JP2018171053A - 皮膚糸状菌症の診断のためのアッセイ - Google Patents
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Abstract
Description
a)患者に由来するサンプル、好ましくは、爪、毛または皮膚/爪材料を提供する工程、
b)上記サンプル中に存在する配列番号22、好ましくは、配列番号1を含む任意の核酸を、上記プライマー対を使用して増幅し、そのようにして、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する配列番号22(または配列番号1)を含む核酸配列が上記サンプル中に存在する場合、アンプリコンを生成する工程
をさらに包含する。より好ましくは、上記核酸は、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8および配列番号9ならびにこれらの改変体を含む群より選択される配列を含む。
c)アンプリコンを検出する工程
をさらに包含する。
本発明は、配列番号22を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸を増幅するための、正方向プライマーおよび逆方向プライマーを含むプライマー対、配列番号22を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸配列に特異的にハイブリダイズし得る核酸、上記核酸を含むキャリア、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する、配列番号22を含む核酸配列をサンプル中で検出する工程を包含する方法、疾患の診断のための上記プライマー対、上記核酸または上記キャリアの使用、ならびに疾患の診断のための上記プライマー対、上記核酸および/または上記キャリアを含むキットに関する。
(項目A1)
配列番号22を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸を増幅し得る、正方向プライマーおよび逆方向プライマーを含むプライマー対。
(項目A2)
配列番号22もしくはその相補鎖を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸配列に特異的にハイブリダイズし得る核酸、または前記核酸配列を含むベクターもしくは細胞。
(項目A3)
項目A1に記載のプライマー対と、正方向プライマーと逆方向プライマーとの間にある核酸配列であって、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する前記核酸配列は、前記正方向プライマーの配列と前記逆方向プライマーの配列との間にある前記病原体のゲノムの中に位置し、好ましくは、前記病原体を含むサンプルを、前記項目のいずれかに記載のプライマーを使用して増幅することによって得られる、核酸配列とを含む核酸。
(項目A4)
検出可能な標識、好ましくは、蛍光標識、放射性標識、コロイド金標識または酵素的に活性な標識を含む群からの検出可能な標識を含む、前記項目のいずれかに記載のプライマー対または前記項目のいずれかに記載の核酸。
(項目A5)
前記項目のいずれかに記載の核酸を含むキャリア。
(項目A6)
前記キャリアは、シラン被覆ガラス、プラスチックまたはシリコン材料のマイクロアレイプレートである、前記項目のいずれかに記載のキャリア。
(項目A7)
皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する配列番号22を含む核酸配列をサンプル中で検出する工程を包含する方法。
(項目A8)
a)患者に由来するサンプル、好ましくは、爪、毛もしくは皮膚材料を提供する工程
b)前記サンプル中に存在する配列番号22を含む任意の核酸を、項目A1または4のいずれかに記載のプライマー対を使用して増幅し、そのようにして、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する配列番号22を含む核酸配列が前記サンプル中に存在する場合に、アンプリコンを生成する工程
を包含する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A9)
c)前記アンプリコンを検出する工程
をさらに包含する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A10)
前記アンプリコンは、蛍光、放射能、コロイド金、または化学発光によって検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A11)
疾患、好ましくは、病原体と関連する皮膚、毛および爪の感染症の診断のための、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、前記項目のいずれかに記載の核酸、または前記項目のいずれかに記載のキャリアの使用。
(項目A12)
前記項目のいずれかに記載のプライマー対、前記項目のいずれかに記載の核酸および/または前記項目のいずれかに記載のキャリアを含むキットであって、好ましくは、疾患、より好ましくは、病原体と関連する皮膚、毛および爪の感染症の診断のためのキット。
(項目A13)
疾患、好ましくは、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体、より好ましくは、配列番号22を含む核酸を有する皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体の診断のためのキットを製造するための、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、前記項目のいずれかに記載の核酸または前記項目のいずれかに記載のキャリアの使用。
(項目A14)
真菌、好ましくは、Trichophyton属の真菌、より好ましくはT.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群の真菌の同定のための、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、核酸、キャリア、キットの使用。
(項目A15)
前記病原体はTrichophyton属に由来する、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、核酸、キャリア、方法、使用またはキット。
(項目A16)
前記病原体は、T.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群に由来する、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、核酸、キャリア、方法、使用またはキット。
(項目B1)
配列番号22を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸を増幅し得る、正方向プライマーおよび逆方向プライマーを含むプライマー対。
(項目B2)
配列番号22もしくはその相補鎖を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸配列に特異的にハイブリダイズし得る核酸、または前記核酸配列を含むベクターもしくは細胞。
(項目B3)
前記項目のいずれかに記載のプライマー対と、正方向プライマーと逆方向プライマーとの間にある核酸配列であって、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する前記核酸配列は、前記正方向プライマーの配列と前記逆方向プライマーの配列との間にある前記病原体のゲノムの中に位置し、好ましくは、前記病原体を含むサンプルを、前記項目のいずれかに記載のプライマーを使用して増幅することによって得られる、核酸配列とを含む核酸。
(項目B4)
検出可能な標識、好ましくは、蛍光標識、放射性標識、コロイド金標識または酵素的に活性な標識を含む群からの検出可能な標識を含む、前記項目のいずれかに記載のプライマー対または前記項目のいずれかに記載の核酸。
(項目B5)
前記項目のいずれかに記載の核酸を含むキャリア。
(項目B6)
前記キャリアは、シラン被覆ガラス、プラスチックまたはシリコン材料のマイクロアレイプレートである、前記項目のいずれかに記載のキャリア。
(項目B7)
皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する配列番号22を含む核酸配列を単離されたサンプル中で検出する工程を包含する方法。
(項目B8)
患者から単離されたサンプル中、好ましくは、爪、毛もしくは皮膚材料中に存在する配列番号22を含む任意の核酸を、項目B1または4のいずれかに記載のプライマー対を使用して増幅し、そのようにして、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する配列番号22を含む核酸配列が前記サンプル中に存在する場合に、アンプリコンを生成する工程
を包含する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目B9)
前記アンプリコンを検出する工程をさらに包含する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目B10)
前記アンプリコンは、蛍光、放射能、コロイド金、または化学発光によって検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目B11)
疾患、好ましくは、病原体と関連する皮膚、毛および爪の感染症の診断のための、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、前記項目のいずれかに記載の核酸、または前記項目のいずれかに記載のキャリアを含む組成物。
(項目B12)
前記項目のいずれかに記載のプライマー対、前記項目のいずれかに記載の核酸および/または前記項目のいずれかに記載のキャリアを含むキットであって、好ましくは、疾患、より好ましくは、病原体と関連する皮膚、毛および爪の感染症の診断のためのキット。
(項目B13)
疾患、好ましくは、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体、より好ましくは、配列番号22を含む核酸を有する皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体の診断のためのキットを製造するための、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、前記項目のいずれかに記載の核酸または前記項目のいずれかに記載のキャリアの使用。
(項目B14)
疾患、好ましくは、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体、より好ましくは、配列番号22を含む核酸を有する皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体の診断のための、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、前記項目のいずれかに記載の核酸または前記項目のいずれかに記載のキャリアを含むキット。
(項目B15)
真菌、好ましくは、Trichophyton属の真菌、より好ましくはT.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群の真菌の同定のための、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、核酸もしくはキャリアを含む組成物、または前記項目のいずれかに記載のキット。
(項目B16)
前記病原体はTrichophyton属に由来する、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、核酸、キャリア、組成物またはキット。
(項目B17)
前記病原体は、T.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群に由来する、前記項目のいずれかに記載のプライマー対、核酸、キャリア、組成物またはキット。
(項目B18)
前記病原体はTrichophyton属に由来する、前記項目のいずれかのいずれかに記載の方法または使用。
(項目B19)
前記病原体は、T.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群に由来する、前記項目のいずれかに記載の方法または使用。
配列番号1:
増幅されるメタロプロテアーゼ関連核酸のコンセンサス配列
配列番号2:
T.tonsuransに由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号3:
T.equinumに由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号4:
T.interdigitale(ヒト好性+動物好性)、I、II、III、III*、IV、Mに由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号5:
T.benhamiae(黄色)に由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号6:
T.benhamiae(白色)に由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号7:
T.benhamiae(アフリカ)に由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号8:
T.concentricumに由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号9:
T.erinaceiに由来するメタロプロテアーゼに関連する標的配列
配列番号10:
ユニバーサル正方向プライマー(Trichophyton tonsurans、Trichophyten equinum、Trichophyton interdigitale(ヒト好性+動物好性) I、II、III、III*、IV、M):
GGGAGGGAGACTAGTTG
配列番号11:
ユニバーサル正方向プライマー(Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(アフリカ)、Trichophyton concentricum、Trichophyton erinacei)
GCATTTCCCATGGCT
配列番号12:
ユニバーサル逆方向プライマー(Trichophyton tonsurans、Trichophyten equinum、Trichophyton interdigitale(ヒト好性+動物好性) I、II、III、III*、IV、M)
AATTTTTCGCCGCCAAG
配列番号13:
ユニバーサル逆方向プライマー(Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(アフリカ)、Trichophyton concentricum、Trichophyton erinacei)
TGGCTCTGTTACGTG
配列番号14:
Trichophyton tonsuransプローブ
GATCCTTGGCGTACGGATGCATA
配列番号15:
Trichophyten equinumプローブ
AGATCCCTGGCGTGCG
配列番号16:
Trichophyton interdigitale(ヒト好性+動物好性) I、II、III、III*、IV、Mプローブ
GAGATGCGCGGAAACCTC
配列番号17:
Trichophyton benhamiae(黄色)プローブ
GTGTAGGCAATGATTTTGGGCCTACAT
配列番号18:
Trichophyton benhamiae(白色)プローブ
TGCAGTGCGGTGTGACAGCATTTGG
配列番号19:
Trichophyton benhamiae(アフリカ)プローブ
CAGTGCGGCTTGACAACAC
配列番号20:
Trichophyton concentricumプローブ
AAAGTTGGGGCAGGGGAAGA
配列番号21:
Trichophyton erinaceiプローブ
TTGCAGTGTGGGTTAGCAACATTTG
配列番号22:
コンセンサス配列
cacnnnnntaaccntacccnnnntccnngnngnnnggnnnnnnancnnntggattatggnntnnttcgtggantanggtnnnnanncgatcntgnnnatggcactnntnggtnnnntgnnncanntnccaaaagnngnngcagggnnnnaccnnnttnnnnnntggnanggtgtaggcaatnnttntgnnncnncatcgnngangnnnatcgnngnagna
配列番号23:
プライマー
ctggccatggcacttattgg
配列番号24:
プローブ
gatgtaggcccaaaatcattgcctacac
配列番号25:
プローブ
ctgccccaacttttggcaactg
配列番号26:
プローブ
taggcaatgattttgggccta
配列番号27:
プローブ
catcggcgaggaccatcgga
配列番号28:
プローブ
gcaatggttctgggcctacatc
配列番号29:
T.rubrumに由来する配列
cttttgtgagagagtccagttgcacgcctgtaaccgtacccgaagtccttgcagtacggtttggccacatttggattatggagtgcttcgtggactatagtggtgacacgatcctgaccatggcacttattggtccagtggggtagttgccaaaaggggccgcaggggaagaccgcattctgaattggaagagtgtaggcaatggttctgggcctacatcggtgatgcatatcggagcagtgc
配列番号30:
T.verrucosumに由来する配列
ctattgggagggagtccagttgcactcctgtaaccgtacccatggtccttggcgtgcggggacataacatttggattatgggctccttcgtggattacggtcccaacacgatcctgacgatggcactccttgttgacgtggggcagttgccaaaagggggggcaggggaagaccgaattcatagatggaagggtgtaggcaatggttctgggactgcatcggcgatatttatcggagcagaac
プライマーおよびプローブの設計
サンプル中のT.tonsuransの同定のために、そのメタロプロテアーゼ遺伝子を、有用な標的領域として選択した。オリゴヌクレオチド配列の比較に基づいて、プライマーセット(正方向プライマー 5´ cy3−GGGAGGGAGACTAGTTG 3´、逆方向プライマー 5´ cy3−AATTTTTCGCCGCCAAG 3´)およびTrichophyton tonsuransの検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−GATCCTTGGCGTACGGATGCATA 3´)を設計した。その設計したプローブを、内部反復、二次構造、融解温度およびGC含有量に関してチェックした。
T.tonsuransおよびいくつかのコントロールのために設計されたプローブを、規定された位置に位置づけられた微視的に小さいスポットとして、sciFLEXARRAYER S11(Scienion AG, Germany)とともに固体キャリア材料上にスポットした。
皮膚糸状菌試験培地アガー(SIFIN, Germany, TN 2102)上で培養を行った。培養したT.tonsurans(CBS 483.76)、T.interdigitaleヒト好性/動物好性(2235, Pelo1)およびT.equinum(CBS 127.97)のDNAを、OmniPrepTM for Fungusキット(G−Biosciences, USA, no. 786−399)を使用して製造業者の説明書に従って抽出し、内部転写スペーサー(internal transcribe spacer)(ITS)配列決定によって種レベルで同定した。
各PCR反応を、Trichophyton tonsurans、Trichophyton interdigitale(ヒト好性)、Trichophyton interdigitale(動物好性)またはTrichophyton equinumの5μl DNA抽出物(5ng/μl)の添加によって、容積20μlで行った。各反応は、1×Green GoTaq(登録商標) Flexi Buffer(Promega, USA, X9801)、2.5mM MgCl2(Promega, USA, X9801)、0.4mM 各dNTP(各25mM)(Bioline, Germany, BIO−39029)、0.75 U GoTaq(登録商標) Flexi DNA Polymerase(5 U/μl)(Promega, USA, M830)、0.5μM 正方向プライマーおよび0.5μM 逆方向プライマー(Metabion, Germany)を含んだ。増幅は、ABI 2720サーマルサイクラー(Applied Biosystems, USA, no. 4359659)で行い、96℃で3分間の予備溶解工程および96℃で15秒(融解)、52℃で15秒(アニーリング)、72℃で40秒(伸長)の35サイクルからなり、72℃において1分間保持で終了させた。
PCR反応から生じるアンプリコンは、上記正方向プライマーおよび/または逆方向プライマーの5’末端に付着した蛍光色素(これは、PCR生成物がマイクロアレイ上の相補的プローブに結合する場合に、アンプリコンをマイクロアレイスキャナー(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanner, YG 0602−0101)によって検出されることを可能にする)を含んだ。ハイブリダイゼーション工程のために、25μl PCR生成物を、65μl ハイブリダイゼーション緩衝液A(EUROIMMUN AG、ハイブリダイゼーション緩衝液A、ZM0101−0108)と混合した。この混合物のうちの65μlを、EUROIMMUN titerplane技術(EUROIMMUN AG, titerplane+ハイブリダイゼーションステーション, ZM 9999−0105+YG 0615−0101)を使用して、マイクロアレイにハイブリダイズさせた。55℃での1時間のインキュベーション後に、そのEUROArrayスライドを、製造業者のプロトコルに従って特別な緩衝溶液で洗浄して、非特異的結合配列を除去した(EUROIMMUN AG, 洗浄試薬1+2, ZM 0121−0050+ZM0122−0012)。洗浄後に、そのスライドを圧縮空気で乾燥させたところ、強く対形成した鎖のみがハイブリダイズしたまま残った。標識されたPCR生成物とのハイブリダイゼーションからシグナルが生成された。これを、マイクロアレイスキャナーを介して検出した。
最終データ読み取りおよびその評価を、EUROArrayScannerおよびEUROArrayScanソフトウェア(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanソフトウェア, YG 0901−0101)を使用して行った。Trichophyton tonsurans、Trichophyton interdigitale(ヒト好性)、Trichophyton interdigitale(動物好性)およびTrichophyton equinumのテンプレートからハイブリダイズしたPCR生成物での捕捉マイクロアレイを、図2に示す。
材料および方法
DNAマイクロアレイは、それらのDNA配列によって互いから異なるDNA分子(プローブ)からなる。生物のDNAがマイクロアレイにおいてこれらの規定されたプローブにマッチするセグメントを含む場合、その相補的なDNA領域は、一緒に結合する(ハイブリダイズする)。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)において使用される蛍光標識プライマーに起因して、プローブと増幅された標的配列との間の明確なハイブリダイゼーションは、マイクロアレイスキャナーを介して検出され得る。評価される陽性シグナルは、その標的配列が検出できたことを意味する。この実施例において、DNAマイクロアレイを介する皮膚糸状菌Trichophyton benhamiae(黄色)およびTrichophyton concentricumの検出が示される。プローブ特異性の検証のために、最も密接に関連する種Trichophyton benhamiae(白色)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)も、分析の中に含めた。その使用される方法は、EUROIMMUN DNAマイクロアレイプラットフォームに基づいた。
サンプル中のTrichophyton benhamiae(黄色)およびTrichophyton concentricumの同定のために、そのメタロプロテアーゼ遺伝子を、有用な標的領域として選択した。オリゴヌクレオチド配列の比較に基づいて、プライマーセット(正方向プライマー 5´ cy3−CTGGCCATGGCACTTATTGG 3´、逆方向プライマー 5´ cy3−TGGCTCTGTTACGTG 3´)ならびにTrichophyton benhamiae(黄色)の検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−GATGTAGGCCCAAAATCATTGCCTACAC 3´)およびTrichophyton concentricumの検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−CTGCCCCAACTTTTGGCAACTG 3´)を設計した。その設計したプローブを、内部反復、二次構造、融解温度(Tm)およびGC含有量に関してチェックした。
Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton concentricumおよびいくつかのコントロールのために設計されたプローブを、規定された位置に位置づけられた微視的に小さいスポットとして、sciFLEXARRAYER S11(Scienion AG, Germany)とともに固体キャリア材料にスポットした。
皮膚糸状菌試験培地アガー(SIFIN, Germany, TN 2102)上で培養を行った。培養したTrichophyton benhamiae(黄色)(CBS 623.66)、Trichophyton benhamiae(白色)(CBS 280.83)、Trichophyton benhamiae(アフリカ)(CBS 808.72)およびTrichophyton concentricum(CBS 563.83)のDNAを、OmniPrepTM for Fungusキット(G−Biosciences, USA, no. 786−399)を使用して製造業者の説明書に従って抽出し、内部転写スペーサー(ITS)配列決定によって種レベルで同定した。
各PCR反応を、Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(アフリカ)およびTrichophyton concentricumの5μl DNA抽出物(5ng/μl)の添加によって、容積20μlで行った。各反応は、1×Green GoTaq(登録商標) Flexi Buffer(Promega, USA, X9801)、2.5mM MgCl2(Promega, USA, X9801)、0.4mM 各dNTP(各25mM)(Bioline, Germany, BIO−39029)、0.75 U GoTaq(登録商標) Flexi DNA Polymerase(5 U/μl)(Promega, USA, M830)、0,8μM 正方向プライマーおよび0,4μM 逆方向プライマー(Metabion, Germany)を含んだ。増幅は、ABI 2720サーマルサイクラー(Applied Biosystems, USA, no. 4359659)で行い、96℃で3分間の予備溶解工程および96℃で15秒(融解)、52℃で15秒(アニーリング)、72℃で40秒(伸長)の35サイクルからなり、72℃において1分間保持で終了させた。
その生じるPCR生成物を、蛍光色素(これは、PCR生成物がマイクロアレイ上の相補的プローブに結合する場合に、それら生成物をマイクロアレイスキャナー(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanner, YG 0602−0101)によって検出されることを可能にする)で標識した。ハイブリダイゼーション工程のために、25μl PCR生成物を、65μl ハイブリダイゼーション緩衝液A(EUROIMMUN AG、ハイブリダイゼーション緩衝液A、ZM0101−0108)と混合した。この混合物のうちの65μlを、EUROIMMUN titerplane技術(EUROIMMUN AG, titerplane+ハイブリダイゼーションステーション, ZM 9999−0105+YG 0615−0101)を使用して、マイクロアレイにハイブリダイズさせた。55℃での1時間のインキュベーション後に、そのEUROArrayスライドを、製造業者のプロトコルに従って特別な緩衝溶液で洗浄して、非特異的結合配列を除去した(EUROIMMUN AG, 洗浄試薬1+2, ZM 0121−0050+ZM0122−0012)。洗浄後に、そのスライドを圧縮空気で乾燥させたところ、強く対形成した鎖のみがハイブリダイズしたまま残った。標識されたPCR生成物とのハイブリダイゼーションからシグナルが生成された。これを、マイクロアレイスキャナーを介して検出した。
最終データ読み取りおよびその評価を、EUROArrayScannerおよびEUROArrayScanソフトウェア(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanソフトウェア, YG 0901−0101)を使用して行った。Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(アフリカ)およびTrichophyton concentricumのテンプレートからハイブリダイズしたPCR生成物での捕捉マイクロアレイを、図3に示す。マイクロアレイでのcy3標識PCR生成物およびコントロールとハイブリダイズしたその特異的プローブ(図3中の白丸)がまた、ハイブリダイゼーション緩衝液中の標識オリゴヌクレオチドとそのアレイの角にあるプローブ配列との間のハイブリダイゼーションに起因して、蛍光シグナルを示した場合に、株を、Trichophyton benhamiae(黄色)またはTrichopyhton concentricumであると同定した。
材料および方法
DNAマイクロアレイは、それらのDNA配列によって互いから異なるDNA分子(プローブ)からなる。生物のDNAがマイクロアレイにおいてこれらの規定されたプローブにマッチするセグメントを含む場合、その相補的なDNA領域は、一緒に結合する(ハイブリダイズする)。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)において使用される蛍光標識プライマーに起因して、プローブと増幅された標的配列との間の明確なハイブリダイゼーションは、マイクロアレイスキャナーを介して検出され得る。評価される陽性シグナルは、その標的配列が検出できたことを意味する。この実施例において、DNAマイクロアレイを介する皮膚糸状菌Trichophyton benhamiae(黄色)およびTrichophyton benhamiae(白色/アフリカ)の検出が示される。その使用される方法は、EUROIMMUN DNAマイクロアレイプラットフォームに基づいた。
サンプル中のTrichophyton benhamiae(黄色)またはTrichophyton benhamiae(白色/アフリカ)の同定のために、そのメタロプロテアーゼ遺伝子を、有用な標的領域として選択した。オリゴヌクレオチド配列の比較に基づいて、プライマーセット(正方向プライマー 5´ cy3−CTGGCCATGGCACTTATTGG 3´、逆方向プライマー 5´ cy3−TGGCTCTGTTACGTG 3´)ならびにTrichophyton benhamiae(黄色)の検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−TAGGCAATGATTTTGGGCCTA 3´)およびTrichophyton benhamiae(白色/アフリカ)の検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−CATCGGCGAGGACCATCGGA 3´)を、設計した。その設計したプローブを、内部反復、二次構造、融解温度(Tm)およびGC含有量に関してチェックした。
Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton benhamiae(白色/アフリカ)およびいくつかのコントロールのために設計されたプローブを、規定された位置に位置づけられた微視的に小さいスポットとして、sciFLEXARRAYER S11(Scienion AG, Germany)とともに固体キャリア材料にスポットした。
皮膚糸状菌試験培地アガー(SIFIN, Germany, TN 2102)上で培養を行った。培養したTrichophyton benhamiae(黄色)(CBS 623.66)、Trichophyton benhamiae(白色)(CBS 280.83)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)(CBS 808.72)のDNAを、OmniPrepTM for Fungusキット(G−Biosciences, USA, no. 786−399)を使用して製造業者の説明書に従って抽出し、内部転写スペーサー(ITS)配列決定によって種レベルで同定した。
各PCR反応を、Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton benhamiae(白色)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)の5μl DNA抽出物(5ng/μl)の添加によって、容積20μlで行った。各反応は、1×Green GoTaq(登録商標) Flexi Buffer(Promega, USA, X9801)、2.5mM MgCl2(Promega, USA, X9801)、0.4mM 各dNTP(各25mM)(Bioline, Germany, BIO−39029)、0.75 U GoTaq(登録商標) Flexi DNA Polymerase (5 U/μl)(Promega, USA, M830)、0,4μM 正方向プライマーおよび1,6μM 逆方向プライマー(Metabion, Germany)を含んだ。増幅は、ABI 2720サーマルサイクラー(Applied Biosystems, USA, no. 4359659)で行い、96℃で3分間の予備溶解工程および96℃で15秒(融解)、52℃で15秒(アニーリング)、72℃で40秒(伸長)の35サイクルからなり、72℃において1分間保持で終了させた。
その生じるPCR生成物を、蛍光色素(これは、PCR生成物がマイクロアレイ上の相補的プローブに結合する場合に、それら生成物をマイクロアレイスキャナー(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanner, YG 0602−0101)によって検出されることを可能にする)で標識した。ハイブリダイゼーション工程のために、25μl PCR生成物を、65μl ハイブリダイゼーション緩衝液A(EUROIMMUN AG、ハイブリダイゼーション緩衝液A、ZM0101−0108)と混合した。この混合物のうちの65μlを、EUROIMMUN titerplane技術(EUROIMMUN AG, titerplane+ハイブリダイゼーションステーション, ZM 9999−0105+YG 0615−0101)を使用して、マイクロアレイにハイブリダイズさせた。55℃での1時間のインキュベーション後に、そのEUROArrayスライドを、製造業者のプロトコルに従って特別な緩衝溶液で洗浄して、非特異的結合配列を除去した(EUROIMMUN AG, 洗浄試薬1+2, ZM 0121−0050+ZM0122−0012)。洗浄後に、そのスライドを圧縮空気で乾燥させたところ、強く対形成した鎖のみがハイブリダイズしたまま残った。標識されたPCR生成物とのハイブリダイゼーションからシグナルが生成された。これを、マイクロアレイスキャナーを介して検出した。
最終データ読み取りおよびその評価を、EUROArrayScannerおよびEUROArrayScanソフトウェア (EUROIMMUN AG, EUROArrayScanソフトウェア, YG 0901−0101)を使用して行った。Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton benhamiae(白色)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)のテンプレートからハイブリダイズしたPCR生成物での捕捉マイクロアレイを、図4に示す。マイクロアレイでのcy3標識PCR生成物およびコントロールとハイブリダイズしたその特異的プローブ(図4中の白丸)がまた、ハイブリダイゼーション緩衝液中の標識オリゴヌクレオチドとそのアレイの角にあるプローブ配列との間のハイブリダイゼーションに起因して、蛍光シグナルを示した場合に、株を、Trichophyton benhamiae(黄色)またはTrichophyton benhamiae(白色/アフリカ)であると同定した。
材料および方法
DNAマイクロアレイは、それらのDNA配列によって互いから異なるDNA分子(プローブ)からなる。生物のDNAがマイクロアレイにおいてこれらの規定されたプローブにマッチするセグメントを含む場合、その相補的なDNA領域は、一緒に結合する(ハイブリダイズする)。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)において使用される蛍光標識プライマーに起因して、プローブと増幅された標的配列との間の明確なハイブリダイゼーションは、マイクロアレイスキャナーを介して検出され得る。評価される陽性シグナルは、その標的配列が検出できたことを意味する。この実施例において、DNAマイクロアレイを介する皮膚糸状菌Trichophyton erinaceiの検出が示される。プローブ特異性の検証のために、最も密接に関連する種Trichophyton benhamiae(白色)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)も、分析の中に含めた。その使用される方法は、EUROIMMUN DNAマイクロアレイプラットフォームに基づいた。
サンプル中のTrichophyton erinaceiの同定のために、そのメタロプロテアーゼ遺伝子を、有用な標的領域として選択した。オリゴヌクレオチド配列の比較に基づいて、プライマーセット(正方向プライマー 5´ cy3−CTGGCCATGGCACTTATTGG 3´、逆方向プライマー 5´ cy3−TGGCTCTGTTACGTG 3´)およびTrichophyton erinaceiの検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー− GATGTAGGCCCAAAATCATTGCCTACAC 3´)を設計した。その設計したプローブを、内部反復、二次構造、融解温度(Tm)およびGC含有量に関してチェックした。
Trichophyton erinaceiおよびいくつかのコントロールのために設計されたプローブを、規定された位置に位置づけられた微視的に小さいスポットとして、sciFLEXARRAYER S11(Scienion AG, Germany)とともに固体キャリア材料にスポットした。
皮膚糸状菌試験培地アガー(SIFIN, Germany, TN 2102)上で培養を行った。培養したTrichophyton erinacei(CBS 677.86)、Trichophyton benhamiae(白色)(CBS 280.83)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)(CBS 808.72)のDNAを、OmniPrepTM for Fungusキット(G−Biosciences, USA, no. 786−399)を使用して製造業者の説明書に従って抽出し、内部転写スペーサー(ITS)配列決定によって種レベルで同定した。
各PCR反応を、Trichophyton erinacei、Trichophyton benhamiae(白色)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)の5μl DNA抽出物(5ng/μl)の添加によって、容積20μlで行った。各反応は、1×Green GoTaq(登録商標) Flexi Buffer(Promega, USA, X9801)、2.5mM MgCl2(Promega, USA, X9801)、0.4mM 各dNTP(各25mM)(Bioline, Germany, BIO−39029)、0.75 U GoTaq(登録商標) Flexi DNA Polymerase (5 U/μl)(Promega, USA, M830)、0,5μM 正方向プライマーおよび0,5μM 逆方向プライマー(Metabion, Germany)を含んだ。増幅は、ABI 2720サーマルサイクラー(Applied Biosystems, USA, no. 4359659)で行い、96℃で3分間の予備溶解工程および96℃で15秒(融解)、52℃で15秒(アニーリング)、72℃で40秒(伸長)の35サイクルからなり、72℃において1分間保持で終了させた。
その生じるPCR生成物を、蛍光色素(これは、PCR生成物がマイクロアレイ上の相補的プローブに結合する場合に、それら生成物をマイクロアレイスキャナー(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanner, YG 0602−0101)によって検出されることを可能にする)で標識した。ハイブリダイゼーション工程のために、25μl PCR生成物を、65μl ハイブリダイゼーション緩衝液A(EUROIMMUN AG、ハイブリダイゼーション緩衝液A、ZM0101−0108)と混合した。この混合物のうちの65μlを、EUROIMMUN titerplane技術(EUROIMMUN AG, titerplane+ハイブリダイゼーションステーション, ZM 9999−0105+YG 0615−0101)を使用して、マイクロアレイにハイブリダイズさせた。55℃での1時間のインキュベーション後に、そのEUROArrayスライドを、製造業者のプロトコルに従って特別な緩衝溶液で洗浄して、非特異的結合配列を除去した(EUROIMMUN AG, 洗浄試薬1+2, ZM 0121−0050+ZM0122−0012)。洗浄後に、そのスライドを圧縮空気で乾燥させたところ、強く対形成した鎖のみがハイブリダイズしたまま残った。標識されたPCR生成物とのハイブリダイゼーションからシグナルが生成された。これを、マイクロアレイスキャナーを介して検出した。
最終データ読み取りおよびその評価を、EUROArrayScannerおよびEUROArrayScanソフトウェア(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanソフトウェア, YG 0901−0101)を使用して行った。Trichophyton erinacei、Trichophyton benhamiae(白色)およびTrichophyton benhamiae(アフリカ)のテンプレートからハイブリダイズしたPCR生成物での捕捉マイクロアレイを、図5に示す。マイクロアレイでのcy3標識PCR生成物およびコントロールとハイブリダイズしたその特異的プローブ(図5中の白丸)がまた、ハイブリダイゼーション緩衝液中の標識オリゴヌクレオチドとそのアレイの角にあるプローブ配列との間のハイブリダイゼーションに起因して、蛍光シグナルを示した場合に、株を、Trichophyton erinaceiであると同定した。
材料および方法
DNAマイクロアレイは、それらのDNA配列によって互いから異なるDNA分子(プローブ)からなる。生物のDNAがマイクロアレイにおいてこれらの規定されたプローブにマッチするセグメントを含む場合、その相補的なDNA領域は、一緒に結合する(ハイブリダイズする)。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)において使用される蛍光標識プライマーに起因して、プローブと増幅された標的配列との間の明確なハイブリダイゼーションは、マイクロアレイスキャナーを介して検出され得る。評価される陽性シグナルは、その標的配列が検出できたことを意味する。この実施例において、DNAマイクロアレイを介する皮膚糸状菌Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(黄色)およびTrichophyton concentricumの検出が示される。その使用される方法は、EUROIMMUN DNAマイクロアレイプラットフォームに基づいた。
サンプル中のTrichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(黄色)およびTrichophyton concentricumの同定のために、そのメタロプロテアーゼ遺伝子を、有用な標的領域として選択した。オリゴヌクレオチド配列の比較に基づいて、プライマーセット(正方向プライマー 5´ cy3−GCATTTCCCATGGCT 3´、逆方向プライマー 5´ cy3−TGGCTCTGTTACGTG 3´)ならびにTrichophyton benhamiae(白色/アフリカ)の検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−CATCGGCGAGGACCATCGGA 3´)、Trichophyton benhamiae(黄色)の検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−TAGGCAATGATTTTGGGCCTA 3´)およびTrichophyton concentricumの検出のための種特異的プローブ(5´ C6−アミノ−リンカー−GCAATGGTTCTGGGCCTACATC 3´)を、設計した。その設計したプローブを、内部反復、二次構造、融解温度(Tm)およびGC含有量に関してチェックした。
Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton concentricumおよびいくつかのコントロールのために設計されたプローブを、規定された位置に位置づけられた微視的に小さいスポットとして、sciFLEXARRAYER S11(Scienion AG, Germany)とともに固体キャリア材料にスポットした。
皮膚糸状菌試験培地アガー(SIFIN, Germany, TN 2102)上で培養を行った。培養したTrichophyton benhamiae(アフリカ)(CBS 808.72)、Trichophyton benhamiae(黄色)(CBS 623.66)およびTrichophyton concentricum (CBS 563.83)のDNAを、OmniPrepTM for Fungusキット(G−Biosciences, USA, no. 786−399)を使用して製造業者の説明書に従って抽出し、内部転写スペーサー(ITS)配列決定によって種レベルで同定した。
各PCR反応を、Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(黄色)、Trichophyton concentricumの5μl DNA抽出物(5ng/μl)の添加によって、容積20μlで行った。各反応は、1×Green GoTaq(登録商標) Flexi Buffer(Promega, USA, X9801)、2.5mM MgCl2(Promega, USA, X9801)、0.4mM 各dNTP(各25mM)(Bioline, Germany, BIO−39029)、0.75 U GoTaq(登録商標) Flexi DNA Polymerase(5 U/μl)(Promega, USA, M830)、1,0μM 正方向プライマーおよび1,0μM 逆方向プライマー(Metabion, Germany)を含んだ。増幅は、ABI 2720サーマルサイクラー(Applied Biosystems, USA, no. 4359659)で行い、96℃で3分間の予備溶解工程および96℃で15秒(融解)、52℃で15秒(アニーリング)、72℃で40秒(伸長)の35サイクルからなり、72℃において1分間保持で終了させた。
その生じるPCR生成物を、蛍光色素(これは、PCR生成物がマイクロアレイ上の相補的プローブに結合する場合に、それら生成物をマイクロアレイスキャナー(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanner, YG 0602−0101)によって検出されることを可能にする)で標識した。ハイブリダイゼーション工程のために、25μl PCR生成物を、65μl ハイブリダイゼーション緩衝液A(EUROIMMUN AG、ハイブリダイゼーション緩衝液A、ZM0101−0108)と混合した。この混合物のうちの65μlを、EUROIMMUN titerplane技術(EUROIMMUN AG, titerplane+ハイブリダイゼーションステーション, ZM 9999−0105+YG 0615−0101)を使用して、マイクロアレイにハイブリダイズさせた。55℃での1時間のインキュベーション後に、そのEUROArrayスライドを、製造業者のプロトコルに従って特別な緩衝溶液で洗浄して、非特異的結合配列を除去した(EUROIMMUN AG, 洗浄試薬1+2, ZM 0121−0050+ZM0122−0012)。洗浄後に、そのスライドを圧縮空気で乾燥させたところ、強く対形成した鎖のみがハイブリダイズしたまま残った。標識されたPCR生成物とのハイブリダイゼーションからシグナルが生成された。これを、マイクロアレイスキャナーを介して検出した。
最終データ読み取りおよびその評価を、EUROArrayScannerおよびEUROArrayScanソフトウェア(EUROIMMUN AG, EUROArrayScanソフトウェア, YG 0901−0101)を使用して行った。Trichophyton benhamiae(白色)、Trichophyton benhamiae(黄色)およびTrichophyton concentricumのテンプレートからハイブリダイズしたPCR生成物での捕捉マイクロアレイを、図6に示す。マイクロアレイでのcy3標識PCR生成物およびコントロールとハイブリダイズしたその特異的プローブ(図6中の白丸)がまた、ハイブリダイゼーション緩衝液中の標識オリゴヌクレオチドとそのアレイの角にあるプローブ配列との間のハイブリダイゼーションに起因して、蛍光シグナルを示した場合に、株を、Trichophyton benhamiae(白色/アフリカ)、Trichophyton benhamiae(黄色)およびTrichophyton concentricumであると同定した。
Claims (19)
- 配列番号22を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸を増幅し得る、正方向プライマーおよび逆方向プライマーを含むプライマー対。
- 配列番号22もしくはその相補鎖を含む皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する核酸配列に特異的にハイブリダイズし得る核酸、または前記核酸配列を含むベクターもしくは細胞。
- 請求項1に記載のプライマー対と、正方向プライマーと逆方向プライマーとの間にある核酸配列であって、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する前記核酸配列は、前記正方向プライマーの配列と前記逆方向プライマーの配列との間にある前記病原体のゲノムの中に位置し、好ましくは、前記病原体を含むサンプルを、請求項1に記載のプライマーを使用して増幅することによって得られる、核酸配列とを含む核酸。
- 検出可能な標識、好ましくは、蛍光標識、放射性標識、コロイド金標識または酵素的に活性な標識を含む群からの検出可能な標識を含む、請求項1に記載のプライマー対または請求項2もしくは3のいずれか1項に記載の核酸。
- 請求項2または4のいずれかに記載の核酸を含むキャリア。
- 前記キャリアは、シラン被覆ガラス、プラスチックまたはシリコン材料のマイクロアレイプレートである、請求項5に記載のキャリア。
- 皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する配列番号22を含む核酸配列を単離されたサンプル中で検出する工程を包含する方法。
- 患者から単離されたサンプル中、好ましくは、爪、毛もしくは皮膚材料中に存在する配列番号22を含む任意の核酸を、請求項1または4のいずれかに記載のプライマー対を使用して増幅し、そのようにして、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体に由来する配列番号22を含む核酸配列が前記サンプル中に存在する場合に、アンプリコンを生成する工程
を包含する、請求項7に記載の方法。 - 前記アンプリコンを検出する工程をさらに包含する、請求項8に記載の方法。
- 前記アンプリコンは、蛍光、放射能、コロイド金、または化学発光によって検出される、請求項9に記載の方法。
- 疾患、好ましくは、病原体と関連する皮膚、毛および爪の感染症の診断のための、請求項1もしくは4のいずれかに記載のプライマー対、請求項2に記載の核酸、または請求項5〜6のいずれかに記載のキャリアを含む組成物。
- 請求項1もしくは4のいずれかに記載のプライマー対、請求項2に記載の核酸および/または請求項5〜6のいずれかに記載のキャリアを含むキットであって、好ましくは、疾患、より好ましくは、病原体と関連する皮膚、毛および爪の感染症の診断のためのキット。
- 疾患、好ましくは、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体、より好ましくは、配列番号22を含む核酸を有する皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体の診断のためのキットを製造するための、請求項1もしくは4のいずれかに記載のプライマー対、請求項2に記載の核酸または請求項5〜6のいずれかに記載のキャリアの使用。
- 疾患、好ましくは、皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体、より好ましくは、配列番号22を含む核酸を有する皮膚、毛および爪の感染症と関連する病原体の診断のための、請求項1もしくは4のいずれかに記載のプライマー対、請求項2に記載の核酸または請求項5〜6のいずれかに記載のキャリアを含むキット。
- 真菌、好ましくは、Trichophyton属の真菌、より好ましくはT.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群の真菌の同定のための、請求項1〜6のいずれかに記載のプライマー対、核酸もしくはキャリアを含む組成物、または請求項12に記載のキット。
- 前記病原体はTrichophyton属に由来する、請求項1〜6、11〜12および14〜15のいずれかに記載のプライマー対、核酸、キャリア、組成物またはキット。
- 前記病原体は、T.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群に由来する、請求項16に記載のプライマー対、核酸、キャリア、組成物またはキット。
- 前記病原体はTrichophyton属に由来する、請求項7〜10および13のいずれかに記載の方法または使用。
- 前記病原体は、T.tonsurans、T.equinum、T.interdigitale、T.benhamiae(アフリカ)、T.benhamiae(黄色)、T.concentricumおよびT.erinaceiを含む群に由来する、請求項18に記載の方法または使用。
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