JP2018190265A - 避難者名簿作成装置、作成システム、作成方法、および作成プログラム - Google Patents

避難者名簿作成装置、作成システム、作成方法、および作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】必要な個人情報を安全にかつ低コストで収集管理でき、避難所に避難した避難者の状況を地方公共団体の担当者が迅速に把握できる避難者名簿作成装置、作成方法、作成プログラム、および作成システムを提供することを目的とする。【解決手段】識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付け、入力画面生成手段が、識別子ごとに、避難者情報を入力するための入力画面を生成し、避難者情報記憶手段が、入力画面から入力された避難者情報を、識別子ごとに記憶する。【選択図】図1

Description

本発明は、避難者名簿作成装置、作成システム、作成方法、および作成プログラムに関し、特に避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成装置、作成システム、作成方法、および作成プログラムに関する。
従来、災害の発生、または災害が発生する恐れがある場合に、その災害の危険から逃れるために、各市区町村には指定緊急避難場所や指定避難場所などの避難所が設置されている。
実際に災害が発生した場合、これらの避難所には1000〜3000人の避難者が集まることになる。避難者には帰宅困難者、自宅待機者、車中泊者、会社や工場などでの待機者などが含まれ、地方公共団体の担当者は避難者がどこの避難所に避難しているか、または避難所内のどこにいるかを把握し、必要な救援物資などを避難者に的確に届ける必要がある。
図18は、避難者把握リストの事例を示す図である。
現状の避難所では、図18に示すような避難者把握リストを避難所で避難者に配布し、避難者が自ら記入した避難者把握リストを各避難所で集計することで避難者名簿を作成している。この避難者名簿を作成することで、避難者の情報を各地方公共団体の担当者が把握でき、必要な救援物資を各避難所に手配することができる。
ところが、この避難者把握リストのような紙ベースで避難者の情報を集計していると、避難者把握リストの配布や回収、集計と多くの時間がかかり、地方公共団体の担当者が避難者情報を把握するのにも時間がかかっていた。
また、アレルギー対応やオムツの使用、服用薬剤が必要な避難者も居るので、避難者の現状把握は短時間で行う必要があった。
そこで災害発生時に、迅速な避難者の把握が可能な避難者名簿作成システムが提供されている(たとえば、特許文献1参照)。
図19は、従来の避難者名簿作成システムを示す図である。
図19に示すように、避難者名簿作成システムは、所属人員15が部屋12への入退室時に、入室時刻及び退室時刻を記録する入退管理サーバ17と、災害情報の受信及び送信を行う災害情報管理サーバ11と、避難者名簿を作成し印刷する画像形成装置13と、ICカード読取装置14とを備え、入退管理サーバ17、災害情報管理サーバ11、画像形成装置13、およびICカード読取装置14はネットワークで接続されている。
所属人員15は、IC(integrated circuit)カード16を所持しており、部屋12の出入り口に設置されるICカード読取装置14が、ICカード16を読み取ることで所属人員15の在室、外出、欠席を入退管理サーバ17に記録し、画像形成装置13が、入退管理サーバ17を参照して、在室、外出、欠席を判断し、所属人員15の状態毎に避難者名簿を作成し印刷する。
特開2015−135561号公報
しかし、会社や学校などの団体においては、団体に所属する所属人員の状態を、あらかじめ把握することは可能であるが、避難所のように不特定多数の人が集まる場所では、誰がどこの避難所に避難するかわからないので、上記の避難者名簿作成システムのように、避難者全員の状態を把握することは難しかった。
具体的には、上記の避難者名簿作成システム10では、あらかじめ所属人員15のリストが登録してある入退管理サーバ17を参照して、在室者、外出者、欠席者などの状況を画像形成装置13が出力している。また緊急連絡先なども所属人員15のリストをデーベースに登録しておくことで、緊急連絡先なども同時に避難者名簿として印刷されるので、外出者の安否を迅速に確認できる。
ところが災害は、いつどこで発生するかわからないので、避難者がどこの避難所に避難するかわからない。つまり避難者のデータベースをあらかじめ登録しておくことは不可能である。
また避難者は、ずっと同じ避難所に避難しているとは限らず、避難所を移動した場合は、移動先の避難所で避難者名簿を作成する必要があり、あらかじめ所属人員のリストを登録しておくことは難しかった。
そこで、例えば運転免許証などに埋め込まれた個人情報を含むICチップを利用して、避難者の状態を把握することが考えられる。
図20は、ICチップを利用した避難者管理システムを示す図である。
図20に示すように、避難者管理システム20は、災害情報管理サーバ21と、各避難所に設置される受信機22とを備え、災害情報管理サーバ21と受信機22とはネットワークで接続されている。
避難者25は、個人情報を含むICチップ26を所持しており、ICチップ26が発する信号を受信機22が受信することで、避難者25の避難している避難所と個人情報とが災害情報管理サーバ21に記録される。
しかし、受信機22を各避難所に設置するためには多くの費用がかかり、現実的ではなかった。例えば受信機22を各避難所に1つずつ設置したとしても、ICチップ26が発する小さな信号を受信する受信機は受信範囲が小さいので、公園などの出入り口が明確でない避難所の場合、避難者全員のICチップ26の情報を取得するには、避難所の周辺に数多くの受信機を設置しなければならない。
また市区町村の大きさによって、避難所が100〜300程度も設置されていることもあり、すべての避難所に複数の受信機を設置すると非常に多くの費用が必要となるため、現実的ではなかった。
さらにICチップ26に記録された個人情報は、受信機が自動で読み取り、災害情報管理サーバに自動で記録されてしまうので、ネットワーク上を避難者の個人情報が不必要なものまで流れてしまうので、安心して利用できるものではなかった。
このように正確な避難者情報を把握できなかったり、避難者情報を把握するのに時間がかかったりすることで、救援物資の手配遅延につながり、避難者の手元に救援物資が届くのが遅れたり、届かなかったりしていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、必要な個人情報を安全にかつ低コストで収集管理でき、避難所に避難した避難者の状況を地方公共団体の担当者が迅速に把握できる避難者名簿作成装置、作成方法、作成プログラム、および作成システムを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成装置において、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付ける識別子関連付け手段と、前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成する入力画面生成手段と、前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶する避難者情報記憶手段とを備えることを特徴とする避難者名簿作成装置が提供される。
これにより、識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付け、入力画面生成手段が、識別子ごとに、避難者情報を入力するための入力画面を生成し、避難者情報記憶手段が、入力画面から入力された避難者情報を、識別子ごとに記憶する。
また、本発明では、避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成システムにおいて、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付ける識別子関連付け手段と、前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成する入力画面生成手段と、前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶する避難者情報記憶手段とを備える避難者名簿作成装置と、あらかじめ避難所情報が記憶され、前記避難所情報に対応する避難所で配布される記憶媒体と、前記記憶媒体に記憶された識別子をネットワークを介して読み取る識別子読取手段とを備えることを特徴とする避難者名簿作成システムが提供される。
これにより、識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付け、入力画面生成手段が、識別子ごとに、避難者情報を入力するための入力画面を生成し、避難者情報記憶手段が、入力画面から入力された避難者情報を、識別子ごとに記憶し、避難所情報に対応する避難所で配布される記憶媒体が、あらかじめ避難所情報が記憶し、識別子読取手段が、記憶媒体に記憶された識別子をネットワークを介して読み取る。
また、本発明では、避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成方法において、識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付けるステップと、入力画面生成手段が、前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成するステップと、避難者情報記憶手段が、前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶するステップとを備えることを特徴とする避難者名簿作成方法が提供される。
これにより、識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付け、入力画面生成手段が、識別子ごとに、避難者情報を入力するための入力画面を生成し、避難者情報記憶手段が、入力画面から入力された避難者情報を、識別子ごとに記憶する。
また、本発明では、避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成プログラムにおいて、コンピュータを、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付ける識別子関連付け手段、前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成する入力画面生成手段、前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶する避難者情報記憶手段として機能させることを特徴とする避難者名簿作成プログラムが提供される。
これにより、識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付け、入力画面生成手段が、識別子ごとに、避難者情報を入力するための入力画面を生成し、避難者情報記憶手段が、入力画面から入力された避難者情報を、識別子ごとに記憶する。
本発明の避難者名簿作成装置、作成システム、作成方法、および作成プログラムによれば、識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付け、入力画面生成手段が、識別子ごとに、避難者情報を入力するための入力画面を生成し、避難者情報記憶手段が、入力画面から入力された避難者情報を、識別子ごとに記憶するので、必要な個人情報を安全にかつ低コストで収集でき、避難所に避難した避難者の状況を迅速に把握できる。
本実施の形態に係る避難者名簿作成装置の概念を示す図である。 避難者名簿作成装置の詳細を示す図である。 二次元コードが有する情報の概念を示す図である。 表示生成部の詳細を示す図である。 演算部の詳細を示す図である。 団体情報記憶部に記憶される情報の概要を示す図である。 個人情報記憶部が記憶する避難者情報である個人情報のデータ構造例を示す図である。 団体情報記憶部が記憶する団体情報である避難所情報のデータ構造例を示す図である。 団体情報記憶部が記憶する避難所を管轄する地方公共団体などの団体情報のデータ構造例を示す図である。 表示生成部が生成した登録画面が携帯端末に表示された状態を示す図である。 ユーザが操作する画面の画面遷移を示す図である。 携帯端末から登録画面表示リクエストを受けてから、登録画面を生成するまで表示生成部が行う処理を示すフローチャートである。 携帯端末で表示された登録画面で行われる処理を示すフローチャートである。 登録リクエスト、修正リクエスト、または削除リクエストを受けた避難者名簿作成装置が行う処理を示すフローチャートである。 演算処理部が行う処理を示すフローチャートである。 携帯端末で表示されたメニュー画面で行われるデータ出力処理を示すフローチャートである。 画面表示リクエスト、画像形式出力リクエスト、表計算ソフト形式出力リクエスト、またはCSV形式出力リクエストを受けた避難者名簿作成装置100が行う処理を示すフローチャートである。 避難者把握リストの事例を示す図である。 従来の避難者名簿作成システムを示す図である。 ICチップを利用した避難者管理システムを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る避難者名簿作成装置の概念を示す図である。
図1に示すように避難者名簿作成装置100、地方公共団体の担当者であるユーザ200が利用する端末機器210、避難者300が利用する携帯端末310は、インターネット400を介して接続されている。
避難者名簿作成装置100は、地震などの災害が発生したとき、避難所へ避難してきた避難者300の避難者情報である個人情報を記録し、ユーザ200が迅速に避難者情報の管理を可能にするためのものである。
避難者名簿作成装置100が記録した避難者情報は、避難者名簿作成装置100の内部で集計され、地方公共団体の担当者であるユーザ200が集計された避難者情報を閲覧し、その避難者情報を利用して救援物資の手配を行うことができる。
例えば避難所には、特定の情報を記録した二次元コード500が印刷された耐水性カード510が想定される避難者300の数だけ用意されており、地震などの災害が発生したときには、二次元コード500が印刷された耐水性カード510を避難者各に配布する。
避難者300は、配布された耐水性カード510に印刷された二次元コード500を携帯端末310で読み取ることで、携帯端末310に避難者情報を登録する登録画面が表示される。
避難者300は表示された避難者情報登録画面から、必要な個人情報を入力し避難者名簿作成装置100に登録することで、ユーザ200は避難者名簿作成装置100を利用してリアルタイムな避難者情報を得ることができ、迅速に救援物資を避難所に手配することができる。
図2は、避難者名簿作成装置の詳細を示す図である。
図2に示すように、避難者名簿作成装置100は、表示生成部110、団体情報記憶部120、情報処理部130、個人情報記憶部140、演算部150、および出力部160を備えている。
表示生成部110は、インターネット400を介して避難者300が利用する携帯端末310に接続されている。避難者300は、携帯端末310で二次元コード500を読み取ることで、避難者名簿作成装置100に対して登録画面表示リクエストを送信する。表示生成部110は、この登録画面表示リクエストを受信することで、避難者300が避難者情報を登録するための登録画面を生成する。
また表示生成部110は、団体情報記憶部120に接続されており、団体情報記憶部120に記憶された団体情報を利用して登録画面を生成することができる。
また地方公共団体の担当者であるユーザ200が、避難者情報を取得する際に、ログイン画面や避難者情報の出力画面を生成することができる。
団体情報記憶部120には、各避難所を管轄する市区町村などの地方公共団体の情報や、避難者300が避難している避難所などの団体情報が記憶されている。後に説明するように、二次元コード500には、個人を識別する避難者コード、団体コードや避難所コードが記憶されており、その記憶された団体コードや避難所コードと団体情報記憶部120に記憶された情報とを照合し、避難所を管轄する団体名や避難所名が登録画面に表示される。
このため避難者300は、携帯端末310に表示される登録画面でわざわざ自分が避難した避難所名や、その避難所を管轄する団体名を入力しなくてもよくなり、必要最低限の個人情報を入力するだけでよく、短時間で簡単に避難者情報を登録することができる。
情報処理部130は表示生成部110に接続されており、表示生成部110が生成した登録画面から避難者300が避難者情報を登録する登録リクエストを受けると、情報処理部130は接続された個人情報記憶部140に避難者300の個人情報を登録する。
すでに個人情報記憶部140に避難者300の個人情報が存在する場合は、個人情報記憶部140に記憶された個人情報を、情報処理部130が最新のものに更新、または必要に応じて削除することができる。
演算部150は、団体情報記憶部120および個人情報記憶部140に接続され、個人情報記憶部140に記憶された避難者300の個人情報を集計し、団体情報記憶部120に記憶された団体情報が有する集計情報に集計した結果を記憶させる。
例えば、個人情報記憶部140に記憶された避難者300の個人情報から乳児の情報を集計し、団体情報記憶部120に記憶されている避難所、または避難所を管轄する地方公共団体の情報が有する集計情報欄に記憶させる。こうすることで、避難所に何人の乳児が避難しているか、または地方公共団体には何人の乳児が避難しているかを迅速にユーザ200が把握することができ、的確にミルクなどの救援物資を避難所に手配することができる。
なお、演算部150の行う集計演算はリアルタイムで行うこともできるし、団体毎に時間を設定して、設定した時間毎に演算部150が集計演算を行い、団体情報記憶部120に記憶された指定の集計情報欄に集計結果を記憶させることもできる。
出力部160は、団体情報記憶部120に接続され、ユーザ200の指示により必要な団体情報を出力することができる。具体的には、避難所に滞在する滞在場所別の一覧表や避難所別の年齢層一覧表など、ユーザ200が指定するデータ形式で必要な情報を生成し出力する。
図3は、二次元コードが有する情報の概念を示す図である。
図3に示すように、二次元コード500は、団体コード部511、避難所コード部512、避難者番号部513、パスワード部514、およびコマンド部515を備えている。
これらの団体コード部511、避難所コード部512、避難者番号部513、パスワード部514、およびコマンド部515は、二次元コード化され、耐水性カード510に印刷されている。
二次元コード500は耐水性カード510に印刷されるものだけでなく、リストバンドに印字して避難者300の腕に巻き付けて携帯させることで、二次元コード500の紛失を防ぐようにしてもよい。
団体コード部511は、例えば各避難所を管轄する市区町村などの地方公共団体の情報をコード化したものである。実際は市区町村など団体コードが数字6桁で使用される。
避難所コード部512は、避難所毎に設定された避難所を識別するコードである。実際は、避難所コードは地方公共団体などが設定した数字4桁が使用される。
避難者番号部513は、避難者を識別する番号であり、避難者毎に設定される番号である。実際は、あらかじめ発行されたランダムな数字6桁の番号が使用される。
パスワード部514は、避難者名簿作成装置100に接続するためのパスワードであり、このパスワード部514に記載されたパスワードが、避難者名簿作成装置100が有するパスワードと一致しないと避難者名簿作成装置100を利用することができない。
コマンド部515は、避難者名簿作成装置100登録画面表示リクエストを送信するためのコマンドが記録されている。
携帯端末310は、二次元コード500を読み取ることで、コマンド部515に記載されたコマンドにより、団体コード、避難所コード、避難者番号、およびパスワードを含んだ情報を、避難者名簿作成装置100に送信する。
なお、二次元コード500は、避難者300を識別するための避難者番号部513を含んでバーコード化されたものであるため、おなじ二次元コード500は存在することはない。例えば家族4人の場合には、4枚の耐水性カード510が配布され、その耐水カード510に印刷されたそれぞれ異なる二次元コード500を携帯端末310で読み取り、家族4人の避難者情報の登録を行う。
また、二次元コード500が不足した場合など、二次元コード500が内場合でも、避難者300が避難者名簿作成装置100にアクセスし自分の避難者番号を採番し、情報を登録することもできる。
また、本実施例では二次元コードに避難者300を識別するための避難者番号部513、および団体コード部511を持たせているが、避難所毎に設置した避難者名簿作成装置100自体に避難者番号部513、および団体コード部511を記憶させておくこともできる。
図4は、表示生成部の詳細を示す図である。
図4に示すように、表示生成部110は、パスワード判断部111および画面生成部112を備えている。
パスワード判断部111は、二次元コード500が有するパスワード部514に記憶されたパスワードを携帯端末310が読み取り、避難者名簿作成装置100に携帯端末310が送信したパスワードを解析して判断するためのものである。
携帯端末310から送信されたパスワードと、パスワード判断部111が有するパスワードとが一致した場合は、接続された画面生成部112に登録画面表示リクエストを送信する。一致しない場合は、エラー画面を携帯端末310に表示させるなどして、避難者名簿作成装置100を利用することはできない。
画面生成部112は、避難者300が避難者情報である避難者300の個人情報を登録する画面を生成するためのものである。画面生成は、接続された団体情報記憶部120の団体情報を利用して生成する。
また登録画面は一定の登録画面を生成することもできるし、避難所毎に設定された異なった登録内容を含む登録画面を生成することもできる。
また画面生成部112は登録画面を生成するだけでなく、避難者情報を修正する際は、登録された個人情報を呼び出して修正画面を生成することができる。
図5は、演算部の詳細を示す図である。
図5に示すように、演算部150は、演算処理部151および演算周期記憶部152を備えている。
演算処理部151は、接続された演算周期記憶部152が記憶する演算周期に合わせて集計処理を行い、団体情報記憶部120に記憶された団体情報が有する集計情報に集計した結果を記憶させる。
演算周期記憶部152には、団体情報記憶部120に記憶された団体情報毎に集計する周期が記憶されている。例えば、各避難所を管轄する市区町村などの地方公共団体では、頻度の高い集計結果を必要としないので、演算周期記憶部152に記憶する演算周期を1日に1回の周期で集計を行うように設定する。
一方で避難所毎の集計は、救援物資の配布が定期的に行われるため、1時間毎に集計を行うように演算周期を演算周期記憶部152に記憶させておく。
なお、演算処理部151は演算周期を演算周期記憶部152に記憶した周期で演算処理を行うだけでなく、ユーザ200の指示により避難者情報を集計し、集計した結果を団体情報記憶部120に記憶させることもできる。
図6は、団体情報記憶部に記憶される情報の概要を示す図である。
図6に示すように、団体情報記憶部120には、例えば地方公共団体情報121や避難所情報122が記憶されている。
地方公共団体情報121には、各地方公共団体の情報が格納され、例えばA市、B市、C市、D市などの各地方公共団体毎の情報が記憶されている。地方公共団体情報121のデータ構造は後で説明する。
避難所情報122には、各避難所の情報が格納され、例えばA避難所、B避難所、C避難所、D避難所などの各避難所の情報が記憶されている。避難所情報122のデータ構造は後で説明する。
図7は、個人情報記憶部が記憶する避難者情報である個人情報のデータ構造例を示す図である。
図7に示すように、避難者情報である個人情報には、キー、基本属性、年齢層、食べ物・ミルク、おむつ・その他、および個人情報の欄が設けられており、さらに、キーとして、避難者番号の欄が設けられ、基本属性として、避難所コード、滞在場所、および情報開示の有無の各欄が設けられ、年齢層として、幼児(2歳〜未就学児)、小学生、中学生、高校生・未成年、男性(20〜64歳)、女性(20〜64歳)、男性(65歳以上)、および女性(65歳以上)の各欄が設けられ、食べ物・ミルクとして、ミルク、全粥、おもゆ、アレルギー対応ミルク、卵、乳、小麦、その他のアレルギー食品、および、その他のアレルギー病歴の各欄が設けられ、おむつ・その他として、おむつ、要介護、要早期受診、水分・塩分などの制限、および厳密な食事制限の各欄が設けられ、個人情報として、名前、生年月日、および、その他の個人情報の各欄が設けられている。各欄の縦方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、避難者300に関する避難者情報である個人情報などのレコードを構成している。
「避難者番号」の欄には、避難者300を識別するための識別情報である避難者300固有の文字列が設定されている。「避難所コード」の欄には、避難者300が避難している避難所を識別するための識別情報である避難所固有の文字列が設定されている。「滞在場所」の欄には、避難者300が避難している避難所内で滞在している場所が設定されている。「情報開示の有無」の欄には、避難者が避難者情報である個人情報を公開するか、公開しないかが設定されている。
「幼児(2歳〜未就学児)」の欄には、避難者300が「幼児(2歳〜未就学児)」に該当するか、該当しないかが設定されている。「小学生の欄」には、避難者300が「小学生」に該当するか、該当しないかが設定されている。「中学生」の欄には、避難者300が「中学生」に該当するか、該当しないかが設定されている。「高校生・未成年」の欄には、避難者300が「高校生・未成年」に該当するか、該当しないかが設定されている。「男性(20〜64歳)」の欄には、避難者300が「男性(20〜64歳)」に該当するか、該当しないかが設定されている。「女性(20〜64歳)」の欄には、避難者300が「女性(20〜64歳)」に該当するか、該当しないかが設定されている。「男性(65歳以上)」の欄には、避難者300が「男性(65歳以上)」に該当するか、該当しないかが設定されている。「女性(65歳以上)」の欄には、避難者300が「女性(65歳以上)」に該当するか、該当しないかが設定されている。
「ミルク」の欄には、避難者300が「ミルク」を必要とするか、必要としないかが設定されている。「全粥」の欄には、避難者300が「全粥」を必要とするか、必要としないかが設定されている。「おもゆ」の欄には、避難者300が「おもゆ」を必要とするか、必要としないかが設定されている。「アレルギー対応ミルク」の欄には、避難者300が「アレルギー対応ミルク」を必要とするか、必要としないかが設定されている。「卵」の欄には、避難者300が「卵アレルギー」に該当するか、該当しないかが設定されている。「乳」の欄には、避難者300が「乳アレルギー」に該当するか、該当しないかが設定されている。「小麦」の欄には、避難者300が「小麦アレルギー」に該当するか、該当しないかが設定されている。「その他のアレルギー食品」の欄には、避難者300もつ「その他のアレルギー食品」が設定されている。「その他のアレルギー病歴」の欄には、避難者300もつ「その他のアレルギー病歴」が設定されている。
「おむつ」の欄には、避難者300が「おむつ」の使用者に該当するか、該当しないかが設定されている。「要介護」の欄には、避難者300が「要介護」に該当するか、該当しないかが設定されている。「要早期受診」の欄には、避難者300が「要早期受診」を必要とする避難者に該当するか、該当しないかが設定されている。「水分・塩分などの制限」の欄には、避難者300が「水分・塩分などの制限」を必要とする避難者に該当するか、該当しないかが設定されている。「厳密な食事制限」の欄には、避難者300が「厳密な食事制限」を必要とする避難者に該当するか、該当しないかが設定されている。
「名前」の欄には、避難者の「名前」が設定されている。「生年月日」の欄には、避難者の「生年月日」が設定されている。「その他の個人情報」の欄には、避難者の「その他の個人情報」が設定されている。
図8は、団体情報記憶部が記憶する団体情報である避難所情報のデータ構造例を示す図である。
図8に示すように、避難所情報には、避難所情報には、キー、基本属性、年齢層、食べ物・ミルク、おむつ・その他の欄が設けられており、さらに、キーとして、避難所コードの欄が設けられ、基本属性として、団体コード、避難所名、および、その他避難所情報の各欄が設けられ、年齢層として、年齢層として、幼児(2歳〜未就学児)、小学生、中学生、高校生・未成年、男性(20〜64歳)、女性(20〜64歳)、男性(65歳以上)、および女性(65歳以上)の各欄が設けられ、食べ物・ミルクとして、ミルク、全粥、おもゆ、アレルギー対応ミルク、卵、乳、小麦、その他のアレルギー食品、および、その他のアレルギー病歴の各欄が設けられ、おむつ・その他として、おむつ、要介護、要早期受診、水分・塩分などの制限、および厳密な食事制限の各欄が設けられ、個人情報として、名前、生年月日、および、その他の個人情報の各欄が設けられている。各欄の縦方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、避難所に関する避難所情報のレコードを構成している。
「避難所コード」の欄には、避難所を識別するための識別情報である避難所固有の文字列が設定されている。「団体コード」の欄には、避難所を管轄する地方公共団体などの団体を識別するための識別情報である団体固有の文字列が設定されている。「避難所名」の欄には、「避難所の名称」が設定されている。「その他避難所情報」の欄には、「その他避難所情報」が設定されている。
「幼児(2歳〜未就学児)」の欄には、この避難所内で「幼児(2歳〜未就学児)」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「小学生の欄」には、この避難所内で「小学生」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「中学生」の欄には、この避難所内で「中学生」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「高校生・未成年」の欄には、この避難所内で「高校生・未成年」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「男性(20〜64歳)」の欄には、この避難所内で「男性(20〜64歳)」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「女性(20〜64歳)」の欄には、この避難所内で「女性(20〜64歳)」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「男性(65歳以上)」の欄には、この避難所内で「男性(65歳以上)」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「女性(65歳以上)」の欄には、この避難所内で「女性(65歳以上)」に該当する避難者の合計人数が設定されている。
「ミルク」の欄には、この避難所内で「ミルク」を必要とする避難者の合計人数が設定されている。「全粥」の欄には、この避難所内で「全粥」を必要とする避難者の合計人数が設定されている。「おもゆ」の欄には、この避難所内で「おもゆ」を必要とする避難者の合計人数が設定されている。「アレルギー対応ミルク」の欄には、この避難所内で「アレルギー対応ミルク」を必要とする避難者の合計人数が設定されている。「卵」の欄には、この避難所内で「卵アレルギー」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「乳」の欄には、この避難所内で「乳アレルギー」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「小麦」の欄には、この避難所内で「小麦アレルギー」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「その他のアレルギー食品」の欄には、この避難所内で「その他のアレルギー食品」がある避難者の合計人数が設定されている。「その他のアレルギー病歴」の欄には、この避難所内で「その他のアレルギー病歴」がある避難者の合計人数が設定されている。
「おむつ」の欄には、この避難所内で「おむつ」の使用者に該当する避難者の合計人数が設定されている。「要介護」の欄には、この避難所内で「要介護」に該当する避難者の合計人数が設定されている。「要早期受診」の欄には、この避難所内で「要早期受診」を必要とする避難者の合計人数が設定されている。「水分・塩分などの制限」の欄には、この避難所内で「水分・塩分などの制限」を必要とする避難者の合計人数が設定されている。「厳密な食事制限」の欄には、この避難所内で「厳密な食事制限」を必要とする避難者の合計人数が設定されている。
図9は、団体情報記憶部が記憶する避難所を管轄する地方公共団体などの団体情報のデータ構造例を示す図である。
図9に示すように、団体情報には、キー、基本属性、その他の欄が設けられており、さらに、キーとして、団体コードの欄が設けられ、基本属性として、団体名、電話番号、所属部署名、所属長名、担当者名、および担当者電話番号の各欄が設けられ、その他として、その他の団体情報の欄が設けられている。各欄の縦方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、地方公共団体などの団体情報のレコードを構成している。
図10は、表示生成部が生成した登録画面が携帯端末に表示された状態を示す図である。
図10に示すように、登録画面320には、団体コード表示欄321、避難所コード表示欄322、避難所移動区分323、避難者番号表示欄324、個人情報入力欄325、登録ボタン326、修正ボタン327、削除ボタン328、および避難所移動ボタン329を備えている。
団体コード表示欄321には、二次元コード500により避難者名簿作成装置100が取得した団体コードを、避難者名簿作成装置100が備える団体情報記憶部120に記憶された団体情報と照合し、団体コードおよび団体コードに対応した団体名である役所名が表示されている。
避難所コード表示欄322には、二次元コード500により避難者名簿作成装置100が取得した避難所コードを、避難者名簿作成装置100が備える団体情報記憶部120に記憶された避難所情報と照合し、避難所コードおよび避難所コードに対応した避難所名が表示されている。
また避難所コードが取得されていない場合は、選択ボックスに組み込まれた避難所コードから、該当する避難所コードを選択することができる。また避難所コードを文字検索で該当する避難所コード検索して登録することもできる。
避難所移動区分323には、避難者300が何らかの理由で避難所を移動したり、避難所が統合したりした場合に、避難所移動区分323の選択ボックスより、「0;移動無」から「1;移動有」に変更し、移動先の避難所を避難所コード表示欄322で選択し、避難所移動ボタン329を押すことで、避難者名簿作成装置100は、避難者300の避難者情報から避難所情報を削除し、新たな移動先である避難所コードを追記する。これにより避難者300の避難者情報を引き継いだまま避難所情報だけを移動後の避難所情報に更新することができる。
避難者番号表示欄324には、二次元コード500により避難者名簿作成装置100が取得した避難者番号が表示されている。避難者番号は、あらかじめ避難者を一意に識別する記号または番号が採番され、二次元コード500に記録されたものである。または、避難者名簿作成装置100によって自動採番されたものである。
個人情報入力欄325には、個人情報記憶部140に記憶される避難者情報である個人情報の入力欄が表示されている。各入力欄には選択ボックス325aが設けられ、避難者300が選択するだけで避難者情報である個人情報を入力することができる。ただし、名前などのように文字を入力する欄も表示させることができる。
登録ボタン326は、避難者300が携帯端末310を操作して登録ボタン326をクリックすることで、登録画面320に入力した避難者情報である個人情報を避難者名簿作成装置100に登録することができる。
修正ボタン327は、避難者300が携帯端末310を操作して修正ボタン327クリックすることで、避難者名簿作成装置100に登録された個人情報を、現在登録画面320に入力している避難者情報である個人情報に修正することができる。
削除ボタン328は、避難者300が携帯端末310を操作して削除ボタン328クリックすることで、現在登録画面320に表示されている避難者番号に基づいた避難者情報である個人情報を、避難者名簿作成装置100から該当する避難者情報を削除することができる。
避難所移動ボタン329は、避難所移動区分323の選択ボックスより、「0;移動無」から「1;移動有」に変更し、移動先の避難所を避難所コード表示欄322で選択し、避難所移動ボタン329を押すことで、避難者名簿作成装置100は、避難者300の避難者情報から避難所情報を削除し、新たな移動先である避難所コードを追記する。
避難者情報は、二次元コード500が記載された耐水カー510を万が一紛失してしまった場合に、避難所の担当者や地方公共団体の担当者が、避難者の本人確認後に該当する避難者情報の削除を行う。
また、携帯端末310で避難者情報である個人情報を入力する際には、入力中の個人情報は一時的に携帯端末310上のメモリ、または避難者名簿作成装置100上のメモリに記憶され、避難者名簿作成装置100に個人情報の登録が完了すると、一時的に携帯端末310または避難者名簿作成装置100上のメモリに保存された個人情報は削除される。
このように個人情報が避難者名簿作成装置100に登録されるたびに、メモリに一時的に保存された個人情報が消去されるので、複数の避難者300が一台の携帯端末310を利用して個人情報を入力しても、お互いの個人情報を閲覧することはない。つまり携帯端末310が一台だったとしても、安心して複数の避難者300が一台の携帯端末310を利用して個人情報を避難者名簿作成装置100に登録することができる。
また、一時的に携帯端末310または避難者名簿作成装置100上のメモリに保存された個人情報は、避難者名簿作成装置100に入力した個人情報の登録が完了したときに削除されるが、一定の無操作期間が経過した場合にもメモリ上の個人情報を削除するようにしても良い。またネットワーク回線が切断された場合に、メモリ上の個人情報を削除するようにすることもできる。
また避難者300が避難所を移動した場合、避難者300が有する避難者番号に該当する避難者情報から、移動前の避難所情報を削除し、あらたに移動した先の避難所情報を追記することができる。
図11は、ユーザが操作する画面の画面遷移を示す図である。
図11に示すように、地方公共団体の担当者であるユーザ200が避難者名簿作成装置100にアクセスすると、避難者名簿作成装置100はユーザ200に対してログイン画面330を表示する。
ユーザ200は、指定されたアカウント、パスワード、および閲覧したい避難所コード
を入力または選択する。アカウントおよびパスワードが、避難者名簿作成装置100に登録されたアカウントおよびパスワードと一致すれば、メニュー画面340がユーザ200に対して表示される。
メニュー画面340では、ユーザ200が閲覧または使用したいデータを選択して、メニュー画面の下部に用意された出力ボタンをクリックすることで、データが画面表示されたり、データが出力されたりする。
出力するデータの例として、「滞在場所別一覧表」、「避難所別全市集計表」、「避難所別指定情報集計表」、「避難所以外指定情報集計表」、「滞在場所別一覧表」、「避難所備蓄情報」、「避難者重複情報抽出及び削除」、「避難所別年齢層一覧表」、「避難所別避難者情報一覧表」、「避難所別名前一覧表」、「避難所別避難所退出者一覧表」、「顧客情報一覧」など、避難者名簿作成装置100が作成し出力を行う。
なお、ユーザ200がログイン時に使用するアカウントおよびパスワードは、ユーザ200が自由に設定できる。
図12は、携帯端末から登録画面表示リクエストを受けてから、登録画面を生成するまで表示生成部が行う処理を示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS11〕表示生成部110は、登録画面表示リクエストを受信する。具体的には、避難者300が使用する携帯端末310で二次元コード500を読み取ると、団体コード、避難所コード、避難者番号、およびパスワードを含んだ登録画面表示リクエストが避難者名簿作成装置100に送信され、表示生成部110が登録画面表示リクエストを受信する。
〔ステップS12〕パスワード判断部111は、パスワードを判断する。具体的には、表示生成部110が受信した登録画面表示リクエストに含まれたパスワードを検証し、避難者名簿作成装置100が保持するパスワードと一致するか判断する。
パスワードが不一致だと判断したときは、処理をステップS13に進め、パスワードが一致したと判断したときは、処理をステップS14に進める。
〔ステップS13〕表示生成部110は、エラーを返信する。具体的には、表示生成部110は、避難者300が操作する携帯端末310に対して、エラーを送信する。エラーの送信は、パスワードが一致しない旨を表示する表示画面を生成して送信してもよいし、エラーメッセージだけを表示させてもよい。これによりパスワードが一致しないものが不正に避難者名簿作成装置100を利用することを防止できる。
〔ステップS14〕画面生成部112は、データを取得する。具体的には、表示生成部110が受信した登録画面表示リクエストに含まれた団体コード、および避難所コードに一致する団体名や避難所名を団体情報記憶部120から取得する。
〔ステップS15〕画面生成部112は、登録画面を生成する。具体的には、ステップS14で取得した団体名や避難所名が表示された登録画面を生成する。これにより避難者は、団体名や避難所名の入力を省略することができる。
図13は、携帯端末で表示された登録画面で行われる処理を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS21〕携帯端末310は、登録画面を表示する。具体的には、避難者300が使用する携帯端末310で二次元コード500を読み取ると、避難者名簿作成装置100が生成した避難者情報である個人情報の登録画面が携帯端末310に表示される。
〔ステップS22〕登録画面が表示された携帯端末310は、避難者300の操作を判断する。具体的には、登録画面に表示された登録ボタン326、修正ボタン327、削除ボタン328のうち避難者300がどのボタンをクリックしたか、または無操作状態のままで一定時間の経過やネットワークの切断を感知し判断する。
登録ボタン326がクリックされたと判断したときは、処理をステップS23に進め、修正ボタン327がクリックされたと判断したときは、処理をステップS24に進め、削除ボタン328がクリックされたと判断したときは、処理をステップ25に進め、無操作状態が一定時間経過したと判断したとき、またはネットワークが切断されたと判断したときは、処理をステップS26に進める。
〔ステップS23〕登録画面が表示された携帯端末310は、避難者名簿作成装置100に対して避難者300が入力した避難者情報である個人情報を、避難者名簿作成装置100に登録するための登録リクエストを送信する。
〔ステップS24〕登録画面が表示された携帯端末310は、避難者名簿作成装置100に登録された個人情報を、登録画面で入力された個人情報に修正するための更新リクエストを避難者名簿作成装置100に送信する。
〔ステップS25〕登録画面が表示された携帯端末310は、避難者名簿作成装置100に登録された個人情報を、削除するための削除リクエストを避難者名簿作成装置100に送信する。
〔ステップS26〕登録画面が表示された携帯端末310は、携帯端末310に無操作状態が一定時間を経過した旨、またはネットワークが切断された旨を伝えるエラーメッセージを表示させる。
〔ステップS27〕登録画面が表示された携帯端末310は、メモリを消去する。具体的には、携帯端末310上のメモリ、または避難者名簿作成装置100上のメモリに一時的に記憶された避難者300が入力した避難者情報である個人情報を削除する。
図14は、登録リクエスト、修正リクエスト、または削除リクエストを受けた避難者名簿作成装置が行う処理を示すフローチャートである。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS31〕避難者名簿作成装置100は、リクエストを判断する。具体的には、避難者名簿作成装置100が備える情報処理部130が、避難者300が操作する携帯端末310から送信されたリクエストを判断する。
リクエストが登録だと判断したときは、処理をステップS32に進め、リクエストが修正だと判断したときは、処理をステップS33に進め、リクエストが削除だと判断したときは、処理をステップS34に進める。
〔ステップS32〕情報処理部130は、避難者情報を登録する。具体的には、避難者300が携帯端末310を利用した入力した避難者情報である個人情報を、個人情報記憶部140に新規に登録する。
〔ステップS33〕情報処理部130は、避難者情報を更新する。避難者300が携帯端末310を利用した入力した避難者情報である個人情報に記載された避難者コードと一致する避難者情報を個人情報記憶部140から抽出し、個人情報記憶部140から抽出された避難者情報を、避難者300が携帯端末310に入力した避難者情報に情報処理部130が更新する。
〔ステップS34〕情報処理部130は、避難者情報を削除する。避難者300が携帯端末310を利用した入力した避難者情報である個人情報に記載された避難者コードと一致する避難者情報を個人情報記憶部140から抽出し、個人情報記憶部140から抽出された避難者情報を情報処理部130が削除する。
図15は、演算処理部が行う処理を示すフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS41〕演算処理部151は、演算周期を判断する。具体的には、演算処理部151は、現在の時刻と演算周期記憶部152に記憶された演算周期とを比較し、現在の時刻と演算周期とが一致するかを判断する。
現在の時刻と演算周期とが一致したと判断したときは、処理をステップS42に進め、一致しないと判断したときは一致するまでステップS41を繰り返す。
〔ステップS42〕演算処理部151は演算処理を行う。具体的には、演算周期記憶部152に記憶された演算対象にしたがって、個人情報記憶部140に記憶された個人情報の演算処理を行う。例えば、演算対象が避難所だったとき、演算処理部151は個人情報記憶部140に記憶された個人情報を、演算対象の避難所単位で集計を行う。
〔ステップS43〕演算処理部151は、演算結果を更新する。具体的には、ステップS42で行った演算処理の結果を、団体情報記憶部120に記憶された団体情報が保持する集計情報の欄を更新する。
図16は、携帯端末で表示されたメニュー画面で行われるデータ出力処理を示すフローチャートである。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS51〕端末機器210は、メニュー画面を表示する。具体的には、ユーザ200が使用する端末機器210で、ユーザがログイン画面で入力したアカウントおよびパスワードが条件を満たすと、端末機器210にメニュー画面が表示される。
〔ステップS52〕メニュー画面が表示された端末機器210は、ユーザ200の操作を判断する。具体的には、メニュー画面に表示された画面表示ボタン、画像形式出力ボタン、表計算ソフト形式出力ボタン、またはCSV(Comma-Separated Values)形式出力ボタンのうち、ユーザ200がどのボタンをクリックしたかを判断する。
画面表示ボタンがクリックされたと判断したときは、処理をステップS53に進め、画像形式出力ボタンがクリックされたと判断したときは、処理をステップS54に進め、表計算ソフト形式出力ボタンがクリックされたと判断したときは、処理をステップS55に進め、CSV形式出力ボタンがクリックされたと判断したときは、処理をステップS56に進める。
〔ステップS52〕メニュー画面が表示された端末機器210は、避難者名簿作成装置100に対して、指定された情報を画面表示するための画面表示リクエストを避難者名簿作成装置100に送信する。
〔ステップS53〕メニュー画面が表示された端末機器210は、避難者名簿作成装置100に対して、指定された情報を画像形式で出力するための画像形式出力リクエストを避難者名簿作成装置100に送信する。
〔ステップS54〕メニュー画面が表示された端末機器210は、避難者名簿作成装置100に対して、指定された情報を表計算ソフト形式で出力するための表計算ソフト形式出力リクエストを避難者名簿作成装置100に送信する。
〔ステップS55〕メニュー画面が表示された端末機器210は、避難者名簿作成装置100に対して、指定された情報をCSV形式で出力するためのCSV形式出力リクエストを避難者名簿作成装置100に送信する。
図17は、画面表示リクエスト、画像形式出力リクエスト、表計算ソフト形式出力リクエスト、またはCSV形式出力リクエストを受けた避難者名簿作成装置100が行う処理を示すフローチャートである。以下、図17に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS61〕避難者名簿作成装置100は、リクエストを判断する。具体的には、避難者名簿作成装置100が備える出力部160が、ユーザ200が操作する端末機器210から送信されたリクエストを判断する。
リクエストが画面表示だと判断したときは、処理をステップS62に進め、リクエストが画像形式出力だと判断したときは、処理をステップS63に進め、リクエストが表計算ソフト形式出力だと判断したときは、処理をステップS64に進め、リクエストがCSV形式出力だと判断したときは、処理をステップS64に進める。
〔ステップS62〕出力部160は、指定された情報を画面表示する。
〔ステップS63〕出力部160は、画像形式で出力するための画像データを生成する。
〔ステップS64〕出力部160は、表計算ソフト形式で出力するための表計算ソフト形式データを生成する。
〔ステップS65〕出力部160は、CSV形式で出力するためのCSV形式データを生成する。
〔ステップS66〕出力部160は、データを出力する。具体的にはステップS63〜ステップS65のいずれかで生成されたデータを、ユーザ200が操作する端末機器210に対して出力を行う。
以上のように、地方公共団体の担当者は、避難所に避難した避難者の状況を迅速に把握できるので、その避難所に高齢の方や障害をお持ちのかた、持病がある人数を把握することができる。
具体的には、持病糖尿病や心臓病等などの持病や、怪我、体調不良者等の情報を自主的に登録することで、医療や福祉の専門的な対応が必要な人を早い断簡で把握でき、状態が悪化する前に病院や福祉の専門的な対応が早い段階で把握できる。
また、避難所から退出する際に退出先も登録することで、その退出先での支援などにも繋げることができる。なお避難者名簿に登録する時は公表についての同意・不同意を選択することで親族の安否確認に活用できる。
また登録された避難者情報を利用して、避難所内のマップや入居者マップなどを作成することで、避難所内で誰が、どこで、どのように生活しているか、要配慮者は誰かなどが容易に把握することができる。
なお、二次元コード500が記載された耐水カー510を万が一紛失してしまった場合は、速やかに避難所の担当者や地方公共団体の担当者に連絡し、該当する避難者番号の情報を本人確認後に削除する依頼を行う。
なお本発明のシステムの具体的な運用方法は、消耗品のクラウドシステム使用料として、年一回一括払いで、地方官公庁であるユーザが指定月に支払う契約で運用する。契約期間は、年度開始の4月から翌年の3月までとし、その年度の間で使用料を徴収する。また本発明のシステムは、万が一の災害に備えて、操作マニュアルを使用した説明会をユーザ対象に行うとよい。
また本システムの契約をやめる場合は、事前に解約通知手続きを行い、翌年3月末をもって本システムの使用ができなくなるようにする。
また本システムの使用料の他に、二次元コード500を印刷した耐水カード510を500枚単位で必要枚数をユーザに入札案件として購入してもらい、購入してもらった耐水カーナビ10を各避難所で保管してもらい、万が一の災害に備えておく。
10 避難者名簿作成システム
11、21 災害情報管理サーバ
12 部屋
13 画像形成装置
14 カード読取装置
15 所属人員
16 ICカード
17 入退管理サーバ
20 避難者管理システム
22 受信機
25、300 避難者
26 ICチップ
100 避難者名簿作成装置
110 表示生成部
111 パスワード判断部
112 画面生成部
120 団体情報記憶部
121 地方公共団体情報
122 避難所情報
130 情報処理部
140 個人情報記憶部
150 演算部
151 演算処理部
152 演算周期記憶部
160 出力部
200 ユーザ
210 端末機器
310 携帯端末
320 登録画面
321 団体コード表示欄
322 避難所コード表示欄
323 避難所移動区分
324 避難者番号表示欄
325 個人情報入力欄
325a 選択ボックス
326 登録ボタン
327 修正ボタン
328 削除ボタン
329 避難所移動ボタン
330 ログイン画面
340 メニュー画面
400 インターネット
500 二次元コード
510 耐水性カード
511 団体コード部
512 避難所コード部
513 避難者番号部
514 パスワード部
515 コマンド部

Claims (10)

  1. 避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成装置において、
    避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付ける識別子関連付け手段と、
    前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成する入力画面生成手段と、
    前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶する避難者情報記憶手段と、
    を備えることを特徴とする避難者名簿作成装置。
  2. 前記識別子関連付け手段が、
    避難所にあって、あらかじめ前記避難所の避難所情報が設定されていることを特徴とする請求項1記載の避難者名簿作成装置。
  3. 前記避難所情報を含む一意な識別子を生成する識別子生成手段を備えることを特徴とする請求項1記載の避難者名簿作成装置。
  4. 前記入力画面は、
    あらかじめ設定された避難者の年齢、性別、持病の有無、治療の要否、アレルギー対応の有無、介助の要否など、避難者情報として必要な避難者属性情報を選択式で入力するための選択入力部、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の避難者名簿作成装置。
  5. 避難者が避難所を移動した場合、移動前の避難所の情報を消去する避難所情報消去手段と、
    移動後の避難所の情報を追記する避難所情報追記手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の避難者名簿作成装置。
  6. 避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成システムにおいて、
    避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付ける識別子関連付け手段と、
    前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成する入力画面生成手段と、
    前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶する避難者情報記憶手段と、
    を備える避難者名簿作成装置と、
    あらかじめ避難所情報が記憶され、前記避難所情報に対応する避難所で配布される記憶媒体と、
    前記記憶媒体に記憶された識別子をネットワークを介して読み取る識別子読取手段と、
    を備えることを特徴とする避難者名簿作成システム。
  7. 前記記憶媒体が二次元コードであることを特徴とする請求項6記載の避難者名簿作成装置。
  8. 前記記憶媒体を紛失した場合に、前記記憶媒体に記憶された識別子に対応する避難者情報を消去する避難者情報消去手段、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の避難者名簿作成装置。
  9. 避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成方法において、
    識別子関連付け手段が、避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付けるステップと、
    入力画面生成手段が、前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成するステップと、
    避難者情報記憶手段が、前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶するステップと、
    を備えることを特徴とする避難者名簿作成方法。
  10. 避難者の状態を含む避難者情報から避難者名簿を作成する避難者名簿作成プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    避難所情報を含む一意な識別子を各避難者に関連付ける識別子関連付け手段、
    前記識別子ごとに、前記避難者情報を入力するための入力画面を生成する入力画面生成手段、
    前記入力画面から入力された前記避難者情報を、前記識別子ごとに記憶する避難者情報記憶手段、
    として機能させることを特徴とする避難者名簿作成プログラム。
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