JP2018190340A - プログラム、表示制御方法、および表示制御装置 - Google Patents

プログラム、表示制御方法、および表示制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のモニタにより表示されている表示領域に配置されるウィンドウを、適切なモニタに基づく位置に表示させる。【解決手段】 所定の表示領域において複数のモニタのそれぞれが表示する部分と、前記所定の表示領域において所定のウィンドウが配置される位置に基づいて、サイズ変更後の前記所定のウィンドウを配置する。【選択図】 図4

Description

本発明は、所定の表示領域の一部をあるモニタに表示させ、他の一部を他のモニタに表示させる表示制御装置により実行されるプログラムに関する。
従来から、ある表示領域を複数のモニタにより表示するマルチモニタ機能(拡張デスクトップ画面)をサポートするOSが存在する。このマルチモニタ機能ではPCに接続された複数のモニタにより表示画面が表示されるため、1つのモニタに表示画面の全体を表示させる場合に比べて、表示画面を大きく表示させることができる。そのため、マルチモニタ機能により、あたかも大画面を持つ1つのモニタに表示されているように、表示を行うことを可能としている。
またモニタにおける表示制御として、特許文献1には、ウィンドウが画面内に収まるように、ウィンドウの表示位置を補正する技術が記載されている。
特開平4−257020号公報
しかしながら特許文献1では、マルチモニタ環境については考慮されていない。マルチモニタ環境においては、複数のモニタ上にウィンドウがまたがって表示されるケース等がある。そのため、特許文献1に記載のような表示位置の補正が行われたとしても、ウィンドウがユーザ所望のモニタに表示されないことが考えられる。
そこで本発明は、複数のモニタにより表示されている表示領域に配置されるウィンドウを、適切な位置に表示させることができるプログラム、表示制御方法、および表示制御装置を提供することを目的とする。
上記の課題を鑑みて本発明のプログラムは、所定の表示領域の一部を第1のモニタに表示させ、前記所定の表示領域の他の一部を第2のモニタに表示させる表示制御装置により実行されるプログラムであって、前記所定の表示領域において前記第1のモニタが表示する部分と、前記第2のモニタが表示する部分と、前記所定の表示領域において所定のウィンドウが配置される位置に基づいて、前記所定のウィンドウのサイズが変更された場合にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される、前記所定の表示領域における位置を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された位置にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが配置されるように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウの少なくとも一部を、前記第1のモニタと前記第2のモニタの少なくとも1つに表示させる表示制御手段として前記表示制御装置を機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数のモニタにより表示されている表示領域に配置されるウィンドウを、適切な位置に表示させることができる。
印刷装置と情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 システム構成例を示すブロック図である。 アプリケーションウィンドウの表示例を示す図である。 アプリケーションウィンドウの位置調整処理の一例を示すフローチャートである。 アプリケーションウィンドウの帰属するモニタを判定する処理を示すフローチャートである。 マルチモニタシステムにおける各モニタとアプリケーションウィンドウの表示位置の関係を示す図である。 アプリケーションウィンドウの位置調整処理の他の例を示すフローチャートである。 複数のモニタが仮想的に垂直方向に接続された場合の表示例を示す図である。 サイズ変更前においてUI画面の中心座標を含むモニタが存在しない場合の表示状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
本実施形態において、情報処理装置において動作するOSは、表示領域を複数のモニタに分割して表示するマルチモニタ機能を提供する。また、ユーザはマルチモニタに使用するモニタの配置(表示対象の画面のうち、各モニタに表示される部分)及びその解像度を設定することができる。OSは設定された配置及び解像度で画面を仮想的に接続して、拡張デスクトップ画面を実現する。
またこのようなマルチモニタの環境で動作するアプリケーションのウィンドウにおいて、特定のUI(User Interface)コントロールが操作された場合に、ウィンドウのサイズが変更され、ユーザへ通知する情報が変更される。例えば、そのようなアプリケーションとして、本実施形態では、画像を印刷するプリンタを制御するためのアプリケーションを例に説明する。このアプリケーションにより表示されるウィンドウでは、プリンタでエラーが発生しているかを示すステータス情報と、インク等の消耗品情報をGUI(Graphical User Interface)が表示される。そして、このウィンドウでは、デフォルト状態ではプリンタのステータス情報のみ表示され、インク等の消耗品の情報が隠れている。そして、ユーザは消耗品情報を確認したい場合、ウィンドウ上のコントロールボタンを押下することで、隠れていたインク等の消耗品情報がウィンドウ内に追加される。すなわち、コントロールボタンの押下により、ウィンドウのサイズが大きくなる。或いは、プリンタのステータスに変化が生じた場合、ステータスに関する情報がウィンドウに追加されることで、ウィンドウのサイズが大きくなる。
このような特定条件を満たした際にアプリケーションのウィンドウのサイズ変更が行われる場合に、ウィンドウの一部がモニタ外の領域にはみ出ることがある。そこで本実施形態では、サイズ変更後のウィンドウの一部がモニタ外の領域にはみ出た場合に、そのはみ出しの影響を低減するために、ウィンドウの表示位置について位置調整が行われる。そのとき、例えば、複数のモニタのうちの所定のモニタ(メインモニタ)を基準に位置調整が行われたとする。その場合、ウィンドウがサイズ変更前に他のモニタ(サブモニタ)に表示された場合に、位置調整により、ウィンドウがサブモニタからメインモニタに移動するケースも起こり得る。
そこで本実施形態では、マルチモニタ環境においてサイズ変更前のアプリケーションのウィンドウが表示されていた、ウィンドウが帰属するモニタが自動的に特定される。そして、ウィンドウのサイズ変更後には、その特定されたモニタを基準に、ウィンドウの位置調整が行われる。これにより、マルチモニタ環境において、アプリケーションのウィンドウのサイズが変更された場合に、ウィンドウに対するユーザの視認性が低下することを防ぐことができる。以下、本実施形態における表示制御処理の詳細を説明する。
図1は、印刷装置と情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置100は入力インタフェース102とCPU103、ROM104、RAM105、外部記憶装置106、出力インタフェース108、表示部107、キーボード101、マウス109、ネットワークインタフェース110を有する。ネットワークインタフェース110はネットワーク190にネットワークケーブル111を介して接続してある。ROM104には初期化プログラムが入っており、外部記憶装置106にはアプリケーションプログラム群、とOS(OPERATING SYSTEM)、プリンタドライバやその他各種のデータが保存されている。RAM105は外部記憶装置106に格納される各種プログラムがワークメモリとして使用する。印刷装置150はネットワークインタフェース151とRAM152、プリントエンジン153、ROM154、CPU156を有する。ネットワークインタフェース151はネットワーク190にネットワークケーブル157を介して接続してある。RAM152はCPU156の主メモリとワークメモリとして用いられ、受信した印刷ジョブを一旦保存するための受信バッファーや各種のデータを保存する。プリントエンジン153はRAM152に保存されたデータに基づき印刷を行う。ROM154にはステータス管理プログラム155等、各種の制御プログラムや各制御プログラムが使用するデータが入っており、CPU156はこれらの制御プログラムに従って印刷装置150の各部を制御する。ステータス管理プログラム155は図示していない印刷装置内部にある各種のセンサの情報を元に印刷装置150の状態を監視し、ステータス情報を作成、RAM152にストアするプログラムである。ここでは例として情報処理装置100と印刷装置150の処理分担を上記のように示したが、特にこの分担形態限らず他の形態であっても構わない。
図2は、システム構成例を示すブロック図であり、PC210と、ネットワーク220と、プリンタ230、ディスプレイ240を含む。PC210は、図1に示した情報処理装置100と同じ構成を備えており、プリンタ230は、図1で示した印刷装置150と同じ構成を備えている。PC210はプリンタドライバ等により、ネットワーク220を介して、プリンタ230に印刷ジョブを送信することができる。プリンタ230はプリント部231にて印刷を行う。PC210にはモニタが内蔵されており、PC210に内蔵されるモニタとディスプレイ240にて、マルチモニタシステムが構築されている。また、PC210の外部のディスプレイが複数設けられ、その複数のディスプレイによりマルチモニタシステムが構築されてもよい。
アプリケーション211は、PC210において実行されるアプリケーションプログラムである。具体的には、アプリケーション211がPC210のROM104に記憶されており、CPU103がアプリケーション211をROM104からRAM105に読みだして、実行する。アプリケーション211は、プログラムモジュールとして、モニタ情報取得部212、表示部213、モニタ判定部214、サイズ変更部215、表示位置調整部216、管理情報取得部217を含む。CPU103が各プログラムモジュールを実行することにより、212〜217に対応する各部として動作する。以下の説明では、CPU103がプログラムモジュールを実行することについては説明を省略し、212〜217の各部が主体となって制御を行うものとして説明する。
モニタ情報取得部212は、PC210とディスプレイ240によって構成されるマルチモニタシステムにおける各モニタの座標情報を取得することができる。表示部213はアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)をマルチモニタシステム上で表示する。サイズ変更部215は、特定の条件に応じて、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更を行う。図3は、アプリケーションウィンドウの表示例を示す図である。本実施形態においては、CPU103により、図3に示される展開コントロールボタン305の押下が検知された際に、サイズ変更部215は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更を実施する。
モニタ判定部214は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)がマルチモニタシステム上のどのモニタに帰属するか判定する。詳細な判定処理については、図5に示されるフローにて説明する。表示位置調整部216は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更によって、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が、帰属するモニタの領域からはみ出したかどうかを判定する。アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタの領域からはみ出した場合は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の表示位置調整を行う。詳細な位置調整フローについては、図4に示されるフローにて説明する。
アプリケーション211は、管理情報取得部217でプリンタ230の管理情報保持部232から取得した管理情報を基にプリンタの状態に関して詳細な表示を行う。UI画面(ウィンドウ)の表示例については図3にて説明する。本実施形態では、ネットワーク経由でプリンタ230から各種の情報を取得する構成について説明する。ただし、PC210とプリンタ230がUSBやIEEE 1394等のインタフェースで接続され、情報取得が行われる構成としても良い。また、本実施形態では、PC210上で、プリンタ230の管理情報の表示を行うアプリケーション211が起動される。そのため、プリンタ230が含まれているシステム構成となっている。ただし、プリンタ代わりに他種のデバイスでシステムが構成されてもよい。また、PC210に特定のデバイスを接続されずに、PC210の情報に関して表示するアプリケーションであってもよい。さらに、本実施形態のマルチモニタシステムはPC210に内蔵されるモニタとディスプレイ240によって構成されるが、その他のディスプレイを接続し、3台以上のモニタでマルチモニタシステムを構成しても良い。
図3は、実施形態1のアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の表示例を示している。アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)は、タイトルバー301と、メッセージ表示部302と、ジョブ情報表示部303と、インク情報表示部304と、展開コントロールボタン305を含む。タイトルバー301はアプリケーション名やプリンタ名等が表示される。メッセージ表示部302には、管理情報取得部217が取得した情報を基にプリンタ230の状態を示すメッセージが表示される。ジョブ情報表示部303には、管理情報取得部217が取得した情報を基に、プリンタ230で実行中の印刷ジョブに関する情報が表示される。インク情報表示部304は、管理情報取得部217が取得した情報を基にプリンタ230のインク情報に関する表示が行われる。インク情報表示部304には展開コントロールボタン305が配置されている。インク情報表示部304はデフォルト(初期状態)では閉じた状態となっており、図3(A)のように、インクに関する詳細情報は隠れた状態で表示される。インク情報表示部304が閉じた状態で表示されることにより、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)のサイズを小さく抑えることができる。アプリケーション211により展開コントロールボタン305の押下が検知されると、図3(B)のように、インク情報表示部304が開いて表示され、インクに関する詳細情報が表示される。この詳細情報により、ユーザは各インクの残量情報について確認することができる。
図4は、アプリケーションウィンドウの位置調整処理の一例を示すフローチャートである。図4のフローにおける各処理に対応するプログラムがアプリケーション211に含まれており、そのプログラムをPC210のCPU103が実行することにより、図4に示す各処理が実現される。また図4における処理は、アプリケーション211が起動されたときに実行される。またアプリケーション211の起動に応じて、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が、図3(A)のように、インク情報表示部304を閉じた状態で表示される。
S41でサイズ変更部215は、図3(A)のようにインク情報表示部304を閉じた状態で表示されたアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)において、展開コントロールボタン305の押下が検知されたか判定する。
S42にて、モニタ情報取得部212は、マルチモニタシステムを構成する各モニタの情報を取得する。図6は、マルチモニタシステムにおける各モニタとアプリケーションウィンドウの表示位置の関係を示す図である。図6は、複数のモニタにより表示される表示領域における、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が配置される位置を示す。なお、図6に示されている座標は、複数のモニタにより表示される表示領域における座標である。この画面全体の一部があるモニタに表示され、他の一部が他のモニタに表示される。また図6(A)は、UI画面(ウィンドウ)のサイズ変更前における表示状態を示す。モニタ情報取得部212はS42において、図6(A)におけるモニタ1(M1)およびモニタ2(M2)およびアプリケーション211の位置座標を取得する。モニタ1(M1)はPC210のディスプレイ上で表示され、モニタ2(M2)はディスプレイ240上で表示される。モニタ情報取得部212は、モニタ1(M1)を形成する矩形の位置座標として、座標M11(0,0)、座標M12(0、600)、座標M13(800、0)、座標M14(800、600)を取得する。さらに、モニタ情報取得部212は、モニタ2(M2)を形成する矩形の位置座標として、座標M21(800,0)、座標M22(800、1200)、座標M23(2720、0)、座標M24(2720、1200)を取得する。またモニタ情報取得部212は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の位置座標として、座標A11(700,500)、座標A12(700、1000)、座標A13(1300、500)、座標A14(1300、1000)を取得する。
S43にてモニタ判定部214は、モニタ情報取得部212が取得したモニタ1、モニタ2およびアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の座標情報を基に、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタを判定する。S43における判定処理の詳細については図5にて説明するが、S43ではUI画面(ウィンドウ)の中心を含む、もしくは中心から近いモニタが特定される。例えば、図6(A)の例では、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)はモニタ2に帰属すると判定される。
S44にてサイズ変更部215は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更を行い、インク情報表示部304を表示する。図3(B)に示すように、本実施形態においては、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が、展開コントロールボタン305の押下により垂直方向に伸びる。ただし、これに限らず、UI画面(ウィンドウ)が水平方向に伸びる場合であってもよいし、UI画面(ウィンドウ)のアスペクト比が変わらずに、拡大される場合であってもよい。
S45にて、モニタ情報取得部212は、サイズ変更後のアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の表示位置の座標情報を取得する。図6(B)は、実施形態1におけるマルチモニタシステムにおける各モニタとアプリケーションのUI画面(ウィンドウ)の表示位置の関係の一例を示している。モニタ情報取得部212は、図6(B)におけるアプリケーション211の位置座標を取得する。モニタ情報取得部212は、アプリケーション211の位置座標として、座標A21(700,500)、座標A22(700、1300)、座標A23(1300、1500)、座標A24(1300、1300)を取得する。なお、図6(B)に示されている、UI画面がはみ出た状態の表示が行われてもよいし、行われなくてもよい。
S46にて、表示位置調整部216は、S45で取得された座標情報に基づいて、UI画面(ウィンドウ)サイズ変更により、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)がモニタ2からはみ出したかどうかを判定する。はみ出していると判定された場合は、S47の処理に移行する。はみ出していないと判定された場合、表示位置調整部216は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の位置調整は実施せず、処理を終了する。S46における判定に用いられる座標は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更に伴い座標の変更が行われた座標である。本実施形態では、図3に示すように、展開コントロールボタン305の押下に応じて、UI画面(ウィンドウ)の上端の位置を変えず、下端の位置が下に移動することで、垂直方向にUI画面(ウィンドウ)が拡大される。そのため、図6に示す例では、S46における判定に用いられる座標が、座標A22と座標A24となる。そして、座標A22と座標A24はモニタ2(UI画面が帰属していたとS43で判定されたモニタ)の領域外の位置に存在する。そのため、S46では、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)はモニタ2からはみ出していると判定される。
S47にて、表示位置調整部216は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の位置調整を行う。具体的には、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が、縦方向において、S43にて特定されたモニタ(UI画面(ウィンドウ))の領域内に収まるように、UI画面(ウィンドウ)の位置調整が行われる。そのため、調整後のアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の位置座標は、図6(C)に示されているようになる。具体的には、座標A31(700,400)、座標A32(700、1200)、座標A33(1300、400)、座標A34(1300、1200)となる。このように、UI画面の下端となる辺が、UI画面が帰属していたモニタ(図6ではモニタ2)の下端に接するように位置調整が行われる。ただし、UI画面の下端となる辺が、UI画面が帰属していたモニタ(図6ではモニタ2)の下端に接する場合に限らず、両者の間に所定の間隔が設けられてもよい。
仮に、S43における処理が行われず、例えば所定のメインモニタを基準に位置調整が行われたとする。この場合、図6に示した例において、M1がメインモニタとなっていたとき、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の下端の辺が、M1の下端のY座標(600)に一致するように位置調整が行われる。すると、図6(A)に示した、サイズ変更前の表示状態に比べて、UI画面(ウィンドウ)が大きく移動することになり、ユーザの操作性、視認性が低下してしまう可能性がある。
一方、上記のように本実施形態では、S43において特定された、サイズ変更前にUI画面(ウィンドウ)が帰属していたモニタを基準に、S47において位置調整が行われる。よって、サイズ変更によるUI画面(ウィンドウ)のはみ出しの影響を低減することができるとともに、位置調整による操作性、視認性の低下を抑えることができる。
なお、図6(C)に示されているように位置調整が行われると、サイズ変更に伴い情報が追加される前に表示されていた情報について、表示位置が変更される。例えば図3(A)に示されている情報(301〜305)についても、インク情報表示部304の追加により、図6(C)に示すように表示位置が変更される。一方、サイズ変更によるウィンドウのはみ出しが無いと判定された場合(S46でNo)、位置調整が行われない。そのため、図6(C)に示されているように位置調整が行われても、情報が追加される前に表示されていた情報の表示位置は変更されない。例えば図3(A)に示されている情報(301〜305)については、インク情報表示部304が追加されても表示位置は変更されない。そのため、ウィンドウのはみ出しが無い場合、情報が追加される前に表示されていた情報の表示位置が維持されるため、不要な位置調整により視認性が低下することを防ぐことができる。
なお、上記の例では、図3に示されているようにUI画面が縦方向に拡大されるため、S47では、縦方向のみ位置調整が行われ、横方向には位置調整が行われなかった。これにより、UI画面の拡大前の表示(図6(A))においてモニタ1(M1)にUI画面の一部が表示されている状態を、UI画面拡大後も維持することができる。
ただし、これに限らず、図6(D)に示されているように、UI画面の全体が、UI画面が帰属していたモニタ(図6ではモニタ2)に含まれるように、位置調整が行われてもよい。
また、図6(C)、図6(D)において、仮にUI画面(ウィンドウ)の上端がモニタ1またはモニタ2からはみ出す場合、位置調整が行われず、図6(B)に示す状態で表示が行われてもよい。或いは、仮にUI画面(ウィンドウ)の上端がモニタ1またはモニタ2からはみ出したとしても、UI画面(ウィンドウ)の下端が、モニタ2の下端に接するように表示が行われてもよい。即ち後者の場合、サイズ変更後のUI画面(ウィンドウ)において、上部よりも下部の方が表示対象として優先される。図3に示したように、本実施形態におけるUI画面(ウィンドウ)では、下部に新たな情報が追加されることでサイズ変更が行われる。上記のようにサイズ変更後のUI画面(ウィンドウ)において下部が表示対象として優先される場合、ユーザに対して新たに表示される情報が優先されるように、サイズ変更後のUI画面(ウィンドウ)を表示させることができる。
また表示領域が複数のモニタにより水平方向に分割される場合に限らず、垂直方向に分割されてもよい。図8は、複数のモニタが仮想的に垂直方向に接続された場合の表示例を示す図である。なお、図8では、座標についての記載は省略する。図8(A)は、UI画面(ウィンドウ)のサイズ変更が行われる前の表示状態を示し、この状態でサイズ変更が行われると、図8(B)に示すように、UI画面(ウィンドウ)の一部がはみ出すことになる。このとき、S43の処理により、UI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタとしてM2が特定される。そのため、S47の処理では、M2を基準に位置調整が行われるため、図8(C)に示す表示結果となる。そのため、仮にメインモニタとしてのM1を基準に位置調整が行われる場合に比べて、位置調整による操作性、視認性の低下を抑えることができる。なお、図8(B)における表示状態が、実際にM1、M2により表示されてもよいし、実際には図8(B)における表示状態では表示されずに、サイズ調整後、図8(A)に示す表示状態から、図8(C)に示す表示状態に切り替わってもよい。前者の場合、位置調整が行われたことをユーザに認識させることができる。一方、後者の場合、表示変更がシンプルになるため、ユーザの視認性を向上させることができるとともに、図8(B)に関する表示処理が不要なため、処理負荷を低減することができる。また図8(B)に示す表示が行われない場合、上記のように、図8(B)に示すUI画面(ウィンドウ)の表示位置が調整されることでサイズ変更後のウィンドウの表示位置が決定される場合に限られない。すなわち、ウィンドウが帰属するモニタが表示している部分とサイズ変更後のウィンドウの大きさに基づいて、図8(A)に示した状態から、図8(C)に示す表示位置が直接決定されてもよい。
図5は、アプリケーションウィンドウの帰属するモニタを判定する処理を示すフローチャートである。図5に示すフローは、図4のS43における処理の詳細を示す。
S51にて、モニタ判定部214は、モニタ情報取得部212が取得したアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の位置座標を基に、サイズ変更前のアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の中心座標A15の算出を行う。図6(A)に示した例では、中心座標A15(1000、750)が取得される。S52にて、モニタ判定部214は、S51で取得された中心座標A15が含まれるモニタが存在するか判定する。図6(A)の例では、中心座標A15(1000、750)は、モニタ2の領域に含まれるので、中心座標A15が含まれるモニタがあると判定され、処理がS56に移行される。S56では、モニタ判定部214が、中心座標A15を含むモニタを、アプリケーション211のUI画面が帰属するモニタとして判定する。図6(A)の例では、中心座標A15がモニタ2に含まれるため、モニタ2がアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタとして特定される。
一方、S52において中心座標A15を含むモニタが存在しないと判定された場合は、処理がS53に移行される。図9は、サイズ変更前においてUI画面の中心座標を含むモニタが存在しない場合の表示状態を示す図である。S53では、モニタ判定部214が、中心座標と各モニタの矩形座標の距離を算出する。S54にて、中心座標に一番近い距離の矩形座標を判定する。例えば、図9においてこの判定が行われた場合、中心座標とM11〜M14、A15とM21〜M24の距離がそれぞれ算出される。この場合、座標M22が中心座標から最も近い矩形座標として判定される。S55では、モニタ判定部214は、S54で判定した、中心座標から最も近い矩形座標を含むモニタを、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタとして判定する。
なお、図5(図4のS43)では、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の中心座標を基にして、UI画面が帰属するモニタの判定が行われるが、他の情報から帰属するモニタの判定が行われても良い。例えば、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)の左上の座標であるA11の座標を含むモニタを、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタと判定してもよい。また、モニタ1およびモニタ2の領域内に表示されるアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の面積の値を基に、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタを判定しても良い。
また本実施形態では、アプリケーションのUI画面(ウィンドウ)の位置調整はアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタの画面領域内にUI画面(ウィンドウ)の縦座標のみが収まるように調整が行われる例を中心に説明した。ただしこれに限らず、図6(D)に示したように、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)の画面全てがモニタの画面領域内に収まるように位置調整を行っても良い。また、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)のうち、重要なパーツのみ画面内におさまるように調整しても良い。例えば、インク情報表示部304は、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)上はサイズ変更により追加表示される重要なパーツと考えられる。ユーザが展開コントロールボタン305を押下したため、ユーザがインク情報表示部304の表示を重視している可能性が高いと考えられるためである。そのため、インク情報表示部304の全体が画面内に収まるように位置調整が行われるようにしても良い。一方で、図3に示したように、タイトルバー301、メッセージ表示部302、ジョブ情報表示部303は、展開コントロールボタン305の押下の前にも表示される情報である。そのため、展開コントロールボタン305の押下に応じて、タイトルバー301、メッセージ表示部302、ジョブ情報表示部303の一部または全部が削除され、インク情報表示部304が追加されたUI画面が表示されてもよい。これにより、UI画面がモニタからはみ出ることを低減することができる。
以上説明したように、本実施形態の処理により、マルチモニタシステム上での各モニタとアプリケーションUI画面(ウィンドウ)の表示位置の関係に応じて、アプリケーションUIのサイズ変更があった場合に適切な位置調整を行うことができる。このためユーザが種々のモニタ配置でマルチモニタを構成していたとしても、ユーザにとって必要な情報がモニタ上に表示されなくなるケースを低減することができる。そのため、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)により必要な情報をより確実にユーザに通知することができる。
また、以上の実施形態では、UI画面(ウィンドウ)のサイズ変更が行われる条件として、ユーザによる指示によりサイズ変更が行われる例について説明した。しかしこれに限らず、種々の条件によりサイズ変更が行われてもよい。例えば、本実施形態が実行されるPC210などの情報処理装置に接続されたプリンタ等の情報機器において、エラー等の状態変化が生じたときに、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更が行われてもよい。このようにサイズ変更が行われた場合のUI画面(ウィンドウ)の表示位置調整について、以下説明する。なお以降の説明において、システム構成やプログラムモジュール等は、図1、図2で示したものと同じである。また上述した表示位置の調整処理と重複する内容については詳細な説明を省略する。
図7は、アプリケーションウィンドウの位置調整処理の他の例を示すフローチャートである。図7のフローにおける各処理に対応するプログラムがアプリケーション211に含まれており、そのプログラムをPC210のCPU103が実行することにより、図7に示す各処理が実現される。また図7における処理は、アプリケーション211が起動されている状態において、管理情報取得部217がプリンタ230と通信を行い、管理情報保持部232に格納されている管理情報を取得するときに実行される。この取得される管理情報には、プリンタ230のステータス情報が含まれており、例えばプリンタ230におけるエラーの有無と、エラーがある場合には、そのエラーの種類を示す情報が含まれている。例えばインク無しエラーを示す情報が含まれている。また、管理情報取得部217による管理情報の取得は、アプリケーション211が起動されているときに定期的に実行されてもよいし、ユーザによるアプリケーション211に対する指示に応じて実行されてもよい。また図7に示す処理が実行されるときに、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)は、図3(A)のように、インク情報表示部304を閉じた状態あるいは図3(B)のようにインク情報表示部304が開いた状態で表示される。
S71において管理情報取得部217は、管理情報に含まれるステータス情報を参照することで、プリンタ230でインク無しエラーが発生したか否かを判定する。S72にて、サイズ変更部215は、インク情報表示部304が開いた状態でアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)上に表示されているかを判定する。インク情報表示部304が開いていてインクバーがアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)上に表示されている場合は、すでにインクバーは表示されているため、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)サイズを変更する必要は無い。そのため、位置調整処理を終了する。
一方、インク情報表示部304が開いた状態で表示されていない場合(インクバーがアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)上に表示されていない場合)は、S73に処理が移行する。S73にて、モニタ情報取得部212は、マルチモニタシステムを構成する各モニタの情報を取得する。S73での処理は、図4のS42における処理と同様である。S74にて、モニタ判定部214は、モニタ情報取得部212が取得したモニタ1、モニタ2およびアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の位置座標情報を基にして、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタの判定を行う。S74での処理は、図4のS43、図5における処理と同様である。
S75にてサイズ変更部215は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更を行う。サイズ変更部215は、インク情報表示部304を開き、インクバーが追加されたウィンドウを表示する。なお、図3(B)に示したウィンドウに、さらにエラーであることを示すアイコン等が追加されてもよい。
以降のS76〜S78における処理は、図4のS45〜S47における処理と同様である。S76にて、モニタ情報取得部212は、サイズ変更後のアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の表示位置の座標情報を取得する。S77にて、表示位置調整部216は、UI画面(ウィンドウ)サイズ変更により、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)がモニタ2からはみ出したかどうかを判定する。UI画面(ウィンドウ)がはみ出していると判定された場合は、S78に処理が移行する。UI画面(ウィンドウ)がはみ出していないと判定された場合、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)の位置調整は実施されず、処理を終了する。S78にて、表示位置調整部216は、S43にて判定されたアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタ上でアプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が領域内に収まるように位置調整を行う。表示位置調整部216は、アプリケーション211のUI画面(ウィンドウ)が帰属するモニタ2上で縦方向の座標調整を行う。
図7に示した例では、プリンタ230でインク無しエラーが起こり、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)のサイズ変更が行われる例を説明した。ただし、エラーの種類はこれに限らず、例えばプリンタ230において印刷用紙が無くなった用紙なしエラーでもよいし、用紙が詰まることによる用紙ジャムエラーでもよい。またインクがなくなる前に、所定の残量より少なくなったことに起因する、インクローエラーでもよい。またプリンタ230で使用される記録材はインクに限らず、トナーでもよい。
さらに、UI画面(ウィンドウ)のサイズ変更が行われる条件として、種々の条件でもよい。例えば、PC210とプリンタ230が通信不能状態で、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)上に全ての情報を表示できなかったとする。その後、PC210とプリンタ230との通信の復旧に伴い、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)に情報が追加されることにより、UI画面(ウィンドウ)サイズが大きくなる場合でもよい。また、PC210における設定変更に起因して、アプリケーションUI画面(ウィンドウ)のサイズが変更される場合でもよい。
また、以上の実施形態では、ウィンドウの表示位置の調整処理が、該ウィンドウを表示させるアプリケーションプログラムを実行することで行われていた。しかしこれに限らず、該ウィンドウを表示させるアプリケーションプログラム以外のプログラムにより、ウィンドウの表示位置の調整が行われてもよい。例えば、OSにより以上の実施形態におけるウィンドウの表示位置の調整処理が行われてもよい。
なお、以上の実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
103 CPU
104 ROM
105 RAM

Claims (15)

  1. 所定の表示領域の一部を第1のモニタに表示させ、前記所定の表示領域の他の一部を第2のモニタに表示させる表示制御装置により実行されるプログラムであって、
    前記所定の表示領域において前記第1のモニタが表示する部分と、前記第2のモニタが表示する部分と、前記所定の表示領域において所定のウィンドウが配置される位置に基づいて、前記所定のウィンドウのサイズが変更された場合にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される、前記所定の表示領域における位置を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された位置にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが配置されるように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウの少なくとも一部を、前記第1のモニタと前記第2のモニタの少なくとも1つに表示させる表示制御手段と、
    として前記表示制御装置を機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記所定のウィンドウのサイズが変更されることにより、前記所定の表示領域における前記第1のモニタと前記第2のモニタのいずれかが表示する部分から、前記所定のウィンドウがはみ出るか判定する判定手段として前記表示制御装置をさらに機能させ、
    前記表示制御手段は、前記判定手段により前記所定のウィンドウがはみ出ると判定されたことに基づいて、前記決定手段により決定された位置にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが配置されるように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウの少なくとも一部を、前記第1のモニタと前記第2のモニタの少なくとも1つに表示させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記所定のウィンドウにおいて情報が表示される部分が追加されるように、前記所定のウィンドウのサイズを変更する変更手段として前記表示制御装置をさらに機能させ、
    前記判定手段は、前記変更手段による情報が表示される部分の追加により、前記所定のウィンドウがはみ出るか判定することを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記決定手段は、前記判定手段により前記所定のウィンドウがはみ出ると判定された場合、前記変更手段により情報が表示される部分が追加された前記所定のウィンドウの位置を、前記所定の表示領域において前記第1のモニタが表示する部分と、前記第2のモニタが表示する部分とに基づいて調整することを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記決定手段は、前記判定手段により前記所定のウィンドウがはみ出ると判定された場合、前記所定のウィンドウにおいて前記追加が行われる前に表示されていた情報の表示位置が変更されるように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される位置を決定し、前記判定手段により前記所定のウィンドウがはみ出ると判定されなかった場合、前記所定のウィンドウにおいて前記追加が行われる前に表示されていた情報の表示位置が変更されないように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される位置を決定することを特徴とする請求項3または4に記載のプログラム。
  6. 前記決定手段は、前記判定手段により前記所定のウィンドウがはみ出ると判定された場合、前記所定のウィンドウにおいて前記追加が行われる前に表示されていた情報よりも、前記追加により新たに表示される情報が前記第1のモニタまたは前記第2のモニタによる表示対象として優先されるように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される位置を決定することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記判定手段は、前記所定のウィンドウのサイズが拡大される所定の方向について、前記所定の表示領域における前記第1のモニタと前記第2のモニタのいずれかが表示する部分から、前記所定のウィンドウがはみ出るか判定することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記決定手段は、前記所定の表示領域において前記第1のモニタが表示する部分と、前記第2のモニタが表示する部分と、前記所定の表示領域において所定のウィンドウが配置される位置に基づいて、前記第1のモニタと前記第2のモニタのうちの、前記所定のウィンドウの中心を含むモニタを特定し、特定されたモニタに基づき、サイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される位置を決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記所定のウィンドウのサイズは、前記所定のウィンドウにおけるユーザによる指示に応じて変更されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記プログラムはアプリケーションプログラムであり、
    前記所定のウィンドウは前記アプリケーションプログラムにより表示されるプログラムであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記アプリケーションプログラムは、画像を印刷するプリンタに関する情報を表示するプログラムであることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記所定のウィンドウは、プリンタにより使用される記録材に関する情報が追加されることにより、サイズが変更されることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記表示制御装置とプリンタとの通信により、前記プリンタに関する情報を取得する取得手段として前記表示制御装置をさらに機能させ、
    前記ウィンドウは、前記取得手段により取得された前記プリンタに関する情報が追加されることにより、サイズが変更されることを特徴とする請求項11または12に記載のプログラム。
  14. 所定の表示領域の一部を第1のモニタに表示させ、前記所定の表示領域の他の一部を第2のモニタに表示させる表示制御装置による表示制御方法であって、
    前記所定の表示領域において前記第1のモニタが表示する部分と、前記第2のモニタが表示する部分と、前記所定の表示領域において所定のウィンドウが配置される位置に基づいて、前記所定のウィンドウのサイズが変更された場合にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される、前記所定の表示領域における位置を決定する決定工程と、
    前記決定工程において決定された位置にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが配置されるように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウの少なくとも一部を、前記第1のモニタと前記第2のモニタの少なくとも1つに表示させる表示制御工程と、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
  15. 所定の表示領域の一部を第1のモニタに表示させ、前記所定の表示領域の他の一部を第2のモニタに表示させる表示制御装置であって、
    前記所定の表示領域において前記第1のモニタが表示する部分と、前記第2のモニタが表示する部分と、前記所定の表示領域において所定のウィンドウが配置される位置に基づいて、前記所定のウィンドウのサイズが変更された場合にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが表示される、前記所定の表示領域における位置を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された位置にサイズ変更後の前記所定のウィンドウが配置されるように、サイズ変更後の前記所定のウィンドウの少なくとも一部を、前記第1のモニタと前記第2のモニタの少なくとも1つに表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
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