JP2018173243A - クリンカの発生量予測プログラム、及びクリンカの発生量予測装置 - Google Patents

クリンカの発生量予測プログラム、及びクリンカの発生量予測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 石炭の性状を考慮して、クリンカの発生量を正確に予測できるクリンカの発生量予測プログラム、及びクリンカの発生量予測装置を提供することを課題とする。【解決手段】 コンピュータを、クリンカの発生量の予測対象とする石炭の性状を表す第一性状情報に対する、過去に燃焼させた石炭ごとの性状を表し且つ燃焼時のクリンカの発生量を表す発生量情報が個々に関連付けられている複数の第二性状情報のそれぞれの共通性を判定する共通性判定手段と、前記複数の第二性状情報のうち前記第一性状情報との共通性が最も高い第二性状情報を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出した第二性状情報に関連付けられている前記発生量情報に基づいて前記予測対象とする石炭からのクリンカの発生量を予測する予測手段として機能させるクリンカの発生量予測プログラム及び該プログラムが組み込まれたリンカの発生量予測装置。【選択図】図1

Description

本発明は、石炭の燃焼時に発生するクリンカの発生量を予測するクリンカの発生量予測プログラム、及びクリンカの発生量予測装置に関する。
従来、火力発電所等の石炭を燃焼させる施設では、石炭の燃焼時に発生する石炭灰の一種であるクリンカを定期的に回収し、該クリンカを路盤材や盛土材等に利用することがある。
クリンカを回収するタイミングは、燃焼させる石炭から発生するクリンカの量を予測したうえで決められている。そこで、上記の施設では、コンピュータを、各排出物(例えば、クリンカ)の発生量を予測する装置として機能させるクリンカの発生量予測プログラムが用いられている。
上記プログラムには、例えば、特許文献1に開示されているように、複数種の石炭を混ぜ合わせた混炭の燃焼時に発生するクリンカの発生量を予測するものが提供されている。
かかるプログラムは、混炭を構成する石炭の種別毎のクリンカの発生量であって、所定の熱量を得るために必要な石炭の重量(以下、単位重量と称する)と、該単位重量分の石炭を燃焼させた際のクリンカの発生量(以下、単位発生量と称する)とに基づいて、混炭を燃焼させた時のクリンカの発生量を予測するようにコンピュータを実行するように構成されており、単一種の石炭に関する情報、すなわち、単位重量と単位発生量とを利用して混炭の燃焼時におけるクリンカの発生量を事前に知ることができるとされている。
特開2007−209076号公報
ところで、石炭は、種類(名称)が同じものであっても、例えば、採掘場所が異なると性状にも差異が生じるため、同一種であるとされている石炭を同じ分量だけ燃焼させたとしても、クリンカの発生量に差異が生じることがある。
そのため、混炭を構成する石炭の単位重量と、単位発生量とに基づいてクリンカの発生量の予測値を導出する従来のプログラムでは、前記性状の差異により各石炭のクリンカの発生量にも差異が生じている場合、燃焼させた混炭から実際に発生するクリンカの発生量が、導出したクリンカの発生量の予測値に合致しないことがある。
従って、従来のプログラムでは、クリンカの発生量を正しく予測できず、クリンカを適正なタイミングで回収できなくなる等の問題が生じることがあった。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、石炭の性状を考慮して、クリンカの発生量を正確に予測できるクリンカの発生量予測プログラム、及びクリンカの発生量予測装置を提供することを課題とする。
本発明のクリンカの発生量予測プログラムは、コンピュータを、クリンカの発生量の予測対象とする石炭の性状を表す第一性状情報に対する、過去に燃焼させた石炭ごとの性状を表す複数の第二性状情報であって、燃焼時のクリンカの発生量を表す発生量情報が個々に関連付けられている複数の第二性状情報のそれぞれの共通性を判定する共通性判定手段と、前記複数の第二性状情報のうち、前記第一性状情報との共通性が最も高い第二性状情報を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出した第二性状情報に関連付けられている前記発生量情報に基づいて、前記予測対象とする石炭からのクリンカの発生量を予測する予測手段として機能させる。
かかる構成によれば、共通性判定手段が、第二性状情報のそれぞれについて第一性状情報との性状の共通性を判定した後、抽出手段によって、複数の第二性状情報の中から第一性状情報との共通性が最も高いものが抽出される。
そのため、前記クリンカの発生量予測プログラムは、過去に燃焼させた石炭のうち、予測対象とする石炭と同一の性状又は最も近い性状の石炭に関する情報を抽出できる。
そして、予測手段によって、抽出手段で抽出した第二性状情報に関連付けられている前記発生量情報に基づいてクリンカの発生量が予測されるため、予測対象とする石炭と同一の性状又は最も近い性状の石炭の発生量情報に基づいて導出されたクリンカの発生量の予測結果を得ることができる。
本発明のクリンカの発生量予測プログラムは、前記第一性状情報には、前記予測対象とする石炭の性状を表す要素の項目である少なくとも一つの第一項目情報と、該少なくとも一つの第一項目情報毎に関連付けられている第一数値情報であって、前記予測対象とする石炭の性状を表す要素を数値で表す第一要素情報とが含まれ、前記第二性状情報には、前記過去に燃焼させた石炭の性状を表す要素の項目である第二項目情報と、該第二項目情報毎に関連付けられている第二数値情報であって、前記過去に燃焼させた石炭の性状を表す要素を数値で表す第二数値情報と、該第二数値情報の数値の高さに応じた分類を示す第二分類情報とが含まれ、前記共通性判定手段が前記共通性を判定する前に、前記第一項目情報に対して、該第一項目情報に関連付けられている第一要素情報の数値の高さに応じた分類を示す第一分類情報をさらに関連付ける分類手段と、前記共通性判定手段が前記第一分類情報と前記第二分類情報とに基づいて前記共通性を判定する処理とを前記コンピュータに機能させるようにしてもよい。
かかる構成によれば、過去に燃焼させた石炭と予測対象とする石炭の性状を表す要素の数値の一致・不一致ではなく、過去に燃焼させた石炭と予測対象とする石炭の性状を表す要素の分類の一致・不一致に基づいて共通性を判定するため、過去に燃焼させた石炭のうち、予測対象とする石炭と同一性状の石炭に加えて、予測対象とする石炭と同種の性状の石炭も抽出することができる。
本発明のクリンカの発生量予測装置は、上記何れかのプログラムが組み込まれている。
かかる構成においても、第二性状情報のそれぞれについて、共通性判定手段が第一性状情報との性状の共通性を判定した後、抽出手段によって、複数の第二性状情報の中から第一性状情報との共通性が最も高いものが抽出されるため、過去に燃焼させた石炭のうち、予測対象とする石炭と同一の性状又は最も近い性状の石炭に関する情報を抽出できる。
そして、予測手段によって、抽出手段で抽出した第二性状情報に関連付けられている前記発生量情報に基づいてクリンカの発生量が予測されるため、予測対象とする石炭と同一の性状又は最も近い性状の石炭の発生量情報に基づいて導出されたクリンカの発生量の予測結果を得ることができる。
以上のように、本発明のクリンカの発生量予測プログラム、及びクリンカの発生量予測装置によれば、石炭の性状を考慮してクリンカの発生量を正確に予測できるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムの機能ブロック図である。 図2において、(a)は未燃石炭情報のデータ構造の説明図であり、(b)は第一性状情報のデータ構造の説明図である。 図3において、(a)は燃焼済石炭情報のデータ構造の説明図であり、(b)は第二性状情報のデータ構造の説明図である。 図4は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムの分類情報のデータ構造の説明図である。 図5は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムの管理情報のデータ構造の説明図である。 図6は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムの判定登録情報のデータ構造の説明図である。 図7は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムの区分情報のデータ構造の説明図である。 図8は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムの操作画面の外観図である。 図9は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムが組み込まれたクリンカの発生量予測装置のブロック図である。 図10は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムのメインフローチャートである。 図11は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムにおける分類処理のサブフローチャートである。 図12は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムにおける分類処理管理情報の設定処理のサブフローチャートである。 図13は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムにおける判定登録情報の設定処理のサブフローチャートである。 図14は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムにおける共通性判定処理のサブフローチャートである。 図15は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムにおける予測値導出処理のサブフローチャートである。 図16は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムにおける組み合わせ類推予測処理のサブフローチャートである。 図17は、同実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラムにおける完全類推予測処理のサブフローチャートである。
本実施形態に係るクリンカの発生量予測プログラム(以下、予測プログラムと称する)は、石炭の燃焼時に発生するクリンカの発生量を予測するように構成されたプログラムである。
予測プログラムは、図1に示すように、クリンカの発生量の予測対象とする石炭(以下、未燃石炭と称する)の情報(未燃石炭情報)を入力する入力手段2と、該入力手段2で入力した未燃石炭情報に基づいて該未燃石炭の性状を表す要素を分類する分類手段3と、未燃石炭情報及び過去に燃焼させた複数の石炭(以下、燃焼済石炭と称する)の情報(燃焼済石炭情報)を一元化する石炭情報設定手段4と、燃焼済石炭情報のそれぞれの性状と未燃石炭情報の性状とを比較する準備処理を行う比較準備手段5と、燃焼済石炭のそれぞれの性状について、未燃石炭の性状と比較したうえで該未燃石炭の性状との共通性を判定する共通性判定手段6と、複数の燃焼済石炭のうち、未燃石炭の性状と最も共通性が高い燃焼済石炭の燃焼済石炭情報を抽出する抽出手段7と、該抽出手段7で抽出した燃焼済石炭情報に基づいて未燃石炭からのクリンカの発生量を予測する予測手段8とをコンピュータに機能させるように構成されている。
入力手段2で入力する未燃石炭情報には、図2(a)に示すように、未燃石炭を構成する石炭の名称を示す複数(本実施形態では二つ)の第一炭種名情報D10,D12と、該第一炭種名情報D10,D12のそれぞれが示す石炭の比率である二つ第一比率情報D11,D13と、未燃石炭の灰分を表す第一灰分情報D14と、未燃石炭の性状を表す第一性状情報D15とが含まれている。
さらに、第一性状情報D15には、図2(b)に示すように、未燃石炭の性状を表す要素の第一項目情報D15aが複数(本実施形態では、8つ)含まれている。
8つの第一項目情報D15aは、灰中未燃分、スラッキング指標、灰中アルカリ率、シリカパーセント、灰粘性、灰融点温度、鉄とカルシウムの比、酸化鉄で構成されている。
また、本実施形態に係る第一性状情報D15には、未燃石炭の性状を表す要素を数値で表す第一数値情報D15bであって、前記第一項目情報D15aのそれぞれに対して個別に関連付けられている第一数値情報D15bと、該第一数値情報D15bの大きさに応じた要素の分類を表す第一分類情報D15cとが含まれている。
さらに、入力手段2は、図8に示すように、未燃石炭情報D1を入力可能な操作画面Wをモニター等の表示装置に出力するように構成されている。
操作画面W上には、第一炭種名情報D10,D12を入力するための二つの炭種名入力フォームF1,F3、第一比率情報D11,D13を入力するための比率入力フォームF2,F4、第一灰分情報D14を入力する灰分入力フォームF5、各第一項目情報D15aに関連付けられている第一数値情報D15bを入力するための複数の数値入力フォームF6、各第一項目情報D15aに関連付けられている第一分類情報D15cを出力するための複数の分類出力フォームF7が表示される。
また、操作画面W上には、石炭情報設定手段4を実行するための入力ボタンB1と、比較準備手段5を実行するための比較ボタンB2と、共通性判定手段6を実行するための判定ボタンB3とが表示される。
図1に戻り、分類手段3は、第一性状情報D15の各第一項目情報D15aについて、該第一項目情報D15aが表す要素を第一数値情報D15bの大きさに応じて分類する分類処理を実行するように構成されている。なお、分類手段3は、数値入力フォームF6に数値が入力された際に分類処理を実行し、第一項目情報D15aが表す要素の分類結果を入力手段2に出力するように構成されている。要素の分類結果は、入力手段2によって分類出力フォームF7に出力される。
本実施形態に係る分類手段3は、分類処理において、図4に示す分類情報T1を使用する。分類情報T1は、テーブル形式で構築されている。そして、分類情報T1には、分類対象とする要素の分類項目情報T10が複数含まれている。なお、分類情報T1に含まれている分類項目情報T10は、第一性状情報D15に含まれている第一項目情報D15aと対応している。
また、分類項目情報T10には、該分類項目情報T10が示す要素を分類する基準とする分類基準情報T11と、該分類基準情報T11に応じた要素の分類を示す分類種別情報T12と、分類の対象として入力された分類対象情報T13と、要素の分類を判定した結果である分類結果情報T14とが関連付けられている。
分類基準情報T11には、閾値情報T110が複数の設定されており、分類種別情報T12には、閾値情報T110によって区切られる複数の数値範囲に応じて複数の属性情報T120が設定されている。
分類対象情報T13は、第一性状情報D15の各第一数値情報D15bと同一の情報である。
分類手段3は、数値入力フォームF6に入力された第一数値情報D15bを分類対象情報T13に設定した後に、該分類対象情報T13を分類基準情報T11と分類種別情報T12とに基づいて分類し、さらに、該分類対象情報T13の分類結果を分類結果情報T14に設定するように構成されている。また、分類手段3は、分類結果情報T14を入力手段2に出力するように構成されている。
そして、入力手段2は、分類手段3から受信した分類結果情報T14を第一分類情報D15cに設定した後に、該第一分類情報D15cの内容を分類出力フォームF7に出力するように構成されている(図8参照)。
石炭情報設定手段4は、未燃石炭情報D1と燃焼済石炭情報とを一つの管理情報T2に出力する。
燃焼済石炭情報は、図3(a)に示すように、燃焼済石炭を構成する石炭の名称を示す複数(本実施形態では、二つ)の第二炭種名情報D20,D22と、該二つの第二炭種名情報D20、D22のそれぞれが示す石炭の比率である第二比率情報D21,D23と、燃焼済石炭の灰分を表す第二灰分情報D24と、燃焼済石炭の性状を表す第二性状情報D25と、燃焼済石炭の燃焼時におけるクリンカの発生量情報D26とが含まれている。
さらに、第二性状情報D25には、図3(b)に示すように、未燃石炭の性状を表す要素の第二項目情報D25aが複数(本実施形態では、8つ)含まれている。8つの第二項目情報D25aは、それぞれ第一項目情報D15aに対応しており、灰中未燃分、スラッキング指標、灰中アルカリ率、シリカパーセント、灰粘性、灰融点温度、鉄とカルシウムの比、酸化鉄で構成されている。
また、本実施形態に係る第二性状情報D25には、燃焼済石炭の性状を表す要素を数値で示す第二数値情報D25bであって、前記第二項目情報D25aのそれぞれに対して個別に関連付けられている第二数値情報D25bと、該第二数値情報D25bの大きさに応じた要素の分類を示す第二分類情報D25cと、該第二分類情報D25cの第一分類情報D15cとの適合性(第一分類情報D15cと一致しているか、不一致であるか)を示す判定結果情報(以下、一致判定結果情報と称する)D25dとが含まれている。
なお、第二分類情報D25cには、第一数値情報D15bに対する分類条件(分類基準情報T11と分類種別情報T12とによる分類条件)と同じ条件で第二数値情報D25bを分類した場合の情報が設定されている。
管理情報T2には、図5に示すように、未燃石炭及び複数の燃焼済石炭のそれぞれに対して与えられる固有の管理用識別情報T20が含まれている。
そして、管理用識別情報T20には、石炭の炭種名が入力される複数(本実施形態では、二つ)の管理用炭種名情報T21,T23と、該管理用炭種名情報T21,T23のそれぞれに対して個別に関連付けられている二つの管理用比率情報T22,T24と、石炭の灰分が入力される管理用灰分情報T25と、石炭の性状が入力される管理用性状情報T26と、石炭を実際に燃焼させた際のクリンカの発生量が入力される管理用実測値T27とが関連付けられている。
また、管理用性状情報T26には、石炭の性状を表す要素の分類が入力される複数(本実施形態では8つ)の管理用分類情報T260が含まれている。また、8つの管理用分類情報T260には、灰中未燃分、スラッキング指標、灰中アルカリ率、シリカパーセント、灰粘性、灰融点温度、鉄とカルシウムの比、酸化鉄の分類が個別に入力される。なお、管理用性状情報T26に含まれる8つの管理用分類情報T260の内容は、石炭の性状を表す8つの要素に合わせて決定されている。
管理情報T2は、テーブル形式で構成されている。また、管理情報T2には、複数の管理用識別情報T20が一列に並べて格納されており、管理用識別情報T20と、該管理用識別情報T20に関連付けられている管理用炭種名情報T21,T23、管理用比率情報T22,T24、管理用灰分情報T25、管理用性状情報T26、管理用実測値T27が一行に並んだ状態で格納されている。
石炭情報設定手段4は、管理情報T2の設定処理において、一行に並ぶ管理用炭種名情報T21,T23、管理用比率情報T22,T24、管理用灰分情報T25に対して、第一炭種名情報D10,D12、第一比率情報D11,D13、第一灰分情報D14の情報を貼り付け、各管理用分類情報T260には、第一項目情報D15aのそれぞれに関連付けられている第一分類情報D15cを一つずつ貼り付ける。
このように、石炭情報設定手段4は、未燃石炭及び複数の燃焼石炭に関する情報の一覧を作成するように構成されている。
比較準備手段5は、前記準備処理として、燃焼済石炭のそれぞれの性状について、未燃石炭の性状との共通性の判定結果を登録する判定登録情報の設定処理を行う。
判定登録情報には、図6に示すように、クリンカの発生量の予測の際に情報を参照する石炭(未燃石炭及び各燃焼済石炭)のそれぞれに対して固有に与えられる判定用識別情報T30が含まれている。
そして、判定用識別情報T30には、石炭の炭種名が入力される複数(本実施形態では、二つ)の判定用炭種名情報T31,T33と、該判定用炭種名情報T31,T33に入力された炭種名のそれぞれが示す石炭の比率が入力される判定用比率情報T32,T34と、石炭の灰分が入力される判定用灰分情報T35と、石炭の性状に関する情報が入力される判定用性状情報T36と、未燃石炭に対する燃焼済石炭の性状の共通性の判定結果を表す判定結果情報(以下、共通性判定結果情報と称する)T37と、石炭を実際に燃焼させた際のクリンカの発生量が入力される判定用実測値T38とが関連付けられている。なお、判定用性状情報T36には、前記共通性の判定基準とする情報(第一分類情報D15c)や、前記共通性の判定結果が設定される。
判定用性状情報T36には、石炭の性状を表す要素の分類を示す複数(本実施形態では、8つ)の判定用分類情報T360が含まれている。
判定登録情報T3は、テーブル形式で構成されている。また、判定登録情報T3には、複数の判定用識別情報T30が一列に並べて格納されており、判定用識別情報T30と、該判定用識別情報T30に関連付けられている判定用炭種名情報T31,T33、判定用比率情報T32,T34、判定用灰分情報T35、判定用性状情報T36の判定用分類情報T360、共通性判定結果情報T37、判定用実測値T38が一行に並んだ状態で格納されている。
比較準備手段5は、判定登録情報T3の設定処理において、未燃石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用炭種名情報T21,T23、管理用比率情報T22,T24、管理用灰分情報T25、各管理用項目情報に関連付けられている管理用分類情報T260、管理用実測値T27を、判定登録情報T3、より具体的には、判定登録情報T3における一行に並ぶ判定用炭種名情報T31,T33、判定用比率情報T32,T34、判定用灰分情報T35、各判定用分類情報T360に貼り付けるように構成されている。
すなわち、比較準備手段5は、間接的に未燃石炭情報D1の第一炭種名情報D10,D12、第一比率情報D11,D13、第一灰分情報D14、各第一項目情報D15aに関連付けられている第一分類情報D15cを判定登録情報T3に貼り付けるように構成されている。
また、比較準備手段5は、燃焼済石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用炭種名情報T21,T23、管理用比率情報T22,T24、管理用灰分情報T25、管理用実測値T27を、判定登録情報T3、より具体的には、判定登録情報T3における、別の一行(未燃石炭の情報が設定されていない行)に並ぶ判定用炭種名情報T31,T33、判定用比率情報T32,T34、判定用灰分情報T35、判定用実測値T38に貼り付けるように構成されている。
すなわち、比較準備手段5は、間接的に燃焼済石炭情報D2の第二炭種名情報D20、D22、第二比率情報D21,D23、第二灰分情報D24、発生量情報D26を判定登録情報T3に貼り付けるように構成されている。なお、燃焼済石炭を示す判定用識別情報T30と同じ行の各判定用分類情報T360は、空白の状態のままである。
このように、比較準備手段5は、共通性の判定基準と、判定対象とする燃焼済石炭とを一覧にして表すように構成されている。
共通性判定手段6は、燃焼済石炭情報D2の第二性状情報D25について、各第二項目情報D25aに関連付けられている第二分類情報D25cと、該第二分類情報D25cに対応する第一分類情報D15cとを比較して共通性を判定する共通性判定処理と、各燃焼済石炭情報D2において、第二分類情報D25cと第一分類情報D15cとの共通性の度合い(本実施形態では、複数の第二分類情報D25cのうち、第一分類情報D15cと一致しているものの数、すなわち、第二分類情報D25cと第一分類情報D15cの一致数)を導出する共通性導出処理とを行うように構成されている。
また、共通性判定手段6は、共通判定処理において、第二分類情報D25cと第一分類情報D15cとの共通性の判定結果を、該第二分類情報D25cに関連付けられている判定結果情報D25dに設定する。さらに、判定結果情報D25dの情報は、適切な管理用分類情報T260に貼り付けられる。
共通性判定手段6は、共通性導出処理において導出した前記一致数を判定登録情報T3の共通性判定結果情報T37に設定する。
そして、共通性判定手段6は、複数の燃焼済石炭情報D2のそれぞれに対して、共通判定処理と、共通性導出処理とを行うように構成されている。
このように、共通性判定手段6は、共通性判定処理と、共通性導出処理とを行うことにより、共通性の判定基準と、判定対象とする各燃焼済石炭とに加えて、各燃焼済石炭についての共通性の判定結果も一覧にして表すように構成されている。
抽出手段7は、図1に示すように、判定登録情報T3の各共通性判定結果情報T37を参照し、一致数が最も高い共通性判定結果情報T37と同じ行の判定用実測値T38を抽出して予測基準値とする共通性抽出手段70と、判定登録情報T3内の未燃石炭の判定用炭種名情報T31,T33の組み合わせと、他の行の判定用炭種名情報T31,T33の組み合わせとを比較し、比較結果が一致していると判定した行の判定用実測値T38を抽出して予測基準値とする組み合わせ抽出手段71と、未燃石炭を構成する石炭を単独で燃焼させた際のクリンカの発生量に基づいて予測基準値を導出する個別抽出手段72とを有する。
個別抽出手段72は、単一種の石炭を燃焼させた際のクリンカの発生量の情報に基づいて予測基準値を導出するように構成されている。本実施形態に係る個別抽出手段72は、図7に示すように、テーブル形式で構築された区分情報T4を用いて予測基準値を導出する。
区分情報T4は、石炭の情報の区分を設定するための複数の区分条件T40と、単一種の石炭(混炭でない石炭)の名称を示す複数の名称情報T41とを有する。
区分条件T40には、区分を設定するための条件としてクリンカの発生量の値が設定されている。なお、区分条件T40に設定されるクリンカの発生量の値は、単一の閾値であってもよいし、数値範囲であってもよい。
各名称情報T41は、該名称情報T41が示す石炭のクリンカの発生量が前記条件に当てはまる区分条件T40に対して予め関連付けられている。区分情報T4では、各区分条件T40に対して予め少なくとも一つ以上の名称情報T41が関連付けられている。
個別抽出手段72は、区分情報T4の中から第一炭種名情報D10,D12に対応する名称情報T41と、該名称情報T41が関連付けられている区分条件T40とを抽出し、該区分条件T40に設定されている条件、すなわち、クリンカの発生量に基づいて予測基準値を導出するように構成されている。
予測手段8は、抽出手段7で抽出した予測基準値に基づいてクリンカの発生量の予測値を導出する。なお、本実施形態に係る予測手段8は、予測基準値を設定する際に情報を用いた石炭の灰分に基づいて予測基準値を補正する補正処理を行い、補正後の予測基準値を予測値とするように構成されている。
本実施形態に係る予測プログラム1の構成は、以上の通りである。続いて、添付図面を参照しつつ、予測プログラム1の動作説明を行う。なお、本実施形態では、図9に示すようなパソコン等の端末9に予測プログラム1を組み込み、該端末9をクリンカの発生量予測装置(以下、予測装置と称する)として機能させる場合を一例に挙げて、予測プログラム1の動作を説明する。
端末9は、バス90を介して接続された処理装置(CPU)91と、記憶装置(例えば、ハードディスク)92とを備えている。また、端末9には、外部機器として、キーボードやマウスなどの入力装置Iと、モニター等の表示装置Oとが接続されている。
予測プログラム1が実行されると、図8に示す操作画面Wが表示装置Oに出力されるため、未燃石炭を構成する石炭の炭種名(第一炭種名情報D10,D12)を炭種名入力フォームF1,F3に入力し、未燃石炭を構成する石炭の比率(第一比率情報D11,D13)を比率入力フォームF2,F4に入力し、未燃石炭の灰分(第一灰分情報D14)を灰分入力フォームF5に入力し、各数値入力フォームF6に未燃石炭の性状の要素を表す数値(第一数値情報D15b)を入力できる状態になる。
なお、未燃石炭が単一種の石炭で構成されている場合は、二つの炭種名入力フォームF1,F3のうちの一方に炭種名を入力すればよい。この場合、石炭の比率は、例えば、一方の比率入力フォームF2,F4に「100」と入力すればよい。
図10に示すように、炭種名入力フォームF1,F3に未燃石炭を構成する石炭の炭種名が入力され、比率入力フォームF2,F4に未燃石炭を構成する石炭の比率が入力され、灰分入力フォームF5に未燃石炭の灰分が入力され(S1でYes)、さらに、各数値入力フォームF6に未燃石炭の性状の要素を表す数値(第一数値情報D15b)が入力されると(S2でYes)、各数値入力フォームF6に入力された数値、すなわち、分類手段3による第一項目情報D15aの分類処理が行われる(S3)。
図11に示すように、前記分類処理では、分類手段3が入力手段2に入力された各第一項目情報D15aの第一数値情報D15bを分類情報T1に出力する(S4)。より具体的には、分類手段3が各数値入力フォームF6に入力されている数値を分類対象情報T13に設定する。これに伴い、分類手段3が分類基準情報T11と分類種別情報T12とに基づいて分類対象情報T13(第一数値情報D15b)の分類を導出し(S5)、分類結果を分類結果情報T14に設定する。
そして、分類手段3は、この分類結果情報T14を入力手段2に出力する(S6)。分類手段3から入力手段2に出力された分類結果情報T14は、第一分類情報D15cとして分類出力フォームF7に出力(表示)される(図8参照)。
続いて、図10に示すように、入力ボタンB1が操作されると(S7でYes)、石炭情報設定手段4により、管理情報T2の設定処理が行われる(S8)。なお、管理情報T2には、予め複数の燃焼済石炭情報D2が設定されていることを前提に以下の説明を行うこととする。
図12に示すように、石炭情報設定手段4は、未燃石炭情報D1を管理情報T2に出力する(S9)。より具体的に説明すると、石炭情報設定手段4は、一行に並ぶ管理用炭種名情報T21,T23、管理用比率情報T22,T24、管理用灰分情報T25に対して、第一炭種名情報D10,D12、第一比率情報D11,D13、第一灰分情報D14の情報を貼り付け、各管理用分類情報T260には、第一項目情報D15aのそれぞれに関連付けられている第一分類情報D15cを一つずつ貼り付ける。これにより、未燃石炭情報D1及び複数の燃焼済石炭情報D2が管理情報T2に一元化される。
図10に戻り、続いて、比較ボタンB2が操作されると(S10でYes)、比較準備手段5による準備処理(判定登録情報T3の設定処理)が行われる(S11)。
図13に示すように、比較準備手段5は、判定登録情報T3の設定処理において、未燃石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用炭種名情報T21,T23、管理用比率情報T22,T24、管理用灰分情報T25、各管理用項目情報に関連付けられている管理用分類情報T260を、判定登録情報T3、より具体的には、判定登録情報T3における一行に並ぶ判定用炭種名情報T31,T33、判定用比率情報T32,T34、判定用灰分情報T35、各判定用分類情報T360に貼り付ける(S12)。
すなわち、比較準備手段5が、間接的に未燃石炭情報D1の第一炭種名情報D10,D12、第一比率情報D11,D13、第一灰分情報D14、各第一項目情報D15aに関連付けられている第一分類情報D15cを判定登録情報T3に貼り付ける。
また、比較準備手段5は、燃焼済石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用炭種名情報T21,T23、管理用比率情報T22,T24、管理用灰分情報T25を、判定登録情報T3、より具体的には、判定登録情報T3における、別の一行(未燃石炭の情報が設定されていない行)に並ぶ判定用炭種名情報T31,T33、判定用比率情報T32,T34、判定用灰分情報T35に貼り付ける(S13)。
すなわち、比較準備手段5は、間接的に燃焼済石炭情報D2の第二炭種名情報D20、D22、第二比率情報D21,D23、第二灰分情報D24を判定登録情報T3に貼り付ける。なお、この段階では、燃焼済石炭を示す判定用識別情報T30と同じ行の各判定用分類情報T360は、空白の状態のままである。
これにより、判定登録情報T3において、未燃石炭と、該未燃石炭と性状の共通性を判定する対象とする燃焼済石炭とが一覧にして表され、また、未燃石炭の性状の要素の分類(すなわち、前記共通性の判定基準)も一覧にして表された状態になる。すなわち、共通性の判定基準と、判定対象とする燃焼済石炭の一覧表が構築される。
そして、図10に示すように、判定ボタンB3が操作されると(S14でYes)、共通性判定手段6による共通性判定処理が行われる(S15)。
図14に示すように、共通性判定手段6は、燃焼済石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用分類情報T260(すなわち、第二分類情報D25cに相当する情報)と、未燃石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用分類情報T260(すなわち、第一分類情報D15cに相当する情報)とを比較する(S16)。すなわち、未燃石炭の第一分類情報D15cと、燃焼済石炭の第二分類情報D25cとを比較する。
そして、共通性判定手段6は、前記比較の結果を判定登録情報T3、より具体的には、未燃石炭を示す判定用識別情報T30と同じ行の判定用分類情報T360に設定する(S17)。なお、共通性判定手段6は、前記比較の結果として、第二分類情報D25cの分類が第一分類情報D15cの分類と一致しているか、不一致であるかを出力する。
全ての燃焼済石炭情報D2について、共通性判定手段6による共通性判定処理が行われると、判定情報は、未燃石炭情報D1の第一分類情報D15cに対する各燃焼済石炭情報D2の第二分類情報D25cの比較結果が一覧として表された状態になる。
続いて、共通性判定手段6は、燃焼済石炭を示す判定用識別情報T30が設定されている各行において、第一分類情報D15c(未燃石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用分類情報T260)と一致していると判定された第二分類情報D25c(燃焼済石炭を示す管理用識別情報T20と同じ行の管理用分類情報T260)の数、すなわち、第一分類情報D15cと第二分類情報D25cの一致数を導出し(S18)、該一致数を判定登録情報T3の共通性判定結果情報T37に設定する(S19)。
これにより、判定登録情報T3は、共通性の判定基準と判定対象とする各燃焼済石炭とに加え、各燃焼済石炭についての共通性の判定結果も一覧にして表された状態になる。
そして、図10に示すように、クリンカの発生量の予測値導出処理に移る(S20)。
まず、図15に示すように、判定登録情報T3に、第二分類情報D25cを示す判定用分類情報T360の全てが第一分類情報D15cを示す判定用分類情報T360と一致している行がある場合(S21でYes)、第二分類情報D25cを示す判定用分類情報T360の全てが第一分類情報D15cを示す判定用分類情報T360と一致している行のなかに、各第一炭種名情報D10,D12と各判定用炭種名情報T31,T33とが一致している行、すなわち、未燃石炭を構成する石炭の組み合わせと同じ組み合わせの燃焼済石炭の情報が設定されている行の有無を判定する。
未燃石炭を構成する石炭の組み合わせと同じ組み合わせの燃焼済石炭の情報が設定されている行があれば(S22でYes)、かかる行の判定用実測値T38を予測基準値として抽出する(S23)。
そして、判定用実測値T38を抽出した行の判定用灰分情報T35(すなわち、燃焼済石炭情報D2の第二灰分情報D24を示す判定用灰分情報T35)と、未燃石炭情報D1の第一灰分情報D14を示す判定用灰分情報T35とを比較し、該比較の結果に応じて予測基準値を補正したものを予測値とする(S24)。
このようにして、未燃石炭と性状が同一の燃焼済石炭の燃焼時に実際に発生したクリンカの発生量に基づいて、該未燃石炭のクリンカの発生量の予測値が得られる。
一方、未燃石炭を構成する石炭の組み合わせと同じ組み合わせの燃焼済石炭の情報が設定されている行がなければ(S22でNo)、未燃石炭を構成する石炭の種別毎のクリンカの発生量に基づいて未燃石炭のクリンカの発生量を予測する組み合わせ類推予測処理を行う(S25)。
類推予測処理では、図16に示すように、第二分類情報D25cを示す判定用分類情報T360の全てが第一分類情報D15cを示す判定用分類情報T360と一致している各行の判定用炭種名情報T31,T33の中から、数が多い判定用炭種名情報T31,T33(すなわち、主にリストアップされている判定用炭種名情報T31,T33)を判定する(S26)。
そして、区分情報T4の名称情報T41の中から、数が多いと判定された判定用炭種名情報T31,T33に対応する名称情報T41を判定し、該名称情報T41が属する区分の区分条件T40(区分条件T40に設定されているクリンカの発生量)を予測基準値として抽出する(S27)。
そして、名称情報T41に関連付けられている灰分の情報と、未燃石炭情報D1の第一灰分情報D14を示す判定用灰分情報T35とに基づいて予測基準値を補正したものを予測値とする(S28)。
このようにして、未燃石炭と性状が同一の燃焼済石炭の燃焼時に実際に発生したクリンカの発生量に基づいて、該未燃石炭のクリンカの発生量の予測値が得られる。
さらに、図15に示すように、判定登録情報T3において、第二分類情報D25cを示す判定用分類情報T360の全てが第一分類情報D15cを示す判定用分類情報T360と一致している行がない場合(S21でNo)は、未燃石炭情報D1と区分石炭情報とに基づいて該未燃石炭情報D1のクリンカの発生量を予測する完全類推予測処理を行う(S29)。
完全類推予測処理では、図17に示すように、区分情報T4の中に第一炭種名情報D10,D12を示す管理用炭種名情報T21,T23に対応する名称情報T41があるか否かを判定する。
区分情報T4の中に第一炭種名情報D10,D12を示す管理用炭種名情報T21,T23に対応する名称情報T41がある場合(S30でYes)は、該名称情報T41が属する区分の区分条件T40(区分条件T40に設定されているクリンカの発生量)を予測基準値として抽出する(S30)。
そして、名称情報T41に関連付けられている灰分の情報と、未燃石炭情報D1の第一灰分情報D14を示す判定用灰分情報T35とに基づいて予測基準値を補正したものを予測値とする(S31)。
このようにして、未燃石炭と性状が同一の燃焼済石炭の燃焼時に実際に発生したクリンカの発生量に基づいて、該未燃石炭のクリンカの発生量の予測値が得られる。
一方、区分情報T4の中に第一炭種名情報D10,D12を示す管理用炭種名情報T21,T23に対応する名称情報T41がある場合(S30でNo)は、前記一致数が最も多い(共通性判定結果情報T37に設定されている値が最も高い)行の判定用実測値T38を抽出して予測基準値とし(S34)、さらに、判定用実測値T38を抽出した行の判定用灰分情報T35と、未燃石炭情報D1の第一灰分情報D14を示す判定用灰分情報T35とに基づいて予測基準値を補正したものを予測値とする(S35)。
以上のように、本実施形態に係る予測プログラム1によれば、共通性判定手段6が、第二性状情報D25のそれぞれについて第一性状情報D15との性状の共通性を判定した後、抽出手段7によって、複数の第二性状情報D25の中から第一性状情報D15との共通性が最も高いものが抽出される。
そのため、予測プログラム1は、燃焼済石炭のうち、未燃石炭と同一の性状又は最も近い性状の石炭に関する情報を抽出できる。
そして、予測手段8によって、抽出手段7で抽出した第二性状情報D25に関連付けられている前記発生量情報D26に基づいてクリンカの発生量が予測されるため、未燃石炭と同一の性状又は最も近い性状の燃焼済石炭の発生量情報D26に基づいて導出された予測値(すなわち、クリンカの発生量の予測結果)を得ることができる。
従って、予測プログラム1、及び該予測プログラム1が組み込まれた予測装置によれば、石炭の性状を考慮してクリンカの発生量を正確に予測できるという優れた効果を奏し得る。
また、予測プログラム1では、組み合わせ抽出手段71により未燃石炭を構成する石炭の組み合わせと同じ組み合わせの燃焼済石炭の情報を抽出することができるため、判定登録情報T3から、未燃石炭と共通する性状であり且つ同一の組み合わせの石炭で構成される燃焼済石炭の情報を抽出し、かかる情報に基づいて正確な予測値を導出できる。従って、予測プログラム1は、未燃石炭のクリンカの発生量を正確に予測することができる。
また、本実施形態に係る予測プログラム1は、単一種の石炭に関する情報が格納されている区分情報T4を用いることによって、未燃石炭の性状や構成(石炭の組み合わせ)に近い石炭の情報(クリンカの発生量)を仮想的に構築したうえで未燃石炭のクリンカの発生量を予測できるため、性状及び構成の両方が未燃石炭と完全に一致する燃焼済石炭の情報が判定登録情報T3に設定されていなくても、未燃石炭のクリンカの発生量を正確に予測することができる。
より具体的に説明すると、共通性抽出手段70によって、未燃石炭と性状が共通する一方、石炭の組み合わせが異なる燃焼済石炭の情報が複数抽出された場合、抽出された燃焼済石炭のそれぞれを構成している石炭のうち、該燃焼済石炭に含まれている頻度が高い種類(主にリストアップされている種類)の石炭に対応する名称情報T41の石炭が属する区分の区分条件T40(区分条件T40に設定されているクリンカの発生量)を抽出する。
そして、抽出した区分条件T40に設定されているクリンカの発生量に基づいて仮想的に構築したクリンカの発生量は、未燃石炭と性状が同一であり且つ構成が近い石炭を燃焼させた際に発生するクリンカの発生量に相当するため、未燃石炭と燃焼済石炭との間に生じている構成の差を抑えたうえで、未燃石炭のクリンカの発生量を予測できる。
また、共通性抽出手段70によって、未燃石炭と性状も構成も異なる燃焼済石炭の情報しか抽出されなかった場合においても、抽出された燃焼済石炭のそれぞれを構成している石炭のうち、該燃焼済石炭に含まれている頻度が高い種類(主にリストアップされている種類)の石炭に対応する名称情報T41の石炭が属する区分の区分条件T40を抽出する。
共通性抽出手段70によって抽出された燃焼済石炭の情報は、未燃石炭の性状と最も共通性が高い燃焼済石炭の情報であるため、抽出した区分条件T40に設定されているクリンカの発生量に基づいて仮想的に構築したクリンカの発生量は、未燃石炭と性状と構成が近い石炭を燃焼させた際に発生するクリンカの発生量に相当する。従って、未燃石炭と燃焼済石炭との間に生じている性状及び構成の差を抑えたうえで、未燃石炭のクリンカの発生量を予測することもできる。
なお、本発明の予測プログラム及び予測装置は、上記一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を行うことは勿論である。
上記実施形態において、第一性状情報D15には、二つの第一炭種名情報D10,D12が含まれていたが、例えば、第一性状情報D15に含まれる第一炭種名情報D10,D12は、一つであっても、三つ以上であってもよい。また、第一性状情報D15に含まれる第一比率情報D11,D13の数や、画面に表示した炭種入力フォーム、比率入力フォームの数は、第一炭種名情報D10,D12の数に合わせて設定されていればよい。
上記実施形態において、第一性状情報D15には8つの第一項目情報D15aが含まれていたが、第一性状情報D15には少なくとも1つの第一項目情報D15aが含まれていればよい。また、画面に表示した数値入力フォームF6の数は、第一項目情報D15aの数に合わせて設定されていればよい。
上記実施形態において、特に言及しなかったが、予測プログラム1を構成する各手段と、分類情報T1、管理情報T2、判定登録情報T3、区分情報T4とは、一つの端末9に組み込まれていてもよいし、予測プログラム1を構成する各手段が端末9に組み込まれ、端末9に接続された別の端末に分類情報T1、管理情報T2、判定登録情報T3、区分情報T4が組み込まれていてもよい。
上記実施形態において、分類情報T1、管理情報T2、判定登録情報T3、区分情報T4は、テーブル形式で構築されていたが、データの形式(構造)は、特に限定されない。
1…予測プログラム、2…入力手段、3…分類手段、4…石炭情報設定手段、5…比較準備手段、6…共通性判定手段、7…抽出手段、8…予測手段、9…端末、70…共通性抽出手段、71…抽出手段、72…個別抽出手段、90…バス、B1…入力ボタン、B2…比較ボタン、B3…判定ボタン、D1…未燃石炭情報、D10,D12…第一炭種名情報、D11,D13…第一比率情報、D14…第一灰分情報、D15…第一性状情報、D15a…第一項目情報、D15b…第一数値情報、D15c…第一分類情報、D2…燃焼済石炭情報、D20,D22…第二炭種名情報、D21,D23…第二比率情報、D24…第二灰分情報、D25…第二性状情報、D25a…第二項目情報、D25b…第二数値情報、D25c…第二分類情報、D25d…判定結果情報、D26…発生量情報、F1,F3…炭種名入力フォーム、F2,F4…比率入力フォーム、F5…灰分入力フォーム、F6…数値入力フォーム、F7…分類出力フォーム、I…入力装置、O…表示装置、T1…分類情報、T10…分類項目情報、T11…分類基準情報、T110…閾値情報、T12…分類種別情報、T120…属性情報、T13…分類対象情報、T14…分類結果情報、T2…管理情報、T20…管理用識別情報、T21,T23…管理用炭種名情報、T22,T24…管理用比率情報、T25…管理用灰分情報、T26…管理用性状情報、T260…管理用分類情報、T27…管理用実測値、T3…判定登録情報、T30…判定用識別情報、T31,T33…判定用炭種名情報、T32,T34…判定用比率情報、T35…判定用灰分情報、T36…判定用性状情報、T360…判定用分類情報、T37…共通性判定結果情報、T38…判定用実測値、T4…区分情報、T40…区分条件、T41…名称情報、W…操作画面
本発明のクリンカの発生量予測プログラムは、コンピュータを、クリンカの発生量の予測対象とする石炭の性状を表す第一性状情報に対する、過去に燃焼させた石炭ごとの性状を表す複数の第二性状情報であって、燃焼時のクリンカの発生量を表す発生量情報が個々に関連付けられている複数の第二性状情報のそれぞれの共通性を判定する共通性判定手段と、前記複数の第二性状情報のうち、前記第一性状情報との共通性が最も高い第二性状情報を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出した第二性状情報に関連付けられている前記発生量情報に基づいて、前記予測対象とする石炭からのクリンカの発生量を予測する予測手段として機能させ、前記第一性状情報には、前記予測対象とする石炭の性状を表す要素の項目である少なくとも一つの第一項目情報と、該少なくとも一つの第一項目情報毎に関連付けられている第一数値情報であって、前記予測対象とする石炭の性状を表す要素を数値で表す第一数値情報とが含まれ、前記第二性状情報には、前記過去に燃焼させた石炭の性状を表す要素の項目である第二項目情報と、該第二項目情報毎に関連付けられている第二数値情報であって、前記過去に燃焼させた石炭の性状を表す要素を数値で表す第二数値情報と、該第二数値情報の数値の高さに応じた分類を示す第二分類情報とが含まれ、前記共通性判定手段が前記共通性を判定する前に、前記第一項目情報に対して、該第一項目情報に関連付けられている第一数値情報の数値の高さに応じた分類を示す第一分類情報をさらに関連付ける分類手段と、前記共通性判定手段が前記第一分類情報と前記第二分類情報とに基づいて前記共通性を判定する処理とを前記コンピュータに機能させる
さらに、過去に燃焼させた石炭と予測対象とする石炭の性状を表す要素の数値の一致・不一致ではなく、過去に燃焼させた石炭と予測対象とする石炭の性状を表す要素の分類の一致・不一致に基づいて共通性を判定するため、過去に燃焼させた石炭のうち、予測対象とする石炭と同一性状の石炭に加えて、予測対象とする石炭と同種の性状の石炭も抽出することができる。

Claims (3)

  1. コンピュータを、クリンカの発生量の予測対象とする石炭の性状を表す第一性状情報に対する、過去に燃焼させた石炭ごとの性状を表す複数の第二性状情報であって、燃焼時のクリンカの発生量を表す発生量情報が個々に関連付けられている複数の第二性状情報のそれぞれの共通性を判定する共通性判定手段と、前記複数の第二性状情報のうち、前記第一性状情報との共通性が最も高い第二性状情報を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出した第二性状情報に関連付けられている前記発生量情報に基づいて、前記予測対象とする石炭からのクリンカの発生量を予測する予測手段として機能させるクリンカの発生量予測プログラム。
  2. 前記第一性状情報には、前記予測対象とする石炭の性状を表す要素の項目である少なくとも一つの第一項目情報と、該少なくとも一つの第一項目情報毎に関連付けられている第一数値情報であって、前記予測対象とする石炭の性状を表す要素を数値で表す第一要素情報とが含まれ、前記第二性状情報には、前記過去に燃焼させた石炭の性状を表す要素の項目である第二項目情報と、該第二項目情報毎に関連付けられている第二数値情報であって、前記過去に燃焼させた石炭の性状を表す要素を数値で表す第二数値情報と、該第二数値情報の数値の高さに応じた分類を示す第二分類情報とが含まれ、前記共通性判定手段が前記共通性を判定する前に、前記第一項目情報に対して、該第一項目情報に関連付けられている第一要素情報の数値の高さに応じた分類を示す第一分類情報をさらに関連付ける分類手段と、前記共通性判定手段が前記第一分類情報と前記第二分類情報とに基づいて前記共通性を判定する処理とを前記コンピュータに機能させる請求項1に記載のクリンカの発生量予測プログラム。
  3. 上記請求項1又は請求項2のクリンカの発生量予測プログラムが組み込まれたクリンカの発生量予測装置。
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