JP2018183727A - 移動式の自吸の中和処理機 - Google Patents

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Akio Uraya
昭夫 浦矢
俊幸 庄子
Toshiyuki Shoji
俊幸 庄子
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Abstract

【課題】従来、建築、土木等の建設現場で、強アルカリ性の排水がある場合に、その排水を、発生現場にてPH処理して排水する必要があった。この雨水等のコンクリート排水は強アルカリ性のため、PH処理を行って排出せねばならず、小型で移動可能な処理方法、及び装置が望まれていた。又、中和処理機の装置が無い場合は、手作業で中和剤と混合させ、PH計で測定しながら中和を行い、排水する手間が必要であった。【解決手段】本発明は、移動式の自吸の中和処理機を移動して、自吸して処理することが出来る。また、中和剤として硫酸バンドを用いた小型で移動可能なPH処理中和装置を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、アルカリ性排水の移動式の自吸の中和処理機に関する。
従来、建築、土木等の建設現場で、強アルカリ性の排水がある場合に、その排水を発生現場にてPH処理して排水する必要があった。
固定式の中和処理機の装置が有る場合は、その場にいちいちアルカリ性排水の入った容器をその場所に持ち運んで中和処理する必要があった。
又、中和処理機の装置が無い場合は、手作業で中和剤と混合させ、PH計で測定しながら中和を行い、排水する手間が必要であった。
又、下水局等の管轄署が、排水量とPH値を、証拠値として記録する必要性があった。
本発明は、移動式の自吸の中和処理機を移動して、自吸して処理することが出来る。
従来例として特開2014−023983号があるが、この例は、炭酸ガスを使用して中和する方法であるが、装置が非常に大形となり、移動して使用することも適してなかった。
特開2014−023983号
本発明は、これらの問題を解消しようとする建築土木等の建設現場の強アルカリ性の雨水等Waを小型の装置で、処理排水できる移動式の排水中和方法、及び装置を提供するものである。
中和処理装置は、反応槽と、中和剤貯槽と、ノッチタンクと、制御盤とにより構成されており、
反応槽本体の内部には、水が、貯留されており、反応槽内部に設置された吸引撹拌ノズルにより吸引撹拌され、反応槽本体の内部には電極棒が設置され、制御盤のレベルスイッチに信号が伝達され、その信号により吸引撹拌ポンプが制御されており、又反応槽本体の内部には、PH測定センサが配置され、反応槽本体の内部の水のPH値を制御盤内のPH指示調節計に伝達し、その測定値に基づいたPH値となるよう薬注ポンプの注入量を調節し、吸引撹拌ノズルに供給され、中和処理された反応槽本体内の処理後水は、ノッチタンクへと供給され、ノッチタンクに設けられた放流口より放流排出されるように構成されていることを特徴とする排水の中和処理方法及び装置を提供する。
中和剤として、硫酸バンドを用いることを特徴とする請求項1記載の排水の中和処理機を提供する。
硫酸バンドは、安全性が高く、毒性が少ない。
(1)中和剤としては、硫酸バンドを用いることにより、建築土木等の建設現場の強アルカリ性の雨水等を小型の装置で、処理排水可能な移動式の排水中和処理機を提供することが出来る、極めて実用的な機能を発揮するものである。

(2)又、消費電力が少なく、省エネ型であり、家庭用電源でも使用できる。
実施例の中和処理装置の作動系統を示す全体システム図である。 実施例の中和処理装置1の上方より見た平面図である。 実施例の中和処理装置1の正面図である。 裏側から見た背面図である。
なお、本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例の作動系統を示す全体システム図である。
中和処理装置1は、図1のごとく主としてエジェクター内蔵の反応槽2と、中和剤貯槽3と、ノッチタンク4と、制御盤5とにより構成されている。
反応槽2の構成を説明すると、反応槽2の内部には、エジェクター循環水が貯留されており、エジェクター循環水は、反応槽2の内部に設置された電動ポンプで反応槽2の内部に設置されたジェットエジェクターノズル12に供給されたエジェクター効果で吸引力が発生し、循環水を吸引と撹拌反応を行う。
ジェットエジェクターノズル12は、反応槽2の内部に設置された吸引撹拌を発生させる循環ポンプ13により作動する。
反応槽2の内部には電極棒14が設置され、制御盤5のレベルスイッチ20に信号が伝達され、その信号により吸引撹拌ポンプ13が制御されている。
又反応槽2の内部には、PH測定センサ21が配置され、反応槽本体10の内部の水のPH値を制御盤5内のPH指示調節計22に伝達し、その測定値に基づいたPH値となるよう薬注ポンプ31の注入量を調節し、中和制御が行われる。
中和剤貯槽3の内部には、液体の中和剤が貯留され、電動の薬注ポンプ31により中和剤が、サイフォン止め逆止弁32を経由し前記吸引撹拌ノズル12に供給される。
中和剤貯槽3の内部には、フロートスィッチ33が設けられ、制御盤5内の薬液ポンプレベル制御スイッチ34と信号伝達し、中和剤貯槽3の内の薬液レベルを制御している。
尚、このノッチタンク4には、仕切りがが、設けられており、滞留させて、処理の完結を行う。
ノッチタンク4のノッチタンク本体40の内部には、仕切り41が設けられ、第1室42と、第2室44とに分けられ、該仕切41の下部の開口43を通じて第2室43に越流排出される。
第2室44の他端には、仕切り45が設けられ、該仕切り45により液面レベルが決定される。
仕切り45より越流した処理後水は、第3室46に流入し、第3室46の上部付近に設けられた放流口47より中和処理された処理後水が、外部の好ましい場所に放流排出されるように構成されている。
制御盤5のPH指示調節計22の信号は、ペーパレスレコーダ50に自動的にすべて記録されていて、必要に応じて外部パソコン6に読込んで表示することが出来る。
中和剤としては、硫酸バンドが用いられる。硫酸バンドとは、化学式AL2(SO4)3で表される液体硫酸アルミニュームのことである。
硫酸バンドは、工業廃水や下水等の無機系水処理剤として使用されており、例えば適正なPHとするために、硫酸バンドを注入するだけで中和出来る効果を有する。
薬注ポンプ31の流量を制御することにより、処理後水のPH値を調節可能に構成している。
中和処理装置1の初回運転時は、反応槽2の上面に設けられた呼び水孔48より呼び水を注入して運転を開始する。
図2〜図4は中和処理装置1の配置構成の1例を示すものである。
図2は中和処理装置1の上方より見た平面図である。
図3は中和処理装置1の正面図である。
図4は、裏部から見た背面図である。
図2〜図4の構造では、中和処理装置1は、枠体内に設置され、枠体の下面には、移動用の固定車輪56と首振り車輪57が設けられており、移動ハンドル58により人力で移動できるよう構成されている。
枠体の上方には吊上げフック59が取付けられている。
配置の1例としては、第3図に示す如く、正面の制御盤5の右には、中和剤貯槽3が配置され、又、第2図に示す如く、その後方には右に反応槽2、左にノッチタンク4が配置されている。
寸法について述べる。但しこれらの数値は、例示であって、範囲を規制したものではない。
移動が容易なよう小型化するもので、枠体の移動ハンドルを含む全体幅は、1,300〜1,800mm、高さは、1,300〜1,600mm、奥行きは、750〜950mmである。
吸水孔11の直径は、通常内径20〜30mmφ前後のホースを接続できる。
放流口47は、通常40〜65mmφとなっており、同様にホースを接続することもできる。
又容量は、反応槽2は、30〜60L、中和剤貯槽3は、12〜18L、ノッチタンク4は、150〜300Lである。
全体重量は、無水時250kg〜運転時800kgと軽量であり、下部の車輪により人力で容易に移動可能となっている。
又、消費電力が少なく、省エネ型であり、家庭用電源でも使用できる。
本発明の活用例としては、以上説明したように、建設現場等において、持ち運びが便利で、小さい構造で、強アルカリ性の水を吸水し、PH中和処理できる中和処理機を提供することにより、新商品による産業の発展に貢献できる新規かつ実用的な発明である。
1 中和処理装置
2 反応槽
3 中和剤貯槽
4 ノッチタンク
5 制御盤
6 外部パソコン
11 吸込み口
12 ジェットエジェクターノズル
13 循環ポンプ
14 電極棒
20 レベルスイッチ
21 PH測定センサ
22 PH指示調節計
31 薬注ポンプ
32 サイフォン止め逆止弁
33 フロートスィッチ
34 薬液ポンプレベル制御スイッチ
41 仕切り
42 第1室
43 開口
44 第2室
45 仕切り
46 第3室
47 放流口
48 呼び水孔
51 電源線
56 固定車輪
57 首振り車輪
58 移動ハンドル
59 吊上げフック


Claims (2)

  1. 中和処理装置は、反応槽と、中和剤貯槽と、ノッチタンクと、制御盤とにより構成されており、
    反応槽本体の内部には、循環水が、貯留されており、反応槽に設置された吸引撹拌ノズルにより吸引と反応撹拌され、反応槽本体の内部には電極棒が設置され、制御盤のレベルスイッチに信号が伝達され、その信号により循環ポンプが制御されており、又反応槽本体の内部には、PH測定センサが配置され、反応槽本体の内部の水のPH値を制御盤内のPH指示調節計に伝達し、その適正PH値となるよう薬注ポンプの注入量を調節し、エジェクターに供給され中和処理された反応槽本体内の処理後水は、ノッチタンクへと越流排出され、ノッチタンクに設けられた放流口より放流排出されるように構成されていることを特徴とする排水の中和処理機。
  2. 中和剤として、硫酸バンドを用いることを特徴とする請求項1記載の排水の中和処理機。

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