JP2018173352A - X線検査装置 - Google Patents

X線検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018173352A
JP2018173352A JP2017071876A JP2017071876A JP2018173352A JP 2018173352 A JP2018173352 A JP 2018173352A JP 2017071876 A JP2017071876 A JP 2017071876A JP 2017071876 A JP2017071876 A JP 2017071876A JP 2018173352 A JP2018173352 A JP 2018173352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
image
rays
processing unit
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017071876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6643271B2 (ja
Inventor
史孝 諸石
Fumitaka Moroishi
史孝 諸石
徳宮 孝弘
Takahiro Tokumiya
孝弘 徳宮
圭浩 權
Gyu Ho Kwon
圭浩 權
永善 兪
Yeong Seon Yu
永善 兪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semes Co Ltd
Original Assignee
Semes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semes Co Ltd filed Critical Semes Co Ltd
Priority to JP2017071876A priority Critical patent/JP6643271B2/ja
Priority to KR1020170085389A priority patent/KR102379052B1/ko
Publication of JP2018173352A publication Critical patent/JP2018173352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6643271B2 publication Critical patent/JP6643271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
    • G01N23/06Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and measuring the absorption
    • G01N23/083Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and measuring the absorption the radiation being X-rays
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8851Scan or image signal processing specially adapted therefor, e.g. for scan signal adjustment, for detecting different kinds of defects, for compensating for structures, markings, edges
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9501Semiconductor wafers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
    • G01N23/04Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8851Scan or image signal processing specially adapted therefor, e.g. for scan signal adjustment, for detecting different kinds of defects, for compensating for structures, markings, edges
    • G01N2021/8887Scan or image signal processing specially adapted therefor, e.g. for scan signal adjustment, for detecting different kinds of defects, for compensating for structures, markings, edges based on image processing techniques

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

【課題】被検査物の高精細な検査を可能としたX線検査装置を提供すること。【解決手段】X線検査装置1は、半導体デバイス70を載置するステージ11を挟んでX線管12と対向する位置の周辺にX線管12に向けて配設されたX線検出器15を有している。X線検出器15は、入射するX線のX線光子をカウントしたカウント値を出力する直接変換型のX線検出器である。画像処理部57は、第1のX線検出器15により撮影した半導体デバイス70の透過画像を再構成処理して立体(3D)画像を生成する。また、画像処理部57は、X線検出器15が出力するカウント値に基づいて半導体デバイス70を透過したX線のエネルギを求め、エネルギに基づいて立体(3D)画像からバンプの画像データを抽出する。そして、画像処理部57は、抽出した画像データに基づいてバンプの高さ、つまり半導体チップのギャップを測定する。【選択図】図1

Description

本発明は、X線検査装置に関する。
従来、X線検査装置は、様々な分野で利用されている。X線検査装置は、被検査物として例えば半導体デバイスを検査するために用いられる。例えば、複数の半導体チップを有する半導体デバイスは、積層した半導体チップを接続するために貫通電極(TSV)を使用し、積層した半導体チップを接続する。貫通電極は、半導体チップに埋め込まれた状態で形成されるため、半導体チップの外観からはその状態を確認することはできない。そこで、X線検査装置を用いて、半導体チップを透過したX線の吸収量から、貫通電極の状態(例えば位置)を検査する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2016−118445号公報
ところで、半導体デバイス等の被検査物を高精細にて検査することが求められる。例えば、複数の半導体チップが積層された半導体デバイスでは、半導体チップのギャップを測定することが求められる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、被検査物の高精細な検査を可能としたX線検査装置を提供することにある。
上記課題を解決するX線検査装置は、被測定物が載置される載置面を有するステージと、前記被測定物に対してX線を照射するX線管と、前記被測定物を透過したX線を検出する第1のX線検出器と、前記被測定物の立体画像を生成し、測定対象を測定する画像処理部と、を有し、前記第1のX線検出器は、入射するX線のX線光子をカウントしたカウント値を出力する直接変換型のX線検出器であり、前記ステージを挟んで前記X線管と対向する位置の周辺に配置され、前記X線を入射する検出面が前記X線管から照射されるX線の軸線方向に対して斜めに配置され、前記画像処理部は、前記第1のX線検出器により撮影した前記被測定物の透過画像を再構成処理して前記立体画像を生成し、前記第1のX線検出器が出力するカウント値に基づいて前記被測定物を透過したX線のエネルギを求め、前記エネルギに基づいて前記立体画像から前記測定対象の画像データを抽出し、抽出した前記画像データに基づいて前記測定対象を測定する。
上記のX線検査装置において、前記第1のX線検出器は、マトリックス状に配列された検出ピクセルを有し、前記画像処理部は、前記検出ピクセル毎に入射するX線のエネルギのピーク値を求め、測定対象に応じて設定したしきい値と前記ピーク値を比較して入射したX線が透過した物質を判別することが好ましい。
上記のX線検査装置において、前記画像処理部は、ピーク値としきい値とに基づく判別結果に基づいて前記立体画像のうちの測定対象の画像データを抽出し、抽出した前記画像データに基づいて、測定対象を測定することが好ましい。
上記のX線検査装置において、前記被測定物は半導体デバイスであって積層された複数の半導体チップを含み、前記画像処理部は、測定対象として前記半導体チップの間のバンプの画像データを抽出し、前記バンプの画像データに基づいて前記半導体チップのギャップを測定することが好ましい。
上記のX線検査装置は、前記ステージを挟んで前記X線管と対向する位置に配置され、前記X線管から照射されるX線の軸線方向において前記被測定物を透過したX線が入射する第2のX線検出器を有することが好ましい。
本発明のX線検査装置によれば、被検査物の高精細な検査を可能としたX線検査装置を提供することができる。
X線検査装置の概略構成図。 (a)は半導体デバイスの概略断面図、(b)は半導体デバイスの一部拡大断面図。 半導体デバイスを透過するX線を示す説明図。 X線のエネルギスペクトルを示す説明図。 画像処理部の処理を示すフローチャート。 (a)はフォトンカウンティング方式の動作を示す波形図、(b)は積層方式の動作を示す波形図。
以下、各形態を説明する。
なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。また、断面図では、理解を容易にするために、一部の構成要素のハッチングを省略している場合がある。
図1は、X線検査装置1の概略構成図である。この図1においてXYZ直交座標系を設定し、その座標系を用いて動作を説明する。図1には、X軸、Y軸、Z軸の各軸と、各軸を中心とする回転方向(軸回り、周方向)を矢印にて示す。また、各部材について、移動可能な方向について実線にて示している。
X線検査装置1は、照射ボックス(「照射BOX」と表記)10と、コントロール部50とを有している。
照射ボックス10には、ステージ11と、X線管12と、変位計13と、X線検出器14,15と、回転ステージ16と、支持アーム17と、遮蔽ユニット20とを有している。
コントロール部50は、モータ制御部51,52,53,54と、X線管制御部55と、変位測定部56と、画像処理部57とを有している。
ステージ11は、被検査物としての半導体デバイス70が載置される載置面11aを有し、水平方向(X軸方向及びY軸方向)に移動自在なXYステージである。ステージ11は、アクチュエータとしてのモータを含むステージ移動機構(図示略)を有し、そのステージ移動機構により載置面11aと平行な水平方向に移動する。コントロール部50のモータ制御部51は、ステージ11のモータを制御する。これにより、X線検査装置1は、載置面11aに載置された半導体デバイス70を所定の検査対象位置へと導く。
半導体デバイス70は、例えば、積層された複数の半導体チップを含む半導体デバイスである。半導体チップは、例えばはんだバンプにより電気的に接続される。また、半導体チップは、貫通電極(TSV)を含み、貫通電極により接続される。X線検査装置1は、このような半導体デバイス70において、貫通電極やはんだバンプの状態等を検査するために利用される。
ステージ11の材料としては、X線に対して透過性を有するものを用いることができる。なお、ステージ11は、上述した水平方向(X軸方向及びY軸方向)の他、Z軸方向(載置面11aに対する垂直方向、上下方向)に移動可能としてもよい。また、ステージ11は、Z軸回り(周方向)に回転可能としてもよい。
X線管12は、ステージ11の上方に配置されている。X線管12は、半導体デバイス70にX線を照射する。X線管12としては、特に限定されるものではなく、X線検査において従来より使用されているものを用いることができる。コントロール部50のX線管制御部55は、X線管12におけるX線の発生・停止を制御する。
X線管12は、移動機構18に接続されている。移動機構18は、アクチュエータとしてのモータを含む。X線管12は、移動機構18によりZ軸方向に移動可能に支持される。モータ制御部53は、移動機構18のモータを制御する。このモータ制御部53と移動機構により、X線管12のZ軸方向の位置が変更される。
変位計13は、半導体デバイス70の上面までの距離を測定するために用いられる。変位計13としては、例えば半導体デバイス70までの距離を非接触にて測定するレーザ変位計を用いることができる。コントロール部50の変位測定部56は、変位計13により、半導体デバイス70の上面までの距離を測定する。この変位計13による測定結果に基づいて、モータ制御部53は、X線管12と遮蔽ユニット20との距離を指定距離とする。X線管12のX軸方向の位置は、拡大率に応じて変更される。拡大率は、X線の焦点(発生箇所)からX線検出器14,15までの距離を、焦点から半導体デバイス70までの距離で除した値で表される。
[第1のX線検出器]
X線検出器14は、ステージ11を挟んでX線管12と対向する位置に配置されている。例えば、X線検出器14は、ステージ11の直下に位置する回転ステージ16の面上に配置されている。このX線検出器14は、その検出面14aがX線管12から照射されるX線の軸方向(Z軸方向)に対して垂直となるように配置されている。
[第2のX線検出器]
X線検出器15は、ステージ11を挟んでX線管12と対向する位置の周辺に配置されている。例えば、X線検出器15は、回転ステージ16に第1端部(基端)が固定された支持アーム17の第2端部(先端)に取着されている。また、X線検出器15は、その検出面15aがX線管12から出射されるX線の軸線方向(Z軸方向)に対して斜めとなるように配設されている。詳述すると、X線検出器15は、半導体デバイス70を斜めに通過したX線が検出面に対して垂直に入射するように配設されている。
回転ステージ16は、Z軸回り(周方向)に回転自在なθステージである。回転ステージ16は、アクチュエータとしてのモータを含む回転機構(図示略)を有している。コントロール部50のモータ制御部54は、回転機構のモータを制御し、X線検出器14,15を周方向に回転させる。
X線検出器14,15は、例えば平板状の検出器(FPD:Flat Panel Detector)である。この検出器としては、例えば直接変換型の検出器を用いることができる。直接変換型の検出器は、X線を変換膜で電荷に変換することによりX線を検出する。詳述すると、X線検出器14,15は、フォトンカウンティング(Photon Counting)方式の直接変換型X線検出器(光子計数検出器(Photon-Counting Detector:PCD)と呼ばれることがある)である。このX線検出器14,15は、X線を電荷に変換する変換膜と、電荷を光子数として出力する処理部とを含む。変換膜としては、例えばアモルファスセレン(α−Se)等の半導体膜を用いることができる。処理部は、画素毎に収集した電荷を電圧信号に変換し、変換された電圧信号が所定のしきい値電圧よりも大きい場合に1個のフォトンを検出したことを示す検出信号を生成し、検出信号に基づいてフォトン数を画素毎にカウントし、そのカウント値(光子数)を出力する。
さらに、このX線検査装置1は、遮蔽ユニット20を有している。遮蔽ユニット20は、ステージ11とX線管12との間に配設されている。遮蔽ユニット20は、フィルタ21と遮蔽板22とを含む。
フィルタ21は、X線に含まれる所定の波長域を吸収(カット)するものである。X線は、連続的な波長域を含む。長い波長域のX線は、半導体デバイス70の特性劣化を招く。例えば、半導体メモリのような半導体デバイスでは、X線が照射されると、X線の透過により半導体シリコンが電荷を帯びることがある。このように帯電した電荷は、半導体メモリの内部に形成されたトランジスタのオン/オフ特性に悪影響を与える。このため、本実施形態のX線検査装置1は、フィルタ21により半導体デバイス70に影響を与える波長域のX線を吸収することで、半導体デバイス70の特性劣化を抑えてX線検査を行うことができる。
なお、フィルタは、複数枚のフィルタ板を含むものとしてもよい。互いに異なる波長域のX線を吸収するフィルタ板を用意し、選択した1又は複数のフィルタ板にX線を透過させることで、半導体デバイス70に照射するX線の波長域を変更することができる。
遮蔽板22は、概略矩形平板状に形成されている。遮蔽板22の材料としては、X線が通過し難い金属材料、例えば鉛(Pb)等を用いることができる。遮蔽板22は、複数の孔部を有している。孔部は、所望の位置に設けられ、X線を通過させる。この孔部を通過したX線は、半導体デバイス70に照射される。X線は、半導体デバイス70を透過してX線検出器14,15に入射する。モータ制御部52は、遮蔽板22の孔部を通過したX線がX線検出器14,15に入射するように、遮蔽板22の位置を制御する。
ここで、被検査物としての半導体デバイス70を説明する。
図2(a)は、半導体デバイスの一例を示す。半導体デバイス70は、基板71、複数(例えば3つ)の半導体チップ81,82,83を有している。半導体チップ81,82,83はこの順番で基板71に積層されている。半導体チップ81〜83と基板71は例えばバンプにより互いに接続されている。半導体チップ81〜83はそれぞれチップを貫通する貫通電極81a〜83aを有している。貫通電極81aは、半導体チップ81の上面に形成された回路素子(トランジスタ、配線、等)と基板71の配線とを電気的に接続する。同様に、貫通電極82a,83aは、半導体チップ82,83の上面に形成された回路素子と半導体チップ81,82とを電気的に接続する。
図2(b)に示すように、半導体チップ81の上面81bには、パッド81cが形成され、パッド81cは貫通電極81aに接続されている。また、半導体チップ82の下面82bには、パッド82cが形成され、パッド82cは貫通電極82aに接続されている。貫通電極81a,82aは、例えば銅により形成されている。パッド81c,82cは、例えば銅(Cu)により形成されている。半導体チップ81のパッド81cと半導体チップ82のパッド82cは、バンプ72により互いに接続されている。バンプ72は、例えばはんだバンプである。
このような半導体デバイス70において、積層された半導体チップ81〜83の積層方向の間隔(ギャップ)として、パッド81c、82cの間の距離、つまりバンプ72の厚さを測定することが求められる。積層された半導体チップ81〜83のギャップを非破壊にて測定するため、X線検査装置1が用いられる。
図3は、上述の半導体デバイス70における貫通電極81a,82aとパッド81c,82cとバンプ72を示す。これらの部材に対して、図1に示すX線検査装置1は、X線管12から出射されるX線の軸方向(Z軸方向)に対して所定の角度(例えば60度)にて各部材に照射される。つまり、図3に示すように、貫通電極81a,82a、パッド81c,82c、バンプ72に対してX線の軸方向(Z軸方向、図3における上下方向)に対して所定の角度(例えば60度)にて斜めにX線が照射される。
図3に示すように、X線R1はパッド82cを透過する。X線R2は、パッド82c、バンプ72、パッド81cを透過する。X線R3はパッド81cを透過する。このように対象物を透過したX線R1,R2,R3は、対象物におけるエネルギ吸収特性に応じたエネルギのスペクトルとなる。
図4は、X線のエネルギスペクトルC1,C2,C3を示す。図4において、横軸はX線のエネルギ、縦軸はX線光子数(相対数)である。なお、図4では、各スペクトルの極大値を「1」に換算して相対的に示している。
破線にて示すスペクトルC1は、対象物を透過していないX線のエネルギスペクトルを示す。実線にて示すスペクトルC2は、図3に示すパッド81c,82c及びバンプ72を透過したX線R2のエネルギスペクトルを示し、一点鎖線にて示すスペクトルC3は、図3に示すパッド81c,82cを透過したX線R3,R1のエネルギスペクトルを示す。
このように、透過した物質に応じてX線のエネルギスペクトルが異なる。従って、エネルギスペクトルにより、検査対象(例えば図3に示すバンプ72)を透過したX線によるデータ(画像データ)を抽出することが可能となる。
図1に示す画像処理部57は、エネルギスペクトルに基づいて検査対象(例えば図3に示すバンプ72)を透過したX線によるデータ(画像データ)を抽出する。
図5は、画像処理部57の処理フローを示す。
先ず、ステップS11において、画像処理部57は、図2(a)に示す半導体デバイス70を透過したX線透過画像を撮影する。画像処理部57は、図1に示すX線検出器15を用いた斜視撮影により、半導体デバイス70の透過画像を得る。
次に、ステップS12において、画像処理部57は、検出ピクセル(Pixel)毎のピークエネルギを取得する。
ステップS13において、画像処理部57は、ピークエネルギ(PeekEnergy)をしきい値と比較する。しきい値は、検査対象(例えば図3に示すバンプ72)に応じて設定される。ピークエネルギとしきい値とを比較することにより、所望の物質(検査対象)を透過したX線を判別する。そして、ステップS14において、画像処理部57は、しきい値による判別結果を保存する。
次に、ステップS15において、画像処理部57は、上述の斜視撮影により得た複数の透過画像を元にして、再構成演算処理(例えば、フーリエ変換法(FTM)、フィルタ補正逆投影法(FBP))を行い、半導体デバイス70の立体(3D)画像を得る。
ステップS16において、画像処理部57は、上述の判別結果に基づいて、立体画像から、ギャップ(Gap)測定の対象となるデータを抽出する。本実施形態において、画像処理部57は、ギャップを測定する半導体チップの間のバンプを測定対象としてそのデータを抽出する。そして、ステップS17において、画像処理部57は、抽出したデータに基づいて、ギャップ測定を実施する。画像処理部57は、抽出したバンプのデータに基づいて、そのバンプの厚さ、つまり半導体チップのギャップを測定する。
(作用)
上述のX線検査装置1の作用を説明する。
(X線検査)
X線検査装置1は、X線検出器14を用いて、半導体デバイス70の垂直(2D)画像を得て、半導体デバイス70を検査する。また、X線検査装置1は、X線検出器15を用いて、半導体デバイス70の立体(3D)画像を得て、半導体デバイス70を検査する。
コントロール部50の画像処理部57は、X線検出器14により、半導体デバイス70の垂直(2D)画像を得る。詳述すると、コントロール部50のX線管制御部55は、X線管12を制御し、X線を発生させる。モータ制御部51は、ステージ11を載置面11aの面内で移動させ、半導体デバイス70の検査箇所にX線を垂直に照射させる。そして、画像処理部57は、X線検出器14により検出結果を画像処理して、半導体デバイス70の垂直(2D)画像を得る。この垂直(2D)画像により、半導体デバイス70の検査を行うことができる。
また、画像処理部57は、X線検出器15により、半導体デバイス70の立体(3D)画像を得る。詳述すると、モータ制御部54は、X線検出器14を周方向に回転させる。モータ制御部51,52は、X線検出器14の回転に同期して、X線管12から出射されるX線が半導体デバイス70の検査箇所を透過するように、遮蔽板22、ステージ11の位置を制御する。画像処理部57は、X線検出器14により多方向から半導体デバイス70を撮影した複数の画像を得る。そして、画像処理部57は、複数の画像に基づいて、再構成演算処理を行い、半導体デバイス70の立体(3D)画像を作成する。この立体(3D)画像により、半導体デバイス70の検査(CT検査)を行うことができる。
本実施形態のX線検出器14,15は、直接変換型の検出器である。なお、X線検出器として、間接変換型の検出器がある。直接変換型の検出器は、間接変換型のX線検出器と比べ高分解能である。従って、直接変換型のX線検出器14,15を用いることにより、高い精度で半導体デバイス70を測定することができる。
また、本実施形態のX線検出器14,15は、フォトンカウンティング方式のX線検出器である。このX線検出器14,15は、ノイズの影響を受け難い。
図6(b)は、比較例の波形を示す。比較例は、例えば、間接変換型のX線検出器において、積分方式による出力信号を示す。間接変換型のX線検出器は、X線をシンチレータ(Scintillator)で他の波長の光に変換し、その光をアレイ状のフォトダイオードで電荷に変換する。積分方式のX線検出器は、主に、変換された電荷をキャパシタに蓄積し、そのキャパシタの蓄積電荷を出力信号として出力する。この場合、キャパシタはノイズも蓄積するため、入射したX線による出力信号(破線にて示す)と比べ、高い出力信号(実線にて示す)を出力する。このため、X線の検出量に誤差(ノイズによる誤差)を含む。
また、電荷を蓄積する方式では、X線の透過する物質の材料や厚みによってX線検出器に発生する電荷が異なり、アーチファクトという、存在しない影が発生してしまう。そのため、アーチファクトの影響により、測定する対象の境界が不鮮明になり、高い測定精度が得られないことがある。
図6(a)は、時間経過に対する出力信号の変化を示す。X線検出器14,15は、入射したX線を電荷に変換する変換膜と、電荷を光子数として出力する処理部とを含む。出力信号は、変換後の電荷を収集した電圧信号を示す。この電圧信号は、のレベルは入射するX線のエネルギに対応する。また、電圧信号はノイズを含む。処理部は、破線にて示すしきい値を越える出力信号(電圧信号)をエネルギ別に識別・カウントする。しきい値を適宜設定することにより、カウント値に対するノイズの影響を抑制することができる。また、出力信号(電圧信号)の強度とカウント数とを関連付けることで、X線のエネルギを得ることができる。従って、フォトンカウンティング方式のX線検出器14,15を用いることで、ノイズによる誤差を含まない、つまり入射するX線のエネルギ量を高い精度で検出することができる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)X線検査装置1は、半導体デバイス70を載置するステージ11を挟んでX線管12と対向する位置の周辺にX線管12に向けて配設されたX線検出器15を有している。X線検出器15は、入射するX線のX線光子をカウントしたカウント値を出力する直接変換型のX線検出器である。画像処理部57は、第1のX線検出器15により撮影した半導体デバイス70の透過画像を再構成処理して立体(3D)画像を生成する。また、画像処理部57は、X線検出器15が出力するカウント値に基づいて半導体デバイス70を透過したX線のエネルギを求め、エネルギに基づいて立体(3D)画像からバンプ72の画像データを抽出する。そして、画像処理部57は、抽出した画像データに基づいてバンプ72の高さ、つまり半導体チップのギャップを測定する。
直接変換型の検出器は、間接変換型のX線検出器と比べ高分解能である。従って、直接変換型のX線検出器15を用いることにより、高い精度で半導体デバイス70を測定することができる。また、本実施形態のX線検出器15は、フォトンカウンティング方式のX線検出器である。このX線検出器15は、ノイズの影響を受け難いため、高い精度で半導体デバイス70を測定することができる。
(2)半導体デバイス70を透過したX線は、その透過した物質のエネルギ吸収特性に応じたエネルギスペクトルを持つ。従って、エネルギスペクトルに基づいて、X線が透過した物質を判別できる。このため、測定対象とする物質を透過したX線を判別し、その判別結果に応じて、立体画像から測定対象の画像データを容易に抽出できる。そして、抽出した測定対象の画像データにより、測定対象を容易に測定できる。
(3)遮蔽ユニット20はフィルタ21を含む。フィルタ21により半導体デバイス70に照射するX線の波長域を設定することにより、半導体デバイス70の特性劣化を抑制することができる。
(4)X線検査装置1は、半導体デバイス70を載置するステージ11を挟んでX線管12と対向する位置に配設されたX線検出器14を有している。X線検出器15により半導体デバイス70の立体(3D)画像が得られる。また、X線検出器14により半導体デバイス70の垂直(2D)画像が得られる。従って、本実施形態のX線検査装置1は、1つの装置で垂直画像と立体画像とを得ることができるため、作業の効率化及び作業時間の短縮化を図ることが可能である。
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態では、半導体デバイス70を被検査物としたが、透過したX線においてエネルギスペクトルが異なる物質を含む被検査物、例えば、シリコン基板等により形成された中間基板(インタポーザ)や、半導体デバイスが実装される実装基板等を検査するX線検査装置としてもよい。
1…X線検査装置、11…ステージ、12…X線管、14,15…X線検出器、57…画像処理部、70…被検査物としての半導体デバイス。

Claims (5)

  1. 被測定物が載置される載置面を有するステージと、
    前記被測定物に対してX線を照射するX線管と、
    前記被測定物を透過したX線を検出する第1のX線検出器と、
    前記被測定物の立体画像を生成し、測定対象を測定する画像処理部と、
    を有し、
    前記第1のX線検出器は、入射するX線のX線光子をカウントしたカウント値を出力する直接変換型のX線検出器であり、前記ステージを挟んで前記X線管と対向する位置の周辺に配置され、前記X線を入射する検出面が前記X線管から照射されるX線の軸線方向に対して斜めに配置され、
    前記画像処理部は、前記第1のX線検出器により撮影した前記被測定物の透過画像を再構成処理して前記立体画像を生成し、前記第1のX線検出器が出力するカウント値に基づいて前記被測定物を透過したX線のエネルギを求め、前記エネルギに基づいて前記立体画像から前記測定対象の画像データを抽出し、抽出した前記画像データに基づいて前記測定対象を測定する、
    X線検査装置。
  2. 前記第1のX線検出器は、マトリックス状に配列された検出ピクセルを有し、
    前記画像処理部は、前記検出ピクセル毎に入射するX線のエネルギのピーク値を求め、測定対象に応じて設定したしきい値と前記ピーク値を比較して入射したX線が透過した物質を判別する、請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 前記画像処理部は、ピーク値としきい値とに基づく判別結果に基づいて前記立体画像のうちの測定対象の画像データを抽出し、抽出した前記画像データに基づいて、測定対象を測定する、請求項2に記載のX線検査装置。
  4. 前記被測定物は半導体デバイスであって積層された複数の半導体チップを含み、
    前記画像処理部は、測定対象として前記半導体チップの間のバンプの画像データを抽出し、前記バンプの画像データに基づいて前記半導体チップのギャップを測定する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載のX線検査装置。
  5. 前記ステージを挟んで前記X線管と対向する位置に配置され、前記X線管から照射されるX線の軸線方向において前記被測定物を透過したX線が入射する第2のX線検出器を有する、請求項1〜4の何れか1項に記載のX線検査装置。
JP2017071876A 2017-03-31 2017-03-31 X線検査装置 Active JP6643271B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017071876A JP6643271B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 X線検査装置
KR1020170085389A KR102379052B1 (ko) 2017-03-31 2017-07-05 X선 검사 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017071876A JP6643271B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 X線検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018173352A true JP2018173352A (ja) 2018-11-08
JP6643271B2 JP6643271B2 (ja) 2020-02-12

Family

ID=63864912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017071876A Active JP6643271B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 X線検査装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6643271B2 (ja)
KR (1) KR102379052B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021002492A1 (ko) * 2019-07-01 2021-01-07 (주)자비스 비접촉식 엑스레이 검사 장치 및 그에 의한 물품 검사 방법
KR102489548B1 (ko) 2022-05-11 2023-01-18 김영봉 X선을 이용한 반도체 소자의 결함 검사방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177760A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nagoya Electric Works Co Ltd X線検査装置、x線検査方法およびx線検査プログラム
JP2011191180A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Omron Corp X線検査装置およびx線検査方法
WO2015111728A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社ジョブ X線検査装置及びx線検査方法
WO2016021030A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 株式会社ニコン X線装置および構造物の製造方法
JP2016534374A (ja) * 2013-10-23 2016-11-04 ナノヴィジョン・テクノロジー・(ベイジン)・カンパニー・リミテッド 光子計数に基づく放射線結像システム、方法、及びそのデバイス

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6258845B2 (ja) 2014-12-19 2018-01-10 株式会社日立ハイテクノロジーズ X線検査方法及び装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177760A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nagoya Electric Works Co Ltd X線検査装置、x線検査方法およびx線検査プログラム
JP2011191180A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Omron Corp X線検査装置およびx線検査方法
JP2016534374A (ja) * 2013-10-23 2016-11-04 ナノヴィジョン・テクノロジー・(ベイジン)・カンパニー・リミテッド 光子計数に基づく放射線結像システム、方法、及びそのデバイス
WO2015111728A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社ジョブ X線検査装置及びx線検査方法
WO2016021030A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 株式会社ニコン X線装置および構造物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6643271B2 (ja) 2020-02-12
KR20180111428A (ko) 2018-10-11
KR102379052B1 (ko) 2022-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11201000B2 (en) X-ray imaging with a detector capable of resolving photon energy
CN107923987B (zh) 用于制作x射线检测器的方法
US7388942B2 (en) X-ray micro-tomography system optimized for high resolution, throughput, image quality
US20220120698A1 (en) Methods and apparatus for detecting defects in semiconductor systems
JP2014510270A (ja) 有効大きさが実サイズより大きい検出器アレイ{detectorarrayhavingeffectivesizelargerthanactualsize}
CN109996494A (zh) 具有x射线检测器的图像传感器
JP2015021784A (ja) 二次元画像検出システム
JP6643271B2 (ja) X線検査装置
CN108140650A (zh) 具有高空间解析度的x射线检测器
US20220120699A1 (en) Methods and apparatus for detecting defects in semiconductor systems
TW202248679A (zh) 使用輻射檢測器的成像方法及成像系統
JP7239285B2 (ja) X線検査装置
JP6719272B2 (ja) X線検査装置
KR102469666B1 (ko) X선 검사 장치
JP7178204B2 (ja) X線検査装置、x線検査方法
TWI797891B (zh) 成像方法及成像系統
TW202248680A (zh) 使用輻射檢測器的成像方法
JP2017044588A (ja) X線検出器およびx線撮像システム
TW202132813A (zh) 影像感測器的使用方法
JP2015141142A (ja) 透過像撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6643271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250