JP2018171950A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ接続作業を行い易く、かつコンパクトな電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】電動パワーステアリング装置100は、入力シャフト13と出力シャフト15に亘って取付けられ操舵トルクを検出するトルクセンサ40と、トルクセンサ40とコントローラ30とを電気的に接続するケーブル36と、を備え、トルクセンサ40は、ケーブル36が接続されるコネクタ49を備え、ハウジング5は、トルクセンサ40を収容する第1ハウジング50と、第2ハウジング60と、を有し、第1ハウジング50は、ケーブル36を第1ハウジング50内に引き込むための引込口54bを有し、引込口54bとコネクタ49との間のケーブル36の一部は、トルクセンサ40のケース本体41の底面42aと、底面42aに対向する第2ハウジング60の端面65との間に収納される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
特許文献1には、ハウジング本体に貫通形成された窓孔を通じてハウジング本体内に引き込まれるハーネスを介して電動モータの駆動を制御するECUとトルクセンサの制御基板とが接続される電動パワーステアリング装置が開示されている。ハーネスは、トルクセンサの制御基板に設けられたコネクタに接続される。
特開2014−55910号公報
特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置では、図3に示された入力軸、出力軸、及びトルクセンサからなるアッシーをハウジング本体に組み付けた後に、ハウジング本体内に引き込まれたハーネスをトルクセンサのコネクタに接続し、最後に、ハウジングカバーがハウジング本体に締結される。
特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置では、トルクセンサが円筒状のハウジング本体内に収容されるため、トルクセンサのコネクタは、ハウジング本体内に位置する。そのため、ハーネスをコネクタに接続する際には、コネクタは外部に露出しておらず、コネクタ接続作業を行い難い。
コネクタ接続作業を行い易くするために、ハウジング本体の内径を大きくしてコネクタを接続するための作業スペースを確保することが考えられる。しかし、この場合には、電動パワーステアリング装置が大型化してしまい車両への搭載性が悪化する。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、コネクタ接続作業を行い易く、かつコンパクトな電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、電動パワーステアリング装置であって、入力シャフトと出力シャフトに亘って取付けられ操舵トルクを検出するトルクセンサと、入力シャフト、出力シャフト、及びトルクセンサを収容するハウジングと、トルクセンサと電動モータの駆動を制御するコントローラとを電気的に接続する信号線と、を備え、トルクセンサは、ケース本体と、信号線が接続されるコネクタと、を備え、ハウジングは、トルクセンサを収容し、入力シャフトを回転自在に支持する第1ハウジングと、第1ハウジングと締結され、出力シャフトを回転自在に支持する第2ハウジングと、を有し、第1ハウジングは、信号線を第1ハウジング内に引き込むための引込口を有し、引込口とコネクタとの間の信号線の一部は、トルクセンサのケース本体の底面と、底面に対向する第2ハウジングの端面との間に収納されることを特徴とする。
第1の発明では、トルクセンサは第1ハウジングに収容され第2ハウジングには収容されないため、第1ハウジングが第2ハウジングに締結される前の状態では、トルクセンサのコネクタは第2ハウジングから露出した状態となる。したがって、第1ハウジングの引込口を通じて第1ハウジング内へ引き込まれた信号線をコネクタへ接続する作業を容易に行うことができる。また、引込口とコネクタとの間の信号線の一部は、トルクセンサのケース本体の底面と、その底面に対向する第2ハウジングの端面との間に収納されるため、第1ハウジング内には引込口を通じて信号線が引き込まれるにもかかわらず、第1ハウジングに信号線を収納するための専用のスペースを設ける必要がない。したがって、第1ハウジングをコンパクトに構成することができる。
第2の発明は、トルクセンサのケース本体は、第2ハウジングの端面との間に信号線の一部を収納する収納部と、引込口及びコネクタから延びる信号線が横切る非収納部と、を有し、収納部の外周面と第1ハウジングの内周面との隙間は、非収納部の外周面と第1ハウジングの内周面との隙間よりも小さいことを特徴とする。
第2の発明では、引込口及びコネクタから延びる信号線がケース本体の底面と第2ハウジングの端面との間へ導かれ易い一方、ケース本体の底面と第2ハウジングの端面との間に収納されている信号線がトルクセンサ側へ移動してしまうことが防止される。
第3の発明は、収納部の外周面と第1ハウジングの内周面との隙間は、信号線の直径よりも小さいことを特徴とする。
第3の発明では、ケース本体の底面と第2ハウジングの端面との間に収納されている信号線がトルクセンサ側へ移動してしまうことがより効果的に防止される。
第4の発明は、第2ハウジングの端面には、内側への信号線の移動を規制する壁部が形成されることを特徴とする。
第4の発明では、ケース本体の底面と第2ハウジングの端面との間に収納されている信号線が出力シャフトに接触することが防止される。
本発明によれば、コネクタ接続作業を行い易く、かつコンパクトな電動パワーステアリング装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の断面図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の平面図である。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の斜視図であり、第1ハウジングの図示を省略している。 本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の平面図であり、第1ハウジングの図示を省略している。 電動パワーステアリング装置の組み立て手順を示す図であり、コネクタ接続前の状態を示す。 電動パワーステアリング装置の組み立て手順を示す図であり、コネクタ接続後の状態を示す。 電動パワーステアリング装置の組み立て手順を示す図であり、第1ハウジングの回転途中の状態を示す。 電動パワーステアリング装置の組み立て手順を示す図であり、第1ハウジングの回転途中の状態を示す。 電動パワーステアリング装置の組み立て手順を示す図であり、第1ハウジングと第2ハウジングを締結した状態を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置100について説明する。
電動パワーステアリング装置100は、車両に搭載され、ドライバによるステアリングホイール1の操舵を補助する装置である。
本実施形態では、図1に示すように、ドライバによる操舵トルクと電動モータ21による操舵補助トルクとがそれぞれ独立してラックシャフト12に入力されるデュアルピニオン式の電動パワーステアリング装置100について説明する。
まず、図1を参照して、電動パワーステアリング装置100の全体構成について説明する。
電動パワーステアリング装置100は、ドライバの操舵によるステアリングホイール1の回転に応じて車輪2を転舵させる転舵機構10と、ドライバの操舵を補助するアシスト機構20と、ドライバによってステアリングホイール1を通じて入力される操舵トルクを検出するトルクセンサ40と、トルクセンサ40の検出結果に基づいて電動モータ21の駆動を制御するコントローラ30と、を備える。
転舵機構10は、ステアリングホイール1の回転に応じて回転するステアリングシャフト11と、ステアリングシャフト11の回転に応じて車輪2を転舵させるラックシャフト12と、を有する。
ステアリングシャフト11は、ドライバによるステアリングホイール1の操舵に伴って回転する入力シャフト13と、車輪2を転舵するラックシャフト12に連係する出力シャフト15と、入力シャフト13と出力シャフト15を連結するトーションバー14と、を有する。
出力シャフト15の下部には、ラックシャフト12に形成されたラック12aと噛み合う第1ピニオン16が形成される。ステアリングホイール1が操舵されると、ステアリングシャフト11が回転し、その回転が第1ピニオン16及びラック12aによってラックシャフト12の直線運動に変換され、ナックルアーム4を介して車輪2が転舵される。なお、出力シャフト15の下部に第1ピニオン16が形成される構成に代えて、ラックシャフト12に噛み合うピニオンシャフトと出力シャフト15とをインターミディエートシャフトを介して連結する構成であってもよい。
アシスト機構20は、操舵補助トルクの動力源である電動モータ21と、電動モータ21の駆動力が伝達されるピニオン軸22と、電動モータ21の回転を減速してピニオン軸22に伝達する減速機構3と、を有する。減速機構3は、電動モータ21の出力軸に連結されるウォームシャフト3aと、ウォームシャフト3aと噛み合うと共にピニオン軸22に連結されるウォームホイール3bと、を有する。
ピニオン軸22の下部には、ラックシャフト12に形成されたラック12aと噛み合う第2ピニオン23が形成される。電動モータ21が回転すると、減速機構3を介してピニオン軸22が回転し、その回転が第2ピニオン23及びラック12aによってラックシャフト12の直線運動に変換され、ラックシャフト12に操舵補助トルクが付与される。
トルクセンサ40は、入力シャフト13と出力シャフト15との回転角度差に基づいてトーションバー14に付与される操舵トルクを検出する。
トルクセンサ40の制御基板47(図2参照)とコントローラ30とは、信号線としてのケーブル36を介して電気的に接続される。ケーブル36を通じて、コントローラ30からトルクセンサ40への電源の供給が行われると共に、トルクセンサ40にて検出された操舵トルク信号がコントローラ30へ出力される。
次に、図2〜6を参照して、電動パワーステアリング装置100の構造について詳しく説明する。
図2及び5に示すように、入力シャフト13、トーションバー14、出力シャフト15、及びトルクセンサ40は、一体部品のアッシー70として構成される。具体的には、入力シャフト13と出力シャフト15はトーションバー14を介して連結され、トルクセンサ40は入力シャフト13と出力シャフト15に亘って取り付けられる。アッシー70は、ハウジング5内に収容される。
ハウジング5は、ボルト18を介して締結される第1ハウジング50と第2ハウジング60を有する。第2ハウジング60は、ラックシャフト12を収容するラックハウジング90と一体に形成される。なお、第2ハウジング60とラックハウジング90とを別体に形成してもよい。
入力シャフト13は、ブッシュ6を介して第1ハウジング50に回転自在に支持される。出力シャフト15は、転がり軸受7及びニードル軸受8を介して第2ハウジング60に回転自在に支持される。入力シャフト13の下部側と出力シャフト15の上部側との間には、ブッシュ9が介装される。ブッシュ6、転がり軸受7、ニードル軸受8、及びブッシュ9は、他の種類の軸受であってもよい。
入力シャフト13の軸心には、下端面に開口する中空部が形成され、その中空部内にトーションバー14が収容される。トーションバー14の上部側は、ピン17を介して入力シャフト13に連結される。トーションバー14の下端部は、入力シャフト13の中空部の下端開口部より突出し、セレーション14aを介して出力シャフト15に連結される。トーションバー14は、ステアリングホイール1を介して入力シャフト13に入力される操舵トルクを出力シャフト15に伝達し、その操舵トルクに応じて軸中心にねじれ変形する。このように、入力シャフト13と出力シャフト15はトーションバー14の捩れ量に応じて相対回転し、トルクセンサ40はその相対回転による入力シャフト13と出力シャフト15の回転角度差に基づいて操舵トルクを検出する。
トルクセンサ40は、入力シャフト13と一体に回転する金属製の第1センサロータ45と、出力シャフト15と一体に回転する金属製の第2センサロータ46と、操舵トルクを検出してその信号をコントローラ30へ出力する制御基板47と、制御基板47を収容するケース本体41と、第1ハウジング50に係合して第1ハウジング50に対するケース本体41の相対回転を規制するための係合部48と、ケーブル36が接続されるコネクタ49と、を有する。
ケース本体41は、入力シャフト13が挿通する略環状形状であり、入力シャフト13に対して相対回転自在に設けられる。具体的には、入力シャフト13の外周面に設けられたスリーブ44の外周面に相対回転自在に取り付けられる。
図2,5,及び6に示すように、ケース本体41は、制御基板47を収容する大径部42と、大径部42よりも小径な小径部43と、を有する。
係合部48は、ケース本体41の小径部43の外周から径方向に突出して形成される。係合部48の先端部48aが第1ハウジング50の内周面に形成された回転止め部(図示せず)に係合する。これにより、ケース本体41は第1ハウジング50に固定され、第1ハウジング50に対するケース本体41の相対回転が規制される。
コネクタ49は、ケース本体41の大径部42の上面に配置される。コネクタ49は、取付口49aを有するメス形状のコネクタである。取付口49aには、ケーブル36の先端に設けられたオス形状のコネクタ37が挿入される。コネクタ49は、取付口49aの軸方向、つまりコネクタ49に対するコネクタ37の抜き差し方向が入力シャフト13の軸方向と垂直となる向きに設けられる。
図2に示すように、第1センサロータ45は、スリーブ44の外周面に圧入された圧入部45aと、圧入部45aの外周面から径方向に放射状に延びて形成され、周方向に所定間隔を空けて配置された複数のプレート部45bと、を有する。
第2センサロータ46は、出力シャフト15の外周面に圧入された圧入部46aと、圧入部46aの外周面から径方向に放射状に延びて形成され、周方向に所定間隔を空けて配置された複数のプレート部46bと、を有する。
制御基板47は、ケース本体41内に固定され、第1センサロータ45のプレート部45bと第2センサロータ46のプレート部46bとの間に配置される。制御基板47には、検出コイルパターンがパターニングによって形成される。検出コイルパターンは、入力シャフト13と出力シャフト15の回転角度差、つまり第1センサロータ45と第2センサロータ46の回転角度差に伴う磁界の変化を検出することによって、操舵トルクを検出する。このように、トルクセンサ40は、検出コイルパターンで検出したインダクタンス変化に基づいて操舵トルクを検出するインダクタンス式センサである。
トルクセンサ40は、第1ハウジング50内に収容される。トルクセンサ40はインダクタンス式センサであるため、第1ハウジング50が金属製である場合には、第1ハウジング50がトルクセンサ40の検出精度に悪影響を及ぼしてしまう。したがって、第1ハウジング50は樹脂製である。第2ハウジング60はトルクセンサ40を収容しないため、金属製、具体的にはアルミニウム製である。
図2〜4に示すように、第1ハウジング50は、小径部51と、小径部51と比較して大きい内径を有する大径部52と、第1ハウジング50と第2ハウジング60を締結するためのボルト18が挿入されるフランジ部53と、ケーブル36を保持するケーブルホルダ31が取り付けられる取付部54と、を有する。
小径部51の内周面には、入力シャフト13を回転自在に支持するブッシュ6が設けられる。小径部51の端部の開口部には、入力シャフト13の外周面に摺接するシール部材95が設けられる。シール部材95によって、第1ハウジング50内への異物の侵入が防止される。
大径部52は、小径部51の端部から径方向に延びる環状の底部52aと、円筒状の胴部52bと、有する略有底筒状に形成される。大径部52の内部には、トルクセンサ40が収容される。
フランジ部53は、大径部52の胴部52bの外周面から径方向外側に突出して形成される。
取付部54は、大径部52及び小径部51の外周面から径方向外側に突出して形成され、端面54aが入力シャフト13の軸方向と平行に平面状に形成される。取付部54の端面54aには、ケーブルホルダ31の一部が挿入される引込口54bが貫通して形成される。ケーブル36及びコネクタ37は、引込口54bを通じて第1ハウジング50内に引き込まれる。引込口54bは、ケーブルホルダ31に保持されたケーブル36が、トルクセンサ40に向かって引き込まれるように、第1ハウジング50の径方向に延びて形成される。
ケーブルホルダ31は、取付部54の引込口54bに挿入される挿入部32と、取付部54の端面54aに平行に延びる非挿入部33とを有するL字形状である。挿入部32は、引込口54bの内側開口縁に係止されるフック32aを有する。フック32aによって、引込口54bからの挿入部32の抜けが防止される。非挿入部33の外周面には、取付部54の端面54aに接触して、挿入部32の所定以上の挿入を規制する鍔部33aが形成される。このように、フック32aと鍔部33aによって、第1ハウジング50に対してケーブルホルダ31が位置決めされる。
挿入部32の外周には、引込口54bの内周面に密着する環状のシール部材93が設けられる。シール部材93によって、引込口54bを通じて第1ハウジング50へ雨水や泥水が侵入するのが防止される。
第2ハウジング60は、大径部61と、大径部61と比較して小さい内径を有する小径部62と、第1ハウジング50と第2ハウジング60を締結するためのボルト18が挿入されるフランジ部63と、を有する。
大径部61は、出力シャフト15が挿通すると共に軸受7が収容される中空部64と、第1ハウジング50の大径部52内の空間を封止する環状の端面65と、端面65の外周縁から突出して形成され第1ハウジング50の大径部52の胴部52bと係合する環状の周壁66と、端面65の内周縁から突出して形成される環状の壁部67と、を有する。
中空部64の内周面には、段部61aと、係止部材としてスナップリング96が嵌合する環状溝61bとが軸方向に間隔を空けて形成される。軸受7は、その外輪が段部61aとスナップリング96との間で挟持されることによって、中空部64の内周面に固定される。また、軸受7は、その内輪が出力シャフト15に形成された段部15aと出力シャフト15の外周面に装着された係止部材としてスナップリング97との間で挟持されることによって、出力シャフト15の外周面に固定される。このように、出力シャフト15の上部側は、軸受7を介して第2ハウジング60に回転自在に支持されると共に、第2ハウジング60に対する出力シャフト15の軸方向への移動が軸受7によって規制される。
小径部62は、出力シャフト15に形成された第1ピニオン16を取り囲むように形成される。小径部62には、ラックハウジング90の内部と連通する開口部62aが形成される。第1ピニオン16とラックシャフト12のラック12aとは、開口部62aを通じて噛み合う。ラック12aは、ラックハウジング90に収容されたコイルスプリング98によって付勢され、第1ピニオン16とのバックラッシュが低減される。
小径部62の底部は、開口部を蓋によって封止する構成ではなく、袋状構造であるため防水性に優れる。小径部62の下部には、他の部分よりも内径が小さく、ニードル軸受8が収容される軸受収容部62bが形成される。出力シャフト15の先端部15bは、ニードル軸受8を介して第2ハウジング60に回転自在に支持される。
大径部61の周壁66の内周面には、環状の段部66aが形成される。大径部61の端面65には、周壁66に隣接して環状溝65aが形成される。第1ハウジング50の胴部52bの端面52cには、外側から順に、環状の第1インロー部52dと、第1インロー部52dよりも軸方向の長さが長い環状の第2インロー部52eとが形成される。
第1ハウジング50と第2ハウジング60は、胴部52bの端面52cと周壁66の端面66bとが当接した状態で、フランジ部53,63に亘って挿入されるボルト18によって締結される。第1ハウジング50と第2ハウジング60が締結された状態では、第1インロー部52dが周壁66の内周面に嵌合するため、第1ハウジング50と第2ハウジング60の径方向へのずれが規制される。また、第1ハウジング50と第2ハウジング60が締結された状態では、第1インロー部52dと周壁66の段部66aとの間に両者の間をシールする環状のOリング92が設けられると共に、第2インロー部52eが環状溝65aに挿入される。
第1ハウジング50と第2ハウジング60が締結された状態では、大径部61の端面65がトルクセンサ40に対向する。トルクセンサ40はインダクタンス式センサであるため、トルクセンサ40が金属製の第2ハウジング60に近接して配置される場合には、第2ハウジング60がトルクセンサ40の検出精度に悪影響を及ぼしてしまうおそれがある。そこで、トルクセンサ40は、ケース本体41の大径部42の底面42aと大径部61の端面65との間に軸方向に所定の隙間99を空けて配置される。所定の隙間99の寸法は、第1ハウジング50の胴部52bの軸方向長さによって設定される。
以下では、主に図7A〜7Eを参照して、電動パワーステアリング装置100の組み立て方法について説明する。
まず、入力シャフト13、トーションバー14、出力シャフト15、トルクセンサ40、及び軸受7を、一体部品のアッシー70として組み立てる。
次に、第1ハウジング50と第2ハウジング60を締結する前に、アッシー70を第2ハウジング60に組み込んで固定する。以下に、具体的に説明する。アッシー70の軸受7の外輪が第2ハウジング60の段部61aに当接するまで、アッシー70の出力シャフト15を第2ハウジング60の小径部62内に挿入する。この際、出力シャフト15の先端部15bは、小径部62の軸受収容部62bに収容されたニードル軸受8内に挿入される。
この状態で、第2ハウジング60の環状溝61b内にスナップリング96を嵌合し、軸受7を第2ハウジング60に固定する。具体的には、治具等を利用して、C字状のスナップリング96を収縮させて中空部64内に挿入し、その収縮を開放することにより環状溝61b内に嵌め込む。第2ハウジング60の大径部61には、トルクセンサ40を取り囲むような周壁は形成されておらず、また、環状溝61bは中空部64の入口側(上部側)に形成されるため、治具等を利用した場合であっても、容易にスナップリング96を環状溝61b内に嵌め込むことができる。このように、スナップリング96を環状溝61b内に嵌め込む作業のみで、アッシー70を第2ハウジング60に固定することができる。アッシー70が第2ハウジング60に固定された状態では、トルクセンサ40のコネクタ49は、図7Aに示すように、第2ハウジング60から露出した状態となる。
第2ハウジング60に対する出力シャフト15の固定は軸受7のみによって成され、出力シャフト15の先端側は転がり軸受によって支持されずにニードル軸受8内に挿入されるだけの簡便な構造である。したがって、電動パワーステアリング装置100の製造コストを低減することができる。
アッシー70を第2ハウジング60に固定する作業と並行して、ケーブル36を保持したケーブルホルダ31の挿入部32を、フック32aが引込口54bの内側開口縁に係止されるまで、引込口54b内に挿入する。これにより、ケーブルホルダ31は第1ハウジング50に固定され、ケーブル36及びその先端のコネクタ37は、引込口54bを通じて第1ハウジング50内に引き込まれる。
引込口54bを通じて第1ハウジング50内に引き込まれるケーブル36の長さは、トルクセンサ40のコネクタ49へのコネクタ37の接続作業を容易にするために、ある程度の長さを有する。そのため、図7Aに示すように、ケーブル36及びその先端のコネクタ37は、第1ハウジング50に支持され吊り下げられた状態となる。
第1ハウジング50内に引き込まれるケーブル36の長さは、図7Aに示すように、第2ハウジング60から露出するトルクセンサ40のコネクタ49が第1ハウジング50によって隠れないように第1ハウジング50と第2ハウジング60が離れた状態であっても、ケーブル36先端のコネクタ37がトルクセンサ40のコネクタ49に届くように調整される。
次に、トルクセンサ40のコネクタ49にケーブル36先端のコネクタ37を接続する作業、及び第1ハウジング50と第2ハウジング60の締結作業を行う。以下に詳しく説明する。
まず、図7Aに示すように、第2ハウジング60に対する第1ハウジング50の相対位置を調整する。具体的には、第1ハウジング50に吊り下げられたコネクタ37が、トルクセンサ40のコネクタ49近傍に位置するように、第2ハウジング60に対する第1ハウジング50の軸方向及び回転方向の位置を調整する。
次に、図7Bに示すように、第1ハウジング50に吊り下げられたコネクタ37を、トルクセンサ40のコネクタ49に接続する。トルクセンサ40のコネクタ49は、第2ハウジング60から露出し、かつ第1ハウジング50によって覆われていない状態であるため、コネクタ37をトルクセンサ40のコネクタ49に容易に接続することができる。
次に、図7C及び7Dに示すように、第1ハウジング50を第2ハウジング60に近付けながら、第1ハウジング50を第2ハウジング60に対して回転させる(図7C及び7Dでは時計回りに回転させる)。この際、第1ハウジング50を第2ハウジング60に近付けることによって撓んだケーブル36を、トルクセンサ40のケース本体41の底面42aと第2ハウジング60の端面65との間の隙間99に収納させる。このように、第1ハウジング50内のケーブル36の一部は、トルクセンサ40のケース本体41の底面42aと、その底面42aに対向する第2ハウジング60の端面65との間に収納される。以下では、ケーブル36が収納される隙間99を収納空間99とも称する。
ケーブル36の一部が収納される収納空間99は、金属製の第2ハウジング60がトルクセンサ40の検出精度に悪影響を及ぼさないようにするための空間であり、デットスペースである。ケーブル36は、ハウジング5内のデットスペースを利用して収納される。したがって、ケーブル36を収納するための専用の空間をハウジング5内に設ける必要がないため、ハウジング5をコンパクトに構成することができる。
第2ハウジング60の端面65には、内周縁から突出して形成される環状の壁部67が形成される。収納空間99に収納されたケーブル36の内側への移動は壁部67によって規制されるため、ケーブル36が出力シャフト15に接触することが防止される。壁部67とケース本体41の底面42aとの隙間は、ケーブル36の直径よりも小さくするのが好ましい。これにより、ケーブル36が出力シャフト15に接触することが、より一層防止される。
図7Eに示すように、第1ハウジング50を第2ハウジング60に対して略180度回転させた後、トルクセンサ40の係合部48の先端部48aを第1ハウジング50の内周面に形成された回転止め部に係合させつつ、第1ハウジング50の第1インロー部52dを第2ハウジング60の周壁66の内周面に嵌合させ、第1ハウジング50のフランジ部53と第2ハウジング60のフランジ部63とを合せる。最後に、ボルト18を用いて第1ハウジング50と第2ハウジング60を締結する。
第1ハウジング50を第2ハウジング60が締結された状態では、第1ハウジング50の引込口54bとトルクセンサ40のコネクタ49とは、周方向に略180度離れて配置される。このように、ハウジング5内に収容されるケーブル36は、引込口54bからコネクタ49までの半周分の長さを有し、その一部がトルクセンサ40のケース本体41の底面42aと第2ハウジング60の端面65との間の収納空間99に収納させる。
ハウジング5内に収容されるケーブル36の長さが長いと、コネクタ37をトルクセンサ40のコネクタ49へ接続する作業を容易に行うことができるというメリットがある一方、コスト増加や、第1ハウジング50と第2ハウジング60を締結する際に、両者の間にケーブル36が噛み込み易くなるというデメリットがある。また、ハウジング5内に収容されるケーブル36の長さが短いと、コスト低減のメリットがある一方、コネクタ37をトルクセンサ40のコネクタ49に接続し難いというデメリットがある。このようなメリット及びデメリットを考慮すれば、ハウジング5内に収容されるケーブル36の長さは、第1ハウジング50の引込口54bとトルクセンサ40のコネクタ49とが周方向に90〜180度離れる程度の長さが好ましい。
トルクセンサ40のケース本体41の大径部42は、図5及び6に示すように、第2ハウジング60の端面65との間にケーブル36の一部を収納する収納部80を有する。つまり、収納部80の底面42aと第2ハウジング60の端面65との間に収納空間99が区画される。収納部80は、第1ハウジング50の内周面に沿う円弧状の外周面80aを有する。また、トルクセンサ40のケース本体41の大径部42は、ケーブル36を収納しない非収納部81を有する。非収納部81は、直線状の外周面81aを有し、引込口54b及びコネクタ49に対応する位置に設けられる。引込口54b及びコネクタ49から延びるケーブル36は、略L字状に折れ曲がった後、非収納部81の外周面81aを横切って収納空間99へと導かれる。
収納部80の外周面80aと第1ハウジング50の内周面との隙間は、非収納部81の外周面81aと第1ハウジング50の内周面との隙間よりも小さい。したがって、引込口54b及びコネクタ49から延びるケーブル36は収納空間99へ導かれ易い一方、収納空間99に収納されているケーブル36が収納空間99からトルクセンサ40側(上方)へ移動してしまうことが防止される。
収納部80の外周面80aと第1ハウジング50の内周面との隙間は、収納空間99からのケーブル36の移動を確実に防止するために、ケーブル36の直径よりも小さく設定するのが好ましい。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
トルクセンサ40は第1ハウジング50に収容され第2ハウジング60には収容されないため、第1ハウジング50が第2ハウジング60に締結される前の状態では、トルクセンサ40のコネクタ49は第2ハウジング60から露出した状態となる。また、ケーブル36はある程度の長さを有する。したがって、第1ハウジング50の引込口54bを通じて第1ハウジング50内へ引き込まれたケーブル36をコネクタ49へ接続する作業を容易に行うことができる。また、引込口54bとコネクタ49との間のケーブル36の一部は、トルクセンサ40のケース本体41の底面42aと、その底面42aに対向する第2ハウジング60の端面65との間の収納空間99に収納されるため、第1ハウジング50内には引込口54bを通じてある程度の長さを有するケーブル36が引き込まれるにもかかわらず、第1ハウジング50にケーブル36を収納するための専用のスペースを設ける必要がない。したがって、第1ハウジング50をコンパクトに構成することができる。よって、コネクタ接続作業を行い易く、かつコンパクトな電動パワーステアリング装置100を提供することができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
電動パワーステアリング装置100は、操舵トルクが入力される入力シャフト13と、トーションバー14を介して入力シャフト13と連結される出力シャフト15と、入力シャフト13と出力シャフト15に亘って取付けられ、操舵トルクを検出するトルクセンサ40と、入力シャフト13、出力シャフト15、及びトルクセンサ40を収容するハウジング5と、トルクセンサ40の検出結果に基づいて、操舵補助トルクを発生する電動モータ21と、トルクセンサ40と電動モータ21の駆動を制御するコントローラ30とを電気的に接続するケーブル(信号線)36と、を備え、トルクセンサ40は、ケース本体41と、ケーブル36が接続されるコネクタ49と、を備え、ハウジング5は、トルクセンサ40を収容し、入力シャフト13を回転自在に支持する第1ハウジング50と、第1ハウジング50と締結され、出力シャフト15を回転自在に支持する第2ハウジング60と、を有し、第1ハウジング50は、ケーブル36を第1ハウジング50内に引き込むための引込口54bを有し、引込口54bとコネクタ49は、周方向に互いに離れて配置され、引込口54bとコネクタ49との間のケーブル36の一部は、トルクセンサ40のケース本体41の底面42aと、底面42aに対向する第2ハウジング60の端面65との間に収納される。
この構成では、トルクセンサ40は第1ハウジング50に収容され第2ハウジング60には収容されないため、第1ハウジング50が第2ハウジング60に締結される前の状態では、トルクセンサ40のコネクタ49は第2ハウジング60から露出した状態となる。したがって、第1ハウジング50の引込口54bを通じて第1ハウジング50内へ引き込まれたケーブル36をコネクタ49へ接続する作業を容易に行うことができる。また、引込口54bとコネクタ49との間のケーブル36の一部は、トルクセンサ40のケース本体41の底面42aと、その底面42aに対向する第2ハウジング60の端面65との間に収納されるため、第1ハウジング50内には引込口54bを通じてケーブル36が引き込まれるにもかかわらず、第1ハウジング50にケーブル36を収納するための専用のスペースを設ける必要がない。したがって、第1ハウジング50をコンパクトに構成することができる。よって、コネクタ接続作業を行い易く、かつコンパクトな電動パワーステアリング装置100を提供することができる。
また、トルクセンサ40のケース本体41は、第2ハウジング60の端面65との間にケーブル36の一部を収納する収納部80と、引込口54b及びコネクタ49から延びるケーブル36が横切る非収納部81と、を有し、収納部80の外周面80aと第1ハウジング50の内周面との隙間は、非収納部81の外周面81aと第1ハウジング50の内周面との隙間よりも小さい。
この構成では、引込口54b及びコネクタ49から延びるケーブル36がケース本体41の底面42aと第2ハウジング60の端面65との間へ導かれ易い一方、ケース本体41の底面42aと第2ハウジング60の端面65との間に収納されているケーブル36がトルクセンサ40側へ移動してしまうことが防止される。
また、収納部80の外周面80aと第1ハウジング50の内周面との隙間は、ケーブル36の直径よりも小さい。
この構成では、ケース本体41の底面42aと第2ハウジング60の端面65との間に収納されているケーブル36がトルクセンサ40側へ移動してしまうことがより効果的に防止される。
また、第2ハウジング60の端面65には、内側への信号線の移動を規制する壁部67が形成される。
この構成では、ケース本体41の底面42aと第2ハウジング60の端面65との間に収納されているケーブル36が出力シャフト15に接触することが防止される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
(1)トルクセンサ40は、ステアリングシャフト11の絶対回転角度を検出するアングルセンサの機能も有する構成であってもよい。つまり、トルクセンサ40は、トルクアングルセンサであってもよい。
(2)上記実施形態では、ラックシャフト12に形成されたラック12aと噛み合う第1ピニオン16が出力シャフト15に形成されたピニオンタイプの電動パワーステアリング装置100について説明した。しかし、出力シャフト15にピニオンが形成されないコラムタイプの電動パワーステアリング装置であってもよい。
(3)上記実施形態では、ドライバによる操舵トルクと電動モータ21による操舵補助トルクとがそれぞれ独立してラックシャフト12に入力されるデュアルピニオン式の電動パワーステアリング装置100について説明した。しかし、ドライバによる操舵トルクと電動モータ21による操舵補助トルクとが共通のステアリングシャフト11を介してラックシャフト12に入力されるシングルピニオン式の電動パワーステアリング装置であってもよい。その場合には、アシスト機構20は、出力シャフト15に設けられる。
(4)上記実施形態では、トルクセンサ40がインダクタンス式センサである場合について説明した。しかし、トルクセンサ40は磁気式センサであってもよく、トルク検出方法は限定されない。
(5)上記実施形態では、第1ハウジング50は樹脂製であり、第2ハウジング60は金属製である場合について説明した。しかし、第1ハウジング50及び第2ハウジング60の材料は限定されない。トルクセンサ40のトルク検出方法や、トルクセンサ40に対する第1ハウジング50及び第2ハウジング60の位置関係等に応じて、第1ハウジング50及び第2ハウジング60の材料が選定される。
100・・・電動パワーステアリング装置、5・・・ハウジング、7・・・転がり軸受、13・・・入力シャフト、15・・・出力シャフト、21・・・電動モータ、30・・・コントローラ、31・・・ケーブルホルダ、36・・・ケーブル(信号線)、37・・・コネクタ、40・・・トルクセンサ、41・・・ケース本体、42・・・大径部、42a・・・底面、47・・・制御基板、49・・・コネクタ、50・・・第1ハウジング、54b・・・引込口、60・・・第2ハウジング、65・・・端面、67・・・壁部、70・・・アッシー、80・・・収納部、81・・・非収納部、99・・・隙間・収納空間

Claims (4)

  1. 電動パワーステアリング装置であって、
    操舵トルクが入力される入力シャフトと、
    トーションバーを介して前記入力シャフトと連結される出力シャフトと、
    前記入力シャフトと前記出力シャフトに亘って取付けられ、前記操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    前記入力シャフト、前記出力シャフト、及び前記トルクセンサを収容するハウジングと、
    前記トルクセンサの検出結果に基づいて、操舵補助トルクを発生する電動モータと、
    前記トルクセンサと前記電動モータの駆動を制御するコントローラとを電気的に接続する信号線と、を備え、
    前記トルクセンサは、
    ケース本体と、
    前記信号線が接続されるコネクタと、を備え、
    前記ハウジングは、
    前記トルクセンサを収容し、前記入力シャフトを回転自在に支持する第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングと締結され、前記出力シャフトを回転自在に支持する第2ハウジングと、を有し、
    前記第1ハウジングは、前記信号線を前記第1ハウジング内に引き込むための引込口を有し、
    前記引込口と前記コネクタは、周方向に互いに離れて配置され、
    前記引込口と前記コネクタとの間の前記信号線の一部は、前記トルクセンサの前記ケース本体の底面と、当該底面に対向する前記第2ハウジングの端面との間に収納されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記トルクセンサの前記ケース本体は、
    前記第2ハウジングの前記端面との間に前記信号線の一部を収納する収納部と、
    前記引込口及び前記コネクタから延びる前記信号線が横切る非収納部と、を有し、
    前記収納部の外周面と前記第1ハウジングの内周面との隙間は、前記非収納部の外周面と前記第1ハウジングの内周面との隙間よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記収納部の外周面と前記第1ハウジングの内周面との隙間は、前記信号線の直径よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記第2ハウジングの前記端面には、内側への前記信号線の移動を規制する壁部が形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の電動パワーステアリング装置。
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