JP2018161004A - 発電システムの制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機に負荷が投入された後において、回転速度の著しい低下を抑制し、回転速度が定格回転速度に整定されるまでの時間を短くするとともに、発電機から負荷に供給される電力の品質を確保することができる発電システムの制御装置及び制御方法を提供する。【解決手段】発電システムの制御装置4は、ガスエンジン2の回転速度Smが目標回転速度Srになるよう制御する回転速度制御部42と、目標回転速度Srを調整する目標回転速度調整部43とを備える。目標回転速度調整部43は、遮断器によって発電機3への負荷の接続が遮断された状態において、目標回転速度Srを定格回転速度よりも高い負荷投入前回転速度に設定する機能と、遮断器によって発電機3に負荷が接続された後、回転速度Smが切換回転速度になったときに、目標回転速度Srを定格回転速度に切り換えて設定する機能とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、発電システムの制御装置及び制御方法に関する。
エンジンの燃焼によって発電機における発電を行う発電システムは、エンジンの冷却熱やエンジンの排ガスの廃熱を回収可能にしたコージェネレーションシステム等に用いられる。また、発電システムは、商用電源と連系し、商用電源によって動作する種々の負荷に電力を供給したり、商用電源の停電時に重要な負荷に電力を供給したりするよう構成されることもある。
商用電源の停電時に、発電システムの発電機において発電した電力を負荷へ供給する際には、急激な負荷の投入により、エンジンの回転速度が一時的に低下することがある。この場合、発電機に接続された自動電圧調整器によって、発電機の目標電圧を、エンジンの回転速度の低下量に応じて低下させることにより、エンジンに過大な負担が生じないようにしている。これにより、エンジンの回転速度の低下の抑制、また、エンジンの回転速度の復帰時間の短縮化を図っている。このような自動電圧調整器としては、例えば、特許文献1のディーゼル発電設備の制御方法及び装置に用いられるものがある。
また、例えば、特許文献2のエンジン駆動発電機制御方式においては、負荷の投入時に生じる、発電機の出力電圧及びエンジンの回転速度の低下を抑制するために、負荷が投入される前に、発電機の出力電圧及びエンジンの回転速度を上昇させておくことが記載されている。
特開昭59−59098号公報 特開昭60−74998号公報
しかしながら、特許文献1,2においては、発電機に負荷が投入された後にエンジンの回転速度が低下する過程において、発電機の目標電圧を低下させるのではなく、エンジンの目標回転速度を直接低下させる工夫はなされていない。
特許文献2においては、負荷が投入される前に上昇させたエンジンの回転速度は、負荷が投入された後においては、特別な制御は行われず、発電機の目標電圧の変化を受けて受動的に変化するのみである。言い換えれば、特許文献2においては、発電機に負荷が投入された後において、エンジンの回転速度を制御する際の目標回転速度を、適切に変化させる工夫はなされていない。
例えば、発電機に負荷が投入されると同時に、目標回転速度を、負荷が投入される前の高い回転速度から定格回転速度に切り換えると、実際の回転速度が目標回転速度よりも高くなることがある。この場合には、エンジンのスロットル弁の開度が絞られ、実際の回転速度が著しく低下するおそれがある。エンジンの回転速度が著しく低下する場合には、回転速度が定格回転速度に整定されるまでの時間が長くなるおそれがある。また、この場合には、エンジンの回転を受けて発電する発電機の出力電圧も低下し、発電機から負荷へ、必要とされる品質の電力を一時的に供給できなくなるおそれがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、発電機に負荷が投入された後において、回転速度の著しい低下を抑制し、回転速度が定格回転速度に整定されるまでの時間を短くするとともに、発電機から負荷に供給される電力の品質を確保することができる発電システムの制御装置及び制御方法を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、エンジンの燃焼によって発電機における発電を行い、前記発電機から遮断器を介して負荷へ電力を供給する発電システムに用いられる制御装置であって、
前記制御装置は、
前記エンジンの回転速度Smが目標回転速度Srになるよう制御する回転速度制御部と、前記目標回転速度Srを調整する回転速度調整部とを備えており、
前記回転速度調整部は、
前記遮断器によって前記発電機への前記負荷の接続が遮断された状態において、前記目標回転速度Srを定格回転速度S0よりも高い負荷投入前回転速度Shに設定する設定機能と、
前記遮断器によって前記発電機に前記負荷が接続された後、前記回転速度Smが、前記負荷投入前回転速度Sh未満の値として決定された切換回転速度S1になったときに、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定する切換機能と、を有する、発電システムの制御装置にある。
本発明の他の態様は、エンジンの燃焼によって発電機における発電を行い、前記発電機から遮断器を介して負荷へ電力を供給する発電システムの制御方法であって、
前記エンジンの回転速度Smが目標回転速度Srになるよう制御するに際し、
前記遮断器によって前記発電機への前記負荷の接続が遮断された状態において、前記目標回転速度Srを定格回転速度S0よりも高い負荷投入前回転速度Shに設定して、前記回転速度Smが前記負荷投入前回転速度Shになるよう制御する負荷投入前回転制御動作と、
前記遮断器によって前記発電機に前記負荷が接続された後、前記回転速度Smが、前記負荷投入前回転速度Sh未満の値として決定された切換回転速度S1になったときに、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定し、前記回転速度Smが前記定格回転速度S0になるよう制御する定格回転制御動作と、を含む、発電システムの制御方法にある。
前記発電システムの制御装置及び制御方法においては、発電機に負荷が投入される前の状態において、エンジンの回転速度Smが負荷投入前回転速度Shに維持されるようにする。これにより、発電機に負荷が投入されたときに生じる、エンジンの回転速度Smの低下量を抑えることができる。ここで、回転速度Smとは、実際の回転速度Smのことを示す。
また、発電機に負荷が投入された後において、回転速度Smを制御する際の目標となる目標回転速度Srを、負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定するタイミングに工夫をしている。具体的には、このタイミングは、回転速度Smが、負荷投入前回転速度Sh未満の値として決定された切換回転速度S1になったときとしている。これにより、発電機に負荷が投入された後において、回転速度Smの著しい低下を抑制し、かつ、回転速度Smが定格回転速度S0に整定されるまでの時間を短くするとともに、発電機から負荷に供給される電力の品質を確保することができる。この電力の品質とは、電力の周波数、電圧等のことをいう。
切換回転速度S1が負荷投入前回転速度Shに近い速度に設定されると、目標回転速度Srが負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換わる際に、実際の回転速度Smが目標回転速度Srよりも高くなる場合が想定される。この場合には、回転速度制御部が、回転速度Smを目標回転速度Srに近づけるためにこの回転速度Smを低下させることになり、発電機への負荷の投入によって回転速度Smが急激に低下している最中に、エンジンのスロットル弁が絞られるおそれがある。その結果、負荷の投入後におけるエンジンの回転速度の低下が著しくなるおそれがある。
一方、切換回転速度S1が定格回転速度S0よりも大幅に小さな速度に設定されると、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えるための制御信号が発せられてから、回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0に低下するまでのタイミングが遅れるおそれがある。その結果、負荷の投入後におけるエンジンの回転速度Smが一時的に定格回転速度S0を超えて、発電機から負荷に供給される電力の品質が低下するおそれがある。
以上、発電システムの制御装置及び制御方法によれば、目標回転速度Srを、負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えるタイミングが良く、発電機に負荷が投入された後において、回転速度Smの著しい低下を抑制し、回転速度Smが定格回転速度S0に整定されるまでの時間を短くするとともに、発電機から負荷に供給される電力の品質を確保することができる。
実施形態にかかる、発電システムの構成を示す説明図。 実施形態にかかる、発電システムの制御装置の構成を示すブロック図。 実施形態にかかる、発電システムの制御方法を示すフローチャート。 実施形態にかかる、発電システムの制御方法の続きを示すフローチャート。 実施形態にかかる、実施例として、発電機に負荷が投入されたときの回転速度及びスロットル弁の開度の時間的変化を示すグラフ。 実施形態にかかる、比較例1として、発電機に負荷が投入されたときの回転速度及びスロットル弁の開度の時間的変化を示すグラフ。 実施形態にかかる、比較例2として、発電機に負荷が投入されたときの回転速度及びスロットル弁の開度の時間的変化を示すグラフ。
前述した発電システムの制御装置及び制御方法にかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
本形態の発電システム1の制御装置4は、図1に示すように、ガスエンジン2及び発電機3を備える発電システム1に用いられる。発電システム1は、ガスエンジン2の燃焼によって発電機3における発電を行い、発電機3から遮断器5を介して負荷7へ電力を供給するよう構成されている。制御装置4は、図2に示すように、ガスエンジン2の回転速度Smが目標回転速度Srになるよう制御する回転速度制御部42と、目標回転速度Srを調整する目標回転速度調整部43とを備える。
目標回転速度調整部43は、設定機能及び切換機能を有する。設定機能は、遮断器5によって発電機3への負荷7の接続が遮断された状態において、目標回転速度Srを定格回転速度S0よりも高い負荷投入前回転速度Shに設定するものである。切換機能は、遮断器5によって発電機3に負荷7が接続された後、回転速度Smが、定格回転速度S0以上であって負荷投入前回転速度Sh未満の範囲内で設定された切換回転速度S1になったときに、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定するものである。
以下、本形態の発電システム1の制御装置4及び制御方法について詳説する。
図1に示すように、本形態の発電システム1は、燃料ガスと空気との混合気によって燃焼を行う定置式のガスエンジン2と、ガスエンジン2の出力軸に連結され、この出力軸の回転を受けて発電する発電機3と、ガスエンジン2及び発電機3の動作を制御する制御装置4とを備える。ガスエンジン2には、ガスエンジン2の燃焼室に供給する混合気の流量を調整するスロットル弁21、ガスエンジン2の回転速度Smを検出する回転計(回転速度検出器)22等が設けられている。
なお、回転計22は、発電機3側に設けられることもある。この場合には、発電機3の回転速度を、ガスエンジン2の回転速度Smとして利用することができる。ガスエンジン2の出力軸と発電機3の入力軸とは直結されているため、これらの回転速度は同じである。
また、制御装置4は、ガスエンジン2の回転速度Smを検出する代わりに、発電機3の周波数を検出してもよい。発電機3の周波数は、ガスエンジン2の回転速度Smに比例する。この場合には、制御装置4は、発電機3の周波数をガスエンジン2の回転速度Smに換算して制御を行う。
図1に示すように、発電システム1の発電機3によって電力を供給する対象である負荷7は、通常時は、商用電源6によって動作するものである。発電システム1は、商用電源6の停電時において、商用電源6の代わりのバックアップ電源として機能する。商用電源6と負荷7の入力端子との間の配線、及び発電機3の出力端子と負荷7の入力端子との間の配線には、負荷7に、商用電源6及び発電機3のいずれか一方又は両方を接続するかの切換えが可能な遮断器5が配置されている。発電システム1の制御装置4は、発電機3の出力電圧が目標電圧として確立した場合に、遮断器5を操作可能である。
発電システム1は、ガスエンジン2及び発電機3を用いて発電を行うとともに、ガスエンジン2の冷却熱やガスエンジン2から排気される排ガスの廃熱を回収するコージェネレーションシステムを構成することができる。発電システム1は、工場、施設等に設置される。発電システム1は、商用電源6との連系を行って、負荷7へ電力を供給するよう構成することもできる。
本形態の制御装置4の目標回転速度調整部43は、ガスエンジン2の回転速度Smを制御する際の目標となる目標回転速度Srを変更する機能を有する。具体的には、目標回転速度調整部43は、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shと定格回転速度S0との2つに変更する機能を有する。そして、目標回転速度調整部43は、発電機3に負荷7が投入される前の初期段階においては、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shに設定し、発電機3に負荷7が投入された後の適宜タイミングにおいて、目標回転速度Srを定格回転速度S0に設定する。そして、目標回転速度調整部43においては、特に、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えるタイミングに工夫がされている。
図2に示すように、制御装置4の回転速度制御部42は、目標回転速度Srと、回転計22によって検出される回転速度Smとの偏差Esがなくなるよう、ガスエンジン2のスロットル弁21の開度を調整するよう構成されている。発電機3に負荷7が接続された定常状態においては、目標回転速度Srが定格回転速度S0に設定された状態が維持され、ガスエンジン2の回転速度Smが定格回転速度S0になるように制御される。
ガスエンジン2の定格回転速度S0は、ガスエンジン2の設計仕様に基づき、ガスエンジン2の適正な使用が可能な値として定められる。
負荷投入前回転速度Shは、ガスエンジン2及び発電機3の性能、発電機3に接続される負荷7の容量等を加味し、ガスエンジン2及び発電機3の性能上、許容される最大の値に設定することができる。具体的には、負荷投入前回転速度Shは、定格回転速度S0の1.05〜1.3倍の値に設定することができる。例えば、ガスエンジン2の定格回転速度S0が1200rpmである場合には、負荷投入前回転速度Shは、1260〜1560rpmの範囲内の値に設定することができる。
負荷投入前回転速度Shが1.05倍未満である場合には、発電機3への負荷7の投入前に目標回転速度Srを上げておくことによるメリットが得られず、発電機3への負荷7の投入後における、ガスエンジン2の回転速度Smの低下量が大きくなり過ぎるおそれがある。一方、負荷投入前回転速度Shを1.3倍超過に設定することは、ガスエンジン2の性能の制約上困難となることがある。なお、負荷投入前回転速度Shの上限値は、ガスエンジン2の種類によって異なることがあり、1.3倍よりも小さい場合及び1.3倍よりも大きい場合もある。
切換回転速度S1は、目標回転速度Srの切り換えに伴う制御遅れがあまり存在しない場合には、定格回転速度S0よりも高い場合及び低い場合のいずれも含めて、定格回転速度S0に近い値とすることができる。また、切換回転速度S1は、目標回転速度Srの切り換えに伴う制御遅れがある程度存在する場合には、定格回転速度S0以上の値とすることができる。
具体的には、切換回転速度S1は、定格回転速度S0の0.9〜1.15倍の値に設定することができる。例えば、ガスエンジン2の定格回転速度S0が1200rpmである場合には、切換回転速度S1は、1080〜1380rpmの範囲内の値に設定することができる。
切換回転速度S1が0.9倍未満である場合には、目標回転速度Srの切り換えに伴う制御遅れによって、ガスエンジン2のスロットル弁21が絞られるタイミングが遅れ、ガスエンジン2の回転速度Smが定格回転速度S0を超えるおそれがある。一方、切換回転速度S1が1.15倍超過である場合には、切換回転速度S1が定格回転速度S0から離れ、ガスエンジン2のスロットル弁21が絞られるタイミングが早くなり、回転速度Smが目標回転速度Srよりも高くなって、ガスエンジン2の回転速度Smが著しく低下するおそれがある。
また、実際の制御システム1においては、目標回転速度Srを切り換えてから、回転速度Smが目標回転速度Srになるまでの制御遅れが存在する。この制御遅れは、制御装置4において、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えるための制御信号が発せられてから、回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0に低下するまでの遅れ時間として表すことができる。
目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えるための制御信号が発せられた後には、制御信号を受けてガスエンジン2のスロットル弁21の開度が絞られる。このとき、ガスエンジン2の吸気マニホールドの圧力が低下し、ガスエンジン2の燃焼室に供給される混合気量が減少する。そして、混合気量の減少を受けて、回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0に低下することになる。そのため、この一連の動作に要する時間が遅れ時間となる。
発電機3に負荷7が投入された後における、ガスエンジン2の回転速度Smの低下速度と、遅れ時間とに基づいて、遅れ時間内におけるガスエンジン2の回転速度Smの低下幅を求めることができる。そして、切換回転速度S1は、この低下幅としての遅れ見込み量を考慮して求めることができる。
また、発電機3に接続される負荷7の大きさは必ずしも一定ではない。そのため、発電機3に負荷7が接続された際に、ガスエンジン2の回転速度Smが切換回転速度S1まで低下しない場合も想定される。本形態の目標回転速度調整部43は、設定機能及び切換機能の他に、時間計測機能及びタイマー切換機能を有する。時間計測機能は、発電機3に負荷7が接続された時点からの経過時間を計測するものである。また、タイマー切換機能は、時間計測機能によって計測される経過時間が規定時間を経過した時点において、目標回転速度Srが定格回転速度S0に切り換わっていない場合に、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定するものである。
また、目標回転速度調整部43は、時間計測機能及びタイマー切換機能に代えて、又は時間計測機能及びタイマー切換機能に加えて、上昇切換機能を有していてもよい。上昇切換機能は、遮断器5によって発電機3に負荷7が接続された後、回転速度Smが切換回転速度S1になる前に、この回転速度Smが低下する状態から上昇する状態に転じたときに、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定するものである。
タイマー切換機能における規定時間は、発電機3に負荷7が接続された時点からの、ガスエンジン2の回転速度Smの低下が確認される経過時間を考慮して設定することができる。上昇切換機能を用いずに時間計測機能及びタイマー切換機能を用いる場合には、タイマー切換機能が機能する機会が比較的多くなることが想定される。そして、タイマー切換機能における規定時間は、比較的短くして、例えば、5秒以内の値として設定することができる。
一方、上昇切換機能と時間計測機能及びタイマー切換機能を併用する場合には、タイマー切換機能が機能する前に、上昇切換機能が機能する機会が比較的多くなることが想定される。そして、タイマー切換機能における規定時間は、比較的長くして、例えば、10〜20秒の範囲内の値として設定することができる。
なお、時間計測機能及びタイマー切換機能は用いずに、上昇切換機能のみを用いてもよい。
また、図示は省略するが、制御装置4は、ガスエンジン2の回転速度Smの制御を行う他に、発電機3の出力電圧の制御を行う。発電機3には、発電機3の出力電圧を検出する電圧計(電圧検出器)31等が設けられている。制御装置4は、電圧計31によって検出される出力電圧が目標電圧になるよう制御する。また、制御装置4は、回転計22による回転速度Smが、定格回転速度S0に許容変動範囲を加味した回転速度よりも低下した場合には、回転速度Smの低下量に応じて、発電機3の目標電圧を低下させるよう構成されていてもよい。
制御装置4には、目標回転速度Srの設定及び調整を統括する制御管理部41が構築されている。制御管理部41は、発電機3の出力電圧が目標電圧として確立した場合に、遮断器5に操作信号を送って、発電機3に負荷7を接続するよう構成されている。
(制御方法)
次に、制御装置4を用いた発電システム1の制御方法について、図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
発電システム1においては、ガスエンジン2の回転速度Smの制御が行われる。まず、発電機3に負荷7が接続されていない状態において、ガスエンジン2を起動し、発電機3による発電を開始する。このとき、制御装置4の目標回転速度調整部43の設定機能により、目標回転速度Srは負荷投入前回転速度Shに設定される(図3のステップSt1)。次いで、回転計22によってガスエンジン2の回転速度Smが検出される(ステップSt2)。
次いで、制御装置4の回転速度制御部42によって、負荷投入前回転制御動作として、回転速度Smが、目標回転速度Srとしての負荷投入前回転速度Shになるよう制御される(ステップSt3)。回転速度Smが目標回転速度Srになった後には(ステップSt4)、制御管理部41は、電圧計31によって検出される発電機3の出力電圧が目標電圧として確立したか否かを判別する(ステップSt5)。そして、発電機3の出力電圧が目標電圧として確立した場合には、制御管理部41は、遮断器5を操作して発電機3に負荷7を接続(投入)する(図4のステップSt6)。なお、図3の記号aは、図4の記号aに移動することを示す。
発電機3に負荷7が接続されたときには、ガスエンジン2の回転速度Smが急激に低下する。そのため、回転速度制御部42は、回転速度Smを、目標回転速度Srとしての負荷投入前回転速度Shにしようとする。そして、スロットル弁21の開度が大きくなり、ガスエンジン2への燃料ガスの流量が急激に増加する。
発電機3に負荷7が接続されたときには、目標回転速度調整部43は、発電機3に負荷7が接続された時点を時間のゼロ点として、このゼロ点からの経過時間の計測を開始する。そして、経過時間を計測するカウンタの値Tをリセットする(0に設定する)(ステップSt7)。また、回転計22によってガスエンジン2の回転速度Smが検出される(ステップSt8)。
次いで、目標回転速度調整部43において、回転速度Smが切換回転速度S1以下に低下したか否かが判定される(ステップSt9)。回転速度Smが切換回転速度S1以下に低下していない場合には、回転速度Smが低下する状態から上昇する状態に転じていないかが判定される(St10)。また、回転速度Smが低下する状態から上昇する状態に転じていない場合には、カウンタの値Tが規定時間として設定された設定値Tsを超えたか否かが判定される(ステップSt11)。カウンタの値Tが設定値Tsを超えていない場合には、カウンタの値Tを増加させた後(ステップSt12)、ステップSt8に戻る。そして、回転速度Smが切換回転速度S1以下に低下するまで、回転速度Smが低下する状態から上昇する状態に転じるまで、又はカウンタの値Tが設定値Tsを超えるまで、ステップSt8〜St12が繰り返される。
ステップSt9において、回転速度Smが切換回転速度S1以下に低下した場合には、目標回転速度調整部43は、定格回転制御動作として、回転速度Smが切換回転速度S1になったとして、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定する(ステップSt13)。そして、回転速度制御部42によって、回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0になるよう制御される(ステップSt15)。回転速度Smが切換回転速度S1になったときには、この時点における回転速度Smが定格回転速度S0に近くなっている。そのため、目標回転速度Srを定格回転速度S0に変更することにより、回転速度Smが定格回転速度S0に追従しやすくなる。
また、ステップSt9において、回転速度Smが切換回転速度S1以下に低下していなくても、ステップSt10において、回転速度Smが低下する状態から上昇する状態に転じた場合には、目標回転速度Srが負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定される(ステップSt13)。そして、回転速度制御部42によって、回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0になるよう制御される(ステップSt15)。発電機3に負荷7が接続された後において、回転速度Smが切換回転速度S1に低下する前に、低下する状態から上昇する状態に転じたときには、回転速度Smが切換回転速度S1まで低下しないと判断され、目標回転速度Srを定格回転速度S0に変更することができる。
また、ステップSt9において、回転速度Smが切換回転速度S1以下に低下せず、かつ、ステップSt10において、回転速度Smが低下する状態から上昇する状態に転じていない場合でも、ステップSt11においてカウンタの値Tが設定値Tsを超えた場合には、目標回転速度Srが負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定される(ステップSt13)。そして、回転速度制御部42によって、回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0になるよう制御される(ステップSt15)。これにより、発電機3に負荷7が接続された後に、設定値Tsによる経過時間を経過しても回転速度Smが切換回転速度S1まで低下しない場合には、目標回転速度Srを定格回転速度S0に変更することができる。
そして、回転計22によって検出される回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0になるまで、ステップSt14〜St16が繰り返される。その後、回転速度Smが定格回転速度S0に安定した後は、定常時の制御動作が行われる。そして、回転速度制御部42によって、回転速度Smが目標回転速度Srとしての定格回転速度S0に制御される。
(作用効果)
本形態の発電システム1の制御装置4及び制御方法においては、発電機3に負荷7が投入される前の状態において、ガスエンジン2の回転速度Smが負荷投入前回転速度Shに維持されるようにする。これにより、発電機3に負荷7が投入されたときに生じる、ガスエンジン2の回転速度Smの低下量を抑えることができる。
また、発電機3に負荷7が投入された後において、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えて設定するタイミングを、回転速度Smが、定格回転速度S0以上であって負荷投入前回転速度Sh未満の範囲内で設定された切換回転速度S1になったときとしている。このタイミングとは、制御装置4において、目標回転速度Srを負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えるための制御信号が発せられるタイミングのことをいう。これにより、発電機3に負荷7が投入された後において、回転速度Smの著しい低下を抑制し、かつ、回転速度Smが定格回転速度S0に整定されるまでの時間を短くするとともに、発電機3から負荷7に供給される電力の品質を確保することができる。
本形態の負荷7は、商用電源6によって動作するものである。電力の品質は、規定の周波数と規定の交流電圧が維持されることによって確保される。
図5には、本形態の発電システム1の制御方法の実施例として、発電機3に負荷7が投入されたときに、回転速度Smが切換回転速度S1に低下したときに、目標回転速度Srが定格回転速度S0に切り換わった場合について、回転速度Sm及びスロットル弁21の開度の時間的変化を示す。同図に示すように、発電機3に負荷が投入された後には、回転速度Smが低下する。このとき、回転速度Smが切換回転速度S1になったときに目標回転速度Srが定格回転速度S0に切り換わることにより、回転速度Smの低下が抑制され、回転速度Smが短時間で定格回転速度S0に収束することが分かる。
図6には、本形態の発電システム1の制御方法の比較例1として、発電機3に負荷7が投入されたときに、回転速度Smが、切換回転速度S1に低下する前の、定格回転速度S0の1.15倍よりも高い回転速度S2になったときに、目標回転速度Srが定格回転速度S0に切り換わった場合について、回転速度Sm及びスロットル弁21の開度の時間的変化を示す。同図に示すように、回転速度Smが、切換回転速度S1よりも高い回転速度S2になったときに、目標回転速度Srが定格回転速度S0に切り換わっていることにより、実際の回転速度Smが目標回転速度Srよりも高くなる時間帯Xがあることが分かる。この時間帯Xにおいては、回転速度制御部42が、回転速度Smを目標回転速度Srに近づけるためにこの回転速度Smを低下させることになり、発電機3への負荷7の投入によって回転速度Smが急激に低下している最中に、ガスエンジン2のスロットル弁21が絞られるおそれがある。同図においては、スロットル弁21の開度が、一時的に小さくなった後に再び大きくなっていることが分かる。その結果、負荷7の投入後におけるガスエンジン2の回転速度Smの低下が著しくなって、発電機3から負荷7に供給される電力の周波数及び交流電圧も低下し、一時的に、発電機3から負荷7へ必要な電力を供給できなくなるおそれがある。同図においては、回転速度Smが、図5の場合に比べて大きく低下していることが分かる(符号Y1によって示す。)。
一方、図7には、本形態の発電システム1の制御方法の比較例2として、発電機3に負荷7が投入されたときに、回転速度Smが、定格回転速度S0の0.9倍よりも低い回転速度S3になったときに、目標回転速度Srが定格回転速度S0に切り換わった場合について、回転速度Sm及びスロットル弁21の開度の時間的変化を示す。同図に示すように、回転速度Smが、切換回転速度S1の0.9倍よりも低い回転速度S3になったときに、目標回転速度Srが定格回転速度S0に切り換わっていることにより、スロットル弁21の開度が急激に大きくなった状態が維持され、回転速度Smが低下した後に、回転速度Smが定格回転速度S0を大きく超えていることが分かる(符号Y2によって示す。)。この現象は、目標回転速度Srが負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換わった後に、目標回転速度Srの切り換えに伴う制御遅れによって、ガスエンジン2に供給される混合気流量が絞られるタイミングが遅れることによって生じる。そして、ガスエンジン2の回転速度Smが定格回転速度S0を超えるときには、発電機3から負荷7に供給される電力の周波数が規定の周波数から外れ、この電力の品質が低下するおそれがある。また、回転速度Smのハンチングが生じやすくなり、回転速度Smが定格回転速度S0に整定されるまでの時間が長くなるおそれがある。
以上、本形態の発電システム1の制御装置4及び制御方法によれば、目標回転速度Srを、負荷投入前回転速度Shから定格回転速度S0に切り換えるタイミングが良く、発電機3に負荷7が投入された後において、回転速度Smの著しい低下を抑制し、回転速度Smが定格回転速度S0に整定されるまでの時間を短くするとともに、発電機3から負荷7に供給される電力の品質を確保することができる。
本発明は、本形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。
1 発電システム
2 ガスエンジン
21 スロットル弁
3 発電機
4 制御装置
42 回転速度制御部
43 目標回転速度調整部
5 遮断器
6 商用電源
7 負荷

Claims (8)

  1. エンジンの燃焼によって発電機における発電を行い、前記発電機から遮断器を介して負荷へ電力を供給する発電システムに用いられる制御装置であって、
    前記制御装置は、
    前記エンジンの回転速度Smが目標回転速度Srになるよう制御する回転速度制御部と、前記目標回転速度Srを調整する回転速度調整部とを備えており、
    前記回転速度調整部は、
    前記遮断器によって前記発電機への前記負荷の接続が遮断された状態において、前記目標回転速度Srを定格回転速度S0よりも高い負荷投入前回転速度Shに設定する設定機能と、
    前記遮断器によって前記発電機に前記負荷が接続された後、前記回転速度Smが、前記負荷投入前回転速度Sh未満の値として決定された切換回転速度S1に低下したときに、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定する切換機能と、を有する、発電システムの制御装置。
  2. 前記負荷投入前回転速度Shは、前記定格回転速度S0の1.05〜1.3倍の値に設定されており、
    前記切換回転速度S1は、前記負荷投入前回転速度Sh未満であって前記定格回転速度S0の0.9〜1.15倍の値に設定されている、請求項1に記載の発電システムの制御装置。
  3. 前記回転速度調整部は、
    前記発電機に前記負荷が接続された時点からの経過時間を計測する時間計測機能と、前記時間計測機能によって計測される前記経過時間が規定時間を経過した時点において、前記目標回転速度Srが前記定格回転速度S0に切り換わっていない場合に、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定するタイマー切換機能と、を有する、請求項1又は2に記載の発電システムの制御装置。
  4. 前記回転速度調整部は、
    前記遮断器によって前記発電機に前記負荷が接続された後、前記回転速度Smが、前記切換回転速度S1になる前に低下する状態から上昇する状態に転じたときに、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定する上昇切換機能を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発電システムの制御装置。
  5. エンジンの燃焼によって発電機における発電を行い、前記発電機から遮断器を介して負荷へ電力を供給する発電システムの制御方法であって、
    前記エンジンの回転速度Smが目標回転速度Srになるよう制御するに際し、
    前記遮断器によって前記発電機への前記負荷の接続が遮断された状態において、前記目標回転速度Srを定格回転速度S0よりも高い負荷投入前回転速度Shに設定して、前記回転速度Smが前記負荷投入前回転速度Shになるよう制御する負荷投入前回転制御動作と、
    前記遮断器によって前記発電機に前記負荷が接続された後、前記回転速度Smが、前記負荷投入前回転速度Sh未満の値として決定された切換回転速度S1に低下したときに、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定し、前記回転速度Smが前記定格回転速度S0になるよう制御する定格回転制御動作と、を含む、発電システムの制御方法。
  6. 前記負荷投入前回転速度Shは、前記定格回転速度S0の1.05〜1.3倍の値に設定されており、
    前記切換回転速度S1は、前記負荷投入前回転速度Sh未満であって前記定格回転速度S0の0.9〜1.15倍の値に設定されている、請求項5に記載の発電システムの制御方法。
  7. 前記定格回転制御動作においては、前記発電機に前記負荷が接続された時点からの経過時間を計測し、前記経過時間が規定時間を経過した時点において、前記目標回転速度Srが前記定格回転速度S0に切り換わっていない場合には、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定する、請求項5又は6に記載の発電システムの制御方法。
  8. 前記定格回転制御動作においては、前記遮断器によって前記発電機に前記負荷が接続された後、前記回転速度Smが、前記切換回転速度S1になる前に低下する状態から上昇する状態に転じた場合には、前記目標回転速度Srを前記負荷投入前回転速度Shから前記定格回転速度S0に切り換えて設定する、請求項5〜7のいずれか1項に記載の発電システムの制御方法。
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