JP2018180069A - 電子楽器 - Google Patents

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美智子 田之上
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Abstract

【課題】スイッチ基板などの板状部材の取り付け作業性が向上した電子楽器を提供する。
【解決手段】電子楽器は、板状部材と、板状部材の主面の第1端部側において、板状部材の主面のうちの第1面側に設けられ、板状部材の第1面側への移動を規制する第1固定部と、第1端部側とは反対側の主面の第2端部側において、第1面側に設けられ、板状部材の第1面側への移動を規制し、移動可能な第2固定部と、第1固定部と第2固定部との間において、第1面側とは反対側の第2面側に設けられ、板状部材の第2面側への移動を規制する第3固定部と、第主面の広がり方向への、板状部材の移動を規制する規制部と、を有し、第3固定部より第1固定部側、かつ、板状部材より第3固定部側に空間が設けられる。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子楽器に関する。
一般に、電子楽器は、押し込み操作される操作子装置(例えば、発音する音高を指定する鍵、音色を選択する押しボタンなど)を備えている。鍵スイッチは、ゴムスイッチと、その下側に配置されたスイッチ基板と、を備えている。また、ゴムスイッチは、鍵ごとに設けられており、それぞれ可動接点を有している。また、スイッチ基板には、鍵ごとにセンサが設けられている。鍵の押鍵動作に応じて、ハンマによりゴムスイッチが押圧されると、可動接点がスイッチ基板のセンサに接触する。これにより、鍵の操作を検出し、検出した内容に応じた信号を出力する。
例えば、特許文献1に、押鍵動作に応じて回動する複数のハンマを支持するハンマ支持部と、回動するハンマで押圧される複数のスイッチを有する鍵スイッチが取り付けられるハンマーサポート(以下、フレームともいう)を有する鍵盤装置の構成が開示されている。フレームは、合成樹脂からなる射出成型品であり、鍵スイッチが有するスイッチ基板は、フレームの基板係止部と方形壁との間に、差し込まれた状態で係止されている。
特開2013−145275号公報
上記構成以外のスイッチ基板の固定の方法として、例えば、スイッチ基板を回転させながら、フレームに固定させる方法も挙げられる。しかしながら、ゴムスイッチとスイッチ基板が接するようにフレームに取り付ける際に、ゴムスイッチがスイッチ基板に押し付けられることで干渉してしまい、スイッチ基板の取り付け作業の作業性が低下してしまうおそれがある。
上記問題に鑑み、本発明は、スイッチ基板などの板状部材の取り付け作業性が向上した電子楽器を提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る電子楽器は、板状部材と、板状部材の主面の第1端部側において、板状部材の主面のうちの第1面側に設けられ、板状部材の第1面側への移動を規制する第1固定部と、第1端部側とは反対側の主面の第2端部側において、第1面側に設けられ、板状部材の第1面側への移動を規制し、移動可能な第2固定部と、第1固定部と第2固定部との間において、第1面側とは反対側の第2面側に設けられ、板状部材の第2面側への移動を規制する第3固定部と、第主面の広がり方向への、板状部材の移動を規制する規制部と、を有し、第3固定部より第1固定部側、かつ、板状部材より第3固定部側に空間が設けられる。
上記構成において、第3固定部は、支持部材と、支持部材より柔らかい弾性部材と、を有し、弾性部材は、板状部材の第2面側への移動を規制する。
上記構成において、第2固定部は、係止部と可撓部とを有し、係止部は、板状部材に係止することで板状部材の第1面側への移動を規制し、可撓部が可撓し、係止部が主面の広がり方向に移動することで、板状部材の第1面側への移動が可能になる。
上記構成において、板状部材と、板状部材の主面の第1端部側において、板状部材の主面のうちの第1面と接する第1固定部と、第1端部側とは反対側の主面の第2端部側において、第1面と接し、移動可能な第2固定部と、第1固定部と第2固定部との間において、第1面側とは反対側の第2面と接する第3固定部と、第1端部側において、主面の延長平面上に設けられた第1部材と、第2端部側において、主面の延長平面上に設けられた第2部材と、を有し、第3固定部より第1固定部側、かつ、板状部材より第3固定部側に空間が設けられ、 第1方向における第1固定部と第2部材との間の距離は、第1方向における板状部材の幅よりも小さい。
上記構成において、板状部材と、板状部材の主面の第1端部側において、板状部材の主面のうちの第1面と接する第1固定部と、第1端部側とは反対側の主面の第2端部側において、第1面と接し、移動可能な第2固定部と、第1固定部と第2固定部との間において、第1面側とは反対側の第2面と接する第3固定部と、突出部と、を有し、第3固定部より第1固定部側、かつ、板状部材より第3固定部側に空間が設けられ、板状部材には、第2面側に穴が設けられ、突出部は、板状部材の穴の内側に入り込み、第1方向における第1固定部と突出部との距離は、第1方向における第2面における第1端と穴との距離よりも小さい。
上記構成において、第3固定部は、支持部材と、支持部材より柔らかい弾性部材と、を有し、弾性部材は、第2面と接する。
上記構成において、第2固定部は、係止部と可撓部とを有し、係止部は、第1面と接し、可撓部が可撓することで、係止部が第1面の外に移動する。
上記構成において、第2固定部は、係止部と可撓部とを有し、係止部は、第1面と接し、可撓部は、第2部材に接続され、可撓部が可撓することで、係止部が第1面の外に移動する。
上記構成において、板状部材は、回路基板である。
本発明によれば、スイッチ基板などの板状部材の取り付け作業性が向上した電子機器を提供することができる。
本発明の一実施形態における電子機器の構成を示す図である。 本発明の一実施形態における音源装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における筐体内部の構成を側面から見た場合の説明図である。 本発明の一実施形態における鍵盤アセンブリを上面から見た場合の説明図である。 本発明の一実施形態におけるフレームの詳細な構造を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態におけるフレームを下面から見た場合の説明図である。 本発明の一実施形態におけるフレームの一部を拡大した図。 本発明の一実施形態におけるフレームの詳細な構造を説明する斜視図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図である。 図7において一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図である。
以下、本発明の一実施形態における電子機器について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、B等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率(各構成間の比率、縦横高さ方向の比率等)は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
[電子機器の構成]
図1は、本発明の一実施形態における電子機器の構成を示す図である。電子機器1は、この例では、電子ピアノなどユーザ(演奏者)の押鍵に応じて発音する電子鍵盤楽器である。なお、電子機器1は、外部の音源装置を制御するための制御データ(例えば、MIDI)を、押鍵に応じて出力する鍵盤型のコントローラであってもよい。この場合には、電子機器1は、音源装置を有していなくてもよい。
電子機器1は、鍵盤アセンブリ10を備える。鍵盤アセンブリ10は、白鍵100wおよび黒鍵100bを含む。鍵盤アセンブリ10には、複数の白鍵100wと黒鍵100bとが並んで配列されている。鍵100の数は、N個であり、この例では88個である。複数の白鍵100wおよび黒鍵100bが配列された方向をスケール方向という。白鍵100wおよび黒鍵100bを特に区別せずに説明できる場合には、鍵100という場合がある。以下の説明においても、符号の最後に「w」を付した場合には、白鍵に対応する構成であることを意味している。また、符号の最後に「b」を付した場合には、黒鍵に対応する構成であることを意味している。
鍵盤アセンブリ10の一部は、筐体90の内部に存在している。換言すると、筐体90は、白鍵100wおよび黒鍵100bの一部を覆う。電子機器1を上方から見た場合において、鍵盤アセンブリ10のうち筐体90に覆われている部分を非外観部NVといい、筐体90から露出してユーザから視認できる部分を外観部PVという。すなわち、外観部PVは、鍵100の一部であって、ユーザによって演奏操作が可能な領域を示す。以下、鍵100のうち外観部PVによって露出されている部分を鍵本体部という場合がある。
筐体90内部には、音源装置70およびスピーカ80が配置されている。音源装置70は、鍵100の押下に伴って音波形信号を生成する。スピーカ80は、音源装置70において生成された音波形信号を外部の空間に出力する。なお、電子機器1は、音量をコントロールするためのスライダ、音色を切り替えるためのスイッチ、様々な情報を表示するディスプレイなどが備えられていてもよい。
なお、本明細書における説明において、上、下、左、右、手前および奥などの方向は、演奏するときの演奏者から電子機器1を見た場合の方向を示している。そのため、例えば、非外観部NVは、外観部PVよりも奥側に位置している、と表現することができる。また、鍵前端側(鍵前方側)、鍵後端側(鍵後方側)のように、鍵100を基準として方向を示す場合もある。この場合、鍵前端側は鍵100に対して演奏者から見た手前側を示す。鍵後端側は鍵100に対して演奏者から見た奥側を示す。この定義によれば、黒鍵100bのうち、黒鍵100bの鍵本体部の前端から後端までが、白鍵100wよりも上方に突出した部分である、と表現することができる。
図2は、本発明の一実施形態における音源装置の構成を示すブロック図である。音源装置70は、信号変換部710、音源部730および出力部750を備える。センサ300は、各鍵100に対応して設けられ、鍵の操作を検出し、検出した内容に応じた信号を出力する。この例では、センサ300は、3段階の押鍵量に応じて信号を出力する。この信号の間隔に応じて押鍵速度が検出可能である。
信号変換部710は、センサ300(88の鍵100に対応したセンサ300−1、300−2、・・・、300−88)の出力信号を取得し、各鍵100における操作状態に応じた操作信号を生成して出力する。この例では、操作信号はMIDI形式の信号である。そのため、押鍵操作に応じて、信号変換部710はノートオンを出力する。このとき、88個の鍵100のいずれが操作されたかを示すキーナンバ、および押鍵速度に対応するベロシティについてもノートオンに対応付けて出力される。一方、離鍵操作に応じて、信号変換部710はキーナンバとノートオフとを対応付けて出力する。信号変換部710には、ペダル等の他の操作に応じた信号が入力され、操作信号に反映されてもよい。
音源部730は、信号変換部710から出力された操作信号に基づいて、音波形信号を生成する。出力部750は、音源部730によって生成された音波形信号を出力する。この音波形信号は、例えば、スピーカ80または音波形信号出力端子などに出力される。
[鍵盤アセンブリの構成]
図3は、本発明の一実施形態における筐体内部の構成を側面から見た場合の説明図である。以下の説明では、白鍵100wについて説明するが、説明の便宜上、単に鍵100という。図3に示すように、筐体90の内部において、鍵盤アセンブリ10およびスピーカ80が配置されている。スピーカ80は、鍵盤アセンブリ10の奥側に配置されている。このスピーカ80は、押鍵に応じた音を筐体90の上方および下方に向けて出力するように配置されている。下方に出力される音は、筐体90の下面側から外部に進む。一方、上方に出力される音は筐体90の内部から鍵盤アセンブリ10の内部の空間を通過して、外観部PVにおける鍵100の隣接間の隙間または鍵100と筐体90との隙間から外部に進む。
鍵盤アセンブリ10の構成について、図3を用いて説明する。鍵盤アセンブリ10は、上述した鍵100の他にも、接続部180、ハンマアセンブリ200およびフレーム500を含む。フレーム500は、合成樹脂からなる成型射出品である。また、フレーム500は、支持部572と複数のボス570とによって、筐体90に固定されている。接続部180は、フレーム500に対して回動可能に鍵100を接続する。接続部180は、板状可撓性部材181、鍵側支持部183および棒状可撓性部材185を備える。板状可撓性部材181は、鍵100の後端から延在している。鍵側支持部183は、板状可撓性部材181の後端から延在している。棒状可撓性部材185は、鍵側支持部183およびフレーム500のフレーム側支持部585を連結している。すなわち、鍵100とフレーム500との間に、棒状可撓性部材185が配置されている。棒状可撓性部材185が曲がることによって、鍵100がフレーム500に対して回動することができる。棒状可撓性部材185は、鍵側支持部183とフレーム側支持部585とに対して、着脱可能に構成されている。鍵盤アセンブリ10は、ほとんどの構成が射出成形などによって製造された樹脂製の構造体である。なお、棒状可撓性部材185は、鍵側支持部183とフレーム側支持部585と一体となって、または接着等により、着脱できない構成であってもよい。
鍵100は、前端鍵ガイド151及び側面鍵ガイド153を備える。前端鍵ガイド151は、前端鍵フレームガイド511を覆った状態で摺動可能に接触している。換言すると、前端鍵ガイド151は、その上部と下部のスケール方向の両側において、前端鍵フレームガイド511と接触している。側面鍵ガイド153は、スケール方向の両側において側面フレームガイド513と摺動可能に接触している。この例では、側面鍵ガイド153は、鍵100の側面のうち非外観部非外観部NVに対応する領域に配置され、接続部180(板状可撓性部材181)よりも鍵前端側に存在するが、外観部PVに対応する領域に配置されてもよい。
ハンマアセンブリ200は、フレーム500に対して回動可能に取り付けられている。このときハンマアセンブリ200の軸支持部220とフレーム500の回動軸520とは少なくとも3点で摺動可能に接触する。ハンマアセンブリ200の前端部210は、ハンマ支持部120の内部空間において概ね前後方向に摺動可能に接触する。この摺動部分、すなわち前端部210とハンマ支持部120とが接触する部分は、外観部PV(鍵本体部の後端よりも鍵前端側)における鍵100の下方に位置する。
ハンマアセンブリ200は、回動軸よりも奥側において、金属製の錘部230を備えている。通常時(押鍵していないとき)には、錘部230が下側ストッパ410に載置された状態であり、ハンマアセンブリ200の前端部210が、鍵100を押し戻している。押鍵されると、錘部230が上方に移動し、上側ストッパ430に衝突する。ハンマアセンブリ200は、この錘部230によって、押鍵に対して加重を与える。下側ストッパ410および上側ストッパ430は、緩衝材等(不織布、弾性体等)で形成されている。
フレーム500には、板状部材である回路基板400が設けられている。回路基板400は、断面視において、筐体90の載置面に対して平行となるように設けられている。回路基板400には、鍵100に対応するセンサ300が設けられている。また、回路基板400上には、ゴムスイッチ211が設けられている。ゴムスイッチ211は、各鍵100に対応して設けられている。また、ゴムスイッチ211は、ゴムシートにドーム状の膨出部が形成されており、この膨出部内に可動接点が設けられている。この可動接点が、回路基板400のセンサ300に接触又は離れることが可能なように離間して対向している。鍵100の押鍵動作に応じて、ハンマアセンブリ200によって膨出部が押圧されたときに、膨出部が弾性変形して可動接点が回路基板400のセンサ300に接触する。これにより、図2に示す信号変換部710からノートオンが出力される。
なお、以下の説明においては、板状部材として回路基板400を例にして説明するが、本発明はこれに限定されず、回路が設けられていない基板も含む。例えば、ゴムスイッチに接点がなく、反力発生のみをさせる部材の場合、当該部材を支えるために使用する板状部材も含む。また、板状部材は、フレームの一部であってもよいし、別の部材などであってもよい。また、板状部材は、プラスチックであってもよいし、金属であってもよい。
図3に示すように、壁部552の底面及びボス570の底面は、回路基板400の高さよりも低い位置に設けられており、また、ボス570の底面は、壁部552の底面よりも低い位置に設けられている。そのため、鍵100の前方において、筐体90と、フレーム500とによって、空間を形成することができる。
図4は、本発明の一実施形態における鍵盤アセンブリを上面から見た場合の説明図である。図4に示すように、黒鍵100bの鍵側支持部183bは、白鍵100wの鍵側支持部183wよりも鍵後端側に配置される。この位置は、鍵100の回動中心となる棒状可撓性部材185w、185bの位置に関連する。このような配置にすることによって、アコースティックピアノの白鍵と黒鍵の回動中心の違いを再現している。この例では、黒鍵100bに対応する板状可撓性部材181bが、白鍵100wに対応する板状可撓性部材181wよりも長い。
なお、図4においては、鍵100の下方に位置するハンマアセンブリ200およびフレーム500の構成は、その一部を省略して記載している。具体的には、接続部180近傍のフレーム500の構成(フレーム側支持部585など)を記載し、手前側の構成等の一部については記載を省略している。他の説明においても、図示の際に一部の記載を省略することがある。
[フレームの構造]
図5は、本発明の一実施形態におけるフレームの詳細な構造を説明する斜視図である。図5は、フレーム500の正面に向かって左上から見た場合の斜視図である。フレーム500は、リブ540、壁部542、支柱544、リブ550、リブ551、壁部552、リブ553、および壁部554を備える。リブおよび壁部はともに板状部材である。また、リブは、第1方向に延びており、壁部は、第1方向と交差する第2方向に延びている。リブは、例えば、鍵100の長手方向に平行な方向に延びた板状部材であり、壁部は鍵100の長手方向に直交する方向に延びた板状部材である。
リブ540は、隣接して配置されるハンマアセンブリ200の間に設けられている。換言すると、リブ540によって区切られた空間に、ハンマアセンブリ200が配置される。複数のリブ540は、支柱544および壁部542によって連結されている。また、壁部552は、壁部542と平行する方向に延びた板状部材である。また、壁部552は、壁部542と対向する位置に設けられている。壁部552と壁部542とは、リブ550およびリブ551によって接続されている。また、壁部552は、壁部554に接続されている。なお、本明細書等においては、リブ565及びリブ566が第1方向に延びている例について示すが、本発明はこれに限定されない。リブ565とリブ566とが平行に延びていてもよいし、平行に延びていなくてもよい。
図6は、本発明の一実施形態におけるフレームの詳細な構造を説明する図である。図6では、フレーム500を下から見た場合の平面図である。フレーム500は、リブ565、リブ566、位置決め用凸部561、ボス570、及びボス571をさらに備える。
フレーム500には、回路基板400が設けられており、回路基板400には、左右の位置決め用の凹部567が設けられている。また、壁部552に設けられた位置決め用凸部561は、回路基板400の左右に対する位置決めをする機能を有する。具体的には、回路基板400に設けられた凹部を、位置決め用凸部561に嵌め込むことで、回路基板400の左右に対する位置決めをすることができる。
リブ565は、隣接するハンマアセンブリの間に設けられており、リブ566は、隣接するハンマアセンブリの間に設けられている。また、リブ565及びリブ566は、壁部542によって連結されている。また、リブ565は、リブ553の延長線上に配置されており、リブ566は、リブ550の延長線上に配置されている。そして、壁部542は、リブ565とリブ566とを連結している。
次に、図7に、図6に示すフレーム500の一部510を拡大した図を示す。フレーム500は、さらに、保持部555、保持部556、固定部557、可撓部558、及び係止部559を有する。保持部555は、壁部542に設けられており、保持部556は、壁部552に設けられている。保持部555及び保持部556は、回路基板400を回転させて、フレーム500に嵌め込むためのガイドとして機能する。また、壁部542に可撓部558が設けられており、可撓部558に係止部559が接続されている。また、壁部552に、固定部557が設けられている。回路基板400は、保持部555と保持部556とによって、フレーム500の前後方向に固定されている。また、固定部557と係止部559とによって、回路基板400が下方へ移動することを規制している。
図7において、可撓部558が壁部542に設けられている例について示すが、本発明はこれに限定されない。可撓部558が設けられる部材は、壁状のものでなくてもよい。例えば、可撓部558は、リブ540に可撓部558を設けることもできる。
また、図7において、固定部557が、壁部552に設けられている例について示すが、本発明はこれに限定されない。固定部557が設けられる部材は、壁状のものでなくてもよい。また、固定部557は、フレーム500に設けられるものであればよく、例えば、図3に示す部材573に設けることもできる。
リブ565の延長線上に、ボス570及び保持部555が設けられている。また、保持部556は、リブ565の延長線上で、かつ保持部555に対向する位置に配置されている。図7においては、保持部556がリブ565の延長線上で、保持部555と対向する場合について示しているが、本発明はこれに限定されない。保持部555及び保持部556の少なくとも一方が、リブ565の延長線上に配置されていてもよい。
また、可撓部558は、リブ565の延長線上で重ならない位置に配置されている。そして、固定部557は、リブ565の延長線上で重ならない位置に配置されている。
図8に、フレーム500を左下から見た場合の斜視図を示す。フレーム500は、対となる保持部を複数有している。図8においては、保持部555と保持部556が対になっており、保持部562と保持部563とが対になっている。このように、対となる保持部を一定の間隔でフレーム500に設けることにより、回路基板400を嵌め込む際に、回路基板400がフレーム500の前後方向に撓むことを抑制することができる。
図9に、図7における一点鎖線A1−A2線で切断したときの断面図を示す。図9において、鍵盤アセンブリ10は上方に配置される。図9では、A1側が鍵盤アセンブリ10の前側になり、A2側が鍵盤アセンブリ10の後側になる。図10に、図7における一点鎖線B1−B2線で切断したときの断面図を示す。図10において、鍵盤アセンブリ10は上方に配置される。図10では、B1側が鍵盤アセンブリ10の前側になり、B2側が鍵盤アセンブリ10の後側になる。
図9及び図10に示すように、第1固定部(固定部557)は、回路基板400の主面の端部568側において、回路基板400の主面のうち、第1面581側に設けられ、回路基板400の下方(第1面581側)から回路基板400と接することで回路基板400の第1面581側への移動を規制する。また、第2固定部(係止部559及び可撓部558)は、端部568側とは反対側の主面の端部569側において、第1面581側に設けられ、回路基板400の第1面581側から回路基板400と接することで回路基板400の第1面581側への移動を規制する。また、第3固定部(膨出部222、ゴムシート223)は、第1固定部と第2固定部との間において、第1面581側とは反対側の第2面582側に設けられ、回路基板400の第2面582側から回路基板400と接することで回路基板400の第2面582側への移動を規制する。規制部(例えば、後述する第1部材及び第2部材)は、回路基板400の主面の広がり方向への、回路基板400の移動を規制する機能を有する。なお、本明細書等において、主面とは、回路基板400の第1面581及び第2面582を指す。
係止部559は、回路基板400に係止することで回路基板400の第1面581側への移動を規制する。また、可撓部558が可撓し、係止部559が主面の広がり方向に移動することで、回路基板400の第1面581側への移動が可能になる。また、可撓部558は、壁部542と接続されている。なお、第2固定部は、係止部559及び可撓部558として説明するが、第2固定部は、ネジ留めであってもよい。
本実施形態では、壁部542、可撓部558、及び係止部559は、フレーム500として、一体で形成される場合について説明するが、本発明はこれに限定されない。可撓部558及び係止部559をそれぞれ別の材料で形成し、壁部542に接着していてもよい。
また、第3固定部は、支持部材(リブ550)と、支持部材より柔らかい弾性部材(ゴムスイッチ211)と、を有しており、弾性部材は、回路基板400への移動を規制する。また、第3固定部(ゴムスイッチ211)より第1固定部(固定部557)側、かつ、回路基板400より第3固定部側に空間が設けられる。
このような空間が設けられることで、回路基板400を回転させる際に、回路基板400の一方の端部568と、ゴムスイッチ211の端部とを干渉させにくくすることができる。結果として、回路基板400を回転取り付けする際の作業性を向上させることができる。
ゴムスイッチ211の膨出部222は、各鍵100に対応して設けられている。この膨出部222内に可動接点が設けられている。可動接点は、回路基板400のセンサ300に接触又は離れることが可能なように離間して対向している。鍵100の押鍵動作に応じて、ハンマアセンブリ200によって、ゴムスイッチ211の膨出部222が押圧されたときに、膨出部222が弾性変形して可動接点がセンサ300に接触する。これにより、図2に示す信号変換部710からノートオンが出力される。
また、回路基板400の端部568側において、主面の延長平面上に設けられた第1部材(壁部552及び保持部556)と、回路基板400の端部569側において、主面の延長平面上に設けられた第2部材(壁部542及び保持部555)と、を有している。なお、本明細書等において、延長平面とは、第1面581又は第2面582における一方の端部568と他方の端部569を越した仮想平面である。第1部材及び第2部材は回路基板400の主面の広がり方向への回路基板400の移動を規制するため、これらを規制部と呼ぶ場合がある。第1部材及び第2部材は回路基板400の上記方向への移動を規制すればよく、第1部材として、保持部556が含まれなくてもよいし、第2部材として、保持部555が含まれなくてもよい。また、図10では、第1部材及び第2部材が対面している。つまり、第1部材及び第2部材は紙面奥行き方向(スケール方向)に同じ位置に設けられている。ただし、第1部材及び第2部材が紙面奥行き方向(スケール方向)に異なる位置に設けられていてもよい。
また、図9に示すように、第1方向(回路基板400の幅方向D1)における第1固定部と第2固定部との距離L1は、第1方向における回路基板400の幅L2よりも小さくなるように、第1固定部及び第2固定部が配置されている。なお、距離L1とは、第1方向D1における、図9に示す固定部557から図10に示す保持部555までの距離である。L1とL2との関係が、L1<L2となるため、回路基板400の回転取り付けが必要となる。
次に、回路基板400を回転させてフレーム500に取り付ける方法について、図6、図11A乃至図14Bを参照して説明する。図11A、図12A、図13A、及び図14Aに、図7におけるA1−A2線に沿った断面図を示す。また、図11B、図12B、図13B、及び図14Bに、図7におけるB1−B2線に沿った断面図を示す。
次に、回路基板400を、フレーム500に嵌め込む方法について、図6、図11A乃至図14Bを参照して説明する。図11A、図12A、図13A、及び図14Aに、図6におけるA1−A2線に沿った断面図を示す。また、図11B、図12B、図13B、及び図14Bに、図6におけるB1−B2線に沿った断面図を示す。
まず、図6に示すフレーム500に設けられた位置決め用凸部561に、回路基板400の凹部567を嵌め込むことで、回路基板400の左右に対する位置決めを行う。
図11Aに示すように、回路基板400の一方の端部568を、壁部552に設けられた固定部557に差し込む。このとき、図11Bに示すように、回路基板400の一方の端部568は、保持部556に斜め下から突き当てられた状態になる。次に、図11A及び図11Bに示すように、回路基板400の他方の端部569を、回路基板400の一方の端部568の点を軸として回転させて、回路基板400の他方の端部569をリブ550に向かって押し上げる。
次に、図12Aに示すように、回路基板400の他方の端部569は、係止部559の傾斜面に突き当たる。回路基板400の他方の端部569を係止部559の傾斜面に突き当てたまま、リブ550に向かって押し上げると、回路基板400の他方の端部569によって、係止部559の傾斜面には矢印の方向に力が加わる。さらに回路基板400の他方の端部569をリブ550に向かって押し上げると、係止部559に接続された可撓部558が、壁部542側に向かって撓む。また、図12Bに示すように、回路基板400が回転するにつれて、回路基板400の一方の端部568は、保持部556の傾斜面を矢印の向きに滑ってずれていく。同時に、回路基板400の他方の端部569は、矢印の向きに移動する。
図13Aに示すように、回路基板400の他方の端部569を、係止部559の傾斜面に突き当てたまま、リブ550に向かって押し上げる。すると、回路基板400が、ゴムシート223の端部に接する。ゴムシート223の端部を支点560として、回路基板400をさらに、リブ550に向かって押し上げる。また、図13Bでは、回路基板400の一方の端部568は、さらに保持部556の傾斜面を矢印の向きに滑ってずれていく。同時に、回路基板400の他方の端部569は、矢印の向きに移動する。
図14Aに示すように、さらに、回路基板400の他方の端部569を、リブ550に向かって押し上げる。回路基板400の他方の端部569が係止部559を超えると、壁部542側に撓んでいた可撓部558が復元して、壁部552側に戻る。回路基板400の下に、係止部559が入り込むことで、回路基板400は、係止部559によって固定される。また、回路基板400の下に、係止部559が入り込むことで、回路基板400が下方へ移動することを規制できる。また、図14Bに示すように、回路基板400を、保持部555と保持部556との間で保持することができる。これにより、回路基板400を、鍵100の前後方向に固定することができる。
図11A乃至図14Bにて説明したように、回路基板400を回転させて取り付ける際に、ゴムスイッチ211の端部560をストッパとして機能させている。また、ゴムスイッチ211の端部560よりも固定部557側において、回路基板400と、ゴムスイッチ211の端部560との間に空隙が設けられている。これにより、回路基板400を回転させる際に、回路基板400の一方の端部575と、ゴムスイッチ211の端部とを干渉させにくくすることができる。結果として、回路基板400を回転取り付けする際の作業性を向上させることができる。
また、保持部555は、壁部552に向かって傾斜を有している。これにより、回路基板400の他方の端部569を下からリブ550に向かって回転させる際に、ガイドとして機能させることができる。つまり、回路基板400の他方の端部569を保持部555の傾斜面に沿って滑らせることで、保持部555と保持部556との間に、回路基板400を嵌め込むことができる。
ゴムシート223が、最初から偏荷重を受け、正しくない形状で取り付けられてしまうことで、板状部材によって押された際に、安定した姿勢で変化していくことができない。そのため、ゴムシート223に、適切な反力が得られず、また耐久性の低下を招く問題が発生するおそれがある。
上記の方法により、板状部材を取り付けることにより、ゴムシート223に対して、力が加わらない状態で取り付けることが可能となるため、ゴムシート223を正しい位置に取り付けることができる。つまり、ゴムシート223の位置決め精度を向上させることができる。
[フレームの構造の変形例]
次に、本実施形態に係るフレーム500の他の形態について、図15A乃至図17Bに示す。
図15A乃至図17Bは、それぞれ図7に示すフレーム500の断面図である。図15A、図16A、及び図17Aは、フレーム500のA1−A2線に沿った断面図に相当し、図15B、図16B、及び図17Bは、フレーム500のB1−B2線に沿った断面図に相当する。また、図15A乃至図17Bは、回路基板400を回転させている途中の図である。なお、図15A乃至図17Bにおいて、上述したフレーム500と同様の構成については詳細な説明を省略する。また、図15A乃至図17Bにおいて、ゴムスイッチ211の図示を省略している。
図15Bに示すフレーム500は、図9に示すフレーム500と一部異なる構成を有している。図15Bに示すフレーム500には、リブ550に支持部材574が設けられており、支持部材574と回路基板400が接している。また、リブ550に設けられた支持部材574の端部560が、回路基板400に対するストッパとして機能する。
図15Bにおいても、固定部557側に、回路基板400と、ゴムシート223と、リブ550とにより、空隙が設けられている。そのため、回路基板400の一方の端部568を、壁部552に設けられた固定部557に差し込むことができる。また、回路基板400の一方の端部568の点を軸として容易に回転させることができ、係止部559によって回路基板400を係止することができる。
図16Bに示すフレーム500は、図9に示すフレーム500と一部異なる構成を有している。図16Bに示す500では、保持部555の形状が、図9に示す保持部555の形状と異なっている。保持部555は、リブ550側において、壁部552に向かう傾斜を有している。また、保持部555は、支持部573を有している。支持部573は、回路基板400を嵌め込む際のストッパとして機能する。なお、図16Bにおいては、保持部555は、リブ550側において、壁部552に向かう傾斜を有する例を示したが、本発明はこれに限定されない。保持部555は、壁部552に向かう曲面を有していてもよい。
図16Bにおいても、固定部557側に、回路基板400と、ゴムシート223と、リブ550とにより、空隙が設けられている。そのため、回路基板400の一方の端部568を、壁部552に設けられた固定部557に差し込むことができる。また、回路基板400の一方の端部568の点を軸として容易に回転させることができ、係止部559によって回路基板400を係止することができる。また、回路基板400の一方の端部568の点を軸として回転させる際に、支持部573により、他方の端部569の上方への移動を規制することができる。
図17Bに示すフレーム500は、図9に示すフレーム500と一部異なる構成を有している。図17Bに示すフレーム500では、リブ550に支持部材が設けられており、支持部材と回路基板400とが接している。図17Bに示すフレーム500の支持部材と回路基板400とが接する領域は、図15Bに示すフレーム500の支持部材と回路基板400とが接する領域よりも小さい。また、保持部555は、リブ550と接していない。
図17Bにおいても、固定部557側に、回路基板400と、ゴムシート223と、リブ550とにより、空隙が設けられている。そのため、回路基板400の一方の端部568を、壁部552に設けられた固定部557に差し込むことができる。また、回路基板400の一方の端部568の点を軸として容易に回転させることができ、係止部559によって回路基板400を係止することができる。
また、図17Bにおいても、回路基板400を回転させて取り付ける際に、支持部材の端部560をストッパとして機能させている。また、支持部材574の端部560よりも固定部557側において、回路基板400と、支持部材574の端部560との間に空隙が設けられている。これにより、回路基板400を回転させる際に、回路基板400の一方の端部575と、支持部材574とを干渉させにくくすることができる。結果として、回路基板400を回転取り付けする際の作業性を向上させることができる。
[フレームの構造の変形例2]
次に、本実施形態に係るフレーム500の他の形態について、図18乃至図20に示す。図18乃至図20に示す構成においては、第1乃至第3固定部を有する点においては、上記にて説明した構成と同様である。
図18に、図7におけるB1−B2線に沿った断面図を示す。図18に、支持部材から突出部575が設けられている例を示す。突出部575は、回路基板400の穴583の内側に入り込んでいる。これにより、回路基板400が、主面の広がり方向に移動することを規制することができる。また、第1方向D1(回路基板400の幅方向)における固定部557と、突出部575との距離L1は、第1方向における回路基板400の一方の端部568から一方の端部568に近い側の穴583の内壁までの距離L2よりも小さい。L1とL2との関係が、L1<L2となるため、回路基板400の回転取り付けが必要となる。
図19に、図7におけるB1−B2線に沿った断面図を示す。図19に、リブ550から突出部575が設けられている例を示す。突出部575は、回路基板400の穴583の内側に入り込んでいる。また、第1方向D1(回路基板400の幅方向)における固定部557と、突出部575との距離L1は、第1方向における回路基板400の一方の端部568から一方の端部568に近い側の穴583の内壁までの距離L2よりも小さい。L1とL2との関係が、L1<L2となるため、回路基板400の回転取り付けが必要となる。
図20に、図7におけるA1−A2線に沿った断面図を示す。図20に、回路基板400の一方の端部568が、固定部557よりも係止部559の反対側(外側)にある例を示す。図20に示すように、壁部552は、第1方向D1において、一方の端部568と他方の端部569との間に設けられる。また、図18に示すように、第1方向D1における固定部557と壁部542及び保持部555(図10参照)との間の距離L1は、第1方向D1における壁部542及び保持部555(図10参照)と、壁部552及び保持部556(図10参照)との間の回路基板400の幅L2よりも小さい。図20に示す構成においても、L1とL2との関係が、L1<L2となるため、回路基板400の回転取り付けが必要となる。なお、図20では、回路基板400が壁部552の外側に拡張された構成を例示したが、回路基板400が壁部542の外側に拡張されていてもよい。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1:電子機器、10:鍵盤アセンブリ、70:音源装置、80:スピーカ、90:筐体、100:鍵、100a:白鍵、100b:黒鍵、100w:白鍵、120:ハンマ支持部、151:前端鍵ガイド、153:側面鍵ガイド、180:接続部、181:板状可撓性部材、181b:板状可撓性部材、181w:板状可撓性部材、183:鍵側支持部、183b:鍵側支持部、183w:鍵側支持部、185:棒状可撓性部材、185b:棒状可撓性部材、185w:棒状可撓性部材、200:ハンマアセンブリ、210:前端部、211:ゴムスイッチ、220:軸支持部、222:膨出部、223:ゴムシート、230:錘部、300:センサ、300−1:センサ、300−2:センサ、300−88:センサ、400:回路基板、410:下側ストッパ、430:上側ストッパ、500:フレーム、510:一部、511:前端鍵フレームガイド、513:側面フレームガイド、520:回動軸、540:リブ、542:壁部、544:支柱、550:リブ、551:リブ、552:壁部、553:リブ、554:壁部、555:保持部、556:保持部、557:固定部、558:可撓部、559:係止部、560:端部、561:用凸部、562:保持部、563:保持部、565:リブ、566:リブ、567:凹部、568:端部、569:端部、570:ボス、571:ボス、572:支持部、573:支持部、574:支持部材、575:ピン、585:フレーム側支持部、710:信号変換部、730:音源部、750:出力部

Claims (9)

  1. 板状部材と、
    前記板状部材の主面の第1端部側において、前記板状部材の前記主面のうちの第1面側に設けられ、前記板状部材の前記第1面側への移動を規制する第1固定部と、
    前記第1端部側とは反対側の前記主面の第2端部側において、前記第1面側に設けられ、前記板状部材の前記第1面側への移動を規制し、移動可能な第2固定部と、
    前記第1固定部と前記第2固定部との間において、前記第1面側とは反対側の第2面側に設けられ、前記板状部材の前記第2面側への移動を規制する第3固定部と、
    前記第主面の広がり方向への、前記板状部材の移動を規制する規制部と、を有し、
    前記第3固定部より前記第1固定部側、かつ、前記板状部材より前記第3固定部側に空間が設けられた、電子楽器。
  2. 前記第3固定部は、支持部材と、前記支持部材より柔らかい弾性部材と、を有し、
    前記弾性部材は、前記板状部材の前記第2面側への移動を規制する、請求項1に記載の電子楽器。
  3. 前記第2固定部は、係止部と可撓部とを有し、
    前記係止部は、前記板状部材に係止することで前記板状部材の前記第1面側への移動を規制し、
    前記可撓部が可撓し、前記係止部が前記主面の広がり方向に移動することで、前記板状部材の前記第1面側への移動が可能になる、請求項1または2に記載の電子楽器。
  4. 板状部材と、
    前記板状部材の主面の第1端部側において、前記板状部材の前記主面のうちの第1面と接する第1固定部と、
    前記第1端部側とは反対側の前記主面の第2端部側において、前記第1面と接し、移動可能な第2固定部と、
    前記第1固定部と前記第2固定部との間において、前記第1面側とは反対側の第2面と接する第3固定部と、
    前記第1端部側において、前記主面の延長平面上に設けられた第1部材と、
    前記第2端部側において、前記主面の延長平面上に設けられた第2部材と、を有し、
    前記第3固定部より前記第1固定部側、かつ、前記板状部材より前記第3固定部側に空間が設けられ、
    第1方向における前記第1固定部と前記第2部材との間の距離は、前記第1方向における前記板状部材の幅よりも小さい、電子楽器。
  5. 板状部材と、
    前記板状部材の主面の第1端部側において、前記板状部材の前記主面のうちの第1面と接する第1固定部と、
    前記第1端部側とは反対側の前記主面の第2端部側において、前記第1面と接し、移動可能な第2固定部と、
    前記第1固定部と前記第2固定部との間において、前記第1面側とは反対側の第2面と接する第3固定部と、
    突出部と、を有し、
    前記第3固定部より前記第1固定部側、かつ、前記板状部材より前記第3固定部側に空間が設けられ、
    前記板状部材には、前記第2面側に穴が設けられ、
    前記突出部は、前記板状部材の前記穴の内側に入り込み、
    第1方向における前記第1固定部と前記突出部との距離は、前記第1方向における前記第2面における前記第1端と前記穴との距離よりも小さい、電子楽器。
  6. 前記第3固定部は、支持部材と、前記支持部材より柔らかい弾性部材と、を有し、
    前記弾性部材は、前記第2面と接する、請求項4または5に記載の電子楽器。
  7. 前記第2固定部は、係止部と可撓部とを有し、
    前記係止部は、前記第1面と接し、
    前記可撓部が可撓することで、前記係止部が前記第1面の外に移動する、請求項4乃至6のいずれか一に記載の電子楽器。
  8. 前記第2固定部は、係止部と可撓部とを有し、
    前記係止部は、前記第1面と接し、
    前記可撓部は、前記第2部材に接続され、
    前記可撓部が可撓することで、前記係止部が前記第1面の外に移動する、請求項4に記載の電子楽器。
  9. 前記板状部材は、回路基板である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子楽器。
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