JP2018158052A - 運動解析装置、運動解析システム、運動解析方法及びプログラム - Google Patents

運動解析装置、運動解析システム、運動解析方法及びプログラム Download PDF

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Shogo Hashimoto
章吾 橋本
将宏 織田
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将宏 織田
英明 松田
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英明 松田
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Hiroyuki Kato
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Abstract

【課題】より精度良く動作者による動作の結果を推定できるようにする。【解決手段】携帯端末2のCPU21は、センサ1によりユーザUのゴルフスイング動作を計測することにより得られる第一の運動情報と、その第一の運動情報に対応する動作の結果情報とを複数取得して第一通信部27によりサーバ3に送信する。サーバ3のCPU31は、携帯端末2から送信された複数の第一の運動情報及び結果情報に基づいて機械学習を行い、入力された第二の運動情報に対応する飛球結果を推定するためのモデルを生成して携帯端末2に送信する。携帯端末2のCPU21は、サーバ3から受信したモデルを用いることにより、センサ1により新たにユーザUの所定の動作を計測することにより得られる第二の運動情報に対応する結果を推定し、表示部25及び/又は音声出力部26により推定結果を出力する。【選択図】図7

Description

本発明は、運動解析装置、運動解析システム、運動解析方法及びプログラムに関する。
従来、器具に備えられたセンサから得られるデータより、打撃後のボールの挙動を予測する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−116719号公報
特許文献1には、上記の技術により広い練習場でなくとも器具の加速度や回転状態から打撃時のボールの方向や球種を推定することが可能である旨の記載がされている。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えばゴルフスイング動作といった個人の癖による影響の大きい動作では、必ずしも精度高く推定処理を行うことが出来ないという課題があった。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、より精度良く動作者による動作の結果を推定することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の運動解析装置は、
動作者の所定の動作をセンサで計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得する第一の取得手段と、
前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者の所定の動作を前記センサで計測することにより得られる第二の運動情報を取得する第二の取得手段と、
前記第一の取得手段により取得された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された結果を出力する出力手段と、
を備えること、を特徴とする。
本発明によれば、より精度良く動作者による動作の結果を推定することが可能となる。
本実施形態の運動解析システムの全体構成例を示す図である。 図1のセンサのユーザへの装着態様と3軸の方向を模式的に示す図である。 図1のセンサの機能的構成を示すブロック図である。 図1の携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。 図1のサーバの機能的構成を示すブロック図である。 ユーザのゴルフスイング動作におけるY軸方向の角速度の計測結果を示す図である。 学習処理の流れを示す図である。 飛球結果推定処理の流れを示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[運動解析システム100の構成]
図1は、本発明の実施形態における運動解析システム100の全体構成を示す図である。運動解析システム100は、図1に示すように、センサ1と携帯端末2とが通信可能に構成され、携帯端末2とサーバ3とが通信可能に構成されている。
[センサ1の構成]
センサ1は、図2に示すように、例えば、動作者であるユーザUの腰部等に装着され、ユーザUのゴルフスイング動作を計測してセンサデータを取得し、携帯端末2に送信する。
図3は、センサ1の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように、センサ1は、CPU11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、操作部14、センサ部15、通信部16等を備えて構成され、各部はバス17により接続されている。
CPU11は、記憶部13に記憶されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うプロセッサである。例えば、操作部14の操作によりセンサ1が学習モードで起動された場合、CPU11は、記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により、後述する学習処理のセンサ1側の処理を実行する(図7参照)。また、操作部14によりセンサ1がトレーニングモードで起動された場合、CPU11は、記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により、後述する飛球結果推定処理のセンサ1側の処理を実行する(図8参照)。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、データを一時的に記憶する。例えば、RAM12は、センサ部15により取得された計測結果を時系列に並べて(時刻に対応付けて)センサデータとして記憶する。
記憶部13は、不揮発性の半導体メモリやハードディスク等により構成される。記憶部13には、CPU11で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
操作部14は、各種機能キーを備え、ユーザによる各キーの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU11に出力する。
センサ部15は、図2に示すX軸、Y軸、Z軸の3軸加速度センサ、3軸ジャイロセンサ及び3軸地磁気センサ等を備えて構成され、ユーザUのゴルフスイング動作における3軸方向の加速度、角速度及び地磁気等を計測して、各センサにおける計測結果を示すセンサデータをCPU11に出力する。
通信部16は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE))等の無線通信方式により外部機器とデータ通信を行う。
[携帯端末2の構成]
携帯端末2(端末装置)は、センサ1から送信されたゴルフスイング動作におけるセンサデータ又はその特徴量を第一の運動情報として、そのゴルフスイング動作の結果情報(ここでは、そのゴルフスイング動作による飛球結果情報)と対応付けてサーバ3に送信する。また、サーバ3において複数の第一の運動情報及び結果情報に基づく機械学習によって生成されたモデルを用いて、センサ1から新たに送信されたセンサデータに基づく第二の運動情報からゴルフスイングの動作結果を推定し、推定結果を出力する。ここで、第一の運動情報は、機械学習のための教師データとなる運動情報を指す。第二の運動情報は、機械学習により生成されたモデルに入力される、飛球結果の推定対象となる動作に係る運動情報を指す。
携帯端末2としては、例えば、後述する運動解析アプリケーションを搭載したウェアラブル端末やスマートフォン、タブレット等が適用可能である。
図4は、携帯端末2の機能的構成を示すブロック図である。図4に示すように、携帯端末2は、CPU21、RAM22、記憶部23、操作部24、表示部25、音声出力部26、第一通信部27、第二通信部28等を備えて構成され、各部はバス29により接続されて構成されている。
CPU21は、記憶部23のプログラム記憶部231に記憶されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うプロセッサである。例えば、CPU21は、操作部24により運動解析アプリケーション(以下、運動解析アプリ)の起動が指示されると、プログラム記憶部231に記憶されている運動解析アプリを起動する。操作部24により学習モードが設定されると、CPU21は、運動解析アプリとの協働により、後述する学習処理の携帯端末2側の処理を実行する。また、操作部24によりトレーニングモードが選択されると、CPU21は、運動解析アプリとの協働により後述する飛球結果推定処理の携帯端末2側の処理を実行する。本実施形態において、CPU21は、推定手段として機能する。また、CPU21は、第二通信部28との協働により、第一の取得手段、第二の取得手段として機能する。
RAM22は、CPU21に作業用のメモリ空間を提供し、データを一時的に記憶する。
記憶部23は、不揮発性の半導体メモリやハードディスク等により構成される。記憶部23には、プログラム記憶部231及びモデル情報記憶部232が設けられている。
プログラム記憶部231には、CPU21で実行されるシステムプログラムや運動解析アプリを始めとする各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。ここで、運動解析アプリは、外部のサーバ(図示せず)からダウンロードされたものであり、運動解析アプリのダウンロード時には携帯端末2のユーザを識別するためのユーザIDが発行され、このユーザIDが運動解析アプリと併せてプログラム記憶部231に記憶されている。
モデル情報記憶部232には、サーバ3から送信された機械学習のモデル情報が記憶されている。
操作部24は、各種機能キーを備え、ユーザによる各キーの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU21に出力する。また、操作部24は、表示部25の表面を覆うように透明電極を格子状に配置したタッチパネル等を有し、手指やタッチペン等で押下された位置を検出し、その位置情報を操作情報としてCPU21に出力する。
表示部25は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU21からの表示制御信号に従って、画面上に各種表示を行う。
音声出力部26は、CPU21からの制御に従って音声や報知音を出力する。
表示部25及び音声出力部26は、出力手段として機能する。
第一通信部27は、無線により基地局又はアクセスポイントを介して移動体通信網を含むインターネット等の通信ネットワークに接続し、通信ネットワークに接続されたサーバ3を始めとする外部装置との通信を行う。
第二通信部28は、例えば、BLE等の無線通信方式により、センサ1を始めとする外部機器とデータ通信を行う。
[サーバ3の構成]
サーバ3は、携帯端末2から送信された第一の運動情報及び結果情報を対応付けて蓄積し、蓄積した複数の第一の運動情報及び結果情報を教師データとして、機械学習アルゴリズムにより、入力された第二の運動情報から飛球結果を推定するためのモデルを生成する。
図5は、サーバ3の機能的構成を示すブロック図である。図5に示すように、サーバ3は、CPU31、RAM32、記憶部33、操作部34、通信部35等を備えて構成され、各部はバス36により接続されて構成されている。
CPU31は、記憶部33のプログラム記憶部331に記憶されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うプロセッサである。例えば、CPU31は、通信部35により携帯端末2からユーザID、第一の運動情報及び結果情報を受信すると、受信したユーザID、第一の運動情報及び結果情報を対応付けて運動情報記憶部332に蓄積する。また、CPU31は、運動情報記憶部332において各ユーザIDに対応付けて記憶されている第一の運動情報及び結果情報が所定数以上になると、プログラム記憶部331に記憶されている機械学習プログラムに従って、そのユーザIDに対応する複数の第一の運動情報及び結果情報を教師データとして機械学習を行うことにより、入力された第二の運動情報から飛球結果を推定するためのモデルを生成し、生成したモデルをユーザIDに対応付けてモデル情報記憶部333に記憶する。また、CPU31は、通信部35により携帯端末2からユーザIDとともにモデルの取得要求が受信されると、受信したユーザIDに対応するモデルをモデル情報記憶部333から読み出して通信部35によりサーバ3に送信する。CPU31は、学習手段として機能する。
RAM32は、CPU31に作業用のメモリ空間を提供し、データを一時的に記憶する。
記憶部33は、不揮発性の半導体メモリやハードディスク等により構成される。記憶部33には、プログラム記憶部331、運動情報記憶部332及びモデル情報記憶部333が設けられている。
プログラム記憶部331には、CPU31で実行されるシステムプログラムや機械学習プログラムを始めとする各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
運動情報記憶部332は、携帯端末2から送信されてきたユーザID、第一の運動情報及び結果情報が対応付けて記憶される。
モデル情報記憶部333には、機械学習により生成したモデル情報がユーザIDに対応付けて記憶される。
操作部34は、各種機能キーを備え、ユーザによる各キーの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU31に出力する。
通信部35は、有線又は無線によりインターネット等の通信ネットワークに接続し、通信ネットワークに接続された携帯端末2を始めとする外部装置との通信を行う。
[運動解析システム100の動作]
次に、運動解析システム100の動作について説明する。
図6は、ゴルフスイングの一連の動作と、ゴルフスイングの一連の動作時においてセンサ部15により計測されるY軸周り角速度の一例を示す図である。図6に示すように、ゴルフスイングの一連の動作は、アドレス、トップ、ハーフ、インパクト、フィニッシュを含む。ここで、アドレスはテイクバックを開始する直前、トップはバックスイングからダウンスイングへの切り替えし点、ハーフはダウンスイング中にシャフトが水平になる位置、インパクトはゴルフクラブがボールに当たる瞬間、フィニッシュはフォロースルー後に通常の姿勢に戻る切り替えし点を意味する。フォワードスイング方向を正としてユーザUのY軸周りの角速度を基準に見た場合、アドレスはゼロ近傍からマイナスへ移行する直前、トップはマイナスからプラスへ転じる点、ハーフは最大値近傍、インパクトは最大値から少し経過した点、フィニッシュはプラスからゼロ近傍もしくはマイナスへ移行する点である。
運動解析システム100において、ゴルフスイングの動作から飛球結果を推定するには、まず、学習フェーズでユーザUがセンサ1を装着して実際にゴルフスイングの一連の動作を行ってゴルフボールを打ち、そのときにセンサ1において計測されたセンサデータに基づく第一の運動情報及び飛球結果の結果情報を所定数以上蓄積して機械学習によりモデルを生成する。モデルの生成後は、トレーニングフェーズにおいてユーザUがセンサ1を装着してゴルフスイングにおけるアドレスからトップまでの動作を行うと、そのときにセンサ1で計測されたセンサデータに基づく第二の運動情報を入力として、学習フェーズで生成されたモデルを用いて飛球結果の推定を行う。以下、学習フェーズとトレーニングフェーズのそれぞれについて説明する。
(学習フェーズ)
学習フェーズにおいて、ユーザUは、センサ1を腰に装着して学習モードで起動する。また、ユーザUは、携帯端末2の運動解析アプリを起動して操作部24により学習モードに設定する。そして、ゴルフスイングの一連の動作を行う。
図7は、学習フェーズにおいて、運動解析システム100を構成する各装置間において実行される学習処理の流れを示す図である。図7に示すセンサ1側の処理は、センサ1のCPU11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。携帯端末2側の処理は、CPU21とプログラム記憶部231に記憶されている運動解析アプリとの協働により実行される。また、サーバ3側の処理は、サーバ3とプログラム記憶部331に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
センサ1において、CPU11は、センサ部15によりスイング開始が検知されるのを待機する(ステップS1)。
ここで、図6に示すように、ユーザUがゴルフスイングを開始すると、センサ部15の角速度センサから出力されるY軸周りの角速度が0からマイナスへ変化する。そこで、例えば、ステップS1においては、センサ部15から出力されたY軸周りの角速度がマイナス方向に予め定められた閾値以上に変化した場合に、スイング開始が検知されたと判断する。
センサ部15によりスイング開始が検知されたと判断した場合(ステップS1;YES)、CPU11は、センサ部15によりスイング完了が検知されるのを待機する(ステップS2)。
ここで、図6に示すように、一連のゴルフスイング動作が完了すると、センサ部15の角速度センサから出力されるY軸周りの角速度がほぼ0で一定となる。そこで、例えば、ステップS2においては、スイング開始の検知後にセンサ部15から出力されたY軸周りの角速度が再度0で一定となった場合に、スイング完了が検知されたと判断する。
センサ部15によりスイング完了が検知されたと判断した場合(ステップS2;YES)、CPU11は、スイング開始から完了までの間にセンサ部15において取得されたセンサデータを通信部16により携帯端末2に送信する(ステップS3)。
携帯端末2において、第二通信部28によりセンサ部15からのセンサデータを受信すると、CPU21は、受信したセンサデータを取得してRAM22に読み出す(ステップS4)。
次いで、CPU21は、受信したセンサデータからアドレス〜トップの範囲を切り出して第一の運動情報として取得する(ステップS5)。
ここで、トップは、バックスイングとダウンスイングの切り替えし点であり、図6に示すように、Y軸周りの角速度の符号が反転する時点である。トップの後、Y軸周りの角速度が最大となる位置(ハーフ近傍)まではY軸周りの角速度の符号が反転することはない。そこで、CPU21は、Y軸周りの角速度が最大となる時点から遡ってY軸周りの角速度の符号が最初に反転する時点をトップとして特定する。
また、アドレスは、テイクバックを開始する時点であり、図6に示すように、トップから遡り、Y軸周りの角速度がほぼ0になる時点である。そこで、CPU21は、トップから遡ってY軸周りの角速度が予め設定された閾値(例えば、−0.3[rad/s])以上となった時点をアドレスの時点として特定する。
そして、CPU21は、センサデータのアドレスからトップまでの範囲を切り出して第一の運動情報として取得する。残りの範囲のデータは削除する。
次いで、CPU21は、表示部25に飛球結果の入力画面を表示し、操作部24による飛球結果の入力を受け付ける(ステップS6)。
ここで、飛球結果としては、例えば、成功又は失敗を示す区分と、その詳細を入力する。成功の場合に入力する詳細項目としては、例えば、飛球方向(例えば、右、正面又は左)、打球(例えば、ストレート、スライス又はフック)、飛距離のうち、少なくとも一つが挙げられる。失敗の場合に入力する詳細項目としては、例えば、失敗の種類(例えば、ダフリ又はトップ)が挙げられる。
なお、入力画面で要求されている必須項目が入力されずに入力完了が指示された場合、エラーとなるものとする。
次いで、CPU21は、運動解析アプリのユーザIDを読み出して、ユーザID、取得した第一の運動情報及び入力された飛球結果の結果情報を対応付けて第一通信部27によりサーバ3に送信する(ステップS7)。
サーバ3においては、通信部35により携帯端末2からユーザID、第一の運動情報及び結果情報を受信すると、CPU31は、受信したユーザID、第一の運動情報及び飛球結果を対応付けて運動情報記憶部332に記憶する(ステップS8)。
次いで、CPU31は、運動情報記憶部332に記憶されている、受信したユーザIDに対応する第一の運動情報及び結果情報のデータ数が所定数以上であるか否かを判断する(ステップS9)。
受信したユーザIDに対応する第一の運動情報及び結果情報のデータ数が所定数以上ではないと判断した場合(ステップS9;NO)、学習処理は終了する。
一方、受信したユーザIDに対応する第一の運動情報及び結果情報の数が所定数以上であると判断した場合(ステップS9;YES)、CPU31は、受信したユーザIDに対応する第一の運動情報及び結果情報を運動情報記憶部332から読み出して、教師データとして機械学習プログラムに入力し、新たに入力される第二の運動情報から飛球結果を推定するためのモデルを生成する(ステップS10)。そして、生成したモデルをユーザID及び更新フラグに対応付けてモデル情報記憶部333に記憶させ(ステップS11)、学習処理を終了する。
ここで、機械学習プログラムに用いられるアルゴリズムとしては、SVM(サポートベクタマシン)、ランダムフォレスト、J48等、公知のいずれのアルゴリズムを用いてもよい。また、第一の運動情報としては、センサ1から取得されたセンサデータのアドレスからトップまでの範囲を切り出したセンサデータをそのまま機械学習プログラムに入力してもよいし、アドレスからトップまでが切り出されたセンサデータの合計値、平均値、中央値、標準偏差、分散、最大値、最小値等のいずれかの特徴量または複数の特徴量の組み合わせを算出して第一の運動情報として取得して機械学習アルゴリズムに入力することとしてもよい。
(トレーニングフェーズ)
トレーニングフェーズにおいて、ユーザUは、まず、センサ1を腰に装着してトレーニングモードで起動する。また、ユーザUは、携帯端末2の運動解析アプリを起動して操作部24によりトレーニングモードに設定する。そして、ゴルフスイングの一連の動作の、少なくともアドレスからトップまでの動作を行う。このとき、ゴルフクラブは持たなくてもよい。
図8は、トレーニングフェーズにおいて、運動解析システム100を構成する各装置間において実行される飛球結果推定処理の流れを示す図である。図8に示すセンサ1側の処理は、センサ1のCPU11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。携帯端末2側の処理は、CPU21とプログラム記憶部231に記憶されている運動解析アプリとの協働により実行される。また、サーバ3側の処理は、サーバ3とプログラム記憶部331に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、携帯端末2において、トレーニングモードが設定されると、CPU21は、第一通信部27によりサーバ3にユーザIDを送信し、ユーザIDに対応するモデルが更新されたか否かを問い合わせる(ステップS21)。
サーバ3のCPU31は、通信部35を介して携帯端末2によりモデルの更新の問い合わせを受信すると、モデル情報記憶部333を参照して受信したユーザIDに対応するモデルに更新フラグが対応付けられているか否かを判断する(ステップS22)。
受信したユーザIDに対応するモデルに更新フラグが対応付けられていると判断した場合(ステップS22;YES)、CPU31は、該当するモデルを読み出して通信部35により携帯端末2に送信する(ステップS23)。送信後、CPU31は、送信したモデルに対応付けられている更新フラグを削除する(ステップS24)。
携帯端末2において、第一通信部27によりモデルを受信した場合(ステップS25;YES)、CPU21は、受信したモデルによりモデル情報記憶部232に記憶されているモデルを更新する(ステップS26)。なお、モデル情報記憶部232にモデルが記憶されていない場合は、受信したモデルをモデル情報記憶部232に記憶する。
また、センサ1においては、トレーニングモードで起動されると、CPU11は、センサ部15によりスイング開始が検知されるのを待機する(ステップS27)。
センサ部15におけるスイング開始の検知の手法は、ステップS1で説明したものと同様であるので説明を援用する。
センサ部15によりスイング開始が検知されたと判断した場合(ステップS27;YES)、CPU11は、センサ部15によりトップ動作完了が検知されるのを待機する(ステップS28)。
ここで、図6に示すように、トップは、Y軸周りの角速度の符号が反転する時点である。そこで、例えば、ステップS28においては、スイング開始を検知後、センサ部15から出力されたY軸周りの角速度の符号が初めて反転した場合に、トップ動作完了が検知されたと判断する。
センサ部15によりトップ動作完了が検知されたと判断した場合(ステップS28;YES)、CPU11は、スイング開始からトップ動作完了までの間にセンサ部15において取得されたセンサデータを通信部16により携帯端末2に送信する(ステップS29)。
携帯端末2において、第二通信部28によりセンサ部15からのセンサデータを受信すると、CPU21は、受信したセンサデータを取得してRAM22に読み出す(ステップS30)。
次いで、CPU21は、受信したセンサデータからアドレス〜トップの範囲を切り出して第二の運動情報として取得する(ステップS31)。
ここで、上述のように、トップはバックスイングとダウンスイングの切り替えし点であり、例えば、図6に示すように、Y軸周りの角速度の符号が反転する時点である。また、ステップS30で取得されるセンサデータは、トップを検知した直後までのデータである。そこで、センサデータの最終時点から遡ってY軸周りの角速度の符号が最初に反転する時点をトップとして特定する。
また、アドレスは、上述のように、テイクバックを開始する時点であり、図6に示すように、トップから遡り、Y軸周りの角速度がほぼ0になる時点である。そこで、CPU21は、トップから遡ってY軸周りの角速度が予め設定された閾値(例えば、−0.3[rad/s])以上となった時点をアドレスの時点として特定する。
そして、CPU21は、特定したアドレスからトップまでの範囲のセンサデータを切り出して第二の運動情報として取得する。残りの範囲のデータは削除する。
なお、上述のように、アドレスからトップまでが切り出されたセンサデータの合計値、平均値、中央値、標準偏差、分散、最大値、最小値等のいずれかの特徴量または複数の特徴量の組み合わせを算出して第二の運動情報として取得してもよい。
次いで、CPU21は、取得した第二の運動情報を入力として、モデル情報記憶部232に記憶されているモデルを用いて第二の運動情報に対応する飛球結果を推定する(ステップS32)。
飛球結果としては、例えば、飛球の成功又は失敗を推定する。また、成功の場合、飛球方向(例えば、右、正面又は左)、打球(例えば、ストレート、スライス又はフック)、飛距離等を推定してもよい。失敗の場合、失敗の種類(例えば、トップ、ダフリ)を推定してもよい。また、例えば、飛球方向であれば右の確率が○%、ストレートの確率が△%、左の確率が□%等、それぞれが発生する確率込で推定してもよい。
そして、CPU21は、推定した飛球結果を表示部25及び/又は音声出力部26により出力し(ステップS33)、飛球結果推定処理を終了する。
ステップS33においては、例えば、推定された飛球結果を表示部25に表示する。飛球結果は、文字で表示してもよいし、飛球結果のイメージ(実際に飛球方向にボールが飛んでいく画像等)を表示してもよい。推定された飛球結果を音声出力部26から音声により出力することとしてもよい。また、表示と音声(音)の双方を出力することとしてもよい。表示、出力する推定結果は、一番可能性が高い結果を表示、出力することとしてもよいし、それぞれの発生する確率込で表示、出力することとしてもよい。
以上説明したように、運動解析システム100によれば、携帯端末2のCPU21は、センサ1によりユーザUのゴルフスイング動作を計測することにより得られる第一の運動情報と、その第一の運動情報に対応する動作の結果情報とを複数取得して第一通信部27によりサーバ3に送信する。サーバ3のCPU31は、携帯端末2から送信された複数の第一の運動情報及び結果情報に基づいて機械学習を行い、入力された第二の運動情報に対応する飛球結果を推定するためのモデルを生成して携帯端末2に送信する。携帯端末2のCPU21は、サーバ3から受信したモデルを用いることにより、センサ1により新たにユーザUの所定の動作を計測することにより得られる第二の運動情報に対応する結果を推定し、表示部25及び/又は音声出力部26により推定結果を出力する。
したがって、ユーザ自身のゴルフスイング動作とその飛球結果を学習して、新たにユーザが行ったゴルフスイング動作による飛球結果を推定するので、ユーザの癖を反映した飛球結果の推定を行うことができ、より精度良くユーザのゴルフスイング動作の結果を推定することができる。
また、携帯端末2のCPU21は、ユーザUのゴルフスイングの一連の動作をセンサ1で計測することにより得られるセンサデータから、アドレスからトップまでの範囲の計測結果を切り出したものを第一の運動情報として取得し、その時の飛球結果とともにサーバ3に送信し、新たにユーザUのゴルフスイングのアドレスからトップまでの動作をセンサ1で計測することにより得られるセンサデータを第二の運動情報として取得し、第二の運動情報に対応するユーザUのゴルフスイングによる飛球結果を推定する。
したがって、ユーザは、一連のゴルフスイング動作をせずにバックスイング動作をするだけで飛球結果を知ることが可能となる。また、ユーザは、バックスイング動作の飛球への影響を把握することができ、ユーザのバックスイング動作の改善に役立てることができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る運動解析システムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、第一の運動情報及び結果情報に基づく機械学習をサーバ3において行う場合を例にとり説明したが、携帯端末2に搭載された運動解析アプリに機械学習を行う機能を含み、携帯端末2で機械学習を行うこととしてもよい。すなわち、携帯端末2のCPU21は、運動解析アプリとの協働により、取得した第一の運動情報及び結果情報を対応付けて記憶部23に蓄積記憶し、所定数以上のデータが記憶された場合に、記憶部23に記憶されている複数の第一の運動情報及び結果情報に基づいて機械学習を行って新たに入力された第二の運動情報に対応する飛球結果を推定するためのモデルを生成し、生成したモデルに基づいて、入力された第二の運動情報に対応するユーザのゴルフスイングによる飛球結果を推定することとしてもよい。
本実施形態のように、機械学習をサーバ3で行うことにより、携帯端末2の処理負荷を低減することができる。また、機械学習を携帯端末2で行うことにより、サーバ3を設置する必要がなくなり、システム構成を簡単にすることができる。
また、上記実施形態で説明したように、サーバ3で生成したモデルを携帯端末2に送信し、携帯端末2において第二の運動情報に対応する飛球結果を推定することで、ユーザがトレーニングフェーズでゴルフスイングを行ったときの飛球結果のレスポンスが速くなるため好ましいが、サーバ3において飛球結果を推定して携帯端末2に結果を送信することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、携帯端末2とセンサ1が別体である場合を例にとり説明したが、携帯端末2に3軸加速度センサ、3軸ジャイロセンサ及び3軸地磁気センサ等を備え、センサデータの取得についても携帯端末2で行う構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、携帯端末2においてセンサデータからアドレス〜トップの範囲の切り出し等を行うこととして説明したが、センサ1で行うこととしてもよいし、サーバ3で行うこととしてもよい。センサ1や携帯端末2でセンサデータからアドレス〜トップの範囲の切り出しを行うことで、送信するデータ量を抑えることができる。また、サーバ3でアドレス〜トップの範囲の切り出しを行うことで、センサ1や携帯端末2側の処理を低減することができる。
また、センサ1が飛球結果を入力するためのインターフェース及び飛球結果を出力するための出力部を備え、かつサーバ3と通信接続可能な構成とした場合、センサ1とサーバ3で本発明の運動解析装置の機能を実現することとしてもよい。例えば、センサ1において第一の運動情報及び飛球結果情報を取得してサーバ3に送信し、サーバ3において機械学習を行ってモデルを生成し、生成したモデルに基づいて第二の運動情報に対応する飛球結果を推定し、推定結果をセンサ1に送信してセンサ1において結果を出力することとしてもよい。
すなわち、本発明の運動解析装置の各手段の機能は、単体の装置が備えていてもよいし、複数の装置に分散して備えることとしてもよい。例えば、上記実施形態で説明したように、「センサ1と携帯端末2とサーバ3」に分散して備えてもよいし、「センサ1と携帯端末2」、「携帯端末2とサーバ3」、「センサ1とサーバ3」に分散して備えてもよい。また、携帯端末2やセンサ1単体で備えていてもよい。
また、上記実施形態においては、携帯端末2の表示部25及び/又は音声出力部26から飛球結果を出力することとしたが、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の外部装置で飛球結果のイメージを表示することとしてもよい。また、光や振動等によって飛球結果をユーザに報知する構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、センサ1をユーザUの腰に装着することとして説明したが、これに限定されない。例えば、スマートウォッチのようなリストデバイスであってもよい。また、その他の部位(頭、腕、手首)に装着してもよい。手軽なため、身体に装着することが望ましいが、ゴルフクラブに装着することとしてもよい。また、複数個所にセンサ1を装着し、複数のセンサ1からのセンサデータに基づいて第一の運動情報や第二の運動情報を取得することとしてもよい。例えば、腰と背中にセンサ1を装着して第一の運動情報や第二の運動情報を取得することとしてもよい。腰と肩の捻転差は各種競技で重要になるパラメータであるため、効果的である。
また、上記実施形態においては、センサ1からセンサデータを直接取得することとしたが、外部のネットワークを介して取得することとしてもよい。
また、上記実施形態では、アドレスからトップまでのバックスイング動作から飛球結果を推定する場合を例にとり説明したが、アドレスからフィニッシュまでの一連の動作から飛球結果を推定することとしてもよい。
また、ボールとユーザUの立っている位置との相対関係によってもゴルフクラブのボールへの当たり方が変わる。そこで、ボールとユーザUが立っている位置との相対距離を取得して、機械学習による飛球結果の推定のパラメータに加えてもよい。これにより、推定精度を向上させることができる。ボールまでの相対距離は、ユーザUの前傾角度と使用しているゴルフクラブのシャフトの長さにより算出することができる。ユーザUの前傾角度は、例えば、アドレス時におけるセンサ1のセンサ部15により計測されるX軸周りの加速度により特定することができる。ゴルフクラブのシャフトの長さは、予め携帯端末2の記憶部23等においてゴルフクラブの番手とシャフトの長さを対応付けて記憶しておき、ユーザUが操作部24により番手を入力することにより特定することができる。この場合は、トレーニングモードにおいてもユーザはゴルフクラブを使用することが必要となる。
また、上記実施形態においては、学習フェーズの飛球結果の入力を操作部24によりユーザが手動で入力することとして説明したが、デジタルカメラによりユーザUのゴルフスイング動作を撮影し、得られた撮影画像を携帯端末2等で解析して飛球結果を自動的に入力することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、センサ1が3軸加速度センサ、3軸ジャイロセンサ(角速度センサ)及び3軸地磁気センサを含むこととして説明したが、3軸加速度センサ、3軸ジャイロセンサ又は3軸地磁気センサを含む構成であってもよい。または、センサ1は、ユーザUの動作を撮像するイメージセンサを含むこととしてもよい。
また、上記実施形態においては、本発明をゴルフスイング動作からのボールの飛球結果の推定に適用した場合を例にとり説明したが、これに限定されず、例えば、テニスやゲートボール等における飛球結果の推定に適用することもできる。
その他、運動解析システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
動作者の所定の動作をセンサで計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得する第一の取得手段と、
前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者の所定の動作を前記センサで計測することにより得られる第二の運動情報を取得する第二の取得手段と、
前記第一の取得手段により取得された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された結果を出力する出力手段と、
を備えること、を特徴とする運動解析装置。
<請求項2>
前記第一の取得手段により取得される複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて機械学習を行い、入力された前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定するためのモデルを生成する学習手段を備え、
前記推定手段は、前記学習手段により生成されたモデルを用いることにより、複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づき前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定すること、
を特徴とする請求項1に記載の運動解析装置。
<請求項3>
前記第一の取得手段は、前記動作者の前記所定の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第一の運動情報として取得し、
前記第二の取得手段は、前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者の前記所定の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第二の運動情報として取得すること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の運動解析装置。
<請求項4>
前記所定の動作は、一連の動作からなり、
前記第一の取得手段は、前記動作者の一連の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果から予め定められた範囲の計測結果を切り出したもの又はその特徴量を前記第一の運動情報として取得し、
前記第二の取得手段は、前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者が行った前記予め定められた範囲の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第二の運動情報として取得すること、
を特徴とする請求項3に記載の運動解析装置。
<請求項5>
前記所定の動作は、ゴルフスイングであり、前記結果情報は、前記動作者のゴルフスイングによる飛球結果を示す情報であり、
前記第一の取得手段は、前記動作者のゴルフスイングの一連の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果から、アドレスからトップまでの範囲の計測結果を切り出したもの又はその特徴量を前記第一の運動情報として取得し、
前記第二の取得手段は、前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者のゴルフスイングのアドレスからトップまでの動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第二の運動情報として取得し、
前記推定手段は、前記第二の運動情報に対応する前記動作者のゴルフスイングによる飛球結果を推定すること、
を特徴とする請求項4に記載の運動解析装置。
<請求項6>
前記所定の動作は、前記動作者による一連の動作の一部であり、
前記推定手段は、前記第一の取得手段により取得された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定すること、
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の運動解析装置。
<請求項7>
前記推定手段は、前記第二の取得手段により前記第二の運動情報が取得されると、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定すること、
を特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の運動解析装置。
<請求項8>
前記出力手段は、前記推定手段により推定された結果を表示する表示手段又は前記推定手段により推定された結果を音声により出力する音声出力手段を含むこと、
を特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の運動解析装置。
<請求項9>
前記センサは前記動作者の身体に装着可能な加速度及び角速度センサ、又は前記動作者の所定の動作を撮像するイメージセンサを含むこと、
を特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の運動解析装置。
<請求項10>
センサと、前記センサと通信可能な端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバと、を備える運動解析システムであって、
前記端末装置は、前記センサにより動作者の所定の動作を計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得して前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記端末装置から送信された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて機械学習を行い、入力された第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定するためのモデルを生成して前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記サーバから受信したモデルを用いることにより、前記センサにより新たに前記動作者の所定の動作を計測することにより得られる前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定し、推定結果を出力すること、
を特徴とする運動解析システム。
<請求項11>
動作者の所定の動作をセンサで計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得する工程と、
前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者の所定の動作を前記センサで計測することにより得られる第二の運動情報を取得する工程と、
複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定する工程と、
前記推定された結果を出力する工程と、
を含むこと、を特徴とする運動解析方法。
<請求項12>
コンピュータを、
動作者の所定の動作をセンサで計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得する第一の取得手段、
前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、前記動作者の所定の動作を前記センサで計測することにより得られる第二の運動情報を取得する第二の取得手段、
前記第一の取得手段により取得された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定する推定手段、
前記推定手段により推定された結果を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。
100 運動解析システム
1 センサ
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 操作部
15 センサ部
16 通信部
17 バス
2 携帯端末
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
231 プログラム記憶部
232 モデル情報記憶部
24 操作部
25 表示部
26 音声出力部
27 第一通信部
28 第二通信部
29 バス
3 サーバ
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
331 プログラム記憶部
332 運動情報記憶部
333 モデル情報記憶部
34 操作部
35 通信部
36 バス

Claims (12)

  1. 動作者の所定の動作をセンサで計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得する第一の取得手段と、
    前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者の所定の動作を前記センサで計測することにより得られる第二の運動情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段により取得された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された結果を出力する出力手段と、
    を備えること、を特徴とする運動解析装置。
  2. 前記第一の取得手段により取得される複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて機械学習を行い、入力された前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定するためのモデルを生成する学習手段を備え、
    前記推定手段は、前記学習手段により生成されたモデルを用いることにより、複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づき前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の運動解析装置。
  3. 前記第一の取得手段は、前記動作者の前記所定の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第一の運動情報として取得し、
    前記第二の取得手段は、前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者の前記所定の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第二の運動情報として取得すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の運動解析装置。
  4. 前記所定の動作は、一連の動作からなり、
    前記第一の取得手段は、前記動作者の一連の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果から予め定められた範囲の計測結果を切り出したもの又はその特徴量を前記第一の運動情報として取得し、
    前記第二の取得手段は、前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者が行った前記予め定められた範囲の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第二の運動情報として取得すること、
    を特徴とする請求項3に記載の運動解析装置。
  5. 前記所定の動作は、ゴルフスイングであり、前記結果情報は、前記動作者のゴルフスイングによる飛球結果を示す情報であり、
    前記第一の取得手段は、前記動作者のゴルフスイングの一連の動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果から、アドレスからトップまでの範囲の計測結果を切り出したもの又はその特徴量を前記第一の運動情報として取得し、
    前記第二の取得手段は、前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者のゴルフスイングのアドレスからトップまでの動作を前記センサで計測することにより得られる計測結果又はその特徴量を前記第二の運動情報として取得し、
    前記推定手段は、前記第二の運動情報に対応する前記動作者のゴルフスイングによる飛球結果を推定すること、
    を特徴とする請求項4に記載の運動解析装置。
  6. 前記所定の動作は、前記動作者による一連の動作の一部であり、
    前記推定手段は、前記第一の取得手段により取得された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の運動解析装置。
  7. 前記推定手段は、前記第二の取得手段により前記第二の運動情報が取得されると、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定すること、
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の運動解析装置。
  8. 前記出力手段は、前記推定手段により推定された結果を表示する表示手段又は前記推定手段により推定された結果を音声により出力する音声出力手段を含むこと、
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の運動解析装置。
  9. 前記センサは前記動作者の身体に装着可能な加速度及び角速度センサ、又は前記動作者の所定の動作を撮像するイメージセンサを含むこと、
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の運動解析装置。
  10. センサと、前記センサと通信可能な端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバと、を備える運動解析システムであって、
    前記端末装置は、前記センサにより動作者の所定の動作を計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記端末装置から送信された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて機械学習を行い、入力された第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定するためのモデルを生成して前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記サーバから受信したモデルを用いることにより、前記センサにより新たに前記動作者の所定の動作を計測することにより得られる前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定し、推定結果を出力すること、
    を特徴とする運動解析システム。
  11. 動作者の所定の動作をセンサで計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得する工程と、
    前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、新たに前記動作者の所定の動作を前記センサで計測することにより得られる第二の運動情報を取得する工程と、
    複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定する工程と、
    前記推定された結果を出力する工程と、
    を含むこと、を特徴とする運動解析方法。
  12. コンピュータを、
    動作者の所定の動作をセンサで計測することにより得られる第一の運動情報と、前記第一の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を表す結果情報とを複数取得する第一の取得手段、
    前記第一の取得手段により前記第一の運動情報及び前記結果情報が複数取得された後に、前記動作者の所定の動作を前記センサで計測することにより得られる第二の運動情報を取得する第二の取得手段、
    前記第一の取得手段により取得された複数の前記第一の運動情報及び前記結果情報に基づいて、前記第二の運動情報に対応する前記動作者の所定の動作の結果を推定する推定手段、
    前記推定手段により推定された結果を出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
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