JP2018181785A - 車両用灯具用光源モジュール及びその製造方法、並びに車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具用光源モジュール及びその製造方法、並びに車両用灯具 Download PDF

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Abstract

【課題】リード端子と第1の基板及び第2の基板との接合部分が断線することを防止し、温度変化に対する十分な耐性を確保することを可能とした車両用灯具用光源モジュールを提供する。【解決手段】発光素子が設けられた第1の基板3と、発光素子を駆動する駆動回路が設けられた第2の基板5と、第1の基板3と第2の基板5との間を電気的に接続するリード端子19a,19bとを備え、リード端子19a,19bは、第1の基板3と第2の基板5との間に、第1の基板3及び第2の基板5との接合部分に加わる応力を緩和する応力緩衝部30(屈曲部31a,31b)を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用灯具用光源モジュール及びその製造方法、並びに車両用灯具に関する。
近年の車両用灯具では、発光ダイオード(LED)の高輝度化や低コスト化が進むに従って、光源にLEDを採用したものが徐々に増えてきている。LEDは、長寿命で消費電力が少ないといったメリットがある。一方、高温になると発光効率の低下や寿命の短縮化を招くことから、ヒートシンクを用いてLEDが発する熱を外部に効率良く放熱させる必要がある(例えば、下記特許文献1を参照。)。
例えば、下記特許文献1には、LEDと、このLEDを駆動する駆動回路とが実装された回路基板をヒートシンクに取り付けて、このヒートシンクをコネクタに一体に取り付けた構成が開示されている。
しかしながら、このような構成とした場合、LEDや駆動回路を構成する実装部品を回路基板の同一面上に実装する必要がある。この場合、回路基板が大きくなることによって、車両用灯具が大型化してしまう。また、ヒートシンクとコネクタとの組み付けが非常に複雑となってしまう。
特開2011−171277号公報
そこで、本出願人は、「特願2016−205284」において、発光素子が設けられた第1の基板と、発光素子を駆動する駆動回路が設けられた第2の基板と、発光素子が発する熱を放熱させる放熱部が設けられた第1の筐体と、第1の基板及び第2の基板と電気的に接続されるコネクタ部が設けられた第2の筐体とを備え、第1の基板が第1の筐体に取り付けられ、第2の基板が第1の筐体とは非接触な状態で第2の筐体に取り付けられた車両用灯具用光源モジュールを提案している。
このような構成を採用することによって、従来のような発光素子及び駆動回路を同一基板の同一面上に実装する場合よりも、発光素子が設けられた第1の基板を小さくすることができる。また、第1の筐体に設けられた放熱部によって、発光素子が発する熱を外部へと効率良く放熱させることが可能である。一方、駆動回路が設けられた第2の基板は、第1の基板とは離間して配置されている。これにより、発光素子が発する熱の影響を受けることなく、駆動回路により発光素子を安定的に駆動することが可能である。
ところで、上述した車両用灯具用光源モジュールでは、第1の基板と第2の基板との間を電気的に接続するリード端子が、第1の基板に設けられた第1の孔部と、第2の基板に設けられた第2の孔部とにそれぞれ挿入された状態で、これら第1の孔部の周囲と第2の孔部の周囲とにそれぞれはんだ接合により固定されている。
この構成の場合、温度変化による熱ストレスを与えて耐性を確認する温度サイクル試験(TCT:Thermal Cycle Test)において、リード端子と第1の基板及び第2の基板との接合部分に、これらリード端子と第1の基板及び第2の基板との熱膨張係数の違いによる応力が加わることになる。さらに、このような温度サイクルを繰り返した場合、応力が集中する接合部分に断線が生じる可能性があることがわかった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、リード端子と第1の基板及び第2の基板との接合部分が断線することを防止し、温度変化に対する十分な耐性を確保することを可能とした車両用灯具用光源モジュール及びその製造方法、並びにそのような車両用灯具用光源モジュールを備えた車両用灯具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 発光素子が設けられた第1の基板と、
前記発光素子を駆動する駆動回路が設けられた第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板との間を電気的に接続するリード端子とを備え、
前記リード端子は、前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記第1の基板及び前記第2の基板との接合部分に加わる応力を緩和する応力緩衝部を有することを特徴とする車両用灯具用光源モジュール。
〔2〕 前記応力緩衝部は、前記第1の基板と前記第2の基板との間で前記リード端子の一部が屈曲された屈曲部を含むことを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用灯具用光源モジュール。
〔3〕 前記屈曲部は、前記リード端子が押し潰された位置を起点に屈曲して設けられていることを特徴とすることを特徴とする前記〔2〕に記載の車両用灯具用光源モジュール。
〔4〕 前記屈曲部は、互いに並行する一対の前記リード端子の対向する位置に、それぞれ互いに接近する側に向かって屈曲して設けられていることを特徴とする前記〔2〕又は〔3〕に記載の車両用灯具用光源モジュール。
〔5〕 前記屈曲部は、前記リード端子の前記第1の基板側に偏倚した位置に設けられていることを特徴とする前記〔2〕〜〔4〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
〔6〕 前記屈曲部は、前記リード端子の軸線方向に複数並んで設けられていることを特徴とする前記〔2〕〜〔4〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
〔7〕 前記リード端子は、前記第1の基板に設けられた第1の孔部と、前記第2の基板に設けられた第2の孔部とにそれぞれ挿入された状態で、前記第1の孔部の周囲と前記第2の孔部の周囲とにそれぞれはんだ接合により固定されていることを特徴とする前記〔1〕〜〔6〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
〔8〕 前記発光素子が発する熱を放熱させる放熱部が設けられた第1の筐体と、
前記第1の基板及び前記第2の基板と電気的に接続されるコネクタ部が設けられた第2の筐体とを備え、
前記第1の基板は、前記第1の筐体に取り付けられ、
前記第2の基板は、前記第1の筐体とは非接触な状態で前記第2の筐体に取り付けられていることを特徴とする前記〔1〕〜〔7〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
〔9〕 前記〔1〕〜〔8〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールを備えることを特徴とする車両用灯具。
〔10〕 発光素子が設けられた第1の基板と、
前記発光素子を駆動する駆動回路が設けられた第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板との間を電気的に接続するリード端子とを備える車両用灯具用光源モジュールの製造方法であって、
前記リード端子の前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記リード端子と前記第1の基板及び前記第2の基板との接合部分に加わる応力を緩和する応力緩衝部を形成することを特徴とする車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
〔11〕 前記応力緩衝部として、前記第1の基板と前記第2の基板との間で前記リード端子の一部を屈曲させた屈曲部を形成することを特徴とする前記〔10〕に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
〔12〕 前記屈曲部を形成する際に、
前記屈曲部を形成する前の線状のリード端子の一部を押し潰す工程と、
前記リード端子の押し潰された位置を起点にして前記リード端子を屈曲させる工程とを含むことを特徴とすることを特徴とする前記〔11〕に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
〔13〕 前記屈曲部を形成する際に、
互いに並行する一対の前記リード端子の対向する位置に、それぞれ互いに接近する側に向かって屈曲させることを特徴とする前記〔11〕又は〔12〕に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
〔14〕 前記リード端子の前記第1の基板側に偏倚した位置に前記屈曲部を形成することを特徴とする前記〔11〕〜〔13〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
〔15〕 前記屈曲部を前記リード端子の軸線方向に複数並べて形成することを特徴とする前記〔11〕〜〔13〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
〔16〕 前記第1の基板に設けられた第1の孔部と、前記第2の基板に設けられた第2の孔部とにそれぞれ前記リード端子が挿入された状態で、前記第1の孔部の周囲と前記第2の孔部の周囲とにそれぞれはんだ接合により前記リード端子が固定された車両用灯具用光源モジュールを製造する際に、
前記第2の基板の第2の孔部の周囲に前記線状のリード端子をはんだ接合により固定した後に、前記線状のリード端子に前記屈曲部を形成することを特徴とする前記〔11〕〜〔15〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
〔17〕 前記発光素子が発する熱を放熱させる放熱部が設けられた第1の筐体と、
前記第1の基板及び前記第2の基板と電気的に接続されるコネクタ部が設けられた第2の筐体とを備え、
前記第1の基板が前記第1の筐体に取り付けられ、
前記第2の基板が前記第1の筐体とは非接触な状態で前記第2の筐体に取り付けられた車両用灯具用光源モジュールを製造する際に、
前記第2の基板を前記第2の筐体に取り付けた後に、前記線状のリード端子に前記屈曲部を形成することを特徴とする前記〔11〕〜〔16〕の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
以上のように、本発明によれば、リード端子と第1の基板及び第2の基板との接合部分が断線することを防止し、温度変化に対する十分な耐性を確保することを可能とした車両用灯具用光源モジュール及びその製造方法、並びにそのような車両用灯具用光源モジュールを備えた車両用灯具を提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係る車両用灯具用光源モジュールの構成を示す斜視図である。 図1に示す車両用灯具用光源モジュールの構成を示す分解斜視図である。 図1に示す車両用灯具用光源モジュールの構成を示す断面図である。 図1に示す車両用灯具用光源モジュールのリード端子と第1の基板及び第2の基板との接合部分を示す断面図である。 応力緩和部が設けられたリード端子を示す側面図である。 リード端子に屈曲部を形成する工程を順に説明するための断面図である。 応力緩和部の変形例を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らないものとする。
先ず、本発明の一実施形態として、例えば図1〜図4に示す車両用灯具用光源モジュール1について説明する。なお、図1は、車両用灯具用光源モジュール1の構成を示す斜視図である。図2は、車両用灯具用光源モジュール1の構成を示す分解斜視図である。図3は、車両用灯具用光源モジュール1の構成を示す断面図である。図4は、車両用灯具用光源モジュール1のリード端子19a〜19dと第1の基板3及び第2の基板5との接合部分を示す断面図である。
また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を車両用灯具用光源モジュール1の前後方向、Y軸方向を車両用灯具用光源モジュール1の左右方向、Z軸方向を車両用灯具用光源モジュール1の上下方向として、それぞれ示すものとする。
本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1は、図1〜図4に示すように、車両用のLEDランプであり、例えばDICS(Direct Insert Coupler Socket) と呼ばれるカプラー付ソケットを構成するものである。
具体的に、この車両用灯具用光源モジュール1は、発光素子2が設けられた第1の基板3と、発光素子2を駆動する駆動回路4が設けられた第2の基板5と、発光素子2が発する熱を放熱させる放熱部6が設けられた第1の筐体7と、第1の基板3及び第2の基板5と電気的に接続されるコネクタ部8が設けられた第2の筐体9とを備えている。
発光素子2は、例えば白色光を発するチップLED(SMD LED)であり、第1の基板3の一面(表面)に実装されている。また、チップLEDには、車両照明用の高出力タイプのものが使用されている。なお、発光素子2の数については、1つ限らず、複数であってもよい。発光素子2が発する光の色については、上述した白色光に限らず、橙色光や赤色光など、その車両用灯具用光源モジュール1の用途に応じて適宜変更することが可能である。さらに、上述した赤色光、橙色光、白色光のうち、少なくとも2種以上の色の異なる発光素子2が、第1の基板3に実装されていてもよい。
第1の基板3は、矩形平板状のプリント配線基板(PWB)であり、絶縁基板の一面(表面)に発光素子2と電気的に接続される配線(図示せず。)が設けられた片面配線基板からなる。第1の基板3には、この第1の基板3を貫通する複数(本実施形態では2つ)の第1の孔部10a,10bが設けられている。第1の孔部10a,10bは、後述するコネクタ部8のリード端子19a,19bが挿入される部分であり、この第1の孔部10a,10bの周囲には、上述した発光素子2と電気的に接続される配線の一部を形成するランド(図示せず。)が設けられている。
第2の基板5は、第1の基板3よりも大きい矩形平板状のプリント回路基板(PCB)であり、上述したPWBに駆動回路4を構成する実装部品(図示せず。)が実装された構造を有している。第2の基板5は、絶縁基板の少なくとも一面(表面)又は両面(表面及び裏面)に実装部品と電気的に接続される配線(図示せず。)が設けられた片面又は両面配線基板からなる。
第2の基板5には、この第2の基板5を貫通する複数(本実施形態では4つ)の第2の孔部11a〜11dが設けられている。第2の孔部11a〜11dは、後述するコネクタ部8のリード端子19a〜19dが挿入される部分であり、この第2の孔部11a〜11dの周囲には、上述した駆動回路4を構成する実装部品と電気的に接続される配線の一部を形成するランド(図示せず。)が設けられている。
第1の筐体7は、略円形平板状の前壁部7aと、前壁部7aの前面側及び背面側の周囲を囲む略円筒状の周壁部7bと、周壁部7bの背面側から径径方向に突出された略円環平板状の拡径部7cと、拡径部7cの背面側の周囲を囲む略円筒状の延長部7dとを有している。また、拡径部7cの背面には、四隅が丸みを帯びた略矩形筒状の嵌合凸部12が突出して設けられている。
放熱部6は、発光素子2が発する熱を外部に効率良く放熱させるため、第1の筐体7の少なくとも一部又は全部において、熱電導性の高い金属材料や樹脂材料、これらの複合材料などを用いることによって構成されている。すなわち、放熱部6は、第1の筐体7に放熱部材(ヒートシンク)を取り付けられた構成や、第1の筐体7自体を放熱部材(ヒートシンク)とした構成とすることが可能である。
さらに、第1の筐体7には、放熱部6による放熱面積を拡大するため、延長部7dの一部を切り欠く複数(本実施形態では3つ)のスリット13が設けられている。各スリット13は、延長部7dの後端側から延長部7dを一定の幅で前後方向に切り欠くように形成されている。また、複数のスリット13は、延長部7dの周方向に略均等に並んで配置されている。
第1の筐体7には、前壁部7aを貫通する複数(本実施形形態では2つ)の第3の孔部14a,14bが設けられている。第3の孔部14a,14bは、後述するコネクタ部8のリード端子19a,19bを非接触な状態で貫通させるため、第1の孔部10a,10bよりも大きな径を有している。なお、第3の孔部14a,14bについては、必ずしもリード端子19a,19bの数に合わせて設ける必要はなく、複数のリード端子19a,19bを非接触な状態で貫通させる1つの孔部(開口部)として形成することも可能である。
第2の筐体9は、四隅が丸みを帯びた略矩形平板状の後壁部9aと、後壁部9aの背面側に位置して四隅が丸みを帯びた略矩形筒状のソケット部9bと有している。また、後壁部9aの前面には、四隅が丸みを帯びた略矩形枠状の嵌合凹部15が設けられている。嵌合凹部15は、後壁部9aの外周部から前方に向けて突出された外側周壁15aと、外側周壁15aの内側から前方に向けて突出された内側周壁15bとの間に設けられている。
また、第2の筐体9は、後壁部9aの前面から突出された台座部16を有している。台座部16は、後壁部9aの中央部に位置して、後壁部9aの前面よりも一段高くなる平面視で円形状の段差面を形成している。また、台座部16の中央部には、円柱状の突起部17が突出して設けられている。一方、第2の基板5の中央部には、この突起部17を貫通させる第4の孔部18が設けられている。
コネクタ部8は、ソケット部9bの内側に複数(本実施形態では4つ)のリード端子19a〜19dを有している。各リード端子19a〜19dは、後壁部9aを前後方向に貫通した状態で、第2の筐体9に一体に取り付けられている。また、複数のリード端子19a〜19dは、後壁部9aの前面側において相対的に長くなる一対のリード端子19a,19bと、後壁部9aの前面側において相対的に短くなる一対のリード端子19c,19dとから構成されている。
以上のような構成を有する車両用灯具用光源モジュール1において、第2の基板5は、第4の孔部18に突起部17を貫通させた状態で、この突起部17の先端を熱カシメすることによって、台座部16の段差面上に取り付けられている。また、第2の基板5は、4つの第2の孔部11a〜11dに4つのリード端子19a〜19dをそれぞれ貫通させた状態で、各第2の孔部11a〜11dの周囲にあるランドと、各リード端子19a〜19dとをはんだ接合により固定することによって、リード端子19a〜19dと電気的に接続されている。
これにより、車両用灯具用光源モジュール1では、第2の筐体9の前面側に第2の基板5が取り付けられた状態となっている。この状態から、第2の筐体9の前面側に設けられた嵌合凹部15に、第1の筐体7の背面側に設けられた嵌合凸部12が嵌合された状態で、嵌合凹部15に注入された接着剤Sによって、嵌合凹部15に嵌合された嵌合凸部12が全周に亘って固定される。
これにより、車両用灯具用光源モジュール1では、第1の筐体7の背面側と第2の筐体9の前面側とが一体に取り付けられた状態となっている。また、この状態において、第2の基板5は、第1の筐体7の周壁部7bとは非接触な状態で、前壁部7aの背面と空間を隔てて対向して配置されている。また、第3の孔部14a,14bは、一対の長いリード端子19a,19bを非接触な状態で貫通させている。
この状態から、第1の基板3は、熱伝導性の高い接着剤(図示せず。)を用いて、前壁部7aの前面に取り付けられている。また、第1の基板3は、前壁部7aが金属などの導電性材料からなる場合、第1の筐体7とは電気的に絶縁された状態で取り付けられる。
また、第1の基板3は、一対の第1の孔部10a,10bに一対の長いリード端子19a,19bをそれぞれ貫通させた状態で、各第1の孔部10a,10bの周囲にあるランドと、各リード端子19a,19bとをはんだ接合により固定することによって、リード端子19a,19bと電気的に接続されている。
これにより、複数のリード端子19a〜19dのうち、一対の長いリード端子19a,19bは、第1の基板3及び第2の基板5に設けられた配線のうち、発光素子2及び駆動回路4に給電するための給電線及び接地線と電気的に接続されている。一方、一対の短いリード端子19c,19dは、第2の基板5に設けられた配線のうち、駆動回路4に制御信号を伝送するための制御線と電気的に接続されている。
一対の長いリード端子19a,19bは、第1の基板3と第2の基板5との間に、第1の基板3及び第2の基板5との接合部分に加わる応力を緩和する応力緩衝部30を有している。
ここで、応力緩衝部30が設けられたリード端子19a,19bを図5に示す。
応力緩衝部30は、図5に示すように、第1の基板3と第2の基板5との間でリード端子19a,19bの一部が屈曲された屈曲部31a,31bからなる。また、屈曲部31a,31bは、互いに並行するリード端子19a,19bの対向する位置に、それぞれ互いに接近する側に向かって屈曲して設けられている。
屈曲部31a,31bは、リード端子19a,19bが押し潰された位置(以下、押潰部という。)Cを起点に屈曲して設けられている。これにより、押潰部Cを起点にしてリード端子19a,19bを正確に所望の角度で屈曲させることができる。
なお、本実施形態では、押潰部Cを起点にリード端子19a,19bを約150°の角度で折り曲げている。但し、リード端子19a,19bの折り曲げ角度については、このような角度に必ずしも限定されるものではない。
また、屈曲部31a,31b(押潰部C)は、リード端子19a,19bの第1の基板3側に偏倚した位置に設けられていることが好ましい。発光素子2が発する熱によって、リード端子19a,19bの第1の基板3側の接合部分に加わる応力は、リード端子19a,19bの第2の基板5側の接合部分に加わる応力よりも大きくなる。
したがって、リード端子19a,19bの第1の基板3側に偏倚した位置に屈曲部31a,31b(押潰部C)を設けることで、第1の基板3及び第2の基板5との接合部分に加わる応力を効率良く緩和することが可能である。
また、屈曲部31a,31b(押潰部C)は、第2の基板5からできるだけ離した方が好ましい。これにより、折り曲げ(押し潰し)時に使用する治具と駆動回路4との接触を回避することができる。
なお、応力緩衝部30が設けられたリード端子19a,19bについては、従来よりリード端子19a〜19dとして一般に用いられている黄銅よりも、例えばリン青銅などのばね性に富んだ材質のものを用いることが好ましい。
以上のように構成される車両用灯具用光源モジュール1は、上述したカプラー付ソケットとして、拡径部7cの外周に取り付けられたリング状のシール部材(Oリング)20を介して、車両用灯具を構成する灯体(図示せず。)の背面側に設けられた孔部から灯体の内側へと着脱自在に収容することが可能となっている。
以上のように、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、発光素子2が設けられた第1の基板3が第1の筐体7に取り付けられ、駆動回路4が設けられた第2の基板5が第1の筐体7とは非接触な状態で第2の筐体9に取り付けられている。
これにより、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、従来のような発光素子2及び駆動回路4を同一基板の同一面上に実装する場合よりも、発光素子2が設けられた第1の基板3を小さくすることが可能である。また、第1の筐体7に設けられた放熱部6によって、発光素子2が発する熱を外部へと効率良く放熱させることできる。
一方、駆動回路4が設けられた第2の基板5は、第1の基板3とは離間して配置されている。これにより、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、発光素子2が発する熱の影響を受けることなく、駆動回路4により発光素子2を安定的に駆動することが可能である。
さらに、第2の基板5は、後壁部9aの前面と空間を隔てて台座部16に取り付けられている。これにより、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、駆動回路4を構成する実装部品を第2の基板5の表面側だけなく裏面側にも配置することが可能である。その結果、駆動回路4を構成する実装部品を第2の基板5の表面側のみに配置する場合よりも、第2の基板5を小さくすることが可能である。
以上のようにして、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、冷却性能に優れた構造とし、なお且つ、更なる小型化が可能である。
ところで、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、第1の基板3と第2の基板5との間を電気的に接続するリード端子19a,19bが、第1の基板3に設けられた第1の孔部10a,10bと、第2の基板に設けられた第2の孔部11a,11bとにそれぞれ挿入された状態で、これら第1の孔部10a,10bの周囲と第2の孔部11a,11bの周囲とにそれぞれはんだ接合により固定されている。
この構成の場合、温度変化による熱ストレスを与えて耐性を確認する温度サイクル試験(TCT:Thermal Cycle Test)において、リード端子19a,19bと第1の基板3及び第2の基板5との接合部分に、これらリード端子19a,19bと第1の基板3及び第2の基板5との熱膨張係数の違いによる応力が加わることになる。
これに対して、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、リード端子19a,19bの第1の基板3と第2の基板5との間に、これらリード端子19a,19bと第1の基板3及び第2の基板5との接合部分に加わる応力を緩和する応力緩衝部30が設けられている。
具体的に、この応力緩衝部30は、リード端子19a,19bの一部を屈曲させた屈曲部31a,31bからなることで、上述した温度サイクルを繰り返した際に、この屈曲部31a,31bを弾性変形させることによって、リード端子19a,19bと第1の基板3及び第2の基板5との接合部分に加わる応力を緩和することが可能である。
これにより、本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1では、リード端子19a,19bと第1の基板3及び第2の基板5との接合部分が断線することを防止し、温度変化に対する十分な耐性を確保することが可能である。
次に、上記本実施形態の車両用灯具用光源モジュール1の製造方法として、リード端子19a,19bに屈曲部31a,31bを形成する工程について、図6(a)〜(d)を参照しながら説明する。なお、図6(a)〜(d)は、リード端子19a,19bに屈曲部31a,31bを形成する工程を順に説明するための断面図である。
リード端子19a,19bに屈曲部31a,31bを形成する際は、先ず、図6(a)に示すように、第2の筐体9の後壁部9aを前後方向に貫通した状態でリード端子19a〜19dをソケット部9bの内側に圧入する。
次に、図6(b)に示すように、第2の基板5の第4の孔部18に突起部17を貫通させた状態で、この突起部17の先端を熱カシメすることによって、台座部16の段差面上に第2の基板5を取り付ける。
また、第2の基板5は、各第2の孔部11a〜11dに各リード端子19a〜19dをそれぞれ貫通させた状態で、各第2の孔部11a〜11dの周囲にあるランドと、各リード端子19a〜19dとをはんだ接合により固定する。このとき、一対の長いリード端子19,19は、屈曲部31a,31bを形成する前の線状に形成された状態である。また、リード端子19,19の断面形状は、例えば円形状又は矩形状であればよく、その断面形状について特に限定されるものではない。
次に、図6(c)に示すように、互いに並行する線状のリード端子19a,19bの対向する位置を、それぞれ互いに接近する側に向かって押し潰す。これにより、各リード端子19a,19bの第1の基板3側に偏倚した位置に押潰部Cを形成する。
次に、図8に示すように、押潰部Cを起点にして線状のリード端子19a,19bの対向する位置を、それぞれ互いに接近する側に向かって屈曲させる。これにより、各リード端子19a,19bの第1の基板3側に偏倚した位置に屈曲部31a,31bを形成する。
本実施形態における車両用灯具用光源モジュール1の製造方法では、ソケット部9bの内側にリード端子19a〜19dを圧入する必要がある。このため、ソケット部9bの内側にリード端子19a〜19dを圧入する前に、リード端子19a,19bに屈曲部31a,31bを設けることは困難である。
これに対して、本実施形態では、第2の基板5を第2の筐体9(台座部16)に取り付けた後に、線状のリード端子19a,19bに屈曲部31a,31bを形成する。これにより、ソケット部9bの内側に線状のリード端子19a,19bを圧入した後に、このリード端子19a,19bに屈曲部31a,31bを設けることが可能である。
したがって、本実施形態によれば、上述した屈曲部31a,31bの形成工程を採用することによって、信頼性の高い車両用灯具用光源モジュール1を製造することが可能である。
なお、応力緩衝部30については、上述した屈曲部31a,31bからなる構成に必ずしも限定されるものではなく、例えば図7(a),(b)に示すような構成とすることも可能である。
具体的に、応力緩衝部30は、図7(a)に示すように、リード端子19a,19bの軸線方向に複数の屈曲部31a,31bが並んで設けられた構成としてもよい。
また、応力緩衝部30は、図7(b)に示すように、リード端子19a,19bに曲げ方向の異なる屈曲部31a,31bが設けられた構成としてもよい。
また、応力緩衝部30については、上述したリード端子19a,19bの一部を屈曲させたものに限らず、リード端子19a,19bの一部を湾曲させたものや、リード端子19a,19bの一部をコイル状に加工したものなどを用いることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1の基板3は、上述した発光素子2のみが実装された構成に必ずしも限定されるものではなく、発光素子2の他にも、駆動回路4を構成する実装部品の一部が実装された構成としてもよい。また、第1の基板3及び第2の基板5には、上述した発光素子2や駆動回路4を構成する実装部品以外の電子部品等を実装することも可能である。
また、上記第2の基板5は、上述した台座部16に中央部が固定された構成に限らず、この第2の基板5の周辺部に設けられた複数の台座部の段差面上に固定される構成であってもよい。また、第2の基板5を台座部16に固定する方法については、上述した熱カシメに限定されることなく、例えばネジ止め等により固定することも可能である。
また、上記第1の筐体7及び第2の筐体9は、上述した嵌合凸部12と嵌合凹部15との嵌合により一体に取り付けられた構成となっているが、このような構成に限定されることなく、例えばネジ止め等により一体に取り付けることも可能である。但し、第1の筐体7から第2の筐体9への熱の移動を阻止できる構造とすることが望ましい。
また、上記発光素子2については、上述したチップLED(SMD LED)に必ずしも限定されるものではなく、第1の基板3に実装可能なLED素子であればよい。また、発光素子2の種類については、上述したLEDの他にも、例えばレーザーダイオード(LD)や有機EL(OLED)等の半導体発光素子を用いることが可能である。
また、本発明は、上述したDICSを構成する車両用灯具用光源モジュール1に本発明を適用したものに限らず、例えば、車両用前照灯(ヘッドランプ)、テールランプ(尾灯)、車幅灯(ポジションランプ)、補助前照灯(サブヘッドランプ)、前部(後部)霧灯(フォグランプ)、昼間点灯用(デイタイム・ランニング)ランプ、リッドランプ、ブレーキランプ(ストップランプ)、バックランプ、方向指示器(ウィンカーランプ/ターンランプ)などの車両用灯具に用いられる車両用灯具用光源モジュールに対して、本発明を幅広く適用することが可能である。
例えば、本発明では、白色光と橙色光とを発する発光素子2がそれぞれ実装されたDICSを光源として使用し、導光棒や導光板などの導光体と組み合わせることによって、DRL(Daytime Running Lamps)とターンランプ、又は、ポジションランプとターンランプとの2つの機能を持った車両用灯具を構成することが可能である。
一方、本発明では、赤色光と橙色光とを発する発光素子2がそれぞれ実装されたDICSを光源として使用し、導光棒や導光板などの導光体と組み合わせることによって、テールランプとターンランプとの2つの機能を持った車両用灯具を構成することが可能である。
一方、本発明では、赤色光と橙色光と白色光とを発する発光素子2がそれぞれ実装されたDICSを光源として使用し、導光棒や導光板などの導光体と組み合わせることによって、テールランプとターンランプとバックランプとの3つの機能を持った車両用灯具を構成することが可能である。
1…車両用灯具用光源モジュール 2…発光素子 3…第1の基板 4…駆動回路 5…第2の基板 6…放熱部 7…第1の筐体 7a…前壁部 7b…周壁部 7c…拡径部 7d…延長部 8…コネクタ部 9…第2の筐体 9a…後壁部 9b…ソケット部 10a,10b…第1の孔部 11a〜11d…第2の孔部 12…嵌合凸部 13…スリット 14a,14b…第3の孔部 15…嵌合凹部 15a…外側周壁 15b…内側周壁 16…台座部 17…突起部 18…第4の孔部 19a〜19d…リード端子 20…シール部材 30…応力緩衝部 31a,31b…屈曲部 C…押潰部 S…接着剤

Claims (17)

  1. 発光素子が設けられた第1の基板と、
    前記発光素子を駆動する駆動回路が設けられた第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間を電気的に接続するリード端子とを備え、
    前記リード端子は、前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記第1の基板及び前記第2の基板との接合部分に加わる応力を緩和する応力緩衝部を有することを特徴とする車両用灯具用光源モジュール。
  2. 前記応力緩衝部は、前記第1の基板と前記第2の基板との間で前記リード端子の一部が屈曲された屈曲部を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具用光源モジュール。
  3. 前記屈曲部は、前記リード端子が押し潰された位置を起点に屈曲して設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具用光源モジュール。
  4. 前記屈曲部は、互いに並行する一対の前記リード端子の対向する位置に、それぞれ互いに接近する側に向かって屈曲して設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用灯具用光源モジュール。
  5. 前記屈曲部は、前記リード端子の前記第1の基板側に偏倚した位置に設けられていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
  6. 前記屈曲部は、前記リード端子の軸線方向に複数並んで設けられていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
  7. 前記リード端子は、前記第1の基板に設けられた第1の孔部と、前記第2の基板に設けられた第2の孔部とにそれぞれ挿入された状態で、前記第1の孔部の周囲と前記第2の孔部の周囲とにそれぞれはんだ接合により固定されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
  8. 前記発光素子が発する熱を放熱させる放熱部が設けられた第1の筐体と、
    前記第1の基板及び前記第2の基板と電気的に接続されるコネクタ部が設けられた第2の筐体とを備え、
    前記第1の基板は、前記第1の筐体に取り付けられ、
    前記第2の基板は、前記第1の筐体とは非接触な状態で前記第2の筐体に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュール。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールを備えることを特徴とする車両用灯具。
  10. 発光素子が設けられた第1の基板と、
    前記発光素子を駆動する駆動回路が設けられた第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間を電気的に接続するリード端子とを備える車両用灯具用光源モジュールの製造方法であって、
    前記リード端子の前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記リード端子と前記第1の基板及び前記第2の基板との接合部分に加わる応力を緩和する応力緩衝部を形成することを特徴とする車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
  11. 前記応力緩衝部として、前記第1の基板と前記第2の基板との間で前記リード端子の一部を屈曲させた屈曲部を形成することを特徴とする請求項10に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
  12. 前記屈曲部を形成する際に、
    前記屈曲部を形成する前の線状のリード端子の一部を押し潰す工程と、
    前記リード端子の押し潰された位置を起点にして前記リード端子を屈曲させる工程とを含むことを特徴とすることを特徴とする請求項11に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
  13. 前記屈曲部を形成する際に、
    互いに並行する一対の前記リード端子の対向する位置に、それぞれ互いに接近する側に向かって屈曲させることを特徴とする請求項11又は12に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
  14. 前記リード端子の前記第1の基板側に偏倚した位置に前記屈曲部を形成することを特徴とする請求項11〜13の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
  15. 前記屈曲部を前記リード端子の軸線方向に複数並べて形成することを特徴とする請求項11〜13の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
  16. 前記第1の基板に設けられた第1の孔部と、前記第2の基板に設けられた第2の孔部とにそれぞれ前記リード端子が挿入された状態で、前記第1の孔部の周囲と前記第2の孔部の周囲とにそれぞれはんだ接合により前記リード端子が固定された車両用灯具用光源モジュールを製造する際に、
    前記第2の基板の第2の孔部の周囲に前記線状のリード端子をはんだ接合により固定した後に、前記線状のリード端子に前記屈曲部を形成することを特徴とする請求項11〜15の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
  17. 前記発光素子が発する熱を放熱させる放熱部が設けられた第1の筐体と、
    前記第1の基板及び前記第2の基板と電気的に接続されるコネクタ部が設けられた第2の筐体とを備え、
    前記第1の基板が前記第1の筐体に取り付けられ、
    前記第2の基板が前記第1の筐体とは非接触な状態で前記第2の筐体に取り付けられた車両用灯具用光源モジュールを製造する際に、
    前記第2の基板を前記第2の筐体に取り付けた後に、前記線状のリード端子に前記屈曲部を形成することを特徴とする請求項11〜16の何れか一項に記載の車両用灯具用光源モジュールの製造方法。
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