JP2018174804A - 栽培施設に用いる細霧冷房システムおよび細霧冷房方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、上述したように施設内の温度や湿度に基づいて必要と判断されたタイミングやや定期的なタイミングで細霧冷房が実行されると、天候や季節による日照量の変化が考慮されず、施設内を好適な環境を提供できない場合があるという問題があった。
本発明の一実施形態による植物の栽培施設に用いる細霧冷房システムの構成について、図1を参照して説明する。
次に、本実施形態による細霧冷房システム1により栽培施設A内に細霧冷房を行う際の動作について説明する。
その後、細霧冷房の対象時間帯の終了時刻16:30が到来したとき(S6の「YES」)には、ステップS1に戻り、翌日の細霧冷房の対象時間帯が到来するまで各センサの計測情報の取得処理は停止される。以上で、細霧冷房処理(a)の説明を終了する。
まず、細霧冷房処理(a)と同様に細霧冷房の対象時間帯の開始時刻7:00が到来したと判断されると(S11の「YES」)、情報取得部53において、栽培施設A内の第1温度センサ11−1〜第N温度センサ11−N、第1湿度センサ12−1〜第N湿度センサ12−N、および第1照度センサ13−1〜第N照度センサ13−Nで計測された計測値が取得される(S12)。
照度補正値=照度生値(照度センサによる計測値)÷sin(日射角度)×正規化定数
式(1)
上記式(1)において、日ごとの日射角度は、外部機関から取得することが可能である。
10−1〜10−N 第1エリア〜第Nエリア
11−1〜11−N 第1温度センサ〜第N温度センサ
12−1〜12−N 第1湿度センサ〜第N湿度センサ
13−1〜13−N 第1照度センサ〜第N照度センサ
14−1〜14−N 第1スイッチ〜第Nスイッチ
15−1、15−2 ノズル
20−1、20−2 給水管
30 給水機構
31 水タンク
32 ポンプ
33−1、33−2 電磁弁
40 信号線
50 制御装置(細霧冷房装置)
51 入力部
52 表示部
53 情報取得部
54 細霧冷房処理部
55−1、55−2 第1電磁弁駆動部、第2電磁弁駆動部
Claims (11)
- 栽培施設内の温度を計測する温度センサと、
前記栽培施設内の湿度を計測する湿度センサと、
前記栽培施設内の照度を計測する照度センサと、
前記温度センサで計測された温度が所定値以上であり、前記湿度センサで計測された湿度が所定値以下であり、且つ、前記照度センサで計測された照度が所定値以上であるときに、前記栽培施設内への細霧供給処理を実行する細霧冷房装置と
と備えることを特徴とする細霧冷房システム。 - 栽培施設内の温度を計測する温度センサと、
前記栽培施設内の湿度を計測する湿度センサと、
前記栽培施設内の照度を計測する照度センサと、
前記温度センサで計測された温度と前記湿度センサで計測された湿度とから飽差を算出し、算出した飽差が第1閾値以上であり、且つ、前記照度センサで計測された照度が所定値以上であるときに、前記栽培施設内への細霧供給処理を開始する細霧冷房装置と
と備えることを特徴とする細霧冷房システム。 - 前記細霧冷房装置は、前記細霧供給処理を開始した後、前記温度センサで計測された温度と前記湿度センサで計測された湿度とから算出した飽差が、前記第1閾値と異なる第2閾値以下になると、前記細霧供給処理を停止する
ことを特徴とする請求項2に記載の細霧冷房システム。 - 前記細霧冷房装置は、予め設定された時間帯内に、前記細霧供給処理を行う
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の細霧冷房システム。 - 前記細霧冷房装置は、前記細霧供給処理を実行してから所定時間は、次の細霧供給処理を実行しない
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の細霧冷房システム。 - 前記細霧冷房装置は、細霧供給処理を実行した回数を、所定期間ごとに計数する処理回数係数部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の細霧冷房システム。 - 前記照度センサで計測された照度を、該当日の日射角度に基づいて補正する照度補正部をさらに備え、
前記細霧冷房装置は、前記照度補正部により補正された照度を用いて、細霧供給処理の要否を判定する
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の細霧冷房システム。 - 前記温度センサ、前記湿度センサ、および前記照度センサは、前記栽培施設内が分割された複数のエリアごとにそれぞれ設置され、
前記細霧冷房装置は、前記エリアごとに、対応する温度センサ、湿度センサ、および照度センサの計測情報に基づいて細霧供給処理の要否を判定し、細霧供給処理が必要と判定したエリアに対して細霧供給処理を実行する
ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の細霧冷房システム。 - 前記細霧冷房装置は、複数の栽培施設にそれぞれ設置された前記温度センサ、前記湿度センサ、および前記照度センサのうち、予め栽培施設ごとに設定されたセンサの計測情報に基づいて細霧供給処理の要否を判定し、細霧供給処理が必要と判定された栽培施設に対して細霧供給処理を実行する
ことを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載の細霧冷房システム。 - 栽培施設内の温度を計測する温度センサと、
前記栽培施設内の湿度を計測する湿度センサと、
前記栽培施設内の照度を計測する照度センサとに接続された細霧冷房装置が、
前記温度センサで計測された温度が所定値以上であり、前記湿度センサで計測された湿度が所定値以下であり、且つ、前記照度センサで計測された照度が所定値以上であるときに、前記栽培施設内への細霧供給処理を実行する
ことを特徴とする細霧冷房方法。 - 栽培施設内の温度を計測する温度センサと、
前記栽培施設内の湿度を計測する湿度センサと、
前記栽培施設内の照度を計測する照度センサとに接続された細霧冷房装置が、
前記温度センサで計測された温度と前記湿度センサで計測された湿度とから飽差を算出し、算出した飽差が第1閾値以上であり、且つ、前記照度センサで計測された照度が所定値以上であるときに、前記栽培施設内への細霧供給処理を開始し、前記細霧供給処理を開始した後、前記温度センサで計測された温度と前記湿度センサで計測された湿度とから算出した飽差が、前記第1閾値と異なる第2閾値以下になると、前記細霧供給処理を停止する
ことを特徴とする細霧冷房方法。
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