JP2018161982A - フロントサブフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドメンバとクロスメンバ本体との連結部において応力分散を図り、前後方向の耐力を向上させることができるフロントサブフレーム構造の提供を目的とする。
【解決手段】サスペンションアームを支持するクロスメンバ本体20と、該クロスメンバ本体20の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバ30と、を備え、クロスメンバ本体20はロアパネル22とアッパパネル24とから構成され、ロアパネル22とアッパパネル24との何れか一方に、サイドメンバ30の後部を嵌める嵌合凹部22aが設けられ、ロアパネル22とアッパパネル24との何れか他方に、筒状のサイドメンバ30内に嵌入される嵌入部24aが設けられ、クロスメンバ本体20とサイドメンバ30とが互いに溶接固定されたことを特徴とする。
【選択図】図13

Description

この発明は、サスペンションアームを支持するクロスメンバ本体と、該クロスメンバ本体の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバと、を備えたフロントサブフレーム構造に関する。
一般に、上述例のフロントサブフレームは、エンジンルームの下方部に配設されると共に、クロスメンバ本体と、該クロスメンバ本体の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対のサイドメンバとを備えている。
ここで、上述のクロスメンバ本体は、耐力およびせん断剛性が必要なため、厚肉のパネル(またはフレーム)が用いられ、上述のサイドメンバは、荷重を吸収する機能をもたせるため、車両前後方向に荷重を伝達する剛性があれば充分で、一般的には高張力鋼板を用いて、薄肉軽量化が図られ、このように、クロスメンバ本体とサイドメンバは、それぞれ求められる性能が異なるので、別々に形成されることが多い。
上述のクロスメンバ本体とサイドメンバとの連結構造としては、例えば、特許文献1,2に開示されたものがある。
特許文献1には、クロスメンバ本体の左右両側前部に方形枠状の接合部材を一体形成し、この接合部材に対して筒状のサイドメンバ後端部を嵌め込み、サイドメンバ後端とクロスメンバ本体とをアーク溶接により接合する構成と、クロスメンバ本体の左右両側前部にフランジを一体形成すると共に、筒状のサイドメンバの後端にもフランジを一体形成し、クロスメンバ側のフランジとサイドメンバ側のフランジとを突き当て、これらフランジ同士をスポット溶接する構成と、が開示されている。
また、特許文献2には、クロスメンバ本体の左右両側前部に連結ブラケットを設け、この連結ブラケットに対してサイドメンバの後部を溶接固定または締結固定する構成が開示されている。
しかしながら、これら特許文献1,2の何れの構造においても、衝突荷重の応力分散および耐力向上の観点で改善の余地があった。
筒状のサイドメンバはその後端部をクロスメンバ本体に対して周方向に全体的に取付けること、すなわち、全周溶接にてクロスメンバ本体に接合固定することが連結剛性向上のために好ましいものであるが、このように全周溶接にて接合固定すると、連結剛性が強固になる反面で、応力が集中することになる。
このような問題点を解決するためには、クロスメンバ本体とサイドメンバとの接合部位を車両前後方向にずらすことが考えられる。クロスメンバ本体とサイドメンバとの何れもが上下パネルにて形成されている場合には、接合部位を車両前後方向にずらすことが可能であるが、サイドメンバが筒状に形成されている場合には、斯る接合部位を車両前後方向にずらすことは不可能であった。
特開2007−302147号公報 特開2014−80091号公報
そこで、この発明は、サイドメンバとクロスメンバ本体との連結部において応力分散を図り、前後方向の耐力を向上させることができるフロントサブフレーム構造の提供を目的とする。
この発明によるフロントサブフレーム構造は、サスペンションアームを支持するクロスメンバ本体と、該クロスメンバ本体の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバと、を備えたフロントサブフレーム構造であって、上記クロスメンバ本体はロアパネルとアッパパネルとから構成されており、上記ロアパネルとアッパパネルとの何れか一方に、上記サイドメンバの後部を嵌める嵌合凹部が設けられ、上記ロアパネルとアッパパネルとの何れか他方に、上記筒状のサイドメンバ内に嵌入される嵌入部が設けられ、上記クロスメンバ本体と上記サイドメンバとが互いに溶接固定されたものである。
上記構成によれば、クロスメンバ本体のロアパネルとアッパパネルとの何れか一方に設けられた嵌合凹部には、サイドメンバの後部が嵌められ、ロアパネルとアッパパネルとの何れか他方に設けられた嵌入部は筒状のサイドメンバ内に嵌入されるので、サイドメンバとクロスメンバ本体とを車両前後方向に互い違いに連結することができ、これにより、応力分散を図って、前後方向の耐力を向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記ロアパネルに上記嵌合凹部が設けられると共に、上記アッパパネルに上記嵌入部が設けられたものである。
上記構成によれば、クロスメンバ本体のロアパネルに設けられた嵌合凹部に、サイドメンバ後部を一旦上載して、クロスメンバ本体とサイドメンバとの組付けを行なうことができるので、クロスメンバ本体に対するサイドメンバの組付け性向上を図ることができると共に、クロスメンバ本体とサイドメンバとの連結部の上向き曲げ剛性を向上させることができ、サブフレームに対して好ましい構造となる。
この発明の一実施態様においては、上記嵌合凹部の前端が、上記嵌入部の前端に対して車両前方にオフセットしていることを特徴とする。
上記構成によれば、上述のオフセット構造により、クロスメンバ本体とサイドメンバとの連結部の荷重分散性能のさらなる向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記サイドメンバは車幅方向に対向するコ字状のアウタパネルとインナパネルとを嵌合せて筒状に構成され、上記クロスメンバ本体の前端部の内側コーナ部に車幅方向内側に延びる水平フランジが設けられ、上記嵌合凹部と上記水平フランジとの間に切欠き部が設けられ、上記クロスメンバ本体の前端部外側部位には、上記アウタパネルと上記インナパネルとの嵌合せにより形成された段差に沿う段差部が、上記切欠き部と対応する位置まで延びるよう車両前後方向に延設されたものである。
上記構成によれば、上述の水平フランジにてクロスメンバ本体の剛性向上を図り、上述の切欠き部にてクロスメンバ本体の生産性(特に、成形性)の向上を図り、また、上述の段差部にて、切欠き部による剛性低下を補完することができる。
さらに、上述のサイドメンバは、ハイドロフォーム部材のような高価なものを用いる必要がなく、車幅方向に対向するコ字状のアウタパネルとインナパネルとを嵌合せて筒状に構成するので、当該サイドメンバの低コスト化を図ることができる。
この発明によれば、サイドメンバとクロスメンバ本体とを車両前後方向に互い違いに連結することにより、応力分散を図って、前後方向の耐力を向上させることができる効果がある。
本発明のフロントサブフレーム構造を示す斜視図 フロントサブフレーム構造の平面図 フロントサブフレーム構造の底面図 フロントサブフレーム構造の側面図 フロントサブフレーム構造の正面図 クロスメンバ本体およびその周辺構造を示す拡大平面図 図2のB−B線断面図 サイドメンバ、クラッシュカン、前側クロスメンバおよび拡張部の関連構造を示す拡大平面図 車両右側におけるクロスメンバ本体とサイドメンバとの連結構造を示す要部拡大平面図 (a)は図9のC−C線矢視断面図、(b)は図9のD−D線矢視断面図、(c)は図9のE−E線矢視断面図、(d)は図9のG−G線矢視断面図 図9の連結構造を車幅方向外側から見た状態で示す側面図 図9の底面図 図9の分解斜視図
サイドメンバとクロスメンバ本体との連結部において応力分散を図り、前後方向の耐力を向上させるという目的を、サスペンションアームを支持するクロスメンバ本体と、該クロスメンバ本体の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバと、を備えたフロントサブフレーム構造であって、上記クロスメンバ本体はロアパネルとアッパパネルとから構成されており、上記ロアパネルとアッパパネルとの何れか一方に、上記サイドメンバの後部を嵌める嵌合凹部が設けられ、上記ロアパネルとアッパパネルとの何れか他方に、上記筒状のサイドメンバ内に嵌入される嵌入部が設けられ、上記クロスメンバ本体と上記サイドメンバとが互いに溶接固定されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はフロントサブフレーム構造を示し、図1は当該フロントサブフレーム構造の斜視図、図2は図1の平面図、図3は図1の底面図、図4は図1の左側面図、図5は図1の正面図である。
図1〜図5において、横置きエンジンで、かつ前輪駆動式の自動車のフロントサブフレーム構造において、フロントサブフレームAは、車両前部のエンジンルーム下方部に設けられるもので、このフロントサブフレームAは、左右のサスペンションアームとしての左右のロアアーム10(但し、図面では車両左側のロアアーム10のみを示す)を支持する複数部材から成るクロスメンバ本体20と、このクロスメンバ本体20の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバ30,30(詳しくは、フロントサイドメンバであり、いわゆるエクステンション)と、これら左右一対の筒状のサイドメンバ30,30の前端部を車幅方向に連結する断面略門形状の前側クロスメンバ40とを備えている。
上述の筒状のサイドメンバ30の前端部には、セットプレート41および取付けプレート42を介してサブクラッシュカン43が取付けられており、左右一対のサブクラッシュカン43,43の前端部には車幅方向に延びるバンパレインフォースメントとしてのロアバンパレインフォースメント44が設けられている。
また、上述のサイドメンバ30の前端部で、かつセットプレート41の直後部には、上下方向に延びる車体取付け部45(いわゆるピラー部)が設けられている。この車体取付け部45は上方に延びる取付け部材46を有しており、上述の車体取付け部45および取付け部材46は、サイドメンバ30を車体であるフロントサイドフレーム(図示せず)の下部に取付けるための部材である。
図6はクロスメンバ本体およびその周辺構造を示す拡大平面図、図7は図2のB−B線断面図である。
図4〜図6に示すように、上述のロアアーム10は、車幅方向外側に位置するナックル支持部11と、車幅方向内側前部に位置する車体側取付け部としての前側のロアアームブッシュ12と、車幅方向内側後部に位置する車体側取付け部としての後側のロアアームブッシュ13と、を備えている。
図1〜図4、図6に示すように、上述のクロスメンバ本体20はアッパパネル21と、前側のロアパネル22と、後側のロアパネル23と、アッパパネル21の左右両側部から車両前方に延びる延設アッパパネル24と、を備えている。
上述の延設アッパパネル24と前側のロアパネル22との両者により、アッパパネル21および後側のロアパネル23から車両前方に延びる延設部25が形成されており、上述の左右一対のサイドメンバ30,30の後端部は左右一対の延設部25,25の前端部に連結固定されたものである。
図1〜図4、図6に示すように、クロスメンバ本体20の後部左右から車幅方向外側へ突出するように、アッパパネル21と後側のロアパネル23との両者で、ロアアーム10の後側のロアアームブッシュ13を支持する後側支持部26が形成されている。
図6に示すように、上述の延設部25にはロアアーム10の前側のロアアームブッシュ12を支持するアーム支持ブラケット27を取付けており、このアーム支持ブラケット27で上述のロアアームブッシュ12を支持している。
上述のアーム支持ブラケット27は、サスペンションアーム(ロアアーム10)の前側支持部を構成するもので、この前側支持部の支持中心、すなわち、アーム支持ブラケット27で支持されたロアアームブッシュ12の前後方向および車幅方向の中心よりも前方かつ下方にオフセットした部位には、補強部材用(後述するブレース用)の連結部28が設けられている。
図6、図7に左右の前側支持部の支持中心を結ぶ線を、ラインL1で示している。図6に示すように、上述の連結部28はラインL1に対して前方に位置すると共に、図7に示すように、上述の連結部28はラインL1に対して下方に位置している。
そして、左右の連結部28,28間を車幅方向に直線状に連結する補強部材としてのブレース29が設けられている。このブレース29は図5に示すように正面視でも直線状であり、かつ、図6に示すように平面視でも直線状に形成されている。また、このブレース29としてはビード(bead)を有さない板状部材が用いられ、図7に示すように、この実施例では、ボルト47およびナット48等の取付け部材を用いて、ブレース29の車幅方向両端部を上述の連結部28に締結固定し、これにより左右の連結部28,28間にブレース29が車幅方向に架設されている。
ブレース29の上記架設構造により、図6に示すように、アッパパネル21の前縁および後側のロアパネル23の前縁と、ブレース29の後縁との間には空間部S1が形成されている。
このように、左右の連結部28,28をブレース29で車幅方向に直線状に連結することで、フロントサブフレームA、なかんずく、クロスメンバ本体20の300Hz程度の低周波振動を抑制し、剛性感の向上を図ると共に、車幅方向のロアアーム支持剛性の向上を図って、操安性を高めるよう構成したものである。
図1、図2、図3、図6に示すように、上述のブレース29の車幅方向中間部における前縁から車両前方に段差状に延びる複数のアンダカバー取付け部29a,29aを一体形成しており、図示しないアンダカバーからの捩り荷重がブレース29に入りにくく形成し、ブレース29により車幅方向の剛性を高めつつ、アンダカバー取付け部29aにてアンダカバーの取付けをも可能としたものである。
詳しくは、上述のアンダカバー取付け部29aは、図6に示すように、ブレース29に2つの稜線X1,X2を介して形成したものである。
また、図1〜図4に示すように、クロスメンバ本体20の左右前端から、具体的には、延設部25の前端から車両前方に延設されたサイドメンバ30を備えることで、上述のブレース29によりサイドメンバ30の支持剛性をも向上させるよう構成している。
ここで、上述のフロントサブフレームAは各要素20,25,30,40によりペリメータフレーム(perimeterframe)構造と成したものである。
図3、図6に示すように、ブレース29のボルト47、ナット48による締結部位の後端部は、後方に拡幅されて、アーム支持ブラケット27に対する結合部29bが形成されており、この結合部29bと、前側のロアパネル22と、アーム支持ブラケット27と、の三者がボルト、ナット等の結合部材49で締結固定される一方、上述のブレース29の前縁29cは、アンダカバー取付け部29aを除いて、車幅方向に真っ直ぐに延びる直線状に形成されている。
これにより、剛性感の向上と、低周波振動の抑制とをさらに図るよう構成したものである。
図6に示すように、ロアアーム10の前側支持部の支持中心(すなわち、アーム支持ブラケット27で支持されたロアアームブッシュ12の前後方向および車幅方向の中心)とナックル支持部11との車両前後方向の位置が略一致しており、これにより車輪支持剛性の向上を図ると共に、ブレース29の車両前後方向の位置はナックル支持部11の車両前後方向の位置に対して前方に位置しており、上述の空間部S1を形成することで、低周波振動の低減を図るよう構成している。
また、図3、図4、図5に示すように、クロスメンバ本体20の下面前縁、詳しくは、後側のロアパネル23の前縁は略水平状に形成されており、クロスメンバ本体20が正面視鞍型のサブフレームのように上下方向に湾曲していなくても、上述のブレース29により補強効果を確保すると共に、剛性向上を図るよう構成したものである。
さらに、図1、図2、図4〜図6に示すように、クロスメンバ本体20のアッパパネル21には、複数のスタビライザ取付けブラケット50を締結固定すると共に、図1、図2、図4、図5に示すように、クロスメンバ本体20の延設アッパパネル24の基部(つまり、後部)には、当該延設アッパパネル24から上方に延びるタワー部51(いわゆる「ツノ部材」)を設けている。このタワー部51はクロスメンバ本体20を図示しないフロントサイドフレーム下部に取付けるための部材である。
図8はサイドメンバ、クラッシュカン(サブクラッシュカン)、前側クロスメンバおよび拡張部の関連構造を示す拡大平面図である。
図1〜図3、図8に示すように、サイドメンバ30の前端部から車幅方向外側に突出するスモールオーバラップ衝突対策用の拡張部52が設けられている。
この拡張部52は、図8に平面図で示すように、車両平面視にて車幅方向外側の側面52aが車体後方に向かって車幅方向内側へ傾斜するように形成されている。つまり、該拡張部52はサイドメンバ30の前端部とセットプレート41の背面とに接合固定されており、該拡張部52前端の車幅方向外側への突出量はその後端の車幅方向外側への突出量に対して大となるように形成され、上記側面52aがスラント面に形成されている。
図8に示すように、上述の前側クロスメンバ40の前後方向中心部は、車体取付け部45よりも後方で、かつ、上述の拡張部52の後端52bよりも前方に配設されており、さらに、前側クロスメンバ40の車幅方向両端部が車両前方に拡幅されて、拡幅部40a,40aが形成されている。
図8に示すように、前側クロスメンバ40において上述の拡幅部40a,40aが存在しない場合の剛性中心をラインL2とするとき、車両前方に拡幅された拡幅部40a,40aを形成すると、その剛性中心はラインL3となり、車両前後方向で車体取付け部45における取付け部材46(スモールオーバラップ衝突時における拡張部52の回転中心)に近づく。
同図に示すように、前側クロスメンバ40の前方には熱交換器などの補機53が配設されており、上述の拡幅部40a,40aは前側クロスメンバ40の上記補機53よりも車幅方向外側部位を車両前方に拡幅することにより形成したものである。また、図8に示すように、上述の前側クロスメンバ40の後方には、横置きエンジンを備えたパワートレイン54が配設されている。
このように、前側クロスメンバ40を車体取付け部45よりも後方に配置し、その剛性中心をラインL2からラインL3に前出して回転中心(取付け部材46参照)に近づけることで、スモールオーバラップ衝突時に拡張部52によるサイドメンバ30の車幅方向内側への折り曲げが阻害されることを軽減して、衝突性能の向上と、補機53のレイアウト自由度の向上との両立を図るよう構成したものである。
すなわち、スモールオーバラップ衝突時に、バンパレインフォースメント44の車幅方向端部からセットプレート41を介して拡張部52に衝突荷重が入力されると、この衝突荷重は拡張部52を介して後方に伝達され、サイドメンバ30に荷重が伝達されると、このサイドメンバ30の荷重は車体取付け部45(特に、その車体取付け部材46)を中心に回転する方向に付勢され、サイドメンバ30を図8に仮想線αで示すように、車幅方向内側に曲げる方向に作用するので、サイドメンバ30が車幅方向内側へ折り曲がって、当該サイドメンバ30でパワートレイン54を押し、車両前部を横方向に移動させるモーメントが発生する。
この場合、前側クロスメンバが仮に回転中心(車体取付け部材46参照)から大きく後方にずれていると、この前側クロスメンバでサイドメンバ30の車幅方向内側への折り曲がりが阻害されるが、この実施例では、前側クロスメンバ40の剛性中心をラインL2からラインL3に前出ししているため、サイドメンバ30の車幅方向内側への折り曲げが前側クロスメンバ40で阻害されるのを軽減することができるものである。
また、図8に示すように、前側クロスメンバ40の前方に熱交換器などの補機53が配設され、前側クロスメンバ40の補機53よりも車幅方向外側部位が車両前方に拡幅されて拡幅部40aを形成したものであるから、より一層レイアウト性を高め、特に、熱交換器などの補機53を可及的後方に配置して、その配置コンパクト化を図ると共に、軽衝突時における荷重吸収スペースの確保をも可能としたものである。
さらに、図2、図8に示すように、左右一対のサイドメンバ30,30の前端部にはサブクラッシュカン43,43を介して車幅方向に延びるロアバンパレインフォースメント44が設けられており、上述の拡張部52の前面と、ロアバンパレインフォースメント44の後面との間で、かつ、サブクラッシュカン43の車幅方向外側には、車両前後方向の空間部S2が設けられている。これにより、ロアバンパレインフォースメント44の車幅方向端部に付勢された衝突荷重を、サブクラッシュカン43に対して略前後方向直線状に確実に伝達し、当該サブクラッシュカン43を潰し、その後、拡張部52に荷重が伝達された場合には、サイドメンバ30の折れ変形を促進し、サブクラッシュカン43による衝突荷重の吸収と、サイドメンバ30の折れ発生とを両立させるよう構成したものである。
加えて、図8に示すように、サイドメンバ30の拡張部52における後端52bから後方に離間した部位には、車幅方向内方に窪んで当該サイドメンバ30の上下方向に延びる凹状の屈曲促進部31が設けられており、この屈曲促進部31の車幅方向内側に上述のパワートレイン54が設けられている。これにより、サイドメンバ30の折れ変形時に、該サイドメンバ30を車幅方向内側に折れ変形させて、パワートレイン54と干渉させ、車両前部を横方向に移動させる横移動モーメントを発生させて、以て、車両前部を衝突物に対して逃げる方向へ横移動すべく構成したものである。
図4に示すように、上述のサイドメンバ30の前端部および拡張部52は略水平であって、サイドメンバ30は拡張部52の後端52bよりも後方部位が下方に曲がるように形成されている。上述の拡張部52を略水平に構成することで、当該拡張部52での回転モーメントの捩れを抑制するよう構成したものである。
要するに、上記実施例のフロントサブフレーム構造は、補機53を避けて前側クロスメンバ40を車体取付け部45の車体取付け部材46よりも車両後方に配設しながら、前側クロスメンバ40の剛性中心(ラインL3参照)を前出しし、当該前側クロスメンバ40でサイドメンバ30の屈曲を阻害しないように構成したものである。
ここで、上述の拡張部52の後端52bが図8に仮想線βで示すように、屈曲促進部31まで後方に延設された場合には、サイドメンバ30屈曲時の車幅方向内側への回転モーメント成分が小さくなって好ましくないので、この実施例では、拡張部52の後端52bを屈曲促進部31から前方に離間させている。
図9は車両右側におけるクロスメンバ本体とサイドメンバとの連結構造を示す要部拡大平面図、図10の(a)は図9のC−C線矢視断面図、(b)は図9のD−D線矢視断面図、(c)は図9のE−E線矢視断面図、(d)は図9のG−G線矢視断面図、図11は図9の連結構造を車幅方向外側から見た状態で示す側面図、図12は図9の底面図、図13は図9の分解斜視図である。
ところで、図6、図9〜図13に示すように、上述のクロスメンバ本体20は、ロアパネルとしての前側のロアパネル22、後側のロアパネル23と、アッパパネルとしての延設アッパパネル24、アッパパネル21とから構成されている。
上述の前側のロアパネル22と延設アッパパネル24との何れか一方、この実施例では、前側のロアパネル22には、上述のサイドメンバ30の後部をその上部に嵌める嵌合凹部としてのリテーナ部22aが一体形成されており、前側のロアパネル22と延設アッパパネル24との何れか他方、この実施例では、延設アッパパネル24には、上述の筒状のサイドメンバ30内に嵌入される嵌入部24aが設けられており、リテーナ部22aにサイドメンバ30の後部を上載すると共に、嵌入部24aを筒状のサイドメンバ30の後端からその内部前方に向けて嵌入した状態下において、図9、図11に示すように、サイドメンバ30の後端と、当該後端に対応する延設アッパパネル24とを連続溶接して溶接部w1を形成すると共に、リテーナ部22aの前端と当該前端に対応するサイドメンバ30下部とを連続溶接して溶接部w2を形成している。
つまり、リテーナ部22aにサイドメンバ30の後部を嵌合し、かつ嵌入部24aを筒状のサイドメンバ30内に嵌入した状態下において、延設部25とサイドメンバ30とが溶接部w1,w2にて互いに溶接固定されたものである。
このように、嵌合凹部であるリテーナ部22aにサイドメンバ30後部が上載され、嵌入部24aが筒状のサイドメンバ30の内部に嵌入されることで、サイドメンバ30とクロスメンバ本体20における延設部25とを、図11に示すように、車両前後方向に互い違いに連結し、これにより、応力分散を図って、前後方向の耐力を向上させるよう構成したものである。
また、図11、図12に示すように、前側のロアパネル22に嵌合凹部としてのリテーナ部22aが設けられると共に、延設アッパパネル24に嵌入部24aが設けられることで、クロスメンバ本体20とサイドメンバ30との組付け時において、上述のリテーナ部22aにサイドメンバ30後部を一旦上載して、クロスメンバ本体20とサイドメンバ30との組付けを行なうことができ、これにより、クロスメンバ本体20に対するサイドメンバ30の組付け性向上を図ると共に、クロスメンバ本体20とサイドメンバ30との連結部(溶接部w1,w2参照)の上向き曲げ剛性を向上させるよう構成したものである。
図11に側面図で示すように、嵌合凹部であるリテーナ部22aは嵌入部24aの前端よりもさらに車両前方に延びている。つまり、図11に示すように、リテーナ部22aの前端は、嵌入部24aの前端に対して距離OS1だけ車両前方にオフセットしている。
上述のオフセット構造により、クロスメンバ本体20における延設部25とサイドメンバ30との連結部(溶接部w1,w2参照)の荷重分散性能のさらなる向上を図るよう構成したものである。
すなわち、図11に示すように、各要素30,22aを連続溶接した溶接部w2に対して、各要素30,24を連続溶接した溶接部w1は、上述のオフセット量(距離OS1参照)以上に後方に位置することになり、これにより荷重分散性能のさらなる向上を図るよう構成したものである。
ここで、上述のクロスメンバ本体20は、耐力およびせん断剛性が必要なため、サイドメンバ30に対して相対的に厚肉のパネル(またはフレーム)が用いられる一方で、サイドメンバ30は荷重を吸収する機能をもたせるため、車両前後方向に荷重を伝達する剛性があれば充分で、この実施例では、サイドメンバ30として高張力鋼板を用いて、薄肉軽量化を図るよう構成している。
図10の(c)、図10の(d)に示すように、サイドメンバ30は車幅方向に対向するコ字状のアウタパネル32とインナパネル33とを嵌合せて筒状に構成されており、これら左右の両パネル32,33間には、略車両前後方向に延びる閉断面34が形成されている。
この実施例では、図10の(c)、(d)に示すように、インナパネル33がアウタパネル32の上部外側および下部外側に嵌め合わされているが、インナパネル33とアウタパネル32の嵌合構造については、この逆であってもよい。
そして、図11に示すように、インナパネル33とアウタパネル32との上部外側における嵌合部は連続溶接により溶接部w3が形成されており、同図に示すように、インナパネル33とアウタパネル32との下部外側における嵌合部は連続溶接により溶接部w4が形成されている。
上述のサイドメンバ30は、図2に平面図で、また図3に底面図で示すように、平面視において車両前後方向に略真っ直ぐに形成されると共に、図10の(c)(d)に示すように、その車幅方向寸法に対して上下方向寸法が相対的に大となる所謂縦長構造に形成されており、これにより充分な閉断面34を確保すべく構成している。
このように、サイドメンバ30を縦長構造としているので、該サイドメンバ30を仮に、上下2分割構造に成すと、上下パネルの少なくとも何れか一方を深絞り加工により形成する必要が生じ、成形性が悪化するが、この実施例では、サイドメンバ30を車幅方向に対向するコ字状のアウタパネル32とインナパネル33とで形成することにより、深絞り加工を不要と成して、成形性の向上を図るよう構成したものである。
図9、図12に示すように、クロスメンバ本体20における延設部25の前端部の内側コーナ部には車幅方向内側に延びる水平フランジが設けられている。すなわち、延設アッパパネル24の前端部の内側コーナ部に車幅方向内側に延びる水平フランジ24fが設けられると共に、前側のロアパネル22の前端部の内側コーナ部にも車幅方向内側に延びる水平フランジ22fが設けられ、図12に示すように、これら両水平フランジ22f,24fを連続溶接して溶接部w5が形成されている。
上述の水平フランジ22f,24fの形成により、クロスメンバ本体20なかんずく延設部25の剛性向上を図るよう構成している。
また、図12、図13に示すように、上述の水平フランジ22fと嵌合凹部であるリテーナ部22aとの間には底面視U字状の切欠き部22bが設けられており、この切欠き部22bによりクロスメンバ本体20、特に、延設部25の成形性向上を図るよう構成している。
図10の(c)、(d)に示すように、アウタパネル32とインナパネル33とを嵌め合わせてサイドメンバ30を形成したので、特に、サイドメンバ30の下部外側部位には段差35が形成されている。
そこで、図10の(c)、図12に示すように、クロスメンバ本体20における前側のロアパネル22の前端部外側部位には、上述の段差35に沿う段差部22cが切欠き部22bと対応する位置まで延びるよう車両前後方向に延設形成されている。
図10の(c)、図12に示すように、上述の段差部22cは、嵌合凹部であるリテーナ部22aの前端から車両前後方向に切欠き部22bとの対応位置よりもさらに後方に延びており、稜線X3,X4が形成されている。これにより、上述の切欠き部22bによる剛性低下を、稜線X3,X4を備えた段差部22cにて補完すべく構成したものである。
なお、図9、図11、図12において、w6は延設アッパパネル24の車幅方向外側下部と前側のロアパネル22の対応部とを連続溶接した溶接部である。また、図11、図13において、24bは延設アッパパネル22の前端車幅方向外側下部に設けられた切欠き、36はサイドメンバ30におけるアウタパネル32の後端車幅方向外側下部に設けられた切欠きである。さらに、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
このように、上記実施例のフロントサブフレーム構造は、サスペンションアーム(ロアアーム10参照)を支持するクロスメンバ本体20と、該クロスメンバ本体20の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバ30と、を備えたフロントサブフレーム構造であって、上記クロスメンバ本体20はロアパネル22,23とアッパパネル21,24とから構成されており、上記ロアパネル22とアッパパネル24との何れか一方に、上記サイドメンバ30の後部を嵌める嵌合凹部(リテーナ部22a参照)が設けられ、上記ロアパネル22とアッパパネル24との何れか他方に、上記筒状のサイドメンバ30内に嵌入される嵌入部24aが設けられ、上記クロスメンバ本体20と上記サイドメンバ30とが互いに溶接固定されたものである(図1、図9、図10、図13参照)。
この構成によれば、クロスメンバ本体20のロアパネル22とアッパパネル24との何れか一方に設けられた嵌合凹部(リテーナ部22a)には、サイドメンバ30の後部が嵌められ、ロアパネル22とアッパパネル24との何れか他方に設けられた嵌入部24aは筒状のサイドメンバ30内に嵌入されるので、サイドメンバ30とクロスメンバ本体20とを車両前後方向に互い違いに連結することができ、これにより、応力分散を図って、前後方向の耐力を向上させることができる。
この発明の一実施形態においては、上記ロアパネル22に上記嵌合凹部(リテーナ部22a)が設けられると共に、上記アッパパネル24に上記嵌入部24aが設けられたものである(図11、図13参照)。
この構成によれば、クロスメンバ本体20のロアパネル22に設けられた嵌合凹部(リテーナ部22a)に、サイドメンバ30後部を一旦上載して、クロスメンバ本体20とサイドメンバ30との組付けを行なうことができるので、クロスメンバ本体20に対するサイドメンバ30の組付け性向上を図ることができると共に、クロスメンバ本体20とサイドメンバ30との連結部の上向き曲げ剛性を向上させることができ、フロントサブフレームAに対して好ましい構造となる。
この発明の一実施形態においては、上記嵌合凹部(リテーナ部22a)の前端が、上記嵌入部24aの前端に対して車両前方にオフセットしていることを特徴とする(図11参照)。
この構成によれば、上述のオフセット構造により、クロスメンバ本体20とサイドメンバ30との連結部の荷重分散性能のさらなる向上を図ることができる。
この発明の一実施形態においては、上記サイドメンバ30は車幅方向に対向するコ字状のアウタパネル32とインナパネル33とを嵌合せて筒状に構成され、上記クロスメンバ本体20の前端部の内側コーナ部に車幅方向内側に延びる水平フランジ24f,22fが設けられ、上記嵌合凹部(リテーナ部22a)と上記水平フランジ22fとの間に切欠き部22bが設けられ、上記クロスメンバ本体20の前端部外側部位には、上記アウタパネル32と上記インナパネル33との嵌合せにより形成された段差35に沿う段差部22cが、上記切欠き部22bと対応する位置まで延びるよう車両前後方向に延設されたものである(図10、図12参照)。
この構成によれば、上述の水平フランジ24f,22fにてクロスメンバ本体20の剛性向上を図り、上述の切欠き部22bにてクロスメンバ本体20の生産性(特に、成形性)の向上を図り、また、上述の段差部22cにて、切欠き部22bによる剛性低下を補完することができる。
さらに、上述のサイドメンバ30は、ハイドロフォーム部材のような高価なものを用いる必要がなく、車幅方向に対向するコ字状のアウタパネル32とインナパネル33とを嵌合せて筒状に構成するので、当該サイドメンバ30の低コスト化を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のサスペンションアームは、実施例のロアアーム10に対応し、
以下同様に、
嵌合凹部は、リテーナ部22aに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては、クロスメンバ本体20は図4で示したように、アッパパネル21と延設アッパパネル24と、前側のロアパネル22と、後側のロアパネル23とに4分割したが、アッパパネル21と延設アッパパネル24とを一体形成した上側パネルと、前後のロアパネル22,23を一体形成した下側パネルとの2分割構造にて構成してもよい。
以上説明したように、本発明は、サスペンションアームを支持するクロスメンバ本体と、該クロスメンバ本体の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバと、を備えたフロントサブフレーム構造について有用である。
10…ロアアーム(サスペンションアーム)
20…クロスメンバ本体
21,24…アッパパネル
22,23…ロアパネル
22a…リテーナ部(嵌合凹部)
22b…切欠き部
22c…段差部
22f,24f…水平フランジ
24a…嵌入部
30…サイドメンバ
32…アウタパネル
33…インナパネル
35…段差

Claims (4)

  1. サスペンションアームを支持するクロスメンバ本体と、該クロスメンバ本体の左右両側前部から車両前方に延びる左右一対の筒状のサイドメンバと、を備えたフロントサブフレーム構造であって、
    上記クロスメンバ本体はロアパネルとアッパパネルとから構成されており、
    上記ロアパネルとアッパパネルとの何れか一方に、上記サイドメンバの後部を嵌める嵌合凹部が設けられ、
    上記ロアパネルとアッパパネルとの何れか他方に、上記筒状のサイドメンバ内に嵌入される嵌入部が設けられ、
    上記クロスメンバ本体と上記サイドメンバとが互いに溶接固定されたことを特徴とする
    フロントサブフレーム構造。
  2. 上記ロアパネルに上記嵌合凹部が設けられると共に、上記アッパパネルに上記嵌入部が設けられた
    請求項1に記載のフロントサブフレーム構造。
  3. 上記嵌合凹部の前端が、上記嵌入部の前端に対して車両前方にオフセットしている
    請求項1または2に記載のフロントサブフレーム構造。
  4. 上記サイドメンバは車幅方向に対向するコ字状のアウタパネルとインナパネルとを嵌合せて筒状に構成され、
    上記クロスメンバ本体の前端部の内側コーナ部に車幅方向内側に延びる水平フランジが設けられ、
    上記嵌合凹部と上記水平フランジとの間に切欠き部が設けられ、
    上記クロスメンバ本体の前端部外側部位には、上記アウタパネルと上記インナパネルとの嵌合せにより形成された段差に沿う段差部が、上記切欠き部と対応する位置まで延びるよう車両前後方向に延設された
    請求項1〜3の何れか一項に記載のフロントサブフレーム構造。
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