JP2018169400A - 血液沈降速度およびそれに関連する他のパラメータを決定する装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】血液の沈降速度ならびに相関する他のパラメータを決定する方法および対応する装置を供給して、非常に手早く容易な信頼性および精度が高い分析を可能にする。【解決手段】被検試料を通過する放射のビームをエミッタ手段によって発すること、および該試料を通過した放射のビームをレシーバ手段によって検出することによって実行され、分析対象試料の供給部に接続された少なくとも1本のチューブ12に連結されている読み取りチャンバを備える、血液沈降速度および関連する他のパラメータを決定する装置。該読み取りチャンバは、特定の波長領域の放射を少なくとも部分的に透過し、分析対象試料が導入される少なくとも1つの略直線的な小寸法の部分を有する。読み取りチャンバ50は、前記チューブ12と流体的に連続して連結される毛細流路を画定するプラスチック材またはガラス製のチューブ51からなる。【選択図】図4

Description

本発明は、医用分析分野で使用される、血液沈降速度(「ESR」)ならびにそれに関連する他のパラメータを手動または自動で決定する装置およびそれに対応する方法に関する。
医用分析分野では、炎症として定義される病態を、血液の血球部分、具体的には赤血球(erythrocytes)すなわち赤血球(red corpuscles)の沈降速度を測定することで確認する。具体的には、赤血球沈降速度は、非特定的な炎症状態の診断テストを代表する。
血液の沈降速度を測定する古典的または基準となる方法がウエスターグレン法である。
近年、この試験法は特に実行時間の点で大幅に改善されており、たとえばDuicの名での米国特許第5,827,746号明細書、Bredaの名での米国特許第6,632,679号明細書および米国特許第7,005,107号明細書といった特許文献に記載されている。これらの特許文献では「ストップ・アンド・フロー」と呼ばれる手法の使用が記載されているが、これは、毛細管チューブ内の被検血液の流れを止め、止めた後濃縮する血液の血球部分の凝集速度を測光法によって光学的に測定するものである。
この手法により、一方では、必要な血液量がウエスターグレン法で必要な数ミリリットルからBreda法で必要な数百マイクロリットルに減り、また他方では、測定結果を得るまでの待ち時間が、ウエスターグレン法の沈殿に要する少なくとも1時間と比べてわずか20秒になった。
Huscherの名での国際公開第2004/032702号パンフレットによると、光学/測光検出の代わりに音波による検出法も使用され、音波は、被検試料が移動中のチューブに向けて発せられ反対側から検出されることが知られる。
また、現状技術においては、具体的には国際公開第2005/022125号パンフレットによると、沈降速度を測定する装置を血球計数装置と一体化し、毛細管における沈降速度を測光法で測定する革新的な手法を用いて、関連の実施時間が短縮しかつ使用する血液量も低減することが知られる。
国際公開第2007/006791号パンフレットではさらに改善がなされ、血液の赤血球沈降速度の測定機器の最適な較正と設定のために、乳酸(lactic)と呼ばれる特定の物質の使用が提案されている。
別の進展が国際公開第2007/128684号パンフレットに示され、ここでは患者の赤血球沈降速度の測定から得た結果を、想定される貧血状態に関する情報を得るのに使用することが提案されている。
上述のすべての方法では様々な測定システムが使用されるが、患者から採取した血液を、たとえ微量であっても、チューブ状容器に導入し、次いでこの血液試料を移動させながら必要な測定を実施する。
このタイプの光学/測光測定のみならず他のタイプの放射、たとえば音波についても聞かれる問題の1つが、通常使用される小型のテフロン(登録商標)チューブが受信装置に対し相対的に入射光線を偏向させる効果を生じ得るような厚さを有することである。
さらに、通常のテフロン(登録商標)チューブは、押し出しによる製造において、入射光線が当たる点にまさに相当する厚さおよび断面に差異があり得る。テフロン(登録商標)チューブのこのような厚さと断面の差異が、エミッタが通過光線を偏向させるような場所に存在する場合、障害となって非線形読み取り値が生じるので、検出システムを較正して生産段階で繰り返し精度のある機器を得ることが難しくなる。
チューブの表面は、入射する放射に垂直ではなく、また入射する放射が発せられ受けられる際の媒体(空気)とは異なる屈折率を有するので、毛細管の表面はレンズの役割を果たし、入射波前部の形状を変える。
添付の図1aおよび図1bは、現状技術の状況を図示しており、ここでエミッタ100がテフロン(登録商標)チューブ102に向けて放射101を発し、反対側にはレシーバ103があって、テフロン(登録商標)チューブ102内の被検試料(図示せず)を通過した後の放射を検出する。
図1aから明らかなように、波101はテフロン(登録商標)チューブ102の厚さを通過しながら4回偏向されるので、測定結果の精度は保証されない。
図1bでは、平行中心光でさえもが、特に図面で強調して示すように、内径と外径の同軸性の公差のせいでチューブの断面が外周においてとりわけ不均一な場合、テフロン(登録商標)チューブ102を通過するときいかに偏向されるかが明らかである。
押し出しによるテフロン(登録商標)チューブの製造工程は既知の技術的限界なので、全長にわたり一定な断面を確実に有するテフロン(登録商標)チューブを工業生産することは実用上不可能であることが見いだされている。
上述したように、チューブの中心部に命中するように入射放射をどれだけ平行化しても、押し出し中に標準化された精度を得ることが不可能なので、上述した厚さのばらつきによって光学測定の誤差が誘発されて、機器ごとに異なる読み取り値が出る可能性がある。
この問題は、必要以上に大径のチューブを用いること(したがって試料体積も増加)や、拡散性の材料/表面を用いること(たとえば電磁放射に対してはテフロン(登録商標))により部分的には解決するが、機器の感度は低下する。
この測定法の使用に関する別の大きな問題は、連続する測定と測定の間に読み取りチャンバの汚染(混入)が生じることである。実際、測定が1回終わるごとに、また分析の後に、血液試料は排出され、新しい血液試料が測定部分に導入される。
ESRは赤血球による沈降特徴の物理的測定なので、このタイプの試験にとっては、試料の連続的流れにおいて、試験の測定点で前の試料を次の試料に決して混入させないことが重要となる。
排出後に測定部分を洗う必要がないように、分析済みの試料の残留分はこれから分析する新しい血液試料によって排出されるが、混入を防止するために、血液が通らなければならない流路を長目にしてあるので、用いる血液の体積ならびに実施時間が増加する。
米国特許第5,827,746号明細書 米国特許第6,632,679号明細書 米国特許第7,005,107号明細書 国際公開第2004/032702号パンフレット 国際公開第2005/022125号パンフレット 国際公開第2007/006791号パンフレット 国際公開第2007/128684号パンフレット
上記で特定した問題に関し、本発明の1つの目的は、血液の沈降速度ならびに相関する他のパラメータを決定する方法および対応する装置を供給して、非常に手早く容易な信頼性および精度が高い分析を可能にすることである。
別の目的は、一連の試料間の洗浄を省いて、自動、半自動または手動の機器の作業フローを簡略化することである。
本発明の別の目的は、小型の簡単に持ち運べる、どのような条件や環境でも実用的な、またたとえばいわゆる「ポイント・オブ・ケア」(POC)において医院や病院で使い捨て機器としても使用できる、装置を作製することである。
出願人は、本発明を考案し具現化してこれらの目的および他の利点も達成している。
本発明は独立請求項において記載され特徴づけられるが、従属請求項も本発明の他の特徴または主たる発明の主意の変形を記載する。
本発明によるESRを決定する装置は、その一般的な構造において、被制御断面を有する貫通通過路を備える読み取りチャンバを備え、該読み取りチャンバは、特定の波長範囲の放射を透過させる材料で作製され、少なくとも1つの極めて小寸法の略直線的な部分を有し、その内部に分析対象の血液が導入され移動させられる。
通過路は入口穴と出口穴の間に画定され、これらの穴はそれぞれ、たとえばテフロン(登録商標)製のチューブの供給端部と排出端部に接続され、該チューブは血液試料を読み取りチャンバへと輸送し、測定済み試料を読み取りチャンバから排出する役割を果たす。
本明細書では、放射という用語は、電磁波(具体的には可視野の電磁波)と、たとえば限定ではないが音波または本文脈で使用可能な任意の他の種類の放射など、波動力学の原理による他の諸波の両方を指す。
したがって、以後、特に図面の詳細な説明においては、光放射および光学タイプのエミッタ/レシーバに言及することもあろうが、そうであっても、本発明は上述したようなあらゆる種類の放射に等しく適用可能であることを理解されたい。
装置はまた、血液試料を読み取りチャンバ内に送ることができるポンプ手段を備えるので、該血液試料はエミッタ手段が発した放射を通過させ、エミッタ手段の反対側の読み取りチャンバの対応する場所に配置された相手側レシーバ手段によって検出されることができる。
レシーバ手段は、検出値を通常使用される単位と互換性のある測定単位で沈降速度式または関連する他のパラメータに変換することができる処理ユニットに接続されている。
ポンプ手段は、現状技術で既知の方法で、読み取りチャンバを通過する血液の流れを急に遮断して流れを止め、そうして圧縮された赤血球に凝集と沈降を生じさせるのに適している。
この圧縮により検出手段が検出する信号に差異が生じ、その結果ESRの決定に有用な情報が得られる。
本発明の第1の特性によると、読み取りチャンバは、毛細管サイズの貫通路を有する本体からなり、該本体は、たとえば円筒形の断面を有するがこの形状は限定的なものではなく、また、たとえば限定ではないがアクリルなどのプラスチック、またはガラスで作製される。この通過路は、読み取りチャンバを画定する本体を貫通し、分析対象の血液の供給チューブと排出チューブそれぞれの端部に関し入口穴と出口穴を有する。
そのような材料、たとえばアクリルやガラスを使用すると、読み取りチャンバを画定するたとえば円筒形の本体を、具体的にはレシーバ手段が検出する放射の入射表面においてモデル化することができる。
具体的には、アクリルまたはガラス製の読み取りチャンバに特有の形状は、光、音波、または他の適当な放射の入射区域が、従来のテフロン(登録商標)チューブのように曲線からなる表面ではなく、略平坦な表面を有する適当な形状にされている。
別の発展的な特徴によると、読み取り/測定チャンバは、反対側の端部、すなわち出口端部にも平坦な表面を有するので、光、音または他の放射の通路は、情報内容を変えてしまうような曲線によって偏向/屈折されない。
具体的には、これら平坦な表面を有する読み取り窓は、それらの標準位置決め公差内の位置に依存せず入射放射と相互作用して機械的に作用する。
本発明の別の変形によると、これらの平坦な窓は、通常のテフロン(登録商標)チューブのように拡散性ではない透過表面を構成し、より高い光または音の検出感度を得ることができる。
本発明のある変形によると、その穴の開いた本体がアクリル材またはガラスでできている読み取りチャンバは、上流側と下流側でたとえばテフロン(登録商標)製などの従来のタイプのチューブに接続され、そのチューブ内を血液試料が移動する。
別の特徴では、ガラスまたはアクリルの読み取りチャンバは、剛性容器内に収容され、該剛性容器は、分析対象の血液の通路を画定する上流側および下流側のチューブの収容台座を画定している。
実施形態の別の様式では、剛性容器は、読み取りチャンバを通過する光、音、または他の種類のビームの通路を画定する平行化手段も有する。
本発明の別の特徴によると、本装置および特に上述の測定セルの特徴のおかげで、本測定方法により、1つの試料と別の試料との間での混入が防止され、測定値の歪曲が生じたり試料間洗浄を要したりすることになる連続する試料間の混入の原因であるいわゆる「キャリーオーバー」現象が防止される。
本発明による方法では、採取する血液試料がたとえば約20〜30マイクロリットルと極少量でよく、小児科の血液試料の採取や毛細血管を介しての採取が容易になる。
本発明によると、エミッタとレシーバを備える装置は、各試料の読み取りの移動末端部に相当する血液の流れの所定の地点に配置される。
アクリルまたはガラス材で作製され、剛性支持部内に配置された読み取りチャンバを用いることで、また、発せられる放射が平行化されるおかげで、本発明によると、直前の試料の混入がない試料の末部、いわゆる試料の尾部を常に測定することが可能になる。
さらに、こうすれば、測定点で後続のすべての血液試料に直前の試料が混入することがない。
本発明の実施形態の一様式では、読み取りチャンバにおける血液の体積は1マイクロリットルだが、小児科の試料では患者一人当たりの血液量は20または30マイクロリットルであり得る。
本発明の一特徴によると、読み取りおよび測定点は、測定チャンバおよび特にガラスまたはアクリルのチューブに対し相対的に、25マイクロリットルの血液が通過し、これを不活性通過分として読み取りチャンバ内を測定されずに通過させるような位置に配置される。
試料の読み取りは、当初の体積の最後の5マイクロリットルのうち1マイクロリットルの体積の部分について開始される。
不活性血液20マイクロリットルが1マイクロリットルの読み取りチャンバを通過することで、1マイクロリットルの体積に対し20倍の比率に匹敵する機械的または洗浄スラストの作用がある。
測定されない20マイクロリットルのスラスト体積のおかげで最後の5マイクロリットルには試料間の混入がなく、したがって分析対象試料の通過分は直前の試料に対する自己洗浄作用がある。
このおかげで、本発明は、毛細血管試料からの小滴測定(25マイクロリットル)の実行を可能にすると同時に試料間の洗浄を一切要しないので、いわゆるポイント・オブ・ケア(POC)や小児科における使用に特に適している。
要約すると、本発明が提供する利点、具体的には読み取りチャンバの構成と構造は、以下のとおりである。
・少ない試料体積でESR測定を実施することが可能であり、特に小児科患者や毛細血管の試料に適応される。
・テフロン(登録商標)チューブの製造に関する問題に由来する放射の偏向による測定精度の低下がない。
・小児科の試料も成人患者から採取した試料も、試料の自動洗浄システムを用いるので、1つの試料と次の試料との間のキャリーオーバーが防止できる。
・高低交互の試料の実験的ESR測定トライアルは、同じ試料を逆にしても同じ結果が得られることを立証する。
本発明による装置では、読み取りチャンバ、血液サンプリング手段、および光学検出システムは、可搬式構造体を構成することができ、処理ユニットおよび存在し得る結果ディスプレイシステムとは別に分かれているが、送信ケーブルで、または無線でも接続され得る。
このように、試料採取および分析機器の寸法が小さいので、使用において非常に柔軟で汎用性があり、たとえば直接患者の枕元やともかく困難な条件でも使用することができる。
また、このような装置を複数並列で使用して異なる血液試料の同種の分析を同時に行うこともできるし、同一試料について異なる種類の血液学的分析を行うことができる他の諸装置とこの装置を直列で使用することもできる。
さらに、分析に要する時間が非常に限られるので、この装置を地域の医院や外来患者センターで、移動血液ユニットとしてまたは上述したように別の種類の血液学的分析用の装置と一体化させて使用することもできる。
流れの連続的試験は、密度や粘性など、血液のレオロジーの他のパラメータの決定にも使用できる。
本発明のこれらおよび他の特徴は、添付の図面を参照しながら、非限定的例として提供される以下の実施形態の好ましい様式の記載から明らかになる。
現状技術におけるテフロン(登録商標)製の毛細管チューブの使用に関する問題を示す概略図である。 現状技術におけるテフロン(登録商標)製の毛細管チューブの使用に関する問題を示す概略図である。 本発明による血液の沈降速度および他のパラメータを決定する装置を示す概略図である。 光学送受信システムを図式化した本発明による容器および読み取りチャンバの切欠き図である。 読み取りチャンバの詳細図である。 読み取りチャンバを剛性容器から取り外した分解図である。 本発明による装置の働きの概略図である。 連続する試料間の混入の問題が解消された本発明による方法の概略図である。
図2は、血液の沈降速度および関連する他のパラメータを決定する装置10を概略的に、ただし非限定的に示し、装置10は主として以下の構成要素を備える。
・分析対象の血液をサンプリングする部材11、
・内部に血液試料を導入することができ、該試料を読み取りチャンバ50へと輸送するたとえばテフロン(登録商標)製のチューブ12であって、該読み取りチャンバ50は、この非限定的事例(図4および図5)では、たとえばアクリルなどのプラスチック材またはガラス製の、100〜2000nm、好ましくは200〜1000nmの範囲の電磁放射を透過する小型シリンダ51(以後、円筒形本体51と定義される)からなる本体を備えている、チューブ12、
・サンプリング部材11をチューブ12と連結して血液試料を内部に循環させる回路13、
・回路13に連結される瞬間ロックポンプ14、
・分析済みの血液試料を排出する排出パイプ15、
・この場合は読み取りチャンバ50を画定する円筒形本体51に対し相対的に反対側に配置されている放射エミッタ装置16およびそれに連結された相手側の検出装置17を備える測定機器、
・装置10の働きを管理することができる制御処理ユニット20、および
・インターフェースユニット18によって装置16および17が制御処理ユニット20と連結されている該インターフェースユニット18。
サンプリング部材11は、この場合はシリンジであり、小型モータ23によって回転可能な保存ドラム21の容器22から分析対象の血液試料を選択的に取ることができる。
図示の実施形態の様式では、サンプリング部材11は、患者の指28から自然な状態の血液を直接採取するのにも使用でき、たとえば毛細管51および装置16、17を内蔵する指穿刺タイプのランセットデバイスで実施される。
さらに、血液は、他の分析を実行するのに適した装置29からチューブ12に達してもよく、装置29内に装置10全体が組み込まれ得る。こうすれば既に均質化されておりそれ以上の処理を必要としない血液が読み取りチャンバ50に到達することになる。
一変形では、サンプリング部材11は、撹拌手段を一体装備して、採取された血液試料を均質化する。
チューブ12は、図示の非限定的解決策では、所望どおりに予め設定できる一定の温度下にチューブ12を保つことができる分析実施温度を調整するサーモスタット手段が設けられた金属製支持体19と連結されている。
ポンプ14は、チューブ12の上流側と下流側のどちらにでも配置され得、サンプリング部材11を駆動して血液試料を回路13とチューブ12の内部で循環させることができ、また、試料の流れを瞬間的に遮断する機能も有する。
好ましい様式では、ポンプ14は可逆的であり、回路13内で血液を実線(吸引)と破線(押し出し)とでそれぞれ示す2つの方向に循環させることができる。
インターフェースユニット18は、エミッタ装置16を起動/停止し、かつレシーバ17が拾った信号を制御処理ユニット20への可読信号に翻訳することができる。
制御処理ユニット20は、マイクロプロセッサ型の電子プロセッサからなり、装置10の異なる機能モードを管理するのにプログラム可能である。
制御処理ユニット20は、一連のパラメータを数値データ、表、またはグラフとして含むデータベースまたは内部メモリ27を備える。
制御処理ユニット20はまた、この場合はデータ入力用キーボード26、モニタまたはディスプレイ24、およびプリンタ25からなるユーザー・インターフェース手段も備えて、分析結果を表示しそれらを統計目的で処理する。
読み取りチャンバ50は、この場合は円筒形本体51が収容される中央貫通穴54を有する剛性容器52内に作製される(図4)。一変形によると、円筒形本体51は、貫通穴54を閉じるために配置された透明レンズ(図面では見えない)が画定する閉じた部分に収容される。
前側の穴56aと後側の穴56bの一対の穴によって、円筒形本体51は上流側と下流側をチューブ12の供給端部と排出端部にそれぞれ連結する。こうして被検血液試料は、円筒形本体51内部で入口と出口の2つの穴56aと56bの間に画定された通過路58を通って図3に示す方向Sに流されて、エミッタ装置16から発せられた電磁波のビームを通過させることができる。図3から明らかなように、電磁波のビームは、通過路58によって画定された血液試料の移動方向に対し略直交する方向に円筒形本体51を通過する。
剛性容器52は、チューブ12と円筒形本体51の間に最適な安定した流体接続を保証するために、チューブ12の対応する部分のための収容台座55を有する。
エミッタ装置16と相手側の検出装置17は、円筒形本体51に対向して反対側にあり、有利には200〜1000nmの波長の電磁放射をそれぞれ発し、検出することができる。
円筒形本体51は、エミッタ装置16の反対側と対面側とに平坦な表面53を有するので、数字60で表される電磁波の通路が曲線によって偏向/屈折されてその情報内容が変わってしまうことがない。
剛性容器52は、電磁波のビームを円筒形本体51に対してのみ集束させる経路59(図4)を有するので、血液試料の一部分のみが測定に関与する。具体的には、以後明らかにするが、分析に供される試料の少量部分が、1つの試料と次の試料の間の重要な自己洗浄効果を得ることができる。
円筒形本体51を使用するおかげで、形状公差や製造公差が測定精度に及ぼす影響はなくならないにしても低下するが、それは光信号が完全に平行化され、厚さや障害要素によって偏向されたり変化されたりしないからである。また、ガラスまたはアクリル材料は、本質的に従来のテフロン(登録商標)チューブの使用に伴う問題を来さないことも考慮にいれるべきである。
さらに、上述した円筒形本体51を使用すれば、エミッタ装置16が発する放射の入射表面を適切に設計できる。
たとえば、放出特徴(波の種類、波長、距離など)に関して放射の入射表面を寸法決めして、装置内で試料の経路の周りに一定した強度の平坦な波を得ることが可能である。こうすれば、該経路の位置決め誤差に対し高レベルの無感応性が得られるので組立の不精密さがあっても測定の高い繰り返し精度が保証され、また、感度も確実に増大するので、分析対象試料がたとえ1マイクロリットル程度の量であっても測定を実施することができる。
図示していないが、ある発展的変形において、本発明は、電磁波の入射精度をさらに高めるために、エミッタ装置16と円筒形本体51の間にコリメータ・レンズを介在させることができる。
ある変形では、この平行化効果は、円筒形本体51のガラスまたはアクリル表面の適当な作用によって得ることができる。
図6を参照すると、円筒形本体51内を移動中の液体試料(血液その他)が、ガラスまたはアクリル材の屈折率とは異なる液体自体の屈折率に直結したふるまいをする一種のレンズをいかに構成するようになるかがわかる。図6では、事例a)と事例b)を比べて、試料を通過する経路においていかに波の偏向が異なるかが明らかである。
本発明のおかげで、たとえば血中タンパク質含有分(content)の指標となる血漿の屈折率の測定など、他の種類の測定を実施することが可能になる。これによって、本発明による装置10は、以下の機能を実行できる。
・吸光度を測定し、タンパク質含有分(屈折率の実部)に依存しない光学密度(屈折率の虚部)の測定を可能にすること、
・全血由来および血漿由来の血漿の屈折率を測定すること、
・(屈折率の実部と虚部の両方を測定して)2つの大きさの協働を測定し、試料の入った試験管を上下逆さにしてから測定に供する、ESR測定の代替検査であるゼータ沈降速度(ZSR)を測定できるようにすること、
・血液が流れている間、流れに垂直な平行電場の偏光面における血液の実部と虚部で屈折率を測定しそれらの値を比較すること。
図7を参照すると、上述の特徴を有する分析対象試料の通過路58を画定する円筒形本体51を有する読み取りチャンバ50を用いることがまた、いかに逐次測定方法を容易にし得るかが明らかであり、該方法では「キャリーオーバー」という用語で知られる異なる試料間の混入現象が低減する。
たとえば、血液である試料の流れの到着方向をAとすると、第1試料C1がいかに頭部Ca1および尾部Cc1を有し、その後端部が第2試料C2の頭部Ca2の一部に混入するかが明らかである。
しかし、読み取り区域Zをわずかな長さの直線部分に限定することができるので、読み取りに供される試料は、おそらくは尾部Cc2を含む中間の小部分のみであり、直前の試料の混入に影響されない。実際、次の試料C2の頭部Ca2は直前の試料の残留分の洗浄要素として働くので、中間部と次の試料の尾部には微量の混入もない。
したがって、円筒形本体51内の低量の試料は、エミッタ16/レシーバ17システムの位置を清浄区域に集中させて「キャリーオーバー」現象の悪影響を除くことができる。
上記の装置の部品を、本発明の分野および範囲を逸脱することなく変更および/または追加できる。
たとえば、エミッタ16とレシーバ17の両装置を円筒形本体51の同じ側に配置して、発した放射の反射を検出させてもよい。
さらに、エミッタ装置16を偏光を発するようにしておいて、偏光の関数としての特徴的分析結果を得ることもできる。
あるいは、血液試料の流れの瞬間的遮断を回路13および/またはチューブ12に連結した弁手段によって実行してもよい。

Claims (3)

  1. 分析対象試料を通過する放射のビーム(60)をエミッタ手段(16)によって発すること、および前記分析対象試料を通過した前記放射のビームをレシーバ手段(17)によって検出することによって実行され、ここで読み取りチャンバが前記分析対象試料の供給部(11、21、28)に接続された少なくとも1本のチューブ(12)に連結されている、血液沈降速度および関連する他のパラメータを決定する方法において、20〜30マイクロリットルで構成される量の前記分析対象試料が、間に貫通通過路(58)を画定する入口穴(56a)と出口穴(56b)とによって供給チューブ(12)と流体接続されたプラスチック材またはガラス製の前記貫通通過路(58)を有する本体(51)によって画定される読み取りチャンバ(50)内に送られることを提供すること、前記エミッタ手段(16)と前記レシーバ手段(17)は、各試料の読み取りの移動末端部に相当する血液の流れの所定の地点で貫通通過路(58)を有する前記本体(51)の平坦な表面(53)にそれぞれ対向して配置されること、および前記分析対象試料の頭部が通過してから前記分析対象試料の末端部分が測定されるので、前記頭部は直前の試料の混入を洗い流す働きをすることを特徴とする方法。
  2. 貫通通過路(58)を有する前記本体(51)の前記読み取りチャンバ内で分析される前記分析対象試料の体積は、約1マイクロリットルであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記分析対象試料の屈折率と貫通通過路(58)を有する前記本体(51)を構成する材料の屈折率の差異のおかげで、貫通通過路(58)を有する前記本体(51)内を移動中の前記分析対象試料の屈折率の測定を可能にすることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
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