JP2018189826A - 表示装置、表示装置の制御方法、および制御プログラム - Google Patents

表示装置、表示装置の制御方法、および制御プログラム Download PDF

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俊司 西村
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Abstract

【課題】連結表示において、全体画像から切り出す部分画像の切り出し位置を容易に変更できるようにする。【解決手段】端末装置(TA)は、自装置の傾きを特定する傾き特定部(121)と、傾き特定部(121)が特定した傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置を決定する表示領域決定部(14)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに提示する全体画像から複数の異なる切り出し位置で切り出した部分画像を、それぞれ異なる表示装置に表示させて、当該複数の表示装置により上記全体画像を閲覧させる連結表示を行う表示システムに含まれる表示装置等に関する。
表示装置を複数組み合わせて1つの表示領域を構成し、その表示領域に画像を表示する技術が知られている。このような技術は、マルチディスプレイとも呼ばれている。例えば、下記特許文献1には、隣り合せる端末に対して所定の接続操作を行い、それを基に端末の隣接関係を判定し、その隣接関係に応じた表示制御を行うことにより、マルチディスプレイを実現することが記載されている。
特開2012−133068号公報(2012年7月12日公開)
しかしながら、上記の従来技術では、端末の配置や画面サイズ等によって各端末に表示させる部分画像の全体画像からの切り出し位置が一義的に決まってしまい、全体画像から切り出す部分画像の切り出し位置を変更することができないという問題点があった。
本発明の一態様は、連結表示において、全体画像から切り出す部分画像の切り出し位置を容易に変更可能にする表示装置等を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、ユーザに提示する全体画像から複数の異なる切り出し位置で切り出した部分画像を、それぞれ異なる表示装置に表示させて、当該複数の表示装置により上記全体画像を閲覧させる連結表示を行う表示システムに含まれる表示装置であって、自装置の傾きを特定する傾き特定部と、上記傾き特定部が特定した傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置を決定する表示領域決定部と、を備えている。
また、本発明の一態様に係る表示装置の制御方法は、上記の課題を解決するために、ユーザに提示する全体画像から複数の異なる切り出し位置で切り出した部分画像を、それぞれ異なる表示装置に表示させて、当該複数の表示装置により上記全体画像を閲覧させる連結表示を行う表示システムに含まれる表示装置の制御方法であって、自装置の傾きを特定する傾き特定ステップと、上記傾き特定部ステップで特定した傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置を決定する表示領域決定ステップと、を含む。
本発明の一態様によれば、連結表示において、全体画像から切り出す部分画像の切り出し位置を容易に変更可能にすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る端末装置の要部構成の一例を示すブロック図である。 連結表示の際に端末装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 上記端末装置に画像を表示させた例を示す図である。 基準点を表示画面の上端に位置させて連結表示を行った例を説明する図である。 基準点を表示画面の下端に位置させて連結表示を行った例を説明する図である。 上記端末装置の基準点を表示画面の下端に位置させ、上記端末装置と連結表示する端末装置の基準点を表示画面中央よりも上端寄りに位置させて連結表示を行った例を説明する図である。 一方の端末装置と他方の端末装置とを上下に隣接させ、一方の端末装置および他方の端末装置の短辺同士を衝突させて連結表示を行った例を説明する図である。 一方の端末装置の短辺と他方の端末装置の長辺とを衝突させて連結表示を行った例を説明する図である。 3台の端末装置で連結表示を行う例を説明する図である。 3台の端末装置で連結表示を行う他の例を説明する図である。 3台の端末装置で連結表示を行うさらに他の例を説明する図である。 左右に隣接した端末装置間で連結表示する場合の全体画像と表示領域の設定方法の一例を示す図である。 上下に隣接した端末装置間で連結表示する場合の全体画像と表示領域の設定方法の一例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る端末装置に関し、連結表示中におけるユーザ操作に応じた表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態3に係る端末装置に関し、連結表示中の端末装置のうちの1つを移動させたときの表示例を示す図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について以下説明する。まず、本実施形態に係る端末装置の機能概要を図3に基づいて説明する。図3は、本実施形態に係る端末装置(表示装置)TAおよびTBに画像を表示させた例を示す図である。端末装置TAおよびTBは、画像を表示する表示画面を備えた装置である。端末装置TAおよびTBは、表示画面を備えた装置であればよく、例えばスマートフォンやタブレット端末等であってもよい。
端末装置TAおよびTBは、端末装置TAの表示画面と端末装置TBの表示画面とを並べて1つの表示領域とし、その表示領域に画像を表示させ、これにより複数の表示画面により画像を閲覧させる表示システムを構成する。以下、このような表示を連結表示と呼ぶ。
端末装置TAとTBとで連結表示を行う場合、端末装置TAおよびTBのそれぞれに、連結表示の際の端末装置TAとTBとの位置合わせのための基準点(基準情報)および基準線(基準情報)を表示させる。具体的には、図3の(a)に示すように、端末装置TAには、基準点PAと、基準点PAを通り、端末装置TAの長手方向(高さ方向)に伸びる基準線LHAと、基準点PAを通り、端末装置TAの短手方向(幅方向)に伸びる基準線LWAとが表示されている。同様に、端末装置TBには、基準点PBと、基準線LHBと、基準線LWBとが表示されている。
基準点PAの位置(基準位置)は、端末装置TAの傾きを変化させることによって移動する。端末装置TAが水平面に対して傾いていない、すなわち端末装置TAの表示画面が水平となっている状態(例えば、端末装置TAが水平な机の上等に置かれている状態)では、基準点PAは、表示画面の中央部に表示される。基準点PBも同様である。
まず、図3の(a)に示すように端末装置TAと端末装置TBとを左右に隣接させ、端末装置TAおよびTBの長辺同士を近づける。
連結表示は、図3の(b)に示すように、端末装置TAとTBとを軽く衝突させることによって開始される。なお、この例のように、端末装置TAとTBとを左右に隣接させて連結表示させる場合、基準線LHA、LHBは不要であるから表示させていない。このように、必要な基準線のみを表示させることにより、ユーザが連結表示の位置合わせの方法を認識しやすくなるので好ましい。
連結表示によれば、図3の(c)に示すような、端末装置TA、TBの表示画面よりも大きいサイズの全体画像PICを表示させることができる。すなわち、図3の(d)に示すように、端末装置TAには全体画像PICの内、表示領域FA(切り出し位置)で切り出した画像(部分画像)が表示される。また、端末装置TBには全体画像PICの内、表示領域FB(異なる切り出し位置)で切り出した画像(部分画像)が表示される。これにより、端末装置TA、TBのユーザは、端末装置TA、TBの表示画面を1つの表示領域として、全体画像PICを閲覧することができる。
全体画像PICの何れの部分を表示領域FA、FBとするかは、基準点PA、PBの位置(表示画面上における位置)、端末装置TA、TBの画面サイズ、および端末装置TA、TBの隣接関係から決定される。これについて、図3の(e)〜(h)に基づいて説明する。図3の(g)(h)に示すように、ここでは端末装置TAの画面サイズが高さh1、幅w1であり、端末装置TBの画面サイズが高さh2、幅w2であるとする(h1<h2、w1<w2)。
図3の例では、同図の(b)に示したように、端末装置TAとTBとが左右に隣接しており、端末装置TAが向かって左側、端末装置TBが向かって右側となっている。また、基準点PA、PBは何れも表示画面の中央部である。
この場合、連結表示する画像のサイズは、端末装置TAとTBの画面の幅の和(w1+w2)とする。そして、基準点PA、PBが左右方向の一直線上に並ぶとき(基準線LWAの延長線上に基準線LWBが来るとき)に、表示領域FA、FBがずれることなく1つの画像として認識されるように、表示領域FA、FBの範囲を決定する。
〔装置構成〕
端末装置TAの構成を図1に基づいて説明する。図1は、端末装置TAの要部構成の一例を示すブロック図である。なお、端末装置TBもTAと同様の構成を備えている。図示のように、端末装置TAは、端末装置TAの各部を統括して制御する制御部1、端末装置TAが使用する各種データを記憶する記憶部2、および端末装置TAが他の装置と通信するための通信部3を備えている。また、端末装置TAは、制御部1の制御に従って画像を表示する表示部4、ユーザの入力操作を受け付けるタッチパネル5、加速度を検出する加速度センサ6、および時間を計測するタイマー7を備えている。なお、表示部4の表示画面がタッチパネル5の入力面を兼ねている。
また、制御部1には、情報取得部11、動作特定部12、関連付け部13、表示領域決定部14、情報送信部15、操作検出部16、操作判定部17、および表示制御部18が含まれている。そして、記憶部2には、連結表示設定情報21が記憶されている。
情報取得部11は、通信部3を介した通信により、連結表示に必要な情報を取得する。詳細は後述するが、情報取得部11は、衝突の検知時刻、画面サイズ、衝突時の画面の向き、および基準点の位置、衝突前の移動方向を示す情報等を、連結表示の対象となる他の端末装置(具体的には端末装置TB)から取得する。
動作特定部12は、端末装置TAの動作や状態を特定するものであり、傾き特定部121と衝突検知部122を含む。傾き特定部121は、加速度センサ6の出力値から端末装置TAの傾きを特定する。また、傾き特定部121は、特定した傾きに応じて基準点の位置を決定する。傾きの基準は特に限定されないが、本実施形態では、表示面が水平である場合に傾きがゼロであるとし、このときの基準点の位置を表示画面の中央部とする。衝突検知部122は、加速度センサ6の出力値から端末装置TAが何らかの物体(具体的には端末装置TB)と衝突したことを検知する。
関連付け部13は、動作特定部12から出力される情報に基づいて、端末装置TAと連結表示の対象となる他の端末装置(具体的には端末装置TB)との関連付けを行う。関連付けの詳細は図2に基づいて後述する。
表示領域決定部14は、関連付け部13が関連付けした他の端末装置において設定された基準点の位置と、端末装置TAにおいて設定された基準点の位置とに基づいて、連結表示時の部分画像の全体画像からの切り出し位置(表示領域)を決定する。より詳細には、表示領域決定部14は、端末装置TAの基準点と、他の端末装置の基準点とが、それら端末装置の隣接方向に一直線上に並ぶように位置合わせしたときに、全体画像がずれることなく連携表示されるように部分画像の切り出し位置を決定する。なお、詳細は後述するが、部分画像の全体画像からの切り出し位置は、連結表示する各端末装置の画面サイズや画面の向き等も考慮して決定される。また、表示領域決定部14は、連結表示する画像の全体のサイズも決定し、これらの決定内容を連結表示設定情報21として記憶しておく。そして、表示領域決定部14は、表示制御部18に指示して、連結表示設定情報21に従って画像を表示させる。
情報送信部15は、通信部3を介した通信により、連結表示の対象となる他の端末装置(具体的には端末装置TB)が連結表示を行うために必要な情報を当該他の端末装置に送信する。詳細は後述するが、情報送信部15は、衝突の検知時刻、画面サイズ、衝突時の画面の向き、基準点の位置、および衝突前の移動方向を示す情報等を、連結表示の対象となる他の端末装置に送信する。
操作検出部16は、端末装置TAに対するユーザ操作を検出するものである。より詳細には、操作検出部16は、タッチパネル5に対するユーザの接触を検出し、検出した位置を示す座標を出力する。
操作判定部17は、操作検出部16の出力値から、ユーザ操作の内容を判定し、判定結果に応じた処理を行う。操作内容とそれに応じた処理は予め定められている。判定するユーザ操作としては、例えば、タッチダウン操作、タッチアップ操作、およびフリック操作等が挙げられる。また、判定結果に応じた処理としては、例えば表示画像の拡大または縮小、および表示画像のスクロール等の画像処理が挙げられる。なお、これら画像処理は、表示制御部18に実行させる。
表示制御部18は、表示部4に画像を表示させる制御を行う。例えば、表示制御部18は、表示領域決定部14の指示に基づき、連結表示設定情報21に従って画像を表示させる。また、例えば、表示制御部18は、操作判定部17の指示に基づき、ユーザが行った操作に対応する画像処理を表示内容に反映させる。
連結表示設定情報21は、連結表示の態様を規定する情報であり、連結表示の対象として関連付けられた端末装置の端末識別情報、連結表示する画像のサイズ(全体のサイズ)、および連結表示する画像のうち何れの領域を表示させるかを示す情報等を含む。連結表示する画像の領域を示す上記情報は、部分画像の全体画像からの切り出し位置を示す情報である。この情報は、例えば、関連付けられた各端末装置の位置関係を示す情報であってもよいし、該領域を連結表示する画像上に設定された基準位置からのオフセットを示す情報であってもよい。
連結表示設定情報21は、連結表示の開始後に更新することも可能である。連結表示設定情報21が更新されたときには、表示制御部18は、更新後の連結表示設定情報21を読み込んで、表示内容を更新する。これにより、関連付けが変更されたり、表示画像に対する画像処理が行われたりしたときにも、それらの結果を表示内容に反映させることができる。
〔処理の流れ〕
端末装置TAが実行する処理(表示装置の制御方法)の流れを図2に基づいて説明する。図2は、連結表示の際に端末装置TAが実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示していないが連結表示の相手となる相手装置においても同様の処理が行われる。以下では、図3の例のように、端末装置TAとの連結表示の相手装置が端末装置TBである例を説明する。
ここでは、表示対象の全体画像PICはあらかじめ端末装置TA、TBの記憶部2に記憶されており、連結表示処理開始時に制御部1が記憶部2から全体画像PICを読み出しているものとする。尚、全体画像PICは端末装置TA、TBの記憶部2に保存されている画像であってもよく、また通信部3を介して、他の端末装置、外部記憶装置またはインターネット等外部から取得されるものであってもよい。
S101では、関連付け部13は、関連付けモードに遷移する。関連付けモードに遷移する契機としては、例えばユーザが端末装置TAに対し、連結表示を開始させるための所定の操作を行ったこと等が挙げられる。関連付けの際には端末装置TAとTBとの間で通信する必要があるから、関連付けモードに遷移したとき、または関連付けモードに遷移する前に、通信部3を介した通信接続を行っておく。
S102(傾き特定ステップ)では、傾き特定部121は、端末装置TAの傾きを特定し、自端末の基準点の位置を、特定した傾きに応じた位置に決定する。また、傾き特定部121は、表示制御部18に指示して、上記決定した位置に基準点を表示させる。また、基準点を通る基準線(図3参照)も表示させてもよい。
S103では、衝突検知部122は、加速度センサ6の出力値に基づき、端末装置TAが衝突したか否かを判定する。衝突検知部122が衝突を検知した場合(S103でYES)、S104に進む。
S104では、情報送信部15は、衝突の検知時刻、端末装置TAの画面サイズ、衝突時の画面の向き、S102で決定された基準点の位置、および衝突前の移動方向を示す情報を、端末装置TAの端末識別情報と対応付けて端末装置TBに送信する。なお、端末装置TAが携帯電話機等であれば、端末識別情報として例えばIMEI(International Mobile Equipment Identity)を用いてもよい。
S105では、情報取得部11は、衝突の検知時刻、端末装置TBの画面サイズ、衝突時の画面の向き、端末TBの基準点の位置、および端末TBの衝突前の移動方向を示す情報を、端末装置TBの端末識別情報と共に端末装置TBから受信する。なお、S104とS105の順序は逆になることもあり、S104とS105が同時並行で行われることもある。
S106では、隣接関係特定部131は、S105で受信した衝突の検知時刻と、自端末における衝突の検知時刻とが一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合(S106でYES)にはS107に進み、一致しないと判定した場合(S106でNO)にはS109に進む。
S107では、関連付け部13は、衝突前における端末装置TAの移動方向を特定する。また、情報取得部11は、衝突前における端末装置TBの移動方向を示す情報を端末装置TBから受信し、関連付け部13は、この情報から端末装置TBの移動方向を特定する。また、図示していないが、情報送信部15は、端末装置TAの上記移動方向を示す情報を、端末装置TBを含む端末装置TAの周囲にある複数の端末装置へ送信(ブロードキャスト送信)する。
S108では、関連付け部13は、衝突前における端末装置TAの移動方向と、相手端末である端末装置TBの移動方向が逆方向であるか否かを判定する。逆方向であると判定した場合(S108でYES)にはS110に進む。この場合、関連付け部13は衝突した端末装置TAとTBを、連結表示を行う端末装置として関連付ける。一方、逆方向ではないと判定した場合(S108でNO)には、上記の関連付けを行うことなくS109に進む。
S109では、情報取得部11は、次の端末装置から衝突の検知時刻、当該端末装置の画面サイズ、衝突時の画面の向き、当該端末装置の基準点の位置、および当該端末の衝突前の移動方向を示す情報を受信する。この後S106に進む。なお、次の端末装置とは端末装置TAに上記の各情報を送信した、端末装置TBとは異なる端末装置である。次の端末装置が存在しなければS109の処理は行わず、図示の処理は終了となる。
S110では、表示領域決定部14は、端末装置TA、TBの画面サイズ、画面の向き、隣接関係、および基準点の位置から、連結表示する画像である全体画像の画像サイズを決定して、決定した画像サイズを記憶部2に記憶する。また、表示領域決定部14は、端末装置TA、TBの画面サイズ、画面の向き、および基準点の位置から、全体画像における端末装置TAの表示領域のオフセットを決定し、決定したオフセットを記憶部2に連結表示設定情報21として記憶する。なお、このとき、表示制御部18は、隣接方向の基準線は表示し続け、隣接方向とは異なる方向の基準線の表示は終了してもよい(図3の(b)参照)。
S111(表示制御ステップ)では、表示制御部18は、連結表示設定情報21に従って画像を表示する。これにより、端末装置TAの表示部4には、端末装置TAの傾きに応じた全体画像に対する端末装置TAのオフセットと、端末装置TAの画面サイズに従って端末装置TAに割り当てられた表示領域内の部分画像が表示される。具体的には、表示制御部18は、表示する全体画像の画像サイズを連結表示設定情報21が示すサイズに変更する。そして、サイズ変更後の全体画像のうち、端末装置TAの画面サイズに応じた表示領域を、連結表示設定情報21が示すオフセットに従ってずらし、ずらした領域の画像を表示部4に表示させる。なお、全体画像の画像サイズを変更する代わりに、全体画像から連結表示設定情報21が示すサイズに相当する領域を切り出してもよい。
例えば図3の例では、端末装置TA、TBの画面の向きが何れも縦であり、端末装置TA、TBが左右に隣接している。よって、この例では、S110では、表示領域決定部14は、端末装置TA、TBの画面の幅の和(w1+w2)を全体画像の幅として算出する。また、この例では、基準点の位置が何れも表示画面の中央部であるから、表示領域決定部14は、端末装置TA、TBの画面の高さのうち、高い方(h2)を全体画像の高さとする。
表示領域決定部14は、例えば全体画像の左上端を原点、幅方向をx、高さ方向をyとした座標系を設定し、この座標系における表示領域の左上端の座標によって、表示領域を表してもよい。例えば、図3の例では、端末装置TA、TBの基準点がそれぞれ表示画面の中央部に位置している。これらの基準点が端末装置TA、TBの隣接方向に一直線上に並ぶように端末装置TA、TBを配置したときに、全体画像がずれることなく連結表示されるように全体画像から切り出す部分画像の切り出し位置(表示領域)を決定する。この場合、端末装置TAの表示領域の左上座標、言い換えれば全体画像における端末装置TAの表示領域のオフセットは、(0,(h2−h1)/2)となる。また、端末装置TBの表示領域の左上座標、言い換えれば全体画像における端末装置TBの表示領域のオフセットは、(w1,0)となる。表示領域決定部14は、このように、全体画像からのオフセットによって端末装置TA、TBの各々について表示領域を表すことができる。無論、表示対象の領域を示す情報をどのようなものとするかは任意であり、本例に限られない。
〔連結表示の例1〕
基準点を表示画面の上端に位置させて連結表示を行った例を図4に基づいて説明する。図4は、基準点を表示画面の上端に位置させて連結表示を行った例を説明する図である。同図の(h)に示すように、端末装置TAの画面サイズは、画面を縦向き(長手方向が画面の上下方向となる向き)として、幅w1、高さh1とする。また、同図の(i)に示すように、端末装置TBの画面サイズは、画面を縦向きとして、幅w2、高さh2とする。
図4の(a)(b)に示すように、画面上部が画面下部よりも下方に位置するように端末装置TAを傾けることにより、基準点PAを画面中央よりも上側に移動させることができる。基準点PAは、傾き角度が大きいほどより上側に移動させてもよい。図4の例では、基準点PAは、表示画面の上端に位置している。これに伴い、基準線LWAも表示画面の上端付近に表示されている。端末装置TAと同様の傾きで保持されている端末装置TBにおいても、端末装置TAと同様に、表示画面の上端には基準点PBが表示されており、その付近には基準線LWBが表示されている。
基準点PA、PBが上述のような位置となっている状態で、図4の(c)に示すように、端末装置TAとTBとを軽く衝突させて連結表示した場合、同図の(d)の全体画像PICは、同図の(e)のような態様で端末装置TAとTBに表示される。
この例では、端末装置TA、TBの画面の向きが何れも縦であり、端末装置TA、TBが左右に隣接している。よって、この例では、図2のS110では、端末装置TA、TBの画面の幅の和(w1+w2)が全体画像の幅として算出される。また、この例では、基準点の位置が何れも表示画面の上端部であるから、端末装置TA、TBの画面の高さのうち、高い方(h2)が全体画像の高さとされる(同図の(f)参照)。そして、端末装置TAの表示領域の左上端座標は(0,0)、端末装置TBの表示領域の左上端座標は(w1,0)となる。なお、全体画像のサイズおよび端末装置TA、TBの表示領域の左上端座標の算出方法の詳細については、図12および図13に基づいて後述する。
〔連結表示の例2〕
基準点を表示画面の下端に位置させて連結表示を行った例を図5に基づいて説明する。図5は、基準点を表示画面の下端に位置させて連結表示を行った例を説明する図である。端末装置TAの画面サイズは、幅w1、高さh1であり、端末装置TBの画面サイズは、幅w2、高さh2である。
図5の(a)(b)に示すように、画面下部が画面上部よりも下方に位置するように端末装置TAを傾けることにより、基準点PAを画面中央よりも下側に移動させることができる。基準点PAは、傾き角度が大きいほどより下側に移動させてもよい。図5の例では、基準点PAは、表示画面の下端に位置している。これに伴い、基準線LWAも表示画面の下端付近に表示されている。端末装置TAと同様の傾きで保持されている端末装置TBにおいても、端末装置TAと同様に、表示画面の下端には基準点PBが表示されており、その付近には基準線LWBが表示されている。
基準点PA、PBが上述のような位置となっている状態で、図4の(a)に示すように、端末装置TAとTBとを軽く衝突させて連結表示した場合、全体画像は、同図の(c)のような態様で端末装置TAとTBに表示される。
この例では、端末装置TA、TBの画面の向きが何れも縦であり、端末装置TA、TBが左右に隣接している。よって、この例では、図2のS110では、端末装置TA、TBの画面の幅の和(w1+w2)が全体画像の幅として算出される。また、この例では、基準点の位置が何れも表示画面の下端部であるから、端末装置TA、TBの画面の高さのうち、高い方(h2)が全体画像の高さとされる(同図の(d)参照)。そして、端末装置TAの表示領域の左上端座標は(0,h2−h1)、端末装置TBの表示領域の左上端座標は(w1,0)となる。
〔連結表示の例3〕
連結表示の際の基準点の位置は任意である。例えば、端末装置TAの基準点TAの位置と、端末装置TBの基準点TBの位置とが異なっていてもよい。これについて図6に基づいて説明する。図6は、端末装置TAの基準点を表示画面の下端に位置させ、端末装置TBの基準点を表示画面中央よりも上端寄りに位置させて連結表示を行った例を説明する図である。同図の(h)(i)に示すように、端末装置TAの画面サイズは、幅w1、高さh1であり、端末装置TBの画面サイズは、幅w2、高さh2である。
図6の(a)(b)に示すように画面下部が画面上部よりも下方に位置するように端末装置TAを傾けることにより、基準点PAを画面中央よりも下側に移動させることができる。図6の(a)の例では、基準点PAは、表示画面の下端に位置している。これに伴い、基準線LWAも表示画面の下端付近に表示されている。一方、端末装置TBは画面上部が画面下部よりも下方に位置するように傾けられており、基準点PBは、表示画面の画面中央と上端との中間に位置している。これに伴い、基準線LWBも表示画面の画面中央と上端との中間付近に表示されている。
基準点PA、PBが上述のような位置となっている状態で、図6の(c)に示すように、端末装置TAとTBとを軽く衝突させて連結表示した場合、同図の(d)の全体画像PICは、同図の(e)のような態様で端末装置TAとTBに表示される。
この例では、端末装置TA、TBの画面の向きが何れも縦であり、端末装置TA、TBが左右に隣接している。よって、この例では、図2のS110では、端末装置TA、TBの画面の幅の和(w1+w2)が全体画像の幅として算出される。なお、本例における全体画像の高さおよび端末装置TA、TBの表示領域の左上端座の算出方法については、図12に基づいて後述する。
〔連結表示の例4〕
図3の例では、端末装置TAと端末装置TBとを左右に隣接させ、端末装置TAおよびTBの長辺同士を衝突させて各端末装置を関連付ける例を示した。ここでは、端末装置TAと端末装置TBとを上下に隣接させ、端末装置TAおよびTBの短辺同士を衝突させて関連付ける例を説明する。図7は、端末装置TAと端末装置TBとを上下に隣接させ、端末装置TAおよびTBの短辺同士を衝突させて連結表示を行った例を説明する図である。
関連付けの態様は上述の各例と同様であり、図7の(a)に示すように端末装置TAと端末装置TBとを上下に隣接させ、同図の(b)に示すように、端末装置TAとTBとを軽く衝突させる。本例では、端末装置TAとTBとを上下に隣接させて衝突させたため、左右に隣接させた連結表示の位置合わせに用いる基準線LWA、LWBは衝突後に表示を終了している。
全体画像PICの何れの部分を表示領域FA、FBとするかは、基準点PA、PBの位置、端末装置TA、TBの画面サイズ、および端末装置TA、TBの隣接関係から決定される。これについて、図7の(c)〜(f)に基づいて説明する。図7の(e)(f)に示すように、ここでは端末装置TAの画面サイズが高さh1、幅w1であり、端末装置TBの画面サイズが高さh2、幅w2であるとする(h1<h2、w1<w2)。
本例では、図7の(b)に示すように、端末装置TAとTBとが上下に隣接しており、端末装置TAが向かって上側、端末装置TBが向かって下側となっている。また、基準点PA、PBは何れも表示画面の中央部である。
この場合、全体画像の高さは、端末装置TAとTBの画面の高さの和(h1+h2)とする。また、全体画像の幅は、幅が大きい側の端末装置TBの幅W2に一致させる。そして、基準点PA、PBが上下方向の一直線上に並ぶとき(基準線LHAの延長線上に基準線LHBが来るとき)に、表示領域FA、FBがずれることなく1つの画像として認識されるように、表示領域FA、FBの範囲を決定する。
次に、基準点を表示画面の左端に位置させて連結表示を行った例を図7の(g)〜(i)に基づいて説明する。図7の(g)(h)に示すように、画面左端が画面右端よりも下方に位置するように端末装置TAを傾けることにより、基準点PAを画面中央よりも左側に移動させることができる。基準点PAは、傾き角度が大きいほどより左側に移動させてもよい。図7の(g)に示す例では、基準点PAは、表示画面の左端に位置している。これに伴い、基準線LHAも表示画面の左端付近に表示されている。端末装置TAと同様の傾きで保持されている端末装置TBにおいても、端末装置TAと同様に、表示画面の左端には基準点PBが表示されており、その付近には基準線LHBが表示されている。
基準点PA、PBが上述のような位置となっている状態で、端末装置TAとTBとを軽く衝突させて連結表示した場合、全体画像PICは、同図の(i)のような態様で端末装置TAとTBに表示される。
この例では、端末装置TA、TBの画面の向きが何れも縦であり、端末装置TA、TBが上下に隣接している。よって、この例では、図2のS110では、端末装置TA、TBの画面の高さの和(h1+h2)が全体画像の高さとして算出される。また、この例では、基準点の位置が何れも表示画面の左端部であるから、端末装置TA、TBの画面の幅のうち、広い方(w2)が全体画像の幅とされる。そして、端末装置TAの表示領域FAの左上端座標は(0,0)、端末装置TBの表示領域FBの左上端座標は(0,h1)となる。
次に、端末装置TAの基準点PAを表示画面の右端に位置させ、端末装置TBの基準点PBを表示画面の左端に位置させて連結表示を行った例を図7の(j)〜(l)に基づいて説明する。図7の(j)〜(l)は、端末装置TAの基準点を表示画面の右端に位置させ、端末装置TBの基準点を表示画面の左端に位置させて連結表示を行った例を示している。
図7の(j)(k)に示すように、画面右端が画面左端よりも下方に位置するように端末装置TAを傾けることにより、基準点PAを画面中央よりも右側に移動させることができる。図7の(j)に示す例では、基準点PAは、表示画面の右端に位置している。これに伴い、基準線LHAも表示画面の右端付近に表示されている。
また、画面左端が画面右端よりも下方に位置するように端末装置TBを傾けることにより、基準点PBを画面中央よりも左側に移動させることができる。図7の(j)に示す例では、基準点PBは、表示画面の左端に位置している。これに伴い、基準線LHBも表示画面の左端付近に表示されている。
基準点PA、PBが上述のような位置となっている状態で、端末装置TAとTBとを軽く衝突させて連結表示した場合、全体画像PICは、同図の(l)のような態様で端末装置TAとTBに表示される。
この例では、端末装置TA、TBの画面の向きが何れも縦であり、端末装置TA、TBが上下方向に隣接している。よって、この例では、図2のS110では、端末装置TA、TBの画面の高さの和(h1+h2)が全体画像の高さとして算出される。また、この例では、基準点の位置が表示画面の右端部および左端部であるから、端末装置TA、TBの画面の幅の和(w1+w2)が全体画像の幅とされる。そして、端末装置TAの表示領域FAの左上端座標は(0,0)、端末装置TBの表示領域FBの左上端座標は(w1,h1)となる。
〔連結表示の例5〕
図7の(a)(b)の例では、端末装置TAと端末装置TBとを上下に隣接させ、端末装置TAおよびTBの短辺同士を衝突させて各端末装置の関連付けを行った。本例では、端末装置TAと端末装置TBとを上下に隣接させる点は同じであるが、端末装置TAの短辺と端末装置TBの長辺とを衝突させて各端末装置の関連付けを行っている点で異なっている。すなわち、本例では、長辺が上下方向に沿っている端末装置と、長辺が左右方向に沿っている端末装置とを混在させている点で上述した例と異なっている。図8は、端末装置TAの短辺と端末装置TBの長辺とを衝突させて連結表示を行った例を説明する図である。同図の(c)(d)に示すように、端末装置TAの画面サイズは、幅w1、高さh1であり、端末装置TBの画面サイズは、幅w2、高さh2である。
図8(a)に示すように端末装置TAと端末装置TBとを上下に隣接させ、端末装置TAの短辺と、端末装置TBの長辺とを軽く衝突させることによって連結表示を開始させる。本例では、基準点PA、PBは何れも表示画面の中央部である。ここで、端末装置TBの幅w2’は、h2に等しく、端末装置TBの高さh2’は、w2に等しくなる。よって、全体画像PICの高さは、h1+h2’=(h1+w2)となる。また、全体画像PICの幅は、端末装置TBの幅w2’=h2に一致させる。
そして、基準点PA、PBが上下方向の一直線上に並ぶとき(基準線LHAの延長線上に基準線LWBが来るとき)に、表示領域FA、FBがずれることなく1つの画像として認識されるように、表示領域FA、FBの範囲を決定する。
〔3台の連結表示の例1〕
端末装置TAとTBを関連付けた上で、さらに他の端末装置を関連付けることにより、3台の端末装置による連結表示を行うことも可能である。これについて、図9に基づいて説明する。図9は、3台の端末装置で連結表示を行う例を説明する図である。同図の(d)に示すように、端末装置TAの画面サイズは、幅w1、高さh1であり、端末装置TBの画面サイズは、幅w2、高さh2である。また、3台目の端末装置TCの画面サイズは、幅w3、高さh3であり、ここではw3=w1、h3=h1と仮定する。端末装置TCの構成は、図1に示した端末装置TAの構成と同様である。
図9の例では、同図の(a)に示すように、縦向きの表示画面の左端に基準点PAが表示された端末装置TAと、横向きの表示画面の左端に基準点PBが表示された端末装置TBとを軽くぶつけてこれらの端末装置を関連付けしている。この関連付けにより、同図の(b)に示すように、全体画像の幅はh2、高さはh1+w2となる。より具体的には、端末装置TBの幅W2’は、h2に等しく、端末装置TBの高さh2’は、w2に等しくなる。このため、全体画像PICの高さは、h1+h2’=h1+w2となる。
次に、同図の(c)に示すように、縦向きの表示画面の中央に基準点PAが表示された端末装置TAと、同じく縦向きの表示画面の中央に基準点PCが表示された端末装置TCとを軽くぶつけてこれらの端末装置を関連付けしている。
端末装置TAとTBが関連付けられている状態で、さらに端末装置TCが関連付けられたことにより、全体画像のサイズが更新される。図9の例では、同図の(e)(f)に示すように、全体画像の高さをh1+w2とし、幅をmax(w1+w3,w2)とする。
端末装置TA〜TCの表示領域FA〜FCは、表示領域FAとFCとが左右に隣り合い、それらの下方に表示領域FBが位置するという位置関係となっている。よって、表示領域FAの左上端座標は(0,0)、表示領域FBの左上端座標は(w1,0)、表示領域FCの左上端座標は(0,h1)とする。
〔3台の連結表示の例2〕
3台以上の端末装置で連結表示する場合、各端末装置の表示領域に重畳部分が生じないようにすることが好ましい。このため、2台の端末装置の関連付けがなされたとき、表示制御部18は、連結表示される画像のうち関連付けが済んでいる端末装置が表示する領域を示す領域割当情報を表示させることが好ましい。これにより、3台目の端末装置の表示領域を、上記領域割当情報が示す領域を避けて設定することが容易になる。
これについて図10に基づいて説明する。図10は、3台の端末装置で連結表示を行う他の例を説明する図である。同図の(h)に示すように、端末装置TAの画面サイズは幅w1、高さh1、端末装置TBの画面サイズは幅w2、高さh2、端末装置TCの画面サイズは幅w3、高さh3である。また、h1+h3>h2、w1=w3と仮定する。
図10の(a)に示すように、ここでは端末装置TAとTBが関連付けされており、この時点で端末装置TAに表示する表示領域FAは、端末装置TBに表示する表示領域FBよりも左上に位置している。
この状態で、同図の(b)に示すように、端末装置TBの左側から端末装置TCを軽くぶつけて関連付けする場合、端末装置TCの表示領域FCが、表示領域FAと重畳しないようにすることが好ましい。そこで、図10の例では、同図の(b)に示すように、端末装置TBにおいて、基準点PBを表示する範囲を、予め行った端末装置TAとの関連付けで既に割り当てられた分を除いた部分としている。このため、基準点PBを表示する範囲は、全体画像PICにおける表示領域FAの下端よりも下側の範囲となっている。そして、それよりも上側の領域VFには基準点PBを表示させないようにしている。この領域VFにおいては、他の端末装置(この例では端末装置TA)との関連付けがなされていることが分かるように、他の領域とは異なる態様で画像を表示してもよい。例えば、領域VFの表示色を他の領域と変えてもよい。また、他の端末装置との関連付けがなされている領域が存在する場合、例えば基準点や基準線の形状や色などを他の端末装置との関連付けがなされている領域が存在しない場合と異ならせてもよい。これにより、他の端末装置との関連付けがなされている領域が存在することをユーザに認識させることができる。
上記のような表示を行うことにより、端末装置TCのユーザは、端末装置TCの表示画面が領域VFにかからないように基準点PBおよびPCの位置を調整し、端末TCとTBを関連付けることができる。この例では、領域VFを示す表示は、端末装置TAが表示する領域を示す情報であるから領域割当情報である。また、領域VFより下方の領域を示す表示、すなわち領域VFより下方にのみ表示した基準線および基準点も、間接的に端末装置TAが表示する領域を示す情報であるから領域割当情報である。
図10の例では、同図の(b)に示すように、基準点PCを表示画面の上端とし、基準点PBを基準点PBの表示領域の上端(基準点PBの表示領域のうち領域VFとの境界付近)として関連付けしている。これにより、同図の(c)に示すように、表示領域FAとFCが重畳しないようにすることができ、かつ表示領域FAとFCとの間の隙間を小さくすることができる。
関連付け後の連結表示は図9の例と同様である。すなわち、図10の(d)の全体画像PICを連結表示する場合、端末装置TA〜TCの配置に従い、表示する全体画像PICの幅は{max(w1,w3)+w2}、高さはmax{(h1+h3),h2}とする。本例では、h1+h3>h2、w1=w3であるから、同図の(g)に示すように、全体画像の幅は(w1+w2)、高さは(h1+h3)となる。また、表示領域FAの左上端座標は(0,0)、表示領域FCの左上端座標は(0,h1)とする。表示領域FBの左上端座標は後述の図12に示す方法で算出する。
〔3台の連結表示の例3〕
上述の基準点および基準線は、端末装置の関連付け後も表示させておいてもよい。これにより、連結表示の開始時に端末装置の配置を調整するユーザの作業が容易になる。これについて図11に基づいて説明する。図11は、3台の端末装置で連結表示を行うさらに他の例を説明する図である。
図11の例では、図10の例と同様に、端末装置TAとTBを関連付けた(同図の(a))後、端末装置TBに対して端末装置TCを関連付け(同図の(b))している。同図の(c)に示すように、端末装置TAとTBの関連付けの際に表示していた基準線LWA、LWBは、端末装置TBとTCの関連付けの際には一旦表示を終了しているが、端末装置TBとTCの関連付けの終了後に再度表示させている。また、端末装置TBとTCの関連付けの際に表示させた基準線LWB、LWCは、関連付け後も表示させている。なお、同図の(c)では端末装置TBに表示する基準線のうち、端末TAとの位置合わせに用いる基準線をLWB1、端末TCとの位置合わせに用いる基準線をLWB2として示している。
これにより、ユーザは、基準線LWAとLWB1が一直線に並ぶように端末装置TAとTBを配置することができる。同様に、基準線LWCとLWB2が一直線に並ぶように端末装置TBとTCを配置することができる。そして、これにより、同図の(c)に示すように、全体画像が端末装置間でずれることなく視認できる適切な端末装置TA〜TCの配置を実現することができる。なお、図11の例では基準線を表示しているが、基準点を表示してもよいことはもちろんである。
基準線や基準点は、ユーザが端末装置TA〜TCの位置合わせをしている期間には表示させておくことが好ましいが、位置合わせが終了したときには、全体画像の閲覧の邪魔にならないように、表示を終了することが好ましい。つまり、表示制御部18は、連結表示の開始後、所定の条件が充足されるまで基準点および基準線の少なくとも何れかを表示させ続け、該所定の条件が充足されたときに表示を終了することが好ましい。上記所定の条件としては、例えば、ユーザが手に持っている端末装置を机などの上に置いたことや、端末装置が静止状態にあることが検出された後、所定時間が経過したこと等が挙げられる。ユーザが端末装置を手に持っているか否かの判定や、端末装置が静止状態にあることの検出は、例えば加速度センサ6の出力値に基づいて行うことができる。
〔基準点の位置に応じた全体画像と表示領域の設定(横配置)〕
全体画像と表示領域の設定方法の一例を図12に基づいて説明する。図12は、左右に隣接した端末装置TA、TB間で連結表示する場合の全体画像と表示領域の設定方法の一例を示す図である。
図12の例では、端末装置TA、TBの基準点の高さの大小関係と、端末装置TA、TBの表示画面の高さの大小関係とに応じて全体画像PICと表示領域FA、FBを設定している。なお、端末装置TAの基準点の高さとは、端末装置TAの基準点から端末装置TAの表示画面の上端までの距離を指す。同様に、端末装置TBの基準点の高さとは、端末装置TBの基準点から端末装置TBの表示画面の上端までの距離を指す。図12の(a)(b)に示すように、ここでは、端末装置TAの基準点の高さをys1、端末装置TBの基準点の高さをys2とする。
〔h1<h2かつys1>ys2の場合〕
図12では、h1<h2の例を示している。この場合、ys1>ys2であれば、端末装置TAの左上端座標(x1,y1)を(0,0)に設定し、端末装置TBの左上端座標(x2,y2)を(w1,abs(ys1−ys2))に設定する。また、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を(w1+w2,max(h1,h2)+abs(ys1−ys2))に設定する。
上記設定の妥当性について以下説明する。h1<h2かつys1>ys2の場合に、端末装置TA、TBの基準点が表示画面の幅方向に一直線に並ぶように端末装置TAとTBを位置合わせすると、図12の(c)のような配置となる。
よって、この場合、全体画像PICについて、上端が表示領域FAの上端と一致し、下端が表示領域FBの下端と一致するサイズとすることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの上端から下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの高さhは、上述のように、max(h1,h2)+abs(ys1−ys2)とすることが妥当である。なお、h1<h2かつys1>ys2であるから、同図の(d)に示すように、高さhは(h2+ys1−ys2)となる。
また、この場合、全体画像PICの左上端と表示領域FAの左上端を一致させると共に、全体画像PICの右下端と、表示領域FBの右下端を一致させることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左上端から右下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの幅wは、上述のように(w1+w2)と設定することが妥当である。また、表示領域FAの左上端座標(x1,y1)は、同図の(e)に示すように、(0,0)と設定することが妥当である。そして、表示領域FBの左上端座標(x2,y2)は、同図の(f)に示すように、(w1,ys1−ys2)と設定することが妥当である。
〔h1<h2かつys1=ys2の場合〕
h1<h2かつys1=ys2であれば、端末装置TAの左上端座標(x1,y1)を(0,0)に設定し、端末装置TBの左上端座標(x2,y2)を(w1,0)に設定する。また、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を(w1+w2,max(h1,h2))に設定する。
上記設定の妥当性について以下説明する。h1<h2かつys1=ys2の場合に、端末装置TA、TBの基準点が表示画面の幅方向に一直線に並ぶように端末装置TAとTBを位置合わせすると、図12の(k)のような配置となる。よって、この場合、全体画像PICについて、上端が表示領域FAおよびFBの上端と一致し、下端が表示領域FBの下端と一致するサイズとすることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの上端から下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの高さhは、同図の(l)に示すように、max(h1,h2)とすることが妥当である。なお、h1<h2であるから、高さhはh2に等しくなる。
また、この場合、全体画像PICの左上端と表示領域FAの左上端を一致させると共に、全体画像PICの右下端と、表示領域FBの右下端を一致させることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左上端から右下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの幅wは、上述のように(w1+w2)と設定することが妥当である。また、表示領域FAの左上端座標(x1,y1)は、同図の(m)に示すように、(0,0)と設定することが妥当である。そして、表示領域FBの左上端座標(x2,y2)は、同図の(n)に示すように、(w1,0)と設定することが妥当である。
〔h1<h2かつys1<ys2の場合〕
h1<h2かつys1<ys2であれば、端末装置TAの左上端座標(x1,y1)を(0,abs(ys1−ys2))に設定し、端末装置TBの左上端座標(x2,y2)を(w1,0)に設定する。また、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を(w1+w2,min(h1,h2)+abs(ys1−ys2))に設定する。
上記設定の妥当性について以下説明する。h1<h2かつys1<ys2の場合に、端末装置TA、TBの基準点が表示画面の幅方向に一直線に並ぶように端末装置TAとTBを位置合わせすると、図12の(g)のような配置となる。よって、この場合、全体画像PICについて、上端が表示領域FBの上端と一致し、下端が表示領域FAの下端と一致するサイズとすることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの上端から下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの高さhは、同図の(h)に示すように、min(h1,h2)+abs(ys1−ys2)とすることが妥当である。なお、h1<h2かつys1<ys2であるから、高さhは(h1+ys2−ys1)となる。
また、この場合、全体画像PICの左下端と表示領域FAの左下端を一致させると共に、全体画像PICの右上端と、表示領域FBの右上端を一致させることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左下端から右上端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの幅wは、上述のように(w1+w2)と設定することが妥当である。また、表示領域FAの左上端座標(x1,y1)は、同図の(i)に示すように、(0,ys2−ys1)と設定することが妥当である。そして、表示領域FBの左上端座標(x2,y2)は、同図の(j)に示すように、(w1,0)と設定することが妥当である。
なお、図3の例のように、表示領域FAの上端が表示領域FBの上端よりも下方であり、かつ表示領域FAの下端が表示領域FBの下端よりも上方である配置もあり得る。このような場合には、全体画像PICの高さhをh2と設定してもよい。
〔h1≧h2の場合〕
h1≧h2の場合には、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を、上述の設定におけるmax(h1,h2)をmin(h1,h2)に置換した式で設定可能である。例えば、ys1>ys2であれば、全体画像PICの幅および高さ(w,h)は、(w1+w2,min(h1,h2)+abs(ys1−ys2))に設定する。そして、この場合にys1≦ys2であれば、(w,h)を(w1+w2,max(h1,h2)+abs(ys1−ys2))に設定する。
〔基準点の位置に応じた全体画像と表示領域の設定(縦配置)〕
全体画像と表示領域の設定方法の一例を図13に基づいて説明する。図13は、上下に隣接した端末装置TA、TB間で連結表示する場合の全体画像と表示領域の設定方法の一例を示す図である。
図13の例では、端末装置TA、TBの基準点の幅方向における位置関係と、端末装置TA、TBの表示画面の幅の大小関係とに応じて全体画像PICと表示領域FA、FBを設定している。なお、端末装置TAの基準点の幅方向における位置とは、端末装置TAの表示画面の左端から端末装置TAの基準点(縦の基準線)までの距離を指す。同様に、端末装置TBの基準点の幅方向における位置とは、端末装置TBの表示画面の左端から端末装置TBの基準点(縦の基準線)までの距離を指す。図12の(a)(b)に示すように、ここでは、端末装置TAの縦の基準線の幅方向の位置をxs1、端末装置TBの縦の基準線の幅方向の位置をxs2とする。
〔w1<w2かつxs1>xs2の場合〕
図13では、w1<w2の例を示している。この場合、xs1>xs2であれば、端末装置TAの左上端座標(x1,y1)を(0,0)に設定し、端末装置TBの左上端座標(x2,y2)を(abs(xs1−xs2),h1)に設定する。また、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を(max(w1,w2)+abs(xs1−xs2),h1+h2)に設定する。
上記設定の妥当性について以下説明する。w1<w2かつxs1>xs2の場合に、端末装置TA、TBの縦の基準線が表示画面の高さ方向に一直線に並ぶように端末装置TAとTBを位置合わせすると、図13の(c)のような配置となる。
よって、この場合、全体画像PICについて、左端が表示領域FAの左端と一致し、右端が表示領域FBの右端と一致するサイズとすることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左端から右端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの幅wは、上述のように、max(w1,w2)+abs(xs1−xs2)とすることが妥当である。なお、w1<w2かつxs1>xs2であるから、幅wは(w2+xs1−xs2)となる。
また、この場合、全体画像PICの左上端と表示領域FAの左上端を一致させると共に、全体画像PICの右下端と、表示領域FBの右下端を一致させることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左上端から右下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの高さhは、上述のように(h1+h2)と設定することが妥当である。また、表示領域FAの左上端座標(x1,y1)は、同図の(e)に示すように、(0,0)と設定することが妥当である。そして、表示領域FBの左上端座標(x2,y2)は、同図の(f)に示すように、(xs1−xs2,h1)と設定することが妥当である。
〔w1<w2かつxs1=xs2の場合〕
w1<w2かつxs1=xs2であれば、端末装置TAの左上端座標(x1,y1)を(0,0)に設定し、端末装置TBの左上端座標(x2,y2)を(0,h1)に設定できる。また、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を(max(w1,w2),h1+h2)に設定する。
上記設定の妥当性について以下説明する。w1<w2かつxs1=xs2の場合に、端末装置TA、TBの縦の基準線が表示画面の高さ方向に一直線に並ぶように端末装置TAとTBを位置合わせすると、図12の(g)のような配置となる。よって、この場合、全体画像PICについて、左端が表示領域FAおよびFBの左端と一致し、右端が表示領域FBの右端と一致するサイズとすることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左端から右端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの幅wは、同図の(h)に示すように、max(w1,w2)とすることが妥当である。なお、図13の例ではw1<w2であるから、幅wはw2に等しくなる。
また、この場合、全体画像PICの左上端と表示領域FAの左上端を一致させると共に、全体画像PICの右下端と表示領域FBの右下端を一致させることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左上端から右下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの高さhは、上述のように(h1+h2)と設定することが妥当である。また、表示領域FAの左上端座標(x1,y1)は、同図の(i)に示すように、(0,0)と設定することが妥当である。そして、表示領域FBの左上端座標(x2,y2)は、同図の(j)に示すように、(0,h1)と設定することが妥当である。
〔w1<w2かつxs1<xs2の場合〕
w1<w2かつxs1<xs2であれば、端末装置TAの左上端座標(x1,y1)を(abs(xs1−xs2),0)に設定し、端末装置TBの左上端座標(x2,y2)を(0,h1)に設定する。また、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を(min(w1,w2)+abs(xs1−xs2),h1+h2)に設定する。
上記設定の妥当性について以下説明する。w1<w2かつxs1<xs2の場合に、端末装置TA、TBの縦の基準線が表示画面の高さ方向に一直線に並ぶように端末装置TAとTBを位置合わせすると、図13の(k)のような配置となる。よって、この場合、全体画像PICについて、左端が表示領域FBの左端と一致し、右端が表示領域FAの右端と一致するサイズとすることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの左端から右端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの幅wは、同図の(l)に示すように、min(w1,w2)+xs2−xs1とすることが妥当である。なお、w1<w2かつxs1<xs2であるから、幅wは(w1+xs2−xs1)となる。
また、この場合、全体画像PICの右上端と表示領域FAの右上端を一致させると共に、全体画像PICの左下端と、表示領域FBの左下端を一致させることにより、表示領域FAとFBに全体画像PICの右上端から左下端までを表示することができる。つまり、この場合には、全体画像PICの高さhは、上述のように(h1+h2)と設定することが妥当である。また、表示領域FAの左上端座標(x1,y1)は、同図の(m)に示すように、(xs2−xs1,0)と設定することが妥当である。そして、表示領域FBの左上端座標(x2,y2)は、同図の(n)に示すように、(0,h1)と設定することが妥当である。
なお、図7の(c)の例のように、表示領域FAの右端が表示領域FBの右端よりも左側にあり、かつ表示領域FAの左端が表示領域FBの左端よりも右側にある配置もあり得る。このような場合には、全体画像PICの幅wをw2と設定してもよい。
〔w1≧w2の場合〕
w1≧w2の場合には、全体画像PICの幅および高さ(w,h)を、上述の設定におけるmax(w1,w2)をmin(w1,w2)に置換した式で設定可能である。例えば、xs1>xs2であれば、全体画像PICの幅および高さ(w,h)は、(min(w1,w2)+abs(xs1−xs2),h1+h2)に設定する。そして、この場合にxs1≦xs2であれば、(w,h)を(max(w1,w2)+abs(xs1−xs2),h1+h2)に設定する。
〔3台以上の連結表示の場合〕
3台以上の連結表示の場合も考え方は同じであり、各端末装置の画面サイズ、隣接関係、および基準点の位置から、何れの端末装置の表示領域が、幅方向および高さ方向の端部に位置するかが決まる。よって、その端部の位置に合わせて全体画像のサイズを決めればよい。例えば、端末装置TA〜TCの3台で連結表示を行う場合、最も左端に端末装置TAが位置し、最も右端に端末装置TCが位置していれば、端末装置TAの画面左端から、端末装置TCの画面右端までの距離を、全体画像の幅とすればよい。そして、最も上側に端末装置TAが位置し、最も下側に端末装置TBが位置していれば、端末装置TAの画面上端から、端末装置TBの画面下端までの距離を、全体画像の高さとすればよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について図14に基づいて説明する。図14は、連結表示中におけるユーザ操作に応じた表示の一例を示す図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。実施形態3以降も同様である。
図14の例では、端末装置TA〜TCの3台で連結表示を行っている。同図の(a)に示すように表示画面を横向きとした端末装置TBの上側に、表示画面を何れも縦向きとした端末装置TA、TCを左右に隣接するように配置し、これらの表示画面に同図の(c)に示す全体画像の一部分を表示している。この例のように、全体画像の一部分を連結表示の対象としてもよい。
このような表示状態において、端末装置TA〜TCの何れかに対し、ユーザがフリック操作を行ったとする。なお、フリック操作には、表示画像をスクロールさせる画像処理が予め対応付けられている。この場合、同図の(c)に示すように、フリック操作が行われた端末装置のみならず、他の端末装置の表示画面に表示される画像についてもスクロールさせてもよい。
また、端末装置TA〜TCの何れかに対し、ユーザが画像を拡大させる操作を行った場合、同図の(d)に示すように、操作が行われた端末装置のみならず、他の端末装置の表示画面に表示される画像についても拡大表示させてもよい。
このような表示は、例えば以下のような処理によって実現することができる。なお、以下では端末装置TAがユーザ操作を受け付けた例を説明するが、端末装置TBやTCがユーザ操作を受け付けた場合の処理も同様である。連結表示中に表示画像を変更する操作(例えばスクロール、拡大、縮小等)が行われた場合、操作検出部16がその操作を検出し、操作判定部17が操作内容を判定する。そして、表示制御部18は、操作内容の判定結果に従って画像処理を行い、表示させる画像の内容を変更する。また、情報送信部15は、操作内容の判定結果を、連結表示の対象となっている端末装置TB、TCに通知する。そして、端末装置TB、TCの表示制御部18は、通知された操作内容に従って画像処理を行い、表示させる画像の内容を変更する。なお、操作内容を通知する代わりに、同期表示のために端末装置TB、TCが行うべき処理を決定し、その決定した処理の実行指示を送信してもよい。また、表示の変更内容を通知して、その変更内容を反映させてもよい。例えば、オフセットを指定して表示領域を変更させたり、拡大率や縮小率を指定して表示画像の拡大率を変更させたりしてもよい。なお、端末装置TAにおいて、拡大率や縮小率を変更した場合、連結表示する画像において端末装置TAの表示領域の占める範囲が変わる。このため、この場合には、端末装置TA、TB、TCの表示領域間で画像にずれが生じないように、拡大率または縮小率に応じて端末装置TB、TCの表示領域のオフセットを変更させる。このように、情報送信部15が、連結表示中に画像処理が行われる場合に、他の表示装置にもその画像処理を行わせる画像処理制御部として機能することにより、連結表示中の端末装置TA〜TCにおける表示内容を同期させることができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について図15に基づいて説明する。図15は、連結表示中の端末装置TCを移動させたときの表示例を示す図である。図15の例においても、図14の例と同様に、図14の(b)に示す全体画像の一部を端末装置TA〜TCの3台で連結表示している。
この状態から端末装置TCを移動させた場合、表示に関する制御を行わなければ、同図の(b)に示すように端末装置TCの表示内容は変わらない。一方、端末装置TCが、その移動の方向および距離に応じて表示領域を変化させる表示制御を行った場合、同図の(b)に示すように連結表示されている画像は動かずに、端末装置TCだけが動いたかのような視覚効果を与えることもできる。
このような表示は、例えば、加速度センサ6により端末装置TCの移動の方向および距離を特定し、表示領域決定部14がその方向と逆向きに同じ距離だけ表示領域の位置を変化させ、表示制御部18がこの変化を表示に反映させることにより実現できる。
また、例えば連結表示開始後に端末装置の向きを変えたときに、各端末装置の表示領域を更新してもよい。例えば、図4の例のように、端末装置TA(画面サイズ:h1×w1)と端末装置TB(画面サイズ:h2×w2)が何れも縦向きで横方向に連結表示されている状態において、端末装置TAを横向きに変えた場合を考える。
この場合、端末装置TAは、全体画像の幅を(h1+w2)に更新し、表示する範囲も画面の向きに合わせて横向きとする。また、端末装置TAは、自端末の変更後の画面の向きを示す回転情報を端末装置TBに通知し、これにより端末装置TBも、全体画像の幅を(h1+w2)に更新する。また、端末装置TBは表示領域FBの左上端座標を(h1,0)に更新する。
〔変形例〕
上記各実施形態では、端末装置のそれぞれが全体画像のサイズとオフセットを算出して連結表示を行う例を示したが、連結表示する端末装置の何れかがホスト装置となり、全体画像のサイズとオフセットを算出する構成としてもよい。この場合、ホスト装置は他の端末装置から連結表示に必要な各種情報を取得し、それを自装置で取得した情報と組み合わせて全体画像のサイズと各端末装置のオフセットを算出する。そして、算出結果に基づいて各端末装置に画像を表示させることにより、上記実施形態と同様の連結表示が実現される。
また、連結表示する端末装置とは異なる計算装置にて全体画像のサイズとオフセットを算出する構成としてもよい。この計算装置は、各端末装置と通信可能な装置であればよく、例えば各端末装置と通信可能なクラウドサーバであってもよい。この場合、クラウドサーバは各端末装置から連結表示に必要な各種情報を取得し、それに基づいて全体画像のサイズと各端末装置のオフセットを算出する。そして、算出結果に基づいて各端末装置に画像を表示させることにより、上記実施形態と同様の連結表示が実現される。
〔ソフトウェアによる実現例〕
表示装置TA〜TCの制御ブロック(特に制御部1に含まれる各ブロック)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、表示装置TA〜TCは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置(端末装置TA〜TC)は、ユーザに提示する全体画像から複数の異なる切り出し位置で切り出した部分画像を、それぞれ異なる表示装置に表示させて、当該複数の表示装置により上記全体画像を閲覧させる連結表示を行う表示システムに含まれる表示装置であって、自装置の傾きを特定する傾き特定部(121)と、上記傾き特定部が特定した傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置を決定する表示領域決定部(14)と、を備えている。
上記の構成によれば、連結表示において表示装置の傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置が決定される。よって、表示装置のユーザは、連結表示する際に、表示装置の傾きを変えるだけで、全体画像から切り出す部分画像の切り出し位置を容易に変更することができる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、上記表示領域決定部は、上記傾き特定部が特定した傾きに応じて自装置の表示画面上に設定された基準位置を特定すると共に、上記表示システムに含まれる他の表示装置の傾きに応じて当該他の表示装置の表示画面上に設定された当該他の表示装置の基準位置を取得し、それらの基準位置が上記他の表示装置と自装置との隣接方向に一直線上に並ぶように上記他の表示装置と自装置とを位置合わせしたときに、上記全体画像がずれることなく連結表示されるように上記切り出し位置を決定する。
上記の構成によれば、連結表示する各表示装置の傾きに応じて設定された基準位置に基づいて連結表示における全体画像から切り出す部分画像の切り出し位置が決定される。そして、基準位置が隣接方向に一直線上に並ぶように表示装置を位置合わせしたときに、全体画像がずれることなく連結表示されるように上記切り出し位置が決定される。よって、各表示装置の傾きを調整することにより、画像の所望の領域を連結表示させることができる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様2において、上記表示領域決定部が設定した基準位置に、該基準位置が上記他の表示装置と自装置との位置合わせの基準となる位置であることを示す基準情報を表示させる表示制御部を備えている。
上記の構成によれば、ユーザは基準情報を見ながら表示装置を正しく位置合わせすることができ、これにより連結表示された画像を、ずれることなく閲覧することができる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様3において、上記表示制御部は、上記連結表示の開始後、所定の条件が充足されるまで上記基準情報を表示させ続け、該所定の条件が充足されたときに上記基準情報の表示を終了する。
上記の構成によれば、連結表示の開始後、所定の条件が充足されるまで基準情報が表示され続けるので、ユーザは基準情報を参照して表示装置の位置合わせをすることができる。また、所定の条件が充足されると基準情報の表示は終了するので、位置合わせ後に基準情報が連結表示された画像の閲覧の妨げにならないようにすることもできる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様3または4において、上記表示制御部は、上記表示システムに含まれる他の表示装置が表示する部分画像の切り出し位置を示す領域割当情報を自装置の表示画面に表示させる。
上記の構成によれば、さらに他の表示装置を連結表示する装置として追加するときに、当該さらに他の表示装置の表示する部分画像の切り出し位置を示す領域を、上記領域割当情報が示す領域外に設定することが容易になる。これにより、3台以上の表示装置で連結表示する場合に、連結表示される画像を、重畳部分なく各表示装置に表示させることができる。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様1から5の何れかにおいて、連結表示中に自装置の表示画面に表示している部分画像に対する画像処理を行う場合に、上記表示システムに含まれる他の表示装置にも上記画像処理を行わせる画像処理制御部(情報送信部15)を備えている。
上記の構成によれば、上記表示装置に画像処理を行わせるだけで、連結表示中の他の表示装置にも同じ画像処理を行わせることができるので、容易に連結表示中の複数の表示装置に同じ画像処理を行わせることができる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1から6の何れかにおいて、上記表示領域決定部は、連結表示中に自装置が上記表示システムに含まれる他の表示装置に対して移動した場合に、自装置が表示する部分画像の切り出し位置を、該移動の方向および距離に応じて変化させる。
上記の構成によれば、表示装置を移動させることにより自装置が表示する部分画像の切り出し位置が変化するので、部分画像の切り出し位置を変化させない場合とは異なる視覚効果を生じさせることができる。例えば、移動方向と逆向きに、移動距離と同じ距離だけ部分画像の切り出し位置を変化させてもよい。これにより、連結表示された画像自体は移動せず、表示装置だけが移動したかのような視覚効果を与えることができる。
本発明の態様8に係る表示装置の制御方法は、ユーザに提示する全体画像から複数の異なる切り出し位置で切り出した部分画像を、それぞれ異なる表示装置に表示させて、当該複数の表示装置により上記全体画像を閲覧させる連結表示を行う表示システムに含まれる表示装置の制御方法であって、自装置の傾きを特定する傾き特定ステップと、
上記傾き特定ステップで特定した傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置を決定する表示領域決定ステップと、を含む。この制御方法によれば、態様1と同様の作用効果を奏する。
本発明の各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
TA、TB、TC 端末装置(表示装置)
121 傾き特定部
15 情報送信部(画像処理制御部)
18 表示制御部

Claims (9)

  1. ユーザに提示する全体画像から複数の異なる切り出し位置で切り出した部分画像を、それぞれ異なる表示装置に表示させて、当該複数の表示装置により上記全体画像を閲覧させる連結表示を行う表示システムに含まれる表示装置であって、
    自装置の傾きを特定する傾き特定部と、
    上記傾き特定部が特定した傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置を決定する表示領域決定部と、を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記表示領域決定部は、上記傾き特定部が特定した傾きに応じて自装置の表示画面上に設定された基準位置を特定すると共に、上記表示システムに含まれる他の表示装置の傾きに応じて当該他の表示装置の表示画面上に設定された当該他の表示装置の基準位置を取得し、それらの基準位置が上記他の表示装置と自装置との隣接方向に一直線上に並ぶように上記他の表示装置と自装置とを位置合わせしたときに、上記全体画像がずれることなく連結表示されるように上記切り出し位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記表示領域決定部が設定した基準位置に、該基準位置が上記他の表示装置と自装置との位置合わせの基準となる位置であることを示す基準情報を表示させる表示制御部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 上記表示制御部は、上記連結表示の開始後、所定の条件が充足されるまで上記基準情報を表示させ続け、該所定の条件が充足されたときに上記基準情報の表示を終了することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 上記表示制御部は、上記表示システムに含まれる他の表示装置が表示する部分画像の切り出し位置を示す領域割当情報を自装置の表示画面に表示させることを特徴とする請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 連結表示中に自装置の表示画面に表示している部分画像に対する画像処理を行う場合に、上記表示システムに含まれる他の表示装置にも上記画像処理を行わせる画像処理制御部を備えていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 上記表示領域決定部は、連結表示中に自装置が上記表示システムに含まれる他の表示装置に対して移動した場合に、自装置が表示する部分画像の切り出し位置を、該移動の方向および距離に応じて変化させることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の表示装置。
  8. ユーザに提示する全体画像から複数の異なる切り出し位置で切り出した部分画像を、それぞれ異なる表示装置に表示させて、当該複数の表示装置により上記全体画像を閲覧させる連結表示を行う表示システムに含まれる表示装置の制御方法であって、
    自装置の傾きを特定する傾き特定ステップと、
    上記傾き特定ステップで特定した傾きに応じて自装置が表示する部分画像の切り出し位置を決定する表示領域決定ステップと、を含むことを特徴とする表示装置。
  9. 請求項1に記載の表示装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記傾き特定部および上記表示領域決定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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