JP2018171937A - 床下用ダブルスキン構造体、車両床下構造体、及び車両 - Google Patents

床下用ダブルスキン構造体、車両床下構造体、及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、他のダブルスキン構造体と接合させる際の位置合わせを容易に行うことが可能で、かつ簡便な構造で車両床下の強度を向上可能な床下用ダブルスキン構造体、車両床下構造体、及び車両を提供することを目的とする。【解決手段】両端部に配置された一対の第1薄肉部41A,41B、及び一対の第1薄肉部41A,41Bの内側に配置された第1厚肉部43を含む第1上板35と、第1上板35の下方に間隔を空けて配置され、両端部に配置された一対の第2薄肉部45A,45Bと、一対の第2薄肉部45A,45Bの内側に配置された第2厚肉部47を含む第1下板36と、第1上板35及び第1下板36と一体構造をなしており、かつ第1上板35と第1下板36とを接続する第1リブ群38と、第1厚肉部43、第2厚肉部47、及び一対の厚肉リブ55A,55Bで構成された補強体40を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、床下用ダブルスキン構造体、車両床下構造体、及び車両に関する。
車両のうちの1つである鉄道車両(例えば、特許文献1参照)の車体として、軽量化に優れたダブルスキン構造体が適用されている。
ダブルスキン構造体は、上板及び下板と、複数のリブと、を有する。上板及び下板は、車両の上下方向に離間させた状態で配置されている。複数のリブは、上板と下板との間に配置され、上板と下板とを接続している。上板、下板、及び複数のリブは、薄肉化された板である。このような構成とされたダブルスキン構造体は、押出成形法を用いて製造される。
ダブルスキン構造体を用いて車両床下構造体を構成する場合、車両の前後方向に延在する複数のダブルスキン構造体を車両の幅方向に配置させ、互いに隣り合うダブルスキン構造体同士を接合させる。具体的には、例えば、上板同士、及び下板同士が接合される。
上述したように、ダブルスキン構造体は、薄肉化された板で構成されている。このため、ダブルスキン構造体は、互いに隣り合うダブルスキン構造体の端部(接合位置)の位置合わせを容易に行うことが可能である。
一方、ダブルスキン構造体は、薄肉化された板で構成されているため、強度が弱い。そこで、車両床下構造体の強度を向上させるために、車両の前後方向に延在する中梁を別途準備し、車両床下構造体を構成するダブルスキン構造体の下面側に中梁を溶接することが行われている。
特許第3625779号公報
しかしながら、車両床下構造体に対して中梁を溶接する場合、中梁の全長にわたって溶接を行う必要があり、非常に煩雑であった。
そこで、本発明は、他のダブルスキン構造体の接合位置に対する位置合わせを容易に行うことが可能で、かつ簡便な構造で車両床下構造体の強度を向上可能な床下用ダブルスキン、車両床下構造体、及び車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体は、車両の床下を構成する床下用ダブルスキン構造体であって、前記車両の前後方向に延びる第1上板と、前記第1上板の下方に間隔を空けて配置され、前記車両の前後方向に延びる第1下板と、前記第1上板及び前記第1下板と一体構造をなしており、前記第1上板と前記第1下板との間に設けられ、前記第1上板と前記第1下板とを接続する複数のリブで構成される第1リブ群と、を備え、前記第1上板は、前記車両の幅方向の両端部を構成する一対の第1薄肉部と、該一対の第1薄肉部よりも厚さの厚い第1厚肉部と、を含み、前記第1下板は、前記車両の幅方向の両端部を構成する一対の第2薄肉部と、該一対の第2薄肉部よりも厚さの厚い第2厚肉部と、を含み、前記第1リブ群は、前記車両の幅方向に間隔を空けて配置され、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部とを接続するとともに、前記第1薄肉部及び前記第2薄肉部よりも厚さの厚い一対の厚肉リブを含み、前記第1厚肉部、前記第2厚肉部、及び前記一対の厚肉リブが補強体を構成する。
本発明によれば、第1上板、第1下板、及び第1リブ群を含む床下用ダブルスキン構造体(車両床下構造体の強度を向上させる補強体を含む)を一体構造とすることで、補強体を第1下板と別体として第1下板の下面側に補強体を溶接する必要がなくなる。これにより、簡便な構造で車両床下構造体の強度を向上させることができる。
また、他のダブルスキン構造体と接続される第1上板及び第1下板の車両の幅方向の両端部を第1薄肉部及び第2薄肉部で構成することで、第1厚肉部及び第2厚肉部と比較して、第1上板及び第1下板の車両の幅方向の両端の変形を容易に行うことが可能となる。
これにより、床下用ダブルスキン構造体の車両の幅方向の両端に他のダブルスキン構造体を接合させる際、他のダブルスキン構造体の端に対する床下用ダブルスキン構造体の端の位置合わせを容易に行うことができる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記補強体は、前記車両の前後方向に対して直交する平面を閉空間となるよう区画としてもよい。
このような構成とすることで、補強体のうち、空間を区画する部分に溝や開口部等が存在しなくなるため、補強体の強度の低下を抑制できる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記第2厚肉部、及び前記一対の第2薄肉部は、水平方向に対して隣接して配置されており、前記第2厚肉部、及び前記一対の第2薄肉部は、前記車両の幅方向において一体構造をなしてもよい。
このような構成とすることで、床下用ダブルスキン構造体を押出成形法により製造する際に、押出成形途中(製造途中)の床下用ダブルスキン構造体に反りが発生しにくくなる。したがって、押出成形法を用いて、床下用ダブルスキン構造体を容易に製造することができる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記一対の厚肉リブは、前記一対の第2薄肉部の下方に延出しており、前記第2厚肉部は、前記一対の第2薄肉部よりも下方に配置させてもよい。
このような構成とすることで、従来のダブルスキン構造体の下面側に固定された中梁の下面の高さに合わせることが可能となる。
これにより、第2厚肉部と直接或いは間接的に接続される部材の仕様(例えば、厚さや長さ等)を変更することなく、車両床下構造体に床下用ダブルスキン構造体を適用することができる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記一対の厚肉リブは、鉛直方向から前記第1厚肉部と前記第2厚肉部とを接続してもよい。
このように、鉛直方向から一対の厚肉リブが第1厚肉部と第2厚肉部とを接続する一対の厚肉リブを有することで、上下方向の荷重に対する補強体の強度を高めることができる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記第1リブ群は、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部とを接続する一対の傾斜リブを含み、前記一対の傾斜リブは、前記第2厚肉部から前記第1厚肉部に向かうにつれて、該一対の傾斜リブの間隔が広がる方向に傾斜してもよい。
このような構成とすることで、第2の厚肉部が下方から受ける荷重を斜め方向に逃がすことが可能となる。これにより、第2の厚肉部が下方から受ける荷重を分散させることができる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部は、平板であり、前記補強体は、該補強体の中心位置を通過するとともに、前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部に対して直交し、かつ前記車両の前後方向に対して平行な第1平面に対して左右対称であってもよい。
このような構成することにより、補強体の左半分の構造体と右半分の構造体とが同じ構造となるため、補強体の左半分の構造体と右半分の構造体との強度の差を小さくすることができる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部は、平板であり、前記補強体のうち、少なくとも前記第1厚肉部、前記第2厚肉部、及び前記一対の厚肉リブよりなる構造体は、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部との中間位置を通過するとともに前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部に対して平行な第2平面に対して、上下対称であってもよい。
このような構成することで、補強体の上部及び下部における強度の差を小さくすることができる。
また、本発明の一態様に係る床下用ダブルスキン構造体において、前記第1厚肉部、及び前記一対の第1薄肉部は、水平方向に対して隣接して配置され、かつ前記第1厚肉部、及び前記一対の第1薄肉部は、前記車両の幅方向において一体構造をなしており、前記一対の第1薄肉部、前記一対の第2薄肉部、前記第1厚肉部、前記第2厚肉部、及び前記一対の厚肉リブを含む構造体は、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部との中間位置を通過するとともに、前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部に対して平行な第2平面に対して上下対称であってもよい。
このような構成とすることで、床下用ダブルスキン構造体を押出成形法を用いて製造する際に、製造途中の床下用ダブルスキン構造体に押出成形時の熱収縮に起因する反りが発生しにくくなる。これにより、押出成形法を用いて、一対の第1薄肉部、一対の第2薄肉部、及び補強体を含む構造体を精度良く成形することができる。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る車両床下構造体は、上記床下用ダブルスキン構造体と、前記車両の幅方向において、前記床下用ダブルスキン構造体と隣り合う位置に設けられた他のダブルスキン構造体と、を備え、前記車両の前後方向に延びる第2上板と、前記第2上板の下方に間隔を空けて配置され、前記車両の前後方向に延びる第2下板と、前記第2上板及び前記第2下板と一体構造をなしており、前記第2上板と前記第2下板との間に設けられ、前記第2上板と前記第2下板とを接続する第2リブ群と、を備え、前記第2上板の端は、前記第1上板の端と接続されており、前記第2下板の端は、前記第1下板の端と接続されていてもよい。
このような構成とすることで、車両床下構造体のうち、補強が必要な部分に床下用ダブルスキン構造体を配置させ、補強が不要な部分には補強体を備えていない他のダブルスキン構造体を配置させて、床下用ダブルスキン構造体と他のダブルスキン構造体とを接合(例えば、摩擦撹拌接合)させることが可能となる。
これにより、ダブルスキン構造体に補強体を溶接する必要がなくなるため、簡便な構造で車両の車両床下構造体の強度の向上を図ることができる。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る車両は、上記車両床下構造体を備えてもよい。
このような構成とすることで、下方から受ける荷重に対する車両床下構造体の強度を高めることができる。
また、本発明の一態様に係る車両において、前記床下用ダブルスキン構造体を構成する第2厚肉部の下方に設けられた枕ばねを備えてもよい。
このような構成とすることで、車両床下構造体の下方から受ける荷重に対する車両床下構造体の強度を高めることができる。
本発明によれば、他のダブルスキン構造体の端に対する床下用ダブルスキン構造体の端の位置合わせを容易に行うことができるとともに、かつ簡便な構造で車両床下構造体の強度を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る車両の概略構成を示す正面図である。 図1に示す車両床下構造体及び一対の側梁の平面図である。 図2に示す車両床下構造体のB−B線方向の断面図である。 図3に示す床下用ダブルスキン構造体を拡大した断面図である。 図3に示すダブルスキン構造体を拡大した断面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る床下用ダブルスキン構造体の概略構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両床下構造体の一部を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図5を参照して、第1の実施形態の車両10について説明する。図1では、車両10の一例として、軌道式車両を例に挙げて図示する。図1、及び図3〜図5において、X方向は車両10の幅方向、Z方向は車両10の上下方向及び高さ方向(鉛直方向でもある)をそれぞれ示している。図2において、Y方向はX方向及びZ方向に対して直交する車両10の前後方向、Oは中心位置Aを通過する床下用ダブルスキン構造体32の中心線Oをそれぞれ示している。中心位置Aは、第1厚肉部43と第2厚肉部47との中間位置でもある。
図4において、Aは補強体40の中心位置(以下、「中心位置A」という)、Lは中心位置Aを通過するとともに、第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交し、かつY方向に対して平行な第1平面(以下、「第1平面L」という)をそれぞれ示している。図1〜図5において、図1〜図5に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
なお、第1の実施形態では、車両10の一例として、軌道2の幅方向の両側部に設けられたサイドガイド型のガイドレール3によって案内されて軌道2の走行路4上を走行する軌道式車両を例に挙げて説明する。
車両10は、車体15と、プレート17と、ボルト18Aと、ナット18Bと、走行装置22と、を有する。
車体15は、車体の床下を構成する車両床下構造体25と、一対の側梁27A,27Bと、一対の側壁部29A,29Bと、天井部(図示せず)と、を有する。
車両床下構造体25は、X方向に離間した状態で配置された一対の側梁27A,27Bの間に設けられている。車両床下構造体25は、Y方向に延在する2つの床下用ダブルスキン構造体32と、Y方向に延在する3つのダブルスキン構造体33(他のダブルスキン構造体)と、有する。
車両床下構造体25は、ダブルスキン構造体33と、床下用ダブルスキン構造体32と、がX方向に対して交互に配置された構成とされている。
なお、図1及び図2に示す床下用ダブルスキン構造体32及びダブルスキン構造体33の各々の数は、一例であって、これらの数に限定されない。
床下用ダブルスキン構造体32は、第1上板35と、第1下板36と、第1リブ群38と、を備え、かつ補強体40を含んだ構成とされている。床下用ダブルスキン構造体32は、例えば、アルミニウム合金等の軽量の合金を押出成形することで製造される。
第1上板35は、Y方向に延在している。第1上板35は、一対の第1薄肉部41A,41Bと、補強体40を構成する第1厚肉部43と、を有する。
一対の第1薄肉部41A,41Bは、Y方向に延在するとともに、第1上板35のX方向の両端部を構成している。第1薄肉部41Aは、X方向に配置された端35Aを含む。第1薄肉部41Bは、X方向に配置された端35Bを含む。
一対の端35A,35B(両端)は、それぞれ接合部60を介することで、床下用ダブルスキン構造体32の両側に配置されたダブルスキン構造体33と接続されている。
接合部60としては、例えば、摩擦撹拌接合時に形成される摩擦撹拌接合部を用いることが可能である。この場合、接合部60は、第1上板35の端35A,35Bの一部を構成する材料とダブルスキン構造体33の端を構成する材料とが溶融後に固化したもので構成される。
第1厚肉部43は、Y方向に延在するとともに、第1薄肉部41Aと第1薄肉部41Bとの間に設けられている。第1厚肉部43、及び一対の第1薄肉部41A,41Bは、水平方向に対して隣接して配置されている。第1厚肉部43は、X方向において一対の第1薄肉部41A,41Bに対して一体構造とされている。つまり、第1厚肉部43及び一対の第1薄肉部41A,41Bは、一体成形されている。
第1厚肉部43は、一対の第1薄肉部41A,41Bよりも厚さの厚い部分である。また、第1厚肉部43の上面43aは、Z方向において一対の第1薄肉部41A,41Bの上面41aと同じ高さに配置されている。つまり、一対の第1薄肉部41A,41Bの上面41a及び第1厚肉部43の上面43aで構成される第1上板35の上面35aは、平面とされている。
これにより、第1厚肉部43は、一対の第1薄肉部41A,41Bの下面41bよりも下方側に突出している。第1厚肉部43の厚さは、例えば、一対の第1薄肉部41A,41Bの厚さの2〜4倍の厚さに設定することが可能である。第1厚肉部43としては、例えば、平板を用いることが可能である。
第1下板36は、第1上板35の下方に第1上板35から離間した状態で配置されている。第1下板36は、Y方向に延在している。
第1下板36は、一対の第2薄肉部45A,45Bと、補強体40を構成する第2厚肉部47と、を有する。
一対の第2薄肉部45A,45Bは、Y方向に延在するとともに、第1下板36のX方向の両端部を構成している。第2薄肉部45A,45Bの上面45aは、Z方向において第1薄肉部41A,41Bの下面41bと対向している。
第2薄肉部45Aは、X方向に配置された端36Aを含む。第2薄肉部45Bは、X方向に配置された端36Bを含む。
一対の端36A,36Bは、それぞれ接合部60を介することで、床下用ダブルスキン構造体32の両側に配置されたダブルスキン構造体33と接続されている。
一対の第2薄肉部45A,45Bの厚さは、例えば、一対の第1薄肉部41A,41Bの厚さと同じ厚さにすることが可能である。
第2厚肉部47は、第2薄肉部45Aと第2薄肉部45Bとの間に設けられている。第2厚肉部47の厚さは、一対の第2薄肉部45A,45Bの厚さよりも厚い。
第2厚肉部47、及び一対の第2薄肉部45A,45Bは、水平方向に対して隣接して配置されている。第2厚肉部47は、X方向において一対の第2薄肉部45A,45Bに対して一体構造とされている。つまり、第2厚肉部47及び一対の第2薄肉部45A,45Bは、一体成形されている。
このように、X方向において、第2厚肉部47と一対の第2薄肉部45A,45Bとを一体構造とすることで、Z方向における第2厚肉部47の位置と一対の第2薄肉部の位置との差を小さくすることが可能となる。
これにより、床下用ダブルスキン構造体32を押出成形法により製造する際に、押出成形途中(製造途中)の床下用ダブルスキン構造体32に反りが発生しにくくなるため、床下用ダブルスキン構造体32を容易に製造することができる。
第2厚肉部47は、第1厚肉部43の下方に離間した状態で、第1厚肉部43と対向している。これにより、第2厚肉部47の上面47aは、第1厚肉部43の下面43bと対向している。
第2厚肉部47のX方向の幅は、例えば、第1厚肉部43のX方向の幅と同じ大きさとすることが可能である。また、第2厚肉部47の厚さは、例えば、第1厚肉部43の厚さと同じ厚さにすることが可能である。第2厚肉部47としては、例えば、平板を用いることが可能である。
第1リブ群38は、第1上板35及び第1下板36と一体構造をなしている。つまり、第1リブ群38は、第1上板35及び第1下板36と一体成形されている。
第1リブ群38は、補強体40を構成する一対の第1垂直リブ51A,51B、一対の厚肉リブ55A,55B、及び一対の第1傾斜リブ56A,56Bと、一対の第2垂直リブ53A,53Bと、一対の第2傾斜リブ58A,58Bと、を有する。
一対の第1垂直リブ51A,51Bは、X方向に対して離間した状態で、第1厚肉部43と第2厚肉部47との間に配置されている。一対の第1垂直リブ51A,51Bは、Y方向に延在している。一対の第1垂直リブ51A,51Bは、第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交している。
第1垂直リブ51Aは、Z方向から第1厚肉部43の一方の端と第2厚肉部47の一方の端とを接続している。第1垂直リブ51Bは、Z方向から第1厚肉部43の他方の端と第2厚肉部47の他方の端とを接続している。
一対の第1垂直リブ51A,51Bの厚さは、第1厚肉部43及び第2厚肉部47の厚さよりも薄い。一対の第1垂直リブ51A,51Bの厚さは、例えば、第1薄肉部41A,41B及び第2薄肉部45A,45Bと同じ厚さにすることが可能である。
第2垂直リブ53Aは、一方の端部を構成する第1薄肉部41Aと一方の端部を構成する第2薄肉部45Aとの間に設けられている。第2垂直リブ53Aは、Y方向に延在している。
第2垂直リブ53Aは、第1薄肉部41A及び第2薄肉部45Aに対して直交している。第2垂直リブ53Aは、第1薄肉部41Aの一方の端部と第2薄肉部45Aの一方の端部とをZ方向から接続している。
第2垂直リブ53Bは、他方の端部を構成する第1薄肉部41Bと他方の端部を構成する第2薄肉部45Bとの間に設けられている。第2垂直リブ53Bは、Y方向に延在している。
第2垂直リブ53Bは、第1薄肉部41B及び第2薄肉部45Bに対して直交している。第2垂直リブ53Bは、第1薄肉部41Bの他方の端部と第2薄肉部45Bの他方の端部とをZ方向(上下方向)から接続している。
一対の第2垂直リブ53A,53Bの厚さは、第1厚肉部43及び第2厚肉部47の厚さよりも薄い。一対の第2垂直リブ53A,53Bの厚さは、例えば、第1薄肉部41A,41B及び第2薄肉部45A,45Bと同じ厚さにすることが可能である。
一対の厚肉リブ55A,55Bは、X方向に対して離間した状態で、第1厚肉部43と第2厚肉部47との間に配置されている。一対の厚肉リブ55A,55Bは、第1垂直リブ51Aと第1垂直リブ51Bとの間に配置されている。
一対の厚肉リブ55A,55Bは、Y方向に延在している。一対の厚肉リブ55A,55Bは、第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交している。一対の厚肉リブ55A,55Bは、Z方向から第1厚肉部43と第2厚肉部47とを接続している。
一対の厚肉リブ55A,55Bの厚さは、第1薄肉部41A,41B、第2薄肉部45A,45B、一対の第1垂直リブ51A,51B、一対の第2垂直リブ53A,53B、一対の第1傾斜リブ56A,56B、及び一対の第2傾斜リブ58A,58Bの厚さよりも厚い。
一対の厚肉リブ55A,55Bの厚さは、例えば、第1厚肉部43及び第2厚肉部47の厚さと同じ厚さにすることが可能である。
このように、一対の厚肉リブ55A,55Bにより、Z方向から第1厚肉部43と第2厚肉部47とを接続させることで、車両10のZ方向の荷重に対する強度を高めることが可能となる。これにより、一対の厚肉リブ55A,55Bを含む補強体40の強度を高めることができる。
第1傾斜リブ56Aは、第1垂直リブ51Aと厚肉リブ55Aとの間に設けられている。第1傾斜リブ56Aは、Y方向に延在している。
第1傾斜リブ56Aは、第2厚肉部47と厚肉リブ55Aとの接続位置から第1厚肉部43と第1垂直リブ51Aとの接続位置に向かう方向に傾斜している。第1傾斜リブ56Aは、第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して傾斜している。第1傾斜リブ56Aは、第1厚肉部43と第2厚肉部47とを斜め方向から接続している。
第1傾斜リブ56Bは、第1垂直リブ51Bと厚肉リブ55Bとの間に設けられている。第1傾斜リブ56Bは、Y方向に延在している。
第1傾斜リブ56Bは、第2厚肉部47と厚肉リブ55Bとの接続位置から第1厚肉部43と第1垂直リブ51Bとの接続位置に向かう方向(第1傾斜リブ56Aの傾斜方向とは逆の方向)に傾斜している。第1傾斜リブ56Bは、第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して傾斜している。第1傾斜リブ56Bは、第1厚肉部43と第2厚肉部47とを斜め方向から接続している。
上記構成とされた第1傾斜リブ56A,56Bは、第2厚肉部47から第1厚肉部43に向かうにつれて、第1傾斜リブ56Aと第1傾斜リブ56Bとの間隔が広がる方向に傾斜している。
このように、第1厚肉部43と第2厚肉部47とを接続するとともに、第2厚肉部47から第1厚肉部43に向かうにつれて間隔が広がる方向に傾斜する第1傾斜リブ56A,56Bを有することで、第2厚肉部47が下方から受ける荷重を斜め方向(第1傾斜リブ56A,56Bの傾斜方向)に逃がすことが可能となる。これにより、第2厚肉部47が下方から受ける荷重を分散させることができる。
第2傾斜リブ58Aは、Y方向に延在しており、第1垂直リブ51Aと第2垂直リブ53Aとの間に設けられている。第2傾斜リブ58Aは、隣り合う位置に設けられた第1傾斜リブ56Aとは逆方向に傾斜した状態で、第1薄肉部41Aと第2薄肉部45Aとを接続している。
第2傾斜リブ58Bは、Y方向に延在しており、第1垂直リブ51Bと第2垂直リブ53Bとの間に設けられている。第2傾斜リブ58Bは、隣り合う位置に設けられた第1傾斜リブ56Bとは逆方向に傾斜した状態で、他方の第1薄肉部41Bと他方の第2薄肉部45Bとを接続している。
なお、図4に示す第1垂直リブ51A,51B、第2垂直リブ53A,53B、第1傾斜リブ56A,56B、及び第2傾斜リブ58A,58Bの形状及び数は、一例であり、図4に示す形状及び数に限定されない。
補強体40は、先に説明した第1厚肉部43、第2厚肉部47、一対の第1垂直リブ51A,51B、一対の厚肉リブ55A,55B、一対の第1傾斜リブ56A,56B、及び空間62を有する。
空間62は、第1厚肉部43、第2厚肉部47、及び厚肉リブ55A,55BによりX方向及びZ方向が区画されている。空間62は、Y方向に延在している。補強体40は、Y方向に対して直交する平面(仮想平面)を閉空間となるよう区画している。補強体40は、仮想平面の周囲を囲むように配置されている。
なお、本発明における「閉空間」とは、床下用ダブルスキン構造体32及び他の部品が組み立てられて床下用ダブルスキン構造体32が車両10の一部となった状態において、空間62がX方向及びZ方向に配置された他の空間(空間62の外側に形成された空間)と連通していない空間のことを言う。
このように、第1厚肉部43、第2厚肉部47、及び一対の厚肉リブ55A,55Bにより区画される空間62をY方向に対して直交する面方向において閉空間とすることで、第1厚肉部43、第2厚肉部47、及び厚肉リブ55A,55Bのうち、空間62を区画する部分に溝や開口部等が存在することがなくなるため、補強体40の強度の低下を抑制できる。
補強体40は、補強体40の中心位置Aを通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交する第1平面Lに対して左右対称となるように構成することが好ましい。
このように、補強体40の中心位置Aを通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交する第1平面Lに対して左右対称となるように補強体を構成することにより、補強体40の左半分の構造体と右半分の構造体とが同じ構造となるため、補強体40の左半分の構造体と右半分の構造体との強度の差を小さくすることができる。
また、補強体40のうち、第1厚肉部43、第2厚肉部47、及び一対の厚肉リブ55A,55Bを含む構造体は、補強体40の中心位置Aを含む第1厚肉部43と第2厚肉部47との中間位置を通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して平行な第2平面Lに対して上下対称となるように構成することが好ましい。
このように、補強体40のうち、少なくとも第1厚肉部43、第2厚肉部47、及び一対の厚肉リブ55A,55Bを含む構造体を、補強体40の中心位置Aを通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して平行な第2平面Lに対して上下対称となるように構成することで、補強体40の上部及び下部における強度の差を小さくすることができる。
第1の実施形態の床下用ダブルスキン構造体32によれば、第1上板35、第1下板36、及び第1リブ群38を含む床下用ダブルスキン構造体32(補強体40を含む)を一体構造とすることで、車両床下構造体の強度の向上させる補強体を第1下板と別体として第1下板の下面側に補強体を溶接する必要がなくなる。これにより、簡便な構造で車両床下構造体25の強度を向上させることができる。
また、ダブルスキン構造体33と接続される第1上板35及び第1下板36のX方向の両端部を第1薄肉部41A,41B及び第2薄肉部45A,45Bで構成することで、第1上板35及び第1下板36のX方向の端35A,35B,36A,36Bの位置を変位させることが可能となる。
これにより、床下用ダブルスキン構造体32のX方向の端35A,35B,36A,36Bにダブルスキン構造体33を接続させる際、床下用ダブルスキン構造体32端35A,35B,36A,36Bとダブルスキン構造体33の端66A,66B,67A,67Bとの位置合わせを容易に行うことができる。
ダブルスキン構造体33は、第2上板66と、第2下板67と、第2リブ群69と、を有する。
第2上板66は、Y方向に延在している。第2上板66は、均一な厚さとされた板である。第2上板66のX方向の端66A,66B(両端)は、それぞれ接合部60を介することで、側梁27A、側梁27B、端35A、及び端35Bのうち、いずれか1つと接続されている。第2上板66の厚さは、例えば、第1薄肉部41A,41Bと同じ厚さにすることが可能である。
第2下板67は、第2上板66の下方に間隔を空けて、第2上板66と対向するように配置されている。第2下板67は、Y方向に延在している。第2下板67は、均一な厚さとされた板である。
第2下板67のX方向の端67A,67B(両端)は、それぞれ接合部60を介することで、側梁27A、側梁27B、端36A、及び端36Bのうち、いずれか1つと接続されている。第2下板67の厚さは、例えば、第2厚肉部47と同じ厚さにすることが可能である。
第2リブ群69は、複数の第3垂直リブ71と、複数の第3傾斜リブ73と、を有する。
複数の第3垂直リブ71は、第2上板66と第2下板67との間に設けられている。複数の第3垂直リブ71は、所定間隔を空けた状態でX方向に配置されている。
複数の第3垂直リブ71は、Y方向に延在するとともに、第2上板66及び第2下板67に対して直交している。複数の第3垂直リブ71は、第2上板66と第2下板67とを接続している。互いに隣り合う2つの第3垂直リブ71の間には、Z方向が第2上板66及び第2下板67で区画され、Y方向に延在する空間74が形成されている。
第3垂直リブ71の厚さは、例えば、第1薄肉部41A,41B、及び第2薄肉部45A,45Bと同じ厚さとすることが可能である。
複数の第3傾斜リブ73は、各空間74に設けられている。複数の第3傾斜リブ73は、第2上板66及び第2下板67に対して傾斜した状態で第2上板66と第2下板67とを接続している。また、互いに隣り合う2つの第3傾斜リブ73は、異なる方向に傾斜している。複数の第3傾斜リブ73の厚さは、例えば、第1薄肉部41A,41B及び第2薄肉部45A,45Bと同じ厚さとすることが可能である。
第1の実施形態の車両床下構造体25によれば、車両床下構造体25のうち、補強が必要な部分に床下用ダブルスキン構造体32を配置させ、補強が不要な部分には補強体40を備えていないダブルスキン構造体33を配置させて、床下用ダブルスキン構造体32とダブルスキン構造体33とを接合(例えば、摩擦撹拌接合)させることで、車両床下構造体25を構成することが可能となる。
これにより、ダブルスキン構造体に補強体を溶接する必要がなくなるため、簡便な構造で車両10の車両床下構造体25の強度の向上を図ることができる。
側梁27Aは、車両床下構造体25のX方向における一方の端部を構成するダブルスキン構造体33と接合されている。側梁27Bは、車両床下構造体25のX方向における他方の端部を構成するダブルスキン構造体33と接合されている。
これにより、側梁27A,27Bは、X方向から車両床下構造体25を挟み込むように配置されている。側梁27A,27Bとしては、例えば、ダブルスキン構造体を用いることが可能である。
側壁部29Aは、側梁27A上に設けられている。側壁部29Aは、Z方向及びY方向に延在している。側壁部29Aの下端は、接合部(図示せず)を介して、側梁27Aと接続されている。
側壁部29Bは、側梁27B上に設けられている。側壁部29Bは、Z方向及びY方向に延在している。側壁部29Bの下端は、接合部(図示せず)を介して、側梁27Bと接続されている。側壁部29A,29Bとしては、例えば、ダブルスキン構造体を用いることが可能である。
天井部(図示せず)は、側壁部29Aの上端と側壁部29Bの上端とを接続している。天井部は、Y方向に延在している。天井部としては、例えば、ダブルスキン構造体を用いることが可能である。
プレート17は、第2厚肉部47の下面47bに設けられている。プレート17は、プレート17及び第2厚肉部47を貫通するボルト18A、及びボルト18Aの軸部に設けられたナット18Bにより、第2厚肉部47に固定されている。
走行装置22は、車体15を下方から走行可能に支持する装置である。走行装置22は、車体15の前部及び後部にそれぞれ設けられている。
走行装置22は、枕ばねである空気ばね76と、ダンパ78と、電動機(図示せず)と、ドライブシャフト(図示せず)と、ギヤボックス81と、車軸83と、一対の走行用の車輪84と、懸架装置(図示せず)と、ガイド機構86と、を有する。
空気ばね76は、プレート17と台車枠88との間に配置されている。空気ばね76は、プレート17の下面側に固定されている。これにより、空気ばね76は、プレート17を介することで、第2厚肉部47の下面47bに設けられている。
このように、車両床下構造体25を構成する第2厚肉部47の下面47bに固定されたプレート17に空気ばね76を設けることで、プレート17を通じて車両床下構造体25の下方から受ける荷重に対する車両床下構造体25の強度を高めることができる。
空気ばね76としては、例えば、内部に圧縮空気を溜めることのできる弾性体(例えば、ゴム)からなる袋状の部材を用いることが可能である。なお、枕ばねの一例として、空気ばね76を例に挙げて説明したが、空気ばね76以外の枕ばねを用いてもよい。
ダンパ78は、プレート17と台車枠88とを接続するように設けられている。
電動機(図示せず)は、外部から供給される電力を用いて回転動力を発生する。電動機の駆動軸には、ドライブシャフトが接続されている。電動機は、ドライブシャフトを介してギヤボックス81に接続されている。
電動機5は、外部を覆うケーシング(図示せず)を有する。ケーシングは、防振ゴム等の防振材(図示せず)を介して車両床下構造体25の下面に取り付けられている。
ギヤボックス81は、差動機構及び減速機構等の動力伝達機構を収容している。電動機からギヤボックス81に伝達される回転動力は、アクスルシャフト(図示せず)に分配される。アクスルシャフトは、ギヤボックス81からX方向両側に延びてそれぞれ走行用の車輪84に連係されている。
車軸83は、X方向両側に延在しており、基部がギヤボックス81に接続されている。
車軸83は、X方向に離間配置された一対の台車枠88によって、それぞれ回転可能に支持されている。
一対の走行用の車輪84は、X方向両側に延びる車軸83の端部に接続されている。車輪84としては、例えば、ゴムタイヤが装着されたタイヤ付ホイールを用いることが可能である。
懸架装置(図示せず)は、車体15に対する車輪84の上下動を許容しつつ、車輪84の駆動力及び制動力を車体15に伝達させるための装置である。懸架装置は、台車枠88と、牽引リンク機構(図示せず)と、懸架枠(図示せず)と、を有する。
台車枠88は、ギヤボックス81をX方向から挟み込むように離間して配置されている。台車枠88は、車軸83を回転可能な状態で支持している。
牽引リンク機構(図示せず)は、車両床下構造体25の下面側に設けられている。牽引リンク機構は、車体15に対する台車枠88のZ方向への変位を許容しつつ、車輪84による駆動力や制動力等の車両10の前後方向に作用する力を台車枠88から懸架枠に伝達する。
懸架枠(図示せず)は、車両床下構造体25の下面側に設けられている。懸架枠(図示せず)は、牽引リンク機構を介して伝達された走行方向の力を車体15に伝達する。
ガイド機構86は、車両10が軌道2の走行路4上を走行する際に、例えば、車輪84の舵角を軌道2の曲線部の円弧形状に応じて変化させる機構である。
第1の実施形態の車両10によれば、車両床下構造体25を構成する第2厚肉部47の下面に47bに固定されたプレート17に空気ばね76を設けることで、プレート17を通じて車両床下構造体25の下方から受ける荷重に対する車両床下構造体25の強度を高めることができる。
次に、図6を参照して、第1の実施形態の変形例に係る床下用ダブルスキン構造体90について説明する。図6において、Cは補強体91の中心位置(以下、「中心位置C」という)、Dは中心位置Cを通過するとともに、第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交し、かつY方向(図2参照)に対して平行な第1平面(以下、「第1平面D」という)、Dは中心位置Cを含む第1厚肉部43と第2厚肉部47との中間位置を通過するとともに、第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して平行な第2平面(以下、「第2平面D」という)をそれぞれ示している。また、図6では、図4に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
床下用ダブルスキン構造体90は、第1の実施形態の床下用ダブルスキン構造体32を構成する補強体40に替えて、補強体91を有すること以外は、床下用ダブルスキン構造体32と同様に構成されている。
補強体91は、第2厚肉部47の下面47bを第2薄肉部45A,45Bの下面45bに対して面一となるように配置させこと以外は、補強体40と同様に構成されている。
上記構成とされた補強体91は、補強体91の中心位置Aを通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交する第1平面Dに対して左右対称とされている。
また、一対の第1薄肉部41A,41B、一対の第2薄肉部45A,45B、第1厚肉部43、第2厚肉部47、及び一対の厚肉リブ55A,55Bを含む構造体は、補強体91の中心位置Cを通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して平行な第2平面Dに対して上下対称とされている。
このように、補強体91の中心位置Cを通過し、かつ第2平面Dに対して、一対の第1薄肉部41A,41B、一対の第2薄肉部45A,45B、及び補強体91を含む構造体が上下対称となるように構成することで、床下用ダブルスキン構造体90を押出成形法を用いて製造する際に、製造途中の床下用ダブルスキン構造体90に熱収縮に起因する反りが発生しにくくなる。
これにより、押出成形法を用いて、一対の第1薄肉部41A,41B、一対の第2薄肉部45A,45B、及び補強体91を含む構造体を精度良く成形できる。
(第2の実施形態)
図7を参照して、第2の実施形態の車両床下構造体100について説明する。図7において、Eは補強体105の中心位置(以下、「中心位置E」という)、Fは中心位置Eを通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交する第1平面(以下、「第1平面F」という)をそれぞれ示している。また、図7において、図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
第2の実施形態の車両床下構造体100は、第1の実施形態の車両床下構造体25を構成する床下用ダブルスキン構造体32に替えて、床下用ダブルスキン構造体101を有すること以外は車両床下構造体25と同様に構成されている。
床下用ダブルスキン構造体101は、第1の実施形態の床下用ダブルスキン構造体32を構成する第1下板36及び補強体40に替えて、第1下板103及び補強体105を有するとともに、一対の厚肉リブ55A,55Bの下部を一対の第2薄肉部45A,45Bよりも下方の位置まで延出させたこと以外は床下用ダブルスキン構造体32と同様に構成されている。
第1下板103は、一対の第2薄肉部45A,45Bと、第3薄肉部107と、第2厚肉部47と、を有する。第3薄肉部107は、第2薄肉部45Aと第2薄肉部45Bとの間に設けられている。第3薄肉部107及び一対の第2薄肉部45A,45Bは、一体形成されている。
第3薄肉部107は、X方向において一対の第2薄肉部45A,45Bを連結するとともに、Y方向に延在している。第3薄肉部107の厚さは、例えば、一対の第2薄肉部45A,45Bと同じ厚さにすることが可能である。
第2厚肉部47は、一対の第2薄肉部45A,45B、及び第3薄肉部107とは分離されている。第2厚肉部47は、第3薄肉部107から離間した状態で、一対の第2薄肉部45A,45B及び第3薄肉部107よりも下方に配置されている。これにより、第2の実施形態の第1下板103は、2段構成とされている。
第2厚肉部47の上面側には、一対の厚肉リブ55A,55Bの下端が一体構成されている。これにより、第2厚肉部47は、第3薄肉部107よりも下方の所定の高さに支持されている。
補強体105は、第1厚肉部43、第2厚肉部47、一対の第1垂直リブ51A,51B、一対の厚肉リブ55A,55B、一対の第1傾斜リブ56A,56B、第3薄肉部107の一部、及び空間62,109を有する。
空間62は、第1厚肉部43、第3薄肉部107、及び一対の厚肉リブ55A,55BによりX方向及びZ方向が区画されている。空間62は、Y方向に延在している。空間62は、Y方向に対して直交する面方向(X方向及びZ方向を含む面方向)において閉空間とされている。
空間109は、空間62の下方に形成された空間である。空間109は、第2厚肉部47、第3薄肉部107、及び一対の厚肉リブ55A,55BによりX方向及びZ方向が区画されている。空間109は、Y方向に延在している。空間109は、Y方向に対して直交する面方向(X方向及びZ方向を含む面方向)において閉空間とされている。
このように、補強体105内に形成される空間62,109をY方向に対して直交する面方向において閉空間とすることで、補強体105を構成する第1厚肉部43、第2厚肉部47、一対の厚肉リブ55A,55B、及び第3薄肉部107に溝や開口部等が形成されることがなくなるため、補強体105の強度の低下を抑制できる。
上記構成とされた補強体105は、補強体105の中心位置Eを通過し、かつ第1厚肉部43及び第2厚肉部47に対して直交する第1平面Fに対して左右対称となる形状とされている。
これにより、補強体105の左半分の構造体と右半分の構造体とが同じ構造となるため、補強体105の左半分の構造体と右半分の構造体との強度の差を小さくすることができる。
第2の実施形態の床下用ダブルスキン構造体101によれば、第2厚肉部47と一対の第2薄肉部45A,45Bとを分離させ、かつ一対の第2薄肉部45A,45Bよりも下方に第2厚肉部47を配置させることで、第2厚肉部47の下面47bの高さ方向(Z方向)の位置を、従来のダブルスキン構造体の下面に固定された中梁の下面の高さ方向の位置に合わせることが可能となる。
これにより、第2厚肉部と直接或いは間接的に接続される部材(第2の実施形態の場合、例えば、プレート17、空気ばね76、及び台車枠88)の仕様(例えば、厚さや長さ等)を変更することなく、車両床下構造体100に床下用ダブルスキン構造体101を適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第1及び第2の実施形態では、車両の一例として、軌道式車両を例に挙げて説明したが、第1及び第2の実施形態で説明した床下用ダブルスキン構造体32,90,101は、軌道式車両以外の車両にも適用可能である。
2…軌道、3…ガイドレール、4…走行路、10…車両10…車体、17…プレート、18A…ボルト、18B…ナット、22…走行装置、25,100…車両床下構造体、27A,27B…側梁、29A,29B…側壁部、32,90,101…床下用ダブルスキン構造体、33…ダブルスキン構造体、35…第1上板、35a,41a,43a,45a,47a…上面、35A,35B,36A,36B,66A,66B,67A,67B…端、36,103…第1下板、38…第1リブ群、40,91,105…補強体、41A,41B…第1薄肉部、41b,43b,45b,47b…下面、43…第1厚肉部、45A,45B…第2薄肉部、47…第2厚肉部、51A,51B…第1垂直リブ、53A,53B…第2垂直リブ、55A,55B…厚肉リブ、56A,56B…第1傾斜リブ、58A,58B…第2傾斜リブ、60…接合部、62,74,109…空間、66…第2上板、67…第2下板、69…第2リブ群、71…第3垂直リブ、73…第3傾斜リブ、76…空気ばね、78…ダンパ、81…ギヤボックス、83…車軸、84…車輪、86…ガイド機構、88…台車枠、107…第3薄肉部、A,C,E……中心位置、L,D,F…第1平面、L,D…第2平面

Claims (12)

  1. 車両の床下を構成する床下用ダブルスキン構造体であって、
    前記車両の前後方向に延びる第1上板と、
    前記第1上板の下方に間隔を空けて配置され、前記車両の前後方向に延びる第1下板と、
    前記第1上板及び前記第1下板と一体構造をなしており、前記第1上板と前記第1下板との間に設けられ、前記第1上板と前記第1下板とを接続する複数のリブで構成される第1リブ群と、
    を備え、
    前記第1上板は、前記車両の幅方向の両端部を構成する一対の第1薄肉部と、該一対の第1薄肉部よりも厚さの厚い第1厚肉部と、を含み、
    前記第1下板は、前記車両の幅方向の両端部を構成する一対の第2薄肉部と、該一対の第2薄肉部よりも厚さの厚い第2厚肉部と、を含み、
    前記第1リブ群は、前記車両の幅方向に間隔を空けて配置され、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部とを接続するとともに、前記第1薄肉部及び前記第2薄肉部よりも厚さの厚い一対の厚肉リブを含み、
    前記第1厚肉部、前記第2厚肉部、及び前記一対の厚肉リブが補強体を構成する床下用ダブルスキン構造体。
  2. 前記補強体は、前記車両の前後方向に対して直交する平面を閉空間となるよう区画する請求項1記載の床下用ダブルスキン構造体。
  3. 前記第2厚肉部、及び前記一対の第2薄肉部は、水平方向に対して隣接して配置されており、
    前記第2厚肉部、及び前記一対の第2薄肉部は、前記車両の幅方向において一体構造をなす請求項1または2記載の床下用ダブルスキン構造体。
  4. 前記一対の厚肉リブは、前記一対の第2薄肉部の下方に延出しており、
    前記第2厚肉部は、前記一対の第2薄肉部よりも下方に配置されている請求項1または2記載の床下用ダブルスキン構造体。
  5. 前記一対の厚肉リブは、鉛直方向から前記第1厚肉部と前記第2厚肉部とを接続する請求項1から4のいずれか一項記載の床下用ダブルスキン構造体。
  6. 前記第1リブ群は、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部とを接続する一対の傾斜リブを含み、
    前記一対の傾斜リブは、前記第2厚肉部から前記第1厚肉部に向かうにつれて、該一対の傾斜リブの間隔が広がる方向に傾斜する請求項5記載の床下用ダブルスキン構造体。
  7. 前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部は、平板であり、
    前記補強体は、該補強体の中心位置を通過するとともに、前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部に対して直交し、かつ前記車両の前後方向に対して平行な第1平面に対して左右対称である請求項1から6のいずれか一項記載の床下用ダブルスキン構造体。
  8. 前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部は、平板であり、
    前記補強体のうち、少なくとも前記第1厚肉部、前記第2厚肉部、及び前記一対の厚肉リブよりなる構造体は、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部との中間位置を通過するとともに前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部に対して平行な第2平面に対して、上下対称である請求項1から7のいずれか一項記載の床下用ダブルスキン構造体。
  9. 前記第1厚肉部、及び前記一対の第1薄肉部は、水平方向に対して隣接して配置され、かつ前記第1厚肉部、及び前記一対の第1薄肉部は、前記車両の幅方向において一体構造をなしており、
    前記一対の第1薄肉部、前記一対の第2薄肉部、前記第1厚肉部、前記第2厚肉部、及び前記一対の厚肉リブを含む構造体は、前記第1厚肉部と前記第2厚肉部との中間位置を通過するとともに、前記第1厚肉部及び前記第2厚肉部に対して平行な第2平面に対して上下対称である請求項3記載の床下用ダブルスキン構造体。
  10. 請求項1から9記載のいずれか一項記載の床下用ダブルスキン構造体と、
    前記車両の幅方向において、前記床下用ダブルスキン構造体と隣り合う位置に設けられた他のダブルスキン構造体と、
    を備え、
    前記車両の前後方向に延びる第2上板と、
    前記第2上板の下方に間隔を空けて配置され、前記車両の前後方向に延びる第2下板と、
    前記第2上板及び前記第2下板と一体構造をなしており、前記第2上板と前記第2下板との間に設けられ、前記第2上板と前記第2下板とを接続する第2リブ群と、
    を備え、
    前記第2上板の端は、前記第1上板の端と接続されており、
    前記第2下板の端は、前記第1下板の端と接続されている車両床下構造体。
  11. 請求項10記載の車両床下構造体を備える車両。
  12. 前記床下用ダブルスキン構造体を構成する第2厚肉部の下方に設けられた枕ばねを備える請求項11記載の車両。
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