記制御部は、前記エンジンが始動してから所定の時間が経過するまでの間、又は前記第1熱搬送媒体の温度が閾値を超えるまでは、前記第1回収部に前記第2回収部よりも多くの前記排気熱を回収させ、
    前記エンジンが始動してから前記所定の時間が経過した後、又は前記第1熱搬送媒体の温度が前記閾値を超えた後、前記第2回収部に前記第1回収部よりも多くの前記排気熱を回収させることを特徴とする、
    請求項4に記載の熱制御装置。
  6. 前記第2回収部は、前記第1回収部よりも前記移動体の後方に位置し、前記第2配管は、デファレンシャルオイルの収容部に前記第2熱搬送媒体を供給することを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の熱制御装置。
  7. 前記第2回収部は、前記第1回収部よりも前記移動体の後方に位置し、前記第2配管は、荷物を収容する室内の温度の調整用として前記第2熱搬送媒体を供給することを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の熱制御装置。
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