JP2018175726A - ヘアドライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができるヘアドライヤーを提供する。【解決手段】本発明に係るヘアドライヤーは、温風を送風する送風部と、送風部から送風された温風により加熱されている毛髪の温度を検知する毛髪温度検知部と、温度検知部により検知された毛髪の温度の単位時間あたりの変化量を加熱時間に対して積算し、当該積算の結果に基づいて、温風により毛髪に与えた加熱量を算出する加熱量算出部と、加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて毛髪の全体に含まれる水分量を推定し、当該水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する水分量判定部と、水分量判定部により判定された結果に基づいて、水分量に関する情報をユーザに伝達する水分量伝達部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、毛髪の温度を検知する機能を有するヘアドライヤーに関する。
従来、この種のヘアドライヤーとして、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、毛髪から発せられる赤外線を検知することによって毛髪の温度を検知し、検知された毛髪の温度が所定の温度に達すると、LEDを点灯するように構成されたヘアドライヤーが記載されている。
特開平5−95813号公報
しかしながら、特許文献1のヘアドライヤーでは、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にするという観点において、未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができるヘアドライヤーを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るヘアドライヤーは、
温風を送風する送風部と、
前記送風部から送風された温風により加熱されている毛髪の温度を検知する毛髪温度検知部と、
前記温度検知部により検知された毛髪の温度の単位時間あたりの変化量を加熱時間に対して積算し、当該積算の結果に基づいて、前記温風により毛髪に与えた加熱量を算出する加熱量算出部と、
前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて毛髪の全体に含まれる水分量を推定し、当該水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する水分量判定部と、
前記水分量判定部により判定された結果に基づいて、水分量に関する情報をユーザに伝達する水分量伝達部と、
を備えるように構成されている。
本発明に係るヘアドライヤーによれば、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
本発明の実施形態に係るヘアドライヤーの斜視図である。 図1のヘアドライヤーの内部構成を示す縦断面図である。 図1のヘアドライヤーの制御部に関するブロック図である。 温風により加熱しているときの毛髪の温度変化の一例を示すグラフである。 毛髪に与えた加熱量を積算する原理を説明するためのグラフである。 毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量との関係を示すグラフである。 水分量表示部に表示される例を示す図である。 水分量表示部に表示される変形例を示す図である。 水分量表示部に表示される変形例を示す図である。 毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量との関係を示すグラフである。 毛髪の水分量と毛髪の温度との関係を示すグラフである。
(本開示の基礎となった知見)
本発明者らは、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にするため、鋭意検討した結果、以下の新規な知見を得た。
毛髪の全体をより適当な乾燥状態にするには、毛髪の全体が最適な水分量になるまで、毛髪の全体を過不足なく加熱することが望まれる。従来、毛髪の温度が毛髪の乾燥状態の判断指針として利用されている。しかしながら、毛髪に含まれる水分量は、毛髪の温度に対して比例関係にはない。
例えば、温風を当てている毛髪において、加熱開始時には、毛髪に含まれる水分量(水分率)が35%であり、毛髪の温度が30度であるとする。また、加熱終了時において、毛髪に含まれる最適な水分量が10%であり、当該最適な水分量にするのに必要な毛髪の温度が60度であるとする。この場合、ヘアドライヤーによって加熱し始めたとき、図11に示すように、毛髪の温度が急速に上昇し、約50度以上になると、毛髪の温度変化が小さくなる。毛髪の温度が約60度に到達すると、温度をほぼ一定に維持しつつ、水分量が減り続ける。より具体的には、毛髪に含まれる水分量が10%〜20%であるとき、毛髪の温度は約60度で維持される。
このため、毛髪の温度が所定の温度(例えば、60度)に達したときにLEDを点灯して、ユーザに乾燥状態を表示する従来の構成では、毛髪に含まれる水分量が最適な水分量である10%になる前に、LEDが点灯してしまう。このため、ユーザは、温風を当てている毛髪の部分の乾燥が終了したと誤認識して、温風を当てる部分を毛髪の他の部分に変えるか、或いはヘアドライヤーの動作を停止させる。この場合、毛髪の全体の乾燥状態が不充分となる。
また、通常、ユーザは、毛髪の全体をより均一に乾燥させるために、温風を当てる毛髪の部分を変える。このとき、温風によって加熱され、最適な水分量に到達した毛髪の部分の温度は、温風を当てていない間に低下する。この状態で、当該毛髪の部分に再び温風を当てると、当該毛髪の部分の温度が60度に到達するまでLEDが点灯しない。このため、ユーザは、当該毛髪の部分の乾燥が不充分であると誤認識して、当該毛髪の部分に温風を当て続けてしまうことが起こり得る。この場合、毛髪の全体が過剰に加熱されることになる。
これに対し、本発明者らは、毛髪の全体に含まれる水分量と毛髪に与えた加熱量との間に相関関係があることを見出した。また、本発明者らは、毛髪の温度に基づいて加熱量を算出し、当該加熱量に基づいて毛髪の全体に含まれる水分量を推定し、当該水分量に関する情報をユーザに伝達することで、毛髪の全体をより適当な乾燥状態できることを見出した。これらの新規な知見に基づき、本発明者らは、以下の発明に至った。
本発明の第1態様によれば、温風を送風する送風部と、
前記送風部から送風された温風により加熱されている毛髪の温度を検知する毛髪温度検知部と、
前記温度検知部により検知された毛髪の温度の単位時間あたりの変化量を加熱時間に対して積算し、当該積算の結果に基づいて、前記温風により毛髪に与えた加熱量を算出する加熱量算出部と、
前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて毛髪の全体に含まれる水分量を推定し、当該水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する水分量判定部と、
前記水分量判定部により判定された結果に基づいて、水分量に関する情報をユーザに伝達する水分量伝達部と、
を備える、ヘアドライヤーを提供する。
本発明の第2態様によれば、毛髪の長さを入力する長さ入力部を更に備え、
前記水分量判定部は、前記長さ入力部により入力された毛髪の長さに応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、第1態様に記載のヘアドライヤーを提供する。
本発明の第3態様によれば、毛髪の毛量を入力する毛量入力部を更に備え、
前記水分量判定部は、前記毛量入力部により入力された毛髪の毛量に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、第1又は2態様に記載のヘアドライヤーを提供する。
本発明の第4態様によれば、毛髪の周囲の環境温度を検知する環境温度検知部を更に備え、
前記水分量判定部は、前記環境温度検知部により検知された前記環境温度に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、第1〜3態様のいずれか1つに記載のヘアドライヤーを提供する。
本発明の第5態様によれば、毛髪の周囲の環境湿度を検知する環境湿度検知部を更に備え、
前記水分量判定部は、前記環境湿度検知部により検知された前記環境湿度に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する第1〜4態様のいずれか1つに記載のヘアドライヤーを提供する。
本発明の第6態様によれば、前記温風により加熱される毛髪の加熱開始時からの経過時間を検知する加熱時間検知部を更に備え、
前記水分量判定部は、前記加熱時間検知部により検知された前記経過時間に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、第1〜5態様のいずれか1つに記載のヘアドライヤーを提供する。
本発明の第7態様によれば、前記水分量伝達部は、複数の発光体を有し、前記水分量判定部により判定された結果に基づいて、発光させる発光体を変更する、第1〜6態様のいずれか1つに記載のヘアドライヤーを提供する。
本発明の第8態様によれば、前記水分量伝達部は、少なくとも1つの発光体を有し、前記水分量判定部により判定された結果に基づいて、発光体の光量又は色を変更する、第1〜6態様のいずれか1つに記載のヘアドライヤーを提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「前」、「後」等の方向を示す用語を用いるが、本発明のヘアドライヤーの使用状態等を限定することを意味するものではない。
《実施形態》
本発明の実施形態に係るヘアドライヤーの全体構造について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るヘアドライヤーの斜視図である。図2は、図1のヘアドライヤーの内部構成を示す縦断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るヘアドライヤー1は、本体部10と、ハンドル部20とを備えている。
図2に示すように、本体部10の内部には、温風を送風する送風部11が設けられている。送風部11は、ファン12と、駆動源の一例であるモータ13と、加熱部の一例であるヒータ14とを備えている。ファン12は、モータ13により回転駆動されることにより、本体部10の後端部に設けられた吸引口10aを通じて外部の空気を本体部10内に取り込み、本体部10の前部に設けられた送風口10bを通じて外部に送風するように構成されている。ヒータ14は、ファン12から送風される空気を加熱して温風を生成する。なお、送風口10bの近傍の詳細な構成については、従来のハンドドライヤーと同様であるので省略する。
また、本体部10の内部には、毛髪の周囲の環境温度を検知する環境温度検知部の一例である室温センサ15と、毛髪の周囲の環境湿度を検知する環境湿度検知部の一例である湿度センサ16とが設けられている。
本体部10の前部には、図1及び図2に示すように、毛髪の温度を検知する毛髪温度センサの一例である赤外線センサ17と、水分量伝達部の一例である水分量表示部18が設けられている。赤外線センサ17は、毛髪から発せられる赤外線を検知することにより、毛髪の温度を検知する。
本体部10の上部には、毛髪の長さを入力する長さ入力部19Aと、毛髪の毛量を入力する毛量入力部19Bとが設けられている。長さ入力部19Aは、例えば、「短い」、「普通」、「長い」の三段階で毛髪の長さを入力可能に構成されている。毛量入力部19Bは、例えば、「多い」、「普通」、「少ない」の三段階で毛髪の毛量を入力可能に構成されている。
ハンドル部20は、略筒状の形成されている。ハンドル部20の上端部20aは、本体部10の後方下端部10cに回動可能に取り付けられている。ハンドル部20の下端部20bには、電源コード21が接続されている。電源コード21が外部電源に接続されることにより、ヘアドライヤー1を駆動するための電力が供給される。
ハンドル部20の前側面には、入力部の一例であるスイッチ23が設けられている。ユーザは、スイッチ23を操作することにより、電源のオンオフ、温風及び冷風の切換え、風量の切換え等を行うことができる。
ハンドル部20の内部には、各部及び各装置の動作を制御する制御部22が設けられている。
図3は、本実施形態に係るヘアドライヤー1の制御部22に関するブロック図である。
図3に示すように、制御部22は、送風部11と、室温センサ15と、湿度センサ16と、赤外線センサ17と、水分量表示部18と、長さ入力部19Aと、毛量入力部19Bと、スイッチ23とに電気的に接続されている。制御部22は、スイッチ23を通じて入力された入力情報、室温センサ15、湿度センサ16、及び赤外線センサ17の検知情報に基づいて、送風部11の駆動を制御する。制御部22は、加熱時間検知部24と、加熱量算出部25と、水分量判定部26とを備えている。
加熱時間検知部24は、温風により加熱される毛髪の加熱開始時からの経過時間を検知する。
加熱量算出部25は、赤外線センサ17により検知された毛髪の温度の単位時間あたりの変化量を加熱時間に対して積算し、当該積算の結果に基づいて、温風により毛髪に与えた加熱量を算出する。
図4は、温風により加熱(乾燥)しているときの毛髪の温度変化の一例を示すグラフである。図4に示すように、加熱時間が増加するに従い、毛髪の温度は、室温(例えば、25度)を基準として、上下に大きく変動しつつ、緩やかに上昇する。図4において、一点鎖線は、毛髪の温度の略平均を示している。
図5は、毛髪に与えた加熱量を積算する原理を説明するためのグラフである。図5に示すように、加熱量算出部25は、毛髪の温度の単位時間tmあたりの変化量を加熱時間に対して積算する。すなわち、加熱量算出部25は、毛髪の温度変化曲線と室温を示す直線とで挟まれる領域(図5の斜線部分)の面積を算出する。当該面積が毛髪に与えた加熱量となる。
なお、室温を基準としているのは、温風の当てていないとき(加熱していないとき)の毛髪の温度が室温(環境温度)と同じ又は略同じであると想定できるからである。本実施形態において、室温は、室温センサ15により検知されるが、赤外線センサ17により検知されてもよい。すなわち、赤外線センサ17が毛髪の温度を検知するとともに室温を検知するように構成されてもよい。また、加熱量算出部25が、室温と想定される温度を予め記憶していてもよい。この場合、室温センサ15を設ける必要性を無くすことができる。
なお、加熱中にユーザによってヘアドライヤー1の電源が一旦オフされた後、再びオンされることが起こり得る。この場合、例えば、電源がオフである期間が予め設定された時間以内であれば、ヘアドライヤー1を実質的に連続使用していると見なし、加熱量を積算してもよい。
水分量判定部26は、加熱量算出部25により算出された加熱量に基づいて毛髪の全体に含まれる水分量を推定し、当該水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する。
図6は、毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量との関係を示すグラフである。図6に示すように、加熱開始時に毛髪に含まれる水分量(水分率)が35%であり、加熱終了時に毛髪に含まれる最適な水分量が10%であるとする。この場合、毛髪に与えた加熱量は、毛髪の水分量の減少に比例して増加する。すなわち、毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量とは比例関係にある。従って、水分量判定部26は、毛髪に与えた加熱量に基づいて毛髪の全体の水分量を推定することができる。水分量判定部26には、毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量との比例関係に基づく水分量判定式が予め記憶されている。
水分量判定部26は、前記推定した水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する。例えば、前記推定した水分量が25%であり、水分量基準値が20%である場合、水分量判定部26は、前記推定した水分量が水分量基準値に達していないと判定する。また、例えば、前記推定した水分量が15%であり、水分量基準値が20%である場合、水分量判定部26は、前記推定した水分量が水分量基準値に達していると判定する。
図1及び図2に示す水分量表示部18は、水分量判定部26により判定された結果に基づいて、水分量に関する情報を表示する。本実施形態において、水分量表示部18は、発光体の一例である少なくとも1つのLEDを備えている。水分量表示部18は、図7に示すように、水分量判定部26により判定された結果に基づいて、LEDの色を変化させる。なお、図7は、説明の便宜上、LEDの色の変化をハッチングの間隔の違いで表している。
例えば、水分量表示部18は、水分量判定部26により判定された結果が水分量基準値に達していない場合、LEDの色を青にする。一方、水分量表示部18は、水分量判定部26により判定された結果が水分量基準値に達している場合、LEDの色を赤にする。ユーザは、LEDの色を確認することによって、加熱の進捗状況を知ることができる。その結果、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
なお、水分量判定部26は、複数(例えば、3つ)の水分量基準値を有し、前記推定した水分量がいずれの水分量基準値に達しているか否かを判定するように構成されることが好ましい。この場合、水分量判定部26により判定された結果に応じて水分量表示部18が順に表示する色の種類(例えば、青→緑→黄→赤)を増加させることにより、ユーザは、加熱の進捗状況をより詳細に知ることができる。
なお、水分量表示部18は、LEDの色を変更することに代えて、LEDの光量を変更するように構成されてもよい。この構成によっても、ユーザは、加熱の進捗状況をより詳細に知ることができる。
また、水分量表示部18は、図8に示すように、複数の発光体の一例として複数(例えば、8つ)のLEDを有し、水分量判定部26により判定された結果に基づいて、発光させるLEDを変更するようにしてもよい。この場合、例えば、右側又は左側から順にLEDを点灯又は消灯させてもよい。また、点灯するLEDが右側又は左側から順に変わるようにしてもよい。また、図8に示すように、水分量表示部18は、本体部10の前部ではく、側面に設けられてもよい。この場合、ユーザがハンドル部20を持つ持ち手が右手であっても左手であっても、水分量表示部18が見えるように、水分量表示部18は、本体部10の両側面に設けられることが好ましい。
また、水分量表示部18は、図9に示すように、7セグメントディスプレイを備えて、水分量に関する情報をデジタル表示するように構成されてもよい。この構成によっても、ユーザは、加熱の進捗状況をより詳細に知ることができる。
本実施形態に係るヘアドライヤー1によれば、毛髪の温度に基づいて加熱量を算出し、当該加熱量に基づいて毛髪の全体に含まれる水分量を推定し、当該水分量に関する情報をユーザに伝達するように構成されている。これにより、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
次に、長さ入力部19Aに毛髪の長さが入力された場合について説明する。
毛髪の長さが異なる場合、毛髪の全体を最適な水分量にするのに必要な加熱量も異なる。例えば、毛髪の長さが長い場合、毛髪の全体を最適な水分量にするのに必要な加熱量は、毛髪の長さが短い又は普通の場合よりも多くなる。このため、毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量とは、毛髪の長さに応じて図10に示すような関係にある。図10において、一点鎖線は、毛髪の長さが長い場合における毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量との関係を示している。また、実線は、毛髪の長さが普通である場合における毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量との関係を示している。また、二点鎖線は、毛髪の長さが短い場合における毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量との関係を示している。
このため、水分量判定部26は、長さ入力部19Aにより入力された毛髪の長さに応じて、加熱量算出部25により算出された加熱量に基づいて推定された水分量を補正し、当該補正された水分量が水分量基準値に達しているか否かを判定することが好ましい。これにより、毛髪の長さを考慮して、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
次に、毛量入力部19Bに毛髪の毛量が入力された場合について説明する。
前述した毛髪の長さが異なる場合と同様に、毛髪の毛量が異なる場合、毛髪の全体を最適な水分量にするのに必要な加熱量も異なる。例えば、毛髪の毛量が多い場合、毛髪の全体を最適な水分量にするのに必要な加熱量は、毛髪の毛量が少ない又は普通の場合よりも多くなる。このため、毛髪に与えた加熱量と毛髪の水分量とは、毛髪の毛量に応じて図10に示す関係と同様な関係にある。
この場合、水分量判定部26は、毛量入力部19Bにより入力された毛髪の毛量に応じて、加熱量算出部25により算出された加熱量に基づいて推定された水分量を補正し、当該補正された水分量が水分量基準値に達しているか否かを判定することが好ましい。これにより、毛髪の毛量を考慮して、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
また、ユーザによっては、片側の毛髪を完全に乾燥させてから、他側の毛髪を乾燥させるようにヘアドライヤー1を使用することがある。このような場合、片側の毛髪を加熱している間に、他側の毛髪が周囲の環境温度(室温)又は環境湿度の影響を受けて自然乾燥し、毛髪の全体を最適な水分量にするのに必要な加熱量が減少することがある。
このため、水分量判定部26は、室温センサ15により検知された室温に応じて、加熱量算出部25により算出された加熱量に基づいて推定された水分量を補正し、当該補正された水分量が水分量基準値に達しているか否かを判定することが好ましい。これにより、室温を考慮して、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
また、水分量判定部26は、湿度センサ16により検知された湿度に応じて、加熱量算出部25により算出された加熱量に基づいて推定された水分量を補正し、当該補正された水分量が水分量基準値に達しているか否かを判定することが好ましい。これにより、湿度を考慮して、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
また、水分量判定部26は、加熱時間検知部24により検知された経過時間に応じて、加熱量算出部25により算出された加熱量に基づいて推定された水分量を補正し、当該補正された水分量が水分量基準値に達しているか否かを判定することが好ましい。これにより、加熱開始からの経過時間を考慮して、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、水分量伝達部の一例として水分量表示部18について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、水分量伝達部は、音声、振動などによって水分量を伝達するように構成されてもよい。
なお、前記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、本発明の請求の範囲内に含まれると理解されるべきである。
本発明は、毛髪の全体をより適当な乾燥状態にすることができるので、業務用や家庭用のヘアドライヤーに有用である。
1 ヘアドライヤー
10 本体部
10a 吸引口
10b 送風口
10c 後方下端部
11 送風部
12 ファン
13 モータ
14 ヒータ
15 室温センサ
16 湿度センサ
17 赤外線センサ
18 水分量表示部
19A 長さ入力部
19B 毛量入力部
20 ハンドル部
20a 上端部
20b 下端部
21 電源コード
22 制御部
23 スイッチ
24 加熱時間検知部
25 加熱量算出部
26 水分量判定部

Claims (8)

  1. 温風を送風する送風部と、
    前記送風部から送風された温風により加熱されている毛髪の温度を検知する毛髪温度検知部と、
    前記毛髪温度検知部により検知された毛髪の温度の単位時間あたりの変化量を加熱時間に対して積算し、当該積算の結果に基づいて、前記温風により毛髪に与えた加熱量を算出する加熱量算出部と、
    前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて毛髪の全体に含まれる水分量を推定し、当該水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する水分量判定部と、
    前記水分量判定部により判定された結果に基づいて、水分量に関する情報をユーザに伝達する水分量伝達部と、
    を備える、ヘアドライヤー。
  2. 毛髪の長さを入力する長さ入力部を更に備え、
    前記水分量判定部は、前記長さ入力部により入力された毛髪の長さに応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、請求項1に記載のヘアドライヤー。
  3. 毛髪の毛量を入力する毛量入力部を更に備え、
    前記水分量判定部は、前記毛量入力部により入力された毛髪の毛量に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、請求項1又は2に記載のヘアドライヤー。
  4. 毛髪の周囲の環境温度を検知する環境温度検知部を更に備え、
    前記水分量判定部は、前記環境温度検知部により検知された前記環境温度に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘアドライヤー。
  5. 毛髪の周囲の環境湿度を検知する環境湿度検知部を更に備え、
    前記水分量判定部は、前記環境湿度検知部により検知された前記環境湿度に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘアドライヤー。
  6. 前記温風により加熱される毛髪の加熱開始時からの経過時間を検知する加熱時間検知部を更に備え、
    前記水分量判定部は、前記加熱時間検知部により検知された前記経過時間に応じて、前記加熱量算出部により算出された加熱量に基づいて推定された前記水分量を補正し、当該補正された水分量が予め設定された少なくとも1つの水分量基準値に達しているか否かを判定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のヘアドライヤー。
  7. 前記毛髪の全体に含まれる水分量に関する情報をユーザに伝達する水分量伝達部を更に備え、
    前記水分量伝達部は、複数の発光体を有し、前記水分量判定部により判定された結果に基づいて、発光させる発光体を変更する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のヘアドライヤー。
  8. 前記毛髪の全体に含まれる水分量に関する情報をユーザに伝達する水分量伝達部を更に備え、
    前記水分量伝達部は、少なくとも1つの発光体を有し、前記水分量判定部により判定された結果に基づいて、発光体の光量又は色を変更する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のヘアドライヤー。
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