JP2018186050A - 発光ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、軽量化と温度上昇の抑制とを両立可能にすることを目的とする。
図1は、本実施形態に係るLEDユニット1の構成を示す斜視図である。
LEDユニット1(発光ユニット)は、複数のLEDモジュール2(発光素子モジュール)を備える口金型LEDユニットである。このLEDユニット1の端部には、口金6が設けられる。口金6は、例えばE26タイプやE39タイプ等の一般的にE型口金と呼ばれるねじ込み式(回しこみ式)のものであり、灯具が備えるソケットに螺合して装着可能である。なお、口金6は差し込み式でもよい。
ここで、HIDランプなどの放電ランプは交流電力で点灯するのに対し、LED8は直流電力で点灯する。したがって、LED8を光源とするLEDモジュール2を交流の商用電力で点灯させる場合、商用電力を直流電力に変換する電源回路が必要になる。本実施形態のLEDユニット1は電源回路を内蔵せず、ソケットを有する灯具の側に電源回路を設け、当該ソケットから口金6を通じて直流電力を供給する。
LEDモジュール2は、図2に示すように、面状のLED8を実装した基板9と、基板9が配置された筐体10と、筐体10に配置された基板9を覆う前面カバー14とを備える。基板9は、矩形板状のプリント配線基板であり、複数のLED8が実装される。本構成のLED8は、多数のLED素子を、例えば格子状に平面視略矩形の範囲内に配列し、その表面を樹脂材で薄い厚みでモールドして成るCOB型LEDであり、その略全面が発光する。この基板9には、複数(本構成では3つ)のLED8が一列に並べて配置され、これらLED8によって広い発光面積が得られる。
熱伝導材100は、透明のシリコーン樹脂、又は、そのシリコーン樹脂に熱伝導性物質等を複合させた複合材料で形成され、空気等と比べて高い熱伝導率を有する。また、シリコーン樹脂は絶縁体(不導体)であるので、基板9の導通部等に付着しても導通には影響しない。熱伝導材100は、シリコーン樹脂に限定されず、透光性及び熱伝導性を有する他の材料を適用可能である。
従って、この隙間SBに熱伝導材100を充填した場合と比べて重量を低減できる。また、上記隙間SBは、空間SのうちLED8から垂直方向に最も離れているので、隙間SBに熱伝導材100を充填する場合と比べて、放熱性の低下を効率良く抑制できる。以上の構成により、LEDモジュール2の軽量化と、LED8の温度上昇の抑制とを効率良く両立できる。
図4は、LEDモジュール2の第二実施例の断面図である。
第二実施例は、熱伝導材100の充填量を空間Sの体積の70%にした点が第一実施例と異なる。つまり、第二実施例では、熱伝導層SAが厚くなり、前面カバー14との接触面積が第一実施例よりも増える。従って、第一実施例よりも放熱効果の向上を期待できる。また、第一実施例と同様に、前面カバー14の頂部21Tと熱伝導層SAとの間に隙間SBが形成されるので、LED8の温度上昇を抑制しつつLEDモジュール2の軽量化が可能である。例えば、LED8の出力の違い等に起因するLED8の発熱量に応じて、第一実施例の構成、又は第二実施例の構成を適宜に選択すればよい。
図5(A)は比較例1、図5(B)は比較例2、図5(C)は比較例3、図5(D)は比較例4の各々の断面図を示す。図5(A)及び図5(B)に示すように、比較例1は、充填率Vが零であり、比較例2は、充填率Vが100%である。図5(C)に示すように、比較例3は、前面カバー14の内面全体に渡って熱伝導材100(熱伝導層SAに相当)を接触させるとともに、熱伝導材100内に隙間SBを設けた構成であり、充填率Vは60%である。図5(D)に示すように、比較例4は、熱伝導材100を空間Sの上半分の領域に充填させたものであり、充填率Vは50%である。
図6中の充填率Vは、空間Sに占める熱伝導材100の体積の割合を示し、上記したように第一実施例は50%、第二実施例は70%である。また、図6中の温度Tcは、LED8のジャンクション温度である。また、図6中の温度差dTは、比較例Q2に対する温度Tcの差を示す。
図7及び図8は、シミュレーション結果に基づく充填率V―温度Tcの関係を示した図である。図7及び図8において、第一実施例は符号P1、第二実施例は符号P2、比較例1は符号Q1、比較例2は符号Q2、比較例3は符号Q3、比較例4は符号Q4を付して示す。なお、図7は充填率Vの違いを比較するため、充填率V以外の条件が異なる比較例3及び4を記載していない。
一方、充填率Vが零の比較例1を示す点Q1は、上記直線f1よりも温度Tcが高かった。充填率Vが零の点Q1と充填率Vが50%の点P1とを直線f2(一点鎖線で示す)で結んだ場合、この直線f2と上記直線f1との縦軸方向に沿う間隔は、LED8の温度低減効果を示す。図7に示すように、LED8の温度低減効果は、充填率Vが高くなるほど、小さくなる傾向であった。
発明者等の検討によれば、充填率Vが0〜50%までは効率良くLED8の温度低減効果が得られ、値50%を超えると、その温度低減効果は飽和傾向であることを確認した。このことから、充填率Vは、LEDモジュール2の重量を十分に抑えられる範囲で0〜100%の範囲にすればよく、より好ましくは、0〜50%以下にすることで、温度低減効果を効率良く得ることが可能である。
一方、図5(A)に示す比較例1では、前面カバー14内の空間S内は断熱性を有する空気で満たされるので、前面カバー14のいずれからも放熱量が少ない。また、図5(B)に示す比較例2は、空間S全体が熱伝導層SAであるので前面カバー14からの放熱量は最も大きいものの、熱伝導層SAの体積が大きく、重量が増加してしまう。
LEDモジュール2の軽量化を図ることで、LEDユニット1(発光ユニット)の口金6、及び灯具が備えるソケットに作用する荷重を低減することができる。
そこで、本構成の前面カバー14は、熱伝導材100(熱伝導層SA)と接する領域(基端部21Kに相当)と、熱伝導材100と接しない領域(頂部21Tに相当)との間の輝度ムラを低減可能にLED8からの光を拡散する。具体的には、前面カバー14に、拡散効果を付与する表面処理を施す方法(例えば、梨地加工)、又は前面カバー14の材質に、拡散効果を付与する材料を複合させた複合材料を用いることによって、輝度ムラを低減している。
また、上述した実施形態では、口金6を備えると共に複数のLEDモジュール2を有するLEDユニット1に本発明を適用する場合を説明したが、口金6を備えなくてもよいし、LEDモジュール2の数も任意でよい。また、LEDユニット1に限定されず、有機EL等の発光素子と、発光素子が配置された筐体と、筐体に配置された発光素子を覆うカバーとを備える様々な発光ユニットに本発明を適用してもよい。
2 LEDモジュール(発光素子モジュール)
6 口金
8 LED(発光素子)
9 基板
10 筐体
12 放熱フィン(放熱部材)
14 前面カバー(カバー)
21 カバー部
21K 基端部
21T 頂部
100 熱伝導材(充填材)
S 空間
SA 熱伝導層
SB 隙間
Claims (4)
- 発光素子と、前記発光素子が配置された筐体と、前記筐体に配置された前記発光素子を覆うカバーとを備え、
前記筐体と、前記カバーとによって囲まれた空間には、前記発光素子を覆いつつ、前記カバーの一部に接し、且つ前記カバーの他の部分との間に隙間を空けて、透光性及び熱伝導性を有した充填材が充填されていることを特徴とする発光ユニット。 - 前記筐体の熱を放熱する放熱部材と、前記発光素子が実装された基板とを有し、
前記充填材は、前記基板と、前記筐体との間の隙間を塞ぐように充填されていることを特徴とする請求項1に記載の発光ユニット。 - 前記充填材は、前記筐体と、前記カバーとの間に形成される空間に占める割合が50%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の発光ユニット。
- 前記カバーは、前記充填材と接する領域と、前記充填材と接しない領域との間の輝度ムラを低減可能に前記発光素子からの光を拡散することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の発光ユニット。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012243643A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Panasonic Corp | 電球形ランプ及び照明装置 |
CN104006311A (zh) * | 2013-02-27 | 2014-08-27 | 北京艾久瓦光电科技有限公司 | 油冷led蜡烛灯 |
WO2015145827A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | 株式会社 東芝 | 照明装置 |
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- 2017-04-27 JP JP2017088654A patent/JP6863047B2/ja active Active
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