JP2018157033A - 磁気抵抗素子および磁気メモリ - Google Patents

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俊平 大嶺
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Abstract

【課題】高い磁気抵抗比および高い垂直磁気異方性を有する磁気抵抗素子および磁気メモリを提供する。【解決手段】本実施形態による磁気抵抗素子は、第1磁性層と、第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に配置された第1非磁性層と、前記第1磁性層と前記第1非磁性層との間に配置された第3磁性層と、前記第1磁性層と前記第3磁性層との間に配置された第1層と、を備え、前記第1層は、Co、Fe、Ni、およびMnからなる群から選択された少なくとも1つの元素と、Ta、Mo、Zr、Nb、Hf、V、Ti、Sc、およびLaからなる群から選択された少なくとも1つの非磁性元素とを含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、磁気抵抗素子および磁気メモリに関する。
磁気抵抗素子としてのMTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子は、磁化方向が可変な記憶層と、磁化方向が不変の参照層と、記憶層と参照層の間に設けられた絶縁層とを有する積層構造を基本構造としている。このMTJ素子はトンネル磁気抵抗(TMR(Tunneling Magnetoresistive))効果を示すことが知られており、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory))におけるメモリセルの記憶素子として用いられる。
MRAMは、MTJ素子に含まれる磁性層の磁化の相対角度の変化により情報(“1”、または“0”)を記憶し、不揮発性の磁気メモリである。また、磁化の反転速度は数ナノ秒であることから、データの高速書き込み、および高速読み出しが可能である。したがって、MRAMは、次世代の高速な不揮発性メモリとして期待されている。また、スピン分極された電流により磁化を制御するスピン注入磁化反転と呼ばれる方式を利用すれば、MRAMのセルサイズを低減することで電流密度が増える。このため、容易に記憶層の磁化反転を実現することができ、高密度、低消費電力のMRAMを構成することが可能となる。
不揮発性メモリの高密度化を考えた場合、磁気抵抗素子の高集積化を図ることが好ましい。また、高集積化の他に書き込み電流低減の観点から、近年では磁性体の磁化が膜面に垂直な磁性体、すなわち垂直磁気異方性を有する磁性体を備えたMTJ素子をメモリ素子として用いたMRAMの構築が試みられている。
一般的に、スピン注入磁化反転方式によって磁化を反転させるための反転電流は、記憶層の飽和磁化および磁気緩和定数に依存する。このため、低電流のスピン注入によって記憶層の磁化を反転させるには、記憶層の飽和磁化および磁気緩和定数を小さくすることが望まれている。
また、素子の微細化に伴い、素子は熱擾乱の影響を受けやすくなるため、記憶層には大きな垂直磁気異方性が求められる。記憶層と絶縁層との間に配置され記憶層と交換結合する界面層は、垂直磁気異方性が十分ではない。このため、界面層は、記憶層との積層構造を構成することにより、高い磁気抵抗比および高い垂直磁気異方性を得ることが望まれる。記憶層および界面層はそれぞれ、高い結晶化度により磁気抵抗比や垂直磁気異方性を発現するが、両者は結晶構造が異なるため、直接積層すると結晶配向が乱れると言った問題を孕んでいる。
特開2010−232499号公報 特開2012−204683号公報
本実施形態は、高い磁気抵抗比および高い垂直磁気異方性を有する磁気抵抗素子および磁気メモリを提供する。
本実施形態による磁気抵抗素子は、第1磁性層と、第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に配置された第1非磁性層と、前記第1磁性層と前記第1非磁性層との間に配置された第3磁性層と、前記第1磁性層と前記第3磁性層との間に配置された第1層と、を備え、前記第1層は、Co、Fe、Ni、およびMnからなる群から選択された少なくとも1つの元素と、Ta、Mo、Zr、Nb、Hf、V、Ti、Sc、およびLaからなる群から選択された少なくとも1つの非磁性元素とを含む。
第1実施形態による磁気抵抗素子を示す断面図。 第1実施形態の変形例による磁気抵抗素子を示す断面図。 第2実施形態による磁気抵抗素子を示す断面図。 第3実施形態による磁気抵抗素子を示す断面図。 実施例1におけるサンプルを示す断面図。 実施例1におけるサンプルの磁気特性をVSMで測定した結果を示す図。 実施例1における各サンプルの保磁力を測定した結果を示す図。 実施例2における各サンプルの保磁力Hcを測定した結果を示す図。 実施例3における各サンプルの磁化量を測定した結果を示す図。 実施例3において、FeにW、Mo、Re、Tc、Tiなどを添加した際に、磁化量の変化を示す図。 20nmの厚さのCoZrMo合金のXRD(X-ray Diffraction)で測定した結果を示す図。 第4実施形態によるMRAMの1つのメモリセルの主要部を示す断面図。 第4実施形態のMRAMの主要部を示す回路図。
実施形態を説明する前に、本発明に至った経緯について説明する。
記憶層と、この記憶層とトンネルバリアとなる非磁性層との間に磁性層(界面層と呼ぶ。)とを積層した場合、記憶層と界面層の格子不整合により、記憶層側からの結晶化が界面層の結晶化を阻害して磁気抵抗比を低下させる。このため、記憶層と界面層との間に挿入される層を設けることで、記憶層側からの結晶化が界面層の結晶化を阻害し、結晶を分断することができる。結晶を分断するためには、挿入される層の厚さを厚くするほど分断しやすいが、挿入される層が非磁性体であった場合、記憶層と界面層との交換結合が容易に切断される。このため、交換結合の維持と結晶の分断を両立できる材料の選定や、膜厚の調整が課題となっている。
そこで、本願発明者達は、記憶層と界面層の間に挿入される層に磁性を持たせることで、挿入された層を厚くしても、交換結合を維持したまま界面層の結晶化を促進させ、かつ高い垂直磁気異方性を有しかつ高い磁気抵抗比を有する磁気抵抗素子および磁気メモリが得られると考えた。
本実施形態による磁気抵抗素子は、第1磁性層と、第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に配置された第1非磁性層と、前記第1磁性層と前記第1非磁性層との間に配置された第3磁性層と、前記第1磁性層と前記第3磁性層との間に配置された第1層と、を備え、前記第1層は、Co、Fe、Ni、およびMnからなる群から選択された少なくとも1つの元素と、Ta、Mo、Zr、Nb、Hf、V、Ti、Sc、およびLaからなる群から選択された少なくとも1つの非磁性元素とを含む。
以下、図面を参照しながら、実施形態による磁気抵抗素子について説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態による磁気抵抗素子の断面を図1に示す。第1実施形態の磁気抵抗素子1はMTJ素子であって、磁性層10と、層12と、磁性層14と、非磁性層16と、磁性層18と、がこの順序で積層された積層構造を有している。磁性層(第1磁性層)10は、磁化方向が可変であり、記憶層とも呼ばれる。磁性層(第2磁性層)18は、磁化方向が不変であり、参照層とも呼ばれる。磁性層(第3磁性層)14は磁化方向が可変であり、界面層とも呼ばれる。ここで、「磁化方向が可変である」とは、書き込みの前後で、磁化方向が変化可能であることを意味し、「磁化方向が不変である」とは、書き込みの前後で、磁化方向が変化しないことを意味する。
なお、磁気抵抗素子は、これらの積層順序を逆に積層した図2に示す変形例の磁気抵抗素子1Aであってもよい。なお、記憶層10と、界面層14とは、層12を介して磁気交換結合をしている。すなわち、記憶層10の磁化方向が変化すれば界面層14の磁化方向も変化する。
(書き込み動作)
このように構成された第1実施形態の磁気抵抗素子1への書き込み動作について説明する。説明を簡単に説明するために、
書き込み電流は、記憶層10と参照層18との間に膜面に垂直方向に流す。記憶層10の磁化の方向と参照層18の磁化の方向とが反平行(逆の方向)な場合には、記憶層10から参照層18に向かって書き込み電流を流す。この場合、電子は参照層18から非磁性層16を通って界面層14、層12、および記憶層10に流れる。そして、磁性層18を通ることによりスピン偏極された電子は記憶層10に流れる。記憶層10の磁化と同じ方向のスピンを有するスピン偏極された電子は記憶層10を通過するが、記憶層10の磁化と逆方向のスピンを有するスピン偏極された電子は、記憶層10の磁化にスピントルクを作用し、記憶層10の磁化の方向が参照層18の磁化と同じ方向を向くように働く。これにより、記憶層10の磁化の方向が反転し、参照層18の磁化の方向と平行(同じ方向)になる。
これに対して、記憶層10の磁化の方向と参照層18の磁化の方向が平行な場合には、参照層18から記憶層10に向かって書き込み電流を流す。この場合、電子は記憶層10から層12、界面層14、および非磁性層16を通って参照層18に流れる。そして、記憶層10を通ることによりスピン偏極された電子は参照層18に流れる。参照層18の磁化と同じ方向のスピンを有するスピン偏極された電子は参照層18を通過するが、参照層18の磁化と逆向きのスピンを有するスピン偏極された電子は、非磁性層16と参照層18との界面で反射され、非磁性層16を通って記憶層10に流れ込む。これにより、記憶層10の磁化にスピントルクを作用し、記憶層10の磁化の方向が参照層18の磁化と反対方向に向くように働く。これにより、記憶層10の磁化の方向が反転し、参照層18の磁化の方向と反平行になる。 第1実施形態の磁気抵抗素子1からの読み出しは、例えば記憶層10と参照層18との間に読み出し電流を流し、記憶層10と参照層18との間の電圧を測定することにより行う。
次に、磁気抵抗素子を構成する各部材の材料について説明する。
(記憶層10)
記憶層10は高い垂直磁気異方性を有し、界面層14の磁気異方性を補完することが可能な磁性層である。記憶層10として、貴金属元素および磁性元素を含む人工格子を用いることで高い垂直磁気異方性を得ることができる。貴金属元素としては、Ag、Au、Pd、Pt、Ni、Ru、およびRhからなる群から少なくとも1つの元素が選択され、また、磁性元素としてCo、Fe、Mn、およびNiからなる群から少なくとも1つが選択される。例えば、Co/Pt人工格子、Co/Pd人工格子、CoCr/Pt人工格子、Co/Ru人工格子、Co/Os人工格子、Co/Au人工格子、Ni/Cu人工格子等が挙げられる。これらの人工格子は、磁性層への元素の添加、磁性層と非磁性層の厚さの比を調整することで、磁気異方性エネルギーの密度、飽和磁化を調整することができる。
(層12)
層12は、記憶層10と界面層14の結晶を分断するために、アモルファスであることが望ましい。また界面層14にホウ素が含まれる場合、結晶化を促進するために、ホウ素との生成エンタルピーが負で絶対値が大きい元素、例えば生成エンタルピーΔHが−150kJ/mol以下の添加元素を含むことが好ましい。その添加元素の候補として、Ta、Mo、Zr、Nb、Hf、V、Ti、Sc、およびLaからなる群から選択された少なくとも1つの元素が挙げられる。これらの添加元素は、高融点であることもあり、相互拡散の抑制にも寄与する。また、記憶層10と界面層14の結晶を分断するには、層12は、ある程度の厚さを有することが好ましい。しかし、その厚さが厚すぎると記憶層10と界面層14との交換結合を維持できない。層12として、Co、Fe、Mn、およびNiからなる群から選択された少なくとも1つの元素を含む材料を用いることにより、記憶層10と界面層14との交換結合を維持することができる。
また、記憶層10として貴金属および磁性元素を含む人工格子を用い、かつ記憶層10と界面層14とを直接に積層した場合は、貴金属が熱により拡散されやすく、界面層14との混合が懸念される。しかし、第1実施形態のように、記憶層10と界面層14との間に層12を挟むことにより、貴金属の拡散を防止することができる。
(界面層14)
界面層14は、スピン偏極した電子の作用により磁化の向きが反転することが可能な磁性層である。磁気抵抗素子の磁気抵抗比を上げるために、例えばMgOを含む非磁性層16に隣接する界面層14には高スピン分極率を有する材料が用いられる。この場合、記憶層10としては、磁性遷移元素(Mn,Fe,Co,またはNi)からなる金属、上記磁性遷移元素を少なくとも1つ含む合金、或いは上記磁性遷移元素と非磁性元素(例えば、B、Al、Si、Ti、V、Cr、Ga、Ge、およびBiからなる群から選択された少なくとも1つの元素)とを含む合金が用いられる。
(非磁性層16)
非磁性層16は絶縁材料からなり、したがって、非磁性層16としては、トンネルバリア層が用いられる。トンネルバリア層の材料としては、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、バリウム(Ba)、アルミニウム(Al)、ベリリウム(Be)、ストロンチウム(Sr)、亜鉛(Zn)、およびチタン(Ti)からなる群から選ばれる少なくとも1つの元素を含む酸化物が挙げられる。具体的には、MgO、AlO、ZnO、SrO、またはTiOが挙げられる。トンネルバリア層は、上述の酸化物のグループから選ばれる2つ以上の材料の混晶物あるいはこれら積層構造であってもよい。混晶物の例としては、MgAlO、MgZnO、MgTiO、MgCaOなどである。二層積層構造の例としてはMgO/ZnO、MgO/AlO、TiO/AlO、MgAlO/MgOなどが挙げられる。三層積層構造の例としてはAlO/MgO/AlO、ZnO/MgO/ZnOなどが挙げられる。なお、記号「/」の左側が上層を示し、右側が下層を示している。
(参照層18)
また、参照層18に用いられる材料としては、遷移金属Fe、Co、およびNiからなる群から選択された少なくとも1つの元素と、希土類金属Tb、Dy、およびGdからなる群から選択された少なくとも1つの元素とを含む合金が挙げられる。例えば、TbFe、TbCo、TbFeCo、DyTbFeCo、GdTbCo等が挙げられる。また、これらの合金を交互に積層された多層構造であってもよい。具体的にはTbFe/Co、TbCo/Fe、TbFeCo/CoFe或いはDyFe/Co、DyCo/Fe、DyFeCo/CoFeなどの多層膜が挙げられる。これらの合金は、厚さの比、組成を調整することで磁気異方性エネルギー密度、飽和磁化を調整することができる。
参照層18は、膜面に対して垂直方向、すなわち積層方向に平行な方向に磁化容易軸を有する。参照層18に用いられる材料としては、例えば、面心立方構造(FCC)の(111)あるいは六方最密充填構造(HCP)の(001)方向に結晶配向した金属、または人工格子を形成しうる金属が用いられる。FCCの(111)方向あるいはHCPの(001)方向に結晶配向した金属としては、Fe、Co、Ni、およびCuからなる第1の群から選ばれる1つ以上の元素と、Pt、Pd、Rh、およびAuからなる第2の群から選ばれる1つ以上の元素とを含む合金が挙げられる。具体的には、CoPd、CoPt、NiCo、或いはNiPtなどの強磁性合金が挙げられる。
また、参照層18に用いられる人工格子としては、Fe、Co、およびNiからなる群から選択された少なくとも1つの元素あるいはこの1つの元素を含む合金(磁性層)と、Cr、Pt、Pd、Ir、Rh、Ru、Os、Re、Au、およびCuからなる群から選択された少なくとも1つの元素あるいはこの1つの元素を含む合金(非磁性層)と、が交互に積層された構造が挙げられる。例えば、Co/Pt人工格子、Co/Pd人工格子、CoCr/Pt人工格子、Co/Ru人工格子、Co/Os人工格子、Co/Au人工格子、Ni/Cu人工格子等が挙げられる。これらの人工格子は、磁性層への元素の添加、磁性層と非磁性層の厚さ比を調整することで、磁気異方性エネルギー密度、飽和磁化を調整することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態による磁気抵抗素子の断面を図3に示す。第2実施形態の磁気抵抗素子1BはMTJ素子であって、磁性材料を含む記憶層10と、層12と、界面層14と、非磁性層16、界面層(磁性層)17と、参照層18と、がこの順序で積層された構造を有している。すなわち、図1に示す第1実施形態の磁気抵抗素子1において、非磁性層16と参照層との間に界面層17を挿入した構造を有している。界面層17は界面層12と同じ材料で構成される。また、図に示さないが、第1実施形態の変形例と同様に、積層順序を逆に積層した積層構造を有していてもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態による磁気抵抗素子の断面を図4に示す。第3実施形態の磁気抵抗素子1CはMTJ素子であって、磁性材料を含む記憶層10と、層12と、界面層14と、非磁性層16、界面層17と、層19と、参照層18と、がこの順序で積層された構造を有している。すなわち、図3に示す第2実施形態の磁気抵抗素子1Cにおいて、層17と参照層18との間に層19を挿入した構造を有している。層19は層17と同じ材料で形成される。
(実施例1)
次に、実施例1として、図1に示す第1実施形態の磁気抵抗素子1のうち記憶層10から非磁性層16までの積層構造において、層12の厚さ1Å、2Å、3Å、4Å、5Åとしたサンプルを準備する。このサンプルの断面を図5に示す。
これらのサンプルを構成する各層の材料は以下の通りである。記憶層10としてCo/Pdを積層させた例えば貴金属人工格子を用い、層12としてCo70Zr15Mo15を用い、磁性層14としてCoFeB合金を用い、非磁性層16としてMgOを用いた。ここで、Co70Zr15Mo15は、Coが70原子%、Zrが15原子%、Moが15原子%を含むことを意味する。
これらのサンプルの記憶層10の磁気特性をVSM(Vibrating Sample Magnetometer)で測定し、その結果を図6に示す。なお、図6において、記号「t」は層12の厚さを示す。図6の下段には、層12の厚さを変えて形成された時のサンプルの磁気特性を示し、上段は、350℃で熱処理を行った時のサンプルの磁気特性を示す。いずれのサンプルも、記憶層10は垂直磁気異方性を示していることが図6からわかる。
また、各サンプルの保磁力を測定した結果を図7に示す。VSM測定において、その保磁力Hcが小さいほど、交換結合は強いと考えられる。図7から、いずれのサンプルも保磁力が小さい。これは、保持力の大きい記憶層10が保磁力の小さい界面層14に引きずられるためである。また、実施例においては、層12の厚さを変化させても保磁力はほぼ150Oe付近にあり、大きな変動はない。
(比較例)
層12にTaまたはMoを用いた比較例のサンプルを用意し、保磁力を測定し、その結果も図7に示す。この比較例のサンプルは、層12として厚さが3ÅのTaまたはMoを用いる以外は上記サンプルと同じ構成を有している。また、比較例のサンプルは、層12としてCo70Zr15Mo15を用いた実施例のサンプルに比べて、成膜時では保磁力が約50Oeほど高い。更に比較例のサンプルを350℃でアニールすると、保磁力Hcが50Oe以上上昇している。これは、比較例においては、実施例に比べて記憶層10と界面層14の交換結合力が弱いことを意味する。
これに対して、層12としてCo70Zr15Mo15を用いた実施例においては、保磁力は10〜20Oe程度しか上昇せず、アニールが必須である磁気抵抗素子1の作製において、温度による保磁力Hcの上昇が少なく、比較例よりも優れている。
(実施例2)
次に、実施例2として、層12としてCoHf100−Xを用い、Coの組成xが50原子%、60原子%,70原子%、80原子%、90原子%となるサンプルを作成し、このサンプルの保磁力Hcを測定し、その結果を図8に示す。実施例2の各サンプルは、層12の材料が異なる以外は、実施例1と同じ構成を有している。
図8からわかるように、成膜時においては、Coの組成xが80原子%以下では保磁力が小さく、また350℃でアニールしても保磁力Hcの上昇が見られない。このことは、交換結合が強い状態で維持できていることを意味する。
層12は、層12に磁性元素を加えて磁性を持たせることにより、記憶層10と界面層14の強磁性結合を維持できると考えられる。よって、層12は磁性が維持できる組成であることが好ましい。
(実施例3)
次に、層12としてCoZr100−Xを用いた実施例3のサンプルを作製し、Coの組成xを60原子%、70原子%、80原子%、90原子%と変化させた場合の磁化量を測定し、その結果を図9に示す。図9からわかるように、層12としてCoに代わりにZrを増加させると、Co60Zr40の組成で層12はほとんどの磁性を失っている。このことから、磁性を持たせるために、層12の磁性元素は60原子%を超えていることが好ましいことがわかる。
また、FeにW、Mo、Re、Tc、Tiなどを添加した際に、どの程度の磁化量が減少するかを図10に示す。外挿すると、どの非磁性元素でも40原子%〜50原子%程度添加したときに磁化が0になることがわかる。このことから、磁性元素の組成割合は60%を超えていることが好ましい。
(実施例4)
また、記憶層10と界面層14は、結晶配向が異なるために、層12によってその結晶構造を分断することが好ましい。そのために、層12は特定の結晶構造をもたないアモルファス構造であることが好ましい。20nmの厚さのCoZrMo合金のXRD(X-ray Diffraction)測定結果を図11に示す。本来、Coのみの場合はCoの(111)面を示すピークが出現する。同様に、Moのみの場合も(110)面が配向する。しかし、CoにZrやMoを添加することによって、CoZrMo合金は、それぞれの元素を示すピークや、合金のピーク等が観測されていない。このことから、CoZrMo合金は広い組成範囲でアモルファスであり、結晶を分断するのに適している。これにより、層12としてCoZrMo合金を用いることが好ましい。
以上説明したように、第1乃至第3実施形態およびそれらの変形例ならびに実施例によれば、高い磁気抵抗比および高い垂直磁気異方性を有する磁気抵抗素子を提供することができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態による磁気メモリ(MRAM)について説明する。
本実施形態のMRAMは複数のメモリセルを有している。本実施形態のMRAMの1つのメモリセルの主要部の断面を図12に示す。各メモリセルは、第1乃至第3実施形態およびそれらの変形例のいずれかの磁気抵抗素子を記憶素子として備えている。この第4実施形態では、記憶素子が第1実施形態の磁気抵抗素子1であるとして説明する。
図12に示すように、磁気抵抗素子1の上面は、上部電極20を介してビット線32と接続されている。また、磁気抵抗素子1の下面は、下部電極9、引き出し電極34、プラグ35を介して、半導体基板36の表面のソース/ドレイン領域のうちドレイン領域37aに接続されている。ドレイン領域37aは、ソース領域37b、基板36上に形成されたゲート絶縁膜38、ゲート絶縁膜38上に形成されたゲート電極39と共に、選択トランジスタTrを構成する。選択トランジスタTrと磁気抵抗素子1とは、MRAMの1つのメモリセルを構成する。ソース領域37bは、プラグ41を介してもう1つのビット線42と接続されている。なお、引き出し電極34を用いずに、下部電極9の下方にプラグ35が設けられ、下部電極9とプラグ35が直接接続されていてもよい。ビット線32、42、下部電極9、上部電極20、引き出し電極34、プラグ35、41は、W、Al、AlCu、Cu等から形成されている。
本実施形態のMRAMにおいては、図12に示す1つのメモリセルが例えば行列状に複数個設けられることにより、MRAMのメモリセルアレイが形成される。図13は、本実施形態のMRAMの主要部を示す回路図である。
図13に示すように、磁気抵抗素子1と選択トランジスタTrとからなる複数のメモリセル53が行列状に配置されている。同じ列に属するメモリセル53の一端子は同一のビット線32と接続され、他端子は同一のビット線42と接続されている。同じ行に属するメモリセル53の選択トランジスタTrのゲート電極(ワード線)39は相互に接続され、さらにロウデコーダ51と接続されている。
ビット線32は、トランジスタ等のスイッチ回路54を介して電流ソース/シンク回路55と接続されている。また、ビット線42は、トランジスタ等のスイッチ回路56を介して電流ソース/シンク回路57と接続されている。電流ソース/シンク回路55、57は、書き込み電流を、接続されたビット線32、42に供給したり、接続されたビット線32、42から引き抜いたりする。
ビット線42は、また、読み出し回路52と接続されている。読み出し回路52は、ビット線32と接続されていてもよい。読み出し回路52は、読み出し電流回路、センスアンプ等を含んでいる。
書き込みの際、書き込み対象のメモリセルと接続されたスイッチ回路54、56および選択トランジスタTrがオンされることにより、対象のメモリセルを介する電流経路が形成される。そして、電流ソース/シンク回路55、57のうち、書き込まれるべき情報に応じて、一方が電流ソースとして機能し、他方が電流シンクとして機能する。この結果、書き込まれるべき情報に応じた方向に書き込み電流が流れる。
書き込み速度としては、数ナノ秒から数マイクロ秒までのパルス幅を有する電流でスピン注入書込みを行うことが可能である。
読み出しの際、書き込みと同様にして指定された磁気抵抗素子1に、読み出し電流回路52によって磁化反転を起こさない程度の小さな読み出し電流が供給される。そして、読み出し回路52は、磁気抵抗素子1の磁化の状態に応じた抵抗値に起因する電流値あるいは電圧値を、参照値と比較することで、その抵抗状態を判定する。
なお、読み出し時は、書き込み時よりも電流パルス幅が短いことが望ましい。これにより、読み出し時の電流での誤書込みが低減される。これは、書き込み電流のパルス幅が短い方が、書き込み電流値の絶対値が大きくなるということに基づいている。
以上説明したように、本実施形態によれば、高い磁気抵抗比および高い垂直磁気異方性を有する磁気メモリを提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,1A,1B,1C・・・磁気抵抗素子、1D・・・サンプル、9・・・下部電極、10・・・記憶層、12・・・層、14・・・界面層、16・・・非磁性層、17・・・界面層、18・・・参照層20・・・上部電極、32・・・ビット線、34・・・引き出し電極、35・・・プラグ、36・・・半導体基板、37a・・・ドレイン、37b・・・ソース、38・・・ゲート絶縁膜、39・・・ゲート電極、41・・・プラグ、42・・・ビット線、51・・・ロウデコーダ、52・・・読み出し回路、53・・・メモリセル、54,56・・・スイッチ回路、55,57・・・電流ソース/シンク回路

Claims (8)

  1. 第1磁性層と、第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に配置された第1非磁性層と、前記第1磁性層と前記第1非磁性層との間に配置された第3磁性層と、前記第1磁性層と前記第3磁性層との間に配置された第1層と、を備え、
    前記第1層は、Co、Fe、Ni、およびMnからなる群から選択された少なくとも1つの元素と、Ta、Mo、Zr、Nb、Hf、V、Ti、Sc、およびLaからなる群から選択された少なくとも1つの非磁性元素とを含む磁気抵抗素子。
  2. 前記第1層はアモルファスである請求項1記載の磁気抵抗素子。
  3. 前記第1層は、Co、Fe、Ni、およびMnからなる群から選択された少なくとも1つの元素を60原子%より多く含む請求項1または2記載の磁気抵抗素子。
  4. 前記第1磁性層は、Co、Fe、Ni、およびMnからなる第1群から選択された少なくとも1つの元素と、Pd、Pt、Ru、Rh、Ag、およびAuからなる第2群から選択された少なくとも1つの元素とを含む請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気抵抗素子。
  5. 前記第1磁性層は、前記第1群から選択された少なくとも1つの元素と、前記第2群から選択された少なくとも1つの元素を含む人工格子を有する請求項4記載の磁気抵抗素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の磁気抵抗素子を備えた磁気メモリ。
  7. 前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に書き込み電流を流す第1回路を更に備えた請求項6記載の磁気メモリ。
  8. 前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に読み出し電流を流す第2回路を更に備えた請求項6または7記載の磁気メモリ。
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