JP2018175439A - 血液透析装置における血液回路への補充液ラインの接続状態の判定方法及び判定装置 - Google Patents
血液透析装置における血液回路への補充液ラインの接続状態の判定方法及び判定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018175439A JP2018175439A JP2017079826A JP2017079826A JP2018175439A JP 2018175439 A JP2018175439 A JP 2018175439A JP 2017079826 A JP2017079826 A JP 2017079826A JP 2017079826 A JP2017079826 A JP 2017079826A JP 2018175439 A JP2018175439 A JP 2018175439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- dialysate
- replacement fluid
- pump
- air bubble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/14—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis
- A61M1/16—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis with membranes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/34—Filtering material out of the blood by passing it through a membrane, i.e. hemofiltration or diafiltration
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Hematology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Cardiology (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
Description
血液透析装置を用いて行う血液濾過透析は、生理食塩水を補充液とするオフライン方式の他、透析液を補充液とするオンライン方式が知られている(特許文献1参照)。また、補充液の血液回路への送液方法は、血液回路に補充液を注入する場所が血液透析器よりも上流側である前希釈方式と、下流側である後希釈方式の2つに分けられる。
一方、後希釈方式の場合、血液は希釈されることなく血液透析器に入り、濾過が行われた後、除水量に応じて補充液により希釈される。血液透析器内で血液濃縮が生じない程度に水分が除去されるため、補充液量は前希釈方式に比べて少なく、1回の治療当たりの補充液量は20リットル程度となる。
しかしながら、組み立てられた血液回路や透析液回路は、血液透析装置に対して複雑に取り付けられており、補充液ラインが血液回路に対して正しい位置に接続されているか否か、目視により瞬時に判断することは困難である。
第1実施形態の血液透析装置100Aの全体構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態における血液透析装置100Aの概略構成を示す図であり、図2は、血液透析装置100Aの構成を示すブロック図である。
血液ポンプ111aは、動脈側ライン111を構成するチューブをローラーでしごくことにより、動脈側ライン111の内部の血液やプライミング液等の液体を送出する。
動脈側気泡検知器111bは、動脈側ライン111における後述する補充液ライン140との接続箇所よりも一端側に配置されていればよく、本実施形態では、動脈側ライン111における血液ポンプ111aよりも上流側に配置され、チューブ内の気泡の有無を検出する。
動脈側接続部111dは、動脈側ライン111の他端側に配置される。動脈側接続部111dには、患者の血管に穿刺される針が接続される。
ドリップチャンバ112aは、静脈側ライン112に混入した気泡や凝固した血液等を除去するため、一定量の血液を貯留する。
静脈側気泡検知器112bは、ドリップチャンバ112aよりも下流側に配置され、チューブ内の気泡の有無を検出する。
静脈側接続部112dは、静脈側ラインの他端側に配置される。静脈側接続部112dには、患者の血管に穿刺される針が接続される。
透析液チャンバ1331は、一定容量(例えば、300ml〜500ml)の透析液を収容可能な硬質の容器で構成され、この容器の内部は軟質の隔膜(ダイアフラム)により送液収容部1331a及び排液収容部1331bに区画される。
バイパスライン1332は、透析液導出ライン132bと透析液排液ライン131bとを接続する。
これにより、除水/逆ろ過ポンプ1333を停止させた状態では、血液透析器120に導入される透析液の流量と血液透析器120から導出される透析液(排液)の量とを同量にできる。
気泡検知部152は、動脈側気泡検知器111b及び静脈側気泡検知器112bを必要に応じてそれぞれ動作させて気泡の検知を行い、検知結果を取得する。
各工程とは、血液回路110Aや血液透析器120を洗浄し清浄化する準備工程であるプライミング工程、穿刺後に患者の血液を血液回路110Aに充填させて体外循環させる脱血工程、脱血工程に続いて行われ血液を透析して浄化する透析工程、透析治療中において血圧低下時等に行う急速補液工程、血液回路110A内の血液を患者の体内に戻す返血工程等である。
プライミング工程開始前に予め送液方法を設定部155に設定する。図4A及び図4Bに示すように、動脈側接続部111dと静脈側接続部112dとを接続し、排液ライン用クランプ113a、動脈側クランプ111c、静脈側クランプ112c、及び補充液ライン用クランプ140bを開状態とする。プライミング工程開始前であるので、血液回路110A内にプライミング液は満たされておらず、空気が充填された状態である。この状態で、図3に示す判定方法による判定を開始すると共にプライミング工程を行う。
本実施形態では、一例として、動脈側ライン111において動脈側接続部111d側へ送液するように血液ポンプ111aを動作させるものとした(図4A及び4B参照)。
ここで第1時間は、補充液ライン140から血液回路110Aに送液されるプライミング液が血液透析器120を介さないで気泡検知器に到達する時間と、プライミング液が血液透析器120を介して気泡検知器に到達する時間との間の時間に設定すればよい。即ち、第1時間経過時点で、回路の接続状態により気泡検知器による気泡の検出結果が異なるように第1時間を適宜、設定すればよい。本実施形態では、第1時間を10秒とした。
本実施形態では、血液ポンプ111aは、動脈側ライン111において動脈側接続部111d側へ送液するよう動作するので、気泡検知器において、図4Aに示すように補充液ライン140が動脈側ライン111に接続されている場合は、第1時間経過時点で、プライミング液は既に動脈側気泡検知器111bに到達しており、気泡は検知されない。一方、図4Bに示すように、補充液ライン140が静脈側ライン112に接続されている場合は、第1時間経過時点で、プライミング液は動脈側気泡検知器111bに到達していないので、気泡が検知される。よって、気泡が検知される場合は、補充液ライン140が静脈側ライン112に接続されていると判定され、気泡が検知されない場合は、補充液ライン140が動脈側ライン111に接続されていると判定される。
本実施形態において、報知部156により報知が行われる条件について、表1に示す。
次に、第1実施形態の変形例につき、図6を参照して説明する。
変形例に係る判定方法は、第1時間が経過するまでにプライミング液が気泡検知器に到達したか否かにより、接続状態の判定を行うものである。気泡の検知を開始する時点が第1実施形態と異なる以外は、血液透析装置100Aの構成は同様であるので、説明を省略する。
変形例では、血液ポンプ111aは、動脈側ライン111において動脈側接続部111d側へ送液するよう動作するので、気泡検知器において、図4Aに示すように補充液ライン140が動脈側ライン111に接続されている場合は、第1時間経過時点で、プライミング液は既に動脈側気泡検知器111bに到達しており、気泡は検知されない。一方、図4Bに示すように、補充液ライン140が静脈側ライン112に接続されている場合は、第1時間経過時点で、プライミング液は動脈側気泡検知器111bに到達していないので、気泡は検知される。よって、第1時間が経過するまでにプライミング液が到達して気泡が検知されなくなった場合は、補充液ライン140が動脈側ライン111に接続されていると判定され、第1時間が経過してもプライミング液が到達せずに気泡が検知される場合は、補充液ライン140が静脈側ライン112に接続されていると判定される。
変形例において、報知部156により報知が行われる条件について、表2に示す。
このように各種ポンプを動作させて、血液回路110Aのプライミングを行い、送液方法に対応した正しい接続状態でプライミング工程を完了する。
次に、図7〜図11を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態の血液透析装置100Bの全体構成について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、本発明の第2実施形態における血液透析装置100Bの概略構成を示す図であり、図8は、血液透析装置100Bを示すブロック図である。
第2実施形態は、血液透析装置100Bにおける血液回路110Bが排液用ラインを備えておらず、通気ライン114を備えている点、また、血液透析装置100Bが液面調整ポンプ114bを備えている点で第1実施形態の血液透析装置100Aと異なる。その他の構成は、同様の符号を付して説明を省略する。
静脈側ライン112は、一端側が血液透析器120の血液導出口122bに接続される。静脈側ライン112には、ドリップチャンバ112a、静脈側気泡検知器112b、静脈側クランプ112c、及び静脈側接続部112dが配置される。
ドリップチャンバ112aは、静脈側ライン112に混入した気泡や凝固した血液等を除去するため、一定量の血液を貯留する。
静脈側気泡検知器112bは、ドリップチャンバ112aよりも下流側に配置され、チューブ内の気泡の有無を検出する。
静脈側クランプ112cは、静脈側気泡検知器112bよりも下流側に配置される。静脈側クランプ112cは、静脈側気泡検知器112bによる気泡の検出結果に応じて制御され、静脈側ライン112の流路を開閉する。
静脈側接続部112dは、静脈側ラインの他端側に配置される。静脈側接続部112dには、患者の血管に穿刺される針が接続される。
また、本実施形態に係る判定方法では、判定開始前に、予め血液回路110Bをプライミングしておき、血液回路110Bにプライミング液(逆ろ過透析液)が充填されかつ補充液ライン140にプライミング液(補充液としての透析液)が充填されていない(気体が充填されている)状態において、接続状態の判定を行う。
図9に示すように、判定開始後のステップS10Bは、動脈側クランプ111c、静脈側クランプ112c及び補充液ライン用クランプ140bを開とし、通気ライン用クランプ114aを閉とした状態で、ポンプ動作部151により、除水/逆ろ過ポンプ1333、補液ポンプ140a及び血液ポンプ111aを動作させるポンプ動作工程である。ポンプ動作部151により、図11A及び11Bに示すように各種ポンプを動作させて、血液透析器120に透析液が逆ろ過により350mL/minの流量で注入され、補充液ライン140から補充液(透析液)が血液回路110Bに50mL/minの流量で送液される。また、血液ポンプ111aは、動脈側接続部111d側へ200mL/minの流量で送液するよう動作される。よって、プライミング液(逆ろ過透析液、補充液)が動脈側接続部111dから200mL/minの流量で、また、静脈側接続部112dから200mL/minの流量でそれぞれ排出される。
本実施形態においては、補液ポンプ140aの送液量を、血液ポンプ111aの送液量よりも少なく、かつ、血液透析器120に逆ろ過で注入される透析液の注入量から血液ポンプ111aの送液量を引いた量よりも少なく設定するものとした。これにより、補充液ライン140から血液回路110Bに送られる空気は、血液透析器120を通過することなく、動脈側気泡検知器111b及び静脈側気泡検知器112bのいずれか一方に送られる。
図11Aに示すように、補充液ライン140が動脈側ライン111に接続されている場合は、補充液ライン140に充填されていた空気は、動脈側気泡検知器111bに到達して検知される。また、図11Bに示すように、補充液ライン140が静脈側ライン112に接続されている場合は、補充液ライン140に充填されていた空気は、静脈側気泡検知器112bに到達して検知される。
判定部154は、気泡検知部152により気泡の検知が開始された後、動脈側気泡検知器111bにより先に気泡が検知された場合に補充液ライン140が動脈側ライン111に接続されていると判定し、静脈側気泡検知器112bにより先に気泡が検知された場合に補充液ライン140が静脈側ライン112に接続されていると判定する。
本実施形態において、報知部156により報知が行われる条件について、表3に示す。
例えば、第1実施形態及び変形例では、一例として、動脈側ラインにおいて血液透析器側から動脈側接続部側へ送液するように血液ポンプを動作させ、第1時間が経過した状態において、動脈側気泡検知器により気泡の有無(プライミング液が到達したか否か)を検出したがこれに限らない。動脈側ラインにおいて動脈側接続部側から血液透析器側へ送液するように血液ポンプを動作させてもよく、静脈側気泡検知器により気泡の有無(プライミング液が到達したか否か)を検出してもよい。
110A、110B 血液回路
111 動脈側ライン
111a 血液ポンプ
111b 動脈側気泡検知器
111d 動脈側接続部
112 静脈側ライン
112b 静脈側気泡検知器
112d 静脈側接続部
120 血液透析器
130 透析液回路
131a 透析液供給ライン
131b 透析液排液ライン
132a 透析液導入ライン
132b 透析液導出ライン
133 透析液送液部
1331 透析液チャンバ
1332 バイパスライン
1333 除水/逆ろ過ポンプ
140 補充液ライン
140a 補液ポンプ
150A、150B 制御装置(判定装置)
151 ポンプ動作部
152 気泡検知部
153 クランプ動作部
154 判定部
155 設定部
156 報知部
Claims (12)
- 血液透析器と、
一端側が対象者の動脈に接続され他端側が前記血液透析器に接続される動脈側ライン、及び一端側が前記血液透析器に接続され他端側が対象者の静脈に接続される静脈側ラインを有する血液回路と、
前記動脈側ラインに配置される血液ポンプと、
前記血液透析器に透析液を導入する透析液導入ライン、及び前記血液透析器から透析液を導出する透析液導出ラインを有する透析液回路と、
前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインに接続され前記血液回路に補充液を送液する補充液ラインと、
前記補充液ラインに配置される補液ポンプと、
前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインに配置され、気泡を検知する気泡検知器と、
を備える血液透析装置における前記血液回路への前記補充液ラインの接続状態の判定方法であって、
前記動脈側ラインの一端側と前記静脈側ラインの一端側とが接続され、液体が満たされていない状態の前記血液回路において、前記血液ポンプ及び前記補液ポンプを動作させるポンプ動作工程と、
前記血液ポンプ及び前記補液ポンプを動作させた後、予め設定された第1時間が経過した状態において前記気泡検知器により気泡の検知を行う気泡検知工程と、
前記気泡検知器により気泡が検知されたか否かにより、前記補充液ラインが前記動脈側ラインに接続されているか、前記静脈側ラインに接続されているかを判定する判定工程と、を備える判定方法。 - 前記気泡検知器は、前記動脈側ラインにおける前記補充液ラインの接続箇所よりも一端側に配置され、
前記ポンプ動作工程において、前記血液ポンプを前記動脈側ラインの一端側に向けて補充液を流すように動作させ、
前記判定工程において、気泡が検知されなかった場合に前記補充液ラインが前記動脈側ラインに接続されていると判定し、気泡が検知された場合に前記補充液ラインが前記静脈側ラインに接続されていると判定する請求項1に記載の判定方法。 - 血液透析器と、
一端側が対象者の動脈に接続され他端側が前記血液透析器に接続される動脈側ライン、及び一端側が前記血液透析器に接続され他端側が対象者の静脈に接続される静脈側ラインを有する血液回路と、
前記動脈側ラインに配置される血液ポンプと、
前記血液透析器に透析液を導入する透析液導入ライン、及び前記血液透析器から透析液を導出する透析液導出ラインを有する透析液回路と、
前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインに接続され前記血液回路に補充液を送液する補充液ラインと、
前記補充液ラインに配置される補液ポンプと、
前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインに配置され、気泡を検知する気泡検知器と、
を備える血液透析装置における前記血液回路への前記補充液ラインの接続状態の判定装置であって、
前記動脈側ラインの一端側と前記静脈側ラインの一端側とが接続され、液体が満たされていない状態の前記血液回路において、前記血液ポンプ及び前記補液ポンプを動作させるポンプ動作部と、
前記ポンプ動作部により前記血液ポンプ及び前記補液ポンプが動作された後、予め設定された第1時間が経過した状態において前記気泡検知器により気泡の検知を行う気泡検知部と、
前記気泡検知器により気泡が検知されたか否かにより、前記補充液ラインが前記動脈側ラインに接続されているか、前記静脈側ラインに接続されているかを判定する判定部と、を備える判定装置。 - 前記気泡検知器は、前記動脈側ラインに配置され、
前記ポンプ動作部は、前記血液ポンプを前記動脈側ラインの一端側に向けて補充液を流すように動作させ、
前記判定部は、気泡が検知されなかった場合に前記補充液ラインが前記動脈側ラインに接続されていると判定し、気泡が検知された場合に前記補充液ラインが前記静脈側ラインに接続されていると判定する請求項3に記載の判定装置。 - 前記血液回路への補充液の送液方法を設定する設定部と、
前記設定部に設定された送液方法と、前記判定部により判定された接続状態とが対応しない場合に報知を行う報知部と、を更に備える請求項3又は4に記載の判定装置。 - 血液透析器と、
一端側が対象者の動脈に接続され他端側が前記血液透析器に接続される動脈側ライン、及び一端側が前記血液透析器に接続され他端側が対象者の静脈に接続される静脈側ラインを有する血液回路と、
前記動脈側ラインに配置される血液ポンプと、
前記血液透析器に透析液を導入する透析液導入ライン、及び前記血液透析器から透析液を導出する透析液導出ラインを有する透析液回路と、
前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインに接続され前記血液回路に補充液を送液する補充液ラインと、
前記補充液ラインに配置される補液ポンプと、
前記動脈側ラインに配置され、気泡を検知する動脈側気泡検知器と、
前記静脈側ラインに配置され、気泡を検知する静脈側気泡検知器と、
を備える血液透析装置における前記血液回路への前記補充液ラインの接続状態の判定方法であって、
前記血液回路に液体が充填されかつ前記補充液ラインに気体が充填されている状態において、前記透析液回路から前記血液透析器に透析液を逆ろ過して注入させつつ、前記補液ポンプを動作させるポンプ動作工程と、
前記補液ポンプを動作させた後、前記動脈側気泡検知器及び前記静脈側気泡検知器による気泡の検知を開始させて気泡を検知する気泡検知工程と、
前記動脈側気泡検知器又は前記静脈側気泡検知器の一方が、他方より先に気泡を検知した場合に、前記補充液ラインが前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインのいずれかに接続されていると判定する判定工程と、を備える判定方法。 - 前記ポンプ動作工程において、前記血液回路に液体が充填されかつ前記補充液ラインに気体が充填されている状態において、前記透析液回路から前記血液透析器に透析液を逆ろ過して注入させつつ、透析液の注入量よりも少ない流量で液体を動脈側ラインの一端側に流すように前記血液ポンプを動作させると共に、前記補液ポンプを動作させ、
前記判定工程において、前記動脈側気泡検知器により先に気泡が検知された場合に前記補充液ラインが前記動脈側ラインに接続されていると判定し、前記静脈側気泡検知器により先に気泡が検知された場合に前記補充液ラインが前記静脈側ラインに接続されていると判定する請求項6に記載の判定方法。 - 前記補液ポンプの送液量は、前記血液ポンプの送液量よりも少なく、かつ、前記透析液の注入量から前記血液ポンプの送液量を引いた量よりも少ない請求項6又は7に記載の判定方法。
- 血液透析器と、
一端側が対象者の動脈に接続され他端側が前記血液透析器に接続される動脈側ライン、及び一端側が前記血液透析器に接続され他端側が対象者の静脈に接続される静脈側ラインを有する血液回路と、
前記動脈側ラインに配置される血液ポンプと、
前記血液透析器に透析液を導入する透析液導入ライン、及び前記血液透析器から透析液を導出する透析液導出ラインを有する透析液回路と、
前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインに接続され前記血液回路に補充液を送液する補充液ラインと、
前記補充液ラインに配置される補液ポンプと、
前記動脈側ラインに配置され、気泡を検知する動脈側気泡検知器と、
前記静脈側ラインに配置され、気泡を検知する静脈側気泡検知器と、
を備える血液透析装置における前記血液回路への前記補充液ラインの接続状態の判定装置であって、
前記血液回路に液体が充填されかつ前記補充液ラインに気体が充填されている状態において、前記透析液回路から前記血液透析器に透析液を逆ろ過して注入させつつ、前記補液ポンプを動作させるポンプ動作部と、
前記ポンプ動作部により前記血液ポンプ及び前記補液ポンプが動作された後、前記動脈側気泡検知器及び前記静脈側気泡検知器による気泡の検知を開始させて気泡を検知する気泡検知部と、
前記動脈側気泡検知器又は前記静脈側気泡検知器の一方が、他方より先に気泡を検知した場合に、前記補充液ラインが前記動脈側ライン又は前記静脈側ラインのいずれかに接続されていると判定する判定部と、を備える判定装置。 - 前記ポンプ動作部は、前記血液回路に液体が充填されかつ前記補充液ラインに気体が充填されている状態において、前記透析液回路から前記血液透析器に透析液を逆ろ過して注入させつつ、透析液の注入量よりも少ない流量で液体を動脈側ラインの一端側に流すように前記血液ポンプを動作させると共に、前記補液ポンプを動作させ、
前記判定部は、前記気泡検知部により気泡の検知が開始された後、前記動脈側気泡検知器により先に気泡が検知された場合に前記補充液ラインが前記動脈側ラインに接続されていると判定し、前記静脈側気泡検知器により先に気泡が検知された場合に前記補充液ラインが前記静脈側ラインに接続されていると判定する請求項9に記載の判定装置。 - 前記補液ポンプの送液量は、前記血液ポンプの送液量よりも少なく、かつ、前記透析液の注入量から前記血液ポンプの送液量を引いた量よりも少ない請求項9又は10に記載の判定装置。
- 前記血液回路への補充液の送液方法を設定する設定部と、
前記設定部に設定された送液方法と、前記判定部により判定された接続状態とが対応しない場合に報知を行う報知部と、を更に備える請求項9〜11のいずれかに記載の判定装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017079826A JP6900756B2 (ja) | 2017-04-13 | 2017-04-13 | 血液透析装置における血液回路への補充液ラインの接続状態の判定方法及び判定装置 |
CN201880023899.5A CN110494174B (zh) | 2017-04-13 | 2018-04-13 | 血液透析装置中补充液管线与血液回路的连接状态的判定方法及判定装置 |
PCT/JP2018/015595 WO2018190433A1 (ja) | 2017-04-13 | 2018-04-13 | 血液透析装置における血液回路への補充液ラインの接続状態の判定方法及び判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017079826A JP6900756B2 (ja) | 2017-04-13 | 2017-04-13 | 血液透析装置における血液回路への補充液ラインの接続状態の判定方法及び判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018175439A true JP2018175439A (ja) | 2018-11-15 |
JP6900756B2 JP6900756B2 (ja) | 2021-07-07 |
Family
ID=63792565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017079826A Active JP6900756B2 (ja) | 2017-04-13 | 2017-04-13 | 血液透析装置における血液回路への補充液ラインの接続状態の判定方法及び判定装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6900756B2 (ja) |
CN (1) | CN110494174B (ja) |
WO (1) | WO2018190433A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020151034A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 透析装置及び回路セットの判定方法 |
JP2021049061A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 血液浄化装置 |
WO2023182297A1 (ja) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 補液ラインを含む血液透析装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6775056B2 (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-28 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
CN114423468A (zh) * | 2019-09-24 | 2022-04-29 | 株式会社Jms | 血液净化装置 |
JP2024035694A (ja) * | 2022-09-02 | 2024-03-14 | 澁谷工業株式会社 | 透析装置および補液通路の接続チェック方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008152810A1 (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Kuraray Medical Inc. | 血液浄化装置およびその回路接続不良の確認方法 |
JP2010234107A (ja) * | 2004-05-11 | 2010-10-21 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | 血液の体外循環処理中での置換液の供給を監視する方法および装置 |
JP2011502561A (ja) * | 2007-11-03 | 2011-01-27 | フレセニウス メディカル ケア ドイチェランド ゲーエムベーハー | 体外血液処理中に置換液の供給を監視する方法及び装置 |
JP2011161060A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Nikkiso Co Ltd | 血液浄化装置 |
JP2011254941A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Jms Co Ltd | 血液透析装置 |
JP2012504984A (ja) * | 2008-10-14 | 2012-03-01 | フレセニウス メディカル ケア ドイチェランド ゲーエムベーハー | ダイアライザもしくはフィルタの上流または下流における置換液の導入を監視する方法および装置 |
JP6100865B1 (ja) * | 2015-10-29 | 2017-03-22 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004023080B4 (de) * | 2004-05-11 | 2009-01-15 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung der Zufuhr von Substitutionsflüssigkeit während einer extrakorporalen Blutbehandlung |
JP2007268257A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-10-18 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 血液透析装置 |
EP2091590B1 (en) * | 2006-10-30 | 2014-04-09 | Gambro Lundia AB | Hemo(dia)filtration apparatus |
WO2008129830A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-30 | Jms Co., Ltd. | 血液回路、血液浄化制御装置およびプライミング方法 |
JP4281835B2 (ja) * | 2007-11-06 | 2009-06-17 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 血液透析装置 |
JP5431199B2 (ja) * | 2010-02-10 | 2014-03-05 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 |
DE102011102962A1 (de) * | 2011-05-23 | 2012-11-29 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur Erkennung eines Betriebszustandes einer extrakorporalen Blutbehandlung |
-
2017
- 2017-04-13 JP JP2017079826A patent/JP6900756B2/ja active Active
-
2018
- 2018-04-13 CN CN201880023899.5A patent/CN110494174B/zh active Active
- 2018-04-13 WO PCT/JP2018/015595 patent/WO2018190433A1/ja active Application Filing
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010234107A (ja) * | 2004-05-11 | 2010-10-21 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | 血液の体外循環処理中での置換液の供給を監視する方法および装置 |
WO2008152810A1 (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Kuraray Medical Inc. | 血液浄化装置およびその回路接続不良の確認方法 |
JP2011502561A (ja) * | 2007-11-03 | 2011-01-27 | フレセニウス メディカル ケア ドイチェランド ゲーエムベーハー | 体外血液処理中に置換液の供給を監視する方法及び装置 |
JP2012504984A (ja) * | 2008-10-14 | 2012-03-01 | フレセニウス メディカル ケア ドイチェランド ゲーエムベーハー | ダイアライザもしくはフィルタの上流または下流における置換液の導入を監視する方法および装置 |
JP2011161060A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Nikkiso Co Ltd | 血液浄化装置 |
JP2011254941A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Jms Co Ltd | 血液透析装置 |
JP6100865B1 (ja) * | 2015-10-29 | 2017-03-22 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020151034A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 透析装置及び回路セットの判定方法 |
JP7293761B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-06-20 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 透析装置及び回路セットの判定方法 |
JP2021049061A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 血液浄化装置 |
WO2021059818A1 (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 血液浄化装置 |
WO2023182297A1 (ja) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 補液ラインを含む血液透析装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6900756B2 (ja) | 2021-07-07 |
WO2018190433A1 (ja) | 2018-10-18 |
CN110494174B (zh) | 2022-06-24 |
CN110494174A (zh) | 2019-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6900756B2 (ja) | 血液透析装置における血液回路への補充液ラインの接続状態の判定方法及び判定装置 | |
CN110944692B (zh) | 用于操作血液治疗设备的方法、用于执行该方法的控制单元和治疗设备 | |
CN109789262B (zh) | 用于血液治疗期完成后从体外血液回路去除血液的设备 | |
US20190262521A1 (en) | Device for extracorporeal blood treatment involving a change of concentrate | |
JP6970297B2 (ja) | 体外血液処理用の装置 | |
US20120152842A1 (en) | Method and system for providing priming and restitution liquids for an extracorporeal blood treatment | |
CN112312941B (zh) | 透析装置以及补液控制方法 | |
WO2021059818A1 (ja) | 血液浄化装置 | |
US20210213189A1 (en) | Blood purification apparatus | |
WO2020138151A1 (ja) | 血液透析装置及び補充液ラインの接続状態検出方法 | |
JP2019187789A (ja) | 補液制御方法、制御装置及び透析装置 | |
CN112839691A (zh) | 体外血液处理设备和用于监测体外血液处理设备中的压力的方法 | |
WO2021059817A1 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP7293761B2 (ja) | 透析装置及び回路セットの判定方法 | |
JP7183585B2 (ja) | 透析装置 | |
WO2021210563A1 (ja) | 透析装置及び制御方法 | |
WO2021059573A1 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP2022185796A (ja) | 血液浄化装置 | |
JP2022137868A (ja) | 血液浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210330 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210428 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210518 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6900756 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |