JP2018174501A - 撮像制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、ファインダ外の表示部とファインダ内の表示部とで表示を切り替える際に、よりユーザ所望の表示をすることである。【解決手段】 ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替手段と、前記第2の表示手段にライブビュー画像を含まない画面であり、所定のアイテムを含む第1の画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像と共に前記所定のアイテムを表示し、前記第2の表示手段に前記第1の画面とは異なる第2の画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像を表示し、前記所定のアイテムを表示しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、撮像制御装置およびその制御方法に関し、特にファインダ内の表示部とファインダ外の表示部とに表示を切り替える際の技術に関する。
従来、ファインダ外の表示部に表示をしている際に、ユーザがファインダを覗いたことに応じてファインダを介して視認可能なファインダ内の表示部に表示を切り替える方法があった。特許文献1には、背面LCDにライブビュー画像とカメラモード等を示す情報が表示されている場合にも、ヘルプ情報が表示されている場合にも、接眼検知部で接眼が検知されると、ファインダ内の表示部にライブビュー画像と情報が表示されることが開示されている。また、接眼検知部において接眼が非検知状態になると、背面LCDにはライブビュー画像と情報が表示されることが開示されている。
特開2003−319213号公報
特許文献1の方法のように、ファインダ外表示部においてヘルプ情報等の情報を表示している場合の接眼検知に応じてライブビュー画像と、ヘルプ情報とは異なる情報を表示すると、ヘルプ情報を見たいと思っていたユーザはその情報が見れなくなる。すなわち、表示先の切り替え時に、ユーザがもともと見ていた表示内容を継続して確認したい場合に、ユーザ所望の表示を見れなくなってしまう可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決し、ファインダ外の表示部とファインダ内の表示部とで表示を切り替える際に、よりユーザ所望の表示をするようにした撮像制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像制御装置は、ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替手段と、前記第2の表示手段にライブビュー画像を含まない画面であり、所定のアイテムを含む第1の画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像と共に前記所定のアイテムを表示し、前記第2の表示手段に前記第1の画面とは異なる第2の画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像を表示し、前記所定のアイテムを表示しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ファインダ外の表示部とファインダ内の表示部とで表示を切り替える際に、よりユーザ所望の表示をすることができる。
(a)、(b)本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの外観図 本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの構成例を示すブロック図 本実施形態における表示処理を示したフローチャート 本実施形態におけるファインダ表示処理を示したフローチャート ファインダ外の表示部における表示例を示した図 ファインダ内の表示部における表示例を示した図
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)、(b)に本発明を適用可能な撮像装置の一実施形態としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー40は該部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。サブ電子ダイヤル73は選択枠の移動や画像送りなどを行う回転操作部材である。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。
十字キー74は上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な4方向キーである。十字キー74の押された部分に応じた操作が可能である。LVボタン78は表示部28に撮像された画像を表示する(ライブビュー表示)ように切り替えるためのボタンである。SETボタン75は、主に選択項目の決定などに用いられる押しボタンである。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン76は、表示部28の表示をメニュー画面へと切り替え可能なボタンである。Qボタン(クイック設定ボタン)81は、ライブビュー画像が表示されているときに、表示部28に設定値を変更する項目の一覧であるクイック設定画面を表示するためのボタンである。クイック設定画面において項目を選択すると、選択した項目の設定値を変更するための画像が表示される。クイック設定画面を表示しなくても、いくつかの項目はライブビュー画面を表示した状態でも設定変更可能である。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、再生ボタン79は、操作部70に含まれる。
レンズユニット150はレンズを含むユニットである。ファインダ16はレンズユニット150を通して得た被写体のライブビュー画像やメニュー画面、再生画像等を視認可能な覗き込み型のファインダである。ファインダ16を介して視認可能な電子ビューファインダであるファインダ内表示部77がある。また、ファインダ16をユーザが覗き込むなど、ファインダ16に物体が接近したことを検出する接近検知手段16aがある。蓋202は記録媒体200を格納ひたスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。表示部28はタッチパネル70aと一体に設けられておりタッチ操作を受け付け可能である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、画像処理部24を介さずメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、スルー画像表示(ライブビュー画像の表示)を行える。また、ファインダ16を介して視認可能なファインダ内表示部77は、表示部28と同様にライブビュー画像等の表示が可能である。また、接近検知手段16aが物体の接近を検知した場合に、ユーザがファインダ16を覗いているものとして、表示部28からファインダ内表示部77に表示を切り替えるようにしてもよい。なお、そのほかにも表示先を切り替えるためのボタン等の操作部材を設け、操作部材への操作がされたことに応じて表示先を切り替えるようにしてもよい。
不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録・読出し可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを内蔵し、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22による静止画撮像動作、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源スイッチ72は電源のONとOFFを切り替え可能なスイッチである。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFとを切り替えるためのスイッチである。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影時に画像を記録するためのメモリカード等の不揮発性の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70aを有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネルへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネルに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。
次に、図3を用いて本実施形態における表示処理について説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。なお、この処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、表示部28とファインダない表示部77への表示が可能になると開始する。
S301では、システム制御部50は、ファインダ16外にある表示部28にライブビュー画像(ライブビュー画面)を表示する。図5(a)〜(f)は表示部28における表示例を示したものであり、図5(a)は、表示部28にライブビュー画像501が表示されている例を示している。
S302では、システム制御部50は、メニュー画面または再生画面の表示指示がされたか否かを判定する。メニュー画面は、メニューボタン76の押下により表示指示がされ、再生画面は、再生ボタン79の押下により表示指示がされる。メニュー画面または再生画面の表示指示がされたと判定した場合は、S303へ進み、そうでない場合は、S304へ進む。
S303では、システム制御部50は、表示部28にメニュー画面または再生画面のうち、S302において指示された一方の画面を表示する。図5(b)はメニュー画面502を示しており、図5(c)は再生画面503を示している。このように、ユーザが表示部28にライブビュー画像を表示した状態からメニュー画面や再生画面へと切り替えることができる。メニュー画面においては、記録画質や撮影画像の確認時間などの撮影に関する設定項目等の設定、再生設定、時刻設定等の設定を行うことができる。再生画面においては、記録媒体200に記録されている画像を表示部28に表示することができる。図5(b)のメニュー画面502では、記録画質、撮影画像の確認時間、赤目緩和機能等の設定を行うことができる。図5(c)の再生画面503では、電池の残量を示すアイテム503と記録媒体200に記録されている画像が表示される。
S304では、システム制御部50は、クイック設定画面を表示部28に表示する指示がされたか否かを判定する。クイック設定画面はQボタン81の押下により表示指示をすることができる。クイック設定画面においては、設定値により、撮影する画像の画質が変わる、または撮影結果に影響するような項目が表示される。クイック設定画面の表示指示がされたと判定された場合は、S305へ進み、そうでない場合は、S308へ進む。
S305では、システム制御部50は、表示部28にクイック設定画面を表示する。図5(d)は、クイック設定画面504を示している。クイック設定画面には、撮影モードの設定値を示すアイテム504a、シャッター速度の設定値を示すアイテム504b、絞り数値の設定値を示すアイテム504c、露出補正の設定値を示すアイテム504d、ISO感度の設定値を示すアイテム504eが表示されている。さらに、ホワイトバランスの設定値を示すアイテム504f、画像サイズの設定値を示すアイテム504g、撮影枚数を示すアイテム504h、フォーカス設定を示すアイテム504i、ドライブモードの設定値を示すアイテム504j、電池残量を示すアイテム504kがある。このように、クイック設定画面においては、ライブビュー画面よりもより多くの撮影に関する項目の設定値の状態を確認することができる。アイテム504hやアイテム504kを除くアイテムは露出に関する項目であり、撮影の直前に設定値を変更して、ユーザが所望の画像を得られるようにするものである。よって、撮影を行う度に設定値を変更する場合がある。一方、メニュー画面に表示される項目は、露出に関する項目でもなく、最初に設定をしたら撮影ごとに頻繁に変更することのない項目である。
S306では、システム制御部50は、クイック設定画面において項目を選択(カーソル移動)し、設定画面を表示する操作がされたか否かを判定する。クイック画面においては、サブ電子ダイヤル73への回転操作、または十字キー74の各方向キーへの操作、アイテムへのタッチ操作によって項目の選択を行うことができ、さらにSETボタン75の押下により選択した項目の設定画面を表示することができる。項目の設定画面を表示する操作がされたと判定した場合は、S307へ進み、そうでない場合は、S308へ進む。なお、項目の設定画面を表示しなくても、各項目にカーソルを合わせた状態でメイン電子ダイヤル71への回転操作を行えば、設定値の変更をすることができる。図5(e)には、アイテム504にカーソル505が示されている例を示している。アイテム504は絞り数値の設定値を示しており、カーソル505が付された状態でメイン電子ダイヤル71への回転操作をすると絞り数値が変更される。ユーザがクイック設定画面の一覧画面を表示しており、項目の選択や設定画面の表示をしていない場合には、各項目の設定値の確認をしようとしているだけの可能性が高い。一方で、一覧画面において項目の選択をしたり、項目の設定画面を表示した場合には、ユーザは各項目の設定値を変更しようとしている可能性が高い。
S307では、システム制御部50は、表示部28に項目設定画面を表示する。図5(f)にはホワイトバランスの設定画面506を示している。図5(d)、(e)における項目のクイック設定画面の一覧画面において、項目の選択操作を行うと図5(f)に示す各項目の設定値を設定するための設定画面(サブ画面)が表示される。図5(f)においてはホワイトバランスの設定画面506が表示されている。
S308では、システム制御部50は、接近検知手段16aがファインダ16への物体の接近を検知したか否かを判定する。ファインダ16への物体の接近を検知した場合は、S309へ進み、そうでない場合は、S310へ進む。
S309では、システム制御部50は、ファインダ表示処理を行う。ファインダ表示処理については、図4を用いて後述する。
S310では、システム制御部50は、設定変更操作がされたか否かを判定する。なお、S310における判定は、表示部28にメニュー画面が表示されている場合、もしくは表示部28またはファインダ内表示部77にクイック設定画面は表示されている場合において行い、そうでない場合には、行わない。メニュー画面においては、例えば、図5(b)のメニュー画面502のアイテム502の示す記録画質の設定等を行うことができる。また、クイック設定画面においては、例えば、図5(f)のホワイトバランスの設定画面506において、各設定値を示すアイテムの選択をすることにより、ホワイトバランスの設定値の変更をすることができる。設定変更操作がされたと判定した場合は、S311へ進み、そうでない場合は、S312へ進む。
S311では、システム制御部50は、S310で行われた設定値の変更処理を行う。図5(f)に示すホワイトバランスの設定画面506のアイテム506a〜506iのいずれかがS310において選択されると、S311においては選択されたアイテムに対応する設定値にホワイトバランスが設定される。例えば、オートホワイトバランスを示すアイテム506dにカーソル507を移動し、選択をする(SETボタン75の押下、またはタッチ操作)と、オートホワイトホワイトバランスに設定がされる。
S312では、システム制御部50は、撮影指示がされたか否かを判定する。撮影指示はシャッターボタン61への押下により行うことができる。撮影指示がされたと判定した場合には、S313へ進み、そうでない場合は、S314へ進む。
S313では、システム制御部50は、撮影処理を行う。撮影処理においては、撮像部22により取得された撮像画像を記録媒体200に記録する。
S314では、システム制御部50は、表示部28とファインダ内表示部77のうち、現在の表示先にライブビュー画像を表示する。直前に表示されていた表示内容に関わらず、撮影処理を行った場合には、ユーザは続けて撮影を行う可能性が高いのでライブビュー画像を表示するようにする。また、ライブビュー画像を表示する前に、レックレビュー表示をしてもよい。
S315では、システム制御部50は、接近検知手段16aの検知状態がファインダ16への物体の接近を検知した状態から、接近していない状態と変化したか否かを判定する。すなわち、ユーザがファインダ16を覗いた状態から覗いていない状態へと変化したか否かを判定する。接近検知手段16aの検知状態がファインダ16への物体の接近を検知した状態から、接近していない状態へと変化したと判定した場合は、S316へ進み、そうでない場合は、S308へ戻る。なお、S308においてファイダ77への接近検知がされていると判定されなかった場合には、S315の判定はNoとなり、S308に戻る。
S316では、システム制御部50は、ファインダ内表示部77を消灯する。
S317では、システム制御部50は、直前のS308においてファインダ16への物体の接近が検知された状態(接眼状態)になってから、S315において物体の接近が検知されなくなるまでの時間が所定時間以上であったか否かを判定する。つまり、ユーザがファインダ16を覗いていた時間が所定時間より長かったか否かを判定する。ファインダ16への物体の接近が検知されていた時間が所定時間よりも長かったと判定された場合は、S318へ進み、そうでない場合はS319へ進む。なお、S317で閾値として用いる所定時間は3秒や5秒等の時間である。
S318では、システム制御部50は、S309においてファインダ内表示部77において表示をしていた表示内容で表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。
S319では、システム制御部50は、S308においてファインダ16への物体の接近が検知される前に表示部28に表示されていた表示内容で表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。
S320では、システム制御部50は、S318またはS319において生成した表示データを表示部28に表示し、表示処理を終了する。S315においてユーザがファインダ16を覗いた状態から背面の表示部28を見る状態になった場合に、ユーザがファインダ16を長く覗いた状態であればファインダ16内の表示を表示部28へも引き継ぐようにする。一方、ファインダ16を少し覗いただけですぐに表示部28を見始めた場合には、もともと表示部28に表示していた表示内容を表示するようにする。ユーザがファインダ16をしばらくの間覗いて、被写体像を見て撮影を行おうとしていた場合には、もともとメニュー画面を表示していたとしても、被写体像を表示した方がよい。一方で、ユーザが表示部28でメニュー画面での設定を行っていたが、一時的にファインダ16を介して被写体像(ライブビュー画像)を見てすぐにファインダ16から目を離し、表示部28を再び見るような場合には、メニュー画面を表示する。ユーザがファインダ16介して少し被写体像を見た後、メニュー画面において設定を行おうと思っているのにライブビュー画面を表示してしまうと、ユーザは再びメニュー画面を表示させる操作を行わなくてはならない。しかし、上述のようにユーザがファインダ16を覗いていた時間に応じて表示部28へ表示する内容をファインダ内表示部77と同様にするか否かを変えることでユーザの操作性が向上する。S320の後、ライブビュー画像を表示している場合には、S301へ、メニュー画面や再生画面を表示している場合には、S303へ、クイック設定画面を表示している場合にはS305へ進み、図3の処理を繰り返し行う。なお、電源がOFFされた場合には、表示処理は終了する。
次に、図4を用いてファインダ表示処理のフローチャートについて説明をする。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。なお、この処理は、図3のS309に進むと開始する。
S401では、システム制御部50は、表示部28の表示を消灯する。
S402では、システム制御部50は、表示部28にライブビューが表示されていたか否かを判定する。表示部28にライブビューが表示されていたと判定した場合は、S403へ進み、そうでない場合は、S404へ進む。
S403では、システム制御部50は、ファインダ内表示部77に表示部28と同じ表示内容、すなわち、ライブビュー画像の表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。図6(a)〜(d)はファインダ内表示部77の表示例を示している。S403においては、図6(a)に示すように、表示部28に表示していたのと同様のライブビュー画像の表示データを生成する。つまり、撮像部22により取得された撮像画像をファインダ内表示部77に表示できるようにする。なお、表示データを生成しなおさなくても表示先を切り替えるだけで、表示部28からファインダ内表示部77にライブビュー画像を表示できる場合には、S403の処理は行わない。
S404では、システム制御部50は、撮像部22において取得された画像データよりライブビュー画像を取得する。S402で表示部28にライブビュー画像が表示されていなかったと判定した場合であっても、ユーザがファインダを覗いた場合には、ユーザは被写体像を見ようとしている可能性が高いので、本実施形態においては、ライブビュー画像は表示をするようにする。ただし、ユーザがもともとライブビュー画像以外の表示を見ていたので、ライブビュー画像と共に、もともと表示部28に表示していた項目に対応する項目をファインダ内表示部77に表示する。表示内容については、S405〜S413を用いて説明する。
S405では、システム制御部50は、表示部28にメニュー画面または再生画面が表示されていたか否かを判定する。表示部28にメニュー画面または再生画面が表示されていたと判定した場合は、S406へ進み、そうでない場合は、S407へ進む。ここで、メニュー画面または再生画面には、シャッター速度や絞り数値、ISO感度等の撮影に関する設定値を変更可能な項目が表示されていないものとする。
S406では、システム制御部50は、S404で取得したライブビュー画像の画像データからライブビュー画像の表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。このとき、メニュー画面や再生画面において表示されていたアイテムは表示データに含めない。メニュー画面においては、設定変更可能な項目、例えば記録画質や撮影画像の確認時間といった項目を表示していたが、これらの項目に対応するアイテムは表示データに含めない。メニュー画面において表示されていた項目は設定変更が可能であるが、シャッター速度や絞り数値などの露出に関する設定値とは異なり、撮影を行う毎に頻繁に設定変更する項目でもないので、ライブビュー画像と共に表示はしない。メニュー画面において設定変更をしていたとしても、ユーザがファインダ16を覗いて撮影をしようとしている場合には、メニュー画面のアイテムは設定変更する可能性が低いので、表示しない方がライブビュー画像の視認性が向上するのでよい。
S407では、システム制御部50は、表示部28にクイック設定画面が表示されていたか否かを判定する。表示部28にクイック設定画面が表示されていたと判定した場合は、408へ進み、そうでない場合は、S406に進む。メニュー画面、再生画面、クイック設定画面以外には、電池残量が少ないことや撮影可能枚数が少なくなった場合に表示される警告画面や、撮影モード切り替え時に表示される撮影モードに関するガイダンスを表示するガイダンス画面がある。このような画面は時限表示(4秒や5秒といった所定時間が経過するとライブビュー画面に戻る)なので、S407に進み、ファインダ内表示部77においてライブビュー画像の表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。
S408では、システム制御部50は、表示部28にクイック設定画面の項目の一覧表示がされていたか否かを判定する。一覧表示とは、図5(d)、(e)に示す表示である。クイック設定画面の一覧表示がされていたと判定した場合は、S409へ進み、そうでない場合は、S414へ進む。
S409では、システム制御部50は、クイック設定画面の一覧表示において露出に関する項目の選択中であるか否かを判定する。すなわち、図5(e)のアイテム504cにカーソル505が表示されているように露出に関するアイテムのいずれかが選択されているか否かを判定する。露出に関する項目の選択中であると判定された場合は、S410へ進み、そうでない場合は、S413へ進む。
S410では、システム制御部50は、S404で取得したライブビュー画像の画像データと情報バーとの表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。図6(b)のファインダ内表示部77は情報バー602を示しており、情報バーは、シャッター速度(アイテム602a)、絞り数値(アイテム602b)、露出補正(アイテム602c)、ISO感度(アイテム602d)の露出に関する項目の設定値を示している。一覧表示をしていて項目を選択していたという場合には、ユーザが露出に関するいずれかの項目の設定値の変更をしようとしていた可能性が高いので、ライブビュー画像と、露出に関する項目を含む項目の設定値を示した情報バーとを表示するようにする。なお、マニュアルモード(Mモード)であれば、絞り数値、シャッター速度、ISO感度、露出補正の露出に関する設定項目(アイテム群)をすべて表示するが、情報バーに含まれる露出に関する項目は、撮影モードによって異なる。例えば、絞り優先モード(Avモード)であれば、シャッター速度のアイテムは含まず、シャッター速度優先モード(Tvモード)であれば、絞り数値のアイテムが含まれてないようにする。一覧画面において露出に関する項目にカーソルがあったっていて項目を選択している場合には、ユーザが露出に関する設定値の確認、もしくは設定値の変更をしようとしている可能性が高い。
S411では、システム制御部50は、S410において生成した表示データの情報バーにおいて選択中の項目が選択状態で(他のアイテムとは識別可能に)表示されるように表示データを生成する。図5(e)のように絞り数値(アイテム504c)が選択されている場合に、ユーザがファインダ16を覗いた場合には、図6(b)のファインダ内表示部77のアイテム602bに示すように絞り数値が選択された状態で表示されるようにする。すなわち、露出に関する項目が選択されていた場合には、その項目を選択状態で表示するが、そうでない場合には、選択されていてもその項目を選択状態で表示しない。
S412では、システム制御部50は、ライブビュー画像と一覧項目との表示データを生成する。図6(c)のファインダ内表示部77に示すように、ライブビュー画像601と情報バー602と項目一覧603と含む表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。ユーザは各項目の設定値の確認のためにクイック設定画面を表示し、ファインダ16への表示に切り替えた可能性が高い。もしくは露出に関する項目以外の項目の設定変更をしようとしていた可能性が高い。よって、この場合には、情報バーだけでなく、一覧表示において表示されていた項目を全てライブビュー画像と共に表示されるようにする。また、ユーザが一覧表示において、露出に関する項目を選択していなかったということは、情報バーに含まれる露出に関するアイテムを選択状態で表示をしない。ユーザがファインダ16のように表示領域の小さい画面内で撮影直前に撮影モードや記録サイズといった項目の設定値を変更する可能性が低いので、これらの項目を設定していても選択状態では表示せず、5秒や7秒といった時間が経過した後は非表示にしてもよい。
S413では、システム制御部50は、S404で取得したライブビュー画像の画像データと設定中の項目の設定アイテムとの表示データを生成し、システムメモリ52に記録する。S413は、S408においてNoと判定されたので、表示部28においてクイック設定画面で項目が選択され、さらに項目の設定画面が表示されていた場合の処理である。図5(f)に示すようにクイック設定画面においてホワイトバランスの設定画面が表示されており、ファインダ16をユーザが覗いた場合には、図6(d)のアイテム604に示すようにホワイトバランスの設定アイテム(設定値の候補)を表示するようにする。つまり、ライブビュー画像の画像データと、情報バー602と、設定アイテム604との表示データを生成する。なお、設定アイテム604において選択されている設定値はアイテム604aのように表示形態が他の設定値を示すアイテムとは異なる表示形態で示される。このとき、十字キー74の上下キーへの操作によって、項目の設定値は変更可能である。ユーザはライブビュー画像を見ながらホワイトバランス等の撮影の設定値を設定することができる。
S414ではシステム制御部50は、S403、S406、S410、S411、S412、S413で生成した表示データよりファインダ内表示部77に表示をする。
以上、説明した実施形態によれば、ファインダ外の表示部28を見ていた状態からファインダ内表示部77を見た際にユーザはより所望の表示を見ることができる。つまり、ユーザが直前に表示部28において表示していた内容に応じてファインダ16を覗いたときに表示される表示内容を変更することにより、ユーザが表示内容の変更をしなくても所望の表示を見ることができる可能性が向上する。ファインダ内表示部77において常に直前の表示部28の表示内容と同じ表示内容を表示すると、ライブビュー画像を見たくてユーザがファインダ16を覗いた場合に、ライブビュー画像を表示する操作を行わなくてはならなる。よって、ライブビュー画面の表示操作をするのに時間がかかり、ユーザがすぐに被写体像を確認できず、撮影機会を逃してしまう可能性もある。一方で、常にライブビュー画像だけを表示していると、ユーザが設定項目の設定値を確認したり、被写体像を見ながら設定値の設定を行いたいと思っているときに、設定項目を表示させる操作を行わなくてはならなくなるので、素早く設定を行えなくなってしまう。しかしながら上述した実施形態のように、表示部28の表示内容によって、ファインダ内表示部77の表示内容を変更することでユーザはファインダ内において所望の表示を確認し、素早く撮影操作を行うことができる。
表示部28にメニュー画面、再生画面が表示された際に設定変更可能なアイテム(露出に関さない)が表示されていても、ファインダ内表示部77に表示を切り替える際には、その設定変更可能なアイテムは引きつかずにライブビュー画像を表示するようにする。一方で、露出に関する項目の含まれるクイック設定画面が表示されている場合には、露出に関する項目が引き続き表示されるようにする。露出に関する設定項目(シャッター速度、絞り数値等)のないメニュー画面や再生画面が表示されている場合は、ユーザはライブビュー画像を見たい可能性が高く、もともと表示部28に表示していた項目は引き続き表示せずにライブビュー画像の視認性を優先する。
なお、上述した実施形態においては、クイック設定画面においてユーザが項目を選択していた場合とそうでない場合と表示を変えることを説明したが、いずれの場合にも図6(b)のように情報バーのみを表示するようにしてもよい。また、いずれの場合にも図6(c)のように一覧表示の項目が全て視認可能に表示するようにしてもよい。
さらに、S403においてライブビュー画像を生成する際には、情報バーと共に表示データを生成するようにし、クイック設定画面が表示されていた場合には情報バー602と項目一覧603とを表示するようにしてもよい。つまり、ユーザが表示部28において項目の表示をしていた場合には、ファインダ内表示部77において表示する項目の数を増やすようにしてもよい。
また、上述の実施形態においてはファインダ16をユーザが覗いていることの検知を接近検知手段により検知していたが、これに限らずユーザの表示先を切り替える操作により判定をしてもよい。
なお、ファインダ16への接近検出した場合に外光輝度(デジタルカメラ100周囲の輝度)が高い場合には、表示部28の表示内容がメニュー画面や再生画面でも、ファインダ内表示部77にライブビュー画像を表示せずメニュー画面や再生画面を表示してもよい。このようにすることで、外光輝度が高く(所定値以上)、メニュー画面等の視認性が低い場合に、ファインダ16を介して視認性よくメニュー画面等を見ることができる。
ファインダ内表示部77におけるアイテムは透過性を高くして、ライブビュー画像が見えるように表示をするようにしてもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、ファインダ内表示部への表示の制御が可能である撮像装置への制御が可能な撮像制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はファインダを備えるプリンタ装置、ファインダを備える表示装置やファインダを備える機器の表示を制御可能な制御装置などに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

Claims (22)

  1. ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替手段と、
    前記第2の表示手段にライブビュー画像を含まない画面であり、所定のアイテムを含む第1の画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像と共に前記所定のアイテムを表示し、
    前記第2の表示手段に前記第1の画面とは異なる第2の画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像を表示し、前記所定のアイテムを表示しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記第2の画面は、ライブビュー画面であることを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記第2の画面は、ライブビュー画面とは異なる画面であり、前記所定のアイテムとは異なるアイテムを含む画面であることを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記撮像制御装置の周囲の輝度が所定値以上の値である場合には、前記第2の表示手段に前記第2の画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合にも、前記第1の表示手段に前記第2の画面を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  5. ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替手段と、
    前記第2の表示手段において表示される複数のアイテムのうち、所定のアイテムが選択されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段にライブビュー画像と共に前記所定のアイテムを他のアイテムとは識別可能に表示し、
    前記第2の表示手段において表示される前記複数のアイテムのうち、前記所定のアイテムとは異なる第2のアイテムが選択されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像を表示し、前記第2のアイテムとは識別可能に表示しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2の表示手段において表示される前記複数のアイテムのうち、前記所定のアイテムが選択されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記複数のアイテムのうち、前記所定のアイテムを含む所定のアイテム群を表示し、
    前記第2の表示手段において表示される前記複数のアイテムのうち、前記所定のアイテム群のアイテムが選択されていない際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記所定のアイテム群よりも多い数のアイテムを表示するように制御することを特徴とする請求項5に記載の撮像制御装置。
  7. 前記所定のアイテムは露出に関するアイテムであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  8. 前記所定のアイテムは、シャッター速度、絞り数値、露出補正、ISO感度のいずれかに関するアイテムであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  9. 前記所定のアイテムは、各対応する項目の設定値を示すアイテムであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  10. 前記所定のアイテムとは異なる第2のアイテムは、ホワイトバランス、画像サイズ、フォーカス設定、撮影モード、ドライブモードのいずれかに関するアイテムであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  11. ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替手段と、
    前記第2の表示手段においてライブビュー画像を含まない所定の画面が表示されている状態から、前記第1の表示手段に表示が切り替わり、ライブビュー画像を含む画面が表示された後、前記切替手段が前記第1の表示手段から前記第2の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第2の表示手段に前記所定の画面を表示し、
    前記第2の表示手段にライブビュー画像を含む画面が表示されている状態から、前記第1の表示手段に表示が切り替わり、ライブビュー画像を含む画面が表示された後、前記切替手段が前記第1の表示手段から前記第2の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第2の表示手段にライブビュー画像を含む画面を表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像制御装置。
  12. 前記制御手段は、前記第2の表示手段から前記第1の表示手段への表示が切り替わってから、再び前記切替手段が前記第1の表示手段から前記第2の表示手段へと表示を切り替えるまでの時間が所定時間より短かった場合に、前記制御を行うことを特徴とする請求項11に記載の撮像制御装置。
  13. 前記制御手段は、前記第2の表示手段に前記所定の画面が表示されている場合に、前記第1の表示手段へ表示が切り替わり、前記第1の表示手段にライブビュー画像を含む画面が表示されてから、再び前記切替手段が前記第1の表示手段から前記第2の表示手段へと表示を切り替えるまでの時間が前記所定時間よりも長かった場合には、前記第2の表示手段に、前記第2の表示手段に切り替わる前に前記第1の表示手段に表示されていた前記ライブビュー画像を含む画面の表示内容と同じ表示をするように制御することを特徴とする請求項12に記載の撮像制御装置。
  14. 前記制御手段は、前記第2の表示手段に項目の設定値の候補となる複数のアイテムが表示されている設定画面が表示されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段にライブビュー画像と共に当該項目の設定値の候補を表示するように制御することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  15. 前記ファインダへの物体の接近検知手段をさらに有し、
    前記切替手段は、前記接近検知手段が物体の接近を検知したことに応じて、前記第2の表示手段から前記第1の表示手段へと切り替えることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  16. 前記第1の表示手段と前記第2の表示手段とへ表示を切り替える操作を受け付ける操作手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  17. 前記制御手段は、前記第1の表示手段から前記第2の表示手段に表示が切り替わることに応じて、前記第1の表示手段の表示が消灯するように制御することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  18. ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替ステップと、
    前記第2の表示手段にライブビュー画像を含まない画面であり、所定のアイテムを含む第1の画面が表示されている際に、前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像と共に前記所定のアイテムを表示し、
    前記第2の表示手段に前記第1の画面とは異なる第2の画面が表示されている際に、前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像を表示し、前記所定のアイテムを表示しないように制御する制御ステップとを有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  19. ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替ステップと、
    前記第2の表示手段において表示される複数のアイテムのうち、所定のアイテムが選択されている際に、前記切替手段が前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段にライブビュー画像と共に前記所定のアイテムを他のアイテムとは識別可能に表示し、
    前記第2の表示手段において表示される前記複数のアイテムのうち、前記所定のアイテムとは異なる第2のアイテムが選択されている際に、前記第1の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第1の表示手段に前記ライブビュー画像を表示し、前記第2のアイテムとは識別可能に表示しないように制御する制御ステップとを有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  20. ファインダを介して視認可能な第1の表示手段と、ファインダ外にある第2の表示手段のいずれかに表示を切り替える切替ステップと、
    前記第2の表示手段においてライブビュー画像を含まない所定の画面が表示されている状態から、前記第1の表示手段に表示が切り替わり、ライブビュー画像を含む画面が表示された後、前記第1の表示手段から前記第2の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第2の表示手段に前記所定の画面を表示し、
    前記第2の表示手段にライブビュー画像が表示されている状態から、前記第1の表示手段に表示が切り替わり、ライブビュー画像を含む画面が表示された後、前記第1の表示手段から前記第2の表示手段へと表示を切り替える場合には、前記第2の表示手段にライブビュー画像を表示するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  21. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  22. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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