JP2018165027A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体の先端と後端に対して好適に記録動作を行う。
【解決手段】 記録媒体に対してインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、記録ヘッドと対向して設けられ、記録ヘッドから吐出されたインクを受けるインク受け部を有し記録媒体を支持可能なプラテンと、記録媒体を第1方向に搬送し第1方向においてインク受け部より上流に設けられた第1搬送手段と、第1方向においてインク受け部より下流に設けられ第1方向に記録媒体を搬送する第2搬送手段と、第1方向においてインク受け部と第2搬送手段との間に設けられ、吸引孔から空気を吸引することで記録媒体を吸着しながら支持する下流支持部と、第1方向においてインク受け部と第1搬送手段との間に設けられ、吸引孔から空気を吸引することで記録媒体を吸着しながら支持する上流支持部を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、記録媒体を支持するプラテンを備えるインクジェット記録装置に関する。
特許文献1には、吸引孔からの空気の吸引によって、記録媒体を吸着させて支持する吸引プラテンが用いられ、記録媒体の端部に画像を記録可能なインクジェット記録装置が開示されている。
特開2006−021475号公報
特許文献1に開示されるプラテンは、記録媒体の搬送方向の下流側に吸引孔が設けられているが、上流側には設けられていない。そのため、記録媒体の後端に記録を行うときは該後端がプラテンの吸着部に吸着されるが、記録媒体の先端に記録を行うときは該先端が吸着部に到達しないため吸着されない。これにより、記録媒体の先端に対する記録では、記録媒体の浮き上がりを抑制することができない。
上記課題に鑑みて本発明は、記録媒体の先端と後端に対して好適に記録動作を行うことができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、記録媒体に対してインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドと対向して設けられ、前記記録ヘッドから吐出されたインクを受けるインク受け部を有し記録媒体を支持可能なプラテンと、記録媒体を第1方向に搬送し前記第1方向において前記インク受け部より上流に設けられた第1搬送手段と、前記第1方向において前記インク受け部より下流に設けられ前記第1方向に記録媒体を搬送する第2搬送手段と、前記第1方向において前記インク受け部と前記第2搬送手段との間に設けられ、吸引孔から空気を吸引することで記録媒体を吸着しながら支持する下流支持部と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記第1方向において前記インク受け部と前記第1搬送手段との間に設けられ、吸引孔から空気を吸引することで記録媒体を吸着しながら支持する上流支持部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の先端と後端に対して好適に記録動作を行うことができるインクジェット記録装置が提供される。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の本体内部を示す斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の本体内部を示す断面図である。 第1実施形態に係るプラテンとその周辺を示す斜視図である。 第1実施形態に係るプラテンを拡大した拡大斜視図である。 第1実施形態に係るプラテンとその周辺を示す断面図である。 第1実施形態に係る記録媒体と上流支持部および下流支持部の位置関係を示す上面図である。 第1実施形態に係る記録ヘッドとプラテンを示す断面模式図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の制御回路のブロック図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の縁無し記録を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の縁無し記録における記録媒体とプラテンの位置関係を示す断面模式図である。 第1実施形態に係るROMが格納するパラメータを示す表である。 第2実施形態に係るプラテンを示す斜視図である。 第2実施形態に係る記録ヘッドとプラテンを示す断面図である。 第3実施形態に係るラインヘッドとプラテンの位置関係を示す上面模式図である。 第3実施形態に係る記録動作を示すフローチャートである。
本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態について説明する。ただし、実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本明細書において「インク」とは、記録液などの液体の総称として用いる。本明細書において「記録媒体」とは、液体を吐出されるものであって、紙、布、プラスチックフィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等の記録媒体の総称として用いる。さらに、記録媒体はカット紙に限らずロール状の連続紙も含む。なお、インクジェット記録装置はPCプリンタのみならず、コピー機能、ファクシミリ機能等を有するマルチファンクションプリンタにも適用することができる。
〔第1実施形態〕
図1は本実施形態のインクジェット記録装置(以下、記録装置)1の本体内部を示した斜視図である。また、図2は記録装置1本体の断面を示した断面図である。記録装置1は、記録媒体Pを装置内部へ給送するための給送装置2を備える。給送装置2は給送トレイ3と給送ローラ4で構成され、給送トレイ3に積載された記録媒体は給送ローラ4の回転によって一枚ずつ分離給送される。
給送された記録媒体Pは、搬送ローラ6とピンチローラ7からなる第1搬送ローラ対(第1搬送手段)によって、Y方向に沿って記録ヘッド5と対向する位置に配されるプラテン8上に搬送される。記録ヘッド5はキャリッジ51に搭載されてY方向と交差するX方向に往復移動しながらインク滴を吐出して、記録媒体Pに対して1バンド分の画像を記録する記録動作を行う。本実施形態においてX方向とY方向は直交する。記録ヘッド5は複数の吐出口が配される吐出口列27(図7参照)を有し、インク滴は各吐出口から吐出される。プラテン8は記録ヘッド5による記録動作の間、記録媒体Pの裏面を支持する。記録媒体Pに1バンド分の画像が記録されると、記録媒体Pは第1搬送ローラ対によって所定量だけY方向に搬送される(間欠搬送動作)。この1バンド分の記録動作と間欠搬送動作を繰り返すことによって、記録媒体Pの全体に画像が記録される。記録が完了した記録媒体Pは、Y方向においてプラテン8の下流に配された、排出ローラ9と拍車(不図示)からなる第2搬送ローラ対(第2搬送手段)によって排出トレイ10上に排出される。
なお、以下でX方向はキャリッジ51の主走査方向であるため、主走査方向とも称する。またY方向は、記録媒体Pが搬送される方向であるため、搬送方向とも称する。
次に、プラテン8の構造について詳細に説明する。図3は、プラテン8とその周辺を示す斜視断面図である。プラテン8の搬送方向上流には第1搬送ローラ対が配され、搬送方向下流には第2搬送ローラ対が配されている。プラテン8の記録ヘッド5と対向する面には、インク受け部11が設けられている。インク受け部11は、記録媒体Pに対して余白のない記録(以下、縁無し記録)を行う際に、記録媒体Pの外側に吐出されるインク滴を受ける。またインク受け部11は、インクの吐出状態を安定させるために、記録ヘッド5による記録動作の直前や最中に行う予備吐出動作によって吐出されたインク滴を受ける構成にしてもよい。
プラテン8にはさらに、インク受け部11の搬送方向上流側に上流支持部12が配されている。上流支持部12は、搬送ローラ6によって搬送された記録媒体Pを支持する。また、インク受け部11の搬送方向下流側には下流支持部13が配されている。下流支持部13は、記録ヘッド5によって画像が記録された記録媒体Pを支持する。
図4は図3の一部を拡大したプラテン8の斜視図である。上流支持部12は、上流外周リブ14と上流凹部15を有する。上流外周リブ14は、記録媒体Pの裏面と当接する平面を有するリブであって、上流支持部12の外周に沿って矩形状をなしている。上流凹部15は上流外周リブ14の内側に、上流外周リブ14よりも低く構成されている。したがって、上流支持部12が記録媒体Pを支持しているとき、記録媒体Pは上流外周リブ14と当接し、上流凹部15とは当接しない。なお、本実施形態では上流凹部15が上流外周リブ14によって囲われているが、これに限らず一部囲われていない部分があってもよい。
上流支持部12にはさらに、上流分割リブ19が複数設けられている。上流分割リブ19は上流外周リブ14と頂面が同じ高さであり、Y方向に延びて両端が上流外周リブ14と接続される。上流分割リブ19は、上流外周リブ14によって囲われる上流凹部15の領域を複数に分割する。上流支持部12により記録媒体Pを支持しているとき、記録媒体P、上流凹部15、上流外周リブ14および上流分割リブ19によって閉空間が形成される。
また、上流支持部12には上流補助リブ20が複数設けられ、上流補助リブ20は第1上流補助リブ20aと第2上流補助リブ20bがある。第1上流補助リブ20aは上流外周リブ14と同じ高さを有し、Y方向に延びて一端が第1上流外周リブ14aと接続され、他端は第2上流外周リブ14bと離間している。第2上流補助リブ20bは上流外周リブ14と同じ高さを有し、Y方向に延びて一端が第2上流外周リブ14bと接続され、他端は第1上流外周リブ14aと離間している。
上流補助リブ20が2つの上流分割リブ19の間に複数設けられるときは、第1上流外周リブ14aと第2上流外周リブ14bが主走査方向において交互になるように配される。上流補助リブ20は記録媒体Pを支持可能であり、上流支持部12で記録媒体Pを支持しているときに上流凹部15への落ち込みを抑制することができる。
上流凹部15には、第1上流吸引孔16aと第2上流吸引孔16bの2種類の上流吸引孔16が、プラテン8を貫通するように設けられている。第1上流吸引孔16aは、第1上流補助リブ20aと第2上流外周リブ14bとの間の領域に設けられている。第2上流吸引孔16bは、第2上流補助リブ20bと第1上流外周リブ14aとの間の領域に設けられている。
下流支持部13も上流支持部12と同様に下流外周リブ21と下流凹部23を有する。下流凹部23には下流分割リブ52が複数設けられ、下流支持部13が記録媒体Pを支持する際は下流外周リブ21と下流凹部23と下流分割リブ52とで閉空間を形成する。さらに下流凹部23には下流補助リブ53と下流吸引孔54が、上流支持部12と同様に複数配されている。
図5は、プラテン8周辺の構造を示す断面図である。上流吸引孔16はプラテン8の鉛直(Z)方向下方において上流負圧室17と連通している。上流負圧室17に設けられた上流吸引ファン18を駆動することで、上流負圧室17は負圧状態になる。また、上流吸引ファン18を駆動することで上流吸引孔16から空気が吸引されて、上流支持部12と記録媒体Pによって形成される閉空間が負圧空間となる。これにより、記録媒体Pを上流外周リブ14、上流分割リブ19、上流補助リブ20に対して吸着させる。
下流吸引孔54も同様に、プラテン8の鉛直方向下方において下流負圧室22と連通している。下流負圧室22に設けられた下流吸引ファン24を駆動することで、下流負圧室22は負圧状態となる。また、下流吸引ファン24を駆動することで下流吸引孔54から空気が吸引されて、下流支持部13と記録媒体Pによって形成される閉空間が負圧空間となる。これにより、記録媒体Pを下流外周リブ21、下流分割リブ52、下流補助リブ53に対して吸着させる。
図6は、記録媒体Pと上流支持部12および下流支持部13の位置関係を示す。本実施形態では、記録位置の基準を記録媒体Pの幅方向(図6に示すX方向)の中心に設定する、いわゆるセンタ基準の給送を採用している。センタ基準の給送では、種々の幅の記録媒体PにおいてX方向の中心が一致するように記録媒体Pが給送される。本実施形態では、記録媒体Pの中心がP−c線上に位置するように、記録媒体Pが給送される。上流分割リブ19と下流分割リブ52は、センタ基準で搬送される種々の記録媒体Pの幅に対応するように配される。図6では、A4サイズ、A3サイズ、A2サイズの記録媒体Pの幅方向における端部(側端部)を実線で示す。
上流分割リブ19と下流分割リブ52は、P−c線を基準としてX方向に対して左右対称に配される。また、上流分割リブ19と下流分割リブ52は、搬送される種々の記録媒体Pの側端部近傍であって、側端部よりも幅方向における中心側(P−c線側)に配される。すなわち上流分割リブ19と下流分割リブ52は、記録媒体Pの通過する領域内であって、且つ、側端部近傍に配される。例えば、P−c線から100mm、143mm、205mmの距離にX方向における幅が3mmの上流分割リブ19および下流分割リブ52が配される。これらはそれぞれ、A4、A3、A2サイズの記録媒体Pに対応する位置である。これにより、プラテン8に対して浮き上がりやすい記録媒体Pの側端部近傍を上流支持部12や下流支持部13に対して吸着させながら記録動作を行うことができる。
なお、記録媒体Pの給送はセンタ基準に限らず、左右のどちらか一方の基準位置に揃えて給送する片側基準であってもよい。その場合は、片側基準に合わせて上流分割リブ19と下流分割リブ52を設ければよい。また、本実施形態では上流支持部12と下流支持部13に対して別々の負圧室を設けたが、これに限らず共通の負圧室と開閉弁を設けて、搬送される記録媒体Pの搬送方向における位置に対応して負圧供給のオン/オフを切り替える構成であってもよい。
図7は、プラテン8と記録ヘッド5を示す断面模式図である。インク受け部11は、底部25と、第1側壁26と、第2側壁55と、インク流路29によって構成される。底部25は、上流支持部12および下流支持部13より低くなるように構成され、本実施形態では枠体を形成している。記録ヘッド5は、プラテン8と対向する面にインクを吐出する複数の吐出口が配され、本実施形態では搬送方向に沿って複数の吐出口が並んだ吐出口列27が形成されている。第1側壁26は、底部25と上流支持部12を接続し、吐出口列27よりも搬送方向において上流側に設けられている。第2側壁55は、底部25と下流支持部13を接続し、記録ヘッド5の吐出口列27よりも搬送方向において下流側に設けられている。
すなわち、上流支持部12は吐出口列27において最も搬送方向上流に配される吐出口よりも上流に位置し、下流支持部13は吐出口列27において最も搬送方向下流に配される吐出口よりも下流に位置する。これにより、記録ヘッド5から吐出されるインクは上流支持部12と下流支持部13の間に設けられたインク受け部11によって受けられる。したがって、記録媒体Pが搬送されていない状態で誤ってプラテン8に対してインクが吐出されても、上流支持部12と下流支持部13にはインクが付着せず、上流支持部12と下流支持部13によって記録媒体Pの裏面を汚すことはない。
記録媒体Pの外側に吐出されたインクは、上流支持部12および下流支持部13より低いインク受け部11に受けられることで、微小インクミストとして機体中に浮遊することが抑制される。また、インクが着弾する際のインクの跳ね返りを抑制するために、底部25に発泡ウレタン製のインク滴着弾部材28を設けることが好ましい。インク流路29は、底部25やインク滴着弾部材28によって受けられたインクが流れるように斜面が形成され、不図示の廃インク貯留部へと導く。なお、インク着弾部材28が底部25に設けられた状態であっても、インク着弾部材28の頂面は上流支持部12および下流支持部13よりも低い。
図8は記録装置1の制御回路のブロック図である。CPU30は、ROM31に記憶された各種プログラムに従って、コントローラ32を介して記録装置1内の各機構の制御を行う。その際、RAM33は各種データを一時的に保存したり、処理を実行したりする際のワークエリアとして使用される。CPU30は、外部に接続されたホスト装置から受信した画像データに対し、記録装置1が記録できるような記録信号に変換するための画像処理を行う。そしてCPU30は、モータドライバ34を介して各種モータを駆動したり、ヘッドドライバ35を介して記録ヘッド5を駆動したりすることで、記録媒体Pに画像を記録する。
図8において、モータ37は搬送ローラ6を駆動するための搬送モータ、キャリッジ51を駆動するためのキャリッジモータ、給送ローラ4を駆動するための給送モータ、上流吸引ファン18および下流吸引ファン24を駆動するファンモータ等を一括して示す。モータドライバ34は、上述したモータのドライバを一括して示す。
電気的に書き込み可能なEEPROM38には、工場での設定値や更新されるデータが格納されており、これらのデータはコントローラ32およびCPU30によって制御パラメータとして用いられる。センサ39は、装置内の各所に設置された温度センサやエンコーダセンサを一括して示す。
次に本実施形態における縁無し記録の記録動作の一例を図9および図10を用いて説明する。ホスト装置などから記録命令が送信されると、図9のフローチャートに従って記録装置1が動作する。まず、ステップS1001でCPU30が上流吸引ファン18を駆動し、上流負圧室17を所定の負圧状態にする。ここで、上流吸引ファン18はモータドライバ34によってPWM制御され、風量を調整して吸引負圧を制御することが可能になっている。記録媒体Pの搬送性能を良好に保つために、CPU30は記録媒体Pの種類、記録媒体Pの状態および雰囲気環境の条件によって上流吸引ファン18の風量を変更する。例えば、厚紙、カールの大きい紙、湿度が低い環境などの場合は、強めの負圧が好ましい。またCPU30は、キャリッジ51の位置や、記録媒体Pの現在位置等の条件によって上流吸引ファン18によって発生させる負圧を変更することも可能である。
次に、ステップS1002でCPU30によって給送装置2が駆動され、給送装置2から第1搬送ローラ対へと記録媒体Pが給送される。ステップS1003で、記録媒体Pの先端F(図10(a)参照)がインク受け部11と対向する位置まで第1搬送ローラ対が記録媒体Pを搬送する。このとき、記録媒体Pは上流支持部12を覆った状態になり、記録媒体Pと上流支持部12によって形成された閉空間が負圧状態となって、記録媒体Pは上流外周リブ14に吸着される。
記録媒体Pが図10(a)に示す記録開始位置Tまで搬送されると、記録ヘッド5による記録動作が開始される。記録開始位置Tは、搬送ローラ6の軸心を基準とした記録媒体Pの先端Fの位置を示し、パラメータとしてROM31に格納されている。縁無し記録時の記録開始位置Tは、図11に示すように予め決められた値がROM31に格納されている。本実施形態ではA4サイズの光沢紙に対する縁無し記録の例を示すため、記録開始位置Tは搬送ローラ6の軸心から45mmの位置である。記録媒体Pの種類やサイズなどは、CPU30が記録命令に含まれる情報をもとに判断する。
記録媒体Pの種類やサイズによってカール癖の強さが異なるため、図11に示すようにパラメータが異なる。一般的に、サイズが小さい紙は大きい紙よりカール癖が強い傾向がある。そのため、紙のサイズが小さくなるほど、先端Fと上流吸引孔16の距離を小さくして、先端Fにおけるカール癖や浮き上がりを抑制するように制御する。例えば同じ光沢紙でも、2Lサイズの場合は記録開始位置Tが40mmであるのに対して、A4サイズの場合は記録開始位置Tが45mmである。
また、一般的に普通紙は光沢紙よりカール癖が強い傾向がある。そのため、記録媒体Pが普通紙のときは光沢紙のときよりも先端Fと上流吸引孔16の距離を小さくして、先端Fにおけるカール癖や浮き上がりを抑制するように制御する。図11に示すように、例えば紙の大きさがA4で共通であっても、光沢紙の場合は記録開始位置Tが45mmであるのに対して、普通紙の場合は記録開始位置Tが35mmである。
また、先端Fの位置はCPU30が搬送ローラ6の回転量を検知し、所定の位置に配された記録媒体Pの先後端検知センサで検知したタイミングから用紙先後端の位置を算出する。先後端検知センサは例えば、搬送ローラ6の搬送方向上流側に設けられる。なお、直接記録媒体Pの先後端を検知するセンサを搭載してもよい。
ステップS1004で、CPU30によってキャリッジ51の主走査方向への移動が開始され、記録ヘッド5からインクを吐出して記録媒体Pに対する記録動作を行う。このとき、記録媒体Pの先端Fに対する記録動作で使用する吐出口が配された吐出口領域Aは、記録開始位置Tに応じて変更される。先端Fに対する縁無し記録においては、先端F(記録開始位置T)と対向する位置より搬送方向において約2mm下流にある吐出口列まで使用する。記録媒体Pの外側に吐出されたインクは、インク受け部11のインク滴着弾部材28によって受けられる。
ステップS1005で搬送ローラ6によって記録媒体Pが所定量搬送される。本実施形態においては図10(b)に示す搬送量Cだけ搬送される。搬送量Cは、記録媒体Pのサイズや記録開始位置Tに応じて、記録媒体Pの給送開始前にCPU30によって決定される。また搬送量Cは、記録媒体Pの後端が第1搬送ローラ対を抜けるタイミングや、第2搬送ローラ対に記録媒体Pの先端が入るタイミング、あるいはそれぞれに前後する搬送動作などに応じて調整される。さらに搬送量Cは、記録媒体Pに記録される画像データによっても変更される。記録媒体Pの先端Fが下流支持部13によって支持される位置に搬送されるまで、ステップS1004の記録動作とステップS1005の間欠搬送動作を繰り返す。
なお、記録媒体Pの側端部に対して縁無し記録を行う場合も、側端部より外側に対してもインクを吐出させる。記録媒体Pの外側に吐出されたインクは、インク受け部11によって受けられる。
ステップS1006にて、記録媒体Pの先端Fが下流支持部13によって支持される位置まで搬送されると、ステップS1007でCPU30によって下流吸引ファン24が駆動される。このとき、図10(c)に示すように記録媒体Pは下流支持部13を覆った状態になり、記録媒体Pと下流支持部13によって形成された閉空間が負圧状態となって、記録媒体Pは下流外周リブ21に吸着される。すなわち、記録媒体Pは上流外周リブ14と下流外周リブ21の両方に対して吸着される。これにより、記録媒体Pのカール癖や浮き上がりが抑制されて、記録媒体Pと記録ヘッド5の距離を適正に保つことができる。
ステップS1008およびステップS1009を繰り返すことで、CPU30は記録動作と間欠搬送動作によって記録媒体Pに対する縁無し記録を継続する。ステップS1010でCPU30によって、記録媒体Pの後端Bが上流支持部12よりも搬送方向下流側に搬送されたと判断されると、ステップS1011でCPU30が上流吸引ファン18の駆動を停止する。
ステップS1012およびステップS1013で記録動作と間欠搬送動作を繰り返す。ステップS1014でCPU30によって後端Bの縁無し記録に対応する画像データか否かを判断する。後端Bに対する画像データであれば、ステップS1015で第2搬送ローラ対によって後端Bが記録完了位置BTまで搬送される。
記録完了位置BTは、搬送ローラ6の軸心を基準とした記録媒体Pの後端Bの位置であり、パラメータとしてROM31に格納されている。縁無し記録時の記録完了位置BTは、図11に示すように予め決められた値がROM31に格納されている。本実施形態ではA4サイズの光沢紙に対する縁無し記録のため、図10(d)に示すように、記録開始位置BTは搬送ローラ6の軸心から33mmの位置である。
ステップS1016で、記録媒体Pの後端Bに対する縁無し記録を行う。このとき、後端Bに対する記録動作で使用する吐出口が配された吐出口領域Dは、記録完了位置BTに応じて変更される。後端Bに対する縁無し記録では、後端B(記録完了位置BT)と対向する位置より搬送方向において約2mm上流にある吐出口まで使用する。記録媒体Pの外側に吐出されたインクは、インク受け部11のインク滴着弾部材28によって受けられる。
最後に、ステップS1017で第2搬送ローラ対によって記録媒体Pが記録装置1外へ排出されて、記録媒体Pに対する縁無し記録が完了する。なお、本実施形態では記録媒体Pの搬送位置に合わせて上流吸引ファン18と下流吸引ファン24の駆動を制御したが、これに限らず記録動作の開始で両方の吸引ファンを駆動させて、記録動作の終了で両方の吸引ファンの駆動を停止させる構成であってもよい。
以上のように、記録ヘッド5による記録開始から終了までの間、記録媒体Pは上流支持部12または下流支持部13の少なくとも一方によって吸着されている。そのため、記録媒体Pの先端Fおよび後端Bのいずれに対しても、記録媒体Pのカール癖等による浮き上がりが抑制されて好適な縁無し記録を行うことができる。また、記録ヘッド5と記録媒体Pの間で適正な距離を保つことができ、品質の良い画像を記録することが可能となる。
また、上流支持部12で記録媒体Pを支持していないときは上流吸引ファン18の駆動を停止し、下流支持部13で記録媒体Pを支持していないときは下流吸引ファン24の駆動を停止する制御を行う。これにより、記録媒体Pの吸着に寄与しない気流によって、記録ヘッド5から吐出されたインク滴が流されて、記録媒体Pの端部近傍で画像が伸びたように見える現象が発生するのを低減することができる。
記録開始位置Tは、記録媒体Pの種類やサイズに応じて変更されるが、可能な範囲で上流吸引孔16からの距離が大きくなるように設定されるのが望ましい。負圧によって記録媒体Pを吸着して支持するプラテン8のような構成において、記録動作で発生した細かいミスト状のインク(インクミスト)が気流に乗って記録媒体Pの端部裏面に付着することがある。これに対して、先端Fを上流吸引孔16から遠ざけた位置において記録動作を行うことで、先端F近傍で生じたインクミストが受ける気流の影響を低減することができる。同様に記録完了位置BTも、下流吸引孔54からの距離が大きくなるように設定されるのが望ましい。すなわち記録開始位置Tと記録完了位置BTは、記録媒体Pの種類に応じた端部の浮き上がりと、インクミストによる裏面汚れの両方を抑制することができる適切な位置に設定することが望ましい。
また、記録開始位置Tや記録完了位置BTは、例えばユーザが必要に応じて変更可能なパラメータであってもよい。さらに記録開始位置Tや記録完了位置BTは、搬送ローラ6の軸心を基準とした位置に限らず、先後端検知センサによって検知された位置を基準としてもよい。また記録開始位置Tや記録完了位置BTは、記録ヘッド5の吐出口列の長さ等によって変更するのが望ましい。
なお、記録開始位置Tおよび記録完了位置BTと、それらに伴って変更される吐出口領域A等は、本実施形態に限定されない。また、記録工程の中で上流吸引ファン18と下流吸引ファン24のそれぞれの吸引強度を変えたり、ON/OFFを切り替えたりすることで、最適な吸着力で記録媒体Pを吸着させることができる。
〔第2実施形態〕
本実施形態は、インク受け部11に記録媒体Pを支持可能な中間リブ40を追加した構成を示す。図12は、インク受け部11に中間リブ(中間支持部)40を備えたプラテン8の斜視図である。複数の中間リブ40が主走査方向に並んでインク受け部11に島状に設けられている。中間リブ40は、上流外周リブ14および下流外周リブ21と頂面が同じ高さである。
記録媒体Pの側端部に対する縁無し記録の際に、中間リブ40にインクミストが付着して記録媒体Pの裏面汚れが発生することを抑制するため、中間リブ40は各サイズの記録媒体Pにおける側端部から外側に所定値(5mm)以上離れるように設けられる。搬送方向においては、中間リブ40の上流端が上流支持部12から10mm以上離れ、中間リブ40の下流端は下流支持部13から10mm以上離れて設けられることが望ましい。
このように中間リブ40を設けることでインク受け部11への記録媒体Pの落ち込みが抑制されるため、図13(a)に示すように記録開始位置Tを第1実施形態よりも大きくすることができる。すなわち、記録開始位置Tと上流支持部12を第1実施形態よりも離すことができ、インクミストによる記録媒体Pの裏汚れを低減することができる。また、図13(b)に示すように、記録完了位置BTは第1実施形態よりも小さくすることができる。すなわち、記録完了位置BTと下流支持部13を第1実施形態よりも小さくすることができ、インクミストによる記録媒体Pの裏汚れを低減することができる。それに伴い、縁無し記録をする場合に使用する吐出口領域は、先端と後端のいずれに対しても吐出口列27全体となる。これにより、先後端の縁無し記録において使用できる吐出口が多くなり、スループットが向上する。また、端部以外に対する記録動作においても、中間リブ40によって記録媒体Pが支持されることにより、記録媒体Pの波打ちを抑制することができ、記録品位も向上する。
〔第3実施形態〕
本実施形態は、第1実施形態のシリアルタイプの記録ヘッド5をラインヘッド41に変更した構成である。図14はラインヘッド41とプラテン8の位置関係を示した上面図であり、ラインヘッド41はその外形(点線枠)と吐出口列42を模式的にプラテン8上に示している。ラインヘッド41は、インクの色毎に、複数の吐出口がX方向に沿って並べられている。本実施形態では搬送方向上流側から、K(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の4色に対応した吐出口列42を有する。なお、色の種類や色数はこれに限定されない。
プラテン8は第1実施形態と同じく、インク受け部11、上流支持部12、下流支持部13によって構成される。インク受け部11の第1側壁26は、ブラック用吐出口列42Kよりも搬送方向において上流に位置し、第2側壁55はシアン用吐出口列42Cよりも搬送方向において下流に位置する。本実施形態のラインヘッド41は色毎に吐出口列42を有するが、これに限らず、短い直線状の吐出口列が千鳥状に並んでいてもよい。
続いて本実施形態の縁無し記録を図15のフローチャートを用いて説明する。ステップS1601でCPU30が上流吸引ファン18の駆動を開始し、ステップS1602で搬送ローラ6による給送が行われる。ステップS1603で記録媒体Pが吐出口列42と対向する位置まで搬送されると、記録ヘッド5による記録動作が開始される。ここでラインヘッド41では、シリアルタイプと異なりキャリッジ51の往復走査がないため、第1搬送ローラ対および第2搬送ローラ対の停止時間が不要となる。つまり、ステップS1603の記録開始から後述のステップS1608の記録完了まで、記録媒体Pは連続的に搬送される。
ステップS1604で、記録媒体Pの先端Fが下流外周リブ21と対向する位置まで搬送されると、ステップS1605で下流吸引ファン24が駆動する。さらに記録が継続して、S1606で記録媒体Pの後端Bが上流外周リブ14よりも搬送方向下流まで搬送されると、ステップS1607で上流吸引ファン18の駆動が停止される。そして、後端Bがシアン用吐出口列42Cより下流まで搬送されるとステップS1608で記録完了し、ステップS1609で記録媒体Pが記録装置1外へ排出される。
このように、ラインヘッド41を用いた記録装置1においても、記録媒体Pの先端Fと後端Bのいずれに対しても、吸着した状態で記録することができるため、記録媒体Pの浮き上がりを抑制することができる。
1 インクジェット記録装置
5 記録ヘッド
6 搬送ローラ(第1搬送手段)
7 ピンチローラ(第1搬送手段)
8 プラテン
9 排出ローラ(第2搬送手段)
11 インク受け部
12 上流支持部
13 下流支持部
16 上流吸引孔
54 下流吸引孔
P 記録媒体

Claims (18)

  1. 記録媒体に対してインクを吐出して記録動作を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドと対向して設けられ、前記記録ヘッドから吐出されたインクを受けるインク受け部を有し記録媒体を支持可能なプラテンと、
    記録媒体を第1方向に搬送し前記第1方向において前記インク受け部より上流に設けられた第1搬送手段と、
    前記第1方向において前記インク受け部より下流に設けられ前記第1方向に記録媒体を搬送する第2搬送手段と、
    前記第1方向において前記インク受け部と前記第2搬送手段との間に設けられ、吸引孔から空気を吸引することで記録媒体を吸着しながら支持する下流支持部と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記第1方向において前記インク受け部と前記第1搬送手段との間に設けられ、吸引孔から空気を吸引することで記録媒体を吸着しながら支持する上流支持部を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッドはインクを吐出する複数の吐出口を有し、前記インク受け部は前記複数の吐出口と対向する位置にあり、前記上流支持部は前記第1方向において前記複数の吐出口よりも上流側に位置し、前記下流支持部は前記第1方向において前記複数の吐出口よりも下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記プラテンは前記上流支持部と前記下流支持部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記上流支持部と前記下流支持部は、記録媒体を支持するリブと、前記吸引孔を有し前記リブより低く設けられた凹部と、を備え、前記リブは記録媒体が通過する領域内であって前記第1方向と交差する第2方向における記録媒体の端部近傍に配されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録ヘッドが記録媒体の先端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、当該記録媒体の先端の前記第1搬送手段からの距離を記録媒体のサイズに応じて変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドが記録媒体の先端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、記録媒体のサイズに応じて前記複数の吐出口のうち使用する吐出口領域を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記記録ヘッドが記録媒体の先端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、当該記録媒体の先端の前記第1搬送手段からの距離を記録媒体の種類に応じて変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記記録ヘッドが記録媒体の先端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、記録媒体の種類に応じて前記複数の吐出口のうち使用する吐出口領域を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記記録ヘッドが記録媒体の後端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、当該記録媒体の後端の前記第1搬送手段からの距離を記録媒体のサイズに応じて変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記記録ヘッドが記録媒体の後端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、記録媒体のサイズに応じて前記複数の吐出口のうち使用する吐出口領域を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記記録ヘッドが記録媒体の後端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、当該記録媒体の先端の前記第1搬送手段からの距離を記録媒体の種類に応じて変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記記録ヘッドが記録媒体の後端より外側にインクを吐出して記録動作を行う際に、記録媒体の種類に応じて前記複数の吐出口のうち使用する吐出口領域を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  13. 記録媒体が前記上流支持部によって支持されるが前記下流支持部によって支持されない場合は、前記下流支持部の前記吸引孔から空気を吸引させないことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  14. 記録媒体が前記下流支持部によって支持されるが前記上流支持部によって支持されない場合は、前記上流支持部の前記吸引孔から空気を吸引させないことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  15. 前記インク受け部は前記上流支持部および前記下流支持部より低く設けられていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  16. 前記インク受け部は、記録媒体を支持可能な中間支持部を有することを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  17. 前記中間支持部は、前記第1方向において前記上流支持部および前記下流支持部から距離が所定値以上となるように設けられることを特徴とする請求項16に記載のインクジェット記録装置。
  18. 前記中間支持部は、前記第2方向における記録媒体の側端からの距離が所定値以上となるように設けられることを特徴とする請求項16または17に記載のインクジェット記録装置。
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