JP2018156601A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器間で機器設定を移行させるとき、機器設定データの不要な補正を行わないようにし、機器設定データ移行時のユーザの作業を減らすこと。【解決手段】情報処理装置は、移行元機器から送信された設定データを記憶し、前記移行元機器とは異なる移行先機器に、前記設定データに基づいて生成した設定データを送信して適用させ、前記移行元機器の設定データ及び前記移行先機器の設定データ定義を取得する取得部と、前記移行元機器の設定データが、前記設定データ定義に適合しない場合、前記設定データに補正が必要であるか否かを記憶する記憶部と、前記補正が必要である場合に前記設定データを補正する補正部とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
複合機は設定項目が多く、機器の置き換え時又は新規導入時の設定作業に時間がかかるという問題がある。この問題を解消するために、機器の設定データ及びアドレス帳データを外部記憶媒体経由でエクスポート又はインポートする、また、エクスポートした機種とインポートする機種とが異なっており、データをそのまま移行できない場合又は機種が同じであっても、インポートする機種の設定によってデータをそのまま移行できない場合、移行時に自動でデータを補正し、補正した箇所をユーザに確認する技術が既に知られている。移行元の画像形成装置から異なる機種の画像形成装置にデータを移行するとき、誤った設定をインポートせずに、かつ、ユーザが確認又は修正する作業を削減する目的で、設定のインポート時に自動補正した項目を記憶しておき、設定のインポート完了時に補正した項目をユーザに確認及び修正させる技術が開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、データ移行時に補正した全ての機器設定をユーザに確認するため、必ずしもユーザが必要としない項目も確認を必要としてしまうことでデータ移行時のユーザの確認の負荷がかかり、また、複数機器にデータを移行する場合であっても、毎回同じ項目の補正が行われ、確認及び修正が必要になる。また、必ずしもユーザが必要としない項目も補正してしまうことで本来不要であるユーザ確認が必要となり、移行時に不要な作業が発生するという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、機器間で機器設定を移行させるとき、機器設定データの不要な補正を行わないようにし、機器設定データ移行時のユーザの作業を減らすことを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、移行元機器から送信された設定データを記憶し、前記移行元機器とは異なる移行先機器に、前記設定データに基づいて生成した設定データを送信して適用させ、前記移行元機器の設定データ及び前記移行先機器の設定データ定義を取得する取得部と、前記移行元機器の設定データが、前記設定データ定義に適合しない場合、前記設定データに補正が必要であるか否かを記憶する記憶部と、前記補正が必要である場合に前記設定データを補正する補正部とを有する。
機器間で機器設定を移行させるとき、機器設定データの不要な補正を行わないようにし、機器設定データ移行時のユーザの作業を減らすことができる。
本発明の実施の形態における情報処理システム1000の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクラウドサーバ100のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報処理システム1000の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるエクスポートの手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるインポートの手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態における補正設定項目を生成する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態における補正設定項目の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における補正設定項目を使用してインポート用データを生成する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるインポート用データ生成時に補正設定項目に含まれていない不適切な設定値の設定項目が存在した場合の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるインポート用データを生成するときに並行して補正設定項目を生成する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態における情報処理システム1000の構成例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1000は、クラウドサーバ100、PC(Personal Computer)200、画像形成装置300A、画像形成装置300B及び画像形成装置300C(以下、それぞれを区別しない場合は「画像形成装置300」という。)を含む。
クラウドサーバ100は、クラウド上に設置されるサーバコンピュータである。クラウドサーバ100は、PC200及び画像形成装置300とネットワークを介して接続される。ネットワークは、インターネット等の広域ネットワークでもよい。クラウドサーバ100は、画像形成装置300からエクスポートされた機器設定データをインポートされる機種用に変換する。PC200は、クラウドサーバ100及び画像形成装置300とネットワークを介して接続される。PC200は、ブラウザによるユーザインタフェースを有する。画像形成装置300は、クラウドサーバ100及びPC200とネットワークを介して接続される。例えば、画像形成装置300Aは、クラウドサーバ100に機器設定データをエクスポートして、クラウドサーバ100にて機器設定データの補正を行う。クラウドサーバ100は、画像形成装置300B又は画像形成装置300Cに当該補正後の機器設定データを送信してインポートさせる。
図2は、本発明の実施の形態におけるクラウドサーバ100のハードウェア構成例を示す図である。図2に示されるクラウドサーバ100は、それぞれ相互に接続されているCPU(Central Processing Unit)1001、ネットワークインタフェース1002、入出力インタフェース1003、補助記憶装置1004及びメモリ装置1005等を有する。
クラウドサーバ100での処理を実現するプログラムは、補助記憶装置1004に格納される。補助記憶装置1004は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なデータを格納する。
メモリ装置1005は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1004からプログラムを読み出して格納する。CPU1001は、メモリ装置1005に格納されたプログラムに従ってクラウドサーバ100に係る機能を実現する。
ネットワークインタフェース1002は、PC200又は画像形成装置300等と通信を行うための有線又は無線のインタフェースである。
入出力インタフェース1003は、USB(Universal Serial Bus)機器、ハードウェアキー、状態通知用LED、液晶ディスプレイ等の様々な入出力装置との接続を行うためのインタフェースである。
なお、PC200及び画像形成装置300も図2と同様のハードウェア構成を有していてもよい。
図3は、本発明の実施の形態における情報処理システム1000の機能構成例を示す図である。図3に示されるように、クラウドサーバ100は、機器設定データ管理部101、データ入出力部102、機器設定データ記憶部103、機器設定データ定義記憶部104及び補正設定項目記憶部105を有する。これら各部は、クラウドサーバ100にインストールされた1以上のプログラムがCPU1001に実行させる処理により実現される。また、機器設定データ記憶部103、機器設定データ定義記憶部104及び補正設定項目記憶部105は、さらに補助記憶装置1004及びメモリ装置1005を用いて実現可能である。
機器設定データ管理部101は、エクスポート又はインポートのための機器設定データを管理及び設定する。具体的には、機器設定データ管理部101は、機器設定データ記憶部103から機種情報を取得し、機種を特定する。機種情報は、画像形成装置300の製造番号、シリアル番号、機番、機種名、モデル名のうちの1又は複数の情報であってもよい。また、機器設定データ管理部101は、PC200にブラウザを介してユーザインタフェースを提供する。データ入出力部102は、画像形成装置300からエクスポートされた機器設定データを受信し、またインポートされる機器設定データを送信する。また、データ入出力部102は、インポートされる機器の機器設定データ定義を受信する。補正設定項目記憶部105は、機器設定データ管理部101が生成した、補正設定項目を記憶する。機器設定データ記憶部103は、機器設定データ管理部101から、エクスポートされた機器設定データを記憶する。また、機器設定データ記憶部103は、機種を特定するための機種情報を記憶する。機器設定データは、設定項目及び設定項目に適用される値である設定値を含む。機器設定データ定義記憶部104は、インポートするための機器設定を定義するデータを記憶する。機器設定データ定義は、設定項目及び設定項目に適用可能な値の範囲を示す設定範囲を含む。
図3に示されるように、PC200は、PCブラウザ201を有する。PCブラウザ201は、クラウドサーバ100の機器設定データ管理部101から提供されるユーザインタフェースを表示するブラウザであり、ユーザの操作による入出力を受け付ける機能を有する。
図3に示されるように、画像形成装置300Aは、インポート/エクスポート実行部301、データ送受信部302、機器設定データ記憶部303及び操作部304を有する。インポート/エクスポート実行部301は、自機の機器設定データをエクスポートするためのエクスポート用データを生成し、またインポート処理を行う。データ送受信部302は、エクスポートされた機器設定データをクラウドサーバ100にアップロードし、インポートされる機器設定データをクラウドサーバ100からダウンロードする。機器設定データ記憶部303は、自機の機器設定データを記憶する。操作部304は、ユーザの入力を受け付ける。ユーザの入力は、例えば、エクスポートの指示、インポートの指示等である。また、図3に示されるように、画像形成装置300B及び画像形成装置300Cも、画像形成装置300Aと同様の機能部を有する。
図4は、本発明の実施の形態におけるエクスポートの手順の一例を示すフローチャートである。ユーザは、移行元の画像形成装置300Aにおいて、操作部304を介して機器設定データのエクスポートを指示する。画像形成装置300Aは、設定画面を操作部に表示し、ユーザは当該設定画面を介して指示を入力する。当該設定画面において、ユーザは、エクスポート用データの送信先のクラウドサーバ100のIPアドレス、クラウドサーバ100にアクセスするための認証情報(ユーザを識別するユーザ識別情報を含む)、及びエクスポートの対象となる設定項目等を入力する。なお、移行元の画像形成装置300Aにネットワークを介して接続されたPC、スマートフォン等のユーザが使用する端末を用いて、エクスポートの指示を画像形成装置300Aに送信してもよい。
ステップS11において、インポート/エクスポート実行部301は、エクスポート用データを生成する。図4に示されるテーブルT1は、エクスポート用データの一例である。設定項目「プリンタ用紙サイズ」の設定値は「A3」であり、設定項目「省エネ移行拒絶設定」の設定値は「有効」である。ステップS12において、生成されたエクスポート用データ及び機種情報を、クラウドサーバ100へ送信する。クラウドサーバ100は、画像形成装置300Aから送信されたエクスポート用データを、ユーザ識別情報及び機種情報と関連付けて機器設定データ記憶部103に記憶する。以上で、エクスポートの手順が終了する。また、ステップS12において、画像形成装置300Aを識別する機器識別情報をクラウドサーバ100へ送信してもよい。この場合、クラウドサーバ100は、エクスポート用データを機器識別情報にも対応付けて機器設定データ記憶部103に記憶させる。ここで、機器識別情報は、例えば、IPアドレス、製造番号、シリアル番号等、画像形成装置300Aを一意に識別できる情報であればよい。
図5は、本発明の実施の形態におけるインポートの手順の一例を示すフローチャートである。ユーザは、移行先の画像形成装置300B又は300Cにおいて、操作部304を介して機器設定データのインポートを指示する。画像形成装置300B又は300Cは、設定画面を操作部に表示し、ユーザは当該設定画面を介して指示を入力する。当該設定画面において、ユーザは、インポート用データの取得先のクラウドサーバ100のIPアドレス、クラウドサーバ100にアクセスするための認証情報(ユーザ識別情報を含む)、インポートの対象となる機器設定データ(移行元の画像形成装置300Aのエクスポート用データに基づいた機器設定データ)の選択等を入力する。また、必要に応じて、ユーザは、操作部304を介してインポート対象の機器設定データの設定値を変更する。なお、移行先の画像形成装置300B又は300Cに、ネットワークを介して接続されたPC、スマートフォン等のユーザが使用する端末を用いて、インポートの指示を画像形成装置300B又は300Cに送信してもよい。
ステップS21において、移行先の画像形成装置300B又は300Cのインポート/エクスポート実行部301は、クラウドサーバ100から、入力されたユーザ識別情報に関連付けて記憶されたエクスポート用データを候補とするインポート用データ一覧を取得する。画像形成装置300B又は300Cは、インポート用データ一覧を、例えば、画像形成装置300B又は300Cに備えられた画面に表示する。また、インポート用データ一覧は、機種情報又は機器識別情報に基づいて抽出されたエクスポート用データを候補とするものであってもよい。ここで、エクスポート用データを変換して、インポート用データを生成するとき、当該エクスポート用データは、当該インポート用データの候補であるという。
ステップS22において、表示されたインポート用データ一覧の中から、ユーザがインポート用データを選択し、操作部304を介して当該選択の結果が入力される。ここで、機種情報に基づく機種の一覧から、特定の機種のインポート用データが選択されてもよい。この場合、インポート/エクスポート実行部301は、移行先の画像形成装置300B又は300Cの機種情報を取得して、インポート用データの取得要求と共にクラウドサーバ100に当該機種情報を送信する。また、機器識別情報に基づいた特定の画像形成装置300のインポート用データが選択されてもよい。この場合、インポート/エクスポート実行部301は、移行先の画像形成装置300B又は300Cの機器識別情報を取得して、インポート用データの取得要求と共にクラウドサーバ100に当該機器識別情報を送信する。
ステップS23において、画像形成装置300B又は300Cは、データ送受信部302を介して、ユーザにより選択されたインポート用データの候補となるエクスポート用データに基づいてクラウドサーバ100において作成されたインポート用データをクラウドサーバ100から受信する。ここで、クラウドサーバ100がインポート用データを作成するときに、移行元の画像形成装置300Aの設定値が、移行先の画像形成装置300B又は300Cに適用できない場合、クラウドサーバ100は、設定値を補正する必要がある。
ステップS24において、画像形成装置300B又は300Cは、受信したインポート用データに基づいて、各設定項目の設定値を、該当する画像形成装置300B又は300Cの設定項目に適用する。
図6は、本発明の実施の形態における補正設定項目を生成する手順の一例を説明するためのフローチャートである。図6に示されるフローチャートにて、補正設定項目の生成に加えて、インポート用データ生成の手順全体も説明する。
ステップS101において、機器設定データ管理部101は、ユーザ識別情報に対応する移行元の機器設定データのうち、移行先の画像形成装置300B又は300Cから送信された機種情報又は機器識別情報に対応する移行元の機器設定データを、機器設定データ記憶部103から取得する。機器設定データ記憶部103には、移行元の画像形成装置300Aがエクスポートした機器設定データが記憶されている。続いて、機器設定データ管理部101は、移行先の画像形成装置300B又は300Cの機種情報又は機器識別情報に対応する機器設定データ定義を、機器設定データ定義記憶部104から取得する(S102)。機器設定データは、設定項目及び設定値を含む。機器設定データ定義は、設定項目及び設定範囲を含む。なお、機器設定データ記憶部103に記憶されている機器設定データは、データ入出力部102がネットワークを介して画像形成装置300Aから取得して、機器設定データ記憶部103に記憶させてもよい。
図7は、本発明の実施の形態における補正設定項目の一例を示す図である。図7に示されるテーブルT2は、移行元機種の設定状況の例である。また、テーブルT3は、移行先機種の設定状況の例であり、テーブルT3の設定値は、移行元機種の設定値を記載している。テーブルT2に示されるように、移行元機種の「プリンタ用紙サイズ」の設定範囲は、「A3、A4」であり、設定値は、「A3」である。一方、テーブルT3に示される移行先機種の設定項目の「プリンタ用紙サイズ」の設定範囲は、「A4」であるため、移行先機種では、移行元機種の設定値「A3」を設定することができない。したがって、移行元機種から移行先機種へ機器設定データをインポートするとき、「プリンタ用紙サイズ」は不適切な設定値となる。また、テーブルT2に示されるように、移行元機種の設定値の「省エネ移行拒絶設定」の設定範囲は、「有効/無効」であり、設定値は「有効」である。一方、テーブルT3に示される移行先機種の「省エネ移行拒絶設定」の設定範囲は、「無効」であるため、移行先機種では、移行元機種の設定値「有効」を設定することができない。したがって、移行元機種から移行先機種へ機器設定データをインポートするとき、「省エネ移行拒絶設定」は不適切な設定値となる。
図7に示されるテーブルT2及びテーブルT3は、機種ごとの補正設定項目の一例であるが、機器ごとの補正設定項目であってもよい。すなわち、図7に示されるテーブルT2及びテーブルT3は、補正設定項目が機種情報に対応付けられた例であるが、補正設定項目は、機器識別情報に対応付けられて、機器設定データ記憶部103又は機器設定データ定義記憶部104に記憶されてもよい。
なお、図7に示されるテーブルT2及びテーブルT3は、各設定項目が初期化されるときに適用される初期値がさらに記録されていてもよい。
図7に示されるテーブルT4は、移行元機種の設定項目がテーブルT2であり、移行先機種の設定項目がテーブルT3であるときの、補正設定項目及びユーザの選択入力値の例を示す。上述のようにテーブルT2及びテーブルT3においては、設定項目のうち「プリンタ用紙サイズ」及び「省エネ移行拒絶設定」が不適切な設定値となるため、「プリンタ用紙サイズ」及び「省エネ移行拒絶設定」に補正が必要となる。したがって、「プリンタ用紙サイズ」及び「省エネ移行拒絶設定」が補正設定項目として抽出される。テーブルT4は、ステップS103及びS104において、PCブラウザ201に抽出された補正設定項目「プリンタ用紙サイズ」及び「省エネ移行拒絶設定」が表示され、ユーザが補正要否の選択入力を「プリンタ用紙サイズ」は「要」、「省エネ移行拒絶設定」は「否」を入力した状態に対応する。
なお、図7に示されるテーブルT4では、補正設定項目が、移行元の機種情報及び移行先の機種情報に対応付けられて補正設定記憶部105に記憶されてもよいし、移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に対応付けられて補正設定記憶部105に記憶されてもよい。
図6に戻る。ステップS102において、機器設定データ定義記憶部104から取得される、図7に示されるテーブルT3の機器設定データ定義は、機種ごと又は機器ごとに記憶されている。インポートを開始するとき、画像形成装置300B又は300Cのインポート/エクスポート実行部301は、自機の機種情報又は機器識別情報を取得してクラウドサーバ100に送信する。機器設定データ管理部101は、送信された機種情報に基づいて、移行先の画像形成装置300B又は300Cの機種又は機器識別情報に対応する機器設定データ定義を、機器設定データ定義記憶部104から取得する。
ステップS103において、機器設定データ管理部101は、移行元の機器設定データの設定値と、移行先の機器設定データ定義の設定範囲とを比較して、不適切となる設定項目の抽出を行う。続いて、機器設定データ管理部101は、抽出された設定項目に適切でない設定値があるか否か判定する(S104)。
適切でない設定値が無いと判定された場合(S104のNo)、機器設定データ管理部101は、移行元の画像形成装置300Aの機器設定データの補正をする必要がないため、インポート用データの作成は完了し、フローは終了する。
適切でない設定値があると判定された場合(S104のYes)、ステップS105に進む。機器設定データ管理部101は、例えば、当該判定の結果を、不適切な設定項目が抽出されると、一時的にRAM等に記憶しておき、全ての設定項目に対する不適切な設定項目の抽出が完了したとき、RAMに抽出された不適切な設定項目に基づいてPCブラウザ201に不適切な設定項目を一覧表示して(S105)、ユーザに補正要否の選択を入力させてもよい(S106)。また、機器設定データ管理部101は、不適切な設定項目が抽出されるたびに、当該設定項目をPCブラウザ201に表示させ、ユーザに補正要否の選択を入力させてもよい。
ステップS107において、機器設定データ管理部101は、補正を要する設定項目及び当該設定項目に対するユーザの補正要否の選択入力値を、移行元の機種情報及び移行先の機種情報、又は移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に対応づけて、補正設定項目として補正設定項目記憶部105に記憶させる。なお、補正設定項目は、ユーザと関連付けられて記憶されてもよい。すなわち、ユーザごとに補正設定項目は記憶されてもよい。また、補正設定項目記憶部105には、抽出された補正設定項目以外に、補正設定項目の確認が完了していることを記録するため、移行先の機器設定データ定義に含まれる設定項目が記憶されてもよい。また、機器設定データ管理部101は、補正の要否の選択は記憶させずに、抽出された補正設定項目のみを補正設定項目記憶部105に記憶させてもよい。当該補正の要否の選択は、インポート用データを生成するとき、ユーザが入力してもよい。
ステップS108において、機器設定データ管理部101は、補正設定項目に基づいて、設定値の補正を行い(詳細は図8において説明)、インポート用データの作成を完了する。
なお、ステップS103において、移行元の機器設定データの設定値と、移行先の機器設定データ定義の設定範囲とを比較して、不適切となる設定項目に対して、ユーザが補正を要する設定項目を選択する手順が示されたが、ユーザが設定項目に対して付与する優先度に応じて抽出された設定項目に対して、ユーザが補正を要する設定項目を選択してもよい。例えば、移行先機種においても移行元機種の設定値を変更したくないような設定項目を、ユーザが最も優先する第1の補正設定項目群として設定し、ユーザの優先度合いに応じて、第2の補正設定項目群、第3の設定項目群等と設定する。一例として、図7に示されるテーブルT2からテーブルT3へインポートする場合、ユーザが特に用紙サイズを変更したくない場合、設定項目「プリンタ用紙サイズ」を第1の補正設定項目群と設定し、設定項目「省エネ移行拒絶設定」を第2の補正設定項目群に設定する。インポート用データを生成するとき、例えば、第1の補正設定項目群は補正を必要とする設定項目としてユーザが設定値の補正を確認し、第2の補正設定項目群は、ユーザは設定値の補正を確認せずに、設定値が初期化されてもよい。ユーザへの補正確認を優先度に応じた補正設定項目群ごとに設定することで、ユーザが所望する優先度に応じて、補正設定項目の補正確認を行うことが可能となる。
また、ユーザが所望する優先度に応じて、補正設定項目の補正確認を行う構成は、一般オフィス以外の業種においても適用可能である。例えば、病院の受付又は調剤薬局の薬処方のシーンにおいて、複数の患者の書類を混在させないように、患者ごとの印刷書類を各排紙トレイに分けて出力する構成が必要とされる。そこで、第1の補正必要項目群として「患者(印刷文書の対象者)ごとの排紙トレイ先」を設定する。このとき、移行先機種で、排紙トレイ数の減少により、適切に移行できない条件が検知された場合には、ユーザ(医師、看護師、病院内の情報システム担当者等)に対して補正確認を行うことで、少なくともユーザが望む設定項目について、確実に補正を実行させることが可能となる。
図8は、本発明の実施の形態における補正設定項目を使用してインポート用データを生成する手順の一例を説明するためのフローチャートである。なお予め、移行元の機器設定データは機器設定データ記憶部103に記憶されており、移行先の機種又は機器は指定されていて、移行先の機器設定データ定義は機器設定データ定義記憶部104に記憶されている。また、当該移行元の機器設定データ及び当該移行先の機種に係る補正設定項目は、図6に示される手順で、補正設定項目は生成され、補正設定項目記憶部105に記憶されている。
ステップS201において、機種設定データ移行が開始される。機器設定データ管理部101は、移行元の機器設定データを機器設定データ記憶部103から取得する。また、機器設定データ管理部101は、移行先の機器設定データ定義を機器設定データ定義記憶部104から取得する。また、機器設定データ管理部101は、移行元の機種情報及び移行先の機種情報、又は、移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に基づく補正設定項目を補正設定項目記憶部105から取得する。
続いて、インポート用データを生成するため、機器設定データ管理部101は、取得した移行先の機器設定データ定義の設定項目ごとに、設定値が適正であるかを判定する(S202)。以下、移行先の機器設定データ定義の設定項目の設定値が適正であるかを判定する設定項目を、対象設定項目という。図8に示される手順において、対象設定項目の判定には、移行先の機器設定データ定義及びステップS201で取得された補正設定項目が使用され、補正設定項目に対象設定項目が存在する場合、設定値は適正ではないためNoのステップS203へ進む。一方、補正設定項目に対象設定項目がない場合、設定値は適正であるため、YesのステップS206へ進む。
ステップS203において、機器設定データ管理部101は、移行元の機種情報及び移行先の機種情報、又は、移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に基づいて、対象設定項目が、ユーザの補正を必要とするかを、補正設定項目の「補正要否」に応じて判定する。例えば、対象設定項目が図7に示される、移行元の機種情報及び移行先の機種情報、又は、移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に対応するテーブルT4の「プリンタ用紙サイズ」であって、補正要否が「要」である場合、補正が必要であると判定され、ステップS204へ進む(S203のYes)。
ステップS204において、対象設定項目の設定値に補正が行われ、ステップS206へ進む。例えば、図7に示されるテーブルT3において、対象設定項目が「プリンタ用紙サイズ」である場合、移行先の機器設定データ定義では設定範囲が「A4」のみであるため、ユーザは、PCブラウザ201を介して設定値を「A4」に補正する。
一方、ステップS203において、例えば、対象設定項目が図7に示されるテーブルT4の「省エネ移行拒絶設定」であって、補正要否が「否」である場合、補正は必要ではないと判定され、ステップS205へ進む(S203のNo)。ステップS205において、対象設定項目の設定値に初期化が行われ、ステップS206へ進む。例えば、図7に示されるテーブルT3において、対象設定項目が「省エネ移行拒絶設定」である場合、設定値が初期化される。「省エネ移行拒絶設定」の初期化された設定値が「無効」であると定義されている場合、対象設定項目の設定値には「無効」が設定される。
ステップS206において、移行先の機器設定データ定義の設定項目すべてが、対象設定項目となったか否かが判定される。機器設定データ管理部101は、まだ対象設定項目とされていない移行先の機器設定データ定義の設定項目がある場合、当該設定項目を対象設定項目として、ステップS202へ進む。一方、移行先の機器設定データ定義の設定項目すべてが、対象設定項目となっていた場合、すなわち、移行先の機器設定データ定義の設定項目すべての設定値が適正であると判定されたか、又は補正若しくは初期化された場合、移行先の機器設定データ定義の設定項目と設定値に基づいて、インポート用データが生成される。以上で、補正設定項目を使用してインポート用データを生成する手順が完了する。
図9は、本発明の実施の形態におけるインポート用データ生成時に補正設定項目に含まれていない不適切な設定値の設定項目が存在した場合の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。すなわち、図9において、インポート用データを生成するときの移行先機器設定データ定義は、移行元の機種情報及び移行先の機種情報、又は、移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に基づく補正設定項目を生成したときの移行先機器設定データ定義に加え、追加された設定項目が含まれる。
ステップS301において、機種設定データ移行が開始される。機器設定データ管理部101は、移行元の機器設定データを機器設定データ記憶部103から取得する。また、機器設定データ管理部101は、移行先の機器設定データ定義を機器設定データ定義記憶部104から取得する。また、機器設定データ管理部101は、補正設定項目及び補正設定項目生成時の移行先の機器設定データ定義に含まれる設定項目を補正設定項目記憶部105から取得する。
続いて、インポート用データを生成するため、機器設定データ管理部101は、取得した移行先の機器設定データ定義の設定項目ごとに、設定値が適正であるかを判定する(S302)。図9に示される手順において、対象設定項目の判定には、移行先の機器設定データ定義及びステップS301で取得された補正設定項目が使用され、補正設定項目に対象設定項目が存在する場合、設定値は適正ではないため「No」のステップS303へ進む。一方、補正設定項目に対象設定項目が存在せず、補正設定項目生成時の移行先の機器設定データ定義に対象設定項目が含まれている場合、設定値は適正であるため、「Yes」のステップS307へ進む。上記以外の場合、対象設定項目の設定範囲と移行元の機器設定データの設定項目の設定値に基づいて設定値が適正であるか否か判定し、適正である場合ステップS307、適正でない場合ステップS303へ進む。
ステップS303において、補正要否をユーザが設定したとき、すなわち、補正設定項目を生成したとき対象設定項目が確認されたか否かを、補正設定項目記憶部105から取得した補正設定項目生成時の移行先の機器設定データ定義に含まれる設定項目に基づいて、機器設定データ管理部101は判定する。対象設定項目が含まれている場合、ステップS304に進む。対象設定項目が含まれていない場合、ステップS305に進み、ユーザが、PCブラウザ201を介して対象設定項目の設定値を補正する。なお、ステップS303でNoである場合、対象設定項目を補正するか否かユーザに確認してもよい。ユーザに確認した結果、補正する場合ステップS305に進み、補正しない場合ステップS306に進む。また、ユーザによる設定値補正の確認を有効とするか無効とするか、設定できるようにしてもよい。例えば、ユーザによる設定値補正の確認が無効に設定されている場合、ステップS303の判定がNoであっても、ユーザによる設定値補正が行われなくてもよい。すなわち、ステップS303の判定がNoである場合、ユーザ確認を行わずに、対象設定項目の設定値を初期化するようステップS306に進んでもよい。
ステップS304は、図8に示されるステップS203と同様である。ステップS306〜S307は、図8に示されるステップS205〜S206と同様である。S307において、移行先の機器設定データ定義の設定項目すべてが、対象設定項目となったか否かが判定される。機器設定データ管理部101は、まだ対象設定項目とされていない移行先の機器設定データ定義の設定項目がある場合、当該設定項目を対象設定項目として、ステップS302へ進む。一方、移行先の機器設定データ定義の設定項目すべてが、対象設定項目となっていた場合、すなわち、移行先の機器設定データ定義の設定項目すべての設定値が適正であると判定されたか、又は補正若しくは初期化された場合、移行先の機器設定データ定義の設定項目と設定値に基づいて、インポート用データが生成される。以上の手順で、インポート用データを生成時に補正設定項目に含まれていない不適切な項目が存在した場合の手順が完了する。
図10は、本発明の実施の形態におけるインポート用データを生成するときに並行して補正設定項目を生成する手順の一例を説明するためのフローチャートである。予め、移行元の機器設定データは機器設定データ記憶部103に記憶されており、移行先の機種は指定されていて、移行先の機器設定データ定義は機器設定データ定義記憶部104に記憶されているが、補正設定項目は、生成されておらず、補正設定項目記憶部105に記憶されていない。
ステップS401において、機器設定データ管理部101は、移行元の機器設定データを機器設定データ記憶部103から取得する。また、機器設定データ管理部101は、移行先の機器設定データ定義を機器設定データ定義記憶部104から取得する。
ステップS402において、機器設定データ管理部101は、インポート用データを生成するため、機器設定データ管理部101は、取得した移行先の機器設定データ定義の設定項目ごとに、設定値が適正であるかを判定する。対象設定項目の判定には、移行元の機器設定データ及び移行先の機器設定データ定義が使用される。機器設定データ管理部101は、移行元の機器設定データの対象設定項目の設定値と、移行先の機器設定データ定義の対象設定項目の設定範囲とを比較して、不適切である場合、対象設定項目をPCブラウザ201に表示する。続いて、ユーザによって補正を必要とする設定項目であるか否かが、PCブラウザ201に入力される(S403)。なお、ステップS403において、ユーザ入力は、対象設定項目ひとつずつ順に行われてもよいし、図6に示されるステップS103のように複数の設定項目が抽出された後、PCブラウザ201上で複数の設定項目に対してまとめて行われてもよい。
対象設定項目が補正を必要とする設定項目であるとユーザが入力した場合(S403のYes)、ステップS404に進み、設定値補正が行われる。図8に示されるステップS204と同様に、設定値補正は、PCブラウザ201を介してユーザが入力することで行われる。続いて、機器設定データ管理部101は、対象設定項目が補正要であることを補正設定項目として移行元の機種情報及び移行先の機種情報、又は、移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に対応付けて補正設定項目記憶部105に記録する(S405)。すなわち、当該対象設定項目は、補正設定項目の「補正要否」が「要」として記録される。
一方、対象設定項目が補正を必要としない設定項目であるとユーザが入力した場合(S403のNo)、ステップS406に進み、対象設定項目の設定値の初期化が行われる。続いて、対象設定項目が補正不要であることを移行元の機種情報及び移行先の機種情報、又は、移行元の機器識別情報及び移行先の機器識別情報に対応付けて補正設定項目記憶部105に記録する(S407)。すなわち、当該対象設定項目は、補正設定項目の「補正要否」が「否」として記録される。
ステップS405及びステップS407からはいずれもステップS408に進み、移行先の機器設定データ定義の設定項目すべてが、対象設定項目となったか否かが判定される。機器設定データ管理部101は、まだ対象設定項目とされていない移行先の機器設定データ定義の設定項目がある場合、当該設定項目を対象設定項目として、ステップS402へ進む。移行先の機器設定データ定義の設定項目すべての設定値が適正であると判定されたか、又は補正若しくは初期化された場合、移行先の機器設定データ定義の設定項目と設定値に基づいて、インポート用データが生成される。以上の手順で、インポート用データを生成するときに並行して補正設定項目を生成する手順が完了する。
上述したように、本発明の実施の形態によれば、情報処理システム1000は、機器設定データ管理部101は、移行元の機器設定データの設定値と、移行先の機器設定データ定義の設定範囲とを比較して、不適切となる設定項目を抽出する。さらに、ユーザが補正要否を不適切となる設定項目それぞれに入力することで、情報処理システム1000は、補正が必要となる設定項目を正確に抽出して、補正が不要な設定項目をユーザが補正しないようにする。すなわち、情報処理システム1000は、機器間で機器設定を移行させるとき、機器設定データの不要な補正を行わないようにし、機器設定データ移行時のユーザの作業を減らすことができる。
なお、クラウドサーバ100、PC200及び画像形成装置300は、複数の装置によって構成されるシステムであってもよい。また、例えば、クラウドサーバ100の機能が、PC200又は画像形成装置300にLANを介して接続されるサーバコンピュータによって実現されてもよい。
なお、本発明の実施の形態において、クラウドサーバ100は、情報処理装置の一例である。機器設定データは、設定データの一例である。機器設定データ定義は、設定データ定義の一例である。機器設定データ管理部101又はデータ入出力部102は、取得部の一例である。補正設定項目記憶部105は、記憶部の一例である。補正設定項目の生成は、準備段階の一例である。インポート用データの生成は、実行段階の一例である。機器設定データ管理部101は、補正部の一例である。PC200は、コンピュータの一例である。PCブラウザ201は、出力部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1000 情報処理システム
100 クラウドサーバ
200 PC
300A 画像形成装置
300B 画像形成装置
300C 画像形成装置
1001 CPU
1002 ネットワークインタフェース
1003 入出力インタフェース
1004 補助記憶装置
1005 メモリ装置
101 機器設定データ管理部
102 データ入出力部
103 機器設定データ記憶部
104 機器設定データ定義記憶部
105 補正設定項目記憶部
201 PCブラウザ
301 インポート/エクスポート実行部
302 データ送受信部
303 機器設定データ記憶部
特開2013−103411号公報

Claims (8)

  1. 移行元機器から送信された設定データを記憶し、前記移行元機器とは異なる移行先機器に、前記設定データに基づいて生成した設定データを送信して適用させる情報処理装置であって、
    前記移行元機器の設定データ及び前記移行先機器の設定データ定義を取得する取得部と、
    前記移行元機器の設定データが、前記設定データ定義に適合しない場合、前記設定データに補正が必要であるか否かを記憶する記憶部と、
    前記補正が必要である場合に前記設定データを補正する補正部とを有する情報処理装置。
  2. 前記設定データは、前記移行元機器の設定項目及び前記設定項目に適用される値である設定値を含み、
    前記設定データ定義は、前記移行先機器の設定項目及び前記設定項目に適用可能な値の範囲を示す設定範囲を含み、
    前記記憶部は、前記移行元機器の設定データの設定値が、前記設定データ定義の前記設定範囲に含まれない場合、前記設定値に補正が必要であるか否かを記憶し、
    前記補正部は、前記補正が必要である場合に前記設定値を補正する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 機器の設定データが移行される準備段階で、前記記憶部は、前記移行先機器の設定データ定義の設定項目を記憶し、
    機器の設定データが移行される実行段階で、移行先機器の設定データ定義に前記記憶部に記憶されていない設定項目が存在する場合、補正が必要であるか否かが選択される請求項1記載の情報処理装置。
  4. 機器の設定データが移行される実行段階で、移行先機器の設定データ定義に前記記憶部に記憶されていない設定項目が存在する場合、補正が必要であるか否かの選択を実行するか否かが設定される請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、前記移行元機器の設定データが、前記設定データ定義に適合しない場合、前記設定データに補正が必要であるか否かをユーザごとに関連付けて記憶する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 機器の設定データを移行する情報処理装置であって、
    移行元機器の設定データ及び移行先機器の設定データ定義を取得する取得部と、
    前記移行元機器の設定データが、前記設定データ定義に適合しない場合、前記設定データに補正が必要であるか否かが選択され、前記補正が必要であると選択された設定データを補正する補正部とを有する情報処理装置。
  7. 機器の設定データを移行する情報処理装置及び前記情報処理装置に接続されるコンピュータを含む情報処理システムであって、
    移行元機器の設定データ及び移行先機器の設定データ定義を取得する取得部と、
    前記移行元機器の設定データが、前記設定データ定義に適合しない場合、前記設定データに補正が必要であるか否かを出力する出力部と、
    前記設定データに補正が必要であるか否かを記憶する記憶部と、
    前記補正が必要である場合に前記設定データを補正する補正部とを有する情報処理システム。
  8. 機器の設定データを移行する情報処理装置で実行可能なプログラムであって、
    移行元機器の設定データ及び移行先機器の設定データ定義を取得する取得手順と、
    前記移行元機器の設定データが、前記設定データ定義に適合しない場合、前記設定データに補正が必要であるか否かを記憶させる制御手順と、
    前記補正が必要である場合に前記設定データを補正する補正手順とを前記情報処理装置に実行させるためのプログラム。
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