JP2018172045A - 燃料電池車 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行時における後続車への排出した水の付着を抑制することが可能な燃料電池車を提供する。【解決手段】車両Sに燃料電池11を搭載した燃料電池車10であって、燃料電池11から排出される水Wを貯留する貯留部15と、軸方向に沿うスリット18を有するとともにスリット18を上方へ向けて車両Sの幅方向に沿って配置され、貯留部15から水Wが送り込まれる排水パイプ17と、車両Sの走行時における走行風Aを取り入れ、排水パイプ17のスリット18からあふれ出して膜状に流れ落ちる水Wに対して車両Sの前方側から走行風Aを乱流Arにして吹き付けるエアカッタ20と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池車に関する。
燃料電池を搭載した燃料電池車としては、後方側において下方に向かって開口するように排出口パイプが取り付けられ、この排出口パイプからガスとともに燃料電池で生成された水が排出されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−74273号公報
ところで、排出口パイプから排出される水は、走行時における走行風によって細分化されて後方へ飛ばされるが、排出される水が大きな水滴となって排出されると、飛ばされた水滴が後続車に付着するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、走行時における後続車への排出した水の付着を抑制することが可能な燃料電池車を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池車は、
車両に燃料電池を搭載した燃料電池車であって、
前記燃料電池から排出される水を貯留する貯留部と、
軸方向に沿うスリットを有するとともに前記スリットを上方へ向けて前記車両の幅方向に沿って配置され、前記貯留部から前記水が送り込まれる排水パイプと、
前記車両の走行時における走行風を取り入れ、前記排水パイプの前記スリットからあふれ出して膜状に流れ落ちる前記水に対して車両の前方側から前記走行風を乱流にして吹き付けるエアカッタと、
を備える。
この構成の燃料電池車によれば、排水パイプのスリットからあふれ出して下方へ膜状に流れる水に対して、走行風を乱流にして吹き付けることで、水を細かい粒径の飛沫に細分化させることができる。これにより、車両の走行時における後続車への水の飛沫の付着を抑制でき、後続車への影響を抑制できる。
本発明の燃料電池車によれば、走行時における後続車への排出した水の付着を抑制することが可能な燃料電池車を提供することができる。
本実施形態に係る燃料電池車の概略構成図である。 気液分離器及び排水パイプの構造を示す図であって、(a)は気液分離器及び排水パイプの車両前方側から視た概略正面図、(b)は排水パイプの概略断面図である。 車両の下部の構造を説明する燃料電池車の下部における車両の前後方向に沿う概略断面図である。 エアカッタの導風路の吹出口に設けられた乱流形成板を説明する図であって、(a)から(d)は、それぞれ概略正面図である。 ガス排気管の出口におけるガスの流れを示す概略断面図である。 参考例に係る燃料電池車のガス排気管の出口付近の車両の前後方向に沿う概略断面図である。 後続車への水の飛沫の影響を示す図であって、(a)は参考例に係る燃料電池車の後続車の側面図、(b)は本実施形態に係る燃料電池車の後続車の側面図である。 エアカッタの変形例を示す図であって、(a)は車両の前後方向に沿う概略側断面図、(b)は概略裏面図である。 エアカッタの変形例を示す図であって、(a)は車両の前後方向に沿う概略側断面図、(b)は概略裏面図である。
以下、本発明に係る燃料電池車の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る燃料電池車の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る燃料電池車10は、燃料電池11を備えている。燃料電池11は、高分子電解質膜を有した、いわゆる固体高分子型燃料電池からなる複数のセルを備えている。燃料電池11の各セルは、高分子電解質膜の表裏に水素及び空気が流されることにより、高分子電解質膜において、水素と空気に含まれる酸素とが電気化学反応して発電する。
燃料電池11には、ガス排気管12が接続されており、燃料電池11から排出される空気オフガスが送り出される。また、燃料電池11には、水素循環系配管13が接続されており、燃料電池11から排出される水素オフガスが送り出される。
図2は、気液分離器及び排水パイプの構造を示す図であって、(a)は気液分離器及び排水パイプの車両前方側から視た概略正面図、(b)は排水パイプの概略断面図である。
図2(a)に示すように、水素循環系配管13は、気液分離器14を備えている。気液分離器14は、燃料電池11の発電に伴って生成された生成水などの水Wを水素オフガスから分離する。気液分離器14で水Wが分離された水素オフガスの一部は、再び燃料ガスとして燃料電池11へ供給される。
気液分離器14は、水素オフガスから分離した水Wを貯留する貯留部15を有している。貯留部15には、連結パイプ16を介して排水パイプ17が接続されている。排水パイプ17は、車両Sの下部において、幅方向に沿って配置されている。図2(b)に示すように、排水パイプ17は、軸方向に沿うスリット18を有しており、このスリット18を上方へ向けて配置されている。この排水パイプ17には、連結パイプ16を介して気液分離器14の貯留部15から水Wが送り込まれる。この排水パイプ17に送り込まれた水Wは、排水パイプ17の上方に向けられたスリット18からあふれ出して膜状に流れ落ちる。
上記構成の燃料電池車10では、燃料電池11の発電に伴って生成される水Wは、気液分離器14の貯留部15に貯留される。この貯留部15に貯留された水Wは、連結パイプ16を通して排水パイプ17へ送られ、排水パイプ17から流れ落ちる。
図3は、車両の下部の構造を説明する燃料電池車の下部における車両の前後方向に沿う概略断面図である。図4は、エアカッタの導風路の吹出口に設けられた乱流形成板を説明する図であって、(a)から(d)は、それぞれ概略正面図である。図5は、ガス排気管の出口におけるガスの流れを示す概略断面図である。
図3に示すように、車両Sの下部には、エアカッタ20が設けられている。このエアカッタ20は、車両Sにおける排水パイプ17よりも前方側に配置されている。エアカッタ20は、導風路21と、乱流形成板22とを有している。
導風路21は、その一端が取入口21aとされ、他端が吹出口21bとされている。取入口21aは、車両Sの前方側へ向けられて開口されており、吹出口21bは、車両Sの後方側へ向けられている。導風路21は、その中間が屈曲され、取入口21aに対して吹出口21bが上方に配置されている。吹出口21bは、排水パイプ17から膜状に流れ落ちる水Wの落下箇所の前方側に配置されている。導風路21には、燃料電池車10の走行時における走行風Aが取入口21aから取り入れられる。そして、取り入れられた走行風Aは、吹出口21bから車両Sの後方へ向かって噴出される。
乱流形成板22は、導風路21における吹出口21bに設けられている。乱流形成板22は、吹出口21bから噴出される走行風Aに乱流Arを形成する。乱流形成板22は、図4(a)に示すように、縦方向に沿う複数のスリット23aを有している。そして、この乱流形成板22では、吹出口21bから噴出される走行風Aがスリット23aを通過することで下流側に乱流Arが形成される。なお、乱流形成板22としては、図4(b)に示すように、横方向に沿う複数のスリット23bを有するもの、図4(c)に示すように、複数の窓部23cを有する格子状に形成されたもの、あるいは複数の丸孔23dを有するものでもよい。
また、燃料電池車10では、ガス排気管12が、排水パイプ17に対して車両Sの後方側に隣接する位置に配置されている。このガス排気管12は、その出口12aが下方へ向けられている。これにより、ガス排気管12から排出されるガスGは、排水パイプ17から流れ落ちる水Wに沿って下方へ排出される。このガス排気管12から排出されるガスGには、図5に示すように、その周囲に渦状の乱流Grが形成される。
ところで、図6に示すように、貯留部15の水Wをガス排気管12から車両Sの下方へガスGとともに直接排出する構造であると、水Wは、ガス排気管12の壁面に付着したり滞留することで塊となる。この水Wの塊は細分化することなく安定した状態でガス排気管12に溜まる。この水Wの塊は、走行時に車外へ排出されると、走行風Aによって分解されて飛沫Wdとなるが、もともと大きな水Wの塊は飛沫Wdとなっても大きな水滴径のままとなる。図7(a)に示すように、この大きな水滴径の水Wの飛沫はWd、慣性が大きいため、後続車Srのボディやフロントウインドに付着するおそれがある。
これに対して、本実施形態に係る燃料電池車10では、排水パイプ17のスリット18からあふれ出す水Wが膜状になって安定した状態で流れ落ちる。そして、この膜状に流れ落ちる水Wに対して、エアカッタ20によって乱流Arにされて吹出口21bから噴出される走行風Aが吹き付けられて不安定な状態とされる。また、エアカッタ20によって不安定な状態とされた水Wは、ガス排気管12から噴き出されるガスGの渦状の乱流Grによってさらに不安定化される。これにより、水Wは細分化された粒径の小さい微細な飛沫Wdとされ、その後、図7(b)に示すように、走行風Aによって後方側へ飛ばされる。この微細な飛沫Wdは、慣性が小さいため、後続車Srには付着せずに空中を浮遊する。
このように、本実施形態に係る燃料電池車10によれば、排水パイプ17のスリット18からあふれ出して下方へ膜状に流れる水Wに対して、エアカッタ20によって走行風Aを乱流Arにして吹き付けることで、排出する水Wを細かい粒径の飛沫Wdに細分化させることができる。これにより、燃料電池車10の走行時における後続車Srへの水Wの飛沫Wdの付着を抑制でき、後続車Srへの影響を抑制できる。
なお、エアカッタ20は、上記構成のものに限らない。例えば、図8(a)(b)に示すように、車両Sの前方へ向かって側板20aが広がる平面視扇状としたり、図9(a)(b)に示すように、車両Sの後方へ角部を向けた平面視三角形状の導風路21を有する構成としてもよい。また、エアカッタ20としては、取入口21aから取り入れた走行風Aが上下面等の壁面にぶつかることで走行風Aに振動を生じさせる導風路21を備えたものでもよい。
10 燃料電池車
11 燃料電池
15 貯留部
17 排水パイプ
18 スリット
20 エアカッタ
A 走行風
Ar 乱流
S 車両
W 水

Claims (1)

  1. 車両に燃料電池を搭載した燃料電池車であって、
    前記燃料電池から排出される水を貯留する貯留部と、
    軸方向に沿うスリットを有するとともに前記スリットを上方へ向けて前記車両の幅方向に沿って配置され、前記貯留部から前記水が送り込まれる排水パイプと、
    前記車両の走行時における走行風を取り入れ、前記排水パイプの前記スリットからあふれ出して膜状に流れ落ちる前記水に対して車両の前方側から前記走行風を乱流にして吹き付けるエアカッタと、
    を備える燃料電池車。
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