JP2018166002A - 画面表示装置および画面表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の表示画面の中から選択される表示画面を順次、表示させて作業を行う際に良好な操作性が確保できる画面表示装置等を提供する。【解決手段】ユーザの操作に基づいて表示画面の選択を受け付ける受付手段と、前記受付手段を介して選択されている表示画面を画面表示する選択画面表示手段と、選択された表示画面の履歴を、その表示画面が最初に選択された順序が把握可能な形態で示す履歴表示画面を、前記選択画面表示手段により表示されている前記表示画面と同時に画面表示する履歴表示手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の表示画面の中から選択される表示画面を順次、表示する画面表示装置等に関する。
プラントエンジニアがプラントのシステム定義を行う場合、プラントエンジニアは現在の状態を確認した上で新しい値の設定や、あるいは何らかの処理の要求等を行う必要がある。一般的にこれらの設定や処理はモニタ画面に表示された表示画面に対する操作によって実行される。そして、複雑なシステムの場合には、状況を確認し、値の設定等を行う作業の対象を1枚の表示画面に詰め込むことは現実的でなく、通常、複数の表示画面が用意される。
したがって、一般的にプラントエンジニアは、単独の表示画面に対する操作にとどまることなく、複数の表示画面を順次、呼び出し、それぞれの表示画面に対する操作を行うという一連の作業を行う必要がある。
特開2011−118574号公報(図2)
しかし、複数の表示画面の間を何度も行き来するような操作が行われる状況では、一連の作業のうちどこまでを実行したか、あるいは次にどの表示画面にもどればよいか、などが分かり難くなってしまう。
このような問題を防ぐ方法として、サブ画面をモーダル表示する手法が存在する。この手法はある表示画面からサブ画面を呼び出した場合、サブ画面を閉じるまで元の表示画面を操作できなくし、またサブ画面は常に元の表示画面の前面に表示されるという手法である。
しかし、この手法を使用した場合、以下の問題が発生する。
(1)モーダル表示しているために、背後に表示された表示画面の表示内容を確認しづらい。
(2)背後に表示された表示画面の表示を確認する場合、一旦、最前面の表示画面を閉じるか位置をずらす作業が必要となる。
(3)モーダル表示が2階層よりも多くなった場合、操作性は格段に悪化する。
本発明の目的は、複数の表示画面の中から選択される表示画面を順次、表示させて作業を行う際に良好な操作性が確保できる画面表示装置等を提供することにある。
本発明の画面表示装置は、複数の表示画面の中から選択される表示画面を順次、表示する、プラントにおけるシステム定義を設定するための画面表示装置において、第一の表示画面と、ユーザの前記プラントにおけるシステム定義を設定するための操作に基づいて該操作対象に対応する前記第一の表示画面における予め定められた領域への操作を受け付け、またこの操作に基づいて前記操作対象に対応して表示される第二の表示画面の予め定められた領域への操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段を介して操作された予め定められた領域への操作に対応する前記第二の表示画面を前記第一の表示画面の一部に重ねて表示する選択画面表示手段と、前記受付手段を介して、実際に選択され表示された表示画面の履歴を、その表示画面が第一の選択手段により最初に操作され、表示された順序に即して、各表示画面に対する各ノードを順次ツリービューで表示する履歴表示画面であって、この履歴表示画面による前記選択画面表示手段による前記各表示画面と前記履歴表示画面とは同じ画面内に表示する履歴表示手段と、を備え、前記受付手段は、前記表示画面が一部重ねて表示されるときの下層の表示画面の操作を受け付けず、前記受付手段は、前記履歴表示画面のノードのうち前記操作を受け付けてない表示画面に対応するノードへの操作に基づいて、前記表示画面への操作に基づいて受け付けることができない表示画面の操作を受け付け、さらに、その表示画面を操作可能とするとともに前記他の表示画面に一部重ねて表示することを特徴とする。
この画面表示装置によれば、表示画面が最初に選択された順序が把握可能な形態で示す履歴表示画面を画面表示するので、ユーザは現在までの状況を容易に把握できるとともに、適切に次の表示画面を選択することができる。
前記選択画面表示手段は前記受付手段の操作に基づき、第三の表示画面を、第二の表示画面の一部に重ねて階層状に表示してもよい。
前記履歴表示手段により表示された前記履歴表示画面を記憶する記憶手段を備え、
前記履歴表示手段は前記記憶手段に記憶された前記履歴表示画面を呼び出して表示してもよい。
本発明の画面表示装置によれば、表示画面が最初に選択された順序が把握可能な形態で示す履歴表示画面を画面表示するので、ユーザは現在までの状況を容易に把握できるとともに、適切に次の表示画面を選択することができる。
また、本発明の画面表示方法によれば、表示画面が最初に選択された順序が把握可能な形態で示す履歴表示画面を画面表示するので、ユーザは現在までの状況を容易に把握できるとともに、適切に次の表示画面を選択することができる。
一実施形態の画面表示装置の構成を示すブロック図。 モニタ画面における表示例を示す図。 表示画面を例示する図であり、(a)は「サマリ画面01」を示す図、(b)は「個別画面01」を示す図、(c)は「個別詳細画面01」を示す図。 「個別詳細画面01」が展開表示されたモニタ画面を示す図。 「画面展開履歴ビューア」の「個別画面01」のノードを操作した後のモニタ画面を示す図。 画面表示装置の動作を示すフローチャート。 履歴表示画面を、ハイパーリンクを用いてドキュメントを読む際に適用した例を示す図。 ドキュメントの構成例を示す図。
以下、本発明による画面表示装置の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画面表示装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の画面表示装置10は、ユーザの操作に基づいて表示画面の選択を受け付ける受付手段11と、受付手段11を介して選択されている表示画面をモニタ画面50に画面表示する選択画面表示手段12と、選択された表示画面の履歴を、その表示画面が最初に選択された順序が把握可能な形態で示す履歴表示画面を、モニタ画面50に画面表示する履歴表示手段13と、履歴表示手段13により表示された履歴表示画面を記憶する記憶手段14とを構成する。履歴表示手段13は記憶手段14に記憶された履歴表示画面を呼び出してモニタ画面50に表示することもできる。
図2は、モニタ画面50における表示例を示す図である。
図2に示すように、モニタ画面50において、上記の履歴表示画面としての「画面展開履歴ビューア」が領域51に、受付手段11を介して選択されている表示画面としての「スタートメニュー」、「サマリ画面01」および「個別画面01」が、領域52、領域53および領域54に、それぞれ表示されている。本実施形態の画面表示装置10では、ユーザの操作に従って、多数の表示画面の中から受付手段11を介して特定の表示画面を逐次、選択し、モニタ画面50に表示させることができる。
「画面展開履歴ビューア」は、個々の表示画面を最初に展開表示した順序に即して、各表示画面に対応するノードを、上層から下層に向けて順次配置するツリービュー上に表示したものである。個々の表示画面を展開表示した順序は、下記の履歴情報として管理される。
図2に示す表示例は、例えば、次のような操作の結果によるものである。
「スタートメニュー」は所定の操作により、あるいは装置の起動時にモニタ画面50の領域52に表示される。また、「画面展開履歴ビューア」は所定の操作により、あるいは装置の起動時にモニタ画面50の領域51に表示される。このとき、「画面展開履歴ビューア」には、「スタートメニュー」のノードのみが表示される。
「スタートメニュー」には、「サマリ画面01」を含む複数のサマリ画面を展開表示するためのボタン(不図示)が配置され、ユーザがこのボタンを操作することにより、必要なサマリ画面を展開表示することができる。「サマリ画面01」を展開するためのボタンが操作されると、「スタートメニュー」上に一部重なるような領域53に「サマリ画面01」が展開表示され(図2)、「サマリ画面01」への操作が可能となる。
このとき、「画面展開履歴ビューア」には、「スタートメニュー」のノードの1つ下層に「サマリ画面01」のノードが追加表示される。また、「サマリ画面01」が直近に展開表示された表示画面であることを示すために、「画面展開履歴ビューア」の「サマリ画面01」のノードが強調表示される。
図3(a)は「サマリ画面01」を示す図である。
図3(a)に示すように、「サマリ画面01」には、編集対象となるデータの候補が、領域53a、領域53bおよび領域53cにそれぞれ表示される。図3(a)では「データ1」、「データ2」、「データ3」という3つのデータ名が、領域53a、領域53bおよび領域53cにそれぞれ表示されている。また、領域53a、領域53bおよび領域53cに表示されるデータ名のデータを編集するための表示画面(個別画面)に展開するためのボタンが、領域53d、領域53eおよび領域53fに、それぞれ表示されている。ユーザがこのボタンを操作することにより、必要な個別画面を展開表示することができる。領域53gのボタンは、「サマリ画面01」を閉じるためのボタンである。
「個別画面01」を展開するための領域53dのボタンが操作されると、「サマリ画面01」上に一部重なるような領域54に「個別画面01」が展開表示され(図2)、「個別画面01」への操作が可能となる。
このとき、「画面展開履歴ビューア」には、「サマリ画面01」のノードの1つ下層に「個別画面01」のノードが追加表示される。また、「個別画面01」が直近に展開表示された表示画面であることを示すために、「画面展開履歴ビューア」の「個別画面01」のノードが強調表示される。
図3(b)は「個別画面01」を示す図である。
図3(b)に示すように、「個別画面01」には、編集対象となる個別データの値が、領域54aおよび領域54bにそれぞれ表示され、ユーザはこれらの個別データの値を確認することができる。また、ユーザは領域54aあるいは領域54bに値を入力し、領域54eにあるボタンを操作することにより、これらの個別データの値の変更をシステムに反映させることができる。また、領域54fにあるボタンを操作することにより、個別データの変更を取り消すことができる。
また、領域54aおよび領域54bに表示される個別データについてさらに細かい設定をするための表示画面(個別詳細画面)に展開するためのボタンが、領域54cおよび領域54dに、それぞれ表示されている。
図3(c)は領域54cが操作された場合に展開表示される「個別詳細画面01」を示す図である。また、図4は「個別詳細画面01」が展開表示されたモニタ画面50を示す図である。
図4に示すように、「個別詳細画面01」を展開するための領域54cのボタンが操作されると、「個別画面01」上に一部重なるような領域55に「個別詳細画面01」が展開表示され、「個別詳細画面01」への操作が可能となる。
このとき、「画面展開履歴ビューア」には、「個別画面01」のノードの1つ下層に「個別詳細画面01」のノードが追加表示される。また、「個別詳細画面01」が直近に展開表示された表示画面であることを示すために、「画面展開履歴ビューア」の「個別詳細画面01」のノードが強調表示される。
図3(c)は「個別詳細画面01」を示す図である。
図3(c)に示すように、「個別詳細画面01」には、編集対象となる個別詳細データの値が、領域55aおよび領域55bにそれぞれ表示され、ユーザはこれらの個別データの値を確認することができる。また、ユーザは領域55aあるいは領域55bに値を入力し、領域55cにあるボタンを操作することにより、これらの個別詳細データの値の変更をシステムに反映させることができる。また、領域55dにあるボタンを操作することにより、個別詳細データの変更を取り消すことができる。
このように、本実施形態の画面表示装置10では、展開表示された表示画面に設けられたボタンを操作することにより、連鎖的に次の表示画面を展開表示させることができる。
また、本実施形態の画面表示装置10では、「画面展開履歴ビューア」にすでに表示されているノードを操作(例えばダブルクリック)することにより、表示画面間のリンクの有無と無関係に直接、所望の表示画面を展開表示することができる。すなわち、直前に展開表示されていた表示画面に依存することなく、所望の表示画面を展開表示することができる。
図5は、図4に示す状態から、「画面展開履歴ビューア」の「個別画面01」のノード51aを操作した後のモニタ画面50を示す図である。図5に示すように、「個別画面01」のノード51aへの操作により、領域54にある「個別画面01」が最前面に移動し、「サマリ画面01」および「個別詳細画面01」の一部を隠す状態となる。また、「画面展開履歴ビューア」の「個別画面01」のノード51aが強調表示された状態となる。この状態において、「個別画面01」への操作が可能となる。もちろん、「画面展開履歴ビューア」に表示された他の任意のノードへの操作により、そのノードに対応する表示画面を展開表示することができる。
次に、画面表示装置10における表示画面の展開表示に関する動作について説明する。
図6は、画面表示装置10の動作を示すフローチャートである。
図6のステップS1〜ステップS4は、受付手段11、選択画面表示手段12および記憶手段14の機能に相当し、ユーザの操作に応じて表示画面を展開表示する処理である。
図6のステップS1では、展開表示された表示画面に設けられた、次の展開表示を指示するボタンが操作されたか否か判断する。このステップS1の処理は、図2〜図5で示した「スタートメニュー」からサマリ画面への展開表示を指示するボタン、「サマリ画面01」における領域53d、領域53e、領域53fのボタン(図3(a))、「個別画面01」における領域54c、領域54dのボタンなどへの操作の有無を判断する処理である。
ステップS1の判断が肯定されればステップS3へ進み、否定されればステップS2へ進む。
ステップS2では、「画面展開履歴ビューア」に表示されたノードへの操作があるか否か判断する。このステップS2の処理は、図4〜図5で示した「画面展開履歴ビューア」の「個別画面01」のノード51a、あるいはその他のノードへの操作の有無を判断する処理に相当する。
ステップS2の判断が肯定されればステップS3へ進み、否定されればステップS1へ戻る。
ステップS3では、ステップS1またはステップS2で認識された操作に対応する表示画面を展開表示し、ステップS4へ進む。これにより、ステップS3で展開表示した表示画面へのユーザの操作が可能となる。
ステップS4では、ステップS3で展開表示した表示画面を履歴情報に追加する更新を行う。また、更新された履歴情報を記憶手段14(図1)に記憶し、ステップS1へ戻る。
次に、図6のステップS11〜ステップS14は、履歴表示手段13の機能に相当し、表示画面の展開表示に応じて「画面展開履歴ビューア」の表示を更新する処理である。
図6のステップS11では、ステップS4において履歴情報が更新されたか否か判断し、判断が肯定されるのを待ってステップS12へ進む。
ステップS12では、「画面展開履歴ビューア」に新たなノードの表示が必要か否か判断し、判断が肯定されればステップS13へ進み、否定されればステップS14へスキップする。例えば、「画面展開履歴ビューア」に表示されていないノードに対応する表示画面がステップS3において新たに展開表示された場合には、この判断は肯定される。また、「画面展開履歴ビューア」に表示されているノードに対して展開表示を指示する操作がされた場合、すなわちステップS2の判断が肯定された場合には、この判断は否定される。
次に、ステップS13では、「画面展開履歴ビューア」のツリービュー上の最下層に新たなノードを追加表示し、ステップS14へ進む。
次に、ステップS14では、履歴情報に基づき、新たに展開表示された表示画面(ステップS3)に対応するノードを強調表示して、ステップS11へ戻る。またこのとき、それまで強調表示していたノードの強調表示を解除する。ステップS14では、ツリービュー上に新たなノードが追加された場合には、このノードが強調表示されることになる。また、「画面展開履歴ビューア」のノードが操作され、このノードに対応する表示画面が展開表示された場合には、当該ノードが強調表示されることになる。
以上のように、本実施形態の画面表示装置では、「画面展開履歴ビューア」において、実際に展開表示された表示画面のノードのみを選択的にツリービュー上に表示するとともに、個々の表示画面を最初に展開表示した順序に即して、上層から下層に向けて対応するノードを順次、ツリービュー上に表示するので、表示画面を展開表示した履歴をユーザが容易に認識できる。したがって、ユーザは表示画面間の関係性や展開表示した順序が把握でき、次にどの表示画面を表示させればよいかを容易に判断することができる。
また、「画面展開履歴ビューア」のノードが強調表示されることにより、現在展開表示されている表示画面を「画面展開履歴ビューア」のみで確認することができる。
また、「画面展開履歴ビューア」に表示されたノードに対する操作により、当該ノードに対応する表示画面を最前面に展開表示させることができる。したがって、画面上に表示された他の表示画面を閉じたり移動させる操作を行うことなく、当該表示画面の全体を確認できるとともに、当該表示画面に対する操作を行うことができる。
また、上記のように、履歴情報は記憶手段4に記憶され、記憶手段4に記憶された履歴情報を用いて「画面展開履歴ビューア」を再現することができる。このため、過去に行った操作(例えば、所定のデータの編集)の際に展開表示された表示画面群を最初から「画面展開履歴ビューア」に表示させることにより、同様の操作をする際に必要な表示画面を容易に展開表示させることが可能な状態となる。
上記実施形態では、表示画面を階層化したモーダル表示している(図2、図4)が、各表示画面をモードレス、すなわち表示画面の配置位置によってその階層を表現しない形態で表示してもよい。後者の場合でも、本発明によれば、履歴表示画面(「画面展開履歴ビューア」)により各表示画面の階層が把握できるため、操作性を向上させることができる。
上記実施形態は、プラントのシステム定義を行う際に限定されることなく、広範な作業に広く適用可能である。
図7は、本発明の画面表示装置における履歴表示画面を、ハイパーリンクを用いてドキュメントを読む際に適用した例を示す図であり、図8はドキュメントの構成例を示す図である。
図7に示すように、履歴表示画面としてのドキュメント内リンク履歴ビューア61には、ドキュメントを構成する項目のうちユーザが展開表示した項目がツリービュー表示される。
図7の表示例は、次のような操作の結果によるものである。
図8に示すように、ドキュメントは目次と本文とから構成される。目次には本文を構成する複数の項目の名称が本文と同じ順序で配列される。図7の表示例の場合、ユーザは最初に目次から「3.1インストール手順」にジャンプし、本文の「3.1インストール手順」を展開表示する。このとき、ドキュメント内リンク履歴ビューア61内の「目次」のノードの1つ下の階層に「3.1インストール手順」のノードが表示される。また、「3.1インストール手順」のノードが強調表示される。
次に、本文の「3.1インストール手順」から「3.1インストール手順」内にある参照先である本文の「5.1セキュリティ設定について」にジャンプしてこれを展開表示する。このとき、ドキュメント内リンク履歴ビューア61内の「3.1インストール手順」のノードの1つ下の階層に「5.1セキュリティ設定について」のノードが表示される。また、「5.1セキュリティ設定について」のノードが強調表示されるとともに「3.1インストール手順」のノードの強調表示が解除される。
次に、本文の「5.1セキュリティ設定について」から「5.1セキュリティ設定について」内にある参照先である本文の「2.4使用可能なユーザについて」にジャンプしてこれを展開表示する。このとき、ドキュメント内リンク履歴ビューア61内の「5.1セキュリティ設定について」のノードの1つ下の階層に「2.4使用可能なユーザについて」のノードが表示される。また、「2.4使用可能なユーザについて」のノードが強調表示されるとともに「5.1セキュリティ設定について」のノードの強調表示が解除される。
このように、図7〜図8に示す例では、ドキュメント内の項目を表示した順序に従ってドキュメント内リンク履歴ビューア61に各項目がツリービュー上に表示されるため、ユーザは自分が読んだ項目や、自分がハイパーリンクによりどのような順序ないし経緯で各項目を読んだかを容易に把握できる。
また、ドキュメント内リンク履歴ビューア61内にすでに表示されているノードについては、これに対する操作(例えばダブルクリック)により対応する項目を展開表示させることができる。例えば、通常、参照先へのジャンプを繰り返した場合、ユーザは参照先を読み終わった後、どこに戻ったらよいのかを忘れてしまう場合がある。しかし、ドキュメント内リンク履歴ビューア61を見れば、参照先を読み終わった後に必要な項目へ容易に戻ることができ、ドキュメントを円滑に読み進めることができる。
ドキュメント内リンク履歴ビューア61内のノードに対する操作により当該ノードに対応する表示画面に展開表示した場合には、当該ノードが強調表示され、それまで強調表示されていたノードの強調表示が解除される。これにより、ドキュメント内リンク履歴ビューア61を参照するだけで、ユーザが現在読んでいる項目を確認することができる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、複数の表示画面の中から選択される表示画面を順次、表示する画面表示装置等に対し、広く適用することができる。
10 画面表示装置
11 受付手段
12 選択画面表示手段
13 履歴表示手段
14 記憶手段

Claims (3)

  1. 複数の表示画面の中から選択される表示画面を順次、表示する、プラントにおけるシステム定義を設定するための画面表示装置において、
    第一の表示画面と、
    ユーザの前記プラントにおけるシステム定義を設定するための操作に基づいて該操作対象に対応する前記第一の表示画面における予め定められた領域への操作を受け付け、またこの操作に基づいて前記操作対象に対応して表示される第二の表示画面の予め定められた領域への操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を介して操作された予め定められた領域への操作に対応する前記第二の表示画面を前記第一の表示画面の一部に重ねて表示する選択画面表示手段と、
    前記受付手段を介して、実際に選択され表示された表示画面の履歴を、その表示画面が第一の選択手段により操作され、表示された順序に即して、各表示画面に対する各ノードを順次ツリービューで表示する履歴表示画面であって、この履歴表示画面による前記選択画面表示手段による前記各表示画面と前記履歴表示画面とは同じ画面内に表示する履歴表示手段と、
    を備え、
    前記受付手段は、前記表示画面が一部重ねて表示されるときの下層の表示画面の操作を受け付けず、
    前記受付手段は、前記履歴表示画面のノードのうち前記操作を受け付けてない表示画面に対応するノードへの操作に基づいて、前記表示画面への操作に基づいて受け付けることができない表示画面の操作を受け付け、
    さらに、その表示画面を操作可能とするとともに前記他の表示画面に一部重ねて表示することを特徴とする画面表示装置。
  2. 前記選択画面表示手段は前記受付手段の操作に基づき、第三の表示画面を、前記第二の表示画面の一部に重ねて階層状に表示することを特徴とする請求項1の画面表示装置。
  3. 前記履歴表示手段により表示された前記履歴表示画面を記憶する記憶手段を備え、
    前記履歴表示手段は前記記憶手段に記憶された前記履歴表示画面を呼び出して表示することを特徴とする請求項1または2に記載の画面表示装置。
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