JP2018160489A - 電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018160489A
JP2018160489A JP2017055398A JP2017055398A JP2018160489A JP 2018160489 A JP2018160489 A JP 2018160489A JP 2017055398 A JP2017055398 A JP 2017055398A JP 2017055398 A JP2017055398 A JP 2017055398A JP 2018160489 A JP2018160489 A JP 2018160489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
coil
case
circuit board
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017055398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6791791B2 (ja
Inventor
和明 長嶋
Kazuaki Nagashima
和明 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2017055398A priority Critical patent/JP6791791B2/ja
Publication of JP2018160489A publication Critical patent/JP2018160489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6791791B2 publication Critical patent/JP6791791B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

【課題】電気部品の端子と回路基板のスルーホールとの位置ずれを防止する。【解決手段】電子制御装置1は、ケース8と、ケース8内に収容される回路基板9と、を備える。ケース8の底壁部8Aの一部には、コンデンサ15およびコイル16が挿入されるコイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43が形成されている。コンデンサ15およびコイル16は、ホルダ部材21に取り付けられた状態で凹部42,43に挿入される。ホルダ部材21は、プレート状の基部22と、基部22と直交する係止部23および当接部31と、係止部23および当接部31から突出した位置決めピン24,32と、コンデンサ15およびコイル16の本体部17,19を把持する保持部25,33と、を備える。ホルダ部材21とともにコンデンサ15およびコイル16を挿入した状態では、係止部23および当接部31がケース8の一部とコンデンサ15等の挿入方向に当接する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置に関する。
特許文献1には、電気部品を搭載した回路基板をケース内に収容してなる電子制御装置が開示されている。この電子制御装置では、ケース内の比較的広い収容空間に、本体部の一端から端子が突出した比較的大型の電気部品、例えばコンデンサを配置してある。ここで、電気部品の端子は、ケースの開口面側に向いており、電気部品の本体部とケースの内壁との間には隙間が生じている。そして、電気部品の端子を回路基板の対応したスルーホールに挿入しはんだ付けすることで、回路基板が端子に固定されている。
特開2008−62915号公報
しかし、特許文献1の電気部品の端子への回路基板の取付では、ケースの内壁と電気部品の本体部との間に隙間が形成されているため、電気部品の端子を回路基板の対応したスルーホールに挿入する際に端子とスルーホールとの位置ずれが生じる虞がある。従って、端子とスルーホールとの位置合わせに時間や手間がかかってしまい、電子制御装置の生産性が低下する。
本発明では、電子制御装置が、本体部の一端から端子が突出した電気部品と、底壁部の一部に、前記電気部品の本体部を挿入可能な凹部が形成されたケースと、前記凹部を覆うように前記ケース内に配置され、前記電気部品の端子が電気的に接続されるスルーホールを備えた回路基板と、前記回路基板と前記ケースとの間に介在し、前記電気部品を保持するホルダ部材と、を備えている。
前記ホルダ部材は、前記回路基板と前記ケースとの間に位置するプレート状の基部と、前記本体部の外周部を把持する保持部と、前記ケースの一部と本体部の挿入方向に当接する当接部と、を備えている。
このような構成では、ホルダ部材の保持部が電気部品の本体部の外周部を把持した状態で、ホルダ部材の当接部がケースの一部と本体部の挿入方向に当接し、電気部品を位置決めする。
本発明によれば、ホルダ部材が電気部品の本体部を保持しつつ、ケースに対する電気部品の移動が本体部の挿入方向に規制されるので、ケースに収容された電気部品の端子を回路基板の対応するスルーホールに挿入する際に、端子とスルーホールとの位置ずれが防止される。従って、端子と回路基板との取付が容易になり、電子制御装置の生産性が向上する。
一実施例の電子制御装置を示す説明図である。 一実施例の電子制御装置を示す分解斜視図である。 回路基板とは反対側から見たときのケースの説明図である。 ホルダ部材、コイルおよびコンデンサを示す斜視図である。 ホルダ部材の斜視図である。 図5のホルダ部材の上下を反転させて示す斜視図である。 コイルおよびコンデンサをコイル用凹部およびコンデンサ用凹部にそれぞれ挿入した状態のケースの説明図である。 ホルダ部材によりコイルおよびコンデンサを保持した状態を示す説明図である。 ホルダ部材に取り付けられたコイルおよびコンデンサをコイル用凹部およびコンデンサ用凹部にそれぞれ挿入した状態を示す説明図である。 ケース内に収容した回路基板の一部の拡大図である。 図9の線A−Aに沿ったホルダ部材、コイルおよびコンデンサ等の断面図である。 回路基板の一方の面側から熱風を吹き付けたときの熱風の流れを示す説明図である。 第2の実施例のホルダ部材の斜視図である。 第2の実施例のホルダ部材とケースとの係合状態を示す説明図である。 第3の実施例のホルダ部材の斜視図である。
以下に、一実施例の電子制御装置(ブレーキ液圧制御装置)1を車両のアンチロックブレーキシステムに適用した一例について、図1、図2、図3に基づいて説明する。
まず、アンチロックブレーキシステムの構成を簡単に説明する。アンチロックブレーキシステムは、ブレーキペダルの踏み込み量に応じたブレーキ圧を発生させるマスターシリンダと、該マスターシリンダと車輪のホイールシリンダとを連通させるメイン通路と、該メイン通路に設けられ、ブレーキ液圧を制御する電磁開閉弁としての常開ソレノイド型の増圧弁と、メイン通路に設けられ、ブレーキ液圧を制御する電磁開閉弁としての常閉ソレノイド型の減圧弁と、メイン通路に設けられ、ホイールシリンダにブレーキ液圧を吐出するプランジャポンプと、ホイールシリンダから吐出されたブレーキ液を上記減圧弁を介して貯留する一方、プランジャポンプの作動によりブレーキ液をメイン通路に供給するリザーバタンクと、を備えている。
上記増圧弁は、ブレーキ操作時にマスターシリンダからのブレーキ液圧をホイールシリンダに供給するために制御するものであり、上記減圧弁は、車輪にスリップが発生した際に開弁してホイールシリンダの圧力を低下させるものである。
上記増圧弁および上記減圧弁は、後述する電子制御装置1からの制御信号に基づいて通電または非通電して開閉操作される。そして、増圧弁の開閉により各ホイールシリンダのブレーキ液圧が増減あるいは保持される。
上記増圧弁および上記減圧弁を設けた液圧ユニットとしての油圧ユニット2と、該油圧ユニット2を制御する電子制御装置1と、を図1に示す。
図1の下部の油圧ユニット2は、アルミニウム合金によって形成された液圧ブロック3の上面に保持穴を形成し、該保持穴に上記増圧弁および上記減圧弁として機能する図示せぬ複数のソレノイドバルブと、油圧センサ4(図3参照)と、を収容して構成されている。上記ソレノイドバルブの弁体は、対応するソレノイドバルブ用電磁コイル5(図3参照)に挿入される。また、液圧ブロック3には、上記ソレノイドバルブと連通するメイン通路やサブ通路が形成され、上記メイン通路にブレーキ油圧を供給する図示せぬプランジャポンプと、該プランジャポンプを駆動する電動モータ6等が設けられている。電動モータ6は、モータコネクタ7(図3参照)に接続されている。
電子制御装置1は、図2に示すように、ケース8と、該ケース8に固定される回路基板9と、該ケース8の開口44を覆うカバー10と、を備えている。
ケース8は、図2に示すように、概ね板状をなす底壁部8Aと、この底壁部8Aの四方を囲むように垂直方向に立設した筒状の周壁部8Bと、を備えている。
また、周壁部8Bは、底壁部8Aに対してカバー10側の方向に立設することで底壁部8Aが開口し、一方、底壁部8Aに対して液圧ブロック3側にも立設することでソレノイドバルブ用電磁コイル5や油圧センサ4などを収容する収容室70が形成されている。
底壁部8Aの下面(液圧ブロック3側)は、図3に示すように、周壁部8Bにより囲まれた収容室70にソレノイドバルブ用電磁コイル5や油圧センサ4が搭載され、周壁部8Bの端部65に液圧ブロック3と液密に接触するよう環状のシール部64を有している。本実施例では、モータコネクタ7が収容されている側の収容室70の半部に、8つのソレノイドバルブ用電磁コイル5が収容されており、一方、収容室70の残りの半部に、2つのソレノイドバルブ用電磁コイル5が、シール部64に隣接して収容されている。
また、収容室70の上記残りの半部において、油圧センサ4が、2つの取付穴13,13の間の位置に設けられている。
底壁部8Aの一部は、シール部64から張り出しており、この張り出した部分66には、液圧ブロック3の方向に開口したコネクタ65が一体に設けられている。コネクタ65は、例えば、バッテリーと接続される電源端子と、レゾルバやCAN通信、I/O等の各種信号の伝達経路となる信号端子とを備えている。図2に示すように、これらの電源端子や信号端子は、開口44内に引き出しされ、底壁部8Aから突出して回路基板9側の図示しない回路配線と接続される。
ケース8は、底壁部8A、周壁部8Bおよびコネクタ65を例えば合成樹脂材料によるモールディングによって一体成形してブロック板状に形成されており、図1に示すように、外形が液圧ブロック3やカバー10の外形状に沿って概ね矩形状に形成されている。ケース8は、環状のシール部64の周囲に設けられた4つの取付穴13,13,13,13に4つのボルト14,14,14,14(図1には、2つのボルト14,14のみが示されている)を挿通させることで液圧ブロック3に取り付けられている。
また、ケース8は、カバー10側となる周壁部8Bに囲まれた底壁部8Aの開口44に回路基板9が収容及び固定され、収容室70に収容されたソレノイドバルブ用電磁コイル5や油圧センサ4の通電端子の他、モータコネクタ端子12やコネクタ65から配線された端子11が突出して回路基板9と電気接続されるとともに、加えて、2つの電気部品、例えばコンデンサ15およびコイル16が収容される。コンデンサ15およびコイル16は、回路基板9と電気接続され、電磁ノイズを低減させる電磁フィルタ回路を構成する電気部品となる。
収容されたソレノイドバルブ用電磁コイル5や油圧センサ4の通電端子は、底壁部8Aを貫通して回路基板9側に突出する。
コンデンサ15は、図4に示すように、円柱状のコンデンサ本体部17を備えており、コンデンサ本体部17の一端から、2つのコンデンサ端子18,18が突出している。
また、コイル16は、螺旋状に巻かれたコイル本体部19を備えており、螺旋状の巻線の両端が、図4に示すように、2つのコイル端子20,20として、2つのコンデンサ端子18,18と同じ方向に突出している。つまり、コイル16は、回路基板9(図2参照)に向かって突出している。
コンデンサ15およびコイル16は、ホルダ部材21によって、保持されるとともにケース8に対して位置決めされる。ホルダ部材21は、例えば合成樹脂材料によって形成されている。ホルダ部材21は、プレート状の基部22を備えており、該基部22は、図4に示すように、コンデンサ15およびコイル16を互いに隣接させて配置した状態で、コンデンサ15およびコイル16の一端側を覆うことができる程度に概ね矩形状に形成されている。ホルダ部材21は、基部22の周縁において、基部22の裏面22bから基部22と直交し、コイル16と対向する対向面がコイル16の巻線に沿って曲面に形成され、コイル16の長手方向(図5の下方)に延びるプレート状のコイル用係止部23と、このコイル用係止部23の先端付近から下方に延びる概ね円柱形のコイル側位置決めピン24と、コイル本体部19の外周部19aをスナップフィットにより把持する2つのコイル用保持部25,25と、を備えている。コイル用係止部23は、後述する2つのコイル端子用貫通孔37,37の間の位置で基部22の裏面22bから底壁部8A(図2参照)側に突出している。2つのコイル用保持部25,25は、コイル用係止部23とは反対側の基部22の縁部付近で裏面22bから底壁部8A(図2参照)側に突出している。コイル用係止部23は、図6に示すように、コイル16の巻線の外周部19aの円弧に追従した曲面23aと、ケース8の一部と当接する先端部26と、を備えている。
概ね円柱形のコイル側位置決めピン24は、外周の一部がコイル用係止部23の曲面23aとは反対側の面23bと結合されており、コイル用係止部23の中央部においてコイル用係止部23の先端部26から突出している。2つのコイル用保持部25,25は、プレート状の当接部27,27と、該当接部27,27の先端から図6の上方に延びる支持フック29,29と、を備えている。コイル用保持部25の長さは、コイル16をホルダ部材21に取り付けた状態で、支持フック29の爪30がコイル本体部19の下端19bに係合することができるように設定されている(図8参照)。
同様に、ホルダ部材21は、コンデンサ15の保持や位置決めを行うために、プレート状のコンデンサ用当接部31と、概ね円柱形のコンデンサ側位置決めピン32と、4つのコンデンサ用保持部33,33,33,33と、を備えている。コンデンサ用当接部31は、コンデンサ用保持部33が設けられている側の基部22の側部22cに設けられている。4つのコンデンサ用保持部33,33,33,33のうちの2つのコンデンサ用保持部33,33は、コンデンサ用当接部31の両側に位置し、一方、残りの2つのコンデンサ用保持部33,33は、コンデンサ用当接部31の両側のコンデンサ用保持部33,33に対向するように配置されている。コンデンサ用保持部33の長さは、コンデンサ端子18の突出方向に沿ったコンデンサ本体部17の長さよりも短くなっている。
また、プレート状の基部22には、コイル本体部19に対応した位置に、図5に示すように、基部22の表面22aと平行な面に沿って切断した断面が概ね円形の貫通孔の内部を概ねX字状をなす仕切部34によって4つに仕切ることにより、概ね扇状の4つの貫通孔35,35,35,35が形成されている。図5に示すように、基部22には、コイル用係止部23側の2つの貫通孔35,35の円弧の周囲に窪み部36が形成されている。窪み部36の底面36aには、2つのコイル端子20,20が挿入される2つのコイル端子用貫通孔37,37がそれぞれ形成されている。つまり、窪み部36は、2つのコイル端子用貫通孔37,37の周囲に形成されている。
さらに、基部22には、コンデンサ本体部17に対応した位置に、図5に示すように、基部22の表面22aと平行な面に沿って切断した断面が概ね矩形の貫通孔を概ねX状をなす仕切部38によって4つに仕切ることにより、4つの貫通孔39,39,39,39が形成されている。仕切部38の表面38a(図5の上側の面)は、基部22の表面22aよりも下方に位置しており、従って、基部22には、仕切部38の上方において、窪み部40が形成されている。仕切部38には、2つのコンデンサ端子18,18が挿入される2つのコンデンサ端子用貫通孔41,41がそれぞれ形成されている。
貫通孔37,41は、ホルダ部材21をコイル16およびコンデンサ15に取り付ける際に、端子20,18を案内する。
なお、端子20,18を基部22に貫通させるために、コイル端子用貫通孔37およびコンデンサ端子用貫通孔41の代わりに、底面が端子20,18に沿って延びる溝や断面C状の切欠部を用いても良い。
コイル端子用貫通孔37、コンデンサ端子用貫通孔41、上記溝および断面C状の切欠部は、特許請求の範囲に記載の「ガイド部」に相当する。
ホルダ部材21を用いてコイル16およびコンデンサ15をケース8内に適宜配置するために、ケース8の底壁部8Aの一部には、コイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43がそれぞれ形成されている。本実施例では、図3に示すように、コイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43は、底壁部8Aのシール部64から張り出した部分66の下面において、コネクタ65に隣接して設けられている。コイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43は、図2に示すようにケース8の開口44と直交するように窪んでおり、開口44へ向かって開口している。つまり、コイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43は、液圧ブロック3(図1参照)側に窪んでいる。
図7に示すように、コンデンサ15の中心軸45方向に投影してコイル用凹部42を見たときに、コイル用凹部42は、断面概ね円形のコイル本体部19の外周部19aの外側に位置する2つの端子20,20に対応して矩形に張り出している。また、コイル16は、図8に示すようにホルダ部材21に取り付けられた状態でコイル用凹部42に挿入されるので、コイル用凹部42は、コイル用係止部23が挿入される係止部用凹部42Aと、コイル側位置決めピン24が挿入される位置決めピン用凹部42Bと、を備えている。
位置決めピン用凹部42Bは、係止部用凹部42Aの直線状の側壁67の中央部から端子11側に半円状に張り出すように形成されている。
さらに、コイル用凹部42は、2つのコイル用保持部25,25が嵌合するように、断面概ね円形のコイル本体部19の外周部19aから概ね矩形状に2箇所で張り出した張出部46,46を備えている。
同様に、コンデンサ15も、図8に示すようにホルダ部材21に取り付けられた状態でコンデンサ用凹部43に挿入されるので、コンデンサ用凹部43は、コンデンサ用当接部31が挿入される係止部用凹部43Aと、コンデンサ側位置決めピン32が挿入される位置決めピン用凹部43Bと、を備えている。
位置決めピン用凹部43Bは、係止部用凹部43Aの直線状の側壁68からコイル用凹部42とは反対側に半円状に張り出すように形成されている。
また、コンデンサ用凹部43は、4つのコンデンサ用保持部33,33,33,33が嵌合するように、断面概ね円形のコンデンサ本体部17の外周部17aから概ね矩形状に4箇所で張り出した張出部47,47,47,47を備えている。
回路基板9は、図2に示すように、複数の端子11が挿入される複数のコネクタ壁部端子用スルーホール48や、複数のモータコネクタ端子12が挿入される複数のモータコネクタ端子用スルーホール49等を備えている。さらに、回路基板9は、図10に示すように、2つのコイル端子20,20が挿入される2つのコイル端子用スルーホール50,50と、2つのコンデンサ端子18,18が挿入される2つのコンデンサ端子用スルーホール51,51と、を備えている。コイル端子用スルーホール50の内径およびコンデンサ端子用スルーホール51の内径は、コイル端子20の外径およびコンデンサ端子18の外径よりも多少大きくなるようにそれぞれ設定されている。
また、回路基板9には、図10に示すように、回路基板9を貫通する複数のビア52が形成されている。本実施例では、コイル16側において、8つのビア52が、各コイル端子用貫通孔37付近に形成されている。8つのビア52は、窪み部36の上方に位置している。また、本実施例では、コンデンサ15側において、6つのビア52が、図10の上側のコンデンサ端子用貫通孔41付近に形成されており、一方、8つのビア52が、図10の下側のコンデンサ端子用貫通孔41付近に形成されている。6つのビア52および8つのビア52は、対応した貫通孔39,39の上方にそれぞれ位置している。
カバー10は、例えば熱伝導に優れたアルミニウム合金によって、図2に示すようにケース8の底壁部8Aの外形に沿った薄皿状に形成されている。カバー10は、平坦な上壁10Aと、該上壁10Aの外周縁に一体に形成された環状の側壁10Bと、を備えている。
次に、電子制御装置1の組立方法について説明する。
まず、図8に示すように、ホルダ部材21にコイル16およびコンデンサ15を取り付ける。取付時には、2つのコイル端子20,20および2つのコンデンサ端子18,18を、基部22の対応するコイル端子用貫通孔37,37およびコンデンサ端子用貫通孔41,41にそれぞれ挿入する。挿入後には、2つのコイル用保持部25,25の支持フック29,29の爪30,30が、スナップフィットによりコイル本体部19の下端19bに係合しており、一方、4つのコンデンサ用保持部33,33,33,33の爪53,53,53,53が、スナップフィットによりコンデンサ本体部17の外周部17aを把持している。
なお、コンデンサ用保持部33は、爪53がコンデンサ本体部17の下端17bに係合するように構成されていても良い。
また、コンデンサ15は、内部圧力が上昇したときに開弁(開口)して内部圧力を逃がす防爆弁機能を備えたコンデンサであっても良い。この場合、例えばコンデンサの下端において開弁を行うため、この下端には、スリットが形成されている。
このような防爆弁機能を有したコンデンサをコンデンサ用保持部33によって把持する場合には、コンデンサの下端の上記スリットと爪53との干渉を避けるために、爪53がコンデンサ本体部17の外周部17aを把持することが好ましい。これにより、コンデンサの下端の開弁がコンデンサ用保持部33の爪53に及ぼす影響を低減することができる。
そして、ホルダ部材21に取り付けられたコイル16およびコンデンサ15を、ケース8のコイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43に挿入する。挿入後には、図11に示すように、コイル用係止部23の先端部26が、ケース8の一部である係止部用凹部42Aの底面54に当接しており、一方、コンデンサ用当接部31の先端部55が、同じくケース8の一部である当接部用凹部43Aの底面56に当接している。
従って、ホルダ部材21に取り付けられたコイル16およびコンデンサ15がコイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43にそれぞれ正しく挿入され、ケース8に対するコイル16およびコンデンサ15の傾きを抑制することができる。
同様に、コイル用保持部25,25の当接部27,27の先端部28,28も、張出部46,46の図示せぬ底面に当接している。
また、コイル側位置決めピン24は、位置決めピン用凹部42Bに挿入されており、一方、コンデンサ側位置決めピン32は、位置決めピン用凹部43Bに挿入されている。
ケース8内にホルダ部材21、コイル16およびコンデンサ15を収容した状態では、ホルダ部材21の基部22は、ケース8の底壁部8Aと平行になっている。
よって、コイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43内でのコイル16およびコンデンサ15の傾きが抑制された状態で、コイル16およびコンデンサ15の挿入方向と直交する方向のコイル16およびコンデンサ15の位置決めを行うことができる。
そして、ケース8内の、コイル端子20、コンデンサ端子18、コネクタ壁部端子11、モータコネクタ端子12等を、回路基板9の対応するコイル端子用スルーホール50、コンデンサ端子用スルーホール51、コネクタ壁部端子用スルーホール48、モータコネクタ端子用スルーホール49等にそれぞれ挿入する。挿入後は、回路基板9は、ホルダ部材21の基部22およびケース8の底壁部8Aと平行になっており、基部22は、回路基板9と底壁部8Aとの間に配置されている。
よって、ケース8に対するコイル端子20、コンデンサ端子18の傾きが抑制された状態で、コイル端子20、コンデンサ端子18が回路基板9の対応するコイル端子用スルーホール50、コンデンサ端子用スルーホール51に向かうことになるので、コイル端子20、コンデンサ端子18がコイル端子用スルーホール50、コンデンサ端子用スルーホール51に挿入されやすくなる。
また、このとき、コイル16側では、図12に示すように基部22の窪み部36の開口面57が回路基板9によって覆われており、窪み部36により、基部22と回路基板9との間にコイル側通路58が形成されている。同様に、コンデンサ15側でも、基部22の窪み部40の開口面59が回路基板9によって覆われており、窪み部40により、基部22と回路基板9との間にコンデンサ側通路60が形成されている。
次に、はんだ付けの前処理として、基部22とは反対側の回路基板9の面9a側から熱風を吹き付ける。このとき、コイル側では、熱風は、図12に矢印Hで示すように回路基板9のコイル端子用スルーホール50とコイル端子20との間を通して流れ、コイル側通路58に流入する。同様に、コンデンサ15側では、熱風は、矢印H方向に沿って回路基板9のコンデンサ端子用スルーホール51とコンデンサ端子18との間を通して流れ、コンデンサ側通路60に流入する。
そして、基部22とは反対側の回路基板9の面9a側から、はんだ付けにより、コイル端子20,20、コンデンサ端子18,18および端子11,12等と、回路基板9とを固定する。
上記のように、本実施例では、ケース8内でホルダ部材21によりコイル16およびコンデンサ15を保持した状態で、ホルダ部材21の係止部23および当接部31がケース8の一部と本体部17,19の挿入方向に当接している。従って、ケース8内でホルダ部材21の保持部25,33がコイル16およびコンデンサ15の本体部17,19を保持しつつ、ケース8に対するコイル16およびコンデンサ15の移動が本体部17,19の挿入方向に規制される。これにより、コイル端子20およびコンデンサ端子18を回路基板9の対応するコイル端子用スルーホール50およびコンデンサ用スルーホール51に挿入する際に、端子20,18とスルーホール50,51との位置ずれが防止される。従って、端子20,18と回路基板9との取付が容易になり、電子制御装置1の生産性が向上する。また、このような回路基板9の容易な取付により、端子20,18への回路基板9の組付を自動化することが可能となる。
また、本実施例では、ホルダ部材21によりコイル16およびコンデンサ15を保持していることから、例えば車両の走行中に振動が加わったときに端子20,18と回路基板9との間のはんだ接続部に加わる負荷を低減することができる。
さらに、本実施例では、ホルダ部材21のコイル用係止部23およびコンデンサ用当接部31が、ある程度の深さを有したコイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43に挿入されるので、回路基板9を端子20,18に取り付ける際に、係止部23および当接部31が凹部42,43から抜けにくくなる。これにより、例えば外力が加わった際に、コイル16およびコンデンサ15の離脱や位置ずれが抑制される。
また、本実施例では、ホルダ部材21の基部22にコイル端子用貫通孔37およびコンデンサ端子用貫通孔41を設けたことから、ケース8に対する移動が拘束された基部22上の貫通孔37,41に端子20,18が挿入される。従って、ケース8に対する端子20,18の位置が安定した状態で、端子20,18を回路基板9のスルーホール50,51に挿入することができる。
さらに、本実施例では、ホルダ部材21の基部22に貫通孔35,39を設けたことから、回路基板9とコイル16およびコンデンサ15との間の通気性が向上する。これにより、はんだ付け前に回路基板9の面9a側から熱風を吹き付ける際に、回路基板9やコイル16、コンデンサ15の温度を上昇させることができる。従って、はんだ付け時に、回路基板9の両面9a,9bにはんだフィレットが形成し易くなり、はんだ付けを容易に行うことができる。
また、回路基板9とホルダ部材21の基部22との間にコイル側通路58およびコンデンサ側通路60を形成したことから、はんだ付け前の熱風が、コイル側通路58およびコンデンサ側通路60を通して、基部22の貫通孔37,41内に流入し易くなる。従って、コイル16およびコンデンサ15、特に端子20,18の温度が熱風により上昇し易くなり、これにより、はんだ付けが容易になる。また、コンデンサ15側において、コンデンサ側通路60が貫通孔39と連通しているので、熱風がコンデンサ側通路60を通して貫通孔39に流入し易くなる。これにより、熱風による回路基板9およびコンデンサ本体部17の加熱時間を短縮することができる。
さらに、本実施例では、コイル側通路58およびコンデンサ側通路60に対応した位置に複数のビア52を設けたことから、ビア52を通してコイル側通路58およびコンデンサ側通路60により多くの熱風を流入させることができる。従って、はんだ付けが容易となる。
図13には、第2の実施例のホルダ部材21が示されている。第2の実施例では、ホルダ部材21は、コイル用係止部23、コイル側位置決めピン24、コンデンサ用当接部31およびコンデンサ側位置決めピン32を備えていない。また、図14に示すように、第2の実施例では、ケース8のコネクタ壁部8Cの上面61に隣接して座面62が形成されており、この座面62と上面61とが係止面63によって接続されている。ホルダ部材21に取り付けられたコイル16およびコンデンサ15をコイル用凹部42およびコンデンサ用凹部43にそれぞれ挿入した状態では、例えばコイル16側では、基部22の下面22bが、基部22の側部22c付近においてケース8の座面62に当接しており、基部22の側部22cが、係止面63に接触している。
従って、第2の実施例では、基部22の下面22bがケース8の座面62に当接することで、コイル16およびコンデンサ15の移動が、コイル16およびコンデンサ15の挿入方向に規定される。また、基部22の側部22cが係止面63に接触することで、コイル16およびコンデンサ15の挿入方向と直交する方向のコイル16およびコンデンサ15の位置決めが行われる。
図15には、第3の実施例のホルダ部材21が示されている。第3の実施例のホルダ部材21は、第1の実施例のホルダ部材21と比較して、基部22のコイル16側およびコンデンサ15側の窪み部36,40を備えていない。
従って、第3の実施例によっても、ケース8内でホルダ部材21がコイル16およびコンデンサ15を確実に保持しつつ、ケース8に対するコイル16およびコンデンサ15の移動が本体部17,19の挿入方向に規制される。
1・・・電子制御装置
2・・・油圧ユニット
3・・・液圧ブロック
6・・・電動モータ
8・・・ケース
8A・・・底壁部
9・・・回路基板
10・・・カバー
15・・・コンデンサ
16・・・コイル
21・・・ホルダ部材
22・・・基部
23・・・コイル用係止部
24・・・コイル側位置決めピン
25・・・コイル用保持部
31・・・コンデンサ用当接部
32・・・コンデンサ側位置決めピン
33・・・コンデンサ用保持部
42・・・コイル用凹部
43・・・コンデンサ用凹部
50・・・コイル端子用スルーホール
51・・・コンデンサ端子用スルーホール

Claims (6)

  1. 本体部の一端から端子が突出した電気部品と、
    底壁部の一部に、前記電気部品の本体部を挿入可能な凹部が形成されたケースと、
    前記凹部を覆うように前記ケース内に配置され、前記電気部品の端子が電気的に接続されるスルーホールを備えた回路基板と、
    前記回路基板と前記ケースとの間に介在し、前記電気部品を保持するホルダ部材と、
    を備え、
    前記ホルダ部材は、前記回路基板と前記ケースとの間に位置するプレート状の基部と、前記本体部の外周部を把持する保持部と、前記ケースの一部と本体部の挿入方向に当接する当接部と、を備えることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記当接部は、前記本体部の外周部に沿って前記基部から延び、前記ケースに形成された当接部用凹部の底面に当接することを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記基部は、前記電気部品の端子を案内するガイド部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電子制御装置。
  4. 前記基部は、前記電気部品の本体部に対応した位置に貫通孔を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子制御装置。
  5. 前記基部は、前記ガイド部または前記貫通孔の周囲に、前記回路基板側に開口した窪み部を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の電子制御装置。
  6. 車両の車輪に付属したホイールシリンダのブレーキ油圧を制御するソレノイドバルブおよび前記ホイールシリンダにブレーキ液を供給するポンプを備えてなる液圧ブロックと、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記液圧ブロックに取り付けられ、底壁部の一部に、本体部の一端から端子が突出した電気部品の前記本体部を挿入可能とする凹部を有してなるケースと、
    前記凹部を覆うように前記ケース内に配置され、前記電気部品の端子が電気的に接続されるスルーホールを備え、前記ソレノイドバルブおよび前記モータを制御する回路基板と、
    前記回路基板と前記ケースとの間に介在し、前記電気部品を保持するホルダ部材と、
    を備え、
    前記ホルダ部材は、前記回路基板と前記ケースとの間に位置するプレート状の基部と、前記本体部の外周部を把持する保持部と、前記ケースの一部と本体部の挿入方向に当接する当接部と、を備えることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
JP2017055398A 2017-03-22 2017-03-22 電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置 Active JP6791791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017055398A JP6791791B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017055398A JP6791791B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018160489A true JP2018160489A (ja) 2018-10-11
JP6791791B2 JP6791791B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=63795155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017055398A Active JP6791791B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6791791B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210375553A1 (en) * 2020-05-27 2021-12-02 Tdk Corporation Electronic device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210375553A1 (en) * 2020-05-27 2021-12-02 Tdk Corporation Electronic device
CN113745002A (zh) * 2020-05-27 2021-12-03 Tdk株式会社 电子部件
CN113745002B (zh) * 2020-05-27 2022-11-04 Tdk株式会社 电子部件
US11646163B2 (en) * 2020-05-27 2023-05-09 Tdk Corporation Electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
JP6791791B2 (ja) 2020-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2886408A1 (en) Electronic control unit and vehicle brake hydraulic pressure control unit
US9136620B2 (en) Connecting element and related fluid assembly
CN105818794B (zh) 线圈组件
US11167740B2 (en) Coil assembly and brake control device
EP1288092A2 (en) Device for mounting coil assemblies of solenoid valves in electronically controlled brake systems
US20200055508A1 (en) Electrical component assembly and vehicular brake fluid pressure control device
JP2018160489A (ja) 電子制御装置およびブレーキ液圧制御装置
JP2018049859A (ja) コイル組立体およびブレーキ制御装置
CN108778867B (zh) 电子控制装置
US20180035555A1 (en) Electronic Control Device
CN105083244A (zh) 制动流体压力控制致动器
JP6917157B2 (ja) コイル組立体およびブレーキ制御装置
US9381898B2 (en) Actuator for brake fluid pressure control
US20190359193A1 (en) Electric component assembly, and brake fluid pressure control device for vehicle
KR20080088264A (ko) 전자제어식 브레이크 시스템용 전자제어장치
JP5323630B2 (ja) ハウジング装置の製造方法およびハウジング装置並びにこれを用いた車両用ブレーキ液圧制御装置
JP5281608B2 (ja) 電子制御ユニットおよび車両用ブレーキ液圧制御装置
CN106024271B (zh) 制动控制装置用扼流圈
KR20200138896A (ko) 차량의 자세 제어 장치의 솔레노이드 밸브의 솔레노이드 코일 어셈블리
JP2018131187A (ja) 電気部品組立体および車両用ブレーキ液圧制御装置
CN209839136U (zh) 控制阀装置
JP2018133546A (ja) コイル組立体およびブレーキ制御装置
JP2017184332A (ja) 端子付きボビン、モータおよび端子付きボビンの製造方法
JP3600302B2 (ja) コネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造およびその組付方法
JPH11301440A (ja) ターミナルボード及びその部品固定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6791791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250