JP2018165177A - ローラモータと搬送コンベア - Google Patents

ローラモータと搬送コンベア Download PDF

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Abstract

【課題】 部品点数を減らした簡易な構成とし容易に製造できるローラモータと搬送コンベアを提供すること。【解決手段】 ローラ本体と、上記ローラ本体内に内装された駆動モータと、上記ローラ本体内に内装され上記駆動モータの回転を上記ローラ本体に伝達する回転伝達機構と、を具備したローラモータにおいて、上記ローラ本体の内周面にはギヤが形成されていて、上記駆動モータの回転を上記回転伝達機構を介して上記ローラ本体に直接伝達するようにしたもの。【選択図】 図3

Description

本発明は、ローラモータと搬送コンベアに係り、特に、部品点数を減らした簡易な構成とし容易に製造できるように工夫したものに関する。
従来のローラモータと搬送コンベアを開示するものとして、例えば、特許文献1と特許文献2がある。
まず、特許文献1に記載されたモータローラは概略次のような構成をなしている。上記モータローラには固定軸があり、この固定軸には中空のローラ本体が回転可能に支持されている。上記ローラ本体の内部にはモータが設置されている。このモータは、上記固定軸に固定された固定子と、この固定子の外周に配置され上記固定軸に回転可能に支持された回転子と、から構成されている。
上記内部回転子には略円筒形状の外部磁性体が固着されており、上記固定軸の上記外部磁性体の内側に位置する部分には内部磁性体が遊嵌されている。上記外部磁性体と内部磁性体は電磁気的に結合されており、上記モータに通電され上記内部回転子が回転・駆動されると、上記外部磁性体と内部磁性体の相互作用により上記内部磁性体が回転される。
上記内部磁性体には第1中心歯車が形成されており、この第1中心歯車の外周側には第1遊星歯車が噛合されている。上記第1遊星歯車は第2中心歯車が形成され上記固定軸に遊嵌された構体に回転可能に設置されている。
上記第2中心歯車の外周側には第2遊星歯車が噛合されている。上記第2遊星歯車は第3中心歯車が形成され上記固定軸に遊嵌された構体に回転可能に設置されている。
上記第3中心歯車の外周側には第3遊星歯車が噛合されている。上記第3遊星歯車は上記固定軸に固定された構体に回転可能に設置されている。
すなわち、上記第1中心歯車、第1遊星歯車、第2中心歯車、第2遊星歯車、第3中心歯車、第3遊星歯車によって減速歯車機構が構成されている。上記ローラ本体の内面には内歯筒が固定されていて、第1遊星歯車、第2遊星歯車、第3遊星歯車はこの内歯筒に噛合されている。
そして、上記内部回転子の回転が、上記減速歯車機構を介して上記内歯筒に伝達され、この内歯筒を介して上記ローラ本体に伝達される。
次に、特許文献2に記載されたモータ内蔵ローラには、同軸上に配置された2つの支軸がある。これら支軸の外周側には円筒形状のローラ本体が回転可能に設置されている。このローラ本体内にはモータ部が設置されている。このモータ部は、上記支軸の一方に固着された固定子と、この固定子の外周側に回転可能に設置され、電力を供給されると上記固定子に対して回転・駆動される回転子と、から構成されている。
この回転子の先端側には第1の太陽歯車があり、この第1の太陽歯車の外周側には複数の第1の遊星歯車が噛合されている。これら第1の遊星歯車は、上記第1の太陽歯車が回転されると自転するとともに上記第1の太陽歯車の外周側を公転する。上記ローラ本体内には第2の太陽歯車が回転可能に設置されていて、この第2の太陽歯車は上記第1の遊星歯車の公転によって回転される。
上記第2の太陽歯車の外周側には複数の第2の遊星歯車が噛合されている。これら第2の遊星歯車は、上記第1の遊星歯車と同様に、上記第2の太陽歯車によって自転及び公転される。上記ローラ本体内には第3の太陽歯車が回転可能に設置されていて、この第3の太陽歯車は上記第2の遊星歯車の公転によって回転される。
上記第3の太陽歯車の外周側には複数の第3の遊星歯車が噛合されている。これら第3の遊星歯車は、上記第1の遊星歯車と同様に、上記第3の太陽歯車によって自転する。
なお、第3の遊星歯車の公転はクラッチ機構のオンにより選択的に規制される。
また、上記ローラ本体内には内歯歯車が設置されている。この内歯車には略円筒形状の内周面に周方向に向かって歯が形成されている。この内歯車には、上記第1の遊星歯車、上記第2の遊星歯車、及び、上記第3の遊星歯車が噛合されている。
そして、回転子の回転が、第1の太陽歯車、複数の第1の遊星歯車、第2の太陽歯車、複数の第2の遊星歯車は、第3の太陽歯車を介して複数の複数の第3の遊星歯車に伝達される。第3の遊星歯車の公転はクラッチ機構のオンにより規制されるので、第3の遊星歯車の自転により上記内歯歯車を介してローラ本体が回転することになる。
実開昭58−134315号公報 実開昭59−40220号公報
上記従来の構成によると、次のような問題があった。
すなわち、ローラ本体とは別に内歯筒若しくは内歯歯車を設置する構成になっているため、その分構成が複雑化するとともに製造が面倒になるという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、部品点数を減らした簡易な構成とし容易に製造できるローラモータと搬送コンベアを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1によるローラモータは、ローラ本体と、上記ローラ本体内に内装された駆動モータと、上記ローラ本体内に内装され上記駆動モータの回転を上記ローラ本体に伝達する回転伝達機構と、を具備したローラモータにおいて、上記ローラ本体の内周面にはギヤが形成されていて、上記駆動モータの回転を上記回転伝達機構を介して上記ローラ本体に直接伝達するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2によるローラモータは、請求項1記載のローラモータにおいて、上記ギヤは上記ローラ本体の内周面に全長にわたって形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるローラモータは、請求項1又は請求項2記載のローラモータにおいて、上記回転伝達機構は複数段の遊星歯車機構から構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるローラモータは、請求項1〜請求項3の何れかに記載のローラモータにおいて、上記ローラ本体は押出成形品であることを特徴とするものである。
又、請求項5による搬送コンベアは、請求項1〜請求項4の何れかに記載のローラモータを適宜のピッチで配置してなることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1によるローラモータによると、ローラ本体と、上記ローラ本体内に内装された駆動モータと、上記ローラ本体内に内装され上記駆動モータの回転を上記ローラ本体に伝達する回転伝達機構と、を具備したローラモータにおいて、上記ローラ本体の内周面にはギヤが形成されていて、上記駆動モータの回転を上記回転伝達機構を介して上記ローラ本体に直接伝達するようにしたので、ローラ本体を製造すれば内周側のギヤも形成されており、部品点数が少ない簡易な構成とすることができ、容易に製造することができる。
又、請求項2によるローラモータによると、請求項1記載のローラモータにおいて、上記ギヤは上記ローラ本体の内周面に全長にわたって形成されているので、上記回転伝達機構の構成が変わってもそのまま対応することができる。
又、請求項3によるローラモータによると、請求項1又は請求項2記載のローラモータにおいて、上記回転伝達機構は複数段の遊星歯車機構から構成されているので、簡易な構成によりトルクを確保することができる。
又、請求項4によるローラモータは、請求項1〜請求項3の何れかに記載のローラモータにおいて、上記ローラ本体は押出成形品であるので、容易に製造することができる。
又、請求項5による搬送コンベアによると、請求項1〜請求項4の何れかに記載のローラモータを適宜のピッチで配置してなるので、容易に製造することができる。
本発明の一実施の形態を示す図で、搬送コンベアの一部を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、ローラモータの平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図2のIII−III断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のIV−IV断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のV−V断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のVI−VI断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のVII−VII断面図である。
以下、図1乃至図7を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1は本実施の形態による搬送コンベア1の一部を示す斜視図であり、上記搬送コンベア1には本体フレーム3がある。この本体フレーム3は、平行に配置された側面フレーム5a、5bと、これらの側面フレーム5、5の前端側(図1中左下側)同士を連結する前端側連結フレーム7と、上記側面フレーム5a、5bの後端側(図1中右上側)同士を連結する図示しない後端側連結フレームと、その他図示しない多数の構造材と、から構成されている。
上記側面フレーム5a、5b間には、1個のローラモータ9と2個のローラ11、13とからなる組が複数組(図1ではその内3組のみ示す)設置されている。上記ローラモータ9とローラ11、13は、所定のピッチで配置されている。隣接する上記ローラモータ9と上記ローラ11の幅方向(図1中左上から右下に向かう方向)一端側にはベルト15が巻回されており、隣接する上記ローラ11と上記ローラ13の幅方向(図1中左上から右下に向かう方向)一端側にもベルト17が巻回されている。
次に、上記ローラモータ9の構成について説明する。
まず、図2に示すように、上記ローラモータ9にはローラ本体21がある。このローラ本体21は略円筒形状を成していて、図3に示すようにその内周面には全長にわたってギヤ23が形成されている。上記ローラ本体21は、例えば、アルミニウム製であり、押し出し成形によって製造される。
また、上記ローラ本体21の一端側(図3中左側)には、プーリ25が固着されている。このプーリ25の外周側には、環状溝である第1プーリ溝27と第2プーリ溝29が平行に形成されている。また、上記プーリ25の中心には貫通孔31が形成されている。また、上記ローラ本体21の他端側(図3中右側)には、端部カバ33が固着されている。この端部カバ33には貫通孔35が形成されている。
図3に示すように、上記ローラ本体21内の両端側には、それぞれ軸受37、39が設置されている。上記軸受37は、上記ローラ本体21に固定された外輪41と、この外輪41の内側に設置された内輪43と、上記外輪41と上記内輪43との間に設置されたリテイナ45と、このリテイナ45に保持された複数の鋼球47とから構成される。上記軸受39も上記軸受37と同様の構成である。
なお、上記軸受39の構成要素については上記軸受37の構成要素と同じ符号を付し、その説明を省略する。
また、上記ローラ本体21内の一端側(図3中左側)には、上記軸受37を介して支持部材49が設置されている。この支持部材49は、中心に貫通孔51が形成されている。この貫通孔51は略六角形状の横断面形状を成している。また、上記支持部材49の一端側(図3中左側)は縮径されて軸部53となっており、この軸部53が上記プーリ25の貫通孔31を貫通し、上記軸部53の先端が外部に露出している。
また、上記ローラ本体21内の他端側(図3中右側)には、上記軸受39を介してモータケース55が設置されている。上記ローラ本体21、プーリ25、及び、端部カバ33は上記軸受37、39を介して上記支持部材49及びモータケース55の回りを回転する。上記モータケース55には、略円筒形状であり上記軸受39によって他端側(図3中右端側)を支持されたモータケース本体57がある。このモータケース本体57の他端側(図3中右端側)には支持部材59が固着されている。この支持部材59の中心には貫通孔61が形成されている。この貫通孔61は略六角形状の横断面形状を成している。また、上記支持部材59の他端側(図3中右側)は縮径されて軸部63となっており、この軸部63は上記端部カバ33の貫通孔35を貫通し、上記軸部63の先端が外部に露出している。
また、上記モータケース本体57の一端側(図3中左側)には、モータケースカバ65が固着されている。このモータケースカバ65には貫通孔67が形成されている。
上記モータケース55内には駆動モータ69が設置されている。この駆動モータ69は、モータハウジング71と、モータハウジング71の内周側に設置されたステータ73と、上記モータハウジング71に対して回転可能に設置され上記貫通孔67を貫通して上記モータケース55の一端側(図3中左側)に突出された出力軸75と、上記出力軸75に固着され上記ステータ73の内側に設置されたロータ77と、から構成されている。
また、上記ローラ本体21内には、回転伝達機構79が設けられている。以下、この回転伝達機構79の構成について説明する。
上記回転伝達機構79は、第1遊星歯車機構80a、第2遊星歯車機構80b、第3遊星歯車機構80cから構成されている。
上記第1遊星歯車機構80aは、次のような構成となっている。
上記駆動モータ69の出力軸75の先端側(図3中左側)には、第1太陽歯車81が固着されている。上記モータケースカバ65の一端側(図3中左側)には外歯車ユニット83が固着されている。この外歯車ユニット83には略ドーナツ型円板状の第1遊星歯車キャリア85が回転可能に設置されている。また、上記外歯車ユニット83の一端側(図3中左端側)は略円筒形状となっており、内周面に内歯車87が形成されている。
図4に示すように、上記第1太陽歯車81の外周側には、上記第1太陽歯車81と上記内歯車87に噛合される複数個(この一実施の形態の場合は4個)の第1遊星歯車89が設置されている。これらの第1遊星歯車89は、上記第1遊星歯車キャリア85に立設された第1遊星歯車回転軸91に回転可能に設置されている。
上記第2遊星歯車機構80bは、次のような構成となっている。
上記第1遊星歯車89の一端側(図3中左側)には、第2太陽歯車93が設置されている。この第2太陽歯車93の他端側(図3中右側)には、拡径されるとともに上記第1遊星歯車回転軸91の一端側(図3中左側)が係合される遊星歯車側連結部95がある。この遊星歯車側連結部95の他端側(図3中左側)は縮径された軸部97となっており、この軸部97の先端側(図3中左側)の外周面には歯部99が形成されている。
また、上記第2太陽歯車93の軸部97の基端側(図3中右側)には、第2遊星歯車キャリア101が回転可能に設置されている。上記第2太陽歯車93の歯部99の外周側には、上記第2太陽歯車93の歯部99と上記ローラ本体21のギヤ23に噛合される複数個(この一実施の形態の場合は4個)の第2遊星歯車103が設置されている。これらの第2遊星歯車103は、上記第2遊星歯車キャリア101に立設された第2遊星歯車回転軸105に回転可能に設置されている。
上記第3遊星歯車機構80cは、次のような構成となっている。
また、上記第2遊星歯車103の一端側(図3中左側)に、第3太陽歯車107が設置されている。この第3太陽歯車107の他端側(図3中右側)には、拡径されるとともに上記第2遊星歯車回転軸105の一端側(図3中左側)が係合される遊星歯車側連結部109がある。この遊星歯車側連結部109の他端側(図3中左側)は縮径された軸部111となっており、この軸部111の先端側(図3中左側)の外周面には歯部113が形成されている。
また、上記第3太陽歯車107の軸部111の基端側(図3中右側)には、第3遊星歯車キャリア115が回転可能に設置されている。上記第3太陽歯車107の歯部113の外周側には、上記第3太陽歯車107の歯部113と上記ローラ本体21のギヤ23に噛合される複数個(この一実施の形態の場合は4個)の第3遊星歯車117が設置されている。これらの第3遊星歯車117は、上記第3遊星歯車キャリア115に立設された第3遊星歯車回転軸119に回転可能に設置されている。
また、上記第3遊星歯車117の一端側(図3中左側)には、軸連結部材121が設置されている。この軸連結部材121の他端側(図3中右側)には、拡径されるとともに上記第3遊星歯車回転軸119の一端側(図3中左側)が係合される遊星歯車側連結部123がある。この遊星歯車側連結部123の他端側(図3中左側)は縮径された支持部側連結部125となっている。図7に示すように、この支持部連結用凸部125には略六角形状の横断面形状を成す支持部連結用凹部127が形成されている。
次に、上記回転伝達機構79と上記支持部材49との間の構成について説明する。上記軸連結部材121と支持部材49の間には支持部連結用軸129が設置されている。この支持部連結用軸129は、図7に示すように、略六角形の横断面形状を成している。上記支持部材49の貫通孔51には上記支持部連結用軸129の一端側(図3中左端側)が挿入されており、上記軸連結部材121の支持部連結用凹部127には上記支持部連結用軸129の他端側(図3中右端側)が挿入されている。
上記側面フレーム5a、5bには、内側(図1中右下又は左下に向かう方向)に向けて、図示しない支持軸が突設されていて、これら図示しない支持軸が上記支持部材49の貫通孔51や支持部材59の貫通孔61に挿入されることで、上記ローラモータ9が上記側面フレーム5a、5b間に設置される。上記図示しない支持軸も、略六角形の横断面形状を成しており、上記支持部材49は上記側面フレーム5aに対して回転を規制され、上記支持部材59は上記側面フレーム5bに対して回転を規制された状態となっている。
次に、上記ローラ11、13の構成について説明する。
上記ローラ11、13は、上記ローラモータ9から回転伝達機構79と駆動モータ69等が除去され、ローラ本体21内に支持部材49と支持部材59を連結する図示しない固定軸が設置されている。すなわち、上記ローラ11、13は、上記支持部材49、上記支持部材59、及び、上記図示しない固定軸に対して、軸受37、39を介して、上記ローラ本体21、プーリ25、端部カバ33が回転されるように構成されている。
また、上記ローラ11、13は上記ローラモータ9と同様に上記側面フレーム5a、5bに設置される。
なお、上記ローラ11、13と上記ローラモータ9に共通する構成要素については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
次に、上記ローラモータ9、上記ローラ11、13の回転を伝達する構成について説明する。既に述べたように、隣接する上記ローラモータ9と上記ローラ11の幅方向(図1中左上から右下に向かう方向)一端側にはベルト15が巻回されており、隣接する上記ローラ11と上記ローラ13の幅方向(図1中左上から右下に向かう方向)一端側にもベルト17が巻回されているが、上記ベルト15は上記ローラモータ9と上記ローラ11の第2プーリ溝29に巻回されており、上記ベルト17は上記ローラ11と上記ローラ13の第1プーリ溝27に巻回されている。
次に、この一実施の形態の作用について説明する。
まず、ローラモータ9の動作について説明する。上記ローラモータ9の駆動モータ69を回転駆動させると、第1太陽歯車81の回転によって、第1遊星歯車89が自転すると共に上記第1太陽歯車81の外周側を公転する。
上記第1遊星歯車81の公転によって、第2太陽歯車93が回転される。上記第2太陽歯車93の回転によって、第2遊星歯車103が自転すると共に上記第2太陽歯車93の外周側を公転する。
また、上記第2遊星歯車93の公転によって、第3太陽歯車107が回転される。上記第3太陽歯車107の回転によって第3遊星歯車117が自転するが、上記軸連結部材121の回転は支持部連結用軸129と支持部材49を介して側面フレーム5aによって規制されているため、上記第3遊星歯車117の公転も規制される。上記第3遊星歯車117の自転が上記ギヤ23を介して上記ローラ本体21に伝達される。
このようにして、上記ローラモータ9のローラ本体21が回転される。
上記ローラモーラ9のローラ本体21の回転はプーリ25、25とベルト15を介してローラ11のローラ本体21に伝達され、上記ローラ11のローラ本体21の回転はプーリ25、25とベルト17を介してローラ13のローラ本体21に伝達される。
上記ローラモータ9、ローラ11、ローラ13上に、図示しない搬送対象物が載置されると、上記ローラモータ9、ローラ11、ローラ13のローラ本体21、21、21の回転により、前方(図1中左下方向)又は後方(図1中右上方向)に上記図示しない搬送対象物が移動される。
次に、この一実施の形態による効果について説明する。
まず、ローラ本体21の内周面にギヤ23が形成されているため、上記ローラ本体21とは別にギヤ23が形成された部材を用意する必要がなく、ローラモータ9を部品点数が少ない簡易な構成とすることができ、容易に上記ローラモータ9を製造できる。
また、上記ギヤ23は上記ローラ本体21の全長にわたって形成されているので、例えば、回転伝達機構79の遊星歯車機構の段数が変更されて、ローラ本体21への回転伝達部位の位置が変更されても問題はなくそのままで対応することができる。
また、回転伝達機構79は、遊星歯車機構80a、80b、80cから構成されているので、簡易な構成により所望の減速を行なうことができる。
また、搬送コンベア1は、ローラモータ9を適宜のピッチで配置して構成されているので、必要な駆動力を容易に提供することができる。
また、本実施の形態におけるローラ本体21はアルミの押出成形品であるので、その製造も容易である。
尚、本発明は、前記一実施の形態に限定されるものではない。
ベルトを介してローラモータの回転を伝達されるローラの数は、1つの場合や、3つ以上の場合も考えられる。また、ローラモータとローラの組の数も、様々な場合が考えられる。
また、ローラ本体の製造方法には様々な場合が考えられる。
また、回転伝達機構の構成も様々な場合が考えられる。
また、前記一実施の形態においてはローラ本体をアルミの押出成形品として説明したが、それ以外にも、マグネシウムの押出成形品、樹脂の押出成形品、等、様々な材質の押出成形品とすることが考えられる。
また、押出成形品に限定されるものでもない。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、例えば、ローラモータと搬送コンベアに係り、特に、部品点数を減らした簡易な構成とし容易に製造できるように工夫したものに関し、例えば、工場内に設置されるコンベアに好適である。
1 搬送コンベア
9 ローラモータ
21 ローラ本体
23 ギヤ
69 駆動モータ
79 回転伝達機構
80a 第1遊星歯車機構
80b 第2遊星歯車機構
80c 第3遊星歯車機構

Claims (5)

  1. ローラ本体と、
    上記ローラ本体内に内装された駆動モータと、
    上記ローラ本体内に内装され上記駆動モータの回転を上記ローラ本体に伝達する回転伝達機構と、
    を具備したローラモータにおいて、
    上記ローラ本体の内周面にはギヤが形成されていて、上記駆動モータの回転を上記回転伝達機構を介して上記ローラ本体に直接伝達するようにしたことを特徴とするローラモータ。
  2. 請求項1記載のローラモータにおいて、
    上記ギヤは上記ローラ本体の内周面に全長にわたって形成されていることを特徴とするローラモータ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のローラモータにおいて、
    上記回転伝達機構は複数段の遊星歯車機構から構成されていることを特徴とするローラモータ。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のローラモータにおいて、
    上記ローラ本体は押出成形品であることを特徴とするローラモータ。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のローラモータを適宜のピッチで配置してなることを特徴とする搬送コンベア。
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