JP2018191475A - アクチュエータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを低減することができるアクチュエータ制御装置を提供すること。【解決手段】実施形態の一態様に係るアクチュエータ制御装置は、制御部と、共用の電流センサとを備える。制御部は、複数のアクチュエータの動作を排他的に制御する。共用の電流センサは、各アクチュエータへ駆動電流を供給する各配線に流れる駆動電流を検知する。共用の電流センサは、複数本の配線が挿通される環状の磁気コアと、磁気コアに設けられ、配線に流れる駆動電流に応じた電圧を出力するホール素子とを備える。【選択図】図1
Description
開示の実施形態は、アクチュエータ制御装置に関する。
従来、複数のアクチュエータの動作を排他的に制御する制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。制御装置は、例えば、各アクチュエータへ供給する駆動電流を検知して各アクチュエータの動作をフィードバック制御する場合、各アクチュエータへ駆動電流を供給する配線毎に駆動電流を検知する電流センサが設けられることが一般的である。
しかしながら、従来の制御装置は、アクチュエータへ駆動電流を供給する配線の本数と同数の電流センサを設ける必要があるため製造コストが嵩む。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、製造コストを低減することができるアクチュエータ制御装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るアクチュエータ制御装置は、制御部と、共用の電流センサとを備える。制御部は、複数のアクチュエータの動作を排他的に制御する。共用の電流センサは、各前記アクチュエータへ駆動電流を供給する各配線に流れる前記駆動電流を検知する。
実施形態の一態様に係るアクチュエータ制御装置は、製造コストを低減することができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するアクチュエータ制御装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。図1は、実施形態に係るアクチュエータ制御装置1を示す説明図である。
図1に示すように、アクチュエータ制御装置1は、3相交流の電流によって動作する第1モータ21および第2モータ22へ供給する駆動電流を制御することによって、第1モータ21および第2モータ22の動作を排他的に制御する装置である。
つまり、アクチュエータ制御装置1は、第2モータ22の動作を停止させた状態で第1モータ21の動作制御を行い、第1モータ21の動作を停止させた状態で第2モータ22の動作制御を行う。
アクチュエータ制御装置1は、制御部11と、第1インバータ12と、第2インバータ13と、第1電流センサ14と、第2電流センサ15とを備える。制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。
そして、制御部11は、RAMを作業領域として使用してCPUがROMに記憶された制御プログラムを実行し、第1インバータ12および第2インバータ13へ制御信号を出力することによって、第1モータ21および第2モータ22の動作を排他的に制御する。なお、制御部11は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
かかる制御部11は、第1電流センサ14および第2電流センサ15によって検知される電流に基づいて、第1モータ21の動作をフィードバック制御し、第1電流センサ14および第2電流センサ15によって検知される電流に基づいて、第2モータ22の動作をフィードバック制御する。なお、第1電流センサ14および第2電流センサ15の一例については、図2を参照して後述する。
第1インバータ12は、制御部11から入力される制御信号に従って動作し、例えば、バッテリ(図示略)等の直流電源から入力される直流電流を3相の交流電流に変換して第1モータ21へ供給する電力変換器である。
かかる第1インバータ12は、3相の交流電流のうち、U相の駆動電流を供給する第1U相配線31、V相の駆動電流を供給する第1V相配線32、およびW相の駆動電流を供給する第1W相配線33によって第1モータ21と接続される。
第2インバータ13は、制御部11から入力される制御信号に従って動作し、例えば、バッテリ(図示略)等の直流電源から入力される直流電流を3相の交流電流に変換して第2モータ22へ供給する電力変換器である。
かかる第2インバータ13は、3相の交流電流のうち、U相の駆動電流を供給する第2U相配線41、V相の駆動電流を供給する第2V相配線42、およびW相の駆動電流を供給する第2W相配線43によって第2モータ22と接続される。
第1電流センサ14は、第1モータ21が駆動される場合に、第1U相配線31を流れる電流の電流値を検知し、検知結果を制御部11へ出力する。また、第1電流センサ14は、第2モータ22が駆動される場合に、第2U相配線41を流れる電流の電流値を検知し、検知結果を制御部11へ出力する。このように、第1電流センサ14は、第1U相配線31の電流検知用、および第2U相配線41の電流検知用として共用される。
第2電流センサ15は、第1モータ21が駆動される場合に、第1V相配線32を流れる電流の電流値を検知し、検知結果を制御部11へ出力する。また、第2電流センサ15は、第2モータ22が駆動される場合に、第2V相配線42を流れる電流の電流値を検知し、検知結果を制御部11へ出力する。このように、第2電流センサ15は、第1V相配線32の電流検知用、および第2V相配線42の電流検知用として共用される。
制御部11は、第1モータ21を駆動制御している場合に、第1電流センサ14から入力される検知結果によって、第1モータ21へ供給中のU相の電流値を取得することができる。また、制御部11は、第2電流センサ15から入力される検知結果によって、第1モータ21へ供給中のV相の電流値を取得することができる。
なお、同じタイミングにおけるU相の電流値、V相の電流値、およびW相の電流値を加算した値は、0[A]である。このため、制御部11は、第1電流センサ14から入力される検知結果と、第2電流センサ15から入力される検知結果とから、第1モータ21へ供給中のW相の電流値を算出して取得することができる。
これにより、制御部11は、取得した第1モータ21へ供給中のU相、V相、およびW相の電流値に基づいて、第1モータ21へ供給する駆動電流をフィードバック制御することができる。
なお、制御部11は、前述したように、第1モータ21および第2モータ22を排他的に駆動制御する。このため、制御部11は、第2モータ22についても、第1モータ21と同様に、第1電流センサ14および第2電流センサ15から入力される電流値の検知結果に基づいて、第2モータ22へ供給する駆動電流をフィードバック制御することができる。
ここで、例えば、2個の3相交流モータの駆動制御を行う一般的な制御装置は、モータに駆動電流を供給する配線毎に、それぞれ電流センサが設けられる。つまり、一般的な制御装置は、2個の3相交流モータの駆動制御を行う場合、図1の例と同様に2相の電流を検出するのであれば計4個の電流センサが必要となり、製造コストが嵩む。
これに対して、アクチュエータ制御装置1は、上記のように、第1電流センサ14および第2電流センサ15という2個の電流センサにより検知される電流によって、第1モータ21および第2モータ22の駆動制御を行うことができる。つまり、アクチュエータ制御装置1によれば、電流センサの個数を一般的な制御装置の2分の1に削減することができるので、製造コストを低減することができる。
次に、図2を参照して実施形態に係る第1電流センサ14および第2電流センサ15の一例について説明する。なお、第1電流センサ14および第2電流センサ15は、同一の構成である。このため、ここでは、第1電流センサ14について説明し、第2電流センサ15については、その説明を省略する。
図2は、実施形態に係る第1電流センサ14の説明図である。図2に示すように、第1電流センサ14は、第1U相配線31および第2U相配線41が挿通される環状の磁気コア141と、磁気コア141に設けられるホール素子142とを備える。
かかる第1電流センサ14は、例えば、第1U相配線31に駆動電流Iが流れる場合に、磁気コア141内に矢印で示すように駆動電流Iに応じた磁束Φが発生する。そして、第1電流センサ14は、かかる磁束Φがホール素子142を通過することで、ホール効果によってホール素子142から磁束Φに応じた電圧の検知結果信号Sigを出力する。
こうして、第1電流センサ14は、駆動電流Iに応じた電圧の検知結果信号Sigを駆動電流Iの検出結果として制御部11へ出力する。また、第1電流センサ14は、例えば、第2U相配線41に駆動電流が流れる場合に、駆動電流に応じた検知結果信号Sigを駆動電流の検知結果として制御部11へ出力する。
このように、第1電流センサ14は、環状の磁気コア141へ挿通される配線に流れる駆動電流を非接触で検知することができる。このため、第1電流センサ14は、磁気コア141に複数本の配線が挿通され、各配線に駆動電流が排他的に流される場合に、複数の各配線に流れる電流を検知することができる。これにより、第1電流センサ14は、第1U相配線31の電流検知用、および第2U相配線41の電流検知用として共用することができる。
次に、図3を参照して、アクチュエータ制御装置1を車両制御システムに適用した場合の適用例について説明する。図3は、実施形態に係るアクチュエータ制御装置1を車両制御システムに適用した場合の説明図である。
アクチュエータ制御装置1は、例えば、車両がコーナリングする場合に、エンジンから左右の駆動輪へ伝達するトルクを電子制御により分配することによって、車両の旋回性能を向上させる車両制御システムに適用することができる。
具体的には、図3に示すように、後輪駆動の車両50は、エンジン51からプロペラシャフト52、リアディファレンシャル機構(以下、「リアデフ53」と記載する)、および左右のドライブシャフト54を介して、左右の後輪55へトルクが伝達される。
そして、車両50は、エンジン51から左右の駆動輪へ伝達するトルクを電子制御により分配する機能を実現するために、リアデフ53の右側にクラッチ56と第1モータ21が内蔵され、リアデフ53の左側にクラッチ57と第2モータ22が内蔵される。
右側のクラッチ56は、第1モータ21の回転角度に応じた強度で駆動機構を右側のドライブシャフト54へ押し付ける。右側のドライブシャフト54には、右側のクラッチ56の押し付け強度が高くなるほど、大きなトルクが分配される。
同様に、左側のクラッチ57は、第2モータ22の回転角度に応じた強度で駆動機構を左側のドライブシャフト54へ押し付ける。左側のドライブシャフト54には、左側のクラッチ57の押し付け強度が高くなるほど、大きなトルクが分配される。
さらに、車両50は、車両50の走行速度を検知する車速センサ60と、車両50の前輪58の舵角を検知する舵角センサ61と、鉛直軸を回転軸とする車両50の回転角速度であるヨーレートを検知するヨーレートセンサ62とを備える。
そして、アクチュエータ制御装置1は、例えば、車速センサ60、舵角センサ61、およびヨーレートセンサ62から入力される各検知結果に基づいて、最適なトルク分配量となるように、第1モータ21および第2モータ22へ駆動電流を供給する。
なお、図3では、説明が煩雑になることを避けるため、第1U相配線31および第2U相配線41を図示し、第1V相配線32、第1W相配線33、第2V相配線42、および第2W相配線43の図示を省略している。
アクチュエータ制御装置1は、例えば、車両50が右コーナを走行するように前輪58が操舵される場合、第1モータ21への駆動電流の供給を遮断した状態で、第2U相配線41を介して第2モータ22へ適切な電流値の駆動電流を供給する。
このとき、アクチュエータ制御装置1は、第1モータ21への駆動電流の供給を遮断した状態で、第2V相配線42および第2W相配線43(図1参照)を介して第2モータ22へ適切な電流値の駆動電流を供給する。
これにより、第2モータ22が所定の回転角度だけ回転し、左側のクラッチ57を左側のドライブシャフト54に適切な強度で押し付け、図3に白抜き矢印で模式的に示すように、トルク63〜67の分配を行う。なお、図3に示すトルク63〜67は、白抜き矢印の太さが太いほど大きいことを示している。
例えば、アクチュエータ制御装置1は、エンジン51から出力されるトルク63のうち、60%のトルク64を左側のドライブシャフト54へ分配する場合、左側への分配量が60%となるような駆動電流を第2モータ22へ供給する。これにより、アクチュエータ制御装置1は、エンジン51から出力されるトルク63の60%のトルク65を左側の後輪55に伝達させることができる。
このとき、第1モータ21は、駆動電流が供給されないので回転せず、右側のクラッチ56を右側のドライブシャフト54へ押し付けることはない。ただし、左右の後輪55へ分配されるトルクの総和は、エンジン51から出力されるトルク63と略同一である。
このため、右側のドライブシャフト54へは、エンジン51から出力されるトルク63のうち、残りの40%のトルク66が分配される。これにより、アクチュエータ制御装置1は、エンジン51から出力されるトルク63の40%のトルク67を左側の後輪55に伝達させることができる。
また、アクチュエータ制御装置1は、車両50が左コーナを走行するように前輪58が操舵される場合には、第2モータ22への駆動電流の供給を遮断した状態で、第1モータ21へ適切な駆動電流を供給することによって、トルクの分配を行う。
なお、アクチュエータ制御装置1は、車両50が直進する場合には、第1モータ21および第2モータ22双方への駆動電流の供給を遮断することによって、左右のドライブシャフト54へエンジン51から出力されるトルク63を均等に分配する。
そして、アクチュエータ制御装置1は、第1モータ21の駆動電流および第2モータ22の駆動電流の検知用として共用する第1電流センサ14および第2電流センサ15によって検知される電流値に基づいて動作している方のモータをフィードバック制御する。
このように、アクチュエータ制御装置1は、車両50のエンジン51から左右の駆動輪へ伝達するトルクを電子制御により分配することによって、車両50の旋回性能を向上させる車両制御システムに適用することができる。
次に、図4を参照して上記した車両制御システムにおけるアクチュエータ制御装置1が実行する処理について説明する。図4は、実施形態に係るアクチュエータ制御装置1が実行する処理を示すフローチャートである。アクチュエータ制御装置1は、車両50の走行中に図4に示す処理を所定周期で繰り返し実行する。
具体的には、図4に示すように、アクチュエータ制御装置1は、まず、車両情報を取得する(ステップS101)。アクチュエータ制御装置1は、車両情報として、例えば、車両50の走行速度、舵角、およびヨーレート等の情報を取得する。
続いて、アクチュエータ制御装置1は、モータ情報を取得する(ステップS102)。アクチュエータ制御装置1は、モータ情報として、例えば、第1モータ21および第2モータ22の回転角度、第1モータ21または第2モータ22へ供給中の駆動電流等を取得する。
その後、アクチュエータ制御装置1は、第1モータ21および第2モータ22のうち、駆動が必要な方のモータの駆動量を演算し(ステップS103)、今回の駆動モータが前回の駆動モータと同じ方のモータか否かを判定する(ステップS104)。
そして、アクチュエータ制御装置1は、同じ方のモータであると判定した場合(ステップS104,Yes)、処理をステップS107へ移す。また、アクチュエータ制御装置1は、同じ方のモータでないと判定した場合(ステップS104,No)、第1電流センサ14および第2電流センサ15によって検知される電流が略0[A]か否かを判定する(ステップS105)。
そして、アクチュエータ制御装置1は、電流が略0[A]でないと判定した場合(ステップS105,No)、処理をステップS107へ移す。また、アクチュエータ制御装置1は、電流が略0[A]であると判定した場合(ステップS105,Yes)、駆動モータを切り替え(ステップS106)、処理をステップS107へ移す。
ステップS107において、アクチュエータ制御装置1は、ステップS102で取得したモータ情報に含まれる駆動電流を今回の駆動モータの駆動電流として使用して、第1モータ21および第2モータ22のいずれか一方のモータ制御を行い、処理を終了する。その後、アクチュエータ制御装置1は、再度ステップS101から処理を開始する。
上述したように、実施形態に係るアクチュエータ制御装置1は、制御部11と、第1電流センサ14および第2電流センサ15とを備える。制御部11は、第1モータ21および第2モータ22の動作を排他的に制御する。
第1電流センサ14および第2電流センサ15は、第1モータ21の駆動電流および第2モータ22の駆動電流の検知用として制御部11によって共用される。これにより、アクチュエータ制御装置1は、電流センサの個数を削減することによって製造コストを低減することができる。
なお、上記した第1モータ21および第2モータ22は、実施形態に係るアクチュエータの一例である。実施形態に係るアクチュエータ制御装置1は、排他的に制御されるアクチュエータであれば、例えば、単相交流の電流によって動作するアクチュエータや、直流の電流によって動作するソレノイド等、任意のアクチュエータの動作制御を行うことができる。
また、上記した実施形態では、実施形態に係るアクチュエータ制御装置1が2個のアクチュエータの動作を制御する場合を例に挙げたが、これは一例であり、実施形態に係るアクチュエータ制御装置1は、3個以上のアクチュエータの動作を制御することもできる。
また、上記した実施形態では、第1モータ21および第2モータ22の各3相の駆動電流のうち2相の駆動電流を第1電流センサ14と、第2電流センサ15とによって検知させたが、第3電流センサを設け、3相全ての駆動電流を検知させてもよい。
かかる構成とする場合、第3電流センサは、第1W相配線33および第2W相配線43を流れる駆動電流を検知する。これにより、アクチュエータ制御装置1は、2相の駆動電流から3相目の駆動電流を算出する処理を省略することができるため、処理負荷を低減することができ、またいずれか1つの電流センサが故障したときに残り2つの電流センサで制御ができるため、センサ故障時のバックアップを行うことができる。
また、アクチュエータ制御装置1は、第3電流センサを備える場合にも、第1モータ21および第2モータ22へそれぞれ駆動電流を供給する6本の各配線の全てに電流センサが設けられる場合に比べて、電流センサの個数を半分に抑えることができる。
また、上記した実施形態では、第1モータ21および第2モータ22のU相同士、V相同士を第1電流センサ14と第2電流センサ15とによって検知させたが、第1電流センサ14と第2電流センサ15とに検知させる駆動電流の組み合わせはこれに限定されない。
つまり、第1電流センサ14および第2電流センサ15は、第1モータ21の任意の2相の駆動電流を検知する構成であってもよい。また、第2電流センサ15は、第2モータ22の任意の2相の駆動電流を検知する構成であってもよい。
例えば、アクチュエータ制御装置1は、第1電流センサ14に第1モータ21のU相の駆動電流と第2モータのV相の駆動電流とを検知させ、第2電流センサ15に第1モータ21のV相の駆動電流と第2モータ22のW相の駆動電流を検知させてもよい。
かかる構成の場合であっても、アクチュエータ制御装置1は、上記した実施形態と同様に、第1電流センサ14および第2電流センサ15によって検知される駆動電流に基づき、第1モータ21および第2モータ22の動作をフィードバック制御することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 アクチュエータ制御装置
11 制御部
12 第1インバータ
13 第2インバータ
14 第1電流センサ
15 第2電流センサ
21 第1モータ
22 第2モータ
31 第1U相配線
32 第1V相配線
33 第1W相配線
41 第2U相配線
42 第2V相配線
43 第2W相配線
50 車両
51 エンジン
52 プロペラシャフト
53 リアデフ
54 ドライブシャフト
55 後輪
56 クラッチ
57 クラッチ
58 前輪
60 車速センサ
61 舵角センサ
62 ヨーレートセンサ
141 磁気コア
142 ホール素子
I 駆動電流
Sig 検知結果信号
Φ 磁束
11 制御部
12 第1インバータ
13 第2インバータ
14 第1電流センサ
15 第2電流センサ
21 第1モータ
22 第2モータ
31 第1U相配線
32 第1V相配線
33 第1W相配線
41 第2U相配線
42 第2V相配線
43 第2W相配線
50 車両
51 エンジン
52 プロペラシャフト
53 リアデフ
54 ドライブシャフト
55 後輪
56 クラッチ
57 クラッチ
58 前輪
60 車速センサ
61 舵角センサ
62 ヨーレートセンサ
141 磁気コア
142 ホール素子
I 駆動電流
Sig 検知結果信号
Φ 磁束
Claims (3)
- 複数のアクチュエータの動作を排他的に制御する制御部と、
各前記アクチュエータへ駆動電流を供給する各配線に流れる前記駆動電流を検知する共用の電流センサと
を備えることを特徴とするアクチュエータ制御装置。 - 前記電流センサは、
複数本の前記配線が挿通される環状の磁気コアと、
前記磁気コアに設けられ、前記配線に流れる前記駆動電流に応じた電圧を出力するホール素子と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ制御装置。 - 前記アクチュエータは、
3相交流モータであり、
前記電流センサは、
3相の前記駆動電流のうち少なくとも2相の前記駆動電流を供給する前記配線に流れる前記駆動電流を検知する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクチュエータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017094121A JP2018191475A (ja) | 2017-05-10 | 2017-05-10 | アクチュエータ制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017094121A JP2018191475A (ja) | 2017-05-10 | 2017-05-10 | アクチュエータ制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018191475A true JP2018191475A (ja) | 2018-11-29 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017094121A Pending JP2018191475A (ja) | 2017-05-10 | 2017-05-10 | アクチュエータ制御装置 |
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---|---|
JP (1) | JP2018191475A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111082718A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-04-28 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种应用于星载仪器的步进电机控制系统 |
JP7156565B1 (ja) | 2022-03-30 | 2022-10-19 | 富士電機株式会社 | モータ駆動装置、モータ駆動方法、およびモータ駆動プログラム |
-
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- 2017-05-10 JP JP2017094121A patent/JP2018191475A/ja active Pending
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JP2023147450A (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-13 | 富士電機株式会社 | モータ駆動装置、モータ駆動方法、およびモータ駆動プログラム |
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