JP2018174885A - 判定装置、端末装置、判定システム、プログラム及び判定方法 - Google Patents

判定装置、端末装置、判定システム、プログラム及び判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生体の状態の推定精度を向上させる。【解決手段】ゲートウェイ装置10は、生体の周囲の温度を示す温度情報、及び当該生体の加速度を示す加速度情報を取得するセンサ情報取得部13と、生体の周囲の温度、及び加速度を参照して、生体の状態を判定する判定部15とを備える。表示部45は、温度センサ21及び加速度センサ23によって測定したペットの周囲の温度及び加速度に基づいて求められる、ペットの状態データに応じた情報を表示する。表示部45は、ペットが暮らす環境の快適度の変化を表示することができる。これにより、単に、ペットの周囲の温度及び加速度の値だけをユーザに知らせる場合に比べて、ペットの状態をより正確にユーザに知らせることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、判定装置、端末装置、判定システム、プログラム及び判定方法に関する。
留守番中のペット等、離れた場所にいる生体の状態を把握する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、自立移動オブジェクトの行動を監視する行動観測装置と、データ解析装置とを有する見守りシステムが記載されている。
特許文献2には、加速度検出部と、蓄積部と、歩行判定部と、歩行継続時間計時部と、運動評価区間抽出部とを備える運動評価装置が記載されている。
特許文献3には、撮像手段と、運動量検出手段と、監視結果記録手段と、監視結果送信手段と、を備えた動物の監視装置が記載されている。
特許文献4には、入力手段と、記憶手段と、決定手段と、出力手段と、を備えるペットの熱中症危険度報知システムが記載されている。
特開2016−122280号公報(2016年7月7日公開) 特開2005−287708号公報(2005年10月20日公開) 特開2013−240318号公報(2013年12月5日公開) 特開2006−345826号公報(2006年12月28日公開)
生体の状態を把握する技術においては、生体の状態の推定精度を向上させることが好ましい。
本発明は、上記課題を踏まえたものであり、その目的は、生体の状態の推定精度を向上させることにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る判定装置は、生体の周囲の温度を示す温度情報、及び当該生体の加速度を示す加速度情報を取得する取得部と、上記生体の周囲の温度、及び上記加速度を参照して、上記生体の状態を判定する判定部とを備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る判定装置は、生体の周囲の温度を測定する第1の温度センサ、及び当該生体が存在する部屋の温度を測定する第2の温度センサと、上記第1の温度センサから、上記生体の周囲の温度を示す温度情報を取得し、上記第2の温度センサから、当該生体が存在する部屋の温度を示す温度情報を取得する取得部と、上記生体の周囲の温度、及び上記生体が存在する部屋の温度を参照して、上記生体の状態を判定する判定部とを備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る端末装置は、表示制御部と表示部とを備える端末装置であって、上記表示制御部は、生体の周囲の温度、及び当該生体の加速度を参照して判定された当該生体の状態の判定結果を取得し、上記生体の状態の判定結果を、上記表示部に表示させる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る判定システムは、判定装置と端末装置とを含む判定システムであって、上記判定装置は、取得部と判定部と制御部と出力部とを備え、上記端末装置は、端末通信部と表示制御部と表示部とを備え、上記取得部は、生体の周囲の温度を示す温度情報、及び当該生体の加速度を示す加速度情報を取得し、上記判定部は、上記生体の周囲の温度、及び上記加速度を参照して、上記生体の状態を判定し、上記制御部は、上記生体の状態の判定結果を、上記出力部を介して上記端末装置に送信し、上記表示制御部は、上記生体の状態の判定結果を、上記端末通信部を介して取得し、上記生体の状態の判定結果を、上記表示部に表示させる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る判定方法は、生体の周囲の温度を示す温度情報、及び当該生体の加速度を示す加速度情報を取得する取得工程と、上記生体の周囲の温度、及び上記加速度を参照して、上記生体の状態を判定する判定工程とを含む。
本発明の一態様によれば、生体の状態の推定精度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る判定システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る判定システムを模式的に示す図である。 ペットの姿勢の例を示す図である。 (a)は加速度センサに測定される加速度のX軸、Y軸、Z軸の3方向の成分を示す図であり、(b)は加速度のX軸、Y軸、Z軸の3方向の値とペットの姿勢との対応の一例を示す表である。 活動量及び温度と、ペットの状態との関係を説明するための図である。 本発明の実施形態1に係る判定システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る判定システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る判定システムによる生体の状態の判定について説明するための図である。 本発明の実施形態2に係る判定システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る判定システムの表示端末に表示される状態ログの一例について説明するための図である。 本発明の実施形態2に係る判定システムの表示端末に表示される状態ログの一例について説明するための図である。 本発明の実施形態2に係る判定システムの表示端末に表示される状態ログの一例について説明するための図である。 本発明の実施形態3に係る判定システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る判定システムによる生体の状態の判定について説明するための図である。 本発明の実施形態4に係る判定システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態7に係る判定システムの要部構成を示すブロック図である。 ゲートウェイ装置、又は表示端末として利用可能なコンピュータのハードウェア構成を例示したブロック図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
〔判定システム1〕
図2は、本発明の実施形態1に係る判定システム1を模式的に示す図である。判定システム1は、図2に示すように、ゲートウェイ装置(判定装置)10、ペット装着装置20、サーバ30、及び表示端末(端末装置)40によって構成されている。
判定システム1では、住宅等で過ごすペットに、温度、及び加速度を測定するペット装着装置20が装着されている。ペット装着装置20が使用される形態は特に限定されないが、例えば、ペット用の首輪又はペット用の服等に取り付けられる形態を挙げることができる。ペット装着装置20は、ペットの周囲の温度を測定する温度センサ、及びペットの加速度を測定する加速度センサを備えている。ペット装着装置20は、任意の時間間隔、例えば10秒以下の時間間隔で、測定したペットの周囲の温度を示す温度情報、及び加速度を示す加速度情報を出力する。
判定システム1では、ゲートウェイ装置10はペットが過ごす住宅等に設置されており、ペット装着装置20から出力されるペットの周囲の温度を示す温度情報、及び加速度情報を取得する。ゲートウェイ装置10は、例えば住宅毎、又はペット毎に設けられている。また、ゲートウェイ装置10は、ペットの状態を示す状態情報を格納しており、ペットの周囲の温度を示す温度情報、及び加速度情報を参照して、ペットの状態を判定する。また、ゲートウェイ装置10は、判定した判定結果を、ネットワーク2を介してサーバ30に出力する。
判定システム1では、サーバ30は、ゲートウェイ装置10から取得したペットの状態の判定結果を取得する。そして、サーバ30は、ペットの状態の判定結果として、例えば、ペットを表現主体として表現した状態の状態データを生成及び格納する。またサーバ30は、表示端末40からの要求に応じて、状態データを、ネットワーク2を介して表示端末40に出力する。サーバ30は、複数のゲートウェイ装置、例えば1,000台〜10,000台のゲートウェイ装置に対して1台設けられていてもよい。
判定システム1では、表示端末40を住宅の外に居るペットの飼い主(ユーザ)が所有することにより、ペットの状態を住宅の外にいるユーザに報知することができる。表示端末40は、ゲートウェイ装置10が判定したペットの状態の判定結果を表示する。
ゲートウェイ装置10、ペット装着装置20、サーバ30、及び表示端末40の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る判定システム1の要部構成を示すブロック図である。
〔ゲートウェイ装置10〕
ゲートウェイ装置10は、図1に示すように、第1の通信部11、制御部12、判定情報格納部17、及び第2の通信部(出力部)19を備えている。
[第1の通信部11]
第1の通信部11は、ペット装着装置20と通信するための通信インターフェースである。
[制御部12]
制御部12は、センサ情報取得部(取得部)13、及び判定部15として機能する。
(センサ情報取得部13)
センサ情報取得部13は、第1の通信部11を介して、ペットの周囲の温度を示す温度情報及び加速度情報を取得する。
(判定部15)
判定部15は、ペットの周囲の温度を示す温度情報及び加速度情報を参照して、ペットの状態を判定する。
また、判定対象は常に動く可能性のある動物であり、測定される温度及び加速度は常に変化するので、判定閾値を設けて判定する。判定閾値の調整により、判定の精度を向上させることができる。また、判定部15は、例えば任意の時間の加速度の平均、標準偏差等を求め、ペットの状態を判定することができる。
なお、上述の例では、センサ情報取得部13及び判定部15は、ゲートウェイ装置10の制御部12として機能するが、本実施形態ではこれに限定されない。本実施形態では、ゲートウェイ装置10の制御部12の代わりにサーバ30の制御部32がセンサ情報取得部13及び判定部15として更に機能してもよい。
[判定情報格納部17]
判定情報格納部17は、判定部15がペットの状態の判定に用いる判定情報を格納する。
[第2の通信部19]
第2の通信部(出力部)19は、図1に示すように、ネットワーク2を介して外部機器と通信するためのインターフェースである。
〔ペット装着装置20〕
ペット装着装置20は、図1に示すように、温度センサ21、加速度センサ23、制御部24及び通信部25を備えている。
[温度センサ21]
温度センサ21は、ペットの周囲の温度を測定する。すなわち、温度センサ21は、ペットの体温そのものではなく、ペットの周囲の環境の温度を測定する。
温度センサ21としては、例えば、水銀温度計、アルコール温度計、白金測温抵抗体、熱電対及びサーミスタ等の接触式温度センサを挙げることができる。
ペットの周囲の温度は、ペットの飼い主等のユーザが同じ部屋等にいる場合は、ペットにとっても快適な温度になっている場合が多い。ただし、ユーザが外出している場合は、快適でない温度になっている場合がある。
これに対し、本実施形態では、ペット装着装置20が温度センサ21を備えている。そのため、ペット装着装置20を備えた判定システム1は、温度センサ21から離れた場所にいるユーザに、ペットの周囲の温度が変化したかどうかを確認させることができる。
[加速度センサ23]
加速度センサ23は、ペットの加速度を測定する。加速度センサ23は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を用いて作製されている。加速度センサ23は、例えば1秒間に50回、加速度を測定する。
[制御部24]
制御部24は、各センサによって測定されたペットの周囲の温度を示す温度情報、及びペットの生体の加速度を示す加速度情報等の各情報を、通信部25を介してゲートウェイ装置10に送信する。
[通信部25]
通信部25は、ゲートウェイ装置10と通信するためのインターフェースである。
〔サーバ30〕
サーバ30は、通信部31、制御部32、状態データ格納部37及び状態データ取得部39を備えている。
サーバ30は、ゲートウェイ装置10が判定したペットの状態を取得し、表示端末40に表示させるための状態データを生成する。
このように、上述及び以下の例では、ペットの状態の判定と、状態のデータの生成とを、ゲートウェイ装置10とサーバ30という別々の部材で処理する。これにより、ゲートウェイ装置10が、ペットの状態を判定し、且つ、状態データを作成する場合に比べて、ゲートウェイ装置10にかかる負担を減らすことができる。
[通信部31]
通信部31は、ネットワーク2を介して他の装置と通信するためのインターフェースである。
[制御部32]
制御部32は、判定結果取得部33、及び状態データ生成部35として機能する。
(判定結果取得部33)
判定結果取得部33は、通信部31を介して、判定部15により判定されたペットの状態を取得する。
(状態データ生成部35)
状態データ生成部35は、ペットの状態に応じた表示端末40に表示させる状態ログのための状態データを生成する。
(状態データ格納部37)
状態データ格納部37は、状態データ生成部35が生成した状態データを格納する。
[状態データ取得部39]
状態データ取得部39は、状態データ格納部37から状態データを取得する。
〔表示端末40〕
表示端末40は、図1に示すように、通信部(端末通信部)41、表示制御部43、及び表示部45を備えている。
表示端末40としては、例えば、スマートフォン等を挙げることができる。
[通信部41]
通信部41は、ネットワーク2を介して他の装置と通信するためのインターフェースである。
[表示制御部43]
表示制御部43は、サーバ30の状態データ取得部39から、通信部41を介してペットの状態データを取得し、表示部45に表示させる。
[表示部45]
表示部45は、状態データに応じた情報を表示する表示デバイスである。
このように、表示部45は、温度センサ21及び加速度センサ23によって測定したペットの周囲の温度及び加速度に基づいて求められる、ペットの状態データに応じた情報を表示する。例えば、表示部45は、ペットが暮らす環境の快適度の変化を表示することができる。これにより、単に、ペットの周囲の温度及び加速度の値だけをユーザに知らせる場合に比べて、ペットの状態をより正確にユーザに知らせることができる。
〔判定部15によるペットの状態の判定の具体例1〕
判定部15による温度センサ21及び加速度センサ23それぞれの測定した温度及び加速度の判定方法を説明しながら、ペットの状態の判定について具体的に説明する。
(温度センサ21の示すペットの周囲の温度の判定)
まず、温度センサ21の示すペットの周囲の温度の判定について具体的に説明する。上述したように、温度センサ21は、ペット用の首輪又はペット用の服等に取り付けられている。温度センサ21は、例えば、10秒の時間間隔で、ペットの周囲の温度を測定する。また、温度センサ21は、例えば、3時間等、所定の時間だけペットの周囲の温度を測定する。
温度センサ21は、例えば、10秒の時間間隔で測定したペットの周囲の温度を示す温度情報を、通信部25を介してゲートウェイ装置10に送信する。ゲートウェイ装置10のセンサ情報取得部13は、第1の通信部11を介して、ペットの周囲の温度を示す温度情報を取得する。
ゲートウェイ装置10の判定部15は、温度センサ21によって測定した3時間等、所定の時間内における温度の平均値を算出する。続いて、判定部15は、所定の時間内における温度の平均値が22℃以下のとき、温度を「低い」と判定する。判定部15は、温度の平均値が23℃〜28℃のとき、温度を「普通」と判定する。また、判定部15は、温度の平均値が29℃以上のとき、温度を「高い」と判定する。
(加速度センサ23の示す加速度の判定)
次に、加速度センサ23が示す加速度の判定にについて、図3〜5を参照して具体的に説明する。
図3の(a)〜(d)の各々はペットが取り得る姿勢について示す図である。図3の(a)は、ペットが立位の姿勢であることを示す図である。図3の(b)は、ペットが伏せの姿勢であることを示す図である。図3の(c)は、ペットが歩行している姿勢であることを示す図である。図3の(d)は、ペットが横寝をしている姿勢を示す図である。
本実施形態では、ペット装着装置20の加速度センサ23が測定する加速度の値から、ゲートウェイ装置10の判定部15は、ペットが上述の何れの姿勢であるかを判定することができる。以下に、図4を用いて加速度センサ23により測定した加速度とペットの姿勢との対応関係について具体的に説明する。
図4の(a)はペット装着装置20が備える加速度センサ23に測定される加速度のX軸、Y軸、Z軸の3方向の成分を示す図であり、図4の(b)は加速度のX軸、Y軸、Z軸の3方向の値とペットの姿勢との対応の例を示す表である。
図4の(b)に示すように、X軸方向の加速度が−0.05G〜0.05Gであるとする。また、Y軸方向の加速度が−0.05G〜0.05Gであり、Z軸方向の加速度が0.95G超過であり、合成加速度が1.05G〜0.95Gであるとする。この場合、判定部15は、ペットの姿勢が、立位又は伏せ(図3の(a)の状態又は図3の(b)の状態)であると推定する。
X軸方向及びY軸方向の加速度が0Gであり、Z軸方向の加速度及び合成加速度が1Gである場合、判定部15は、ペットの姿勢を、立位又は伏せであると判定することが理想的である。すなわち、加速度を測定するだけでは、判定部15は、ペットの姿勢が立位なのか、伏せなのかを正確に判定できているとまではいえない。
また、X軸方向の加速度が0.95G超過であり、Y軸方向の加速度が−0.05G〜0.05Gであり、Z軸方向の加速度が−0.05G〜0.05Gであるとする。そして、合成加速度が1.05G〜0.95Gであるとする。この場合、判定部15は、ペットの姿勢を、横寝(図3の(d)の状態)であると判定する。判定部15が、X軸方向の加速度及び合成加速度が1Gであり、Y軸方向及びZ軸方向の加速度が0Gである場合、ペットの姿勢を、横寝であると判定することが理想的である。
また、判定部15は、X軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、Z軸方向の加速度に関わらず、合成加速度が1.05G〜0.95Gの範囲外である場合、ペットは歩行している(図3の(c)の状態)と判定する。
なお、図4の(b)の表中の数値は、1G=9.8m/sを単位として表現した数値である。
また合成加速度は、下記式により求める。
Figure 2018174885
加速度センサ23は、例えば、10秒以下の時間間隔で、3時間測定した加速度の加速度情報を、通信部25を介してゲートウェイ装置10に送信する。ゲートウェイ装置10のセンサ情報取得部13は、第1の通信部11を介して、各加速度情報を取得する。
ゲートウェイ装置10の判定部15は、加速度センサ23によって所定の時間間隔で所定の時間だけ測定された加速度のうち、所定の時間内において歩行と判定した割合を算出する。
図5の(a)に示すように、判定部15は、所定の時間内において歩行と判定した割合が、0〜5%のとき、活動量を「少ない」と判定する。判定部15は、所定の時間内において歩行と判定した割合が6〜20%のとき、活動量を「普通」と判定する。また、判定部15は、所定の時間内において歩行と判定した割合が21〜100%のとき、活動量を「多い」と判定する。
(ペットの周囲の温度及び加速度を参照したペットの状態の判定)
次に、判定部15が、ペットの周囲の温度及び加速度を参照してペットの状態を判定する方法について、図5の(b)〜(d)を用いて説明する。
図5の(b)は、活動量及び温度と、ペットの状態との関係について示す図である。図5の(c)は、活動量及び温度と、ペットの状態を表示する状態ログとの関係を示す図である。図5の(d)は、表示端末40の表示部45に表示する状態ログを示す図である。
判定部15は、例えば、図5の(b)のように、活動量と、温度の値とを、それぞれ3つずつに分類することにより、計9パターンのペットの状態を判定することができる。
なお、ここでいうペットの状態とは、ペットの体感温度及び姿勢に関する状態のことを指す。ただし、本実施形態では、ペットの状態とは、ペットの状態であれば特に限定されず、例えば、熱中症危険度に関するものであってもよい。
このように、判定部15は、温度と加速度との両方を参照してペットの状態を判定する。これにより、判定部15を備える判定システム1は、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
なお、活動量が「少ない」、「普通」、「多い」、及び、温度が「低い」、「普通」、「高い」の基準は、上述した方法の通り、判定部15によって判定される。
判定部15は、図5の(b)に示すペットの状態の判定結果を、第2の通信部19を介してサーバ30に送信する。
サーバ30の判定結果取得部33は、通信部31を介して、ペットの状態の判定結果を取得する。
サーバ30の状態データ生成部35は、ペットの状態の判定結果から、図5の(c)に示す状態データを作成する。図5の(c)に示すように、状態データ生成部35は、活動量及び温度に応じて、9パターンの状態データを生成する。この場合、状態データ生成部35は、例えば、図5の(c)のように、図5の(b)に示すペットの状態の判定結果から、あたかもペットがユーザに語りかけるような文体に変換して、ペットの状態データを作成してもよい。
サーバ30の状態データ取得部39は、状態データ生成部35が作成した状態データを取得し、通信部31を介して、表示端末40に送信する。表示端末40の表示制御部43は、通信部41を介して、状態データを取得する。
続いて、表示制御部43は、図5の(d)に示すように、表示部45に当該状態データを、3時間毎等、所定時間毎に状態ログとして表示させる。図5の(d)のように、表示部45には、ペットの状態が、あたかもペットがユーザに語りかけるような文体で表示される。そのため、状態データ生成部35が、当該文体で状態データを作成することで、ユーザにペットとの生活の共有感等の親近感を与えることができる。
また、表示部45に表示される状態ログの文面によっては、表示部45に表示される状態ログは、ユーザに安心感又は不安感を与える。ここで、表示部45は、仮にユーザに不安感を与えたとしても、ユーザに、ペットから離れた場所からでもペットの状態を知らせることができる。そのため、表示部45を備えた表示端末40は、ユーザに、早めに帰宅させたり、ペットシッターを利用させたりすることにより、ペットの安全な状態にさせることができる。
〔判定部15によるペットの状態の判定の具体例2〕
判定システム1の判定部15によるペットの状態の判定は、上述の例に限定されない。本実施形態では、判定部15は、以下のような方法によっても、ペットの状態の判定をすることができる。以下に示す方法は、特に、ペットの周囲の温度が高い場合に、ペットが熱中症である可能性が高いか否かを判定するのに好適に利用できる。
そこで、以下では、判定部15が、ペットが熱中症である可能性が高いか否かを判定するための熱中症危険度を算出する方法について具体的に記載する。
例えば、3時間等、所定の時間内において温度センサ21によって測定したペットの周囲の温度の平均値が35℃を超えているとする。この場合、判定部15は、加速度センサ23によって測定した加速度から、所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数を算出する。
例えば、判定部15は、ある時刻に測定された加速度から推定した姿勢と、10秒後等、所定の時間の経過後に測定された加速度から推定した姿勢とが異なる場合は、姿勢が変化したと判定する。
ここで、判定部15は、熱中症危険度を判定する場合、3時間等の所定の時間内において、平均温度が35℃以下である場合には、熱中症危険度を「小」と判定する。すなわち、判定部15は、ペットが熱中症になっている可能性を低いと判定する。
判定部15は、所定の時間内における平均温度が35℃よりも高く、且つ、ペットの姿勢の変化の回数が閾値以上である場合には、ペットの熱中症危険度を「中」と判定する。すなわち、判定部15は、ペットが熱中症になっている可能性があるものの、危険な状態ではないように判定する。
ここで、ペットの姿勢の変化の回数の閾値としては、例えば、8回を挙げることができる。
このように、ペットの周囲の温度が高い場合でも、熱中症危険度を低く判定できるのは、ペットの姿勢の変化の回数が多いことから、ペットが涼しい場所を求めて移動しているものとみなせるためである。
また、判定部15は、所定の時間内において、平均温度が35℃よりも高く、且つ、ペットの姿勢の変化の回数が閾値よりも低い場合には、ペットの熱中症危険度を「大」と判定する。すなわち、判定部15は、ペットが熱中症になっている可能性が高く、危険な状態であるように判定する。
これにより、判定部15を備える判定システム1は、ユーザがペットから離れている場合でも、ペットが熱中症になっているかどうかをユーザに知らせることができる。
〔ペットの状態の判定処理〕
本実施形態に係る判定システム1における判定処理(判定方法)について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る判定システム1における判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る判定システム1は、以下に説明するステップS101〜S107を実行することによって判定処理を行う。
なお、ここでは、上述の、〔判定部15によるペットの状態の判定の具体例2〕に対応する熱中症危険度の判定処理について説明する。
ステップS101:まず、ゲートウェイ装置10のセンサ情報取得部13は、ペット装着装置20の温度センサ21及び加速度センサ23から、ペットの周囲の温度を示す温度情報及び加速度情報を取得する(取得工程)。
ゲートウェイ装置10の判定部15は、センサ情報取得部13が取得した温度情報が示すペットの周囲の温度から、所定の時間内におけるペットの周囲の温度の平均値を算出する。
ステップS102:判定部15が算出した所定の時間内におけるペットの周囲の温度の平均値が35℃よりも高い場合(ステップS102のYES)、ステップS104に進む。判定部15が算出した所定の時間内におけるペットの周囲の温度の平均値が35℃以下である場合(ステップS102のNO)、ステップS103に進む。
ステップS103:判定部15が算出した所定の時間内におけるペットの周囲の温度の平均値が35℃以下である場合、判定部15は、ペットの熱中症危険度を「小」と判定する(判定工程)。
ステップS104:判定部15は、加速度センサ23から取得した加速度情報が示す加速度から、所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数を算出する。
ステップS105:判定部15が算出した所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数が閾値以上である場合(ステップS105のYES)、ステップS106に進む。判定部15が算出した所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数が閾値よりも小さい場合(ステップS105のNO)、ステップS107に進む。
ステップS106:判定部15が算出した所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数が閾値以上である場合、判定部15は、熱中症危険度を「中」と判定する(判定工程)。
ステップS107:判定部15が算出した所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数が閾値よりも小さい場合、判定部15は、熱中症危険度を「大」と判定する(判定工程)。
上述のように、判定部15は、温度を参照してペットの熱中症危険度を判定し、更に、加速度から判定したペットの姿勢の変化の回数を参照してペットの熱中症危険度を判定している。このように、判定部15は、温度と、加速度との両方を参照し、ペットの熱中症危険度を2段階に分けて判定している。これにより、判定部15を備える判定システム1は、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
なお、上述の例では、判定部15は、ペットの状態を判定しているが、本実施形態及び以下の実施形態ではこれに限定されない。本実施形態及び以下の実施形態では、判定部15により判定することができる生体であれば、ペット以外の生体であってもよい。
また、上述の例では、ペット装着装置20は、温度センサ21及び加速度センサ23からペットの周囲の温度及び加速度を測定しているが、本実施形態ではこれに限定されない。本実施形態では、ゲートウェイ装置10のセンサ情報取得部13が、ペットの周囲の温度及び加速度情報を取得できれば、ペットの周囲の温度及び加速度は任意の手段によって測定することができる。
このように、本実施形態に係るゲートウェイ装置10は、ペットの周囲の温度を示す温度情報、及び当該ペットの加速度を示す加速度情報を取得するセンサ情報取得部13と、ペットの周囲の温度、及び加速度を参照して、ペットの状態を判定する判定部15とを備える。
上記の構成によれば、判定部15が、ペットの周囲の温度と加速度との両方を参照してペットの状態を判定する。これにより、判定部15を備える判定システム1は、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係るゲートウェイ装置10では、判定部15は、所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数を更に参照して、ペットの状態を判定する。
例えば、判定部15が、所定の時間内におけるペットの姿勢の変化の回数を多いと判定したとする。この場合、判定部15は、ペットが涼しい場所を求めて移動しているものとみなすことができる。これにより、例えば、判定部15が生体の周囲の温度が35℃以上の高温だと判定しても、ペットが熱中症となっている可能性を低く判定することができる。
また、本実施形態に係るゲートウェイ装置10では、ペットの周囲の温度を測定する温度センサ21、及び加速度を測定する加速度センサ23と、サーバ30へペットの状態の判定結果を出力する第2の通信部19とを更に備え、センサ情報取得部13は、ペットの周囲の温度を測定する温度センサ21からペットの周囲の温度を示す温度情報を取得し、加速度センサ23から加速度情報を取得する。
上記の構成によれば、ペットの周囲の温度、及び加速度を測定する機構と離れた場所において、ペットの状態を把握することができる。
また、本実施形態に係る表示端末40は、表示制御部43と表示部45とを備える表示端末40であって、表示制御部43は、ペットの周囲の温度、及び当該ペットの加速度を参照して判定された当該ペットの状態の判定結果を取得し、ペットの状態の判定結果を、表示部45に表示させる。
上記の構成によれば、表示制御部43は、ペットの周囲の温度と加速度との両方を参照して判定されたペットの状態の判定結果を表示部45に表示させる。これにより、表示制御部43を備える判定システム1は、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る判定システム1は、ゲートウェイ装置10と表示端末40とを含む判定システム1であって、ゲートウェイ装置10は、センサ情報取得部13と判定部15と制御部12と第2の通信部19とを備え、表示端末40は、通信部41と表示制御部43と表示部45とを備え、センサ情報取得部13は、ペットの周囲の温度を示す温度情報、及び当該ペットの加速度を示す加速度情報を取得し、判定部15は、ペットの周囲の温度、及び加速度を参照して、ペットの状態を判定し、制御部12は、ペットの状態の判定結果を、第2の通信部19を介して表示端末40に送信し、表示制御部43は、ペットの状態の判定結果を、通信部41を介して取得し、ペットの状態の判定結果を、表示部45に表示させる。
上記の構成によれば、判定部15は、ペットの周囲の温度と加速度との両方を参照してペットの状態を判定する。また、表示制御部43は、ペットの状態の判定結果を、通信部41を介して取得し、ペットの状態の判定結果を、表示部45に表示させる。これにより、判定部15及び表示制御部43を備える判定システム1は、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る判定方法は、ペットの周囲の温度を示す温度情報、及び当該ペットの加速度を示す加速度情報を取得する取得工程と、ペットの周囲の温度、及び加速度を参照して、ペットの状態を判定する判定工程とを含む。
上記の構成によれば、判定工程において、ペットの周囲の温度と加速度との両方を参照してペットの状態を判定する。これにより、判定方法は、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
<実施形態2>
実施形態1では、ペット装着装置20は、センサとしては、温度センサ21及び加速度センサ23のみを備えている。ただし、ペット装着装置20bのように、ペット装着装置は、温度センサ21及び加速度センサ23に加え、気圧センサ27を更に備えていてもよい。
すなわち、ゲートウェイ装置10のセンサ情報取得部13bは、ペットの周囲の温度を示す温度情報及び加速度情報に加え、気圧情報を更に取得してもよい。また、判定部15bは、温度及び加速度に加え、気圧を更に参照して、ペットの状態を判定してもよい。
実施形態2について、図7〜12を参照して説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔判定システム1b〕
図7は、本実施形態に係る判定システム1bの要部構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係る判定システム1bは、ペット装着装置20bが、温度センサ21及び加速度センサ23に加え、気圧センサ27を更に備えている。また、ゲートウェイ装置10bが、制御部12の代わりに制御部12bを備えている。すなわち、ゲートウェイ装置10bは、センサ情報取得部13及び判定部15の代わりに、センサ情報取得部13b及び判定部15bを備えている。
これらの点以外は、ペット装着装置20bは、ペット装着装置20と同様の構成である。
〔ペット装着装置20b〕
図7に示すように、ペット装着装置20bは、気圧センサ27を更に備えている。
[気圧センサ27]
気圧センサ27は、ペットの周囲の気圧を測定する。気圧センサ27は、例えばMEMSを用いて作製されている。気圧センサ27は、例えば、加速度センサ23と同じタイミングで、気圧を測定する。
〔判定部15bによるペットの状態の判定の具体例〕
次に、判定部15bによる気圧センサ27の測定した気圧の判定方法を説明しながら、ペットの状態の判定方法について具体的に説明する。温度センサ21及び加速度センサ23それぞれの測定した温度及び加速度の判定方法については、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
(気圧センサ27の示す気圧の判定)
図8の(a)に示すように、気圧センサ27が測定したペットの周囲の気圧が、例えば、10秒等の単位時間以内に、2Pa〜6Paの範囲で上昇したとする。この場合、判定部15bは、ペットの姿勢が立位から伏せに変化したと推測する。また、図8の(a)に示すように、ペットの周囲の気圧が単位時間以内に2Pa〜6Paの範囲で下降した場合、判定部15bは、ペットの姿勢が伏せから立位に変化したと推測する。
(気圧及び加速度を参照したペットの場所の移動回数の算出)
次に、気圧と加速度との両方を参照した場合の判定部15bによるペットの場所の移動回数の算出について、図8の(b)を用いて説明する。
ここでは、ペットの姿勢の変化の回数のうち、ペットが立位から伏せ、又は伏せから立位に変化した回数を、ペットの場所の移動回数とみなしている。これは、特に、ペットの周囲の温度が高い場合に、ペットが立位と伏せとの間で姿勢を変化させるときは、ペットが場所を移動しているとみなせるためである。
また、このように、気圧センサ27を更に用いた場合、ペットの姿勢の変化の回数でなく、ペットの場所の移動回数を算出する理由は、気圧センサ27は、加速度センサ23と異なり、Z軸方向のペットの移動の変化を値として測定することができるが、X軸及びY軸方向のペットの移動の変化を値として算出できないためでもある。
図8の(b)は、気圧と、加速度との両方を参照した場合の判定部15bによるペットの場所の移動回数の算出を説明するための図である。
図8の(b)に示すように、気圧変化を示すグラフの点線部分において、10秒以内に気圧が2〜6Pa変化している。ここで、気圧の変化には、自然環境による気圧の変化、及び、人が動いたり、ドアを開閉したりすることによる気圧の変化等も含まれる。すなわち、仮に判定部15bが10秒以内に気圧が2〜6Pa変化したときをペットの場所の移動回数に全て含めるように判定した場合、当該判定には、誤判定を含むことになる。
次に、加速度のみを判定部15bが参照した場合のペットの場所の移動回数について、図8の(b)の真ん中図を用いて説明する。判定部15bは、合計加速度及びZ軸における加速度の値等から、ペットの姿勢の変化の回数のうち、立位から伏せ、又は伏せから立位に変化したときの回数を算出する。図8の(b)の真ん中図に示すように、加速度センサ23が測定した加速度の値のみを判定部15bが参照した場合、ペットの場所の移動回数は、気圧のみを参照した場合に比べて多くなる。
このように、判定部15bが加速度のみを参照してペットの場所の移動回数を算出した場合、合成加速度の値からも正確に算出できず、Z軸の加速度の値の変化からも正確に案出できない。
次に、気圧と加速度との両方の値を判定部15bが参照した場合のペットの場所の移動回数について、図8の(b)の下図を用いて説明する。図8の(b)の下図に示すように、判定部15bは、気圧のみを参照してペットが移動したと判定したときと、加速度のみを参照してペットが移動したと判定したときとで一致するときをペットの場所の移動回数に含める。これにより、判定部15bは、ペットの場所の移動回数の算出の精度を向上させることができる。
〔判定部15bによるペットの状態の判定の具体例〕
判定システム1bの判定部15bは、例えば、以下に示す方法によって、ペットが熱中症である可能性が高いか否かを判定し、ペットの状態を判定することができる。
例えば、3時間等、所定の時間内において温度センサ21によって測定したペットの周囲の温度の平均値が35℃を超えるとする。この場合、判定部15bは、所定の時間において、加速度センサ23及び気圧センサ27によって測定した加速度及び気圧を参照して、ペットの熱中症危険度を判定する。
この場合、図8の(c)に示すように、例えば、判定部15bが判定した活動量の判定結果及びペットの場所の移動回数と、熱中症危険度とを対応付けることで、熱中症危険度を6段階に数値化することができる。これにより、判定部15bは、「大」、「中」、「小」の3段階で判定する場合に比べて、より細かく正確にペットの熱中症危険度を測定することができる。
ここで、図8の(c)のペットの場所の移動回数が少ないとは、例えば、3時間等、所定の時間内におけるペットの場所の移動回数が4回未満である場合を指す。また、ペットの場所の移動回数が多いとは、3時間等、所定の時間内におけるペットの場所の移動回数が4回以上である場合を指す。
なお、熱中症危険度の数値は高ければ高いほど、ペットが熱中症となっている可能性が高いことを意味する。
〔ペットの状態の判定処理〕
本実施形態に係る判定システム1bにおける判定処理(判定方法)について、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る判定システム1bにおける判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る判定システム1bは、以下に説明するステップS201〜S207を実行することによって判定処理を行う。
なお、ステップS201〜203は、実施形態1の判定処理のステップS101〜103と同様であるため、説明を省略する。
ステップS204:判定部15bは、加速度センサ23から取得した加速度情報、及び、気圧センサ27から取得した気圧情報から、所定の時間内におけるペットの場所の移動回数を算出する。
ステップS205:判定部15bが算出した3時間等の所定の時間内におけるペットの場所の移動回数が閾値(例えば、4回)以上である場合(ステップS205のYES)、ステップS206に進む。判定部15bが算出した所定の時間内におけるペットの場所の移動回数が閾値よりも小さい場合(ステップS205のNO)、ステップS207に進む。
ステップS206:判定部15bが算出した所定の時間内におけるペットの場所の移動回数が閾値以上である場合、判定部15bは、熱中症危険度を「中」と判定する(判定工程)。
このように、熱中症危険度を低く判定することができるのは、ペットの周囲の温度が高いときにペットの移動回数が多い場合、ペットが涼しい場所を求めて移動している可能性が高いとみなせるためである。
ステップS207:判定部15bが算出した所定の時間内におけるペットの場所の移動回数が閾値よりも小さい場合、判定部15bは、熱中症危険度を「大」と判定する(判定工程)。
上述のように、判定部15bは、温度を参照してペットの熱中症危険度を判定し、更に、加速度及び気圧から算出したペットの場所の移動回数を参照してペットの熱中症危険度を判定している。すなわち、判定部15bは、温度及び加速度に加え、気圧を更に参照し、ペットの姿勢の変化の代わりに、ペットの場所の移動を参照して熱中症危険度を判定している。
これにより、判定部15bは、ペットの熱中症危険度を、ペットの姿勢の変化を参照する場合に比べて、更に正確に判定することができる。例えば、温度及び加速度のみを参照したとき、ペットが危険な状態であるように誤判定してしまう場合でも、判定部15bによれば、当該判定を防止できる。
以上のことから、判定部15bを備える判定システム1bは、ペットの状態の推定精度をより向上させることができる。
また、上述の例では、判定部15bは、所定の時間におけるペットの場所の移動回数を算出し、当該場所の移動回数を参照して、ペットの熱中症危険度を判定している。ただし、本実施形態ではこれに限定されない。本実施形態では、判定部15bは、所定の時間内におけるペットの場所の移動の回数の代わりに、又は加えて、所定の時間内におけるペットの立位の比率を参照してペットの熱中症危険度を算出してもよい。
所定の時間内におけるペットの立位の比率は、所定の時間内における、1回当たりのペットの立位の姿勢の継続時間の合計を、所定の時間で除算することによって求めることができる。例えば、3時間等の所定の時間内にペットが9回立位の姿勢を取り、1回当たりのペットの立位の姿勢の継続時間が1分であった場合、所定の時間内における、1回当たりのペットの立位の姿勢の継続時間の合計は9分となる。この場合、所定の時間内におけるペットの立位の姿勢の比率は5%となる。
ここで、判定部15bは、例えば、所定の時間内における平均温度が35℃よりも高く、且つ、ペットの立位の比率が5%以上である場合には、ペットの熱中症危険度を「中」と判定してもよい。
このように、ペットの周囲の温度が高い場合でも、熱中症危険度を低く判定することができるのは、ペットの立位の姿勢の比率が高いことから、ペットが涼しい場所を求めて移動しているものとみなせるためである。
また、判定部15bは、3時間等、所定の時間内において、平均温度が35℃よりも高く、且つ、ペットの立位の比率が5%未満である場合には、ペットの熱中症危険度を「大」と判定してもよい。
〔表示端末40の表示部45に表示される状態ログの具体例1〕
本実施形態に係る判定システム1bの判定部15bによれば、ペットの伏せと立位との姿勢の変化の回数(ペットの場所の移動回数)をより正確に算出することができる。
サーバ30は、判定部15bによるペットの状態の判定結果からペットの状態データを生成し、表示端末40にペットの状態データを送信する。表示端末40の表示制御部43は、図10の(a)の左図のように、3時間毎等の所定の時間毎にペットの状態ログを表示部45に表示させる。また、図10の(a)の右図のように、当該ペットの状態ログには、ペットの1回当たりの伏せ又は立位の継続時間から判定されたペットの状態が閲覧用メッセージとして反映される。
これにより、表示端末40の表示制御部43は、ユーザが外出している場合でも、表示部45を介して、ユーザにペットの状態を確認させることができる。
なお、所定の時間内において、最後にペットの姿勢が立位から伏せに変化したと判定部15bが判定した後、所定の時間以上、姿勢が伏せの状態が継続し、加速度の変化がないとする。この場合、ペット装着装置20bの加速度センサ23及び気圧センサ27、又は、ペット装着装置20bが首輪である場合にはペット装着装置20bが、落下したとみなしてよい。
〔表示端末40の表示部45に表示される状態ログの具体例2〕
また、表示端末40の表示制御部43は、表示部45に、月別立位又は日別立位の比率を状態ログとして表示させてもよい。
この場合、判定部15bは、所定の時間においてペットが立位であると判定した時間から、立位の比率を算出し、先月又は先日までの立位の比率と、今月又は今日の立位の比率とを比較する。サーバ30は、判定部15bによる立位の比率等のペットの状態の判定結果から、閲覧用メッセージのデータを含むペットの状態データを生成し、表示端末40に送信する。
表示端末40の表示制御部43は、所定の数の月又は日にちの月別立位又は日別立位の比率の状態ログを表示部45に表示させる。また、表示制御部43は、先月又は先日までの立位の比率と、今月又は今日の立位の比率との比較結果を閲覧用メッセージとして表示部45に表示させる。
この場合、図10の(b)の左図に示すように、判定部15bが、4〜7月の立位の比率の平均値と、8月の立位の比率とを比較したとする。続いて、判定部15bが、4〜7月の立位の平均値5%に比べて、8月の立位が半分程度まで下がっているように判定したとする。この場合、サーバ30は、判定部15bによるペットの状態の判定結果を反映した閲覧用メッセージを生成し、当該閲覧用メッセージのデータを含むペットの状態データを表示端末40に送信する。
これにより、表示端末40の表示制御部43は、図10の(b)の左図に示す閲覧用メッセージを含むペットの状態ログを表示部45に表示させることができる。
また、図10の(b)の右図に示すように、判定部15bが、10日〜13日までの立位の比率の平均値と、14日の立位の比率とを比較したとする。続いて、判定部15bが、10日〜13日までの立位の比率の平均値7.5%に比べて、14日の立位の比率の平均値が大幅に下がっているように判定したとする。この場合、サーバ30は、判定部15bによるペットの状態の判定結果を反映した閲覧用メッセージのデータを含むペットの状態データを作成し、表示端末40に送信する。
これにより、表示端末40の表示制御部43は、図10の(b)の右図に示す閲覧用メッセージを含むペットの状態ログを表示部45に表示させることができる。
〔表示端末40の表示部45に表示される状態ログの具体例3〕
また、表示端末40の表示制御部43は、状態ログとして、同日の所定の時間における立位の比率を表示部45に表示させてもよい。
判定部15bによるペットの状態の判定結果からペットの状態データを生成したサーバ30は、表示端末40にペットの状態データを送信する。表示端末40の表示制御部43は、当該状態データから、図11のように留守番中の立位の比率の状態ログを表示部45に表示させることができる。
この場合、判定部15bは、ユーザの外出時刻と、帰宅時刻との間におけるペットの立位の比率を算出する。また、判定部15bは、ユーザの外出時刻と、帰宅時刻との間の何時頃にペットが立位の姿勢を取っているかを判定し、立位の比率が時間的に偏っていないかどうかを判定する。
これにより、表示端末40の表示制御部43は、図11の(a)の左図に示す閲覧用メッセージを含むペットの状態ログを表示部45に表示させることができる。
また、表示制御部43は、図11の(a)の右図に示すように、異なる日毎の留守番中の立位の比率に関する閲覧用メッセージを、表示部45に表示させてもよい。
ここで、図11の(b)に示すように、サーバ30の状態データ生成部35は、判定部15bが判定した立位の比率と、所定の時間内において立位として判定される割合とに応じた閲覧用メッセージのデータを生成することができる。
同様に、図11の(c)に示すように、サーバ30の状態データ生成部35は、判定部15bが判定した温度に対応する閲覧用メッセージのデータを上述の閲覧用メッセージのデータに加えて生成することができる。
このように、サーバ30の状態データ生成部35は、判定部15bによるペットの状態の判定結果に応じて、細かく場合分けして閲覧用メッセージのデータを含む状態データを生成することができる。これにより、サーバ30からペットの状態データを受信した表示端末40の表示制御部43は、状態ログをより正確且つ詳細に表示部45に表示させることができる。
〔表示端末40の表示部45に表示される状態ログの具体例4〕
また、図12に示すように、表示端末40の表示制御部43は、夜中のペットの立位の比率を表示部45に表示させることもできる。
この場合、判定部15bは、夜中のペットの立位の比率を判定する。また、判定部15bは、夜中の何時頃にペットが立位の姿勢を取っているかを判定し、立位の比率が時間的に偏っていないかどうかを判定する。判定部15bによるペットの状態の判定結果からペットの状態データを生成したサーバ30は、ペットの状態データを表示端末40に送信する。
表示端末40の表示制御部43は、図12の左図に示す閲覧用メッセージを含む状態ログを表示部45に表示させることができる。
また、表示制御部43は、図12の右図に示すように、異なる日毎の夜中の立位の比率に関する閲覧用メッセージを、表示部45に表示させることもできる。この場合、表示制御部43は、夜中のペットの状態を推測するメッセージを表示部45に表示させてもよい。
このように、本実施形態に係るゲートウェイ装置10bでは、センサ情報取得部13bは、ペットの周囲の気圧を示す気圧情報を更に取得し、判定部15bは、気圧を更に参照して、ペットの状態を判定する。
上記の構成によれば、判定部15bは、温度及び加速度のみを参照する場合に比べて、ペットの状態をより正確に判定することができる。これにより、判定部15bを備える判定システム1bは、ペットの状態の推定精度をより向上させることができる。
また、本実施形態に係るゲートウェイ装置10bでは、センサ情報取得部13bは、ペットの周囲の気圧を示す気圧情報を更に取得し、判定部15bは、加速度と、気圧の時間的な変化とを参照して、所定の時間内におけるペットの場所の移動回数、及び所定の時間内におけるペットの立位の姿勢の比率の少なくとも何れかを算出し、所定の時間内におけるペットの場所の移動回数、及び所定の時間内におけるペットの立位の姿勢の比率の少なくとも何れかを更に参照して、ペットの状態を判定する。
上記の構成によれば、判定部15bは、ペットの場所の移動回数、及び所定の時間内におけるペットの立位の姿勢の比率の少なくとも何れかを更に参照して、ペットの状態を判定する。これにより、判定部15bは、気圧を参照せず、ペットの姿勢の変化等を参照してペットの状態を判定する場合に比べて、より正確にペットの状態を判定することができる。その結果、判定部15bを備える判定システム1bは、ペットの状態の推定精度をより向上させることができる。
また、本実施形態に係るゲートウェイ装置10bは、ペットの周囲の気圧を測定する気圧センサ27を更に備え、センサ情報取得部13bは、気圧センサ27からペットの周囲の気圧を示す気圧情報を更に取得し、判定部15bは、気圧を更に参照して、ペットの状態を判定する。
上記の構成によれば、ペットの周囲の気圧を測定する機構と離れた場所において、ペットの状態を把握することができる。
<実施形態3>
実施形態1及び2では、少なくとも温度センサ21及び加速度センサ23からペットの周囲の温度を示す温度情報及び加速度情報を取得し、少なくとも温度及び加速度を参照してペットの状態を判定している。
ただし、本実施形態に係る判定システム1cのように、ペット装着装置20cは、加速度センサ23に加えて、又は代わりにペットの存在する部屋の温度を測定する温度センサ(第2の温度センサ)29を備えていてもよい。また、ゲートウェイ装置10cのセンサ情報取得部13cは、ペットの周囲の温度及びペットが存在する部屋の温度を取得し、判定部15cは、ペットの周囲の温度及びペットが存在する部屋の温度を参照し、ペットの状態を判定してもよい。
実施形態3について、図13を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔判定システム1c〕
本実施形態に係る判定システム1cは、ペット装着装置20の代わりに、ペット装着装置20cを備えている。また、判定システム1cは、ゲートウェイ装置10の代わりに、ゲートウェイ装置10cを備えている。また、判定システム1cは、エアコン50を更に備えている。これらの構成以外は、判定システム1cは、判定システム1と同様の構成である。
〔ペット装着装置20c〕
ペット装着装置20cは、加速度センサ23の代わりに、温度センサ29を備えている。
[温度センサ29]
温度センサ29は、ペットが存在する部屋の温度を測定する温度センサである。温度センサ29としては、温度センサ(第1の温度センサ)21と同様のものを使用することができる。温度センサ29の設置場所としては、ペットの存在する部屋の平均温度を測定するという観点、及び、以下のエアコン50を使用する観点から、ペットが存在する部屋の中でも、部屋の中央の天井であることが好ましい。
〔ゲートウェイ装置10c〕
ゲートウェイ装置10cのセンサ情報取得部13cは、第1の通信部11を介して、ペット装着装置20cからペットの周囲の温度を示す温度情報及びペットが存在する部屋の温度を示す温度情報を取得する。
判定部15cは、ペットの周囲の温度及びペットが存在する部屋の温度を参照し、ペットの状態を判定する。
以下に、判定部15cによるペットの状態の判定例について、図14を用いて具体的に説明する。
〔判定部15cによるペットの状態の判定の具体例1〕
温度センサ21が測定した温度の値が35℃よりも低い場合には、判定部15cは、ペットの周囲の温度と、部屋の温度との大小関係に関わらず、ペットの熱中症危険度を「小」と判定する。
また、判定部15cは、温度センサ21が測定した温度の値が35℃よりも高い場合、温度センサ21が測定したペットの周囲の温度と、温度センサ29が測定したペットの存在する部屋の温度とを比較する。
例えば、図14の(a)に示すように、判定部15cは、部屋の温度よりもペットの周囲の温度が低いと判定した場合、ペットの熱中症危険度を「中」と判定する。これは、ペットが、部屋の中央付近の場所の温度よりも低い温度を示す場所に移動したと推定されるためである。
また、図14の(a)に示すように、判定部15cは、部屋の温度よりもペットの周囲の温度が高いと判定した場合、ペットの熱中症危険度を「大」と判定する。この場合、ゲートウェイ装置10cの制御部12cは、ネットワーク2を介してエアコン50に部屋の床を冷却させてもよい。これにより、ユーザがペットから離れた位置にいる場合でも、ペットの背丈に近い高さに位置する床を冷却することで、ペットの熱中症危険度を低下させることができる。
このように、判定部15cは、温度センサ21及び温度センサ29で測定した、ペットの周囲の温度と、ペットの存在する部屋の温度との両方を参照し、ペットの状態を2段階で判定する。これにより、判定部15を備えるゲートウェイ装置10cは、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
〔判定部15cによるペットの状態の判定の具体例2〕
なお、判定部15cは、ペット装着装置20cが、加速度センサ23を更に備える場合にも、ペットの熱中症危険度を判定することができる。
例えば、実施形態1の〔判定部15によるペットの状態の判定の具体例2〕の欄に示す方法で判定部15cが熱中症危険度を判定したとする。この場合、判定部15cは、図14の(b)に示すように、実施形態1に記載のペットの熱中症危険度の判定を行った後に、更に、ペットの周囲の温度と、ペットの存在する部屋の温度とを比較して、ペットの熱中症危険度を判定してもよい。
温度センサ21が測定した温度の値が35℃よりも低い場合には、判定部15cは、ペットの周囲の温度と、部屋の温度との大小関係に関わらず、ペットの熱中症危険度を「小」と判定する。
また、判定部15cは、温度センサ21が測定した温度の値が35℃よりも高い場合、温度センサ21が測定したペットの周囲の温度と、温度センサ29が測定したペットの存在する部屋の温度とを比較する。
例えば、図14の(b)の中段に示すように、判定部15cは、実施形態1の〔判定部15によるペットの状態の判定の具体例2〕に示す方法によって熱中症危険度を「中」と判定したとする。この場合、判定部15cは、部屋の温度よりもペットの周囲の温度が低いと判定した場合、ペットの熱中症危険度を「小」と判定する。
一方、判定部15cは、部屋の温度よりもペットの周囲の温度が高いと判定した場合、ペットの熱中症危険度を「中」と判定する。
また、図14の(b)の中段に示すように、判定部15cは、実施形態1の〔判定部15によるペットの状態の判定の具体例2〕に示す方法によって熱中症危険度を「大」と判定したとする。この場合、判定部15cは、部屋の温度よりもペットの周囲の温度が低いと判定した場合、ペットの熱中症危険度を「中」と判定する。
一方、判定部15cは、部屋の温度よりもペットの周囲の温度が高いと判定した場合、ペットの熱中症危険度を「大」と判定する。この場合、ゲートウェイ装置10cの制御部12cは、ネットワーク2を介してエアコン50に部屋の床を冷却させてもよい。
このように、ペット装着装置20cが、加速度センサ23を更に備えることによって、判定部15cは、加速度を参照しない場合に比べて、更に正確に熱中症危険度を判定することができる。すなわち、判定部15cが加速度を更に参照することで、判定部15cを備えるゲートウェイ装置10cは、ペットの状態の推定精度を更に向上させることができる。
このように、本実施形態に係るゲートウェイ装置10cは、ペットの周囲の温度を測定する温度センサ21、及び当該ペットが存在する部屋の温度を測定する温度センサ29と、温度センサ21から、ペットの周囲の温度を示す温度情報を取得し、温度センサ29から、当該ペットが存在する部屋の温度を示す温度情報を取得するセンサ情報取得部13cと、ペットの周囲の温度、及びペットが存在する部屋の温度を参照して、ペットの状態を判定する判定部15cとを備える。
判定部15cは、温度センサ21及び温度センサ29で測定した、ペットの周囲の温度と、ペットの存在する部屋の温度との両方を参照して、ペットの状態を判定する。これにより、判定部15を備えるゲートウェイ装置10cは、ペットの状態の推定精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係るゲートウェイ装置10cでは、センサ情報取得部13cは、ペットの加速度を示す加速度情報を更に取得し、判定部15cは、加速度を更に参照して、ペットの状態を判定する。
センサ情報取得部13cは、ペットの加速度を示す加速度情報を更に取得し、判定部15cは、加速度を更に参照する。これにより、判定部15cは、加速度を参照しない場合に比べて、更に正確に熱中症危険度を判定することができる。すなわち、判定部15cが加速度を更に参照することで、判定部15cを備える判定システム1cは、ペットの状態の推定精度を更に向上させることができる。
<実施形態4>
実施形態1では、ペット装着装置20とゲートウェイ装置10とが別々の部材となっており、サーバ30と表示端末40とが別々の部材になっている。ただし、本実施形態のように、ペット装着装置20とゲートウェイ装置10とが一体になっており、サーバ30と表示端末40とが一体になっていてもよい。
実施形態4について、図15を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔判定システム1d〕
本実施形態に係る判定システム1dは、ペット装着装置20dと、表示端末40bとを備えている。
図15に示すように、本実施形態に係る判定システム1dは、ゲートウェイ装置10及びサーバ30を備えていない。その代わり、ペット装着装置20dは、ペット装着装置20の制御部24の代わりに、ゲートウェイ装置10の備える制御部12及び判定情報格納部17を備えている。また、表示端末40bは、表示端末40の備える各部材に加え、サーバ30の備える制御部32を更に備えている。
これらの構成以外は、本実施形態に係る判定システム1dは、実施形態1に係る判定システム1と同様の構成である。
すなわち、本実施形態に係る判定システム1dでは、ペット装着装置20dがゲートウェイ装置10としても機能し、ペットの状態を判定する。また、本実施形態に係る判定システム1dでは、表示端末40bが、サーバ30としても機能する。
これにより、ペット装着装置20dと、表示端末40bとが直接通信することができる。そのため、本実施形態に係る判定システム1dは、例えば、1階にいるペットの状態を2階にいるペットの飼い主(ユーザ)が把握したい場合に好適に利用することができる。
<実施形態5>
実施形態2では、ペット装着装置20bと、ゲートウェイ装置10bとが別々の部材となっているが、本実施形態のように、ペット装着装置20bとゲートウェイ装置10bとが一体となっていてもよい。また、サーバ30と表示端末40とが一体となっていてもよい。
〔判定システム1e〕
判定システム1e(不図示)は、ペット装着装置20e(不図示)と、表示端末40b(不図示)とを備えている。
本実施形態に係る判定システム1eは、ゲートウェイ装置10b及びサーバ30を備えていない。その代わりに、ペット装着装置20eは、ペット装着装置20の制御部24の代わりに、ゲートウェイ装置10bの備える制御部12b及び判定情報格納部17を備えている。また、表示端末40bは、表示端末40の備える各部材に加え、サーバ30の備える制御部32を更に備えている。これらの構成以外は、本実施形態に係る判定システム1eは、実施形態2に係る判定システム1bと同様の構成である。
すなわち、本実施形態に係る判定システム1eでは、ペット装着装置20eがゲートウェイ装置10bとしても機能し、ペットの状態を判定する。また、本実施形態に係る判定システム1eでは、表示端末40bが、サーバ30としても機能する。
<実施形態6>
実施形態3では、ペット装着装置20cと、ゲートウェイ装置10cとが別々の部材となっている。ただし、本実施形態のように、ペット装着装置20cとゲートウェイ装置10cとが一体となっていてもよい。また、サーバ30と表示端末40とが一体となっていてもよい。
〔判定システム1f〕
判定システム1f(不図示)は、ペット装着装置20f(不図示)と、表示端末40b(不図示)とを備えている。
本実施形態に係る判定システム1fは、ゲートウェイ装置10c及びサーバ30を備えていない。その代わりに、ペット装着装置20fは、ペット装着装置20の制御部24の代わりに、ゲートウェイ装置の備える制御部12c及び判定情報格納部17を備えている。また、表示端末40bは、表示端末40の備える各部材に加え、サーバ30の備える制御部32を更に備えている。これらの構成以外は、本実施形態に係る判定システム1fは、実施形態3に係る判定システム1cと同様の構成である。
すなわち、本実施形態に係る判定システム1fでは、ペット装着装置20fがゲートウェイ装置10cとしても機能し、ペットの状態を判定する。また、本実施形態に係る判定システム1fでは、表示端末40bが、サーバ30としても機能する。
<実施形態7>
実施形態1では、ゲートウェイ装置10と、サーバ30と、表示端末40とが別々の部材となっている。ただし、本実施形態に係る判定システム1gのように、ゲートウェイ装置10と、サーバ30と、表示端末40とが一体となっていてもよい。
実施形態7について、図16を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔判定システム1g〕
本実施形態に係る判定システム1gは、ペット装着装置20と、表示端末40cとを備えている。
図16に示すように、本実施形態に係る判定システム1gは、ゲートウェイ装置10及びサーバ30を備えていない。その代わりに、表示端末40cは、表示端末40の備える各部材に加え、ゲートウェイ装置10の備える制御部12、判定情報格納部17、及び、サーバ30の備える状態データ生成部35を更に備える。これらの構成以外は、本実施形態に係る判定システム1gは、実施形態1に係る判定システム1と同様の構成である。
すなわち、本実施形態に係る判定システム1gでは、表示端末40cがゲートウェイ装置10及びサーバ30としても機能する。
これにより、本実施形態に係る判定システム1gによれば、ユーザが所有する表示端末40cにおいて、ペットの状態を判定することができる。
<実施形態8>
実施形態2では、ゲートウェイ装置10bと、サーバ30と、表示端末40とが別々の部材となっている。ただし、本実施形態に係る判定システム1h(不図示)のように、ゲートウェイ装置10bと、サーバ30と、表示端末40とが一体となっていてもよい。
〔判定システム1h〕
本実施形態に係る判定システム1hは、ペット装着装置20b(不図示)と、表示端末40d(不図示)とを備えている。
本実施形態に係る判定システム1hは、ゲートウェイ装置10b及びサーバ30を備えていない。その代わりに、判定システム1hにおける表示端末40dは、表示端末40の備える各部材に加え、ゲートウェイ装置10bの備える制御部12b、判定情報格納部17、及びサーバ30の備える状態データ生成部35を更に備える。これらの構成以外は、本実施形態に係る判定システム1hは、実施形態2に係る判定システム1bと同様の構成である。
すなわち、本実施形態に係る判定システム1hでは、表示端末40dがゲートウェイ装置10b及びサーバ30としても機能する。
<実施形態9>
実施形態3では、ゲートウェイ装置10cと、サーバ30と、表示端末40とが別々の部材となっている。ただし、本実施形態に係る判定システム1i(不図示)のように、ゲートウェイ装置10cと、サーバ30と、表示端末40とが一体となっていてもよい。
〔判定システム1i〕
本実施形態に係る判定システム1iは、ペット装着装置20c(不図示)と、表示端末40e(不図示)とを備えている。
本実施形態に係る判定システム1iは、ゲートウェイ装置10及びサーバ30を備えていない。その代わりに、表示端末40eは、表示端末40の備える各部材に加え、ゲートウェイ装置10cの備える制御部12c、判定情報格納部17、及びサーバ30の備える状態データ生成部35を更に備える。これらの構成以外は、本実施形態に係る判定システム1iは、実施形態3に係る判定システム1cと同様の構成である。
すなわち、本実施形態に係る判定システム1iでは、表示端末40eがゲートウェイ装置10c及びサーバ30としても機能する。
<実施形態10>
ゲートウェイ装置10、10b、10c及び表示端末40、40b、40c、40d、40eの各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、1以上のプロセッサにより実行されるソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、ゲートウェイ装置10、10b、10c及び表示端末40、40b、40c、40d、40eのそれぞれを、図17に示すようなコンピュータ(電子計算機)を用いて構成することができる。
図17は、ゲートウェイ装置10、10b、10c及び表示端末40、40b、40c、40d、40eとして利用可能なコンピュータ910の構成を例示したブロック図である。コンピュータ910は、バス911を介して互いに接続された演算装置912と、主記憶装置913と、補助記憶装置914と、入出力インターフェース915と、通信インターフェース916とを備えている。演算装置912、主記憶装置913、及び補助記憶装置914は、それぞれ、例えば1以上のプロセッサ、RAM(random access memory)、ハードディスクドライブであってもよい。入出力インターフェース915には、ユーザがコンピュータ910に各種情報を入力するための入力装置920、及び、コンピュータ910がユーザに各種情報を出力するための出力装置930が接続される。入力装置920及び出力装置930は、コンピュータ910に内蔵されたものであってもよいし、コンピュータ910に接続された(外付けされた)ものであってもよい。例えば、入力装置920は、キーボード、マウス、タッチセンサ等であってもよく、出力装置930は、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であってもよい。また、タッチセンサとディスプレイとが一体化されたタッチパネルのような、入力装置920及び出力装置930の双方の機能を有する装置を適用してもよい。そして、通信インターフェース916は、コンピュータ910が外部の装置と通信するためのインターフェースである。
補助記憶装置914には、コンピュータ910をゲートウェイ装置10、10b、10c及び表示端末40、40b、40c、40d、40eとして動作させるための各種のプログラムが格納されている。そして、演算装置912は、補助記憶装置914に格納された上記プログラムを主記憶装置913上に展開して該プログラムに含まれる命令を実行することによって、コンピュータ910を、ゲートウェイ装置10、10b、10c及び表示端末40、40b、40c、40d、40eが備える各部として機能させる。なお、補助記憶装置914が備える、プログラム等の情報を記録する記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な「一時的でない有形の媒体」であればよく、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブル論理回路等であってもよい。
また、上記プログラムは、コンピュータ910の外部から取得してもよく、この場合、任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して取得してもよい。そして、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
このように、本実施形態に係るコンピュータ910をセンサ情報取得部13、13b、13c、及び判定部15、15b、15cとして機能させるためのプログラムは、ゲートウェイ装置10、10b、10cの何れかとしてコンピュータ910を機能させるためのプログラムである。
コンピュータ910を機能させるためのプログラムは、ゲートウェイ装置10、10b、10cのセンサ情報取得部13、13b、13c、及び判定部15、15b、15cとして好適に機能させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。更に、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、1i 判定システム
10、10b、10c ゲートウェイ装置(判定装置)
12、12b、12c 制御部
13、13b、13c センサ情報取得部(取得部)
15、15b、15c 判定部
19 第2の通信部(出力部)
21、29 温度センサ(第1の温度センサ、第2の温度センサ)
23 加速度センサ
27 気圧センサ
40、40b、40c、40d、40e 表示端末(端末装置)
41 通信部(端末通信部)
43 表示制御部
45 表示部

Claims (12)

  1. 生体の周囲の温度を示す温度情報、及び当該生体の加速度を示す加速度情報を取得する取得部と、
    上記生体の周囲の温度、及び上記加速度を参照して、上記生体の状態を判定する判定部と
    を備えることを特徴とする判定装置。
  2. 生体の周囲の温度を測定する第1の温度センサ、及び当該生体が存在する部屋の温度を測定する第2の温度センサと、
    上記第1の温度センサから、上記生体の周囲の温度を示す温度情報を取得し、上記第2の温度センサから、当該生体が存在する部屋の温度を示す温度情報を取得する取得部と、
    上記生体の周囲の温度、及び上記生体が存在する部屋の温度を参照して、上記生体の状態を判定する判定部と
    を備えることを特徴とする判定装置。
  3. 上記取得部は、上記生体の加速度を示す加速度情報を更に取得し、
    上記判定部は、上記加速度を更に参照して、上記生体の状態を判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の判定装置。
  4. 上記取得部は、上記生体の周囲の気圧を示す気圧情報を更に取得し、
    上記判定部は、上記気圧を更に参照して、上記生体の状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の判定装置。
  5. 上記判定部は、所定の時間内における上記生体の姿勢の変化の回数を更に参照して、上記生体の状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1、3及び4の何れか1項に記載の判定装置。
  6. 上記取得部は、上記生体の周囲の気圧を示す気圧情報を更に取得し、
    上記判定部は、上記加速度と、上記気圧の時間的な変化とを参照して、
    所定の時間内における上記生体の場所の移動回数、及び
    上記所定の時間内における上記生体の立位の姿勢の比率
    の少なくとも何れかを算出し、
    上記所定の時間内における上記生体の場所の移動回数、及び
    上記所定の時間内における上記生体の立位の姿勢の比率
    の少なくとも何れかを更に参照して、上記生体の状態を判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の判定装置。
  7. 上記生体の周囲の温度を測定する温度センサ、及び上記加速度を測定する加速度センサと、
    外部機器へ上記生体の状態の判定結果を出力する出力部と
    を更に備え、
    上記取得部は、上記生体の周囲の温度を測定する温度センサから上記生体の周囲の温度を示す温度情報を取得し、上記加速度センサから上記加速度情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1及び3〜6の何れか1項に記載の判定装置。
  8. 上記生体の周囲の気圧を測定する気圧センサを更に備え、
    上記取得部は、上記気圧センサから上記生体の周囲の気圧を示す気圧情報を更に取得し、
    上記判定部は、上記気圧を更に参照して、上記生体の状態を判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の判定装置。
  9. 表示制御部と表示部とを備える端末装置であって、
    上記表示制御部は、生体の周囲の温度、及び当該生体の加速度を参照して判定された当該生体の状態の判定結果を取得し、
    上記生体の状態の判定結果を、上記表示部に表示させる
    ことを特徴とする端末装置。
  10. 判定装置と端末装置とを含む判定システムであって、
    上記判定装置は、取得部と判定部と制御部と出力部とを備え、
    上記端末装置は、端末通信部と表示制御部と表示部とを備え、
    上記取得部は、
    生体の周囲の温度を示す温度情報、及び当該生体の加速度を示す加速度情報を取得し、
    上記判定部は、
    上記生体の周囲の温度、及び上記加速度を参照して、上記生体の状態を判定し、
    上記制御部は、
    上記生体の状態の判定結果を、上記出力部を介して上記端末装置に送信し、
    上記表示制御部は、
    上記生体の状態の判定結果を、上記端末通信部を介して取得し、
    上記生体の状態の判定結果を、上記表示部に表示させる
    ことを特徴とする判定システム。
  11. 請求項1〜8の何れか1項に記載の判定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記取得部、及び上記判定部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 生体の周囲の温度を示す温度情報、及び当該生体の加速度を示す加速度情報を取得する取得工程と、
    上記生体の周囲の温度、及び上記加速度を参照して、上記生体の状態を判定する判定工程と
    を含むことを特徴とする判定方法。
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