JP2018181845A - 固体酸化物形燃料電池 - Google Patents
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Abstract
Description
前記収納筐体は、前記側面部材よりも内側で、当該側面部材と間隔を空けて対面する内部隔壁部材を少なくとも一つ有し、
前記内部隔壁部材よりも内側の前記燃焼部で発生した燃焼排ガスを含む排気ガスは、前記内部隔壁部材の上端側の、前記改質器よりも上方に位置する開口部を通って前記内部隔壁部材よりも外側の前記側面部材との間の排気通路に至り、前記排気通路を流れて前記収納筐体の外部に排出されるように構成され、
前記改質器の上方には板状部材が設けられ、前記板状部材は、前記改質器の周囲に存在する前記排気ガスが、前記板状部材の下方と上方との間をつなぐガス流路を通って前記板状部材の下方から上方に移動して、前記板状部材の上方を流れた後で前記開口部に向かって流れるように構成されている点にある。
従って、燃料利用率を高めつつ改質器に充分な熱を与えることが可能な固体酸化物形燃料電池を提供できる。
前記燃料電池セルでの発電に用いるために供給される空気は、前記エアジャケット筐体と前記収納筐体の前記上面部材との間に形成される水平空気通路を、前記板状部材よりも上方を流れる前記排気ガスと熱交換しながら水平方向に向かって流れ、
前記水平空気通路を流れた後の空気は、下向きに延びる下向空気通路を下方に向かって流れ、前記下向空気通路の下端近傍に形成される空気孔を通って前記収納筐体の内部に放出される点にある。
以下に図面を参照して本発明の第1実施形態に係る固体酸化物形燃料電池について説明する。
図1は、固体酸化物形燃料電池の断面図である。図2は、固体酸化物形燃料電池の主要な構成部材の斜視図である。
固体酸化物形燃料電池は、原燃料を水蒸気改質して燃料ガスを生成する改質器3と、改質器3よりも下方に設置されて、改質器3で生成された燃料ガスを用いて発電する複数の燃料電池セル14を有するセルスタック(燃料電池部9)と、セルスタック(燃料電池部9)から排出されるオフガスを改質器3とセルスタック(燃料電池部9)との間で燃焼して、その燃焼熱を改質器3に与える燃焼部10とを内部に有する収納筐体1を備える。
改質器3での改質反応は吸熱反応のため、改質器3に与えられる熱量が少なくなると改質器3での原燃料の改質反応が充分に行われ難くなる。そうなると、改質されなかった原燃料が燃料電池部9まで到達し、その入口部分である燃料電池部9の燃料通流部の上流側で局所的に原燃料の改質反応が行われることも起こり得る。本実施形態では、燃料電池部9の燃料通流部では鉛直方向の下端側から上端側に向かってガスが上方に流れるため、ガスマニホールド15に近い燃料電池部9の下端側で局所的に原燃料の改質反応(吸熱反応)が行われると、その部分では吸熱反応により燃料電池部9の温度が局所的に低下すると思われる。
また、上記5カ所のうちで、板状部材A1を設けた場合の最高温度と、板状部材A1を設けなかった場合の最高温度とを比較すると、板状部材A1を設けた場合の最高温度が1℃低下していることが確認できた。
第2実施形態の固体酸化物形燃料電池は、板状部材Aの形状が上記実施形態と異なっている。以下に第2実施形態の固体酸化物形燃料電池について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
また、上記5カ所のうちで、板状部材A2を設けた場合の最高温度と、板状部材A2を設けなかった場合の最高温度とを比較すると、板状部材A2を設けた場合の最高温度が1℃低下していることが確認できた。
第3実施形態の固体酸化物形燃料電池は、板状部材Aの形状が上記実施形態と異なっている。以下に第3実施形態の固体酸化物形燃料電池について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
また、上記5カ所のうちで、板状部材A3を設けた場合の最高温度と、板状部材A3を設けなかった場合の最高温度とを比較すると、板状部材A3を設けた場合の最高温度は設けなかった場合の最高温度と同じであった。
第4実施形態の固体酸化物形燃料電池は、板状部材Aの形状が上記実施形態と異なっている。以下に第4実施形態の固体酸化物形燃料電池について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第5実施形態の固体酸化物形燃料電池は、板状部材Aの形状が上記実施形態と異なっている。以下に第5実施形態の固体酸化物形燃料電池について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
<1>
上記実施形態では、固体酸化物形燃料電池の構成について具体例を挙げて説明したが、その構成については適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態において、水を気化させて水蒸気を発生させる気化器を改質器3の部分に設けてもよい。つまり、燃焼部10で発生する燃焼熱を用いて水を気化させるような構成を採用してもよい。
また、改質器3などの形状は上記実施形態で説明した形状に限定されない。例えば、改質器3の断面は、上記実施形態で説明した矩形か楕円形に限定されず、円形でもよい。
更に、セルスタック(燃料電池部9)が2列に並んで設置される例を示したが、セルスタック(燃料電池部9)が1列だけ設置されていてもよい。
また更に、上記実施形態では、収納筐体1の内部への空気導入路8の構成について具体的に説明したが、空気導入路8の構成は例示したものに限定されず、適宜変更してもよい。同様に、空気導入路8を通流する空気と熱交換を行う相手方の排気ガスが流れる経路も適宜変更可能である。
また更に、上記実施形態において、板状部材は薄い板状ではなくある程度の厚さを有していてもよい。
また更に、上記実施形態では、収納筐体が直方体である例を記載したが、収納筐体の形状は直方体に限定されない。例えば、収納筐体は、直方体の角に丸み付けた形状に形成してもよい。また更に、収納筐体を構成する上面部材及び下面部材及び側面部材などの部材は、平面ではなく湾曲した形状などであってもよい。
上記実施形態において、板状部材Aと改質器3との間に例えば碍子などで形成されたスペーサなどを挿入して、板状部材Aと改質器3との間の鉛直方向の間隔を調節してもよい。また、そのようなスペーサを設ければ、板状部材Aをそのスペーサを介して改質器3上に安定的に設置することもできる。
上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用でき、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変できる。
1a 内面部材(内部隔壁部材 P)
1b 側面部材
1c 上面部材
1e 下面部材
2 下向空気通路(空気導入路 8)
2a 空気孔
3 改質器
4 エアジャケット筐体
9 燃料電池部(セルスタック)
10 燃焼部
13 水平空気通路(空気導入路 8)
14 燃料電池セル
16 断熱材(内部隔壁部材 P)
17 排気通路
20 開口部
21 隙間(ガス流路)
22 スリット(孔、ガス流路)
23 通気孔(孔、ガス流路)
A(A1〜A5) 板状部材
Claims (6)
- 原燃料を水蒸気改質して燃料ガスを生成する改質器と、前記改質器よりも下方に設置されて、前記改質器で生成された燃料ガスを用いて発電する複数の燃料電池セルを有するセルスタックと、前記セルスタックから排出されるオフガスを前記改質器と前記セルスタックとの間で燃焼して、その燃焼熱を前記改質器に与える燃焼部とを内部に有する収納筐体を備え、前記収納筐体は上面部材と下面部材と側面部材とを有して構成される固体酸化物形燃料電池であって、
前記収納筐体は、前記側面部材よりも内側で、当該側面部材と間隔を空けて対面する内部隔壁部材を少なくとも一つ有し、
前記内部隔壁部材よりも内側の前記燃焼部で発生した燃焼排ガスを含む排気ガスは、前記内部隔壁部材の上端側の、前記改質器よりも上方に位置する開口部を通って前記内部隔壁部材よりも外側の前記側面部材との間の排気通路に至り、前記排気通路を流れて前記収納筐体の外部に排出されるように構成され、
前記改質器の上方には板状部材が設けられ、前記板状部材は、前記改質器の周囲に存在する前記排気ガスが、前記板状部材の下方と上方との間をつなぐガス流路を通って前記板状部材の下方から上方に移動して、前記板状部材の上方を流れた後で前記開口部に向かって流れるように構成されている固体酸化物形燃料電池。 - 前記板状部材は、前記改質器の周囲の前記開口部に近い側に存在する前記排気ガスが、前記開口部の方向に向かって最短距離で流れることを阻止するように構成されている請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。
- 前記板状部材は、前記改質器の周囲の前記開口部に近い側に存在する前記排気ガスが、前記板状部材の下面と前記改質器の上面との間を、前記開口部に向かう方向とは逆方向に流れた後で前記板状部材の上面側に至り、前記板状部材の上面側を通って前記開口部に向かうように構成されている請求項1又は2に記載の固体酸化物形燃料電池。
- 前記収納筐体の少なくとも上方を覆うように設けられるエアジャケット筐体を備え、
前記燃料電池セルでの発電に用いるために供給される空気は、前記エアジャケット筐体と前記収納筐体の前記上面部材との間に形成される水平空気通路を、前記板状部材よりも上方を流れる前記排気ガスと熱交換しながら水平方向に向かって流れ、
前記水平空気通路を流れた後の空気は、下向きに延びる下向空気通路を下方に向かって流れ、前記下向空気通路の下端近傍に形成される空気孔を通って前記収納筐体の内部に放出される請求項1〜3の何れか一項に記載の固体酸化物形燃料電池。 - 前記板状部材は、前記開口部に近い側の端部が前記内部隔壁部材に装着されている請求項1〜4の何れか一項に記載の固体酸化物形燃料電池。
- 前記板状部材には、前記改質器の周囲に存在する前記排気ガスが、前記板状部材の下方から上方に通過することを許容する孔が前記ガス流路として形成されている請求項1〜5の何れか一項に記載の固体酸化物形燃料電池。
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WO2017038782A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 京セラ株式会社 | 燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 |
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