JP2018192896A - 旋回装置 - Google Patents
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Abstract
Description
走行面上を走行する走行体を旋回させるための旋回装置であって、
前記走行体に取り付けられたアーム部と、前記アーム部を前記走行体に対して相対的に回転駆動するアクチュエータと、前記走行体の走行軌跡上に配設されたターンテーブルとを備えており、
前記アーム部は、前記走行面に取り外し可能なように固定される固定部を備えており、
前記固定部は、前記走行体が前記ターンテーブル上にあるときに、前記ターンテーブルの外側における前記走行面に到達可能な位置に配置されており、
前記ターンテーブルは、前記走行面に交差する方向と略平行な仮想回転軸を中心に回転可能とされており、
かつ、前記ターンテーブルは、前記ターンテーブルに到達した前記走行体に、少なくとも一時的に拘束されて、前記走行体に対して相対回転しない構成とされている
ことを特徴とする旋回装置。
前記走行面は、天井面又は壁面である
項目1に記載の旋回装置。
前記走行体は、前記走行面に拘束されながら、前記走行軌跡に沿って移動する構成となっている
項目1又は2に記載の旋回装置。
位置決め機構をさらに備えており、
前記位置決め機構は、前記走行面に対する前記ターンテーブルの相対的回転位置を規定する構成となっている
項目1〜3のいずれか1項に記載の旋回装置。
ロック機構をさらに備えており、
前記ロック機構は、前記走行面に対する前記ターンテーブルの位置を保持し、かつ、前記走行体が前記ターンテーブルに到達して旋回可能となったときに前記保持を解除する構成となっている
項目1〜4のいずれか1項に記載の旋回装置。
前記固定部及び前記走行面の一方は、他方に吸着する永久磁石を備えている
項目1〜5のいずれか1項に記載の旋回装置。
前記固定部及び前記走行面の一方は、他方に吸着する電磁石を備えている
項目1〜6のいずれか1項に記載の旋回装置。
第1構成例の走行体2は、フレーム21と、無限軌道22とを備えており、天井面(走行面)1に沿って移動可能とされている。
天井面1は、走行体2の移動方向に沿って所定のピッチで形成された複数の穴11を備えている。したがって、例えば、走行体2をX−Y平面の二次元方向で移動させたい場合は、2次元方向においてそれぞれ所定のピッチで穴11を形成することが望ましい。
フレーム21は、天井面1に沿う方向に延長されたスライド面2111を有するスライド板211を備えている。また、フレーム21は、重量物3を支持するための重量物支持部215を備えている。なお、本実施形態において重量物3は、人であってもよい。
無限軌道22は、履帯221と、複数の係合部222と、スライド部223とを備えている。
次に、前記した装置を用いた重量物の移動方法を説明する。まず、図1に示されるように、複数の係合部222を、対応する天井面1の穴11に挿入する。この状態では、本構成例の係合部222の先端は、天井面1の穴11に係合しており、係合部222が落下しないようになっている(図2参照)。なお、係合部222の詳しい構成例については後述する。
つぎに、図3をさらに参照して、より具体的な走行体の構成例を説明する。なお、この第2構成例の説明においては、前記した第1構成例の走行体と基本的に共通する構成要素については、同一符号を用いることで、記載の煩雑を避ける。この第2構成例は、前記した第1構成例よりも詳しい実装例を説明するためのものである。
次に、図4をさらに参照して、第2構成例に係る走行体における、係合部222の拘束及び解放の動作を説明する。
駆動部224が履帯221を回転させると、履帯221の回転に伴い、係合部222が天井面1に接近する。このとき、履帯221の通過軌跡は、案内部214により、傾斜方向に(図4(a)において左上方向に)移動する。これにより、本構成例では、係合部222の姿勢を、天井面1の穴11に挿入しやすい状態(穴11の下面に干渉しにくい状態)に保持することができる。
押圧部212により係合部222が上昇すると、係合部222の先端が穴11の上面に係合する。つまり、係合部222が天井面1に拘束される。なお、係合部222のさらに詳しい構成例については後述する。
ついで、穴11に係合している係合部222の近傍に配置されたスライド部223がフレーム21のスライド面2111の下面に接しながら走行する。この状態では、スライド部223は、それ自身がフレーム21に対して移動しながら、フレーム21の荷重を支持することができる。第1構成例において説明した通り、スライド部223の荷重は天井面1により支持される。
スライド部223がさらに移動して、スライド面2111を通過すると、当該スライド部223の近傍にある係合部222は、フレーム21からの荷重を受けなくなる。この係合部222への負荷がなくなった状態で、係合部222は天井面1の穴11を解放し、天井面1との機械的な拘束関係を解消する。
係合部222がさらに移動して、引張部213の上方に達すると、本構成例の引張部213は、係合部222を天井面1の穴11から引き抜く。引張部213の詳しい動作例も後述する。
つぎに、図5〜図13をさらに参照して、本発明の第3構成例に係る走行体を説明する。なお、この第3構成例の説明においては、前記した第1及び第2構成例の走行体と基本的に共通する構成要素については、同一符号を用いることで、記載の煩雑を避ける。この第3構成例は、前記した各構成例よりもさらに詳しい実装例を説明するためのものである。
ついで、係合部222の具体的な構成例を図7〜図9により説明する。
次に、図8を参照しながら、本例の係合部222を天井面1に拘束するときの動作を説明する。
係合部222が履帯221の回転に伴って移動し、押圧部212の上方に到達すると、押圧部212は、係合部222のベースプレート2226を上方に押し込む。すると、係合部222の回動部2221の上部は、天井面1の穴11の下面に当接する。
押圧部212がベースプレート2226をさらに上方に押し込むと、回動部2221は、ばね2223の付勢力に抗して回動する。これにより、二つの回動部2221の形状は、天井面1の穴11を通過可能なものとなる。
押圧部212がベースプレート2226をさらに上方に押し込むと、回動部2221は、天井面1の穴11を通過し、穴11の上方において、ばね2223の付勢力によって初期状態に復帰する。これにより、二つの回動部2221の形状は、穴11を通過できない大きさとなる。また、この状態では、回動部2221の下端が穴11の上部に当接した状態(拘束状態)となる。この拘束状態においては、係合部222に作用する下向きの荷重を、天井面1により支持することができ、走行体2および重量物3の荷重によって、係合部222が自然に解除されることはない。
次に、図9を参照しながら、係合部の引抜時における動作を説明する。
履帯221の回転に伴って、係合部222が引張部213の上方に到達すると、引張部213は、係合部222の操作部2224を下方に引っ張る。なお、図6では、引張部213を図示していないが、第3構成例においても、図3と同様の位置に引張部213が配置されているものとする。すると、接続部2225及びリンク板2222を介して、回動部2221が、ばね2223の付勢力に抗して、たがいに接近する方向に回動する。
操作部2224をさらに下方に向けて引っ張ると、回動部2221は、ばね2223の付勢力に抗してさらに回動する。これにより、回動部2221は、天井面1の穴11を通過可能な径となる。
操作部2224をさらに下方に引っ張ると、回動部2221は、天井面1の穴11を通過し、穴11の下方において、ばね2223の付勢力によって初期状態に復帰する。このようにして、本構成例では、係合部222を天井面1の穴11から解放することができる。解放された係合部222は、履帯221の回転に従って移動することができる。
次に、図10〜図13を参照して、本構成例における押圧部212の具体的な実装例を説明する。この押圧部212は、直動部2121と、保持部2122とを備えている。
次に、図13(a)及び(b)を参照して、本構成例に係る押圧部212の動作を説明する。
履帯221の回転に従って、係合部222の操作部2224が押圧部212の保持部2122の内部に到達する(図6参照)。
すると、本構成例では、例えばセンサによってこの状態を検出し、押圧部212の保持部2122を上方に移動させる。すると、本例では、保持部2122の上部がベースプレート2226の下端に当接し、係合部222を上方に押し上げることができる。係合部222の押し上げタイミングあるいは押し上げストロークは、履帯221の通過軌道や係合部222の形状に応じて決定することができる。
次に、図13(a)及び(c)を参照して、本構成例に係る引張部213の動作を説明する。
履帯221の回転に従って、係合部222の操作部2224が引張部213の保持部2132の内部に到達する。
すると、本構成例では、例えばセンサによってこの状態を検出し、引張部213の保持部2132を下方に移動させる。すると、本例では、保持部2132上端のフランジ部が係合部222の操作部2224の上面に当接し、操作部2224を下方に引き下げることができる。操作部2224の引き下げタイミングあるいは引き下げストロークは、履帯221の通過軌道や係合部222の形状に応じて決定することができる。
走行体の具体例についての前記説明を前提として、図14〜図15をさらに参照しながら、本発明の第1実施形態に係る旋回装置の構成を説明する。
アーム部41は、アーム本体411と、走行面1に取り外し可能なように固定される固定部412とを備えている(図14参照)。
ターンテーブル43は、走行面1に交差する方向と略平行な仮想回転軸431を中心に回転可能とされている。さらに、ターンテーブル43は、ターンテーブル43に到達した走行体2に、少なくとも一時的に拘束されて、走行体2に対して相対回転しない構成とされている。
アクチュエータ42は、この実施形態では、走行体2のフレーム21に固定されており、このフレーム21に対してアーム部41のアーム本体411を回転させるようになっている。より具体的には、本実施形態のアクチュエータ42は、図示しないコンピュータにより制御される制御モータにより構成されており、アーム本体411の回転時期及び回転角を制御できるようになっている。
ロック機構45は、天井面1に対するターンテーブル43の位置を保持し、かつ、走行体2がターンテーブル43に到達して旋回可能となったときに保持を解除する構成となっている。ロック機構45の詳しい構成例は第2実施形態として説明する。
永久磁石46は、仮想回転軸431を中心として、約90°の位相差を持つように離間して、天井面1の背面側(上面側)に配置されている。
以下、図16〜図28をさらに参照して、本発明の第2実施形態に係る旋回装置について説明する。なお、この第2実施形態は、前記した第1実施形態をより具体化した例である。また、この第2実施形態の説明においては、前記した第1実施形態と基本的に共通する構成要素については、同一符号を用いることにより、説明の煩雑を避ける。
第2実施形態の走行体2は、四つの支持輪23を備えている(図16参照)。これらの支持輪23は、天井面1と接触することで受動的に回転可能となるように、適宜の取付部材を介してフレーム21に取り付けられている。支持輪23の回転軸の方向は、走行体2の走行方向に直交し、かつ、天井面1に平行な方向とされている。また、支持輪23は、走行体2が天井面1に取り付けられて、天井面1上を走行する場合(例えば図3参照)において、天井面1に接触しながら回転して、走行体2の姿勢を安定させることができるようになっている。
本実施形態のアーム部41の固定部412は、アーム本体411における二つの端部にそれぞれ取り付けられたベース部413と、このベース部413に対してスライド可能なように取り付けられたスライド部414とから構成されている(図17及び図18参照)。
本実施形態のターンテーブル43は、4枚のリブ434(図25参照)とガイドローラ435(図25参照)とをさらに有している。リブ434は、ターンテーブル43の表面に、互いに交差するように取り付けられて、その強度を向上させる。ガイドローラ435は、テーブル本体432の外周に、受動的に回転可能な状態で取り付けられている。ガイドローラ435の回転軸は、テーブル本体432の半径方向に向けられており、これによって、ガイドローラ435は、テーブル本体432に大きな荷重が加わった場合にも仮想回転軸431を中心として円滑に回転できるように、テーブル本体432を支持している。
本実施形態のロック機構45は、第1実施形態の例とは異なり、2箇所に配置されている(図19参照)。それぞれのロック機構45は、回動部451と、回動軸452と、フック部453と、嵌入穴454(図21参照)と、ピン455とを有している(図23及び図24参照)。
本実施形態の旋回装置は、位置決め機構44をさらに備えている(図19参照)。位置決め機構44は、四つのインデックス部441と、二つのプランジャ442とを有している(図25及び図26参照)。インデックス部441は、テーブル本体432の外周部に、90°の位相差で等間隔に取り付けられており、その外側端部には凹部が形成されている。プランジャ442は、天井面1の背面側(上面側)において、嵌合穴12の周縁近傍に、180°の位相差で取り付けられている。プランジャ442の突出部は、仮想回転軸431(あるいはターンテーブル本体432の中心)の方向を向くように配置されており、ばね力によって先端方向に付勢されている。これによって、プランジャ442の突出部は、インデックス部441の凹部に一時的に保持されるようになっている。このようなプランジャの構成としては、従来から用いられているものと同様でよいので、これ以上の詳しい説明は省略する。
本実施形態の旋回装置は、テーブル支持部47をさらに備えている。テーブル支持部47は、支持梁471と、回転軸472とを備えている(図20参照)。支持梁471は、天井面1の背面側(上面側)において、嵌合穴12を横切るように配置されて、天井面1に固定されている。回転軸472は、支持梁471のほぼ中央において、ターンテーブル43の仮想回転軸431とほぼ同軸となる位置に配置され、かつ、支持梁471によって回転可能なように支持されている。また、回転軸472の端部は、テーブル本体432の背面側に固定されており、これによって、テーブル本体432は、仮想回転軸431を中心として正逆方向に回転できるようになっている。
次に、図27及び図28をさらに参照して、前記した第2実施形態に係る旋回装置の動作を説明する。
この説明では、走行体2が、天井面1に沿って、図中左上方向から右下方向に移動しているものとする。その際の移動の手順は、すでに説明した通りである。ここで、本実施形態では、アーム部41のアーム本体411が、走行体2の移動方向に対して直交する向きに保持されている。この角度の保持は、この実施形態では、アクチュエータ42の制御により行われる。また、この段階では、ロック機構45のピン435は、天井面1を貫通しており、フック部453は、嵌入穴454に係合している(後述の図28(a)及び(b)参照)。
走行体2の移動により、走行体2はターンテーブル43に到達する。さらに走行体2が移動して、走行体2の中心が、ターンテーブル本体432のほぼ中心に到達したときに、走行体2を停止させる。この停止は、例えば適宜なセンサの使用により、自動的に行うことができる。また、この状態では、走行体2の係合部222は、ターンテーブル本体432の穴433に係合しており、天井面1の穴11には係合しない状態となる。
ついで、アクチュエータ42は、アーム部41のアーム本体411を、走行体2に対して、約45°だけ回転させる。すると、アーム部41の固定部412が永久磁石46の位置に到達した時に、スライド部414が永久磁石46に引き付けられて上昇し、スライド部414が永久磁石46に(したがって天井面1に)一時的に固定される。スライド部414が永久磁石46に吸着するまでの間は、ロック機構45によって、ターンテーブル43のテーブル本体432は、天井面1に保持されており、両者が相対移動することはない。
ついで、アクチュエータ42を駆動し、アーム部41に対して走行体2を相対的に回転させる。このとき、アーム部41は天井面1に固定されているので、走行体2がアーム部41及び天井面1に対して回転する。ここで、走行体2は、ターンテーブル43に拘束されているので、ターンテーブル43は、走行体2と一緒に回転する。また、本実施形態では、位置決め機構44のプランジャ442がインデックス部441に係合しているが、ターンテーブル43の回転に伴い、プランジャ442の突出部がばね力に抗して後退して、両者の係合を解消することができる。
ターンテーブル本体432(すなわち走行体2)が、初期の進行方向に対して90°回転した時点で、アクチュエータ42の回転を停止する。ここで、本実施形態では、位置決め機構44のプランジャ442を90°の位相差で配置しているので、ターンテーブル本体432がちょうど90°回転した時に、インデックス部441をプランジャ442の突出部に再び係合させることができる。このとき、アクチュエータ42の回転抵抗が増大するので、この抵抗増大をトリガとしてアクチュエータ42を停止させることができる。このようにすると、ターンテーブル43の回転角度を正確に設定することができるという利点がある。特に、本実施形態では、走行体2の安定走行のためには、ターンテーブルの穴433が、天井面1に形成された穴11に正確に整列されていることが望ましい。したがって、本実施形態では、ターンテーブル43の回転角度を正確に設定することによって、走行体2を安定して走行させることができる。
ついで、方向転換された走行体2を走行させる。このとき、アーム部41のスライド部414と永久磁石46とは磁力により吸着しているが、本実施形態では、走行体2の駆動力により、両者を離間させることができる。すなわち、本実施形態では、スライド部414と永久磁石46との吸着力と、走行体2の駆動力とを適切に設定することにより、永久磁石46を用いた場合であっても、走行体2の走行を再開することができる。また、本実施形態では、位置決め機構44を設けているので、走行体2の走行開始時におけるターンテーブル本体432の回転を阻止することもできる。
ついで、走行体2がさらに走行すると、走行体2は、初期の向きとは90°位相差のある方向に進行することができる。したがって、本実施形態によれば、走行体2を旋回させて、2次元方向での方向転換を行うことができる。もちろん、アクチュエータ42の回転方向を制御することにより、走行体2を90°逆向きに方向転換させることもできる。また、前記したターンテーブル43を適宜の箇所に分散配置すれば、走行体2を複数の位置において旋回させることもできる。もちろん、複数の走行体2を一つの天井面1上で同時に走行させてもよい。
11 天井面の穴
12 嵌合穴
2 走行体
21 フレーム
211 スライド板
2111 スライド面
212 押圧部
2121 直動部
2122 保持部
213 引張部
2131 直動部
2132 保持部
214 案内部
215 重量物支持部
22 無限軌道
221 履帯
2211 履板
2212 履板のピン
222 係合部
2221 回動部
2222 リンク板
2223 ばね
2224 操作部
2225 接続部
2226 ベースプレート
223 履帯のスライド部
224 駆動部
23 支持輪
3 重量物
41 アーム部
411 アーム本体
412 固定部
413 ベース部
414 スライド部
42 アクチュエータ
43 ターンテーブル
431 仮想回転軸
432 ターンテーブル本体
433 穴
434 リブ
435 ガイドローラ
44 位置決め機構
441 インデックス部
442 プランジャ
45 ロック機構
451 回動部
452 回動軸
453 フック部
454 嵌入穴
455 ロック機構用のピン
46 永久磁石
47 テーブル支持部
471 支持梁
472 回転軸
Claims (7)
- 走行面上を走行する走行体を旋回させるための旋回装置であって、
前記走行体に取り付けられたアーム部と、前記アーム部を前記走行体に対して相対的に回転駆動するアクチュエータと、前記走行体の走行軌跡上に配設されたターンテーブルとを備えており、
前記アーム部は、前記走行面に取り外し可能なように固定される固定部を備えており、
前記固定部は、前記走行体が前記ターンテーブル上にあるときに、前記ターンテーブルの外側における前記走行面に到達可能な位置に配置されており、
前記ターンテーブルは、前記走行面に交差する方向と略平行な仮想回転軸を中心に回転可能とされており、
かつ、前記ターンテーブルは、前記ターンテーブルに到達した前記走行体に、少なくとも一時的に拘束されて、前記走行体に対して相対回転しない構成とされている
ことを特徴とする旋回装置。 - 前記走行面は、天井面又は壁面である
請求項1に記載の旋回装置。 - 前記走行体は、前記走行面に拘束されながら、前記走行軌跡に沿って移動する構成となっている
請求項1又は2に記載の旋回装置。 - 位置決め機構をさらに備えており、
前記位置決め機構は、前記走行面に対する前記ターンテーブルの相対的回転位置を規定する構成となっている
請求項1〜3のいずれか1項に記載の旋回装置。 - ロック機構をさらに備えており、
前記ロック機構は、前記走行面に対する前記ターンテーブルの位置を保持し、かつ、前記走行体が前記ターンテーブルに到達して旋回可能となったときに前記保持を解除する構成となっている
請求項1〜4のいずれか1項に記載の旋回装置。 - 前記固定部及び前記走行面の一方は、他方に吸着する永久磁石を備えている
請求項1〜5のいずれか1項に記載の旋回装置。 - 前記固定部及び前記走行面の一方は、他方に吸着する電磁石を備えている
請求項1〜6のいずれか1項に記載の旋回装置。
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