JP2018180969A - 運転情報通知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本開示は、進行方向の運転情報をブレーキ情報から判定し、ユーザーに通知することでユーザーの快適性・安全性を向上する運転情報通知システムを提供することを目的とする。【解決手段】この目的を達成するために本発明は、車両2のブレーキペダルに設けられブレーキペダルに生じた歪みからブレーキ踏力を検出する踏力検出手段4と、踏力検出手段4の動作地点の位置情報を取得する位置情報取得手段5と、踏力検出手段4から取得した踏力情報と位置情報からドライバーの運転情報を判定する運転情報判定手段7と、運転評価を元にドライバーの運転情報を通知する通知手段8と、構成とした。【選択図】図6
Description
本開示は、車両を運転しているドライバーの運転情報を通知する運転情報通知システムに関する。
従来、車両を運転しているドライバーの車両運転ログを取得していた。(特許文献1)また、車両の運転が安全運転であるか評価していた。(特許文献2)
しかしながら、従来のシステムでは、ドライバーの車両運転ログから運転評価を判別したり安全運転の評価をしたりできていたが、ドライバーの運転から疲労度や運転習熟度などの詳細な運転情報を取得・通知することはできていないと言う課題があった。
本発明は上記課題を解決し、ドライバーのブレーキ操作から運転情報を取得し、通知するシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、車両のブレーキペダルに設けられ前記ブレーキペダルに生じた歪みからブレーキ踏力を検出する踏力検出手段と、前記ブレーキ検出手段の動作地点の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記踏力検出手段から取得した踏力情報と位置情報からドライバーの運転情報を判定する運転情報判定手段と、ドライバーの運転情報を通知する通知手段と、を備えた構成とした。
上記構成により本発明は、ドライバーの運転評価から。
以下に、各形態の運転情報通知システムについて図面を用いて説明をする。なお、各図面において、同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、各実施
の形態における各構成要素は矛盾のない範囲で任意に組み合わせても良い。
の形態における各構成要素は矛盾のない範囲で任意に組み合わせても良い。
(運転情報通知システムが取り得る形態の一例)
以下に、運転情報通知システムの取り得る一例について説明する。
以下に、運転情報通知システムの取り得る一例について説明する。
1.運転情報通知システムが通知する運転情報とその判定
車を運転しているドライバーや、家族や知人、教習員、ドライバーの雇用主などが、ドライバーの運転内容を把握することができればドライバーの運転技能向上や安全運転などを図ることができる。ドライバーが普通自動車運転免許を取得したばかりで運転の練習中であったり、普通自動車運転免許を取得すべく自動車教習所に通っている最中であったりした場合には、ブレーキの踏み方などの運転評価を把握してドライバーの運転の評価をすることができれば、ドライバーの運転技能の向上を図ることができる。運転に慣れたドライバーであっても疲労が蓄積したり、眠気を感じたりした場合には、安全運転をすることが困難になる場合になり、この様なドライバーの運転状態を把握することができれば、ドライバーに安全運転を促すことができる。運転情報通知システム1は、この様な、運転評価や運転状態を踏力情報から運転情報として判定し、ドライバーに通知することによって、運転技能の向上や安全運転の実現をする。
車を運転しているドライバーや、家族や知人、教習員、ドライバーの雇用主などが、ドライバーの運転内容を把握することができればドライバーの運転技能向上や安全運転などを図ることができる。ドライバーが普通自動車運転免許を取得したばかりで運転の練習中であったり、普通自動車運転免許を取得すべく自動車教習所に通っている最中であったりした場合には、ブレーキの踏み方などの運転評価を把握してドライバーの運転の評価をすることができれば、ドライバーの運転技能の向上を図ることができる。運転に慣れたドライバーであっても疲労が蓄積したり、眠気を感じたりした場合には、安全運転をすることが困難になる場合になり、この様なドライバーの運転状態を把握することができれば、ドライバーに安全運転を促すことができる。運転情報通知システム1は、この様な、運転評価や運転状態を踏力情報から運転情報として判定し、ドライバーに通知することによって、運転技能の向上や安全運転の実現をする。
ドライバーの運転評価としては、運転の習熟度があげられる。ドライバーがブレーキを踏むタイミングは個人個人で異なる。ドライバーが急ブレーキを踏む割合が多ければ、ドライバーにブレーキが遅いことを通知してドライバーがブレーキを早めに踏むように促せばドライバーの運転技能を向上させることができる。また、ブレーキを長く浅く踏んでいる割合が多ければ、ドライバーがブレーキを踏むタイミングが早すぎるため、もっと停車地点に近づいてからブレーキを踏むように促せばドライバーの運転技能を向上させることができる。カーブを運転する場合には、カーブに侵入する前に十分に減速しているか、カーブを走行中に減速しすぎていないかといった運転評価を、ブレーキの踏み方で判定することができる。これに対し、「もっと早めにブレーキを踏みましょう」、「カーブではもっと早めにブレーキを離しましょう」などの通知をすることで、カーブを走行する際のドライバーの運転技能の向上を図ることができる。また、これらの運転評価を地図データなどを用いて信号、カーブ、住宅街などの運転環境を正確に把握し運転環境ごとに運転評価の評価をすることで、より正確な運転技能の評価をすることができ、さらにドライバーの運転技能の向上に貢献することができる。ドライバーの運転評価の判定には、予め理想となるブレーキの踏み方を記録しておき、その理想の踏み方と照合することによって、運転評価を判定する。また、自動ブレーキ搭載の車において、カメラなどで前方を走る車の車間を割り出し、ブレーキを踏むタイミングが遅い・早いをドライバーに通知することができる。
ドライバーの運転状態としては、疲労状態があげられる。ドライバーが疲労している場合には、眠気を感じているときにブレーキを踏み続け、一瞬目が覚めたときにブレーキを離し、時間があまり経過していないのにまた眠気によりブレーキを踏み続けるなどの通常の走行とは異なるブレーキの踏み方をすることがある。踏力情報からこの様なブレーキの踏み方を検出したときには、ドライバーが眠気を感じ、安全運転をすることができていないと判定することができる。ドライバーの運転状態としては、疲労だけではなく、病気などのドライバーに異常が発生した場合でも踏力情報からドライバーの運転状態を判定できる。
2.運転情報通知システムの構成
以下に、運転情報通知システムが取り得る形態の一例の構成を示す。
以下に、運転情報通知システムが取り得る形態の一例の構成を示す。
図1は運転情報通知システムの取り得る形態の一例の構成を示した図である。
運転情報通知システム1は、車両2と、車両2と情報の通信を行う情報センター3とを有している。情報センター3はドライバーの車両2の周囲環境の情報を取得している。
まず、車両2が備えている構成について説明する。
車両2は、ドライバーの操縦により、道路を走行するものであり、ブレーキペダルに搭載された踏力検出手段4と、踏力検出手段4が動作した位置情報を取得する位置情報取得手段5と、踏力検出手段4で検出したブレーキペダルの踏力情報を情報センター3と通信する通信手段6と、道路の運転情報をユーザーに通知する通知手段8を有している。
踏力検出手段4は、ドライバーがブレーキペダルを踏むことによりブレーキペダルに生じた踏力を検出する。ブレーキペダルユニットは、一般的にドライバーが踏むプレートと、プレートを支持し、ドライバーの踏力を伝達するペダルアームと、ペダルアームを支持しペダルアームの踏力を介してロッドに伝達するクレビス・クレビスピンと、ホイルシリンダにブレーキ液を圧送するマスターシリンダと、ブレーキペダルの操作に応じた反力を発生させるシミュレータと、踏力をマスターシリンダに伝達するロッドにより構成されている。踏力検出手段4としては、プレート、ペダルアーム、クレビス・クレビスピン、ロッド、マスタシリンダ、シミュレータのいずれかに歪ゲージや歪抵抗素子を設ける構成であっても良い。または、起歪体に歪ゲージや歪抵抗素子を設け、起歪体をプレート、ペダルアーム、クレビス・クレビスピン、ロッド、マスタシリンダ、シミュレータに歪ゲージや歪抵抗素子を設ける構成であっても良い。このように、踏力検出手段4はブレーキペダルを構成する部材に生じた歪みを検出することができればよく、歪ゲージや歪抵抗素子以外の検出手段を採用しても良い。踏力検出手段4は、ブレーキペダルに生じた歪みを直接検出するため、ストロークセンサや油圧センサを用いた場合よりも踏力の変化に対する応答性・検出感度がよく、ドライバーがブレーキペダルを踏み切った後にさらに加えた踏力を検出することができる。これにより、急ブレーキを踏んだ場合に高精度に急ブレーキを検出することができる。また、踏力検出手段4はブレーキペダルの遊びの範囲から踏力を検出することができるため、ドライバーが軽くブレーキペダルに足を置いたことも検出することができる。これにより、ドライバーがブレーキペダルを踏む場合に、ドライバーの予備動作から踏力を検出することができるため、ストロークセンサや油圧センサよりも早く踏力を検出することができる。
位置情報取得手段5は、車両2に備えられたGPS(Grobal Positioning System)測定部、距離センサ(図示せず)、方位センサ(図示せず)の出力により、車両2の位置情報を取得する。位置情報取得手段5として、GPS測定部、距離センサ、方位センサの全てを使うか、これらの一部のみを使用するか、組み合わせて使用するかは、必要に応じて選択できる。位置情報取得手段5は、踏力検出手段4が動作した位置情報を取得し情報センター3に送信する。位置情報取得手段5が位置情報を取得することにより、ドライバーがどこでどのようにブレーキを踏んだか、という情報を取得することができる。これにより、運転情報を取得した場所の情報を取得することができる。
通信手段6は、踏力検出手段4、位置情報取得手段5、通知手段8、情報センター3と通信を行う。通信手段6と踏力検出手段4及び位置情報取得手段5は有線または無線により通信を行う。通信手段6と通知手段8は有線または無線により通信を行う。通信手段6と情報センター3とは、無線により通信を行う。通信手段6と情報センター3との間の通信手段6としては、携帯電話網、Wi−Fi等の無線LAN(Local Area Network)、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)、車車間通信システム(CVSS:Connected Vehicles Suport System)、携帯などのL
TE/3Gなどの通信方式などを採用することができる。運転情報通知システム1の使用環境等に応じて適宜選択できる。通信手段6は、踏力検出手段4で検出した踏力情報を情報センター3に送信し、情報センター3から受信した運転情報を通知手段8に送信している。また、このときに位置情報取得手段5で取得した踏力検出手段4が動作した位置情報も一緒に情報センター3に送信している。通知手段8を2つ設け、踏力検出手段4と通知手段8の両方と通信する構成となっているが、踏力情報を情報センター3に送信する通信手段6と運転情報を通知手段8に送信する通信手段6を別の構成としても良い。通信手段6と情報センター3との通信は常時行っても良いが、Wi−Fi等の無線LANを利用可能な場所に来たときのみ通信を行うようにしても良い。通信手段6が常時通信するようにすればユーザーは常に最新の情報を得ることができ、Wi−Fi等の無線LANが利用可能なときのみ通信するようにすれば省エネを図ることができる。通信するタイミングは運転情報通知システム1の使用環境等によって適宜選択可能であり、ユーザーが自分で設定できるようにしても良い。
TE/3Gなどの通信方式などを採用することができる。運転情報通知システム1の使用環境等に応じて適宜選択できる。通信手段6は、踏力検出手段4で検出した踏力情報を情報センター3に送信し、情報センター3から受信した運転情報を通知手段8に送信している。また、このときに位置情報取得手段5で取得した踏力検出手段4が動作した位置情報も一緒に情報センター3に送信している。通知手段8を2つ設け、踏力検出手段4と通知手段8の両方と通信する構成となっているが、踏力情報を情報センター3に送信する通信手段6と運転情報を通知手段8に送信する通信手段6を別の構成としても良い。通信手段6と情報センター3との通信は常時行っても良いが、Wi−Fi等の無線LANを利用可能な場所に来たときのみ通信を行うようにしても良い。通信手段6が常時通信するようにすればユーザーは常に最新の情報を得ることができ、Wi−Fi等の無線LANが利用可能なときのみ通信するようにすれば省エネを図ることができる。通信するタイミングは運転情報通知システム1の使用環境等によって適宜選択可能であり、ユーザーが自分で設定できるようにしても良い。
運転情報判定手段7は、踏力検出手段4から取得した踏力情報、位置情報取得手段から取得した位置情報を基にドライバーの運転評価とドライバーの運転状態を判定する。運転情報判定手段7は、踏力情報と位置情報を記録する記録部と、踏力情報と位置情報から運転評価と運転状態とを判定する処理部を有している。
通知手段8には、車両2に搭載されたカーナビゲーション装置等の車載端末装置が用いられている。運転情報判定手段7で判定した運転情報を車載端末装置に表示してユーザーに通知する。車載端末装置のディスプレイに運転技能の評価を表示したり、ドライバーが居眠りなどの異常状態になった場合には、その旨の通知をしたりすることで、ドライバーの運転技能の向上やドライバーの安全運転を実現する。なお、車載端末装置として説明したが、車載端末装置に限られず、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの外部端末を用いても良いし、ホームページにアクセスすれば運転技能を確認できるようにしても良い。
車両2が備えるその他の構成について以下に説明する。上記構成で運転情報通知システム1は動作するが、以下の構成をさらに備えれば、運転情報の判定精度が向上する。
ステアリングの舵角、操舵量を検出するステアリング操作検出手段9を備える。ステアリング操作検出手段9には舵角センサが用いられる。なお、ステアリングの舵角、操舵量が検出で切れば、舵角センサに限られず、トルクセンサなどを用いても良い。ステアリング操作検出手段9は、ステアリングの操作情報を検出し、踏力情報と一緒に運転情報判定手段7にステアリング操作情報を送信する。ステアリングの操作情報と踏力情報をあわせて運転情報を判定することで、より正確な運転評価の判定をすることができる。
車両2に加わる慣性力を検出する慣性力検出手段10を備える。慣性力検出手段10には慣性力を検出する角速度センサ、加速度センサが用いられる。慣性力検出手段10が検出した慣性力情報を踏力情報と一緒に運転情報判定手段7に送信することで、慣性力情報を用いた運転評価の判定ができる。車両2に加わる慣性力を踏力情報と合わせて判定することでより正確な運転評価の判定をすることができ、特に、カーブの走行時の運転評価の判定に有効である。
ドライバーが運転している車両2と、車両2の周囲を走行している車両2の間の距離を測る測距手段11を備える。測距手段11としては、超音波センサやレーザレーダなどの距離を検出できるセンサが用いられる。測距手段11が検出した他の車両2との距離情報を踏力情報と一緒に運転情報判定手段7に送信する。踏力情報と距離情報を合わせて運転評価を評価することで、車間距離の取り方や、交通の流れに乗れているか、などの交通状
況を評価することができる。
況を評価することができる。
車両2の内部の様子を撮影する車室内カメラ12を備える。車室内カメラ12は車室内の様子を撮影し、車室内情報として踏力情報と一緒に運転情報判定手段7に送信する。車室内情報と踏力情報を合わせて評価することで、余所見によるブレーキの遅れなどの運転評価の評価をより正確に行うことができる。
車両2の外部の様子を撮影する車室外カメラ13を備える。車室外カメラ13は車室外の様子を撮影し、車室外情報として踏力情報と一緒に運転情報判定手段7に送信する。これにより、路面の凍結、悪路、渋滞などの車室外情報を得ることができるため、より正確に運転情報の判定を行うことができる。これにより、凍結路面での運転技能の評価や悪路での運転技能の評価、渋滞での運転技能の評価などを行うことが出来る。
車両2の走行速度を検出する車速検出手段14を備える。車速検出手段14は車速センサなどの車両2の走行速度を検出することができるセンサが用いられる。なお、車両2の速度が検出できれば良く、GPSを車速検出手段14として用いても良い。車速検出手段14は車両2の速度を検出し、踏力情報と一緒に車速情報を運転情報判定手段7に送信する。車速検出手段14が車両2の走行速度を検出することによってより他の車両2との車間距離の取り方とそのときのブレーキの踏み方など、運転評価のより正確な評価をすることができる。
車両2のドライバーが方向指示器を出しているか検出する方向指示器検出手段15を備える。方向指示器検出手段15は、方向指示器情報を運転情報判定手段7に送信する。方向指示器情報と踏力情報を合わせて評価することで、交差点や車線変更時などでの運転技能の評価をすることができる。
次に、情報センター3が備えている構成について説明する。
情報センター3は、車両2の通信手段6と通信する通信部17と、車両2の周辺の環境情報を取得する環境情報取得部16を備えている。
環境情報取得部16は、車両2の位置情報を基に車両2の周辺の渋滞、凍結、湿潤などの道路状況や、降雨、晴天などの天候といった環境情報を取得する。この環境情報を車両2に送信し、環境情報と踏力情報を合わせて運転情報の判定をすることで、より正確な運転情報の判定をすることができる。
通信部17は、車両2の通信手段6と無線通信している。通信部17は、通信手段6から踏力情報や位置情報などの車両2で取得できる情報を受信し、通信手段6に環境情報を送信する。
3.ドライバーへの運転情報の通知と利用
運転情報通知システムのドライバーへの運転情報の提供について説明する。図2は運転情報の表示の一例を示す図である。
運転情報通知システムのドライバーへの運転情報の提供について説明する。図2は運転情報の表示の一例を示す図である。
運転情報通知システム1は、通知手段8にドライバーの運転評価、ドライバーの運転状態を通知する。
まず、ドライバーの運転評価の通知と利用について説明する。ここでは、運転評価を所定の運転が終了したタイミングで行っている。ここで言う所定のタイミングとは、カーナビゲーション装置に表示する場合、目的地に到着してカーナビゲーション装置の案内の終
了後に停車したタイミングや、車両2が停車し、パーキングにギアを入れてサイドブレーキを引いたタイミングなどの運転が終了したタイミングである。この運転が終了したタイミングは、車両2が完全に停止しドライバーがカーナビゲーション装置を注視しても安全である。この様なタイミングで運転評価を表示すれば、ドライバーが安全に運転評価を確認することができる。一方で、外部端末に表示し、ドライバー以外の人間が確認する場合には、カーナビゲーション装置の案内が終了したタイミングで車両2が完全に停止していなくても外部端末に運転評価を表示できる。この場合、ドライバーの安全運転を妨げることなく、即時に外部端末の使用者が運転評価を確認できる。通知手段8としてカーナビゲーション装置を用いた場合について説明する。運転情報判定手段7によって判定された運転情報はカーナビゲーション装置に表示される。カーナビゲーション装置に表示される運転情報としては、図2の例では、総合的なブレーキタイミングの評価、急ブレーキを踏んだ割合、カーブに侵入する前に減速できていたか、カーブを走行している際のブレーキ操作、車間距離の取り方、総合評価、アドバイスが画面18に表示される。図2の例では、カーブでの運転は上手であるが、ブレーキを踏むタイミングが全体的に遅く、車間距離も短くなりやすいことがわかり、ブレーキを早く踏むようにアドバイスしている。この様な運転評価が表示されることでドライバーは自分の運転技能がどの程度のレベルであるかを知ることができる。また、記録ボタンを設けて、この運転評価を保存できるようにしても良い。運転評価の記録を設けることで、後から運転評価を見直すことで自分の運転技能が向上したか確認することができる。運転評価を多数記録することにより、ドライバーの運転傾向を分析し、表示しても良い。予め、ドライバーを登録しておけば、ドライバーの運転傾向の分析ができる。ドライバーの登録先は、記録手段を別に設けても良いし、通知手段8に記録機能を持たせても良い。ここでは、通知手段8が記録機能を備えているものとして説明する。図2ではAさんの運転の傾向が表示されている。ここでは、過去の運転傾向から前方を走行している車との距離が詰まることが分析されたため、他車との距離感がつかめていないことが表示されている。このように、運転傾向まで評価して表示することでさらにドライバーの運転技能の向上を図れる。
了後に停車したタイミングや、車両2が停車し、パーキングにギアを入れてサイドブレーキを引いたタイミングなどの運転が終了したタイミングである。この運転が終了したタイミングは、車両2が完全に停止しドライバーがカーナビゲーション装置を注視しても安全である。この様なタイミングで運転評価を表示すれば、ドライバーが安全に運転評価を確認することができる。一方で、外部端末に表示し、ドライバー以外の人間が確認する場合には、カーナビゲーション装置の案内が終了したタイミングで車両2が完全に停止していなくても外部端末に運転評価を表示できる。この場合、ドライバーの安全運転を妨げることなく、即時に外部端末の使用者が運転評価を確認できる。通知手段8としてカーナビゲーション装置を用いた場合について説明する。運転情報判定手段7によって判定された運転情報はカーナビゲーション装置に表示される。カーナビゲーション装置に表示される運転情報としては、図2の例では、総合的なブレーキタイミングの評価、急ブレーキを踏んだ割合、カーブに侵入する前に減速できていたか、カーブを走行している際のブレーキ操作、車間距離の取り方、総合評価、アドバイスが画面18に表示される。図2の例では、カーブでの運転は上手であるが、ブレーキを踏むタイミングが全体的に遅く、車間距離も短くなりやすいことがわかり、ブレーキを早く踏むようにアドバイスしている。この様な運転評価が表示されることでドライバーは自分の運転技能がどの程度のレベルであるかを知ることができる。また、記録ボタンを設けて、この運転評価を保存できるようにしても良い。運転評価の記録を設けることで、後から運転評価を見直すことで自分の運転技能が向上したか確認することができる。運転評価を多数記録することにより、ドライバーの運転傾向を分析し、表示しても良い。予め、ドライバーを登録しておけば、ドライバーの運転傾向の分析ができる。ドライバーの登録先は、記録手段を別に設けても良いし、通知手段8に記録機能を持たせても良い。ここでは、通知手段8が記録機能を備えているものとして説明する。図2ではAさんの運転の傾向が表示されている。ここでは、過去の運転傾向から前方を走行している車との距離が詰まることが分析されたため、他車との距離感がつかめていないことが表示されている。このように、運転傾向まで評価して表示することでさらにドライバーの運転技能の向上を図れる。
また、ドライバーが個人で確認するだけではなく、教習所の教習員や家族などが把握することでドライバーの更なる運転技能の向上を図れる。教習員が過去の傾向を把握すれば、初めて教習をする生徒であってもより適切なアドバイスをすることができる。また、家族などが運転評価を把握すれば、教習所に通っていなくても、教習員がするような高度なアドバイスをすることができるため、免許を取り立ての運転練習中のドライバーの技能向上に役立てることができる。
また、ドライバー以外の教習員や家族が運転評価を把握することでドライバーが病気等で危険運転をしている場合など、早い段階で気付くことができる。この場合は、危険運転をやめるようドライバーに注意したり、病気を治療するよう促したりできるので、ドライバーが事故を起こすことを未然に防ぐことができる。
図3に運転情報の表示の別の例を示す図を示す。図2の例では、ブレーキ操作の運転評価のみを行っていたが、車室内カメラ12、車室外カメラ13、車速検出手段14、方向指示器検出手段15、情報センター3から受信した車両2の運転環境の情報などを合わせて評価しても良い。これにより、天候が変化したときや、渋滞での走行、わき見運転の有無など、様々な条件における運転技能の評価をすることができる。また、図2では「多い」、「早い」などの言葉で評価を表していたが、「◎」、「○」、「△」、「×」などの記号で評価を表してもよい。走行していない条件では「―」などの様に、走行していないことがわかるように表示しても良い。また、これに限らず、「A」、「B」、「C」や「優」、「良」、「可」などの様に表しても良い。図3の例では、ドライバーであるBさんは各条件で理想に近い運転ができているが、渋滞を苦手としていることがわかる。Bさんは渋滞での走行時に気をつけることでさらに運転技能を向上させることができる。図3で
は様々な条件における運転評価が表示されているため、さらに運転技能の向上を図ることができる。また、この様に詳細な運転環境を把握して運転評価を行うことで、教習所や家族などでの運転技能の向上だけではなく、例えば、レーサーなどがより早いタイムで走行するためのドライバーのデータ収集にも活用することができる。コース形態を車室外カメラ13で検出しながら踏力情報を把握することで、ドライバーが理想的にブレーキを踏めているかを分析することができる。この分析結果を表示すれば、ドライバーはさらに理想的なタイミングでのブレーキ操作を習得することができ、タイムを縮めることができる。
は様々な条件における運転評価が表示されているため、さらに運転技能の向上を図ることができる。また、この様に詳細な運転環境を把握して運転評価を行うことで、教習所や家族などでの運転技能の向上だけではなく、例えば、レーサーなどがより早いタイムで走行するためのドライバーのデータ収集にも活用することができる。コース形態を車室外カメラ13で検出しながら踏力情報を把握することで、ドライバーが理想的にブレーキを踏めているかを分析することができる。この分析結果を表示すれば、ドライバーはさらに理想的なタイミングでのブレーキ操作を習得することができ、タイムを縮めることができる。
なお、画面18に表示する運転情報は予め決められていても良いし、ドライバーが自由に設定できるようにしても良い。
図4に運転情報の表示の別の例を示す。図2、図3の例では運転評価の項目のみを表示していたが、図4の例では、車両2が走行した経路と運転評価を画面18に表示している。図4では、「S」がスタート地点、「G」がゴール地点、「!」が急ブレーキを踏んだ場所、矢印が車両2の走行経路である。なお、スタート地点、ゴール地点、急ブレーキを踏んだ場所は、この表記の仕方に限られず、絵で表記しても良い。また、車両間隔が極端に短くなった場所や、青信号に変わった後の発進が遅れた場所など、その他の情報を表示しても良い。この様に、カーナビゲーション装置の地図上に走行経路と合わせて運転評価を表示することで、どのような状況で急ブレーキを踏んだかなど、より詳細な運転評価を知ることができ、ドライバーの運転技能のさらなる向上を図ることができる。
図5に運転情報の表示の別の例を示す。図2、図3、図4の例では運転が終わった後に運転評価を表示しているが、図5の例では運転中に評価が表示されている。図5では経路案内情報と運転評価情報が一緒に表示されている。カーナビゲーション装置に車両2の運転中に運転評価を表示するとドライバーがカーナビゲーション装置を中止してしまい、事故を起こす危険性があるため、外部端末に表示してドライバー以外の人間のみが確認できるようにすると好適である。カーナビゲーション装置で運転中の運転評価を通知するのならば、音声のみで運転評価を通知すると好適である。図5では、車間距離が短かったため、車間距離をあけるように表示されている。この評価情報を同乗者が知ることができれば、走行しながらドライバーにアドバイスができるため、ドライバーは運転しながら運転技能の向上を図ることができる。
なお、運転情報を通知するタイミングと通知方法は予め設定されていても良いし、運転情報通知システム1の利用者が好みに合わせて設定しても良い。
次に、運転状態の通知と利用について説明する。運転状態は疲労や居眠りなどのドライバーの状態であるため、運転状態を判定し疲労や病気、居眠りなどと判定されたら運転中に通知する。ただし、運転中の表示のみに限定されず、後から過去の運転での運転状態を確認できるようにしても良い。カーナビゲーション装置の画面18に表示するようにしても良いが、音声により通知すれば、運転を妨げずに疲労状態や病気を通知して休憩を促すことができる。また、居眠りの場合、「覚醒度が下がっています、起きてください」とドライバーを起こすような呼びかけをしたり、居眠りが解消されるような音を出すようにしても良い。これにより、ドライバーの安全性を向上することができる。
また、運転状態の通知はドライバーへの運転中の通知だけではなく、車両2に同情していない運転情報通知システム1の利用者に通知するようにしても良い。例えば、運転情報通知システム1の利用者が運輸業の事業主であれば、従業員が危険な状態にあることをすぐに把握することができ、従業員や顧客の安全を確保することができる。
(実施の形態1)
以下に、実施の形態1の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
以下に、実施の形態1の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
図6は実施の形態1の運転情報通知システムの構成を示す図である。
図6に示すように、運転情報通知システム21は、車両2に設けられた踏力検出手段4と、車両2の位置情報を得る位置情報取得手段5と、踏力情報と位置情報から運転情報を取得する運転情報判定手段7と、運転情報判定手段7から取得した運転情報を通知する通知手段8と、を有している。
運転情報通知システム21は、踏力検出手段4により詳細な踏力情報を取得し、この踏力情報に位置情報取得手段5で取得した位置情報を関連させて運転情報判定手段7で運転情報を判定する。
踏力情報から運転評価を判定して運転評価を通知することでドライバーの運転技能の向上を図ることができる。また、運転状態を判定して、ドライバーが居眠りしたり、疲労が蓄積したり、病気になったと判定したときにドライバーに通知することでドライバーに休憩を促すことができる。この様に、運転評価や運転状態を判定し、運転情報をドライバーに通知することで、運転技能の向上を図ったり、ドライバーの安全性を向上させることができる。
なお、通知手段8は車両2に設けられたものとして説明したが、通知手段8に外部端末を使用して同乗者などのドライバー以外の人間に運転情報を通知するようにしても良い。例えば、教習所の教習員が生徒の運転情報を確認しながら指導をすることでより適切な指導をすることができる。また、過去の生徒の運転情報を確認することでその生徒の苦手などもより正確に把握できるため、より適切な指導をすることができる。
(実施の形態2)
以下に、実施の形態2の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
以下に、実施の形態2の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
図7は実施の形態2の運転情報通知システムの構成を示す図である。
図7に示すように、運転情報通知システム31は、車両2に設けられた踏力検出手段4と、車両2の位置情報を得る位置情報取得手段5と、ステアリング操作を検出するステアリング操作検出手段9と、車両2にかかる慣性力を検出する慣性力検出手段10と、他の車両2との距離を測定する測距手段11と、車室内の様子を撮影する車室内カメラ12と、車室外の様子を撮影する車室外カメラ13と、車両2の速度を検出する車速検出手段14と、方向指示器の指示を検出する方向指示器検出手段15と、運転状態を判定する運転情報判定手段7と、運手状態を通知する通知手段8と、を有している。運転情報判定手段7は、踏力情報・位置情報・慣性力情報・ステアリング操作情報・測距情報・車室内情報・車室外情報・車速情報・方向指示器情報を用いて運転情報を判定する。
運転情報通知システム31は、運転評価と運転状況を判定できる。運転情報通知システム31は、踏力以外の情報を検出する各手段を有しているため、実施の形態1の運転情報通知システム21に比べて、より詳細な運転評価をすることができる。運転情報通知システム31は各種情報を用いて運転評価を判定しているため、他車との車間距離の取り方、信号や一時停止での停止、車線変更、坂道の走行、カーブの走行、渋滞、湿潤や積雪や凍結などの路面状態が変化した場合、など様々な条件における運転評価を行うことができる。これにより、運転者の技能を格段に向上させることができる。また、車室外カメラ13で車線などから道路の走行可能な場所を検出すれば、道路での走行位置を評価できるため、一般の道路だけではなく、レース場での運転技能の評価ができる。
なお、通知手段8は車両2に設けられたものとして説明したが、通知手段8に外部端末を使用して同乗者などのドライバー以外の人間に運転情報を通知するようにしても良い。
(実施の形態3)
以下に、実施の形態3の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
以下に、実施の形態3の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
図8は実施の形態3の運転情報通知システムの構成を示す図である。
図8に示すように、運転情報通知システム41は、車両2と情報センター3で構成される。車両2には踏力検出手段4と、車両2の位置情報を得る位置情報取得手段5と、ステアリング操作を検出するステアリング操作検出手段9と、車両2にかかる慣性力を検出する慣性力検出手段10と、他の車両2との距離を測定する測距手段11と、車室内の様子を撮影する車室内カメラ12と、車室外の様子を撮影する車室外カメラ13と、車両2の速度を検出する車速検出手段14と、方向指示器の指示を検出する方向指示器検出手段15と、運転状態を判定する運転情報判定手段7と、運手状態を通知する通知手段8と、を有している。運転情報判定手段7は、踏力情報・位置情報・慣性力情報・ステアリング操作情報・測距情報・車室内情報・車室外情報・車速情報・方向指示器情報を用いて運転情報を判定する。情報センター3には、通信手段6と通信する通信部17と、車両の環境情報を取得する環境情報取得部16を有している。
運転情報通知システム41は、環境情報取得部16で車両2の走行環境を取得することができるため、実施の形態2の運転情報通知システム31よりもさらに正確に天候の変化による路面の変化や渋滞などに対するドライバーの運転技能の評価をできる。これにより、ドライバーの格段な運転技能の向上を図ることができる。
(実施の形態4)
以下に、実施の形態4の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
以下に、実施の形態4の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
図9は実施の形態4の運転情報通知システムの構成を示す図である。
図9に示すように、運転情報通知システム51は、車両2と情報センター3で構成される。車両2には踏力検出手段4と、車両2の位置情報を得る位置情報取得手段5と、ステアリング操作を検出するステアリング操作検出手段9と、車両2にかかる慣性力を検出する慣性力検出手段10と、他の車両2との距離を測定する測距手段11と、車室内の様子を撮影する車室内カメラ12と、車室外の様子を撮影する車室外カメラ13と、車両2の速度を検出する車速検出手段14と、方向指示器の指示を検出する方向指示器検出手段15と、運転状態を判定する運転情報判定手段7と、運手状態を通知する通知手段8と、を有している。運転情報判定手段7は、踏力情報・位置情報・慣性力情報・ステアリング操作情報・測距情報・車室内情報・車室外情報・車速情報・方向指示器情報を用いて運転情報を判定する。情報センター3には、通信手段6と通信する通信部17と、車両の環境情報を取得する環境情報取得部16を有している。運転情報通知システム51は、事業主52が通信手段6と通信部17から運転情報を取得できるようになっている。
事業主52は、運輸業者である。事業主52が通信手段6と通信部17から運転情報を取得することによって、従業員である車両2を運転しているドライバーの運転技能の評価をすることができる。これにより、ドライバーへの教育に活用したり、例えば、積雪した道路を走行することが得意なドライバーを積雪の多い道を走行しなければならない経路の担当にしたりすることができる。これにより、ドライバーの適材適所への配置ができるため、事業の効率化を図ることができる。また、ドライバーの疲労状態や、居眠りなどの運
転状況も把握することができるため、ドライバーの状態が変化したときにすぐに事業主52がドライバーの状態を把握し、ドライバーの確認をとるなどの対処をすることができる。また、ドライバーの疲労状態を把握することで、ドライバーの適切な業務計画を作成することができる。これにより、ドライバーの安全管理をすることができる。
転状況も把握することができるため、ドライバーの状態が変化したときにすぐに事業主52がドライバーの状態を把握し、ドライバーの確認をとるなどの対処をすることができる。また、ドライバーの疲労状態を把握することで、ドライバーの適切な業務計画を作成することができる。これにより、ドライバーの安全管理をすることができる。
なお、事業主52は通信手段6と通信部17から運転情報を取得しているが、通信手段6か通信部17のどちらかのみから運転情報を取得するようにしても良い。
(実施の形態5)
以下に、実施の形態5の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
以下に、実施の形態5の運転情報通知システムについて図面を用いて説明する。
図10は実施の形態5の運転情報通知システムの構成を示す図である。
図10に示すように、運転情報通知システム61は、車両2と情報センター3で構成される。車両2には踏力検出手段4と、車両2の位置情報を得る位置情報取得手段5と、運転状態を判定する運転情報判定手段7と、運手状態を通知する通知手段8と、を有している。運転情報判定手段7は、踏力情報・位置情報・慣性力情報・ステアリング操作情報・測距情報・車室内情報・車室外情報・車速情報・方向指示器情報を用いて運転情報を判定する。情報センター3は、通信手段6と通信する通信部17を有している。
運転情報通知システム61は前後を走行する車両2の運転情報を、前後を走行する別の車両2に対して送信する。ここでは、前方を走行する車両2の運転情報を後方を走行する車両2に通知する場合を例にあげて説明する。
疲労が蓄積したドライバーが運転する車両2は予期せぬ動きをしたり、事故を起こしたりする可能性がある。そこで、疲労が蓄積し、危険運転をしている車両2がある場合、情報センター3を介して後方の車両2に対して前方の車両2のドライバーが疲労状態であることを通知する。これにより、後方を走行する車両2のドライバーは前方の車両2に対して注意しながら運転することができるため、後方を運転するドライバーの安全性を向上させることができる。
なお、疲労状態を例にあげて説明したが、病気などの他の状態についても同様に通知できる。また、前方の車両2の運転状態の後方の車両2に対する通知を例にしたが、反対に後方の車両2の危険運転を前方の車両2に通知しても良い。
また、情報センター3を介して前方を走行している車両の運転状態を通知したが、情報センター3を設けずに、前後を走行する車両2同士の車車間通信で運転状態の通知をしても良い。
本発明の運転情報通知システムは、進行方向の運転情報をブレーキ情報から判定し、ユーザーに通知するため車両の快適・安全な走行に有用である。
1、21、31、41、51、61 運転情報通知システム
2 車両
3 情報センター
4 踏力検出手段
5 位置情報取得手段
6 通信手段
7 運転情報判定手段
8 通知手段
9 ステアリング操作検出手段
10 慣性力検出手段
11 測距手段
12 車室内カメラ
13 車室外カメラ
14 車速検出手段
15 方向指示器検出手段
16 環境情報取得部
17 通信部
18 画面
52 事業主
2 車両
3 情報センター
4 踏力検出手段
5 位置情報取得手段
6 通信手段
7 運転情報判定手段
8 通知手段
9 ステアリング操作検出手段
10 慣性力検出手段
11 測距手段
12 車室内カメラ
13 車室外カメラ
14 車速検出手段
15 方向指示器検出手段
16 環境情報取得部
17 通信部
18 画面
52 事業主
Claims (19)
- 車両のブレーキペダルに設けられ前記ブレーキペダルに生じた歪みからブレーキ踏力を検出する踏力検出手段と、
前記踏力検出手段の動作地点の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記踏力検出手段から取得した踏力情報と位置情報からドライバーの運転情報を判定する運転情報判定手段と、
運転評価を元にドライバーの運転情報を通知する通知手段と、を備えた運転情報通知システム。 - 前記通知手段は前記車両に備え付けられた車載機器ではない外部機器である請求項1に記載の運転情報通知システム。
- 前記車両のステアリング操作を検出するステアリング操作検出手段をさらに備えた請求項1または2に記載の運転情報通知システム。
- 前記車両にかかる慣性力を検出する慣性力検出手段をさらに備えた請求項1〜3に記載の運転情報通知システム。
- 前記車両の周辺を走行している車との距離を測定する測距手段をさらに備えた請求項1〜4のいずれかに記載の運転情報通知システム。
- 前記車両の内部を撮影する車室内カメラをさらに備えた請求項1〜5のいずれかに記載の運転情報通知システム。
- 前記車両の外部を撮影する車室外カメラをさらに備えた請求項1〜6のいずれかに記載の運転情報通知システム。
- 前記車両の走行する速度を検出する車速検出手段をさらに備えた請求項1〜7のいずれかに記載の運転情報通知システム。
- 前記車両の方向指示器の操作を検出する方向指示器検出手段をさらに備えた請求項1〜8のいずれかに記載の運転情報通知システム。
- 前記車両の通信手段と通信する通信部を有した情報センターをさらに備えた請求項1〜9のいずれかに記載の運転情報通知システム。
- 前記情報センターは、前記車両の周囲の環境情報を取得する環境情報取得部をさらに備えた請求項10に記載の運転情報通知システム。
- 複数の前記運転情報通知システムを利用した前記車両間で、
ドライバーの運転情報を通信する請求項1〜11のいずれかに記載の運転情報通知システム。 - 運転情報はドライバーの疲労状態、病気状態、居眠りの情報であり、
前記通知手段はドライバーが運転中に運転情報を通知する請求項1〜12のいずれかに記載の運転情報通知システム。 - 運転情報はドライバーの運転技能であり、
前記通知手段はドライバーの運転終了後に運転情報を通知する請求項1〜13のいずれか
に記載の運転情報通知システム。 - 運転情報を地図上に表示する請求項14に記載の運転情報通知システム。
- ドライバーを登録し、
ドライバーごとの運転情報を記録している請求項14または15に記載の運転情報通知システム。 - ドライバーの運転情報の記録からドライバーの運転傾向を分析して通知する請求項16に記載の運転情報通知システム。
- 前記運転情報通知システムの利用者は運輸業者である請求項1〜17のいずれかに記載の運転情報通知システム。
- 前記運転情報通知システムの利用者は教習所である請求項1〜17のいずれかに記載の運転情報通知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017080182A JP2018180969A (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 運転情報通知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017080182A JP2018180969A (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 運転情報通知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018180969A true JP2018180969A (ja) | 2018-11-15 |
Family
ID=64275602
Family Applications (1)
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JP2017080182A Pending JP2018180969A (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 運転情報通知システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018180969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114103986A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-03-01 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 单踏板模式推荐与提醒方法、装置及设备 |
-
2017
- 2017-04-14 JP JP2017080182A patent/JP2018180969A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114103986A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-03-01 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 单踏板模式推荐与提醒方法、装置及设备 |
CN114103986B (zh) * | 2021-11-26 | 2024-01-26 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 单踏板模式推荐与提醒方法、装置及设备 |
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