JP2018190587A - プラグ - Google Patents

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JP2018190587A
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利治 三吉
Toshiharu Mitsuyoshi
利治 三吉
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Abstract

【課題】伝送特性が向上するプラグを提供する。
【解決手段】複数本の線心を一括遮蔽する遮蔽層と、遮蔽層を被覆するシースを含み、その一端の遮蔽層とシースが剥離されてなるケーブルと、エルボ形状の管をその管路方向に二分割した一方の部材である第1金属シェルと、他方の部材である第2金属シェルとを接続してなり、ケーブルの一端を収容するエルボと、ケーブルの一端側の端部に設けられたコンタクトと、コンタクトを保持するボディと、ボディを覆い、エルボの一端側の開口部と接続された第1金属シールドを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、高速信号伝送に用いる車載用のプラグに関する。
車載用の高速伝送コネクタの例として例えば非特許文献1がある。
ホシデン株式会社、"コネクタ製品一覧/カーエレクトロニクス"、[omline]、[平成 29年 4月 19日検索]、インターネット<URL:http://www.hosiden.co.jp/product/use/car_cone.html>
従来の高速信号伝送に用いる車載用のプラグ(L型)は、EMC(electromagnetic compatibility)対策のためL字管形状の金属シェル(以下、エルボという)を用いる。従来の車載用のプラグ(L型)では、組立て工程の都合上必要となるエルボの内部構造が原因となり、伝送特性が悪くなるという問題があった。例えば図1(a)〜(c)に模式的に示すように、従来のプラグ9は、まずケーブル91を、シース913を剥離しない状態でエルボ92に挿通し(図1(a)、同図の矢印)、挿通済みのケーブル91の先端のシース913、遮蔽層912を剥離して遮蔽層912と線心911を部分的に露出させ(図1(b))、線心911に金属シェル93を取り付け(図1(c))、ケーブル91を後方に引っ張ってケーブル91を戻す(同図の矢印)という組立工程を経る。この組み立て工程を可能にするために、エルボ92の内径はケーブル91がそのまま挿通可能な程度に大きく作られている。エルボ92内には、組立後には不要となる余分な空間が生じてしまい、この空間が伝送特性の劣化の要因となっていた。
そこで本発明では、伝送特性が向上するプラグを提供することを目的とする。
本発明のプラグは、複数本の線心を一括遮蔽する遮蔽層と、遮蔽層を被覆するシースを含み、その一端の遮蔽層とシースが剥離されてなるケーブルと、エルボ形状の管をその管路方向に二分割した一方の部材である第1金属シェルと、他方の部材である第2金属シェルとを接続してなり、ケーブルの一端を収容するエルボと、ケーブルの一端側の端部に設けられたコンタクトと、コンタクトを保持するボディと、ボディを覆い、エルボの一端側の開口部と接続された第1金属シールドを含む。
本発明のプラグによれば、伝送特性が向上する。
従来の車載用のプラグ(L型)の組立工程を示す模式図。 実施例1のプラグの断面図。 実施例1のプラグの組立体の分解斜視図。 実施例1のプラグの第2金属シェルの斜視図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
以下、図2、図3、図4を参照して実施例1のプラグについて説明する。本実施例のプラグ1は、ケーブル11と、エルボ12と、コンタクト13と、ボディ14と、第1金属シールド15と、第2金属シールド16と、リング17を含む組立体1aに内ケース18、外ケース19を取り付けてなる。以下、各構成要件について詳細に説明する。
<ケーブル11>
図2、図3に示すようにケーブル11は、4本の線心111を一括遮蔽する遮蔽層112と、遮蔽層112を被覆するシース113を含み、ケーブル11の一端側の遮蔽層112とシース113は剥離され、4本の線心111が露出している。露出された4本の線心111は後述するエルボ12内に収容されている。
なお、図2、図3の例では、エルボ12内を通る4本の線心111の表現を一部割愛したため、4本の線心111が途中で切断されているかのように表現されている。しかし実際のプラグにおいては、4本の線心111は途中で切断されることなくエルボ12内において連続して延伸されていることに注意する。
なお、遮蔽層112とシース113を剥離する際、遮蔽層112とシース113の長さを異ならせる。具体的には、遮蔽層112をシース113より長く残し、シース113から遮蔽層112を所定の長さ突出させる。シース113から突出した遮蔽層112は、後述するリング17の内周により固定され、リング17より先に突出された遮蔽層112は、突出方向と逆方向に折り返されてリング17外周に沿って延伸され、後述する第2金属シールド16により、リング17とともに固定される。これによりケーブル11の引張強度が確保される。
遮蔽層112として、例えば編組シールドが用いられる。編組シールドとしては、例えば耐熱糸に錫メッキ銅箔を巻きつけたものなどがある。シース113として、例えばゴム、ビニル、ポリエチレンなどが用いられる。本実施例では、ケーブル11は丸形4心のより合わせ形のケーブルとしたが、これに限らず、例えば丸形3心の平形のケーブルでもよい。ケーブル11は、複数本の線心とこれらを遮蔽する遮蔽層とこれらを覆うシース(外装)を含む構成であればどのようなケーブルでもよい。
<エルボ12>
図3に示すように、エルボ12は、第1金属シェル121と第2金属シェル122を接続(接合)してなる2部品構成のエルボである。第1金属シェル121は、エルボ形状の管をその管路方向に対称に二分割した一方の金属部材である。第2金属シェル122は、その他方の金属部材である。第1金属シェル121は、第1溝123と、第2溝124と、第2金属シェル122との接続(接合)に用いる穴125を含む。図4に示すように、第2金属シェル122は、第1溝123と、第2溝124と、第1金属シェル121との接続(接合)に用いる突起126を含む。
第1溝123は、エルボ12の一端側(露出された線心111の先端側)の開口部付近の内周面を周回するように設けられ、第2溝124は、エルボ12の他端側の開口部付近の内周面を周回するように設けられる。第1溝123は、後述する第1金属シールド15と接続するために用いる。第2溝124は、後述する第2金属シールド16と接続するために用いる。
なお、同図ではエルボ12を90°のエルボとしたが、この角度に限定されない。例えばエルボは45°、60°などでもよい。
本実施例のプラグ1は、エルボ12を二部品構成としたため、従来の車載用のプラグ(L型)とは異なる組立工程で作成できる。例えばケーブル11の一端の線心111を露出し、その先端に後述するコンタクト13、ボディ14、第1金属シールド15を取り付け、所定の位置に後述するリング17、第2金属シールド16を取り付けたあと、第1金属シールド15と第2金属シールド16の間に位置する露出された線心111を左右から挟み込むようにして、第1金属シェル121と第2金属シェル122を接続(接合)する組立工程とすることができる。この組み立て工程によれば、エルボ12にケーブル11をそのまま挿通する必要が無くなるため、エルボ12の内径を従来よりも小さくすることができる。これにより、従来の車載プラグ(L型)のエルボ92において生じていた余分な空間がほとんどなくなり、伝送特性が向上する。エルボ12には、線心111のみが収容できればよいため、エルボ12の内径は、例えば遮蔽層112の内径に基づいて定めればよいことになる。例えばエルボ12の内径を遮蔽層112の内径と等しくすれば、線心111は収容可能であるし、伝送特性(インピーダンス)が一定となるため安定する。なお、エルボ12の内径は線心111の直径及び本数に応じて定めてもよい。
<コンタクト13>
図2に示すように、コンタクト13は、ケーブル11の一端側の端部(すなわち露出された線心111の先端)に設けられる。例えばコンタクト13は線心111の先端に圧着される。コンタクト13は後述するボディ14に支持、固定される。コンタクト13は、相手方コネクタとの接続部として機能する。
<ボディ14>
図2に示すように、ボディ14は、線心111の先端およびコンタクト13を保持し、固定する。ボディ14は絶縁体(例えば樹脂)で構成する。
<第1金属シールド15>
第1金属シールド15は、ボディ14を覆う円筒形状の金属部材であって、その外周を周回するように設けられた第1凸部151を含む。第1凸部151は、前述の第1溝123に圧入されて接続される。これにより、第1金属シールド15はエルボ12の一端側の開口部と接続され、電気的に一体となっている。
<第2金属シールド16>
第2金属シールド16は、リング17、遮蔽層112、線心111を固定する円筒形状の金属部材であって、その外周を周回するように設けられた第2凸部161を含む。第2凸部161は、前述の第2溝124に圧入されて接続される。これにより、第2金属シールド16はエルボ12の他端側の開口部と接続され、電気的に一体となっている。第2金属シールド16の他端側の端部は、シース113の切断面に沿うように配置されれば好適である。
<リング17>
リング17は、遮蔽層112、線心111を固定する輪状の金属部材である。例えばリング17にスリットを設け、リング17にバネ性を持たせれば、線心111、遮蔽層112を良好に固定、支持できる。リング17の他端側の端部は、シース113の切断面に沿うように配置されれば好適である。
<内ケース18>
内ケース18は、第1金属シールド15の下部を覆うように取り付けられるケースである。内ケース18は絶縁体(例えば樹脂製)とする。
<外ケース19>
外ケース19は、組立体1a全体を覆うようにオーバーモールドしているケースである。外ケース19は絶縁体(例えば樹脂製)とする。
9 従来のプラグ
91 ケーブル
911 線心
912 遮蔽層
913 シース
92 エルボ
93 金属シェル
1 プラグ
1a 組立体
11 ケーブル
111 線心
112 遮蔽層
113 シース
12 エルボ
121 第1金属シェル
122 第2金属シェル
123 第1溝
124 第2溝
125 穴
126 突起
13 コンタクト
14 ボディ
15 第1金属シールド
151 第1凸部
16 第2金属シールド
161 第2凸部
17 リング
18 内ケース
19 外ケース

Claims (5)

  1. 複数本の線心を一括遮蔽する遮蔽層と、前記遮蔽層を被覆するシースを含み、その一端の前記遮蔽層と前記シースが剥離されてなるケーブルと、
    エルボ形状の管をその管路方向に二分割した一方の部材である第1金属シェルと、他方の部材である第2金属シェルとを接続してなり、前記ケーブルの一端を収容するエルボと、
    前記ケーブルの一端側の端部に設けられたコンタクトと、
    前記コンタクトを保持するボディと、
    前記ボディを覆い、前記エルボの一端側の開口部と接続された第1金属シールド
    を含むプラグ。
  2. 請求項1に記載のプラグであって、
    前記エルボの内周面に設けられた第1溝と、
    前記第1金属シールドの外周面に設けられ、前記第1溝に圧入される第1凸部
    を含むプラグ。
  3. 請求項1または2に記載のプラグであって、
    前記エルボの他端側の開口部に接続され、前記遮蔽層と前記複数本の線心を固定する第2金属シールド
    を含むプラグ。
  4. 請求項3に記載のプラグであって、
    前記エルボの内周面に設けられた第2溝と、
    前記第2金属シールドの外周面に設けられ、前記第2溝に圧入される第2凸部
    を含むプラグ。
  5. 請求項1から4の何れかに記載のプラグであって、
    前記エルボの内径は、前記遮蔽層の内径に基づいて定められた内径である
    プラグ。
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