JP2018193831A - ブレースおよび建築物 - Google Patents

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英一郎 佐伯
Eiichiro Saeki
英一郎 佐伯
木綿子 溝渕
Yuko Mizobuchi
木綿子 溝渕
俊二 藤井
Shunji Fujii
俊二 藤井
渡辺 亨
Toru Watanabe
亨 渡辺
晃充 西野
Akimitsu Nishino
晃充 西野
慈野 工藤
Yoshino Kudo
慈野 工藤
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Abstract

【課題】座屈拘束が可能で、長さ調整も可能なブレースを提供する。【解決手段】軸力伝達ユニット10と、座屈拘束ユニット20と、一組のクレビス30,40とを備え、軸力伝達ユニット10は、芯材ユニット50と、芯材ユニット50の軸方向Xの両端にそれぞれ連結された一組のカプラー60,70とを含み、第1のカプラー60は、第1のクレビス30が軸方向Xに移動可能に連結されるようにねじ切られた第1のネジ部85を含み、第2のカプラー70は、第2のクレビス40が軸方向Xに移動可能に連結されるように第1のネジ部85と逆向きにねじ切られた第2のネジ部95を含み、座屈拘束ユニット20は、軸力伝達ユニット10を覆うように配置された管状部材100と、管状部材100と一組のカプラー60,70とが一体に回転可能となるように管状部材100と一組のカプラー60,70との隙間Cに形成された第1のグラウト硬化部111を含むブレース1である。【選択図】図1

Description

本発明は、低層、中層および高層などの各種建築物の躯体に接合されるブレース、およびブレースが躯体に接合された建築物に関する。
特許文献1には、軸力を負担する鉄骨ブレースの外周に、ほぼ外接する口径の鋼管を座屈補剛材としてかぶせ、鋼管は少なくとも1箇所が鉄骨ブレースに止着されている、鋼管で座屈補剛されたアンボンド鉄骨ブレースが記載されている。
特許文献1においては、軸力を負担する鉄骨ブレースの外周に鋼管を座屈補剛材としてかぶせることにより座屈補剛することが記載されているが、ブレースを建築物の躯体に接合する際に、接合箇所の間隔に応じて、ブレースの長さ調整を行うことは記載されていない。
特開平7−324377号公報(要約)
本発明は、座屈拘束が可能で、長さ調整も可能なブレースを提供する。
本発明の一態様は、軸力を伝達する軸力伝達ユニットと、軸力伝達ユニットの座屈を拘束する座屈拘束ユニットと、軸力伝達ユニットを建築物の躯体に接合する一組のクレビスとを備えるブレースである。軸力伝達ユニットは、軸方向に延びる少なくとも1つの芯材を有する芯材ユニットと、芯材ユニットの軸方向の両端にそれぞれ連結された一組のカプラーとを含む。一組のカプラーの第1のカプラーは、一組のクレビスの第1のクレビスが軸方向に移動可能に連結されるようにねじ切られた第1のネジ部を含み、一組のカプラーの第2のカプラーは、一組のクレビスの第2のクレビスが軸方向に移動可能に連結されるように第1のネジ部と逆向きにねじ切られた第2のネジ部を含む。座屈拘束ユニットは、軸力伝達ユニットを覆うように配置された管状部材と、軸力伝達ユニットと管状部材との間に充填されたグラウト材が硬化したグラウト硬化部とを含む。グラウト硬化部は、管状部材と一組のカプラーとが一体に回転可能となるように管状部材と一組のカプラーとの隙間に形成された第1のグラウト硬化部を含む。
このブレースでは、第1のクレビスが連結される第1のカプラーと、第2のクレビスが連結される第2のカプラーとが逆ねじとなっている。さらに、各カプラーは、管状部材との隙間に形成されたグラウト硬化部により、管状部材と一体に回転する。このため、管状部材を回転させると、互いに逆ねじとなっている各カプラーも一体に回転し、第1のクレビスと第2のクレビスとが軸方向に近付きまたは離れるように移動する。したがって、管状部材の回転方向を変えることにより容易にブレースの長さ調整を行うことができる。
第1のカプラーは、第1の筒状部を含み、第1の筒状部は、第1のネジ部が形成された円形状の第1の内周面と、非円形状の第1の外周面とを含み、第2のカプラーは、第2の筒状部を含み、第2の筒状部は、第2のネジ部が形成された円形状の第2の内周面と、非円形状の第2の外周面とを含むことが好ましい。管状部材を回転させる際にグラウト硬化部が非円形状の外周面に引っ掛かった状態となるため、グラウト硬化部を介して管状部材の回転力を各カプラーに確実性高く伝達できる。したがって、管状部材が空回りし、各カプラーが回転しない事態を防止できる。
第1の外周面は、円形状の曲面の一部が軸方向に切り欠かれた第1の平面部を含み、第2の外周面は、円形状の曲面の一部が軸方向に切り欠かれた第2の平面部を含むことが好ましい。円形状の曲面の一部に平面部を含むシンプルな非円形外周面形状により、管状部材と各カプラーとを確実性高く一体に回転させることができる。
このブレースは、第1のカプラーが管状部材の中心に位置した状態でグラウト材が硬化するように第1のカプラーを管状部材に対して支持する第1の支持ユニットと、第2のカプラーが管状部材の中心に位置した状態でグラウト材が硬化するように第2のカプラーを管状部材に対して支持する第2の支持ユニットとをさらに備えることが好ましい。各カプラーが管状部材の中心に位置した状態でグラウト硬化部を形成できるため、芯材ユニットの両端における直線性を確保しやすい。したがって、芯材ユニットの座屈耐力を向上させることができる。
第1の支持ユニットは、第1のカプラーを貫通させた状態で管状部材と第1のカプラーとの隙間を塞ぐように管状部材の軸方向の一端部に固定された板状の第1の閉塞部材を含み、第2の支持ユニットは、第2のカプラーを貫通させた状態で管状部材と第2のカプラーとの隙間を塞ぐように管状部材の軸方向の他端部に固定された板状の第2の閉塞部材を含むことが好ましい。各閉塞部材がグラウト材を管状部材の内部に溜める機能を果たすため、グラウト材を各カプラーと管状部材との隙間に万遍なく充填させた状態で硬化させやすい。したがって、各カプラーと管状部材とを強固に一体化できる。
第1の閉塞部材および第2の閉塞部材の少なくとも一方は、グラウト材が注入可能となるように開口した注入口を含むことが好ましい。
このブレースは、芯材ユニットが管状部材の中心に位置した状態でグラウト材が硬化するように芯材ユニットを管状部材に対して支持する第3の支持ユニットをさらに備えることが好ましい。第3の支持ユニットが芯材ユニットを管状部材の中心に位置した状態で支持できるため、軸方向に延びる芯材がたわんだ状態でグラウト硬化部が形成されることを抑制できる。このため、芯材の直線性を確保しやすい。したがって、芯材ユニットの座屈耐力を向上させることができる。
第3の支持ユニットは、芯材ユニットを貫通させた状態で管状部材の内周面に接触可能に配置された板状の支持部材を含み、支持部材は、内周面の周方向の少なくとも2箇所に接触する接触部と、隣り合う接触部の間をグラウト材が流通可能となるように開口した流通口とを含み、グラウト硬化部は、流通口を埋めるように形成された第2のグラウト硬化部を含むことが好ましい。支持部材を管状部材の内周面の少なくとも2箇所に接触させ、管状部材に対して芯材ユニットを位置決めした状態で、支持部材の隣り合う接触部の間をグラウト材の流通口として利用することにより、流通口に形成されたグラウト硬化部を介して、支持部材と管状部材とを強固に一体化できる。
支持部材は、管状部材の軸方向の中央近傍に配置されていることが好ましい。芯材ユニットのたわみを一層抑制できる。
本発明の他の態様は、上記ブレースと、上記ブレースが接合された躯体とを備える建築物である。このブレースを躯体に接合し、管状部材を回転させてブレースの長さ調整を行うことにより、粗建て方時の躯体において発生した建方誤差などを吸収でき、建築物の建方精度を向上できる。
座屈拘束が可能で、長さ調整も可能なブレースを提供できる。
本発明の一実施形態であるブレースを接合した建築物の概略構成を示す図。 ブレースのII−II断面図(図1のII−II線断面)。 ブレースから第1のカプラーを抜き出して示す斜視図。 ブレースのIV−IV端面図(図1のIV−IV線端面)。 ブレースから中央カプラーおよび支持部材を抜き出して示す斜視図。
図1に、本発明の一実施形態であるブレース1を接合した建築物300の概略構成を示している。建築物300は、躯体(骨組み)200と、躯体200に接合されたブレース(筋交い、斜材)1とを備える。なお、図1では、ブレース1を断面図により示している。
躯体200は、水平方向に対向する一組の柱部材210a,210bと、鉛直方向に対向する一組の梁部材220a,220bと、第1の柱部材210aおよび第1の梁部材(上階の梁部材)220aの接合部230aに配置された第1のガセットプレート240aと、第2の柱部材210bおよび第2の梁部材(下階の梁部材)220bの接合部230bに配置された第2のガセットプレート240bとを含む。ブレース1は、後述する一組のクレビス30,40を介してガセットプレート240a,240bにそれぞれ接合されることにより、柱部材210a,210bと梁部材220a,220bとにより四辺形状に軸組された躯体200に対して対角線状に配置される。
ブレース1は、軸力を伝達する軸力伝達ユニット10と、軸力伝達ユニット10の座屈を拘束する座屈拘束ユニット20と、軸力伝達ユニット10を躯体200に接合する一組のクレビス30,40とを備える。
軸力伝達ユニット10は、芯材ユニット50と、芯材ユニット50の軸方向Xの両端にそれぞれ連結された一組のカプラー60,70とを含む。芯材ユニット50は、鋼製丸棒状の第1の芯材51aおよび第2の芯材51bと、各芯材51a,51bが同軸上に配置されるように各芯材51a,51bの一端部52同士をネジ結合により連結した円筒状のカプラー(中央カプラー)55と、中央カプラー55の軸方向Xへの移動を規制するために中央カプラー55の軸方向Xの両端にそれぞれ配置された一組のナット59a,59bとを含む。なお、芯材ユニット50は、1本の芯材により構成されていてもよく、その場合、カプラー55は省略可能である。また、芯材ユニット50は、3本以上の芯材を含むものであってもよく、その場合、カプラー55を適宜増やすことで連結可能である。本明細書において、軸方向Xとは、第1の芯材51aおよび第2の芯材51bの延びる方向である。
第1のクレビス30は、第1のカプラー60に連結された棒状の連結部31と、第1のガセットプレート240aに接合された板状の接合部32とを含む。第2のクレビス40は、第2のカプラー70に連結された棒状の連結部41と、第2のガセットプレート240bに接合された板状の接合部42とを含む。本実施形態のクレビス30(40)は、連結部31(41)および接合部32(42)が鋳造により一体に形成された鋳鉄製である。
第1のカプラー60は、第1の芯材51aと第1のクレビス30とが同軸上に配置されるように芯材51aの他端部53とクレビス30の連結部31とをネジ結合により連結した第1の円筒状部80を含む。第1の円筒状部80は、円形状の第1の内周面81と、非円形状の第1の外周面82とを含む。内周面81は、クレビス30が軸方向Xに移動可能に連結されるようにねじ切られた雌ネジタイプの右ネジ部(第1のネジ部)85を含む。したがって、クレビス30の連結部31は、第1のネジ部85に対応するようにねじ切られた雄ネジタイプの右ネジ部35を含む。
第2のカプラー70は、第2の芯材51bと第2のクレビス40とが同軸上に配置されるように芯材51bの他端部53とクレビス40の連結部41とをネジ結合により連結した第2の円筒状部90を含む。第2の円筒状部90は、円形状の第2の内周面91と、非円形状の第2の外周面92とを含む。内周面91は、クレビス40が軸方向Xに移動可能に連結されるようにねじ切られた雌ネジタイプの左ネジ部(第2のネジ部)95を含む。したがって、クレビス40の連結部41は、第2のネジ部95に対応するようにねじ切られた雄ネジタイプの左ネジ部45を含む。なお、カプラー60のネジ部85とカプラー70のネジ部95とは逆ねじとなっていればよく、ネジ部85を左ネジ、ネジ部95を右ネジとしてもよい。
座屈拘束ユニット20は、軸力伝達ユニット10を覆うように配置された管状部材100と、軸力伝達ユニット10と管状部材100との間、すなわち管状部材100の内部空間Sに充填されたグラウト材110gが硬化したグラウト硬化部110とを含む。グラウト硬化部110は、管状部材100と各カプラー60,70とが一体に回転可能となるように管状部材100と各カプラー60,70との隙間Cに形成された第1のグラウト硬化部111を含む。本実施形態の管状部材100は、円筒状の鋼管(円形鋼管)100である。グラウト材110gの一例は、モルタルまたはコンクリートなどである。
このブレース1は、さらに、カプラー60の軸方向Xへの移動を規制するためにカプラー60の軸方向Xの両端にそれぞれ配置された一組のナット69a,69bと、カプラー60がグラウト硬化部110に軸力を伝達することを抑制するためにカプラー60のナット69bの側に配置されたクッション材65と、カプラー70の軸方向Xへの移動を規制するためにカプラー70の軸方向Xの両端にそれぞれ配置された一組のナット79a,79bと、カプラー70がグラウト硬化部110に軸力を伝達することを抑制するためにカプラー70のナット79bの側に配置されたクッション材75と、芯材ユニット50がグラウト硬化部110に軸力を伝達することを抑制するために第1の芯材51aおよび第2の芯材51bの表面(外周面)を被覆したアンボンド材54とを含む。アンボンド材54の一例はブチルゴムなどであり、クッション材65(75)の一例は発泡スチロールなどの剛性の低い材料である。
このブレース1では、建築物300に地震力や風力などの外力が作用した場合、躯体200のガセットプレート240a(240b)を介して軸方向Xに作用する引張力や圧縮力などの軸力を軸力伝達ユニット10により負担する。芯材ユニット50の各芯材51a,51bは、表面を被覆したアンボンド材54によりグラウト硬化部110への付着が抑制されているため、軸力を受けて安定的に降伏(塑性化)することにより、建築物300に作用する振動エネルギーを吸収することができる。また、芯材ユニット50がグラウト硬化部110および円形鋼管100により覆われているため、各芯材51a,51bに対して座屈耐力を超える圧縮力が作用した場合であっても、各芯材51a,51bの座屈を拘束(抑制)できる。
また、このブレース1では、第1のクレビス30が連結される第1のカプラー60と、第2のクレビス40が連結される第2のカプラー70とが逆ねじとなっている。さらに、各カプラー60,70は、円形鋼管100との隙間Cに形成されたグラウト硬化部111により、円形鋼管100と一体に回転する。このため、円形鋼管100を回転させると、互いに逆ねじとなっている各カプラー60,70も一体に回転し、第1のクレビス30と第2のクレビス40とが軸方向Xに近付きまたは離れるように移動する。したがって、円形鋼管100の回転方向を変えることにより容易にブレース1の長さ調整を行うことができる。
ブレース1を躯体200に接合する場合、例えば、円形鋼管100を回転させることにより、ガセットプレート240a,240b間の取り付け間隔に応じてブレース1のおおよその長さ調整を行い、第1のクレビス30を第1のガセットプレート240aに取り付け、再度、円形鋼管100を回転させることにより、第2のクレビス40を第2のガセットプレート240bに取り付けられるように、ブレース1の長さの微調整を行うことができる。第1のクレビス30および第2のクレビス40の取り付け順序は逆であってもよい。さらに、建築物300を新築等する場合、各クレビス30,40を各ガセットプレート240a,240bに接合(本取り付け)する前、すなわち、各クレビス30,40を各ガセットプレート240a,240bに仮取り付けした状態で、円形鋼管100を回転させることにより、粗建て方時の躯体200において発生した建方誤差などをブレース1により吸収することができる。したがって、ブレース1により建方誤差を調整した後に各クレビス30,40を各ガセットプレート240a,240bに接合(本取り付け)することにより、建築物300の建方精度を向上できる。
図2に、ブレース1をII−II断面図(図1のII−II線断面)により示している。図3に、ブレース1から第1のカプラー60を抜き出して斜視図により示している。なお、図3では、第1のカプラー60と共通する構成に相当する第2のカプラー70の符号を括弧書きで示している。
図1〜3に示すように、本実施形態の第1のカプラー60は、軸方向Xに延びる第1の円筒状部80により構成されている。第1の円筒状部80の非円形状の第1の外周面82は、円形状の曲面86の一部が軸方向Xに切り欠かれた第1の平面部87を含む。第1の平面部87は、第1の円筒状部80の一端部80aと他端部80bとをストレートに繋ぐように形成されている。また、第1の平面部87は、第1の外周面82の2回対称の位置に配置されている。
なお、本実施形態では、第1のネジ部85と第2のネジ部95とが逆ねじとなっていることを除いて、第1のカプラー60と第2のカプラー70とは構成が共通する。図3に示すように、第2のカプラー70は、軸方向Xに延びる第2の円筒状部90により構成されている。第2の円筒状部90の非円形状の第2の外周面92は、円形状の曲面96の一部が軸方向Xに切り欠かれた第2の平面部97を含む。第2の平面部97は、第2の円筒状部90の一端部90aと他端部90bとをストレートに繋ぐように形成されている。また、第2の平面部97は、第2の外周面92の2回対称の位置に配置されている。
このブレース1では、第1のカプラー60が非円形状の第1の外周面82を含み、第2のカプラー70が非円形状の第2の外周面92を含むため、円形鋼管100を回転させる際にグラウト硬化部111が第1のカプラー60の平面部87および第2のカプラー70の平面部97に引っ掛かった状態となる。このため、グラウト硬化部111を介して円形鋼管100の回転力を各カプラー60,70に確実に伝達できる。したがって、円形鋼管100およびグラウト硬化部111が空回りし、各カプラー60,70が回転しない事態を防止できる。なお、外周面82(92)に平面部87(97)を設ける構成は非円形状の一例であり、上記に限定されないが、円筒状部80(90)の外周面82(92)の一部をカットしただけのシンプルな外周面形状の本実施形態によれば、低コストで、円形鋼管100と各カプラー60,70との一体回転を実現できる。
このブレース1は、さらに、第1のカプラー60が円形鋼管100の中心に位置した状態でグラウト材110gが硬化するように第1のカプラー60を円形鋼管100に対して支持する第1の支持ユニット120と、第2のカプラー70が円形鋼管100の中心に位置した状態でグラウト材110gが硬化するように第2のカプラー70を円形鋼管100に対して支持する第2の支持ユニット130とを備える。
第1の支持ユニット120は、第1のカプラー60を軸方向Xに移動可能に貫通(挿通)させた状態で、円形鋼管100と第1のカプラー60との隙間Cを塞ぐように円形鋼管100の軸方向Xの一端部100aに溶接により固定された板状の第1の閉塞部材140を含む。第1の閉塞部材140は、円形鋼管100に固定されており、第1のカプラー60には固定されていない。第2の支持ユニット130は、第2のカプラー70を軸方向Xに移動可能に貫通させた状態で、円形鋼管100と第2のカプラー70との隙間Cを塞ぐように円形鋼管100の軸方向Xの他端部100bに溶接により固定された板状の第2の閉塞部材150を含む。第2の閉塞部材150は、円形鋼管100に固定されており、第2のカプラー70には固定されていない。
このブレース1では、各閉塞部材140,150がグラウト材110gを円形鋼管100の内部空間Sに溜める漏れ止め用の蓋として機能するため、グラウト材110gを各カプラー60,70と円形鋼管100との隙間Cに万遍なく充填させた状態で硬化させることができる。したがって、各カプラー60,70と円形鋼管100とを強固に一体化できる。さらに、円形鋼管100に溶接固定された各閉塞部材140,150が、各カプラー60,70を円形鋼管100の中心位置に支持した状態で、隙間Cに充填したグラウト材110gを硬化させることができるため、各カプラー60,70の直線性、すなわち芯材ユニット50の両端における直線性を確保できる。したがって、芯材ユニット50の座屈耐力を向上させることができる。
また、このブレース1では、各閉塞部材140,150が各カプラー60,70には固定されておらず、各カプラー60,70は軸方向Xに移動可能な状態でグラウト硬化部110に覆われる(包囲される)。さらに、各カプラー60,70の各円筒状部80,90には、軸周りに回転する際にグラウト硬化部110に引っ掛かる各平面部87,97が、軸方向Xに移動する際にグラウト硬化部110に引っ掛からないように各円筒状部80,90の各両端部をストレートに繋ぐように形成されている。このため、各カプラー60,70が軸方向Xに移動する際にグラウト硬化部110との干渉が抑制される。したがって、各カプラー60,70の各平面部87,97により円形鋼管100と各カプラー60,70との一体回転を実現するとともに、各カプラー60,70の軸方向Xへの移動を許容することにより、芯材ユニット50による振動エネルギー吸収性能を向上できる。
第1の閉塞部材140は、グラウト材110gが注入可能となるように軸方向Xに貫通した注入口(貫通孔)145を含む。円形鋼管100の内部空間Sにグラウト材110gを充填する方法の一例は、工場等において第1の閉塞部材140が鉛直方向の上側になるようにブレース1を傾けて配置し、グラウト材110gを上側の注入口145から注入することである。なお、第2の閉塞部材150は、グラウト材110gが排出可能となるように軸方向Xに貫通した排出口(貫通孔)を含むものであってもよく、その場合、第1の閉塞部材140が鉛直方向の下側になるようにブレース1を傾けて配置し、グラウト材110gを下側の注入口145から注入し、上側の排出口から排出することで充填することもできる。
図4に、ブレース1をIV−IV端面図(図1のIV−IV線端面)により示している。図5に、ブレース1から中央カプラー55および支持部材170を抜き出して斜視図により示している。
図1、4および5に示すように、このブレース1は、さらに、芯材ユニット50が円形鋼管100の中心に位置した状態でグラウト材110gが硬化するように芯材ユニット50を円形鋼管100に対して支持する第3の支持ユニット160を備える。第3の支持ユニット160は、芯材ユニット50の中央カプラー55を貫通させた状態で円形鋼管100の内周面101に接触可能に配置された板状の支持部材170を含む。支持部材170は、円形鋼管100の軸方向Xの中央に配置されている。
中央カプラー55は、曲面状の外周面55aの一部が軸方向Xに切り欠かれた第3の平面部56を含む(図5参照)。第3の平面部56は、外周面55aの2回対称の位置に配置されている。中央カプラー55においても、第1のカプラー60および第2のカプラー70と同様に、円形鋼管100を回転させる際にグラウト硬化部111が中央カプラー55の平面部56に引っ掛かった状態となる。したがって、グラウト硬化部111を介して円形鋼管100の回転力を中央カプラー55に確実に伝達できる。
本実施形態の支持部材170は、全体が薄い八角柱状に形成された平板であり、8つの側面のうち一つ置きに等間隔に配置された4つの側面が円形鋼管100の内周面101に接触するように内周面101とほぼ同径に形成された接触面(接触部)171a〜171dと、8つの側面のうち残りの4つの側面が円形鋼管100の内周面101に接触しないように内周面101よりも短径に形成された非接触面172a〜172dとを含む。このため、支持部材170は、接触面171a〜171dが内周面101の周方向の4箇所に等間隔に接触した状態で、芯材ユニット50を円形鋼管100に対して支持する。さらに、支持部材170は、隣り合う接触面171a〜171dの間、すなわち各非接触面172a〜172dと円形鋼管100との隙間をグラウト材110gが流通可能となるように開口した4つの流通口175を含む。したがって、グラウト硬化部110は、各流通口175を埋める(閉塞する)ように形成された第2のグラウト硬化部112を含む。
なお、本実施形態の支持部材170は、等間隔に配置された4つの接触面171a〜171dを含むものであるが、支持部材170は、内周面101の周方向の少なくとも2箇所に接触する接触部を含むものであればよく、上記に限定されない。内周面101の周方向の2箇所に接触する接触部を含む支持部材の一例は、小判型に形成された平板である。支持部材170は、等間隔に配置された3つ以上の接触部を含むものであることが好ましく、芯材ユニット50の円形鋼管100に対する位置決め精度を向上させることができる。また、中央カプラー55と支持部材170とは別体となっているが、鋳造により一体成形されていてもよい。
このブレース1では、円形鋼管100の中央に配置された支持部材170が、円形鋼管100の内周面101の周方向の4箇所に等間隔に接触する接触面171a〜171dを含むため、芯材ユニット50の円形鋼管100に対する位置決め精度を向上させることができる。このため、支持部材170が、芯材ユニット50を円形鋼管100の中心位置に支持した状態で、内部空間Sに充填したグラウト材110gを硬化させることができる。すなわち、軸方向Xに延びる各芯材51a,51bがたわんだままの状態で、グラウト硬化部110が形成されることを抑制できるため、芯材ユニット50の直線性を確保できる。したがって、圧縮変形時に各芯材51a,51bに曲げ変形が発生することを抑制でき、芯材ユニット50の座屈耐力を向上させることができる。さらに、支持部材170の隣り合う接触面171a〜171dの間をグラウト材110gの流通口175として利用することにより、各流通口175に形成されたグラウト硬化部112を介して、支持部材170と円形鋼管100とを強固に一体化できる。なお、芯材ユニット50が3本以上の芯材を含むものである場合、第3の支持ユニット160は、各芯材を連結する複数のカプラー55のそれぞれを支持する複数の支持部材170を含むものであってもよい。各芯材のたわみがより抑制され、芯材ユニット50の直線性がさらに向上する。
また、このブレース1では、支持部材170が、円形鋼管100の内周面101の周方向の4箇所に等間隔に接触する接触面171a〜171dを含むため、各流通口175の面積を均一にすることができる。このため、各流通口175を通過するグラウト材110gの流通量を一定にすることができる。したがって、グラウト材110gが円形鋼管100の内部空間Sに均一に充填された状態でグラウト硬化部110を形成できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲に規定されたものを含む。例えば、管状部材100は円形鋼管に限定されず、角形鋼管などであってもよい。第1の芯材51aおよび第2の芯材51bは丸棒状に限定されず、角棒状などであってもよい。カプラー55,60,70は鋼製であってもよく鋳鉄製であってもよい。また、管状部材100は、内周面101から突出した1つ以上の突出部を含むものであってもよい。1つ以上の突出部とグラウト硬化部110とが噛み合った(嵌合した)状態となるため、管状部材100の回転力をグラウト硬化部111に確実に伝達できる。したがって、グラウト硬化部111を介して円形鋼管100の回転力を第1のカプラー60、第2のカプラー70および中央カプラー55にさらに確実に伝達できる。
1 ブレース
10 軸力伝達ユニット、 20 座屈拘束ユニット
30 第1のクレビス、 31 連結部、 32 接合部、35 右ネジ部
40 第2のクレビス、 41 連結部、 42 接合部、45 左ネジ部
50 芯材ユニット、 51a 第1の芯材、 51b 第2の芯材、 54 アンボンド材、 55 中央カプラー
60 第1のカプラー、 65 クッション材
70 第2のカプラー、 75 クッション材
80 第1の円筒状部、 81 第1の内周面、 82 第1の外周面、 85 第1のネジ部(右ネジ部)、 86 円形状の曲面、 87 第1の平面部
90 第2の円筒状部、 91 第2の内周面、 92 第2の外周面、 95 第2のネジ部(左ネジ部)、 96 円形状の曲面、 97 第2の平面部
100 管状部材(円形鋼管)、 101 内周面
110 グラウト硬化部、 110g グラウト材、 111 第1のグラウト硬化部、 112 第2のグラウト硬化部
120 第1の支持ユニット、 130 第2の支持ユニット
140 第1の閉塞部材、 145 注入口、 150 第2の閉塞部材
160 第3の支持ユニット、 170 支持部材、 171a〜171d 接触部(接触面)、 172a〜172d 非接触面、 175 流通口
200 躯体、 210a 第1の柱部材、 210b 第2の柱部材、 220a 第1の梁部材、 220b 第2の梁部材、 230a,230b 接合部、 240a,240b ガセットプレート
300 建築物

Claims (10)

  1. 軸力を伝達する軸力伝達ユニットと、
    前記軸力伝達ユニットの座屈を拘束する座屈拘束ユニットと、
    前記軸力伝達ユニットを建築物の躯体に接合する一組のクレビスとを備え、
    前記軸力伝達ユニットは、軸方向に延びる少なくとも1つの芯材を有する芯材ユニットと、前記芯材ユニットの軸方向の両端にそれぞれ連結された一組のカプラーとを含み、
    前記一組のカプラーの第1のカプラーは、前記一組のクレビスの第1のクレビスが軸方向に移動可能に連結されるようにねじ切られた第1のネジ部を含み、
    前記一組のカプラーの第2のカプラーは、前記一組のクレビスの第2のクレビスが軸方向に移動可能に連結されるように前記第1のネジ部と逆向きにねじ切られた第2のネジ部を含み、
    前記座屈拘束ユニットは、前記軸力伝達ユニットを覆うように配置された管状部材と、前記軸力伝達ユニットと前記管状部材との間に充填されたグラウト材が硬化したグラウト硬化部とを含み、
    前記グラウト硬化部は、前記管状部材と前記一組のカプラーとが一体に回転可能となるように前記管状部材と前記一組のカプラーとの隙間に形成された第1のグラウト硬化部を含む、ブレース。
  2. 前記第1のカプラーは、第1の筒状部を含み、
    前記第1の筒状部は、前記第1のネジ部が形成された円形状の第1の内周面と、非円形状の第1の外周面とを含み、
    前記第2のカプラーは、第2の筒状部を含み、
    前記第2の筒状部は、前記第2のネジ部が形成された円形状の第2の内周面と、非円形状の第2の外周面とを含む、請求項1に記載のブレース。
  3. 前記第1の外周面は、円形状の曲面の一部が軸方向に切り欠かれた第1の平面部を含み、
    前記第2の外周面は、円形状の曲面の一部が軸方向に切り欠かれた第2の平面部を含む、請求項2に記載のブレース。
  4. 前記第1のカプラーが前記管状部材の中心に位置した状態で前記グラウト材が硬化するように前記第1のカプラーを前記管状部材に対して支持する第1の支持ユニットと、
    前記第2のカプラーが前記管状部材の中心に位置した状態で前記グラウト材が硬化するように前記第2のカプラーを前記管状部材に対して支持する第2の支持ユニットとをさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のブレース。
  5. 前記第1の支持ユニットは、前記第1のカプラーを貫通させた状態で前記管状部材と前記第1のカプラーとの前記隙間を塞ぐように前記管状部材の軸方向の一端部に固定された板状の第1の閉塞部材を含み、
    前記第2の支持ユニットは、前記第2のカプラーを貫通させた状態で前記管状部材と前記第2のカプラーとの前記隙間を塞ぐように前記管状部材の軸方向の他端部に固定された板状の第2の閉塞部材を含む、請求項4に記載のブレース。
  6. 前記第1の閉塞部材および前記第2の閉塞部材の少なくとも一方は、前記グラウト材が注入可能となるように開口した注入口を含む、請求項5に記載のブレース。
  7. 前記芯材ユニットが前記管状部材の中心に位置した状態で前記グラウト材が硬化するように前記芯材ユニットを前記管状部材に対して支持する第3の支持ユニットをさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載のブレース。
  8. 前記第3の支持ユニットは、前記芯材ユニットを貫通させた状態で前記管状部材の内周面に接触可能に配置された板状の支持部材を含み、
    前記支持部材は、前記内周面の周方向の少なくとも2箇所に接触する接触部と、隣り合う前記接触部の間を前記グラウト材が流通可能となるように開口した流通口とを含み、
    前記グラウト硬化部は、前記流通口を埋めるように形成された第2のグラウト硬化部を含む、請求項7に記載のブレース。
  9. 前記支持部材は、前記管状部材の軸方向の中央近傍に配置されている、請求項8に記載のブレース。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のブレースと、
    前記ブレースが接合された躯体とを備える、建築物。
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