JP2018168768A - 空燃比センサ制御装置、空燃比センサ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】空燃比センサが備えるセンサ素子の損傷を抑制することが可能な、空燃比センサ制御装置及び空燃比センサ制御方法を提供する。【解決手段】エンジンENGの排気管EXPに取り付けられて排気管EXPの内部に存在する空気の空燃比を検出する空燃比センサAFSが備えるセンサ素子に通電する電圧を制御する通電制御部14と、エンジンENGに発生した失火を検出する失火検出部12とを備える空燃比センサ制御装置1であり、通電制御部14は、失火検出部12が失火を検出すると、センサ素子への通電を停止する。【選択図】図1
Description
本発明は、自動車のエンジン等、内燃機関の空燃比制御等に用いる空燃比センサ制御装置と、空燃比センサ制御方法に関する。
自動車のエンジン等、内燃機関から排出される排ガス中に存在する有害成分の浄化や、内燃機関の燃費向上を目的として、例えば、特許文献1に開示されているように、空燃比センサを用いた内燃機関の燃焼制御が行われている。
特許文献1に開示されている内燃機関の燃焼制御では、固体電解質体と、多孔質拡散抵抗層にて被覆され、固体電解質体の一方の面に設けた被測定ガス側電極と、固体電解質体の他方の面に設けた基準ガス側電極を備えた空燃比センサを用いる。
特許文献1に開示されている内燃機関の燃焼制御では、固体電解質体と、多孔質拡散抵抗層にて被覆され、固体電解質体の一方の面に設けた被測定ガス側電極と、固体電解質体の他方の面に設けた基準ガス側電極を備えた空燃比センサを用いる。
しかしながら、特許文献1に開示されている空燃比センサ制御装置を含め、従来の制御装置では、エンジンに失火が発生して燃焼していない燃料(未燃燃料)が排気管へ排出されると、空燃比センサが備えるセンサ素子の表面へ未燃燃料が付着する。そして、センサ素子の表面へ付着した未燃燃料は、毛細管現象でセンサ素子の内部へ侵入し、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態で、空燃比センサに電圧を印可すると、未燃燃料が沸騰して気化圧が発生する。このため、気化圧により発生する応力がセンサ素子の強度を超えて、センサ素子に割れ等の損傷が発生するという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、空燃比センサが備えるセンサ素子の損傷を抑制することが可能な、空燃比センサ制御装置と、空燃比センサ制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、エンジンに発生した失火を検出すると、エンジンの排気管に取り付けられて排気管の内部に存在する空気の空燃比を検出する空燃比センサが備えるセンサ素子への通電を停止する。
本発明の一態様によれば、エンジンに失火が発生し、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の加熱が抑制され、未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となる。
これにより、エンジンに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
これにより、エンジンに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態について、完全な理解を提供するように、特定の細部について記載する。しかしながら、かかる特定の細部が無くとも、一つ以上の実施形態が実施可能であることは明確である。また、図面を簡潔なものとするために、周知の構造及び装置を、略図で表す場合がある。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(空燃比センサ制御装置の構成)
図1から図6を用いて、空燃比センサ制御装置1の構成について説明する。
図1中に表すように、空燃比センサ制御装置1は、エンジンENGの排気管EXPに取り付けられた空燃比センサAFSを制御する装置であり、コントローラ10を備える。
エンジンENGは、インテークマニホールド(図示せず)から吸気した空気を含む混合気をシリンダ(図示せず)内で燃焼させ、燃焼後の空気を、エキゾーストマニホールド2から排気する。エキゾーストマニホールド2から排気された空気は、触媒4を通過した後、排気管EXPを介して車両の外部(外気)へ放出される。
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(空燃比センサ制御装置の構成)
図1から図6を用いて、空燃比センサ制御装置1の構成について説明する。
図1中に表すように、空燃比センサ制御装置1は、エンジンENGの排気管EXPに取り付けられた空燃比センサAFSを制御する装置であり、コントローラ10を備える。
エンジンENGは、インテークマニホールド(図示せず)から吸気した空気を含む混合気をシリンダ(図示せず)内で燃焼させ、燃焼後の空気を、エキゾーストマニホールド2から排気する。エキゾーストマニホールド2から排気された空気は、触媒4を通過した後、排気管EXPを介して車両の外部(外気)へ放出される。
第一実施形態では、一例として、エンジンENGが、ディーゼルエンジンである場合について説明する。したがって、第一実施形態では、触媒4として、ディーゼル用酸化触媒(DOC:Diesel Oxidation Catalyst)等を用いる。
また、エンジンENGには、クランク角センサ6が取り付けられている。
クランク角センサ6は、エンジンENGが備えるクランク軸(図示せず)やカム軸(図示せず)の回転に応じて、クランク軸の回転角度(以降の説明では、「クランク角」と記載する)を検出する。そして、検出したクランク角を含む情報信号(以降の説明では、「クランク角信号」と記載する)を、コントローラ10へ出力する。
また、エンジンENGには、クランク角センサ6が取り付けられている。
クランク角センサ6は、エンジンENGが備えるクランク軸(図示せず)やカム軸(図示せず)の回転に応じて、クランク軸の回転角度(以降の説明では、「クランク角」と記載する)を検出する。そして、検出したクランク角を含む情報信号(以降の説明では、「クランク角信号」と記載する)を、コントローラ10へ出力する。
空燃比センサAFSは、排気管EXPの内部に存在する空気に対し、空燃比(A/F)を検出する。空燃比センサAFSが検出した空燃比は、例えば、エンジンENGの空燃比制御に用いる。
また、空燃比センサAFSは、図2中に表すように、固体電解質体20と、被測定ガス側電極22と、基準ガス側電極24と、多孔質拡散抵抗層26と、ヒーター基板28を備える。
固体電解質体20は、酸素イオン導電性の材料(例えば、部分安定化ジルコニア)を用いて形成されている。
また、空燃比センサAFSは、図2中に表すように、固体電解質体20と、被測定ガス側電極22と、基準ガス側電極24と、多孔質拡散抵抗層26と、ヒーター基板28を備える。
固体電解質体20は、酸素イオン導電性の材料(例えば、部分安定化ジルコニア)を用いて形成されている。
被測定ガス側電極22は、例えば、白金を用いて形成されており、固体電解質体20の一方の面(図2中では、上側の面)に設けられている。
なお、被測定ガス側電極22の構成は、固体電解質体20と対向する面(図2中では、下側の面)及び多孔質拡散抵抗層26と対向する面(図2中では、上側の面)のうち少なくとも一方の面に、保護層が形成されている構成としてもよい。この場合、被測定ガス側電極22と保護層を、例えば、部分安定化ジルコニアを用いて形成された固体電解質体で覆う構成としてもよい。
なお、被測定ガス側電極22の構成は、固体電解質体20と対向する面(図2中では、下側の面)及び多孔質拡散抵抗層26と対向する面(図2中では、上側の面)のうち少なくとも一方の面に、保護層が形成されている構成としてもよい。この場合、被測定ガス側電極22と保護層を、例えば、部分安定化ジルコニアを用いて形成された固体電解質体で覆う構成としてもよい。
基準ガス側電極24は、例えば、白金を用いて形成されており、固体電解質体20の他方の面(図2中では、下側の面)に設けられている。
なお、基準ガス側電極24の構成は、固体電解質体20と対向する面(図2中では、上側の面)及びヒーター基板28と対向する面(図2中では、下側の面)のうち少なくとも一方の面に、保護層が形成されている構成としてもよい。この場合、基準ガス側電極24と保護層を、例えば、部分安定化ジルコニアを用いて形成された固体電解質体で覆う構成としてもよい。
多孔質拡散抵抗層26は、被測定ガス側電極22を被覆する層である。
なお、基準ガス側電極24の構成は、固体電解質体20と対向する面(図2中では、上側の面)及びヒーター基板28と対向する面(図2中では、下側の面)のうち少なくとも一方の面に、保護層が形成されている構成としてもよい。この場合、基準ガス側電極24と保護層を、例えば、部分安定化ジルコニアを用いて形成された固体電解質体で覆う構成としてもよい。
多孔質拡散抵抗層26は、被測定ガス側電極22を被覆する層である。
ヒーター基板28は、基準ガス側電極24を間に挟んで、固体電解質体20の他方の面に設けられている。
ヒーター基板28には、ヒーター基板28からの通電により発熱する発熱体30が接続されている。ヒーター基板28による発熱体30への通電は、コントローラ10から入力される情報信号に応じて行う。
なお、第一実施形態では、図2中に表すように、ヒーター基板28のうち基準ガス側電極24と対向する面(図2中では、上側の面)に発熱体30を配置した構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、基準ガス側電極24と発熱体30との間にヒーター基板を配置し、二枚のヒーター基板の間に発熱体30を配置した構成としてもよい。この場合、二枚のヒーター基板と発熱体30を、例えば、部分安定化ジルコニアを用いて形成された固体電解質体で覆う構成としてもよい。
ヒーター基板28には、ヒーター基板28からの通電により発熱する発熱体30が接続されている。ヒーター基板28による発熱体30への通電は、コントローラ10から入力される情報信号に応じて行う。
なお、第一実施形態では、図2中に表すように、ヒーター基板28のうち基準ガス側電極24と対向する面(図2中では、上側の面)に発熱体30を配置した構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、基準ガス側電極24と発熱体30との間にヒーター基板を配置し、二枚のヒーター基板の間に発熱体30を配置した構成としてもよい。この場合、二枚のヒーター基板と発熱体30を、例えば、部分安定化ジルコニアを用いて形成された固体電解質体で覆う構成としてもよい。
発熱体30は、通電された電圧に応じて発熱し、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子を加熱する。
すなわち、第一実施形態では、一例として、空燃比センサAFSを、ヒーター基板28、基準ガス側電極24、固体電解質体20、被測定ガス側電極22、多孔質拡散抵抗層26を順に積層した積層型のセンサを用いて形成した場合について説明する。
したがって、第一実施形態の空燃比センサAFSは、複数の電極を積層した積層型のセンサである。
すなわち、第一実施形態では、一例として、空燃比センサAFSを、ヒーター基板28、基準ガス側電極24、固体電解質体20、被測定ガス側電極22、多孔質拡散抵抗層26を順に積層した積層型のセンサを用いて形成した場合について説明する。
したがって、第一実施形態の空燃比センサAFSは、複数の電極を積層した積層型のセンサである。
コントローラ10は、例えば、ECU(Electronic Control unit)を用いて形成されており、失火検出部12と、通電制御部14と、ヒーター制御部16を備える。
失火検出部12は、クランク角センサ6から入力を受けたクランク角信号が含むクランク角に基づき、回転慣性モーメントを演算する。さらに、失火検出部12は、演算した回転慣性モーメントを用いて、回転エネルギ量を算出する。そして、失火検出部12は、算出した回転エネルギ量の変動量と、予め設定した、失火を判定するための失火判定値とを比較して、エンジンENGの失火を判定することで、エンジンENGに発生した失火を検出する。
失火検出部12は、クランク角センサ6から入力を受けたクランク角信号が含むクランク角に基づき、回転慣性モーメントを演算する。さらに、失火検出部12は、演算した回転慣性モーメントを用いて、回転エネルギ量を算出する。そして、失火検出部12は、算出した回転エネルギ量の変動量と、予め設定した、失火を判定するための失火判定値とを比較して、エンジンENGの失火を判定することで、エンジンENGに発生した失火を検出する。
エンジンENGに発生した失火を検出した失火検出部12は、失火を検出した結果を含む情報信号(以降の説明では、「失火検出信号」と記載する)を、通電制御部14及びヒーター制御部16へ出力する。
通電制御部14は、空燃比センサAFSのうち、被測定ガス側電極22と基準ガス側電極24との間へ通電する電圧を制御する。具体的には、失火検出部12から失火検出信号の入力を受けておらず、エンジンENGに失火が発生していない状態では、通常通電信号を、空燃比センサAFSへ出力する。通常通電信号とは、被測定ガス側電極22と基準ガス側電極24との間に、空燃比を検出するための電圧を印加する指令信号である。
通電制御部14は、空燃比センサAFSのうち、被測定ガス側電極22と基準ガス側電極24との間へ通電する電圧を制御する。具体的には、失火検出部12から失火検出信号の入力を受けておらず、エンジンENGに失火が発生していない状態では、通常通電信号を、空燃比センサAFSへ出力する。通常通電信号とは、被測定ガス側電極22と基準ガス側電極24との間に、空燃比を検出するための電圧を印加する指令信号である。
一方、エンジンENGに失火が発生し、失火検出部12から失火検出信号の入力を受けると、被測定ガス側電極22と基準ガス側電極24との間への通電を停止する指令信号(以降の説明では、「通電停止信号」と記載する)を、空燃比センサAFSへ出力する。
すなわち、通電制御部14は、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子に通電する電圧を制御する。
また、通電制御部14は、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出すると、センサ素子への通電を停止する。
すなわち、通電制御部14は、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子に通電する電圧を制御する。
また、通電制御部14は、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出すると、センサ素子への通電を停止する。
ヒーター制御部16は、空燃比センサAFSのうち、ヒーター基板28へ通電する電圧を制御する。具体的には、失火検出部12から失火検出信号の入力を受けておらず、エンジンENGに失火が発生していない状態では、通常加熱信号を、空燃比センサAFSへ出力する。通常加熱信号とは、空燃比センサAFSのセンサ素子を発熱体30により加熱して、センサ素子の温度を活性温度とするための電圧を印加する指令信号である。
一方、エンジンENGに失火が発生し、失火検出部12から失火検出信号の入力を受けると、まず、未燃燃料気化制御を行うための指令信号(以降の説明では、「未燃燃料気化制御信号」と記載する)を、空燃比センサAFSへ出力する。なお、未燃燃料気化制御に関する説明は、後述する。
すなわち、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1は、発熱体30に通電する電圧を制御するヒーター制御部16を備える。
一方、エンジンENGに失火が発生し、失火検出部12から失火検出信号の入力を受けると、まず、未燃燃料気化制御を行うための指令信号(以降の説明では、「未燃燃料気化制御信号」と記載する)を、空燃比センサAFSへ出力する。なお、未燃燃料気化制御に関する説明は、後述する。
すなわち、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1は、発熱体30に通電する電圧を制御するヒーター制御部16を備える。
(未燃燃料気化制御)
図1及び図2を参照しつつ、図3から図6を用いて、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いて行なう動作の一例を説明する。
未燃燃料気化制御は、エンジンENGに失火が発生した状態で、ヒーター基板28へ通電する電圧を変化させる制御であり、図3中に表すように、第一制御(予熱制御)と、第二制御(ランプ制御)と、第三制御(素子温度制御)を含む。なお、図3中では、ヒーター基板28へ通電する電圧を、「ヒーター電圧(V)」と表す。また、図3中では、未燃燃料気化制御の実施中に経過する時間を、「時間(s)」と表す。
図1及び図2を参照しつつ、図3から図6を用いて、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いて行なう動作の一例を説明する。
未燃燃料気化制御は、エンジンENGに失火が発生した状態で、ヒーター基板28へ通電する電圧を変化させる制御であり、図3中に表すように、第一制御(予熱制御)と、第二制御(ランプ制御)と、第三制御(素子温度制御)を含む。なお、図3中では、ヒーター基板28へ通電する電圧を、「ヒーター電圧(V)」と表す。また、図3中では、未燃燃料気化制御の実施中に経過する時間を、「時間(s)」と表す。
第一制御は、未燃燃料気化制御のうち、最初に行う制御である。また、第一制御は、ヒーター基板28へ通電する電圧を一定値とする制御である電圧一定制御と共に開始する。
図4中に表すように、第一制御を開始すると、まず、ステップS100の処理を行う。なお、第一制御は、エンジンENGを始動させた状態(IGN ON)から開始する。
ステップS100では、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS100において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第一制御は、ステップS102へ移行する。
図4中に表すように、第一制御を開始すると、まず、ステップS100の処理を行う。なお、第一制御は、エンジンENGを始動させた状態(IGN ON)から開始する。
ステップS100では、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS100において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第一制御は、ステップS102へ移行する。
一方、ステップS100において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第一制御は、ステップS104へ移行する。
ステップS102では、エンジンENGに失火が発生していない状態で発熱体30に発生させる熱量に対する、エンジンENGに失火が発生している状態で発熱体30に発生させる熱量の補正値を算出する処理(図中に表す「熱量補正値算出」)を行う。なお、以降の説明では、エンジンENGに失火が発生していない状態で発熱体30に発生させる熱量を、「通常熱量」と記載する。同様に、エンジンENGに失火が発生している状態で発熱体30に発生させる熱量の補正値を、「失火時熱量」と記載する。
ステップS102では、エンジンENGに失火が発生していない状態で発熱体30に発生させる熱量に対する、エンジンENGに失火が発生している状態で発熱体30に発生させる熱量の補正値を算出する処理(図中に表す「熱量補正値算出」)を行う。なお、以降の説明では、エンジンENGに失火が発生していない状態で発熱体30に発生させる熱量を、「通常熱量」と記載する。同様に、エンジンENGに失火が発生している状態で発熱体30に発生させる熱量の補正値を、「失火時熱量」と記載する。
ステップS102において、失火時熱量を算出する処理を行うと、第一制御は、ステップS104へ移行する。
ステップS104では、通常熱量の積算値、または、失火時熱量の積算値を演算する処理(図中に表す「熱量積算値演算」)を行う。
ステップS104において、通常熱量の積算値、または、失火時熱量の積算値を演算する処理を行うと、第一制御は、ステップS106へ移行する。
ステップS106では、ステップS104で演算した積算値である積算熱量が、予め設定した熱量閾値以上であるか否かを判定する処理(図中に表す「積算熱量≧熱量閾値」)を行う。
なお、熱量閾値は、外気温度や水温毎に決定される閾値であり、エンジンコントロールユニット内に定数設定する。
ステップS104では、通常熱量の積算値、または、失火時熱量の積算値を演算する処理(図中に表す「熱量積算値演算」)を行う。
ステップS104において、通常熱量の積算値、または、失火時熱量の積算値を演算する処理を行うと、第一制御は、ステップS106へ移行する。
ステップS106では、ステップS104で演算した積算値である積算熱量が、予め設定した熱量閾値以上であるか否かを判定する処理(図中に表す「積算熱量≧熱量閾値」)を行う。
なお、熱量閾値は、外気温度や水温毎に決定される閾値であり、エンジンコントロールユニット内に定数設定する。
ステップS106において、積算熱量が熱量閾値以上である(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第一制御は、ステップS108へ移行する。
一方、ステップS106において、積算熱量が熱量閾値未満である(図中に表す「No」)と判定した場合、第一制御は、ステップS100へ移行する。
ステップS108では、電圧一定制御を終了させる処理を行う。すなわち、ステップS108では、ヒーター基板28へ通電する電圧を一定値から開放する処理(図中に表す「ヒーターリリース」)を行う。
ステップS108において、ヒーター基板28へ通電する電圧を一定値から開放する処理を行うと、第一制御を終了する。
一方、ステップS106において、積算熱量が熱量閾値未満である(図中に表す「No」)と判定した場合、第一制御は、ステップS100へ移行する。
ステップS108では、電圧一定制御を終了させる処理を行う。すなわち、ステップS108では、ヒーター基板28へ通電する電圧を一定値から開放する処理(図中に表す「ヒーターリリース」)を行う。
ステップS108において、ヒーター基板28へ通電する電圧を一定値から開放する処理を行うと、第一制御を終了する。
第二制御は、第一制御の次工程で行う制御であり、ヒーター基板28へ通電する電圧を、時間の経過とともに増加させて、ヒーター基板28へ通電する電圧の変化を、時間の経過とともに傾斜させる制御である。すなわち、第一制御を終了すると、未燃燃料気化制御は、図3中に表すt1の時点で、第二制御へ移行する。
図5中に表すように、第二制御を開始すると、まず、ステップS200の処理を行う。
ステップS200では、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
図5中に表すように、第二制御を開始すると、まず、ステップS200の処理を行う。
ステップS200では、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS200において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第二制御は、ステップS202へ移行する。
一方、ステップS200において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第二制御は、ステップS204へ移行する。
ステップS202では、通常第二制御量に対する、失火時第二制御量を算出する処理(図中に表す「ランプ補正値算出」)を行う。なお、通常第二制御量とは、エンジンENGに失火が発生していない状態でヒーター基板28へ通電する電圧の増加量である。また、失火時第二制御量とは、エンジンENGに失火が発生している状態でヒーター基板28へ通電する電圧の増加量の補正値である。
一方、ステップS200において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第二制御は、ステップS204へ移行する。
ステップS202では、通常第二制御量に対する、失火時第二制御量を算出する処理(図中に表す「ランプ補正値算出」)を行う。なお、通常第二制御量とは、エンジンENGに失火が発生していない状態でヒーター基板28へ通電する電圧の増加量である。また、失火時第二制御量とは、エンジンENGに失火が発生している状態でヒーター基板28へ通電する電圧の増加量の補正値である。
ステップS202において、失火時第二制御量を算出する処理を行うと、第二制御は、ステップS204へ移行する。
ステップS204では、通常第二制御量、または、失火時第二制御量に応じて、時間の経過とともにヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を算出する処理(図中に表す「ランプ制御値算出」)を行う。
ステップS204において、時間の経過とともにヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を算出する処理を行うと、第二制御は、ステップS206へ移行する。
ステップS204では、通常第二制御量、または、失火時第二制御量に応じて、時間の経過とともにヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を算出する処理(図中に表す「ランプ制御値算出」)を行う。
ステップS204において、時間の経過とともにヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を算出する処理を行うと、第二制御は、ステップS206へ移行する。
ステップS206では、ステップS200と同様、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS206において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第二制御は、ステップS210へ移行する。
一方、ステップS206において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第二制御は、ステップS208へ移行する。
ステップS208では、ヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を、ステップS202で算出した失火時第二制御量から、通常第二制御量へと移行する処理(図中に表す「ランプ補正値リセット」)を行う。
ステップS208において、ヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を通常第二制御量へと移行する処理を行うと、第二制御は、ステップS210へ移行する。
ステップS206において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第二制御は、ステップS210へ移行する。
一方、ステップS206において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第二制御は、ステップS208へ移行する。
ステップS208では、ヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を、ステップS202で算出した失火時第二制御量から、通常第二制御量へと移行する処理(図中に表す「ランプ補正値リセット」)を行う。
ステップS208において、ヒーター基板28へ通電する電圧の増加量を通常第二制御量へと移行する処理を行うと、第二制御は、ステップS210へ移行する。
ステップS210では、第二制御を終了、または、禁止するか否かを判定する処理(図中に表す「ランプ制御終了・禁止判定」)を行う。
第二制御を終了、または、禁止するか否かの判定は、ヒーター基板28へ通電する電圧(ヒーター電圧(V))と、予め設定した所定電圧との比較により行う。具体的には、ヒーター電圧(V)が所定電圧に到達すると、第二制御を終了、または、禁止すると判定する。
ステップS210において、第二制御を終了、または、禁止する(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第二制御を終了する。
一方、ステップS210において、第二制御を継続する(図中に表す「No」)と判定した場合、第二制御は、ステップS200へ移行する。
第二制御を終了、または、禁止するか否かの判定は、ヒーター基板28へ通電する電圧(ヒーター電圧(V))と、予め設定した所定電圧との比較により行う。具体的には、ヒーター電圧(V)が所定電圧に到達すると、第二制御を終了、または、禁止すると判定する。
ステップS210において、第二制御を終了、または、禁止する(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第二制御を終了する。
一方、ステップS210において、第二制御を継続する(図中に表す「No」)と判定した場合、第二制御は、ステップS200へ移行する。
第三制御は、第二制御の次工程で行う制御であり、ヒーター基板28へ通電する電圧を、空燃比センサAFSのセンサ素子の温度が一定となるように変化させる制御である。すなわち、第二制御を終了すると、未燃燃料気化制御は、図3中に表すt2の時点で、第三制御へ移行する。
図6中に表すように、第三制御を開始すると、まず、ステップS300の処理を行う。
ステップS300では、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS300において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第三制御は、ステップS302へ移行する。
一方、ステップS300において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第三制御は、ステップS304へ移行する。
図6中に表すように、第三制御を開始すると、まず、ステップS300の処理を行う。
ステップS300では、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS300において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第三制御は、ステップS302へ移行する。
一方、ステップS300において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第三制御は、ステップS304へ移行する。
ステップS302では、通常温度制御量に対する、未燃燃料気化制御量を算出する処理(図中に表す「温度補正値算出」)を行う。なお、通常温度制御量とは、エンジンENGに失火が発生していない状態で、センサ素子の温度が一定となるようにヒーター基板28へ通電する電圧値である。また、未燃燃料気化制御量とは、エンジンENGに失火が発生している状態で、センサ素子の温度が一定となるようにヒーター基板28へ通電する電圧値である。
なお、失火が発生している状態で行う未燃燃料気化制御量は、センサ素子の損傷(素子割れ)を防止するため、失火が発生していない状態に対して、センサ素子の温度(電圧)を、気化を進められる温度まで下げる制御として行う。
なお、失火が発生している状態で行う未燃燃料気化制御量は、センサ素子の損傷(素子割れ)を防止するため、失火が発生していない状態に対して、センサ素子の温度(電圧)を、気化を進められる温度まで下げる制御として行う。
ステップS302において、未燃燃料気化制御量を算出する処理を行うと、第三制御は、ステップS304へ移行する。
ステップS304では、通常温度制御量、または、未燃燃料気化制御量に応じて、センサ素子の温度の目標値を算出する処理(図中に表す「目標素子温度算出」)を行う。
ステップS304において、センサ素子の温度の目標値を算出する処理を行うと、第三制御は、ステップS306へ移行する。
ステップS306では、ステップS300と同様、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS304では、通常温度制御量、または、未燃燃料気化制御量に応じて、センサ素子の温度の目標値を算出する処理(図中に表す「目標素子温度算出」)を行う。
ステップS304において、センサ素子の温度の目標値を算出する処理を行うと、第三制御は、ステップS306へ移行する。
ステップS306では、ステップS300と同様、失火検出部12により、エンジンENGに失火が発生しているか否かを判定する処理(図中に表す「失火判定」)を行う。
ステップS306において、エンジンENGに失火が発生している(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第三制御は、ステップS310へ移行する。
一方、ステップS306において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第三制御は、ステップS308へ移行する。
ステップS308では、ヒーター基板28へ通電する電圧値を、ステップS302で算出した未燃燃料気化制御量から、通常温度制御量へと移行する処理(図中に表す「温度補正値リセット」)を行う。
一方、ステップS306において、エンジンENGに失火が発生していない(図中に表す「No」)と判定した場合、第三制御は、ステップS308へ移行する。
ステップS308では、ヒーター基板28へ通電する電圧値を、ステップS302で算出した未燃燃料気化制御量から、通常温度制御量へと移行する処理(図中に表す「温度補正値リセット」)を行う。
ステップS308において、ヒーター基板28へ通電する電圧値を通常温度制御量へと移行する処理を行うと、第三制御は、ステップS310へ移行する。
ステップS310では、第三制御を終了、または、禁止するか否かを判定する処理(図中に表す「素子温度制御終了・禁止判定」)を行う。
第三制御を終了、または、禁止するか否かの判定は、イグニションスイッチ(IGN SW)の操作状態と、エンジンENGの動作状態に応じて行う。具体的には、イグニションスイッチの操作状態がOFF状態(IGN SW OFF)であり、エンジンENGが停止している状態であると、第三制御を終了、または、禁止すると判定する。
ステップS310では、第三制御を終了、または、禁止するか否かを判定する処理(図中に表す「素子温度制御終了・禁止判定」)を行う。
第三制御を終了、または、禁止するか否かの判定は、イグニションスイッチ(IGN SW)の操作状態と、エンジンENGの動作状態に応じて行う。具体的には、イグニションスイッチの操作状態がOFF状態(IGN SW OFF)であり、エンジンENGが停止している状態であると、第三制御を終了、または、禁止すると判定する。
ステップS310において、第三制御を終了、または、禁止する(図中に表す「Yes」)と判定した場合、第三制御を終了する。
一方、ステップS310において、第三制御を継続する(図中に表す「No」)と判定した場合、第三制御は、ステップS300へ移行する。
以上説明したように、ヒーター制御部16は、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出すると、エンジンENGに発生した失火によりエンジンENGで燃焼せずにセンサ素子に付着する燃料を気化させる未燃燃料気化制御を行う。
これに加え、ヒーター制御部16が行う未燃燃料気化制御は、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出すると、第一制御と、第二制御と、第三制御とを、この順番で行う制御である。
一方、ステップS310において、第三制御を継続する(図中に表す「No」)と判定した場合、第三制御は、ステップS300へ移行する。
以上説明したように、ヒーター制御部16は、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出すると、エンジンENGに発生した失火によりエンジンENGで燃焼せずにセンサ素子に付着する燃料を気化させる未燃燃料気化制御を行う。
これに加え、ヒーター制御部16が行う未燃燃料気化制御は、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出すると、第一制御と、第二制御と、第三制御とを、この順番で行う制御である。
(空燃比センサ制御装置1を用いて行なう空燃比センサ制御方法)
図1から図6を参照して、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いて行なう空燃比センサ制御方法(以降の説明では、「空燃比センサ制御方法」と記載する場合がある)を説明する。
空燃比センサ制御方法では、失火検出処理と、通電停止処理と、失火時ヒーター制御処理を行う。
失火検出処理は、エンジンENGに発生した失火を検出する処理であり、クランク角センサ6から入力を受けたクランク角信号が含むクランク角に基づき、失火検出部12が行う処理である。
図1から図6を参照して、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いて行なう空燃比センサ制御方法(以降の説明では、「空燃比センサ制御方法」と記載する場合がある)を説明する。
空燃比センサ制御方法では、失火検出処理と、通電停止処理と、失火時ヒーター制御処理を行う。
失火検出処理は、エンジンENGに発生した失火を検出する処理であり、クランク角センサ6から入力を受けたクランク角信号が含むクランク角に基づき、失火検出部12が行う処理である。
通電停止処理は、被測定ガス側電極22と基準ガス側電極24との間への通電を停止する処理であり、失火検出部12から入力を受けた失火検出信号に応じて、通電制御部14が行う処理である。
すなわち、空燃比センサ制御方法では、エンジンENGに発生した失火を検出すると、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子への通電を停止する通電停止処理を実行する。
失火時ヒーター制御処理は、エンジンENGに失火が発生した状態で、ヒーター基板28へ通電する電圧を変化させる制御であり、第一制御処理と、第二制御処理と、第三制御処理を含む。
すなわち、空燃比センサ制御方法では、エンジンENGに発生した失火を検出すると、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子への通電を停止する通電停止処理を実行する。
失火時ヒーター制御処理は、エンジンENGに失火が発生した状態で、ヒーター基板28へ通電する電圧を変化させる制御であり、第一制御処理と、第二制御処理と、第三制御処理を含む。
第一制御処理は、失火時ヒーター制御処理のうち、最初に行う処理であり、まず、ヒーター基板28へ通電する電圧を一定値とする処理を行う。次に、通常熱量に対する失火時熱量の積算値である積算熱量が、予め設定した熱量閾値以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、積算熱量が熱量閾値以上であると、ヒーター基板28へ通電する電圧を一定値から開放する処理を行う。
第二制御処理は、第一制御処理の後に行う処理であり、ヒーター基板28へ通電する電圧を、時間の経過とともに増加させて、ヒーター基板28へ通電する電圧の変化を、時間の経過とともに傾斜させる処理である。
第三制御処理は、第二制御処理の後に行う処理であり、ヒーター基板28へ通電する電圧を、空燃比センサAFSのセンサ素子の温度が一定となるように変化させる処理である。
第二制御処理は、第一制御処理の後に行う処理であり、ヒーター基板28へ通電する電圧を、時間の経過とともに増加させて、ヒーター基板28へ通電する電圧の変化を、時間の経過とともに傾斜させる処理である。
第三制御処理は、第二制御処理の後に行う処理であり、ヒーター基板28へ通電する電圧を、空燃比センサAFSのセンサ素子の温度が一定となるように変化させる処理である。
(動作)
図1から図6を参照して、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いて行なう動作の一例を説明する。
車両の使用時等にエンジンENGを始動させると、シリンダ内で燃焼させた後の空気が、エキゾーストマニホールド2から排気され、触媒4を通過した後に排気管EXPを介して外気へ放出される。
また、エンジンENGを始動させると、排気管EXPの内部に存在する空気の空燃比を検出する空燃比センサAFSには、センサ素子の温度を活性温度とするために、ヒーター制御部16から通常加熱信号が入力される。そして、ヒーター基板28からの通電により発熱した発熱体30により、センサ素子が加熱される。
図1から図6を参照して、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いて行なう動作の一例を説明する。
車両の使用時等にエンジンENGを始動させると、シリンダ内で燃焼させた後の空気が、エキゾーストマニホールド2から排気され、触媒4を通過した後に排気管EXPを介して外気へ放出される。
また、エンジンENGを始動させると、排気管EXPの内部に存在する空気の空燃比を検出する空燃比センサAFSには、センサ素子の温度を活性温度とするために、ヒーター制御部16から通常加熱信号が入力される。そして、ヒーター基板28からの通電により発熱した発熱体30により、センサ素子が加熱される。
このとき、エンジンENGに失火が発生すると、エンジンENGで燃焼していない燃料である未燃燃料が排気管EXPへ排出され、センサ素子の表面へ付着する。さらに、センサ素子の表面へ付着した未燃燃料は、毛細管現象でセンサ素子の内部へ侵入する。このため、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態で、空燃比センサAFSに電圧を印可すると、未燃燃料が沸騰して気化圧が発生し、センサ素子に割れ等の損傷が発生するおそれがある。
ここで、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1であれば、失火検出部12がエンジンENGに発生した失火を検出すると、通電制御部14がセンサ素子への通電を停止する。
ここで、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1であれば、失火検出部12がエンジンENGに発生した失火を検出すると、通電制御部14がセンサ素子への通電を停止する。
これにより、エンジンENGに失火が発生し、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の加熱が抑制され、未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となる。
したがって、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1であれば、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
また、上述したように、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1の動作で実施する空燃比センサ制御方法では、エンジンENGに発生した失火を検出すると、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子への通電を停止する通電停止処理を実行する。
したがって、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1であれば、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
また、上述したように、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1の動作で実施する空燃比センサ制御方法では、エンジンENGに発生した失火を検出すると、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子への通電を停止する通電停止処理を実行する。
これにより、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となり、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
なお、上述した第一実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第一実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
なお、上述した第一実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第一実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(第一実施形態の効果)
第一実施形態の空燃比センサ制御装置1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)空燃比センサAFSが備えるセンサ素子に通電する電圧を制御する通電制御部14と、エンジンENGに発生した失火を検出する失火検出部12を備え、通電制御部14が、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出するとセンサ素子への通電を停止する。
このため、エンジンENGに失火が発生し、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の加熱が抑制され、未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となる。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となり、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
第一実施形態の空燃比センサ制御装置1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)空燃比センサAFSが備えるセンサ素子に通電する電圧を制御する通電制御部14と、エンジンENGに発生した失火を検出する失火検出部12を備え、通電制御部14が、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出するとセンサ素子への通電を停止する。
このため、エンジンENGに失火が発生し、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の加熱が抑制され、未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となる。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となり、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
(2)ヒーター制御部16が、失火検出部12がエンジンENGの失火を検出すると、エンジンENGに発生した失火によりエンジンENGで燃焼せずにセンサ素子に付着する燃料を気化させる制御である、未燃燃料気化制御を行う。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の気化を促進することが可能となり、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の気化を促進することが可能となり、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
(3)ヒーター制御部16が行う不燃燃料気化制御が、第一制御と、第二制御と、第三制御とを、この順番で行う制御である。
このため、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、まず、発熱体30の加熱を抑制し、その後、発熱体30を徐々に加熱し、さらに、発熱体30の温度を一定値に保持することが可能となる。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、まず、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の沸騰を抑制することが可能となり、その後、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の気化を促進することが可能となる。さらに、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の気化を促進した後は、エンジンENGに失火が発生していない状態で空燃比センサAFSが行う通常の動作へ、早急に復帰させることが可能となる。
このため、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、まず、発熱体30の加熱を抑制し、その後、発熱体30を徐々に加熱し、さらに、発熱体30の温度を一定値に保持することが可能となる。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、まず、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の沸騰を抑制することが可能となり、その後、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の気化を促進することが可能となる。さらに、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の気化を促進した後は、エンジンENGに失火が発生していない状態で空燃比センサAFSが行う通常の動作へ、早急に復帰させることが可能となる。
(4)空燃比センサAFSが、複数の電極を積層した積層型のセンサである。
その結果、排気管EXPの内部に存在する空気に対して空燃比を検出するセンサとして多く用いられる、複数の電極を積層した積層型のセンサに対し、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
その結果、排気管EXPの内部に存在する空気に対して空燃比を検出するセンサとして多く用いられる、複数の電極を積層した積層型のセンサに対し、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
(5)エンジンENGが、ディーゼルエンジンである。
その結果、排気管EXPの内部に存在する空気に対して検出した空燃比を用いた制御を行うディーゼルエンジンに適用する空燃比センサAFSに対し、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
また、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いた空燃比センサ制御方法であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
その結果、排気管EXPの内部に存在する空気に対して検出した空燃比を用いた制御を行うディーゼルエンジンに適用する空燃比センサAFSに対し、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
また、第一実施形態の空燃比センサ制御装置1を用いた空燃比センサ制御方法であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(6)エンジンENGに発生した失火を検出すると、空燃比センサAFSが備えるセンサ素子への通電を停止する通電停止処理を実行する。
このため、エンジンENGに失火が発生し、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の加熱が抑制され、未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となる。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となり、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
このため、エンジンENGに失火が発生し、センサ素子の内部へ未燃燃料が残留した状態であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の加熱が抑制され、未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となる。
その結果、エンジンENGに失火が発生した場合であっても、センサ素子の内部へ残留した未燃燃料の沸騰による気化圧の発生を抑制することが可能となり、センサ素子の損傷を抑制することが可能となる。
(第一実施形態の変形例)
(1)第一実施形態では、空燃比センサAFSを、積層型のセンサとしたが、これに限定するものではなく、空燃比センサAFSを、積層型以外のセンサとしてもよい。
(2)第一実施形態では、エンジンENGをディーゼルエンジンとしたが、これに限定するものではなく、エンジンENGを、ガソリンエンジンやロータリーエンジンとしてもよい。
(3)第一実施形態では、失火検出部12の構成を、クランク角を用いてエンジンENGに発生した失火を検出する構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、エンジンENGにノックセンサーを設け、失火検出部12の構成を、ノックセンサーが検出したノッキングの周波数を用いて、エンジンENGに発生した失火を検出する構成としてもよい。
(1)第一実施形態では、空燃比センサAFSを、積層型のセンサとしたが、これに限定するものではなく、空燃比センサAFSを、積層型以外のセンサとしてもよい。
(2)第一実施形態では、エンジンENGをディーゼルエンジンとしたが、これに限定するものではなく、エンジンENGを、ガソリンエンジンやロータリーエンジンとしてもよい。
(3)第一実施形態では、失火検出部12の構成を、クランク角を用いてエンジンENGに発生した失火を検出する構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、エンジンENGにノックセンサーを設け、失火検出部12の構成を、ノックセンサーが検出したノッキングの周波数を用いて、エンジンENGに発生した失火を検出する構成としてもよい。
1…空燃比センサ制御装置、2…エキゾーストマニホールド、4…触媒、6…クランク角センサ、10…コントローラ、12…失火検出部、14…通電制御部、16…ヒーター制御部、20…固体電解質体、22…被測定ガス側電極、24…基準ガス側電極、26…多孔質拡散抵抗層、28…ヒーター基板、30…発熱体、ENG…エンジン、EXP…排気管、AFS…空燃比センサ
Claims (6)
- エンジンの排気管に取り付けられて前記排気管の内部に存在する空気の空燃比を検出する空燃比センサが備えるセンサ素子に通電する電圧を制御する通電制御部と、
前記エンジンに発生した失火を検出する失火検出部と、を備え、
前記通電制御部は、前記失火検出部が前記失火を検出すると前記センサ素子への通電を停止することを特徴とする空燃比センサ制御装置。 - 前記空燃比センサは、通電された電圧に応じて発熱して前記センサ素子を加熱する発熱体を備え、
前記発熱体に通電する電圧を制御するヒーター制御部をさらに備え、
前記ヒーター制御部は、前記失火検出部が前記失火を検出すると、前記エンジンに発生した失火によりエンジンで燃焼せずに前記センサ素子に付着する燃料を気化させる未燃燃料気化制御を行うことを特徴とする請求項1に記載した空燃比センサ制御装置。 - 前記未燃燃料気化制御は、前記発熱体に通電する電圧を一定とする第一制御と、前記発熱体に通電する電圧を時間の経過につれて増加させる第二制御と、前記センサ素子の温度が一定となるように前記発熱体に通電する電圧を変化させる第三制御と、をこの順番で行う制御であることを特徴とする請求項2に記載した空燃比センサ制御装置。
- 前記空燃比センサは、複数の電極を積層した積層型のセンサであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載した空燃比センサ制御装置。
- 前記エンジンは、ディーゼルエンジンであることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載した空燃比センサ制御装置。
- エンジンに発生した失火を検出すると、前記エンジンの排気管に取り付けられて前記排気管の内部に存在する空気の空燃比を検出する空燃比センサが備えるセンサ素子への通電を停止する通電停止処理を実行することを特徴とする空燃比センサ制御方法。
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2017
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