JP2018168551A - 海底掘削用カッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削物の吸引を阻害することなく、掘削物を破砕して小さくすることが可能な海底掘削用カッタを提供する。【解決手段】海底掘削用カッタ1の外ビット4、中ビット5及び内ビット6は、周方向において、この順に並ぶように配置される。中ビット5は、その切れ刃52aが、径方向において外ビット4の切れ刃42aよりも内方に位置するように配置される。内ビット6は、その切れ刃62aが、径方向において中ビット5の切れ刃52aよりも内方に位置するように配置される。カッタ本体2は、主ビット3及び副ビット7の切れ刃42a,52a,62aが軸方向において一側を向くとともに、副ビット7の切れ刃72aが主ビット3の切れ刃42a,52a,62aよりも軸方向において他側に位置するように、主ビット3及び副ビット7を固定する。【選択図】図2

Description

本発明は、回転する海底掘削機に取り付けられる海底掘削用カッタに関する。
非特許文献1に開示されているように、海底資源の採取に用いられる海底掘削機が知られている。当該海底掘削機では、カッタと称される機器が先端に取り付けられたパイプが、船舶上から海底に垂下されて用いられる。カッタには、ビットと称され切れ刃を有する部材が複数備えられている。船舶上のアクチュエータによってパイプを回転させることにより、カッタはビットにおいて海底の地盤を掘削する。掘削で生じた掘削物(つまり、地盤の欠片)の外寸は、20mmから50mm程度である。
また、非特許文献1に開示された海底掘削機では、掘削物はパイプによって吸引され、パイプ内を通って船舶上に引き上げられる。掘削物は、船舶上で外寸がさらに小さくなるまで(例えば10mm程度となるまで)破砕された後、研究等の用に供される。このように、当該海底掘削機は、掘削物をパイプにより吸引して海中における拡散を抑制する等、環境にも配慮した構成とされている。
ナショナルジオグラフィック[平成29年3月29日検索]、インターネット<URL:http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20131106/371949/?P=6>
掘削物の引き上げや、船舶上での破砕作業の負担を軽減するためには、掘削物を海中において可能な限り小さくすることが好ましい。具体的手段としては、カッタが備えるビットの数を増やし、当該ビットにより、外寸が10mm程度となるまで掘削物を破砕することが考えられる。これにより、掘削物の引き上げや破砕作業に要する費用を抑制することが期待できる。
しかしながら、ビットの数を増やすと、そのビットの回転に伴い、カッタの周辺に海水の旋回流が形成される。このため、多数のビットにより掘削物を破砕しても、当該掘削物が旋回流によって流されて周囲に拡散してしまい、パイプに吸引できなくなるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、掘削物の吸引を阻害することなく、掘削物を破砕して小さくすることが可能な海底掘削用カッタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る海底掘削用カッタは、海底掘削機に取り付けられる海底掘削用カッタであって、掘削物を吸引する吸引口が開設されたカッタ本体と、カッタ本体に対して固定され、切れ刃を有する複数の主ビット及び複数の副ビットと、を備える。カッタ本体と交差する軸を基準として、軸に沿う方向を軸方向とし、軸周りの方向を周方向とし、軸と直交する方向を径方向とするとき、複数の副ビットは、径方向において複数の主ビットよりも内方に位置するように配置される。複数の主ビットは、外ビットと、中ビットと、内ビットと、を有する。外ビット、中ビット及び内ビットは、周方向において、この順に並ぶように配置される。中ビットは、その切れ刃が、径方向において外ビットの切れ刃よりも内方に位置するように配置される。内ビットは、その切れ刃が、径方向において中ビットの切れ刃よりも内方に位置するように配置される。カッタ本体は、主ビット及び副ビットの切れ刃が軸方向において一側を向くとともに、副ビットの切れ刃が主ビットの切れ刃よりも軸方向において他側に位置するように、主ビット及び副ビットを固定する。
上記構成によれば、海底掘削機がカッタ本体を軸周りに回転させることにより、海底の地盤は複数の主ビットによって掘削される。主ビットは、外ビットと、切れ刃が外ビットの切れ刃よりも径方向内方に位置するように配置される中ビットと、切れ刃が中ビットの切れ刃よりも径方向内方に位置するように配置される内ビットと、を有している。したがって、地盤の所定部位が、外ビット、中ビット、内ビットによって順次掘削されるようにカッタ本体を回転させることにより、掘削物を押圧し、径方向内方に移動させることが可能になる。
また、径方向において主ビットよりも内方には、複数の副ビットが配置されている。したがって、副ビットにおいても地盤を掘削するとともに、主ビットが径方向内方に移動させた掘削物を破砕して小さくすることが可能になる。
しかしながら、副ビットが軸周りに回転すると、当該副ビットによって海水が押圧され、主ビットよりも径方向内方において旋回流が形成される。このような旋回流が形成されると、掘削物を含む海水が撹拌され、吸引口による掘削物の吸引が阻害されたり、掘削物が主ビットよりも外方に排出されたりするおそれがある。
そこで、上記構成では、カッタ本体は、主ビット及び副ビットの切れ刃が軸方向において一側を向くとともに、副ビットの切れ刃が主ビットの切れ刃よりも軸方向において他側に位置するように、主ビット及び副ビットを固定している。これにより、副ビットのうち、カッタ本体の回転に伴って海水を押圧する部位の面積を小さくし、旋回流の形成を抑制することができる。この結果、掘削物の吸引を阻害することなく、掘削物を破砕して小さくすることが可能になる。
主ビット及び副ビットは、カッタ本体に対して固定される被固定部と、軸方向において被固定部から他側に延出するとともに先端に切れ刃が設けられる本体部と、をそれぞれ有し、副ビットの本体部の延出量は、主ビットの本体部の延出量よりも小さくてもよい。
上記構成によれば、副ビットの本体部の延出量を、主ビットの本体部の延出量よりも小さくするという簡易な構成により、副ビットの切れ刃を主ビットの切れ刃よりも他側に位置させることができる。この結果、カッタ本体、主ビット、副ビットを複雑な形状にすることなく、副ビットのうち、海底掘削機の回転に伴って海水を押圧する部位の面積を小さくすることが可能になる。
複数の副ビットは、径方向に延びる第1基準線に沿って配列される第1副ビット群と、径方向に延びるとともに周方向において第1基準線と間隔を空けて配置される第2基準線に沿って配列される第2副ビット群と、を有し、第1副ビット群の切れ刃と、第2副ビット群の切れ刃とが、径方向にオフセットしていてもよい。
上記構成によれば、第1副ビット群の切れ刃によって掘削できなかった地盤を、第2ビット群の切れ刃によって掘削することが可能になる。
吸引口は、カッタ本体の他側の面に形成された凹部に開設されていてもよい。
上記構成によれば、吸引口が凹部に開設されているため、吸引口と副ビットとを大きく離間させることができる。これにより、副ビットによって形成される旋回流と、吸引口とを大きく離間させることができる。この結果、吸引口による掘削物の吸引が旋回流によって阻害されることを抑制できる。
凹部は、第1基準線と第2基準線との間に形成されていてもよい。
上記構成によれば、カッタ本体のうち、地盤の掘削や掘削物の破砕に寄与しない範囲に凹部を形成することができる。この結果、地盤の掘削や掘削物の破砕を阻害することなく、吸引口を開設することが可能になる。
本発明によれば、掘削物の吸引を阻害することなく、掘削物を破砕して小さくすることが可能な海底掘削用カッタを提供することができる。
実施形態に係るカッタが取り付けられた海底掘削機を示す斜視図である。 図1の海底掘削用カッタを示す底面図である。 図1の海底掘削用カッタを示す側面図である。 図2のIV−IV断面を示す断面図である。 図2のV−V断面を示す断面図である。 図2のVI−VI断面を示す断面図である。 図1の海底掘削用カッタ周辺の掘削物や海水の流れを説明する説明図である。 図1の副ビットによる地盤の掘削を説明する説明図である。
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照しながら、海底掘削用カッタ1(以下「カッタ1」という。)の概要を説明する。図1は、実施形態に係るカッタ1が取り付けられた海底掘削機100を示す斜視図である。
海底掘削機100は、不図示の船舶から操作され、海底の地盤を掘削する装置である。掘削によって生成された掘削物は、海水とともに船舶上に引き上げられ、研究資料や資源として使用される。
海底掘削機100は、パイプ110と、カッタ1と、を備えている。パイプ110は、管状を呈し、内部には不図示の通路が形成されている。パイプ110は、船舶上のアクチュエータが駆動することにより、矢印R方向に回転する。矢印R方向は、軸Cを中心として回転する方向である。軸Cは、パイプ110の中心軸である。
カッタ1は、パイプ110の下端に取り付けられている。また、カッタ1は、その一側面に複数の主ビット3及び複数の副ビット7を備えている。パイプ110の回転に伴ってカッタ1が回転すると、海底の地盤が主ビット3及び副ビット7によって掘削される。掘削によって生じた掘削物は吸引され、海水とともにパイプ110内の通路を介して船舶上に引き上げられる。
尚、本明細書では、船舶から海中に垂下され、鉛直方向に延びるようにパイプ110が配置された場合について説明する。すなわち、軸Cが鉛直方向に延びるように配置された配置された場合について説明する。そして、鉛直方向における上方を「上方」、下方を「下方」と称する。また、軸Cに沿う方向を「軸方向」、軸C周りの方向を「周方向」(図2参照)、軸Cと直交する方向を径方向(図2参照)と称する。このようなパイプ110の配置は、本発明の使用態様を限定するものではない。
次に、図2及び図3を参照しながら、カッタ1の構成について説明する。カッタ1は、カッタ本体2と、複数の主ビット3と、複数の副ビット7と、を備えている。
カッタ本体2は円板形状を呈しており、その厚さは70mm程度、半径は軸Cを中心として500mm程度である。図2に示されるように、カッタ本体2は、周縁部21及び6つの内周部22がその下面に形成されている。周縁部21は、環状を呈し、下方に突出している。内周部22は、第1基準線B1又は第2基準線B2に沿って延びるとともに、下方に突出している。第1基準線B1と第2基準線B2とは、軸Cと直交するように径方向に延びる仮想の直線であり、周方向に約60°の間隔を空けて交互に配置されている。
周縁部21及び内周部22が下方に突出することにより、カッタ本体2の下面には6つの凹部23が形成されている。凹部23は、カッタ本体2の下面から上方に凹設されたものとみることができる。6つの凹部23は、内周部22によって互いに区画されている。
凹部23には、複数の吸引口23aが開設されている。吸引口23aは、カッタ本体2を軸方向に貫通する孔である。カッタ本体2がパイプ110の下端に取り付けられると、吸引口23aはパイプ110内の通路と連通する。船舶上に配置されたポンプが駆動すると、掘削物を含む海水が吸引口23aに吸引され、パイプ110内の通路を介して船舶上に引き上げられる。
主ビット3及び副ビット7は、鋼材によって形成され、海底の地盤と接触して掘削する部材である。主ビット3及び副ビット7は、カッタ本体2の周縁部21に対して固定されている。
主ビット3は、外ビット4と、中ビット5と、内ビット6と、の総称である。外ビット4と、中ビット5と、内ビット6と、は、カッタ本体2の周縁部21に沿って環状に配置されている。詳細には、矢印R方向と反対の方向に、外ビット4、外ビット4、中ビット5、内ビット6が、この順に互いに間隔を空けて周縁部21に配置されている。2つの外ビット4、1つの中ビット5、1つの内ビット6から成る組み合わせを「1組の主ビット群」と称すると、周縁部21には6組の主ビット群が配置されている。
図3に示されるように、カッタ本体2の周縁部21には複数の固定溝21aが形成されている。固定溝21aは、上方に凹設された溝である。外ビット4、中ビット5及び内ビット6は、それぞれの上端部である被固定部41a,51a,61aが、固定溝21aに嵌入することによって、周縁部21に固定されている。
副ビット7は、カッタ本体2の内周部22に沿って配置される。副ビット7は、第1基準線B1に沿うように配列される第1副ビット群7Aと、第2基準線B2に沿うように配列される第2副ビット群7Bと、を構成している。第1副ビット群7Aと第2基準線B2とは、周方向に約60°の間隔を空けて交互に配置されている。後述するように、第1副ビット群7Aの副ビット7の切れ刃72aと、第2副ビット群7Bの副ビット7の切れ刃72aは、径方向にオフセットしている。
次に、図4から図6を参照しながら、主ビット3及び副ビット7について詳細に説明する。図4は、図2のIV−IV断面を示す断面図である。図5は、図2のV−V断面を示す断面図である。図2のVI−VI断面を示す断面図である。図4から図6は、各断面に対し周方向に投影させた副ビット7を破線によって示している。
図4に示されるように、外ビット4は、シャンク41とインサート42と、を有している。シャンク41は、被固定部41a(図3参照)と、本体部41bと、を有している。
前述したように、被固定部41aはカッタ本体2の固定溝21aに嵌入する部分である。本体部41bは、被固定部4aと一体となり、且つ、周縁部21の下面に対して略垂直で下方に延出している。
インサート42は、シャンク41に取り付けられる部材である。インサート42の下端には、切れ刃42aと、内方傾斜面42bと、外方傾斜面42cと、が形成されている。切れ刃42aは、地盤の掘削に実質的に寄与する部位であり、研削加工によって鋭利なエッジ形状に形成されている。内方傾斜面42bは、切れ刃42aに接続され、径方向内方及び上方に延びるように傾斜する面である。外方傾斜面42cは、切れ刃42aに接続され、径方向外方及び上方に延びるように傾斜する面である。切れ刃42aは、インサート42の下端のうち径方向外方寄りの部位に形成されている。これにより、内方傾斜面42bの面積は、外方傾斜面42cの面積と比べて大きくなっている。
副ビット7は、シャンク71とインサート72と、を有している。シャンク71は、カッタ本体2の内周部22(図2参照)に対して固定される被固定部71aと、被固定部71aから下方に延出する本体部71bと、を有している。
インサート72は、シャンク71に取り付けられる部材である。1つのシャンク71には、3つのインサート72が取り付けられる。インサート72の下端には、切れ刃72aと、内方傾斜面72bと、外方傾斜面72cと、が形成されている。切れ刃72aは、地盤の掘削や、掘削物の破砕に実質的に寄与する部位であり、研削加工によって鋭利なエッジ形状に形成されている。内方傾斜面72bは、切れ刃72aに接続され、径方向内方及び上方に延びるように傾斜する面である。外方傾斜面72cは、切れ刃72aに接続され、径方向外方及び上方に延びるように傾斜する面である。内方傾斜面52bと外方傾斜面52cとは略同一の面積を有している。
図5に示されるように、中ビット5は、シャンク51とインサート52と、を有している。シャンク51は、被固定部51a(図3参照)と、本体部51bと、を有している。
前述したように、被固定部51aはカッタ本体2の固定溝21aに嵌入する部分である。本体部51bは、被固定部5aと一体となり、且つ、周縁部21の下面に対して略垂直で下方に延出している。
インサート52は、シャンク51に取り付けられる部材である。外ビット4のインサート42と同様に、インサート52も、その下端に切れ刃52aと、内方傾斜面52bと、外方傾斜面52cと、が形成されている。ただし、インサート52の切れ刃52aは、インサート52の下端のうち径方向において中央部に形成されている。これにより、内方傾斜面52bの面積は、外方傾斜面52cの面積と略同一になっている。
図6に示されるように、内ビット6は、シャンク61とインサート62と、を有している。シャンク61は、被固定部61a(図3参照)と、本体部61bと、を有している。
前述したように、被固定部61aはカッタ本体2の固定溝21aに嵌入する部分である。本体部61bは、被固定部6aと一体となり、且つ、周縁部21の下面に対して略垂直で下方に延出している。
インサート62は、シャンク61に取り付けられる部材である。外ビット4のインサート42と同様に、内ビット6のインサート62も、その下端に切れ刃62aと、内方傾斜面62bと、外方傾斜面62cと、が形成されている。ただし、インサート62の切れ刃62aは、インサート62の下端のうち径方向内方寄りの部位に形成されている。これにより、内方傾斜面62bの面積は、外方傾斜面62cの面積と比べて小さくなっている。
インサート42,52,62,72は、切れ刃42a,52a,62a,72aが下方を向くように、シャンク41,51,61,71の下端に着脱自在に取り付けられる。地盤の掘削に伴い切れ刃42a,52a,62a,72aが摩耗した場合は、インサート42,52,62,72を新たなものに交換することにより、カッタ1による掘削を継続することが可能になる。
カッタ本体2の周縁部21は、カッタ本体2の上端面2aから切れ刃42a,52a,52aまでの軸方向長さがそれぞれL4,L5,L6となるように、外ビット4、中ビット5及び内ビット6を固定している。長さL4は長さL5よりも大きく、長さL5は長さL6よりも大きい。すなわち、外ビット4の切れ刃42aは、中ビット5の切れ刃52aや内ビット6の切れ刃62aよりも下方に位置している。また、中ビット5の切れ刃52aは、内ビット6の切れ刃62aよりも下方に位置している。
また、カッタ本体2の周縁部21は、軸Cからの径方向長さが略等しい位置に外ビット4、中ビット5及び内ビット6を固定している。しかしながら、前述したようにインサート42,52,62の下端の形状が互いに異なるため、軸Cから切れ刃42a,52a,52aまでの径方向長さは、それぞれR4,R5,R6である。長さR4は長さR5よりも大きく、長さR5は長さR6よりも大きい。すなわち、切れ刃42a,52a,52aは、この順に軸Cに近づくように配置されている。
カッタ本体2の内周部22は、カッタ本体2の上端面2aから切れ刃72aまでの軸方向長さがL7となるように、副ビット7を固定している。長さL7は、長さL6よりも小さい。したがって、カッタ本体2は、副ビット7の切れ刃が外ビット4、中ビット5、内ビット6の切れ刃42a,52a,52aよりも上方に位置するように、副ビット7、外ビット4、中ビット5及び内ビット6を固定している。
次に、図7を参照しながら、カッタ1による地盤の掘削について説明する。図7は、カッタ1周辺の掘削物や海水の流れを説明する説明図であり、カッタ1の一部を拡大して示している。
前述したように、外ビット4の切れ刃42aは、中ビット5の切れ刃52aや内ビット6の切れ刃62aよりも下方に位置している。したがって、海底掘削機100のパイプ110(図1参照)が船舶から海中に垂下されると、カッタ1は、まず外ビット4の切れ刃42aにおいて地盤と当接する。船舶上のアクチュエータが駆動すると、パイプ110とともにカッタ1が図7で示される矢印R方向に回転する。
また、船舶上のポンプが駆動すると、吸引口23aが海水を吸引する。これにより、径方向外方から、内方の吸引口23aに向かう水流が形成される。
軸Cから径方向長さR4(図4参照)の位置では、地盤が外ビット4によって掘削される。この掘削によって生成された掘削物は、外ビット4の内方傾斜面42bによって押圧されるとともに、吸引口23aに向かう水流の影響を受け、径方向内方に移動する。
外ビット4が掘削した地盤に食い込むと、カッタ1が下方に移動する。これにより、中ビット5の切れ刃52aが地盤と当接する。
軸Cから径方向長さR5(図5参照)の位置では、地盤が中ビット5によって掘削される。また、中ビット5は、外ビット4側から移動してきた掘削物を破砕する。この掘削や破砕によって生成された掘削物は、中ビット5の内方傾斜面52bによって押圧されるとともに、吸引口23aに向かう水流の影響を受け、径方向内方に移動する。
中ビット5が掘削した地盤に食い込むと、カッタ1が下方に移動する。これにより、内ビット6の切れ刃62aが地盤と当接する。
軸Cから径方向長さR6(図6参照)の位置では、地盤が内ビット6によって掘削される。また、内ビット6は、中ビット5側から移動してきた掘削物を破砕する。この掘削や破砕によって生成された掘削物は、内ビット6の内方傾斜面62bによって押圧されるとともに、吸引口23aに向かう水流の影響を受け、径方向内方に移動する。
このように、矢印R方向へのカッタ1の回転に伴い、矢印Fで示されるように、海水と掘削物とが径方向内方に導かれる。
また、カッタ1の下方への移動に伴い、主ビット3(つまり、外ビット4、中ビット5及び内ビット6)よりも径方向内方では、副ビット7の切れ刃72aが地盤と当接する。主ビット3同様に、副ビット7も地盤を掘削するとともに、径方向内方に移動してきた掘削物を破砕する。
次に、図8を参照しながら、副ビット7による掘削について説明する。図8は、副ビット7による地盤9の掘削を説明する説明図であり、地盤9の断面を示している。図8(A)は、第1副ビット群7Aによる地盤9の掘削を示している。図8(B)は、第2副ビット群7Bによる地盤9の掘削を示している。
また、図8(A)及び図8(B)は、1つのシャンク71と、その当該シャンク71に取り付けられた3つのインサート72と、を示している。さらに、図8(A)及び図8(B)は、径方向において互いに対応する位置に配置された1つの副ビット7を示している。つまり、図8(A)に示される副ビット7は、図8(B)に示される断面に周方向に投影されると、図8(B)に示される副ビット7と少なくとも一部が重複する関係にある。
前述したように、第1副ビット群7Aの副ビット7の切れ刃72aと、第2副ビット群7Bの副ビット7の切れ刃72aは、径方向にオフセットしている。例えば、図8(A)に示される3つインサート72の切れ刃72aのうち、最も径方向内方に配置されているものは、軸Cからの径方向長さがRAの位置に配置されている。一方、図8(B)に示される3つインサート72の切れ刃72aのうち、最も径方向内方に配置されているものは、軸Cからの径方向長さがRBの位置に配置されている。長さRAは、長さRBよりも大きい。
カッタ1が軸Cを中心として回転することにより、図8(A)に示されるように、第1副ビット群7Aのインサート72が、掘削した地盤に食い込む。前述したように、インサート72の下端には、切れ刃72aと、内方傾斜面72bと、外方傾斜面72cと、が形成されている。このため、第1副ビット群7Aのインサート72が通過した後の地盤9には、インサート72の側方の地盤91と、内方傾斜面72bと外方傾斜面72cとの間の地盤92,93と、が掘削されずに残存する。
カッタ1が軸Cを中心としてさらに回転すると、第1副ビット群7Aが通過した後の地盤9に、第2副ビット群7Bのインサート72が配置される。第2副ビット群7Bのインサート72は、残存していた地盤91,92,93と対応する位置に配置され、これらを掘削する。
次に、実施形態に係るカッタ1の作用効果について説明する。
カッタ1の構成によれば、海底掘削機100がカッタ本体2を軸周りに回転させることにより、海底の地盤は複数の主ビット3によって掘削される。主ビット3は、外ビット4と、切れ刃52aが外ビット4の切れ刃42aよりも径方向内方に位置するように配置される中ビット5と、切れ刃62aが中ビット5の切れ刃52aよりも径方向内方に位置するように配置される内ビット6と、を有している。したがって、地盤の所定部位が、外ビット4、中ビット5、内ビット6によって順次掘削されるようにカッタ本体2を回転させることにより、掘削物を押圧し、径方向内方に移動させることが可能になる。
また、径方向において主ビット3よりも内方には、複数の副ビット7が配置されている。したがって、副ビット7においても地盤を掘削するとともに、主ビット3が径方向内方に移動させた掘削物を破砕して小さくすることが可能になる。
しかしながら、副ビット7が軸C周りに回転すると、当該副ビット7によって海水が押圧され、図7に示されるように、主ビット3よりも径方向内方において旋回流Sが形成される。このような旋回流Sが形成されると、掘削物を含む海水が撹拌され、吸引口23aによる掘削物の吸引が阻害されたり、掘削物が主ビット3よりも外方に排出されたりするおそれがある。
そこで、カッタ1の構成では、カッタ本体2は、主ビット3及び副ビット7の切れ刃42a,52a,62a,72aが下方を向くとともに、副ビット7の切れ刃72aが主ビット3の切れ刃42a,52a,62aよりも上方に位置するように、主ビット3及び副ビット7を固定している。これにより、副ビット7のうち、カッタ本体2の回転に伴って海水を押圧する部位の面積を小さくし、旋回流Sの形成を抑制することができる。この結果、掘削物の吸引を阻害することなく、掘削物を破砕して小さくすることが可能になる。
また、主ビット3及び副ビット7は、カッタ本体2に対して固定される被固定部41a,51a,61a,71aと、軸方向において被固定部41a,51a,61a,71aから下方に延出するとともに先端に切れ刃42a,52a,62a,72aが設けられる本体部41b,51b,61b,71bと、をそれぞれ有する。副ビット7の本体部71bの延出量は、主ビット3の本体部41b,51b,61bの延出量よりも小さい。
上記構成によれば、副ビット7の本体部71bの延出量を、主ビット3の本体部41b,51b,61bの延出量よりも小さくするという簡易な構成により、副ビット7の切れ刃72aを主ビット3の切れ刃42a,52a,62aよりも上方に位置させることができる。この結果、カッタ本体2、主ビット3、副ビット7を複雑な形状にすることなく、副ビット7のうち、海底掘削機の回転に伴って海水を押圧する部位の面積を小さくすることが可能になる。
また、複数の副ビット7は、径方向に延びる第1基準線B1に沿って配列される第1副ビット群7Aと、径方向に延びるとともに周方向において第1基準線B1と間隔を空けて配置される第2基準線B2に沿って配列される第2副ビット群7Bと、を有する。第1副ビット群7Aの切れ刃72aと、第2副ビット群7Bの切れ刃72aとが、径方向にオフセットしている。
上記構成によれば、第1副ビット群7Aの切れ刃72aによって掘削できなかった地盤を、第2副ビット群7Bの切れ刃72aによって掘削することが可能になる。
吸引口23aは、カッタ本体2の下方の面に形成された凹部23に開設されていてもよい。
上記構成によれば、吸引口23aが凹部23に開設されているため、吸引口23aと副ビット7とを大きく離間させることができる。これにより、副ビット7によって形成される旋回流Sと、吸引口23aとを大きく離間させることができる。この結果、吸引口23aによる掘削物の吸引が旋回流Sによって阻害されることを抑制できる。
凹部23は、第1基準線B1と第2基準線B2との間に形成されていてもよい。
上記構成によれば、カッタ本体2のうち、地盤の掘削や掘削物の破砕に寄与しない範囲に凹部23を形成することができる。この結果、地盤の掘削や掘削物の破砕を阻害することなく、吸引口23aを開設することが可能になる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されず、適宜変更することができる。
上記実施形態では、第1基準線B1及び第2基準線B2は直線状である。しかしながら、本発明はこの形態に限定されない。第1基準線及び第2基準線は、例えば曲線状であってもよい。
上記実施形態では、外ビット4、中ビット5、内ビット6、副ビット7のシャンク41,51,61,71の下端に、インサート42,52,62,72が着脱自在に設けられている。しかしながら、本発明はこの形態に限定されない。例えば、シャンクとインサートとを一体化し、その下端に切れ刃が形成されていてもよい。
上記実施形態では、外ビット4、中ビット5、内ビット6は、その被固定部41a,51a,61aにおいて、カッタ本体2に直接固定されている。しかしながら、本発明はこの形態に限定されない。例えば、外ビット4、中ビット5、内ビット6と、カッタ本体2との間に冶具を介在させ、外ビット4、中ビット5、内ビット6は当該冶具によってカッタ本体2に対して固定されていてもよい。
1:海底掘削用カッタ
2:カッタ本体
23:凹部
23a:吸引口
3:主ビット
4:外ビット
5:中ビット
6:内ビット
7:副ビット
7A:第1副ビット群
7B:第2副ビット群
41a,51a,61a,71a:被固定部
41b,51b,61b,71b:本体部
42,52,62,72:インサート
42a,52a,62a,72a:切れ刃
100:海底掘削機
B1:第1基準線
B2:第2基準線
C:中心軸(軸)

Claims (5)

  1. 海底掘削機に取り付けられる海底掘削用カッタであって、
    掘削物を吸引する吸引口が開設されたカッタ本体と、
    前記カッタ本体に対して固定され、切れ刃を有する複数の主ビット及び複数の副ビットと、を備え、
    前記カッタ本体と交差する軸を基準として、前記軸に沿う方向を軸方向とし、前記軸周りの方向を周方向とし、前記軸と直交する方向を径方向とするとき、
    前記複数の副ビットは、前記径方向において前記複数の主ビットよりも内方に位置するように配置され、
    前記複数の主ビットは、外ビットと、中ビットと、内ビットと、を有し、
    前記外ビット、前記中ビット及び前記内ビットは、前記周方向において、この順に並ぶように配置され、
    前記中ビットは、その切れ刃が、前記径方向において前記外ビットの切れ刃よりも内方に位置するように配置され、
    前記内ビットは、その切れ刃が、前記径方向において前記中ビットの切れ刃よりも内方に位置するように配置され、
    前記カッタ本体は、前記主ビット及び前記副ビットの切れ刃が前記軸方向において一側を向くとともに、前記副ビットの切れ刃が前記主ビットの切れ刃よりも前記軸方向において他側に位置するように、前記主ビット及び前記副ビットを固定する、海底掘削用カッタ。
  2. 前記主ビット及び前記副ビットは、前記カッタ本体に対して固定される被固定部と、前記軸方向において該被固定部から前記他側に延出するとともに先端に切れ刃が設けられる本体部と、をそれぞれ有し、
    前記副ビットの本体部の延出量は、前記主ビットの本体部の延出量よりも小さい、請求項1記載の海底掘削用カッタ。
  3. 前記複数の副ビットは、
    前記径方向に延びる第1基準線に沿って配列される第1副ビット群と、
    前記径方向に延びるとともに前記周方向において前記第1基準線と間隔を空けて配置される第2基準線に沿って配列される第2副ビット群と、を有し、
    前記第1副ビット群の切れ刃と、前記第2副ビット群の切れ刃とが、前記径方向にオフセットしている、請求項1又は2に記載の海底掘削用カッタ。
  4. 前記吸引口は、前記カッタ本体の前記他側の面に形成された凹部に開設されている、請求項3に記載の海底掘削用カッタ。
  5. 前記凹部は、前記第1基準線と前記第2基準線との間に形成されている、請求項4に記載の海底掘削用カッタ。
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