JP2018179926A - 物体認識処理装置、物体認識処理方法および車両制御システム - Google Patents

物体認識処理装置、物体認識処理方法および車両制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】従来と比べて、自車両に対する物体の相対位置をより正確に取得することを図った物体認識処理装置および物体認識処理方法と、その物体認識処理装置を備えた車両制御システムを得る。【解決手段】物体認識処理装置および物体認識処理方法は、時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれており、第1検出位置D1(tk)が検出された場合には、予測位置P(tk)と更新用検出位置D1r(tk)とを用いて航跡位置T(tk)を生成するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、自車両に対する物体の相対位置を取得する物体認識処理装置および物体認識処理方法と、その物体認識処理装置を備えた車両制御システムに関するものである。
従来から、自動運転技術または予防安全運転技術が適用されている車両は、自車両と自車両の周辺の物体との距離等を測定する車載用測距装置を備えて構成されている。車載用測距装置による測定結果は、自車両が前方の物体に衝突した際の被害を軽減する衝突被害軽減ブレーキシステム、自車両が前方の車両に追従するアダプティブクルーズコントロールシステム、および自車両が自動で駐車スペースに駐車する自動駐車システム等に使用される。このように、車載用測距装置は、自車両の運転の安全および自車両の快適な運転を向上させるためのものであり、車両用アプリケーションで活用されている。
ここで、車載用測距装置としては、レーダ装置(例えば、特許文献1参照)が多く利用されている。一般的に、レーダ装置は、電波を自車両の周辺の物体に送信してその物体から反射した電波を受信することで、自車両に対する物体の相対位置および相対速度を測定するものである。レーダ装置によって検出される物体の検出位置は、厳密には、物体の中心位置ではなく、レーダ装置から送信される電波を物体が反射する反射点位置である。したがって、自車両と物体の位置関係によっては、反射点が大きく変化する。
特許文献1に記載のレーダ装置は、自車両から先行車両までの距離と、自車両に対する先行車両の方位を検出する。また、このレーダ装置は、検出した距離および方位から、自車両の長さ方向に対する先行車両の位置と、自車両の幅方向に対する先行車両の中心位置を算出するように構成されている。このように構成することで、反射点によるレーダの検出位置の変化への対策を実現している。
特開2004−233275号公報
特許文献1に記載の従来技術においては、レーダ装置によって検出される検出位置と、その検出位置が検出された時刻よりも過去の時刻の航跡位置を用いて生成される予測位置との相関を取る方法については特に言及されていない。
例えば、検出位置と、その検出位置が検出された時刻に対応する予測位置との距離の大小によって相関を取る場合、反射点によっては検出位置が大きく変化し、その結果、検出位置と予測位置との相関を正確に取ることができない。このような場合、自車両に対する物体の相対位置を正確に取得することができない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、従来と比べて、自車両に対する物体の相対位置をより正確に取得することを図った物体認識処理装置および物体認識処理方法と、その物体認識処理装置を備えた車両制御システムを得ることを目的とする。
本発明における物体認識処理装置は、検出波を自車両の周辺の物体に送信して物体から反射した検出波を受信し、受信した検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出部と、第1物体検出部と異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出部と、観測データが検出された現在時刻よりも前の過去時刻の航跡位置を含む航跡データを用いて、現在時刻の航跡位置を含む航跡データを予測することで、予測位置を含む予測データを生成する予測処理部と、予測データに第2観測データが取り込まれており、第1観測データが検出された場合、予測データに含まれる予測位置および物体寸法に基づいて予測位置を補正することで相関用予測位置を含む補正データを生成する補正処理部と、補正データに相関用予測位置が含まれる場合、相関がある相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理部と、相関データに相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせが含まれる場合、相関用予測位置を生成した際の予測位置の補正に基づいて第1検出位置を補正することで更新用検出位置を生成し、相関用予測位置に対応する予測位置と、更新用検出位置とを用いて、航跡位置を含む航跡データを生成する更新処理部と、を備えたものである。
本発明における物体認識処理方法は、検出波を自車両の周辺の物体に送信して物体から反射した検出波を受信し、受信した検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出ステップと、第1物体検出ステップと異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出ステップと、観測データが検出された現在時刻よりも前の過去時刻の航跡位置を含む航跡データを用いて、現在時刻の航跡位置を含む航跡データを予測することで、予測位置を含む予測データを生成する予測処理ステップと、予測データに第2観測データが取り込まれており、第1観測データが検出された場合、予測データに含まれる予測位置および物体寸法に基づいて予測位置を補正することで相関用予測位置を含む補正データを生成する補正処理ステップと、補正データに相関用予測位置が含まれる場合、相関がある相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理ステップと、相関データに相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせが含まれる場合、相関用予測位置を生成した際の予測位置の補正に基づいて第1検出位置を補正することで更新用検出位置を生成し、相関用予測位置に対応する予測位置と、更新用検出位置とを用いて、航跡位置を含む航跡データを生成する更新処理ステップと、を備えたものである。
本発明における車両制御システムは、物体認識処理装置と、物体認識処理装置の更新処理部によって生成される航跡データに基づいて、自車両を制御する車両制御装置と、を備えたものである。
本発明によれば、従来と比べて、自車両に対する物体の相対位置をより正確に取得することを図った物体認識処理装置および物体認識処理方法と、その物体認識処理装置を備えた車両制御システムを得ることができる。
本発明の実施の形態1における物体認識処理装置を備えた車両制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における予測処理部によって行われる予測データの生成処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における補正処理部によって行われる補正データの生成処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における補正処理部に生成される相関用予測位置の概念を示す説明図である。 本発明の実施の形態1における補正処理部に生成される相関用検出位置の概念を示す説明図である。 本発明の実施の形態1における相関処理部が相関用予測位置と第1検出位置の相関を取る方法を示す概念図である。 本発明の実施の形態1における相関処理部が予測位置と相関用検出位置の相関を取る方法を示す概念図である。 本発明の実施の形態1における更新処理部によって行われる航跡データの生成処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における更新処理部によって生成される更新用検出位置の概念を示す説明図である。 本発明の実施の形態1における更新処理部によって生成される更新用予測位置の概念を示す説明図である。
以下、本発明による物体認識処理装置および物体認識処理方法と、その物体認識処理装置を備えた車両制御システムを、好適な実施の形態にしたがって図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一部分または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における物体認識処理装置1を備えた車両制御システムの構成を示すブロック図である。なお、図1中の矢印は、信号の流れを示すものとする。
図1に示す車両制御システムは、自車両に設けられ、物体認識処理装置1および車両制御装置2を備える。物体認識処理装置1は、第1物体検出部11、第2物体検出部12および物体認識処理部13を備える。
第1物体検出部11および第2物体検出部12は、自車両の周辺の物体を検出し、さらに、その物体の自車両に対する相対位置である検出位置を含む観測データを検出する。
具体的には、第1物体検出部11は、光、電磁波、超音波等の検出波を自車両の周辺の物体に送信してその物体から反射した検出波を受信し、受信した検出波に基づいて、第1検出位置を含む第1観測データを検出する。第1物体検出部11は、検出した第1観測データを物体認識処理部13に出力する。なお、第1観測データには、第1検出位置に加えて、その第1検出位置の精度情報をさらに含むようにしてもよい。
第1物体検出部11は、例えば、ミリ波レーダ、レーザレーダ、超音波センサ等のセンサと、そのセンサの出力を解析することで第1観測データを演算するマイクロコンピュータとを用いて構成される。第1物体検出部11によって検出される第1検出位置は、第1物体検出部11によって送信される検出波を物体が反射する反射点位置となる。
第2物体検出部12は、物体から送信された光、電磁波等の検出波を受信し、受信した検出波に基づいて、第2検出位置を含み、検出された物体の形状を長方形と仮定したときの物体の幅方向(以下、X方向と称す)と、物体の長さ方向(以下、Y方向と称す)のそれぞれの長さを示す物体寸法をさらに含む第2観測データを検出する。第2物体検出部12は、検出した第2観測データを物体認識処理部13に出力する。なお、第2観測データには、第2検出位置および物体寸法に加えて、自車両に対する物体の方位(向き)をさらに含むようにしてもよい。
なお、物体寸法を検出する方法の一例として、検出した物体の形状を長方形と仮定して、X方向とY方向のそれぞれの長さを直接演算する方法が挙げられる。この場合、第2観測データには、第2検出位置および物体寸法に加えて、その物体寸法の精度情報をさらに含むようにしてもよい。
また、物体寸法を検出する方法の一例として、物体種別と種別ごとの物体寸法を予め規定しておき、検出した物体種別を特定し、種別に対応した物体寸法を選択する方法が挙げられる。なお、物体種別としては、例えば、自動車、トラック、自転車、人、標識、ポール等が挙げられる。この場合、第2観測データには、第2検出位置および物体寸法に加えて、その物体寸法を選択するために検出した物体種別の信頼度情報をさらに含むようにしてもよい。なお、物体種別の信頼度を検出する方法としては、例えば、第2物体検出部12によって物体種別が特定された回数に応じて高い信頼度を検出する方法が挙げられる。
第2物体検出部12は、例えば、光学カメラ、複数の車両間で通信するための機器に相当する車車間通信機器等のセンサと、そのセンサの出力を解析することで第2観測データを演算するマイクロコンピュータとを用いて構成される。第2物体検出部12によって検出される第2検出位置は、検出した物体のエッジの中央位置、すなわち、検出した物体の形状を長方形と仮定したときのその長方形の短辺上の中央位置となる。
このように、第2物体検出部12は、第1物体検出部11と異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む第2観測データを検出する。
物体認識処理部13は、例えば、演算処理を実行するマイクロコンピュータと、プログラムデータ、固定値データ等のデータを記憶するROM(Read Only Memory)と、格納されているデータを更新して順次書き換えられるRAM(Random Access Memory)とによって実現される。物体認識処理部13は、予測処理部14、補正処理部15、相関処理部16および更新処理部17を備える。
予測処理部14は、後述する航跡データを用いて、観測データが検出された時刻tk(現在時刻)の航跡データを予測し、その予測結果を時刻tkの予測データとして生成する。具体的には、予測処理部14は、時刻tkよりも1つ前の時刻tk−1(過去時刻)の航跡データを用いて、時刻tkの航跡データを予測し、その予測結果を時刻tkの予測データとして生成する。予測処理部14は、生成した予測データを補正処理部15に出力する。
続いて、予測処理部14によって行われる予測データの生成について、図2を参照しながらさらに説明する。図2は、本発明の実施の形態1における予測処理部14によって行われる予測データの生成処理を示すフローチャートである。
ステップS101において、予測処理部14は、更新処理部17から入力される時刻tk−1の航跡データに第2観測データが取り込まれているか否かを判定する。時刻tk−1の航跡データに第2観測データが取り込まれていると判定された場合には、処理がステップS102へと進む。一方、時刻tk−1の航跡データに第2観測データが取り込まれていないと判定された場合には、処理がステップS103へと進む。
処理がステップS102へ進む場合、すなわち、時刻tk−1の航跡データに第2観測データが取り込まれている場合、時刻tk−1以前に、第2物体検出部12が物体の観測データをすでに検出していることとなる。この場合、時刻tk−1の航跡データには、航跡位置T(tk−1)および物体寸法が含まれることとなる。
ステップS102において、予測処理部14は、時刻tk−1の航跡データに含まれる航跡位置T(tk−1)および物体寸法を用いて、時刻tkの予測データを生成し、処理が終了となる。
具体的には、予測処理部14は、その航跡位置T(tk−1)を用いて、時刻tkの予測位置P(tk)を生成する。また、時刻tk−1の航跡データに物体寸法が含まれているので、予測処理部14は、その物体寸法をそのまま、時刻tkの予測データに含まれる物体寸法とする。
処理がステップS103へ進む場合、すなわち、時刻tk−1の航跡データに第2観測データが取り込まれていない場合、時刻tk−1以前に、第2物体検出部12が物体の観測データをまだ検出していないこととなる。この場合、時刻tk−1の航跡データには、航跡位置T(tk−1)が含まれることとなる。
ステップS103において、予測処理部14は、時刻tk−1の航跡データに含まれる航跡位置T(tk−1)を用いて、時刻tkの予測データを生成し、処理が終了となる。
このように、予測処理部14は、観測データが検出された時刻tkよりも前の時刻tk−1の航跡位置T(tk−1)を含む航跡データを用いて、時刻tkの航跡位置T(tk)を含む航跡データを予測することで予測位置P(tk)を含む予測データを生成する。
なお、航跡位置T(tk−1)を用いて予測位置P(tk)を予測する方法としては、さまざまな公知の方法が挙げられるが、例えば、次のような方法が挙げられる。すなわち、例えば、物体の自車両に対する相対速度を航跡データにさらに含むようにし、時刻tk−1と時刻tkとの差分と、時刻tk−1の航跡データに含まれる相対速度および航跡位置T(tk−1)とを用いて、予測位置P(tk)を予測する方法が挙げられる。このように、予測処理部14は、一例として、時刻tk−1の航跡位置T(tk−1)および物体の相対速度を含む航跡データと、時刻tk−1から時刻tkまでの経過時間とを用いて、予測位置P(tk)を生成する。
図2に示すフローチャートの一連の処理は、物体検出部から入力される観測データのすべてについて、観測データごとに実施される。
補正処理部15は、補正処理として、時刻tkの予測データに含まれる予測位置P(tk)、または時刻tkの第2観測データに含まれる第2検出位置D2(tk)を補正し、その補正結果を補正データとして生成する。補正処理部15は、生成した補正データを相関処理部16に出力する。
続いて、補正処理部15によって行われる補正データの生成について、図3を参照しながらさらに説明する。図3は、本発明の実施の形態1における補正処理部15によって行われる補正データの生成処理を示すフローチャートである。
ステップS201において、補正処理部15は、予測処理部14から入力される時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれているか否かを判断する。時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれていると判定された場合には、処理がステップS202へと進む。一方、時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれていないと判定された場合には、処理がステップS205へと進む。
処理がステップS202へ進む場合、すなわち、時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれている場合、時刻tk−1以前に、第2物体検出部12が物体の観測データをすでに検出していることとなる。この場合、時刻tkの予測データには、予測位置P(tk)および物体寸法が含まれることとなる。
ステップS202において、補正処理部15は、時刻tkの観測データを検出した物体検出部が第1物体検出部11であるか第2物体検出部12であるかを判定する。時刻tkの観測データを検出した物体検出部が第1物体検出部11である場合には、処理がステップS203へと進む。
一方、時刻tkの観測データを検出した物体検出部が第2物体検出部12である場合には、処理が終了となる。この場合、補正処理部15は、補正処理を行わず、時刻tkの予測データをそのまま、相関処理部16に出力する。
ステップS203において、補正処理部15は、時刻tkの予測データに含まれる予測位置P(tk)および物体寸法を用いて、予め準備した補正マップに従って、予測位置P(tk)を補正するための第1補正量を演算し、処理がステップS204へと進む。
ステップS204において、補正処理部15は、ステップS203で演算した第1補正量を用いて、時刻tkの補正データを生成し、処理が終了となる。
具体的には、補正処理部15は、第1補正量を用いて、時刻tkの予測位置P(tk)を補正し、その補正結果である相関用予測位置Pc(tk)を含む補正データを生成する。
ここで、補正処理部15によって行われる相関用予測位置Pc(tk)の生成について、図4を参照しながらさらに説明する。図4は、本発明の実施の形態1における補正処理部15に生成される相関用予測位置Pc(tk)の概念を示す説明図である。
なお、図4では、時刻tk−1以前に、第2物体検出部12が物体(ここでは、他車両とする)の観測データをすでに検出しており、時刻tkにおいて、第1物体検出部11がその物体の第1検出位置D1(tk)を含む観測データを検出するケースを考えている。
上述したとおり、予測処理部14は、時刻tk−1の航跡データを用いて、時刻tkの予測データを生成する。この場合、時刻tkの予測データには、予測位置P(tk)および物体寸法が含まれる。補正処理部15は、時刻tkの予測データに含まれる予測位置P(tk)および物体寸法を用いて、予め準備した補正マップに従って第1補正量を演算する。
ここで、仮に第1物体検出部11と第2物体検出部12の両方で同時に同一の物体を検出した場合に、第1検出位置と第2検出位置との間でX方向とY方向のずれが生じる。また、このずれの量は、第1検出位置と、第2検出位置と、物体寸法が分かれば、概算可能なものである。
そこで、第1検出位置と、第2検出位置と、物体寸法とをパラメータとして変化させながら、予め実験、シミュレーション等を行うことで、上記のずれの量を補正量として把握しておく。そして、第2検出位置と、物体寸法と、補正量とが関連付けられている補正マップを予め準備しておく。
ステップS203では、補正処理部15は、時刻tkの予測データに含まれる予測位置P(tk)を、補正マップにおける第2検出位置と捉え、その予測位置P(tk)および物体寸法に対応する第1補正量を、補正マップから演算する。
なお、補正処理部15は、時刻tkの予測データに含まれる予測位置P(tk)および物体寸法に加えて、さらに、物体の向きを考慮して、補正量を演算するように構成されていてもよい。また、このように構成した場合、予測位置P(tk)、物体寸法および物体の向きに基づいて、予測位置P(tk)を、自車両および物体に最も近い点(最近点)に補正するための補正量を演算してもよい。
ステップS204では、補正処理部15は、図4に示すように、X方向とY方向からなるXY座標上において、ステップS203で演算した第1補正量に従って、予測位置P(tk)をシフトすることで、相関用予測位置Pc(tk)を生成する。
このように、補正処理部15は、予測データP(tk)に第2観測データが取り込まれており、第1観測データが検出された場合、予測データに含まれる予測位置P(tk)および物体寸法に基づいて予測位置P(tk)を補正することで相関用予測位置Pc(tk)を含む補正データを生成する。
図3の説明に戻り、処理がステップS205へ進む場合、すなわち、時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれていない場合、時刻tk−1以前に、第2物体検出部12が物体の観測データをまだ検出していないこととなる。この場合、時刻tk−1の航跡データには、予測位置P(tk)が含まれることとなる。
ステップS205において、補正処理部15は、時刻tkの観測データを検出した物体検出部が第1物体検出部11であるか第2物体検出部12であるかを判定する。時刻tkの観測データを検出した物体検出部が第2物体検出部12である場合には、処理がステップS206へと進む。
一方、時刻tkの観測データを検出した物体検出部が第1物体検出部11である場合には、処理が終了となる。この場合、補正処理部15は、補正処理を行わず、時刻tkの予測データをそのまま、相関処理部16に出力する。
ステップS206において、補正処理部15は、時刻tkの第2観測データに含まれる第2検出位置D2(tk)および物体寸法を用いて、上記の補正マップに従って、第2検出位置D2(tk)を補正するための第2補正量を演算し、処理がステップS207へと進む。
なお、補正処理部15は、時刻tkの第2観測データに含まれる第2検出位置D2(tk)および物体寸法に加えて、さらに、物体の向きを考慮して、補正量を演算するように構成されていてもよい。また、このように構成した場合、第2検出位置D2(tk)、物体寸法および物体の向きに基づいて、第2検出位置D2(tk)を、自車両および物体に最も近い点(最近点)に補正するための補正量を演算してもよい。
ステップS207において、補正処理部15は、ステップS206で演算した第2補正量を用いて、時刻tkの補正データを生成し、処理が終了となる。
具体的には、補正処理部15は、第2補正量を用いて、時刻tkの第2検出位置D2(tk)を補正し、その補正結果である相関用検出位置D2c(tk)を含む補正データを生成する。
ここで、補正処理部15によって行われる相関用検出位置D2c(tk)の生成について、図5を参照しながらさらに説明する。図5は、本発明の実施の形態1における補正処理部15に生成される相関用検出位置D2c(tk)の概念を示す説明図である。
なお、図5では、時刻tk−1以前に、第1物体検出部11が物体(ここでは、他車両とする)の観測データをすでに検出している一方、第2物体検出部12がその物体の観測データをまだ検出しておらず、時刻tkにおいて、第2物体検出部12がその物体の第2検出位置D2(tk)を含む観測データを検出するケースを考えている。
上述したとおり、予測処理部14は、時刻tk−1の航跡データを用いて、時刻tkの予測データを生成する。この場合、時刻tkの予測データには、予測位置P(tk)が含まれる。補正処理部15は、時刻tkの第2観測データに含まれる第2検出位置D2(tk)および物体寸法を用いて、上記の補正マップに従って、第2補正量を演算する。
ステップS206では、補正処理部15は、時刻tkの第2観測データに含まれる第2検出位置D2(tk)を、補正マップにおける第2検出位置と捉え、その第2検出位置D2(tk)および物体寸法に対応する第2補正量を、補正マップから演算する。
ステップS207では、補正処理部15は、図5に示すように、X方向とY方向からなるXY座標上において、ステップS206で演算した第2補正量に従って、第2検出位置D2(tk)をシフトすることで、相関用検出位置D2c(tk)を生成する。
このように、補正処理部15は、予測データに第2観測データが取り込まれておらず、第2観測データが検出された場合、第2観測データに含まれる第2検出位置D2(tk)および物体寸法に基づいて第2検出位置D2(tk)を補正することで相関用検出位置D2c(tk)を含む補正データを生成する。
以上から分かるように、補正処理部15は、反射点位置を物体の検出位置として捉える検出方式の第1物体検出部11による検出結果と、第1物体検出部11とは異なる検出方式の第2物体検出部の検出結果とを整合させる役割を果たす。したがって、後述する相関処理部16が、相関する物体予測結果と物体検出結果の組み合わせを正確に選択することができる。また、後述する更新処理部17が生成する航跡データの精度を向上させることが可能となる。
図3に示すフローチャートの一連の処理は、予測処理部14から入力されるすべての予測データについて、予測データごとに実施される。
相関処理部16は、すべての時刻tkの補正データとすべての時刻tkの観測データを個別に組み合わせて、これらの組み合わせの中から、相関がある組み合わせを、相関データとして更新処理部17に出力する。
ここで、相関処理部16によって行われる相関データの生成について、図6を参照しながらさらに説明する。図6は、本発明の実施の形態1における相関処理部16が相関用予測位置Pc(tk)と第1検出位置D1(tk)の相関を取る方法を示す概念図である。
なお、図6では、時刻tkにおいて、第1検出位置D1(tk)_1を含む観測データと、第1検出位置D1(tk)_2を含む観測データとが第1物体検出部11によって検出され、さらに、相関用予測位置Pc(tk)_1を含む補正データと、相関用予測位置Pc(tk)_2を含む補正データとが補正処理部15によって生成されるケースを考えている。
この場合、相関処理部16は、すべての相関用予測位置Pc(tk)とすべての第1検出位置D1(tk)を個別に組み合わせて距離を算出し、これらの組み合わせの中から、距離が最も短い組み合わせを、相関データとして生成する。例えば、図6に示す状況では、相関用予測位置Pc(tk)_1と第1検出位置D1(tk)_2の組み合わせと、相関用予測位置Pc(tk)_2と第1検出位置D1(tk)_1の組み合わせを、相関データとして生成する。
このように、相関処理部16は、補正データに相関用予測位置Pc(tk)が含まれる場合、相関がある相関用予測位置Pc(tk)と第1検出位置D1(tk)の組み合わせを含む相関データを生成する。
続いて、相関処理部16によって行われる相関データの生成について、図7を参照しながらさらに説明する。図7は、本発明の実施の形態1における相関処理部16が予測位置P(tk)と相関用検出位置D2c(tk)の相関を取る方法を示す概念図である。
なお、図7では、時刻tkにおいて、予測位置P(tk)_1を含む予測データと、予測位置P(tk)_2を含む予測データとが予測処理部14によって生成され、さらに、相関用検出位置D2c(tk)_1を含む補正データと、相関用検出位置D2c(tk)_2を含む補正データとが補正処理部15によって生成されるケースを考えている。
この場合、相関処理部16は、すべての予測位置P(tk)とすべての第1検出位置D1(tk)を個別に組み合わせて距離を算出し、これらの組み合わせの中から、距離が最も短い組み合わせを、相関データとして生成する。例えば、図7に示す状況では、予測位置P(tk)_1と相関用検出位置D2c(tk)_2の組み合わせと、予測位置P(tk)_2と相関用検出位置D2c(tk)_1の組み合わせを、相関データとして生成する。
このように、相関処理部16は、補正データに相関用検出位置D2c(tk)が含まれる場合、相関がある予測位置P(tk)と相関用検出位置D2c(tk)の組み合わせを含む相関データを生成する。
なお、時刻tkにおいて、補正処理部15によって補正処理が行われなかった場合、すべての時刻tkの予測データとすべての時刻tkの観測データを個別に組み合わせて、これらの組み合わせの中から、上記と同様に、相関がある組み合わせを、相関データとして更新処理部17に出力する。
更新処理部17は、相関処理部16から入力される相関データを用いて、航跡データを生成する。
ここで、更新処理部17によって行われる航跡データの生成について、図8を参照しながら説明する。図8は、本発明の実施の形態1における更新処理部17によって行われる航跡データの生成処理を示すフローチャートである。
ステップS301において、更新処理部17は、相関処理部16から入力される相関データに相関用予測位置Pc(tk)と第1検出位置D1(tk)の組み合わせが含まれるか否かを判定する。相関データにその組み合わせが含まれる場合には、処理がステップS302へと進み、相関データにその組み合わせが含まれない場合には、処理がステップS304へと進む。
ステップS302において、更新処理部17は、補正処理部15によって演算された、相関用予測位置Pc(tk)に対応する第1補正量を用いて、時刻tkの第1検出位置D1(tk)を補正し、その補正結果である更新用検出位置D1r(tk)を生成し、処理がステップS303へと進む。
ここで、更新処理部17によって行われる更新用検出位置D1r(tk)の生成について、図9を参照しながら説明する。図9は、本発明の実施の形態1における更新処理部17によって生成される更新用検出位置D1r(tk)の概念を示す説明図である。なお、図9では、先の図4と同様のケースを考えている。
上述したとおり、補正処理部15は、第1補正量を用いて、予測位置P(tk)を補正することで、相関用予測位置Pc(tk)を生成する。また、相関処理部16は、相関用予測位置Pc(tk)と第1検出位置D1(tk)の組み合わせを相関データとして生成する。
更新処理部17は、図9に示すように、XY座標上において、予測位置P(tk)を補正する際に用いた第1補正量に従って、第1検出位置D1(tk)を、相関用予測位置Pc(tk)を生成した際の予測位置P(tk)をシフトした方向と反対方向にシフトすることで、更新用検出位置D1r(tk)を生成する。
ステップS303において、更新処理部17は、図9に示すように、相関用予測位置Pc(tk)に対応する予測位置P(tk)と、更新用検出位置D1r(tk)を用いて、航跡位置T(tk)を含む航跡データを生成し、処理が終了となる。なお、予測位置P(tk)と更新用検出位置D1r(tk)を用いて航跡位置T(tk)を生成する方法としては、例えば、α−βフィルタ、カルマンフィルタ等を用いた方法が挙げられる。
このように、更新処理部17は、相関データに相関用予測位置Pc(tk)と第1検出位置D1(tk)の組み合わせが含まれる場合、相関用予測位置Pc(tk)を生成した際の予測位置P(tk)の補正に基づいて第1検出位置D1(tk)を補正することで更新用検出位置D1r(tk)を生成する。また、更新処理部17は、相関用予測位置Pc(tk)に対応する予測位置P(tk)と、更新用検出位置D1r(tk)とを用いて、航跡位置T(tk)を含む航跡データを生成する。
ステップS304において、更新処理部17は、相関処理部16から入力される相関データに予測位置P(tk)と相関用検出位置D2c(tk)の組み合わせが含まれるか否かを判定する。相関データにその組み合わせが存在する場合には、処理がステップS305へ進み、相関データにその組み合わせが存在しない場合には、処理がステップS307へと進む。
ステップS305において、更新処理部17は、補正処理部15によって演算された、相関用検出位置D2c(tk)に対応する第2補正量を用いて、時刻tkの予測位置P(tk)を補正し、その補正結果である更新用予測位置Pr(tk)を生成し、処理がステップS306へと進む。
ここで、更新処理部17によって行われる更新用予測位置Pr(tk)の生成について、図10を参照しながら説明する。図10は、本発明の実施の形態1における更新処理部17によって生成される更新用予測位置Pr(tk)の概念を示す説明図である。なお、図10では、先の図5と同様のケースを考えている。
上述したとおり、補正処理部15は、第2補正量を用いて、第2検出位置D2(tk)を補正することで、相関用検出位置D2c(tk)を生成する。また、相関処理部16は、予測位置P(tk)と相関用検出位置D2c(tk)の組み合わせを相関データとして生成する。
更新処理部17は、図10に示すように、XY座標上において、第2検出位置D2(tk)を補正する際に用いた第2補正量に従って、予測位置P(tk)を、相関用検出位置D2c(tk)を生成した際の第2検出位置D2(tk)をシフトした方向と反対方向にシフトすることで、更新用予測位置Pr(tk)を生成する。
ステップS306において、更新処理部17は、図10に示すように、更新用予測位置Pr(tk)と、相関用検出位置D2c(tk)に対応する第2検出位置D2(tk)を用いて、航跡位置T(tk)を含む航跡データを生成し、処理が終了となる。なお、更新用予測位置Pr(tk)と第2検出位置D2(tk)を用いて航跡位置T(tk)を生成する方法としては、例えば、α−βフィルタ、カルマンフィルタ等を用いた方法が挙げられる。
このように、更新処理部17は、相関データに予測位置P(tk)と相関用検出位置D2c(tk)の組み合わせが含まれる場合、相関用検出位置D2c(tk)を生成した際の第2検出位置D2(tk)の補正に基づいて予測位置P(tk)を補正することで更新用予測位置Pr(tk)を生成する。また、更新処理部17は、更新用予測位置Pr(tk)と、相関用検出位置D2c(tk)に対応する第2検出位置D2(tk)とを用いて、航跡位置T(tk)を含む航跡データを生成する。
ステップS307において、更新処理部17は、時刻tkの予測データに含まれる予測位置P(tk)と時刻tkの観測データに含まれる検出位置を用いて、航跡位置T(tk)を含む航跡データを生成し、処理が終了となる。なお、予測位置P(tk)と検出位置を用いて航跡位置T(tk)を生成する方法としては、例えば、α−βフィルタ、カルマンフィルタ等を用いた方法が挙げられる。
なお、更新処理部17は、予測データと観測データの各運動諸元の平均値を、更新後の航跡データの各運動諸元の値とする。また、観測データに含まれる物体種別を更新後の航跡データに含まれる物体種別とし、観測データに含まれる物体寸法を更新後の航跡データに含まれる物体寸法とする。
図8に示すフローチャートの一連の処理は、相関処理部16から入力される相関データに含まれるすべての組み合わせについて、組み合わせごとに実施される。
車両制御装置2は、更新処理部17によって生成される航跡データに含まれる航跡位置に基づいて、自車両を制御する。具体的には、車両制御装置2は、自車両の制御として、航跡データに含まれる航跡位置の情報を用いて、自車両が前方の物体に衝突した際の被害を軽減する衝突被害軽減ブレーキシステムの制御、前方の車両に追従するアダプティブクルーズコントロールシステムの制御等を行う。
以上、本実施の形態1によれば、第1の構成として、時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれており、第1検出位置D1(tk)が検出された場合には、予測データに含まれる予測位置P(tk)および物体寸法に基づいて予測位置P(tk)を補正することで相関用予測位置Pc(tk)を生成し、相関用予測位置Pc(tk)を生成した際の予測位置P(tk)の補正に基づいて第1検出位置D1(tk)を補正することで更新用検出位置D1r(tk)を生成し、予測位置P(tk)と更新用検出位置D1r(tk)とを用いて航跡位置T(tk)を生成するように構成されている。
また、第2の構成として、時刻tkの予測データに第2観測データが取り込まれておらず、第2検出位置D2(tk)が検出された場合には、第2観測データに含まれる第2検出位置D2(tk)および物体寸法に基づいて第2検出位置D2(tk)を補正することで相関用検出位置D2c(tk)を生成し、相関用検出位置D2c(tk)を生成した際の第2検出位置D2(tk)の補正に基づいて予測位置P(tk)を補正することで更新用予測位置Pr(tk)を生成し、更新用予測位置Pr(tk)と第2検出位置D2(tk)とを用いて航跡位置T(tk)を生成するように構成されている。このように、第1の構成、第2の構成、または第1の構成と第2の構成を組み合わせた構成を実現することで、従来と比べて、自車両に対する物体の相対位置をより正確に取得することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、先の実施の形態1の構成に対して、第1検出位置および第2検出位置のそれぞれの精度情報を考慮して航跡位置を生成するように構成される物体認識処理装置1について説明する。なお、本実施の形態2では、先の実施の形態1と同様である点の説明を省略し、先の実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
第1物体検出部11は、第1検出位置に加えて、その第1検出位置の精度情報をさらに含む第1観測データを検出する。
ここで、第1検出位置の精度情報を検出する方法としては、例えば、次のような方法が考えられる。すなわち、第1物体検出部11の動作に関する試験を予め行い、第1検出位置と、その精度の関係について評価し、第1検出位置と、その精度とを関連付けた第1テーブルを作成しておく。第1物体検出部11は、検出した第1検出位置に対応する精度を、予め作成した第1テーブルから演算し、その演算結果を精度情報として検出する。
第2物体検出部11は、第2検出位置に加えて、その第2検出位置の精度情報をさらに含む第2観測データを検出する。
ここで、第2検出位置の精度情報を検出する方法としては、例えば、次のような方法が考えられる。すなわち、第2物体検出部12の動作に関する試験を予め行い、第2検出位置と、その精度の関係について評価し、第2検出位置と、その精度とを関連付けた第2テーブルを作成しておく。第2物体検出部12は、検出した第2検出位置に対応する精度を、予め作成した第2テーブルから演算し、その演算結果を精度情報として検出する。
更新処理部17は、先の図8のステップS303において、予測位置P(tk)と更新用検出位置D1r(tk)に加えて、第1検出位置D(tk)の精度情報と、予測位置P(tk)の精度情報とを用いて、航跡位置T(tk)を生成する。
ここで、予測位置P(tk)の精度情報を演算する方法としては、例えば、次のような方法が考えられる。すなわち、予測位置P(tk)を含む予測データには第2観測データが取り込まれているので、上記の第2テーブルから、その予測位置P(tk)に対応する精度を、予測位置P(tk)の精度情報として演算する。
また、航跡位置T(tk)を生成するには、例えば、次のような式に従って航跡位置T(tk)を演算すればよい。
航跡位置T(tk)
=a×予測位置P(tk)+(1−a)×更新用検出位置D1r(tk)
ただし、a=予測位置P(tk)の精度/(予測位置P(tk)の精度+第1検出位置D1(tk)の精度)
このように、更新処理部17は、相関用予測位置Pc(tk)に対応する予測位置P(tk)の精度情報を演算する。また、更新処理部17は、相関用予測位置Pc(tk)に対応する予測位置P(tk)と、更新用検出位置D1r(tk)とに加え、第1検出位置D1(tk)の精度情報と相関用予測位置Pc(tk)に対応する予測位置P(tk)の精度情報とを用いて、航跡位置T(tk)を生成する。
更新処理部17は、先の図8のステップS306において、更新用予測位置Pr(tk)と第2検出位置D2(tk)に加えて、第2検出位置D(tk)の精度情報と、予測位置P(tk)の精度情報とを用いて、航跡位置T(tk)を生成する。
ここで、予測位置P(tk)の精度情報を演算する方法としては、例えば、次のような方法が考えられる。すなわち、予測位置P(tk)を含む予測データには第2観測データが取り込まれていないので、上記の第1テーブルから、その予測位置P(tk)に対応する精度を、予測位置P(tk)の精度情報として演算する。
また、航跡位置T(tk)を生成するには、例えば、次のような式に従って航跡位置T(tk)を演算すればよい。
航跡位置T(tk)
=a×更新用予測位置Pr(tk)+(1−a)×第2検出位置D2(tk)
ただし、a=予測位置P(tk)の精度/(予測位置P(tk)の精度+第2検出位置D2(tk)の精度)
このように、更新処理部17は、更新用予測位置Pr(tk)に対応する予測位置P(tk)の精度情報を演算する。また、更新処理部17は、更新用予測位置Pr(tk)と、相関用検出位置D2c(tk)に対応する第2検出位置D2(tk)とに加え、第2検出位置D2(tk)の精度情報と更新用予測位置Pr(tk)に対応する予測位置P(tk)の精度情報とを用いて、航跡位置T(tk)を生成する。
なお、物体種別の信頼度情報または検出位置の精度情報を用いて、航跡位置を演算する際に用いる検出位置を補正してもよい。
なお、物体種別の信頼度情報を用いて、予測データに含まれる予測位置の推定誤差、または観測データに含まれる検出位置の推定誤差を変化させることで、予測データと観測データの重みづけを変更して、航跡データを生成するようにしてもよい。このように構成することで、例えば、物体種別が間違っていた場合、かつ物体種別の信頼度情報が正確に出力されていた場合において、推定誤差を大きくすることによって、誤って補正された値が航跡データに与える精度低下の影響を小さくすることができる。
なお、物体寸法の精度情報を用いて、予測データに含まれる予測位置の推定誤差、または観測データに含まれる検出位置の推定誤差を変化させることで、予測データと観測データの重みづけを変更して、航跡データを生成するようにしてもよい。このように構成することで、例えば、物体寸法の誤差が大きく、かつ物体寸法の精度情報が正確に出力されていた場合において、推定誤差を大きくすることによって、誤って補正された値が航跡データに与える精度低下の影響を小さくすることができる。
以上、本実施の形態2によれば、先の実施の形態1の構成に対して、予測位置P(tk)の精度情報を演算し、予測位置P(tk)と、更新用検出位置D1r(tk)とに加え、第1検出位置D1(tk)の精度情報と予測位置P(tk)の精度情報とを用いて、航跡位置T(tk)を生成するように構成されている。
また、先の実施の形態1の構成に対して、予測位置P(tk)の精度情報を演算し、更新用予測位置Pr(tk)と、第2検出位置D2(tk)とに加え、第2検出位置D2(tk)の精度情報と予測位置P(tk)の精度情報とを用いて、航跡位置T(tk)を生成するように構成されている。このように構成した場合であっても、先の実施の形態1と同様の効果が得られる。
1 物体認識処理装置、2 車両制御装置、11 第1物体検出部、12 第2物体検出部、13 物体認識処理部、14 予測処理部、15 補正処理部、16 相関処理部、17 更新処理部。
本発明における物体認識処理装置は、検出波を自車両の周辺の物体に送信して物体から反射した検出波を受信し、受信した検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出部と、第1物体検出部と異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出部と、観測データが検出された時刻tkよりも前の時刻tk−1の航跡位置を含む航跡データを用いて、時刻tkの航跡位置を含む航跡データを予測することで、時刻tkの予測位置を含む予測データを生成する予測処理部と、時刻tk−1以前に第2観測データがすでに検出されており時刻tkの第1観測データが検出された場合、時刻tkの予測データに含まれる予測位置および物体寸法に基づいて予測位置を補正することで時刻tkの相関用予測位置を含む補正データを生成する補正処理部と、時刻tkの補正データに相関用予測位置が含まれる場合、相関がある時刻tkの相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理部と、時刻tkの相関データに相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせが含まれる場合、相関用予測位置を生成した際の予測位置の補正に基づいて第1検出位置を補正することで時刻tkの更新用検出位置を生成し、相関用予測位置に対応する予測位置と、更新用検出位置とを用いて、時刻tkの航跡位置を含む航跡データを生成する更新処理部と、を備えたものである。
本発明における物体認識処理方法は、検出波を自車両の周辺の物体に送信して物体から反射した検出波を受信し、受信した検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出ステップと、第1物体検出ステップと異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出ステップと、観測データが検出された時刻tkよりも前の時刻tk−1の航跡位置を含む航跡データを用いて、時刻tkの航跡位置を含む航跡データを予測することで、時刻tkの予測位置を含む予測データを生成する予測処理ステップと、時刻tk−1以前に第2観測データがすでに検出されており時刻tkの第1観測データが検出された場合、予測データに含まれる予測位置および物体寸法に基づいて予測位置を補正することで相関用予測位置を含む補正データを生成する補正処理ステップと、時刻tkの補正データに相関用予測位置が含まれる場合、相関がある時刻tkの相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理ステップと、時刻tkの相関データに相関用予測位置と第1検出位置の組み合わせが含まれる場合、相関用予測位置を生成した際の予測位置の補正に基づいて第1検出位置を補正することで時刻tkの更新用検出位置を生成し、相関用予測位置に対応する予測位置と、更新用検出位置とを用いて、時刻tkの航跡位置を含む航跡データを生成する更新処理ステップと、を備えたものである。

Claims (12)

  1. 検出波を自車両の周辺の物体に送信して前記物体から反射した前記検出波を受信し、受信した前記検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出部と、
    前記第1物体検出部と異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出部と、
    前記観測データが検出された現在時刻よりも前の過去時刻の航跡位置を含む航跡データを用いて、前記現在時刻の航跡位置を含む航跡データを予測することで、予測位置を含む予測データを生成する予測処理部と、
    前記予測データに前記第2観測データが取り込まれており、前記第1観測データが検出された場合、前記予測データに含まれる前記予測位置および前記物体寸法に基づいて前記予測位置を補正することで相関用予測位置を含む補正データを生成する補正処理部と、
    前記補正データに前記相関用予測位置が含まれる場合、相関がある前記相関用予測位置と前記第1検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理部と、
    前記相関データに前記相関用予測位置と前記第1検出位置の組み合わせが含まれる場合、前記相関用予測位置を生成した際の前記予測位置の補正に基づいて前記第1検出位置を補正することで更新用検出位置を生成し、前記相関用予測位置に対応する前記予測位置と、前記更新用検出位置とを用いて、前記航跡位置を含む前記航跡データを生成する更新処理部と、
    を備えた物体認識処理装置。
  2. 前記第2検出位置と、前記物体寸法と、補正量とが関連付けられている補正マップを予め準備しておき、
    前記補正処理部は、
    前記予測データに含まれる前記予測位置および前記物体寸法に対応する第1補正量を前記補正マップから演算し、前記第1補正量に従って前記予測位置をシフトすることで前記相関用予測位置を生成する
    請求項1に記載の物体認識処理装置。
  3. 前記更新処理部は、
    前記相関用予測位置に対応する前記第1補正量に従って前記第1検出位置を、前記相関用予測位置を生成した際の前記予測位置をシフトした方向と反対方向にシフトすることで前記更新用検出位置を生成する
    請求項2に記載の物体認識処理装置。
  4. 前記第1観測データは、前記第1検出位置の精度情報をさらに含み、
    前記第2観測データは、前記第2検出位置の精度情報をさらに含み、
    前記更新処理部は、
    前記相関用予測位置に対応する前記予測位置の精度情報を演算し、前記相関用予測位置に対応する前記予測位置と、前記更新用検出位置とに加え、前記第1検出位置の精度情報と前記相関用予測位置に対応する前記予測位置の精度情報とを用いて、前記航跡位置を生成する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の物体認識処理装置。
  5. 検出波を自車両の周辺の物体に送信して前記物体から反射した前記検出波を受信し、受信した前記検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出部と、
    前記第1物体検出部と異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出部と、
    前記観測データが検出された現在時刻よりも前の過去時刻の航跡位置を含む航跡データを用いて、前記現在時刻の航跡位置を含む航跡データを予測することで、予測位置を含む予測データを生成する予測処理部と、
    前記予測データに前記第2観測データが取り込まれておらず、前記第2観測データが検出された場合、前記第2観測データに含まれる前記第2検出位置および前記物体寸法に基づいて前記第2検出位置を補正することで相関用検出位置を含む補正データを生成する補正処理部と、
    前記補正データに前記相関用検出位置が含まれる場合、相関がある前記予測位置と前記相関用検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理部と、
    前記相関データに前記予測位置と前記相関用検出位置の組み合わせが含まれる場合、前記相関用検出位置を生成した際の前記第2検出位置の補正に基づいて前記予測位置を補正することで更新用予測位置を生成し、前記更新用予測位置と、前記相関用検出位置に対応する前記第2検出位置とを用いて、前記航跡位置を含む前記航跡データを生成する更新処理部と、
    を備えた物体認識処理装置。
  6. 前記第2検出位置と、前記物体寸法と、補正量とが関連付けられている補正マップを予め準備しておき、
    前記補正処理部は、
    前記第2観測データに含まれる前記第2検出位置および前記物体寸法に対応する第2補正量を前記補正マップから演算し、前記第2補正量に従って前記第2検出位置をシフトすることで前記相関用検出位置を生成する
    請求項5に記載の物体認識処理装置。
  7. 前記更新処理部は、
    前記相関用検出位置に対応する前記第2補正量に従って前記予測位置を、前記相関用検出位置を生成した際の前記第2検出位置をシフトした方向と反対方向にシフトすることで前記更新用予測位置を生成する
    請求項6に記載の物体認識処理装置。
  8. 前記第1観測データは、前記第1検出位置の精度情報をさらに含み、
    前記第2観測データは、前記第2検出位置の精度情報をさらに含み、
    前記更新処理部は、
    前記更新用予測位置に対応する前記予測位置の精度情報を演算し、前記更新用予測位置と、前記相関用検出位置に対応する前記第2検出位置とに加え、前記第2検出位置の精度情報と前記更新用予測位置に対応する前記予測位置の精度情報とを用いて、前記航跡位置を生成する
    請求項5から7のいずれか1項に記載の物体認識処理装置。
  9. 前記予測処理部は、
    前記過去時刻の前記航跡位置および前記物体の相対速度を含む前記航跡データと、前記過去時刻から前記現在時刻までの経過時間とを用いて、前記予測位置を生成する
    請求項1から8のいずれか1項に記載の物体認識処理装置。
  10. 検出波を自車両の周辺の物体に送信して前記物体から反射した前記検出波を受信し、受信した前記検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出ステップと、
    前記第1物体検出ステップと異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出ステップと、
    前記観測データが検出された現在時刻よりも前の過去時刻の航跡位置を含む航跡データを用いて、前記現在時刻の航跡位置を含む航跡データを予測することで、予測位置を含む予測データを生成する予測処理ステップと、
    前記予測データに前記第2観測データが取り込まれており、前記第1観測データが検出された場合、前記予測データに含まれる前記予測位置および前記物体寸法に基づいて前記予測位置を補正することで相関用予測位置を含む補正データを生成する補正処理ステップと、
    前記補正データに前記相関用予測位置が含まれる場合、相関がある前記相関用予測位置と前記第1検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理ステップと、
    前記相関データに前記相関用予測位置と前記第1検出位置の組み合わせが含まれる場合、前記相関用予測位置を生成した際の前記予測位置の補正に基づいて前記第1検出位置を補正することで更新用検出位置を生成し、前記相関用予測位置に対応する前記予測位置と、前記更新用検出位置とを用いて、前記航跡位置を含む前記航跡データを生成する更新処理ステップと、
    を備えた物体認識処理方法。
  11. 検出波を自車両の周辺の物体に送信して前記物体から反射した前記検出波を受信し、受信した前記検出波に基づいて、第1検出位置を含む観測データを第1観測データとして検出する第1物体検出ステップと、
    前記第1物体検出ステップと異なる検出方式で、第2検出位置および物体寸法を含む観測データを第2観測データとして検出する第2物体検出ステップと、
    前記観測データが検出された現在時刻よりも前の過去時刻の航跡位置を含む航跡データを用いて、前記現在時刻の航跡位置を含む航跡データを予測することで、予測位置を含む予測データを生成する予測処理ステップと、
    前記予測データに前記第2観測データが取り込まれておらず、前記第2観測データが検出された場合、前記第2観測データに含まれる前記第2検出位置および前記物体寸法に基づいて前記第2検出位置を補正することで相関用検出位置を含む補正データを生成する補正処理ステップと、
    前記補正データに前記相関用検出位置が含まれる場合、相関がある前記予測位置と前記相関用検出位置の組み合わせを含む相関データを生成する相関処理ステップと、
    前記相関データに前記予測位置と前記相関用検出位置の組み合わせが含まれる場合、前記相関用検出位置を生成した際の前記第2検出位置の補正に基づいて前記予測位置を補正することで更新用予測位置を生成し、前記更新用予測位置と、前記相関用検出位置に対応する前記第2検出位置とを用いて、前記航跡位置を含む前記航跡データを生成する更新処理ステップと、
    を備えた物体認識処理方法。
  12. 請求項1から9のいずれか1項に記載の物体認識処理装置と、
    前記物体認識処理装置の前記更新処理部によって生成される前記航跡データに基づいて、前記自車両を制御する車両制御装置と、
    を備えた車両制御システム。
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