JP2018176017A - オゾン用エジェクタと水処理装置 - Google Patents

オゾン用エジェクタと水処理装置 Download PDF

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Katsuhisa Yada
勝久 矢田
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Abstract

【課題】被処理水にオゾンガスを混合するために用いられ、分解することなく内部に付着した析出物を必要に応じて適切なタイミングで強制的に除去できるオゾン用エジェクタと水処理装置を提供する。【解決手段】被処理水にオゾンガスを混合させるエジェクタ本体10のオゾンガス吸入穴35にソレノイド31に設けた昇降棒41を出入れ自在に設けた。また、オゾンを供給するオゾン供給体2と紫外線を照射する紫外線照射体3と光触媒を作用させる光触媒機能体4とを備えた水処理ユニット1で構成され、オゾン供給体2から供給されるオゾンガスを吸入混合するためのエジェクタ本体10に吸入穴35が設けられ、この吸入穴35にソレノイド31に設けられた昇降棒41を出入れ自在に設けて当該吸入穴35に付着する析出物S等を付着防止し又は付着した析出物S等を除去するようにした。【選択図】図4

Description

本発明は、被処理水にオゾンガスを混合するためのオゾン用エジェクタと、オゾン用エジェクタを用いて被処理水にオゾンガスを混合する水処理装置に関する。
近年、例えば温泉設備等において、オゾナイザ(オゾン発生装置)を利用した水処理装置による除菌が有効であることが知られている。この場合、オゾナイザから発生するオゾンを被処理水に混合させるために、エジェクタ(エゼクタ)が一般に設けられることが多い。エジェクタは、供給側と、混合側との間のオゾン供給用のポートが設けられた構造であり、このエジェクタを用いた水処理装置では、供給側から高圧の被処理水が流れるときにポートからオゾンが吸い込まれ、このオゾンが非処理水に混合されつつ混合側に送られながら水処理される。
その際、被処理水中に含まれるCa等の元素がオゾンと反応して酸化物等の析出物が析出しやすくなり、特に、ポートの出口付近には、この析出物が付着して詰まりやすくなる。この場合、ポートからオゾンが被処理水中に適切に供給されなくなり、被処理水の除菌処理が難しくなるおそれがある。
この対策として、通常、エジェクタを分解し、詰まっている析出物を、ピン等を用いて除去することが多くなっている。
一方、特許文献1のエゼクタにおいては、噴出ノズルの基端部と流体圧送管との間に曲管が設けられ、この曲管の軸線位置にノズルの噴出孔に向かう摺動回転自在な掃除具が設けられている。このエゼクタでは、ノズル噴出孔に固形物等の析出物が詰まったときなどには、手動で把手を動かして掃除具により析出物を取り除くことが可能になっている。
特許文献2のエゼクタの洗浄装置では、駆動気体が噴出されるノズルの噴出口の絞り部に臨ませるように、洗浄ノズルがエゼクタに配置されている。この洗浄装置では、洗浄ノズルから洗浄流体が噴出可能に設けられ、この洗浄流体によってノズル噴出口の流路、特に、ノズル絞り部に堆積した堆積物を洗浄できるようになっている。
実開昭56−76200号公報 特開平7−27100号公報
一般的な構造のエジェクタを分解して内部に付着した析出物をピン等で除去する場合、エジェクタを水処理装置の流路から取外した後に分解し、析出物の除去後には再度組立てる必要があるために手間がかかる。これにより、頻繁に析出物の除去作業をおこなうことが難しくなり、長期に渡って放置される可能性がある。さらには、析出物が内部に強くこびりついて簡単に除去できなくなることがあり、この対策として、ピン以外のドライバ等の尖形の工具等を用いて削り取る必要が生じることもある。しかも、工具等を用いたとしても、強固に付着した析出物を完全に取り除くことが困難になったり、工具先端でエジェクタ内部を傷付けるおそれが生じる。
特許文献1のエゼクタでは、手動で掃除具を動かして析出物を取り除くようにしていることから、定期的なサイクルや、析出物の付着状況(混合流体の吐出状況)などに応じた適切なタイミングで析出物を除去することが難しい。しかも、分解して析出物を除去する場合と同様に、作業者の失念などにより長期に渡って放置される可能性があり、この場合、内部が詰まってエジェクタとしての機能を発揮できなくなることがある。
特許文献2においては、洗浄ノズルからの洗浄流体でノズル噴出口の堆積物を洗浄しているが、洗浄流体の吐出を制御することは記載されていない。このことから、特許文献1と同様に、定期的に析出物の除去作業をおこなうことが難しく、析出物が内部に残ってエジェクタとしての機能を発揮できなくなるおそれがある。
本発明は、上記の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、被処理水にオゾンガスを混合するために用いられ、分解することなく内部に付着した析出物を必要に応じて適切なタイミングで強制的に除去できるオゾン用エジェクタと水処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、被処理水にオゾンガスを混合させるエジェクタ本体のオゾンガス吸入穴にソレノイドに設けた昇降棒を出入れ自在に設けたオゾン用エジェクタである。
請求項2に係る発明は、ソレノイドは、エジェクタ本体に搭載され、昇降棒は、ソレノイドのプランジャに一体に又は別体に設けられたオゾン用エジェクタである。
請求項3に係る発明は、エジェクタ本体には、被処理水の供給路と、この供給路に続く絞り流路と、この絞り流路に続く流出路と、絞り流路の2次側近傍にオゾンガスを吸引混合するための吸入穴とを備え、この吸入穴には、ソレノイドに設けられた昇降棒が出入れ自在に設けたオゾン用エジェクタである。
請求項4に係る発明は、昇降棒により吸入穴に析出物が付着することを防止し、又は吸入穴に付着した析出物等を除去するようにしたオゾン用エジェクタである。
請求項5に係る発明は、オゾンを供給するオゾン供給体を備えた水処理ユニットで構成され、オゾン供給体から供給されるオゾンガスを吸入混合するためのエジェクタ本体に吸入穴が設けられ、この吸入穴にソレノイドに設けられた昇降棒を出入れ自在に設けて当該吸入穴に付着する析出物等を付着防止し又は付着した析出物等を除去するようにした水処理装置である。
請求項6に係る発明は、水処理ユニットとして、オゾンを供給するオゾン供給体と、紫外線を照射する紫外線照射体とを備える水処理装置である。
請求項7に係る発明は、水処理ユニットとして、オゾンを供給するオゾン供給体と、紫外線を照射する紫外線照射体と、光触媒を作用させる光触媒機能体とを備える水処理装置である。
請求項8に係る発明は、水処理ユニットの電源をOFFした際に、エジェクタ本体のオゾンガスの吸入穴に昇降棒を出入れ自在に設けて被処理水の逆流を防止するようにした水処理装置である。
請求項9に係る発明は、ソレノイドは、制御部からの作動信号により昇降棒をオゾンガスの吸入穴に出入れするようにしたオゾン用エジェクタと水処理装置である。
請求項1に係る発明によると、被処理水にオゾンガスを混合するために用いることができ、エジェクタ本体を分解することなく、ソレノイドに設けた昇降棒をオゾンガス吸入穴に出し入れすることで、内部に付着した析出物を昇降棒で強制的に除去できる。しかも、ソレノイドの動作を制御することで、定期的なサイクルや析出物の付着状況などの必要に応じて、適切なタイミングで析出物の除去作業を自動化することもできる。
請求項2に係る発明によると、エジェクタ本体にソレノイドを搭載することでユニット化でき、ソレノイドのプランジャに一体に又は別体に設けた昇降棒を、プランジャから直接動作を伝達してオゾンガス吸入穴に出入れできる。これにより、昇降棒を予めプランジャに一体化したソレノイドを設けたり、或は、既製のソレノイドを利用し、このソレノイドのプランジャに別途設けた昇降棒を簡単に接続できる。昇降棒を適切なストロークで昇降動作させてオゾンガス吸入穴に付着した析出物を確実に除去し、ソレノイドの制御によって昇降棒の先端側がエジェクタ本体内部に接触して傷付けることを防止する。
請求項3に係る発明によると、供給路を流れる被処理水に、吸入穴を介して絞り流路の2次側近傍からオゾンガスを混合させながら流出路に流すことができる。吸入穴に付着した酸化物等の析出物を昇降棒の出入れにより除去することで、供給路から絞り流路、流出路への被処理水の流れにより、オゾンガスを真空作用によって吸入穴からスムーズに混合でき、エジェクタ本体のオゾンガスの供給性能を維持することができる。
請求項4に係る発明によると、昇降棒単体で吸入穴への析出物の付着を防止し、又は吸入穴に付着した析出物等を除去できる。しかも、昇降棒の一部を、その下降時に吸入穴をシール可能な形状に設けておくことにより、吸入穴からの被処理水の逆流を防止可能となる。
請求項5に係る発明によると、水処理ユニットのオゾン供給体によりオゾンを供給して被処理水を殺菌浄化できる。エジェクタ本体のオゾンガス吸入穴に昇降棒を出入れし、析出物等の付着を防止したり付着した析出物等を除去することで、被処理水に対して正確な量のオゾンガスを混合し、オゾン供給体による水処理の精度を向上して機能性の高い処理水を安定して得ることが可能になる。
請求項6に係る発明によると、水処理ユニットのオゾン供給体によりオゾンを供給し、紫外線照射体により紫外線を照射することで、これらの相乗効果により被処理水の殺菌浄化機能を向上して機能性の高い処理水を得ることができる。
請求項7に係る発明によると、水処理ユニットのオゾン供給体によりオゾンを供給し、紫外線照射体により紫外線を照射し、光触媒機能体により光触媒を作用させることで、これらの相乗効果により被処理水を殺菌浄化機能を向上して機能性の高い処理水を得ることができる。
請求項8に係る発明によると、水処理ユニットの電源OFF後に、エジェクタ本体への被処理水の逆流を防止することで、水処理ユニットの未使用時にオゾンガス供給体やソレノイド側への被処理水の浸入を防止し、被処理水への悪影響も抑える。
請求項9に係る発明によると、必要に応じて制御部からの作動信号により昇降棒を吸入穴に自在に出入れして析出部を除去可能となる。これにより、定期的なサイクルでソレノイドを動作させ、オゾン穴吸入穴への析出物の付着を防止したり、付着した析出物を除去し、エジェクタ本体を介して被処理水にオゾンを安定供給することができる。
水処理装置の実施形態を示した一部切欠き正面図である。 オゾン供給体の制御系を示すブロック図である。 本発明におけるオゾン用エジェクタの実施形態を示す斜視図である。 図3の中央縦断面図である。 析出物の除去工程を示す断面図である。 昇降棒の他の各例を示した拡大断面図である。
以下に、本発明におけるオゾン用エジェクタと水処理装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1においては、水処理装置の実施形態を示しており、図3、図4においては、オゾン用エジェクタの実施形態を示している。
図1における水処理装置は、例えば温泉設備等の被処理水を水処理するための設備の流路に設けられ、新たな水や一度使用した水を除菌浄化して利用するために用いられる。水処理装置は、水処理ユニット1により構成され、この水処理ユニット1は、オゾンを供給するオゾン供給体(オゾナイザ)2と、紫外線を照射する紫外線照射体3と、光触媒を作用させる光触媒機能体4とを備え、被処理水に対してオゾンの供給、紫外線の照射、光触媒の作用をそれぞれおこなうようになっている。さらに、水処理ユニット1には、エジェクタ本体10、制御部11、流量スイッチ12、エアセパレータ13、空気抜き弁14が設けられる。水処理ユニット1の一次側には被処理水入口15、二次側には被処理水出口16がそれぞれ設けられる。
水処理ユニット1内に設けられる各装置のうち、オゾン供給体2は、オゾンガスを発生可能な装置であり、このオゾン供給体2のオゾン供給側とエジェクタ本体10の後述のエア継手20の入口側とが、接続用配管21で接続される。オゾン供給体2により発生したオゾンガスは、接続用配管21を介してエジェクタ本体10に供給され、このエジェクタ本体10により吸入され被処理水に混合される。
オゾン供給体2に接続された接続用配管21とエジェクタ本体10との間には、図2に示した電磁弁22、チェックバルブ23が設けられる。電磁弁22は、水処理ユニット1の停止時に閉止して被処理水の逆流を防止可能に設けられ、チェックバルブ23は、被処理水の正常な流れを可能にしつつ逆流を防止する構造に設けられる。
オゾン供給体2の一次側には、ゼオライトからなるドライヤ24、このドライヤ24の一次側にエアポンプ25がそれぞれ設けられ、このエアポンプ25によりドライヤ24側に圧縮エアが供給可能に設けられる。
オゾン供給体2は、適宜の内部構造であればよく、図示しないが、例えば誘電体とアース電極とを有し、これらの間に極狭い隙間が設けられ、この隙間に空気又は酸素が流れる構造に設けられる。誘電体のアース電極との反対側には電極が貼り付けられ、この電極を介して高電圧の電気を印加可能に設けられ、空隙部分で放電されることにより、オゾンが生成可能になっている。誘電体には、放熱用パッド、放熱フィンが装着され、これらによりオゾン生成時に発生する熱が放出される。
図3、図4に示す本実施形態におけるエジェクタは、エジェクタ本体10、接続ブロック30、ソレノイド31を有している。
エジェクタ本体10は、被処理水が一次側から供給される供給路32と、この供給路32から続くテーパ面状に形成された絞り流路33と、この絞り流路33から二次側に続く流出路34と、絞り流路33の2次側近傍にオゾンガスを吸引混合するためのオゾンガス吸入穴35とが備えられている。吸入穴35は極細い流路に設けられ、高圧の被処理水がエジェクタ本体10の供給路32から絞り流路33を介して流出路34に向けて流れるときに、ベンチュリー管の原理に基づいて被処理水に負圧が発生したときに、この負圧によりオゾン供給体2から供給されるオゾンガスが吸入されるようになっている。さらに、吸入穴35は、オゾンガスが細かい気泡状態で被処理水に溶け込みつつ混合可能な穴径に設けられる。
接続ブロック30の内部には略L字状の連通流路36が形成され、接続ブロック30は、この連通通路36の一方をエジェクタ本体10の吸入穴35に連通させた状態で、エジェクタ本体10の上部にOリング37を介して接続される。連通流路36の他方側にはエア継手20の一端部が接続され、このエア継手20の他端部は、図1に示すように接続用配管21を介してオゾン供給体2に接続される。オゾン供給体2により生成されるオゾンは、エア継手20を介して接続ブロック30からエジェクタ本体10に供給される。
ソレノイド31は、略L字状に形成されたステー38を介して接続ブロック30の上部に配置され、これらステー38と接続ブロック30との間にはOリング39が装着される。ソレノイド31のプランジャ(可動鉄心)40には、昇降棒41が一体に又は別体に設けられ、この昇降棒41が、プランジャ40と一体に昇降動作してエジェクタ本体10の吸入穴35に出入れ自在に設けられている。
昇降棒41は、吸入穴35に遊嵌可能な略円柱状に形成され、ソレノイド31の下部に垂下形成されたガイド筒42内に挿入されることにより、吸入穴35と略同軸上に配置された状態で接続ブロック30内に格納される。昇降棒41の長さは、少なくともその下降時に先端部が吸入穴35の流出路34との境界よりも突出するように設けられる。プランジャ40は、昇降棒41と略同径に設けられているとよい。
上記の構成により、昇降棒41が昇降して吸入穴35に出入れされることで、この昇降棒41により、吸入穴35に被処理水へのオゾンの混合時に生成される酸化物などの図5の析出物S等の付着が防止される。又は、既に吸入穴35に析出物S等が付着している場合には、これを昇降棒41で削り取るようにして除去する。
図2のブロック図に示すように、ソレノイド31には制御部11が設けられ、この制御部11からの作動信号により、昇降棒41を吸入穴35に出入れするように設けられる。この場合、制御部11の制御により、必要に応じた任意のタイミングでソレノイド31を動作することが可能になっている。
図1における流量スイッチ(流量SW)12は、エジェクタ本体10の一次側に設けられ、この流量スイッチ12により被処理水入口15からの被処理水が流量調整可能に設けられる。エジェクタ本体10の二次側には、反応槽である後述の紫外線・光触媒ユニット50が接続される。
上記したエジェクタにより、水処理ユニット1において、電源45をOFFした際に、オゾンガス吸入穴35に出入れ自在に設けられた昇降棒41が、吸入穴35を塞ぐ位置、すなわち、昇降棒41の下端が流出路34との境界付近になる位置で停止し、この昇降棒41で吸入穴35を塞いで逆止部位が設けられる。この逆止部位により、吸入穴35からの被処理水の逆流が防止される。
紫外線照射体3並びに光触媒機能体4は、紫外線・光触媒ユニット(反応槽)50として一体に設けられる。図示しないが、このユニット50の中央には紫外線光源(UVランプ)が備えられ、このUVランプの外周側には、内ガラス管と外ガラス管とが設けられ、これら内外ガラス管の間を被処理水が通過する構造になっている。さらに、内外ガラス管間の被処理水の流路に、二酸化チタンなどからなる光触媒が配置される。
エアセパレータ13は、オゾン供給体2、紫外線・光触媒ユニット50により処理した被処理水を気体と液体とに分けるために用いられ、このエアセパレータ13の上部に空気抜き弁が取付けられる。図示しないが、エアセパレータ13は、例えば内部が回転することにより外側に液体、内側に気体が集まる構造に設けられ、このエアセパレータ13により分けられた液体(処理後の水)が、被処理水出口16に供給される。
空気抜き弁14は、エアセパレータ13で分離された気体を集めることが可能な構造に設けられ、気体を外部に放出可能な吐出口14aを有している。
図示しないが、エアセパレータ13には極細い空気抜き穴が設けられ、この空気抜き穴を介して気体が抜かれるようになっている。空気抜き穴には気液混合状態の水が接触するため、カルシウム等の析出物等の成分が詰まりやすくなる。そのため、このエアセパレータ13に対して、前述したエジェクタ本体10と同様にして空気抜き穴に昇降棒を出入れ自在な構造に設けることができ、この場合、昇降棒によって空気抜き穴に詰まった析出物等を除去したり、又は析出物等の付着を防止可能となる。
さらに、エジェクタ本体10やエアセパレータ13以外にも、水処理装置の流路や各装置等に同様の昇降棒の出入れ構造を設け、これらに付着した析出物等の異物を除去したり付着を防止することも可能になっている。
前記昇降棒41は、オゾンガス吸入穴35に出入れ可能であり、この吸入穴35に付着した図5の析出物S等を除去し、又は吸入穴に付着する析出物S等の付着を防止可能であれば、適宜の材料を用いて任意の長さや断面形状に形成することもできる。さらには、ストレート状の棒形状に限らず、一部を異なる形状に設けることもできる。
次いで、本発明のオゾン用エジェクタと水処理装置の前記実施形態における動作並びに作用を説明する。
水処理装置(水処理ユニット1)が設けられた設備に被処理水を流し、水処理ユニット1の電源45をONにして作動させると、被処理水が水処理ユニット1の被処理水入口15から流れ込み、流量スイッチ12により流量が調節されながらエジェクタ側に送られる。このとき、図2において、圧縮エアがエアポンプ25から供給され、この圧縮エアがドライヤ24で乾燥され、この乾燥空気がオゾン供給体(オゾナイザ)2に送られてオゾンガスが生成される。オゾンガスは、接続用配管21を介してエア継手20よりエジェクタ内に送られる。その際、図2の電磁弁22、チェックバルブ23により、被処理水の接続用配管21(接続ブロック30)側への逆流が防がれている。
エジェクタ内の被処理水には、連通流路36、吸入穴35を介してオゾン供給体2からのオゾンガスが吸入される。続いて、オゾン処理された被処理水は、紫外線・光触媒ユニット50により、UVランプで紫外線が照射され、光触媒の光触媒作用により殺菌浄化される。その後、エアセパレータ13で液体と気体とに分離され、分離された液体が処理後の水として被処理水出口16より吐出される。一方、エアセパレータ13で集められた気体は、空気抜き弁14の吐出口から外部に放出される。
上記の水処理ユニット1で水処理をおこなう場合、長期の使用などにより、オゾン供給体2からのオゾンガスが被処理水と反応し、エジェクタ本体10内の特に狭い流路である吸入穴35付近に析出物S等として付着するおそれがある。
これに対して、本発明のオゾン用エジェクタは、エジェクタ本体10の吸入穴35に昇降棒41を出入れ自在に設け、吸入穴35に付着する析出物S等の付着を防止し、又は付着した析出物S等を除去するようにしている。このため、エジェクタを分解したり析出物S除去用の外部の治具等を使用することなく、析出物S等を吸入穴35から流出路34側に昇降棒41で直接押すようにして、吸入穴35やその周辺の析出物S等を強制的に除去し、析出物S等の残留を確実に防止する。
しかも、昇降棒41をソレノイド31に取付け、このソレノイド31で昇降棒41を動作させていることにより、定期的なサイクルや、析出物S等の付着状況などに応じた適切なタイミングで昇降棒41の動作を制御部11を介して制御できる。このため、析出物S等の除去やその付着を確実に防止でき、長期に渡って析出物S等の付着が放置されるおそれもない。
ここで、上記のエジェクタの動作を以下に詳しく述べる。
昇降棒41の下端部が接続ブロック30の上部近傍にある状態(昇降棒41の最上点の状態という)において、制御部11から作動信号をソレノイド31に送ることで昇降棒41が下降する。このとき、昇降棒41は、図5(a)、図5(b)、及び図5(c)の吸入穴35と流出路34との境界よりも流出路34側に突出した状態を経て、この流出路34の内周に近接する位置(昇降棒の最下点の状態という)まで下降する。その際、図5(b)、図5(c)に示すように、オゾンガス吸入穴35に付着したり吸入穴35の入口側に堆積した析出物S等を、昇降棒41で流出路34側に押し込むようにして除去できる。
続いて、制御部11から作動信号をソレノイド31に送り、昇降棒41を最下点の状態から最上点の状態まで上昇させる。
上記の昇降棒41の昇降動作を、制御部11の制御によってソレノイド31で繰り返しおこなうことにより、図5(d)に示すように、析出物S等を効果的に除去し、又は析出物等の付着を防止して析出物S等による吸入穴35の縮小を阻止し、この吸入穴35の所定の流路口径を確保できる。これにより、吸入穴35によるエジェクタとしてのオゾン吸入性能を維持し、被処理水に所望のオゾンガスを高い精度で供給可能となる。
この場合、上述の制御部11によりソレノイド31を動作させるタイミングとして、(1)水処理装置(水処理ユニット1)の運転/停止時、(2)タイマーによる制御、(3)流量もしくは圧力のしきい値による制御がある。これらによる制御の例をそれぞれ述べる。
(1)水処理装置の運転/停止時
水処理装置の停止時には、昇降棒41の最下点の状態を維持しており、水処理装置の運転開始時に昇降棒41を最上点の状態に動作させるようにする。次に、水処理装置を再度停止するときには、昇降棒41を最下点の状態まで動作させる。このように、水処理装置の停止時に昇降棒41を最下点の状態に維持することにより、水処理装置の停止時に吸入穴35を昇降棒41で塞ぎ、被処理水がエジェクタ本体10から接続ブロック30側に逆流することを防止可能となる。
この比較として、仮に、水処理装置の停止時に昇降棒41を吸入穴35よりも下降させなかった場合には、図4において、被処理水が接続ブロック30からチェックバルブ23付近まで満たされることとなる。この場合、再度、水処理装置を動作した際に被処理水が残留した状態になり、オゾンとCa等のイオンが反応して析出物等が生じやすくなる。この析出物等が、接続ブロック30からチェックバルブ23付近まで滞留・固着すると、オゾン供給体2からエジェクタに適切にオゾンガスを供給できなくなり、オゾンガスによる水処理を確実に実施することが難しくなる。
(2)タイマーによる制御
水処理装置は、その用途に応じて数日から数週間の連続運転されることがある。そのため、タイマー制御によりソレノイド31を動作させる場合、より析出物S等が付着しやすくなる数週間の連続運転に合わせるように、少なくとも1回/日の頻度で昇降棒41を最上点の状態から最下点の状態にし、再度、最上点の状態まで戻すようにする。この場合、望ましくは、昇降棒41を繰り返し吸入穴35に出入れするように複数回往復動作させるようにし、さらには、水処理装置の使用状況等に応じて、1回/日よりもより多い頻度で昇降棒41を出入れするとよい。
また、水処理装置が使用される設備が比較的小型であったり、コスト削減として中長期的にエジェクタを動作させて析出物S等の除去や付着防止を図るようにするために、タイマー制御をおこなうようにしてもよい。
(3)流量もしくは圧力のしきい値による制御
(A)流量のしきい値による制御
前述した水処理装置で用いられるオゾン供給体2としては、例えば、エア流量2.0L/min以上のときに、規定のオゾン発生量(例えば0.5g/min)を発生するように設計される。このことから、エア流量が2.0L/min未満となったときに、昇降棒41の最上点の状態から最下点の状態までの昇降動作を実施させるようにする。ただし、オゾンの発生量の多さをそこまで必要としない場合や、昇降棒41を可能な限り動作させたくない場合などもあるため、流量のしきい値は適宜調整可能である。
(B)圧力のしきい値による制御
エジェクタの負圧のみでオゾン供給体2にオゾン含有エアをオゾンガス吸入穴35から流入させる構成の水処理装置の場合には、エア圧力が少なくとも0kPa近傍になった時点で、昇降棒41の最上点から最下点までの昇降動作をおこなってこの昇降棒41による析出物S等の除去並びに析出物S等の付着を防止するようにする。この場合、エア圧力が−2kPaよりも大きい圧力になったときに、昇降動作をおこなうことが好ましい。
エアポンプ25で圧力をかけた空気を利用して、オゾン供給体2にオゾン含有エアを流入させる構成の水処理装置の場合には、圧力が20kPaよりも大きくなったときに、昇降棒41の最上点から最下点までの昇降動作をおこなうようにする。
エアポンプ25よりも圧力の大きい図示しないコンプレッサで圧力をかけた空気を利用して、オゾン供給体2にオゾン含有エアを流入させる構成の水処理装置の場合には、圧力が200kPaよりも大きくなったときに、昇降棒41の最上点から最下点までの昇降動作をおこなうようにする。
上述したソレノイド31の動作タイミングである、(1)水処理装置の運転/停止時、(2)タイマーによる制御、(3)流量もしくは圧力のしきい値による制御について、吸入穴35からの析出物S等の除去並びに付着の防止のみを目的とする場合には、これら(1)〜(3)までのうちの何れか一つにより昇降棒41を動作させるようにすればよい。
一方、上記析出物S等の除去並びに付着の防止に加えて、水処理ユニットの電源OFF時に吸入穴35への昇降棒41の出入れにより被処理水の逆流を防止し、吸入穴35への析出物S等の滞留を防止することも目的とする場合には、上記動作タイミングのうちの(1)のみ、(1)と(2)の組合わせ、(1)と(3)の組合わせ、(1)〜(3)までの組合わせの何れかとするとよい。このうち、特にコスト低減を重視する場合には、(1)と(2)の組合わせの制御方式を採用するとよい。一方、遠隔監視や遠隔操作をおこなう場合には、(1)と(3)の組合わせ、もしくは(1)〜(3)までの組合わせによる制御方式を採用するとよい。
図6(a)〜図6(d)においては、昇降棒の他例を示している。
これらの昇降棒は、前述した最下点の状態において、吸入穴35付近に位置する部分が特殊な形状に設けられ、これによって昇降棒の最下点の状態で吸入穴35の封止性を高めることが可能になっている。
図6(a)において、吸入穴35の入口側にはテーパ面35aが設けられ、このテーパ面35aに対して、最下点の状態の昇降棒60が対向する位置に、環状テーパ部61が外径方向に突出形成されている。環状テーパ部61を設けた場合、昇降棒60の最下点の状態でこの環状テーパ部61がテーパ面35aに当接して吸入穴35を塞ぎ、水処理装置の停止時等における被処理水の逆流を確実に防止できる。この場合、環状テーパ部61の傾斜角度を、テーパ面35aと略同じ角度に設けるとよい。
さらに、図6(b)に示すように、昇降棒62の環状テーパ部61に装着溝63を設け、この装着溝63にOリング64を装着してもよい。この場合、Oリング64がテーパ面35aに密着して封止性能を一層向上し、確実に逆流を防止可能となる。
図6(a)、図6(b)の場合、昇降棒60、62の環状テーパ部61よりも先端側に図示しないねじ切り部分を設けることもでき、この場合には、ねじによって吸入穴35に強くこびりついた析出物S等を削り取ることができ、析出物S等の除去機能が一層高まる。
図6(c)においては、最下点の状態の昇降棒66における吸入穴35のテーパ面35aの位置に、テーパ面35aの開口側外径よりも大径の環状板67を形成したものである。この場合、昇降棒66の最下点の状態で、環状板67の底面が吸入穴35の上面側に当接することで、水処理装置の停止時等での被処理水の逆流を防止できる。
図6(d)においては、昇降棒66の環状板67の底面に薄板状のゴム製環状シート68が貼り付けられ、この環状シート68を昇降棒66の最下点の状態で吸入穴35の上面側に密着シールさせるようにしたものである。この場合、環状シート68の底面が吸入穴35の上面側に密着して環状板67のみの場合よりも封止性能が向上し、被処理水の逆流を一層軽減できる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、前記実施の形態記載に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変更ができるものである。例えば、オゾン用エジェクタとして水処理装置以外の装置に適用することができ、さらには、水以外の被処理流体に用いたり、オゾンガス以外のガスを供給するエジェクタに適用することも可能である。
1 水処理ユニット
2 オゾン供給体
3 紫外線照射体
4 光触媒機能体
10 エジェクタ本体
11 制御部
31 ソレノイド
32 供給路
33 絞り流路
34 流出路
35 オゾンガス吸入穴
40 プランジャ
41 昇降棒
45 電源
S 析出物

Claims (9)

  1. 被処理水にオゾンガスを混合させるエジェクタ本体のオゾンガス吸入穴にソレノイドに設けた昇降棒を出入れ自在に設けたことを特徴とするオゾン用エジェクタ。
  2. 前記ソレノイドは、前記エジェクタ本体に搭載され、前記昇降棒は、前記ソレノイドのプランジャに一体に又は別体に設けられた請求項1に記載のオゾン用エジェクタ。
  3. 前記エジェクタ本体には、被処理水の供給路と、この供給路に続く絞り流路と、この絞り流路に続く流出路と、前記絞り流路の2次側近傍にオゾンガスを吸引混合するための吸入穴とを備え、この吸入穴には、前記ソレノイドに設けられた昇降棒が出入れ自在に設けた請求項1又は2に記載のオゾン用エジェクタ。
  4. 前記昇降棒により前記吸入穴に析出物が付着することを防止し、又は前記吸入穴に付着した析出物等を除去するようにした請求項1乃至3の何れか1項に記載のオゾン用エジェクタ。
  5. オゾンを供給するオゾン供給体を備えた水処理ユニットで構成され、前記オゾン供給体から供給されるオゾンガスを吸入混合するためのエジェクタ本体に吸入穴が設けられ、この吸入穴にソレノイドに設けられた昇降棒を出入れ自在に設けて当該吸入穴に付着する析出物等を付着防止し又は付着した析出物等を除去するようにしたことを特徴とする水処理装置。
  6. 前記水処理ユニットとして、オゾンを供給する前記オゾン供給体と、紫外線を照射する紫外線照射体とを備える請求項5に記載の水処理装置。
  7. 前記水処理ユニットとして、オゾンを供給する前記オゾン供給体と、紫外線を照射する紫外線照射体と、光触媒を作用させる光触媒機能体とを備える請求項5に記載の水処理装置。
  8. 前記水処理ユニットの電源をOFFした際に、前記エジェクタ本体のオゾンガスの吸入穴に前記昇降棒を出入れ自在に設けて被処理水の逆流を防止するようにした請求項5乃至7の何れか1項に記載の水処理装置。
  9. 前記ソレノイドは、制御部からの作動信号により前記昇降棒をオゾンガスの前記吸入穴に出入れするようにした請求項1乃至8の何れか1項に記載のオゾン用エジェクタと水処理装置。
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