JP2018174661A - 電動工具およびモータユニット - Google Patents

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Ryohei Oishi
陵平 大石
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Abstract

【課題】位置検出部がステータに対して所定の位置からずれて配置されている場合に、適切な転流タイミングを決定できるようにする技術を提供する。【解決手段】モータ3は、永久磁石を保持したロータと相ごとの巻線を有するステータとを備える。位置検出部は、ロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する。制御部10は、位置検出部から出力される回転位置信号にもとづいて転流のタイミングを決定して、巻線への駆動電流の供給を制御する。記憶部14は、転流タイミングを補正するための補正情報を記憶する。制御部10は、記憶部14に記憶された補正情報をもとに、転流タイミングを決定する。記憶部14は、補正情報として、巻線に生じる電圧により特定される転流タイミングと、位置検出部による回転位置信号より特定される転流タイミングのずれから導出された角度情報を記憶する。【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスモータを有する電動工具およびモータユニットに関する。
特許文献1は、パターン情報保持部を参照して回転位置信号の値の組み合わせに対応するパターン番号を決定し、パターン番号に基準角度を乗じて断続角度を算出し、断続角度にサンプル時間あたりのロータの角度変化量を積算して連続角度を算出するモータ制御装置を開示する。
特開2013−46547号公報
ブラシレスモータでは、位置検出部がロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力し、制御部が回転位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりにもとづいて転流のタイミングを決定して、ステータ巻線への駆動電流の供給を制御する。このため位置検出部はステータに対して所定の位置に配置され、回転位置信号は、ステータとロータとが所定の相対位置関係となったときに立ち上がりまたは立ち下がる必要がある。位置検出部がステータに対して所定の位置からずれて配置されていると、ステータとロータとが所定の相対位置関係にないときに、回転位置信号が立ち上がりまたは立ち下がることになり、制御部は、適切な転流タイミングを決定できない。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、位置検出部がステータに対して所定の位置からずれて配置されている場合に、適切な転流タイミングを決定できるようにする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電動工具は、永久磁石を保持したロータと相ごとの巻線を有するステータとを備えたブラシレスモータと、ブラシレスモータの回転出力を先端工具に伝達する伝達機構と、ロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する位置検出部と、位置検出部から出力される回転位置信号にもとづいて転流のタイミングを決定して、巻線への駆動電流の供給を制御する制御部と、を備える。この態様の電動工具は、転流タイミングを補正するための補正情報を記憶する記憶部をさらに備え、制御部は、記憶部に記憶された補正情報をもとに、転流タイミングを決定してよい。
本発明の別の態様は、モータユニットである。このモータユニットは、永久磁石を保持したロータと、相ごとの巻線を有するステータと、ロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する位置検出部と、ステータと位置検出部との相対的な取付角度誤差情報を記憶する記憶部とを備える。
本発明によれば、位置検出部がステータに対して所定の位置からずれて配置されている場合に、適切な転流タイミングの決定に必要な情報を記憶しておく技術を提供できる。
本発明の実施形態に係る電動工具の構成の一例を示す図である。 (a)〜(c)は、モータユニットの組立工程を説明するための図である。 ホールICから出力される回転位置信号と、各相の巻線に生じるコイル電圧の関係を示す図である。 外部からロータを回転させることによりホールICから出力される回転位置信号と、各相の巻線に生じるコイル電圧の関係を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係る電動工具1の構成の一例を示す。電動工具1は、モータ3およびモータ出力軸4を備えるモータユニット2と、先端工具を装着可能な工具出力軸6と、モータ3の回転出力を先端工具に伝達する伝達機構5とを備える。伝達機構5は、モータ出力軸4の回転を減速する減速機を有し、たとえば電動工具1がインパクト回転工具であれば、伝達機構5は、さらにインパクト伝達機構を有する。
モータ3は正逆回転可能なブラシレスモータであって、永久磁石を保持したロータと、相ごとの巻線を有するステータとを備える。ロータとモータ出力軸4は一体として形成されてよい。モータユニット2は、ロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する位置検出部を備える。回転機15は、モータユニット2におけるステータと位置検出部との相対的な取付角度誤差を検出するために、工具出力軸6を外部から回転させる装置である。回転機15については、後述する。
電動工具1において、電力はバッテリパックに内蔵されたバッテリ13により供給される。モータ駆動回路11は、FET(電界効果型トランジスタ)やIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)などのスイッチング素子を搭載してインバータ回路を構成し、ステータの巻線に駆動電流を供給する。モータ駆動回路11は、各巻線に印加される電圧(コイル電圧)を検出する電圧検出部を有し、各電圧検出部は、検出したコイル電圧を制御部10に供給する。制御部10は、モータ駆動回路11を制御してモータ3を駆動させる。具体的に制御部10は、位置検出部から出力される回転位置信号にもとづいて各巻線の転流のタイミングを決定し、モータ駆動回路11によるステータ巻線への駆動電流の供給を制御する。
図2(a)〜(c)は、モータユニット2の組立工程を説明するための図である。
実施例において位置検出部は、ホール素子および電子回路を1チップに一体化したホールICである。電子回路はコンパレータを搭載し、ホール素子が検出した磁場に応じてオン信号またはオフ信号の回転位置信号を出力する。ホールIC基板21は、複数のホールIC24a、24b、24cを中心点から所定の角度間隔で配置する。実施例ではロータ28が4極で構成されており、3つのホールIC24a、24b、24c(以下、特に区別しない場合には「ホールIC24」と呼ぶ)が、ロータ28の回転方向に沿って60度の角度間隔で配置される。なおロータ28が2極で構成されていれば、3つのホールIC24が120度の角度間隔で配置される。
図2(a)は、放熱台20にホールIC基板21を取り付けた状態を示す。放熱台20はモータユニット2内部に発生する熱を外部に放出するための板状部材であり、熱伝導性に優れた材料で形成される。放熱台20は、ホールIC基板21を固定するためのねじ穴を有し、ホールIC基板21は、放熱台20に対してねじ22a、22b、22c(以下、特に区別しない場合には「ねじ22」と呼ぶ)によりねじ締めされて固定される。また放熱台20は、ステータ25を固定するためのねじ穴23a、23b、23c、23dを有する。
図2(b)は、放熱台20にステータ25を取り付けた状態を示す。ステータ25は円筒状に形成され、円筒内周面には、径方向内向きに突出する複数のティース部が所定の角度間隔で設けられる。複数のティース部にはインシュレータを介して相ごとの巻線26a、26b、26c、26d、26e、26f(以下、特に区別しない場合には「巻線26」と呼ぶ)が巻回される。巻線26a、26dはU相巻線、巻線26c、26fはV相巻線、巻線26b、26eはW相巻線を構成する。ステータ25は、外周を覆うハウジングを有し、ハウジングの端部に設けられたフランジ部分が、放熱台20に対してねじ27a、27b、27c、27d(以下、特に区別しない場合には「ねじ27」と呼ぶ)によりねじ締めされて固定される。
図2(c)は、ステータ25の内部にロータ28を配置した状態を示す。ロータ28は4極の永久磁石を保持して構成され、図示しないベアリングにより両端側に形成される軸を支持される。ステータ25およびロータ28は、モータ3を構成する。
実施例の電動工具1は、たとえば締付トルクが目標トルク値になったことを推定することでモータ3を自動停止するシャットオフ機能を備えたインパクト回転工具であり、自動車整備を行うような作業現場で使用される。作業現場では、作業開始前に目標トルク値を得るためのパラメータ値が電動工具1に設定され、作業者は、モータ3が自動停止するまで操作スイッチ12を引き操作するだけで、所望の目標トルク値でナットなどのねじ部材の締付作業を行うことができる。
ところで車両によっては、右輪に右ねじのホイールナットが、左輪に左ねじのホイールナットが使用されることがある。左右輪のホイールナットの締付作業を1台の電動工具1で行う場合、作業者は、モータ3を正転させて右ねじのホイールナットを締め付け、またモータ3を逆転させて左ねじのホイールナットを締め付ける。そのため作業者は、正転時と逆転時とで、シャットオフ機能のパラメータ値を変更することなく電動工具1を使用できることが好ましい。
制御部10は、ホールIC24から出力される回転位置信号にもとづいて転流のタイミングを決定するため、モータ3が正転時および逆転時で同一性能を発揮するためには、ホールIC24が、隣り合う巻線26のちょうど中間に配置されている必要がある。これによりモータ3の正転時および逆転時で、ホールIC24は、巻線26とロータ28とが回転方向において同じ相対位置関係にあるときに、ロータ磁極による磁場の変化を検出できる。そのためホールIC基板21およびステータ25は、放熱台20に固定されたときに、ホールIC24が隣り合う2つの巻線26のちょうど中間に配置されるように設計されている。
図3は、ホールIC24から出力される回転位置信号と、各相の巻線26に生じるコイル電圧Vu、Vv、Vwの関係を示す。制御部10は、回転位置信号にもとづいて転流のタイミングを決定する通電制御を行う。図3の例では、制御部10が回転位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりのタイミングで、各巻線への通電パターンを変化させている様子を示す。なお図3には1つの回転位置信号を示しているが、制御部10は、3つのホールIC24a、24b、24cから出力される回転位置信号にもとづいて、各巻線26の転流タイミングを決定する。ホールIC24が隣り合う2つの巻線26の中間位置に配置されることで、モータ3は、正転時および逆転時で同一性能を発揮する。
しかしながらホールIC基板21およびステータ25が、それぞれ放熱台20に対してねじ締めされる際に、ねじ22またはねじ27の着座後の締め過ぎにより、設計した取付位置よりも僅かに回転して、ホールIC24が2つの巻線26の中間位置からずれることがある。このときホールIC24から出力される回転位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりのタイミングは、本来の転流タイミングからずれる。この立ち上がりおよび立ち下がりのタイミングは、正転時に本来の転流タイミングより早くなる場合には、逆転時に本来の転流タイミングよりも遅くなり、逆に正転時に本来の転流タイミングより遅くなる場合には、逆転時に本来の転流タイミングよりも早くなる。このようにステータ25とホールIC24の相対的な取付位置に角度誤差が生じている場合、制御部10は、回転位置信号のみにもとづいて、適切な転流タイミングを決定できない。
そこで実施例では、電動工具1を使用する前に、ステータ25とホールIC24との相対的な取付角度誤差を測定しておき、電動工具1の使用時に、測定した取付角度誤差情報を転流タイミングの決定に反映させるようにする。
取付角度誤差の測定処理では、まずモータ3を外部から強制的に回転させる。このときステータ25の各巻線26に逆起電圧が発生し、制御部10は、各巻線26に発生する逆起電圧波形から本来の転流タイミングを特定する。制御部10は、ホールIC24の回転位置信号により特定される転流タイミング(立ち上がりまたは立ち下がりのタイミング)と本来の転流タイミングとのずれを測定し、タイミングのずれを角度情報である取付角度誤差情報に変換して、記憶部14に記憶させる。記憶部14は不揮発性メモリであってよい。この取付角度誤差情報は、制御部10が、回転位置信号から導出される転流タイミングを補正するための補正情報として利用される。この測定処理は、電動工具1の製造工場において出荷前に実施され、記憶部14が補正情報を記憶した状態で、電動工具1が出荷される。
図1に戻り、回転機15は、電動工具1の工具出力軸6を所定の回転数で回転させる。工具出力軸6の回転は、伝達機構5を介してモータ出力軸4に伝達され、ロータ28が回転される。これにより各巻線26には、ロータ28の回転による逆起電圧が発生する。またホールIC24は、ロータ28の回転による磁場変化を検出して、回転位置信号を出力する。制御部10は、モータ駆動回路11の電圧検出部から出力される巻線26のコイル電圧信号を取得し、またホールIC24から出力される回転位置信号を取得する。
図4は、外部からロータ28を回転させることによりホールIC24から出力される回転位置信号と、各相の巻線26に生じるコイル電圧Vu、Vv、Vwの関係を示す。コイル電圧波形において、本来の転流タイミングは、2相のコイル電圧が交差するタイミングとして示される。ホールIC24がステータ25に対して相対的な角度誤差を含んで配置されている場合、取付角度誤差に起因して、2相のコイル電圧が交差するタイミングと、回転位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりタイミングにずれが生じる。制御部10は、このタイミングのずれを取付角度誤差情報に変換して、転流タイミングを補正するための補正情報として記憶部14に記憶する。
このように記憶部14は、補正情報として、巻線26に生じる逆起電圧により特定される転流タイミングと、ホールIC24による回転位置信号により特定される転流タイミングのずれから導出された角度情報(補正情報)を記憶する。これにより制御部10は、記憶部14に記憶された補正情報を用いて、回転位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりのタイミングを補正し、適切な転流タイミングを決定できる。
なお巻線26は誘導性であるため、通電されて磁力を発生するまでには、ある程度の時間が必要である。そのため実際の制御部10は、回転位置信号の立ち上がりおよび立ち下がりのタイミングで巻線26への駆動電流の供給を開始させるのではなく、立ち上がりおよび立ち下がりのタイミングで次回の転流タイミングを決定する通電制御を行っている。この通電制御は「進角制御」と呼ばれており、制御部10は進角制御において、補正情報を用いることで、適切な転流タイミングを決定できる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例では、回転機15が電動工具1の工具出力軸6を回転し、制御部10が、取付角度誤差情報を測定して、記憶部14に記憶させた。変形例では、外部の処理装置が、電動工具1からコイル電圧信号および回転位置信号を取得して、取付角度誤差情報を測定し、電動工具1の記憶部14に記憶させてもよい。また変形例では、電動工具1に組み込む前のモータユニット2に対して、測定処理を実施してもよい。この場合、モータユニット2にインバータ回路を接続した状態で、回転機15がモータユニット2のモータ出力軸4を回転し、外部の処理装置が、インバータ回路からコイル電圧信号を、ホールIC24から回転位置信号を取得して、取付角度誤差情報を測定する。なおモータユニット2は、記憶部を備え、外部の処理装置は、モータユニット2に搭載された記憶部に、取付角度誤差情報を記憶する。これによりモータユニット2が電動工具1に組み付けられた後は、制御部10が、モータユニット2の記憶部から補正情報を読み出して、回転位置信号の補正に利用できる。
本発明の態様の概要は、次の通りである。
本発明のある態様の電動工具(1)は、永久磁石を保持したロータ(28)と相ごとの巻線(26a〜26f)を有するステータ(25)とを備えたブラシレスモータ(3)と、ブラシレスモータの回転出力を先端工具に伝達する伝達機構(5)と、ロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する位置検出部(24a〜24c)と、位置検出部から出力される回転位置信号にもとづいて転流のタイミングを決定して、巻線への駆動電流の供給を制御する制御部(10)と、を備える。電動工具(1)は、転流タイミングを補正するための補正情報を記憶する記憶部(14)をさらに備え、制御部(10)は、記憶部に記憶された補正情報をもとに、転流タイミングを決定してよい。
記憶部(14)は、補正情報として、巻線に生じる電圧により特定される転流タイミングと、位置検出部による回転位置信号より特定される転流タイミングのずれから導出された角度情報を記憶してよい。電動工具(1)は放熱台(20)をさらに備え、位置検出部はホールICであって、複数のホールICを所定の角度間隔で配置したホールIC基板(21)が放熱台に固定され、複数の巻線を所定の角度間隔で配置したステータ(25)が放熱台に固定されてよい。ホールIC基板およびステータは、放熱台に対してねじ締めされて固定されてよい。
本発明の別の態様のモータユニット(2)は、永久磁石を保持したロータ(28)、相ごとの巻線(26a〜26f)を有するステータ(25)、およびロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する位置検出部(24a〜24c)を備える。モータユニット(2)は、ステータと位置検出部との相対的な取付角度誤差情報を記憶する記憶部を備えてよい。
1・・・電動工具、2・・・モータユニット、3・・・モータ、5・・・伝達機構、6・・・工具出力軸、10・・・制御部、11・・・モータ駆動回路、14・・・記憶部、15・・・回転機、20・・・放熱台、21・・・ホールIC基板、24a,24b,24c・・・ホールIC、25・・・ステータ、26a,26b,26c,26d,26e,26f・・・巻線、28・・・ロータ。

Claims (5)

  1. 永久磁石を保持したロータと相ごとの巻線を有するステータとを備えたブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータの回転出力を先端工具に伝達する伝達機構と、
    前記ロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する位置検出部と、
    前記位置検出部から出力される回転位置信号にもとづいて転流のタイミングを決定して、前記巻線への駆動電流の供給を制御する制御部と、を備えた電動工具であって、
    転流タイミングを補正するための補正情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された補正情報をもとに、転流タイミングを決定する、
    ことを特徴とする電動工具。
  2. 前記記憶部は、補正情報として、前記巻線に生じる電圧により特定される転流タイミングと、前記位置検出部による回転位置信号より特定される転流タイミングのずれから導出された角度情報を記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 放熱台をさらに備え、
    前記位置検出部はホールICであって、複数の前記ホールICを所定の角度間隔で配置したホールIC基板が前記放熱台に固定され、
    複数の前記巻線を所定の角度間隔で配置した前記ステータが前記放熱台に固定される、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動工具。
  4. 前記ホールIC基板および前記ステータは、前記放熱台に対してねじ締めされて固定される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
  5. 永久磁石を保持したロータ、相ごとの巻線を有するステータ、および前記ロータの回転位置に応じた回転位置信号を出力する位置検出部を備えたモータユニットであって、
    前記ステータと前記位置検出部との相対的な取付角度誤差情報を記憶する記憶部を備える、
    ことを特徴とするモータユニット。
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