JP2018154196A - エアガイド補強構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアガイドの厚肉化や別部材の追加による補強を要することなく、エアガイドの前隅部の剛性を高める。【解決手段】エアガイド10は、ガイド板部12と起立板部13b,13cとを一体的に有し、エアガイドブラケット14L,14Rを介して車体側に固定される。ガイド板部12は、上下方向と交叉して車幅方向に長尺の板部である。起立板部13b,13cは、ガイド板部12の前隅部17の前端縁16b,16cから上方へ曲折して起立する。エアガイドブラケット14L,14Rは、車体側固定部24と連結板部25と前接合板部26と後接合板部27とが一体成形される。車体側固定部24は、車体側に固定される。後接合板部27は、ガイド板部12の中領域12bに対して重なった状態で溶着され、前接合板部26は、エアガイド10の被接合板部23に対して重なった状態で溶着される。【選択図】図5

Description

本発明は、エアガイド補強構造に関する。
特許文献1には、エンジンルーム内のラジエータに外気を導く外気取り入れダクトを、フロアパネルと導風板との間に設けた外気導入構造が記載されている。また、ダクトの前端がフレームの上方で開口する状態が図示されている。
特開2001−138754号公報
特許文献1はフレーム(車体フレーム)の上方からダクトによって外気を導入する構造であるが、これに代えて車体フレームの下方にエアガイドを設け、車体フレームの前部下方を流通する空気をエアガイドによって上後方のラジエータへ案内することも可能である。係るエアガイドは、冠水路走行時にその前端側で水圧を強く受けるため、車幅方向(板幅方向)の両端の前隅部を車体側に固定するとともに、エアガイドの前隅部の剛性を高めることが好ましい。前隅部の剛性は、エアガイドを厚肉に形成する方法や前隅部を別部材で補強する方法によって高めることが可能である。
しかし、エアガイドの厚肉化は、車重の増加による燃費の低下等を招く。また、別部材による補強は、部品点数の増大による工数の増加等を招く。
そこで本発明は、エアガイドの厚肉化や別部材の追加による補強を要することなく、エアガイドの前隅部の剛性を高めることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のエアガイド補強構造は、エアガイドとブラケットとを備える。エアガイドは、上下方向と交叉して車体フレームの前部下方に配置され、車幅方向に所定の板幅を有するガイド板部と、ガイド板部の少なくとも前隅部の端縁から上方へ曲折して起立する起立板部とを一体的に有し、車体フレームの前部下方を流通する空気をガイド板部によって上後方のラジエータへ案内する。ブラケットは、平板状の前接合板部と、前接合板部の後方に配置される平板状の後接合板部と、車体側に固定される車体側固定部とを一体的に有する。ブラケットは、ブラケットの前接合板部をエアガイドの起立板部に重ねて溶着し、ブラケットの後接合板部をガイド板部の前隅部よりも後方の領域に重ねて溶着することによって、エアガイドに固定される。
上記構成では、ガイド板部の前隅部(ガイド板部の前端部のうち板幅方向の端部)の端縁から起立する起立板部にブラケットの前接合板部が接合され、ガイド板部の前隅部の後方の上面にブラケットの後接合板部が接合される。このように、ガイド板部の前隅部の前後にブラケットの前接合板部と後接合板部とが接合されるので、エアガイドの厚肉化や別部材の追加による補強を要することなく、エアガイドのガイド板部の前隅部の剛性を高めることができる。
また、エアガイドとブラケットとの接合箇所を2箇所まで低減することができ、生産性が向上する。
また、上記起立板部は、ガイド板部の前端縁から上方へ曲折して起立する起立板部本体と、起立板部本体の板幅方向外側の側端縁から後方へ曲折して延びる被接合板部とを一体的に有してもよく、上記ブラケットの前接合板部は、エアガイドの被接合板部に板幅方向から重ねられて面接触した状態で溶着されてもよく、上記被接合板部は、ガイド板部の前隅部の側端縁よりも板幅方向内側に配置されてもよい。
上記構成では、エアガイドを平板状に展開した展開状態で、被接合板部がガイド板部の前隅部の延長線(ガイド板部の板幅方向の側端縁)よりも板幅方向外側へ突出しない形状に設定することができるので、1枚の金属板素材からエアガイドを打ち抜く際の廃棄部分を削減して歩留まりを向上させることができる。
本発明によれば、エアガイドの厚肉化や別部材の追加による補強を要することなく、エアガイドの前隅部の剛性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るエアガイド補強構造を適用した車両の前端部の下方からの斜視図である。 図1の車両の前端部の車幅方向と直交する断面図である。 車体側に固定したエアガイドの上面図である。 エアガイドの斜視図である。 エアガイド補強構造の要部の拡大図である。 エアガイドの要部の展開図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係るエアガイド補強構造を適用するエアガイド10は、車両1の車体フレーム2の前部に設けられたラジエータ3よりも前下方に配置され、車体フレーム2の前部下方を流通する空気(走行風等)を、上後方のラジエータ3へ案内する。
図1及び図2に示すように、車体フレーム2は、車両1の車幅方向両側で車両1の前後に亘って延びる左右のサイドメンバ4と、車幅方向に沿って延びて左右のサイドメンバ4を連結する複数のクロスメンバ5とを有する。複数のクロスメンバ5は、左右のサイドメンバ4の前端部同士を連結するファーストクロスメンバ5aと、ファーストクロスメンバ5aから後方へ離間した位置に配置されるセカンドクロスメンバ5bとを有する。車体フレーム2の前端には、ファーストクロスメンバ5aを前方から覆うように車幅方向に延びるバンパー8が、バンパーブラケット7を介して固定される。セカンドクロスメンバ5bの後方には、インタークーラ6及びラジエータ3が配置されて車体フレーム2に支持される。ラジエータ3は、前後方向と交叉する板形状に形成され、上端縁が車体フレーム2よりも上方に配置され、下端縁が車体フレーム2よりも下方に配置される。左右のサイドメンバ4の前端の下方には、車両1の前方の衝突体と車両1とが衝突した際に車両1の下方への前記衝突体の潜り込みを防止するためのフロントアンダーランプロテクタ(以下、FUPという。)11が配置されて車幅方向に延びている。FUP11は、ラジエータ3の下端部3aと略同じ高さ位置に配置され、左右一対のFUPブラケット9を介して車体フレーム2に固定される。
左右のFUPブラケット9は、複数の板体によって形成される構造体であって、左右のサイドメンバ4の前端部の下面に固定されて左右のサイドメンバ4から下方へ延びる。左右のFUPブラケット9は、セカンドクロスメンバ5bよりも前方の左右のサイドメンバ4の下面に固定される上面部9aと、FUP11の後面に当接してFUP11を後方から支持する前面部9bと、前面部9bの後方で前下方から後上方へ水平方向に対して傾斜して延びる傾斜後面部9cとを有する。
図2〜図4に示すように、エアガイド10は、ガイド板部12と、中起立板部13aと、左起立板部(起立板部)13bと、右起立板部(起立板部)13cとを一体的に有し、車体フレーム2の前部下方に配置され、複数(本実施形態では、3つ)のエアガイドブラケット14L,14R,15を介して車体側に固定される。エアガイド10は、1枚の平板状の金属板素材40(図6参照)から所望の形状(エアガイド10を展開した状態の形状)の板体を打ち抜いて、プレス加工によってガイド板部12と起立板部13a,13b,13cとが一体成形されている。なお、左右の起立板部13b,13cは、エアガイド10の左右に対称的に設けられ、略同様の構成を有するため、以下では、右起立板部13cについて説明し、左側の説明を省略する。
ガイド板部12は、上下方向と交叉して車幅方向に長尺の板部であって、車幅方向(板幅方向)の長さ(所定の板幅)が上面視において左右のサイドメンバ4間の距離よりも僅かに短く、前後方向の長さがファーストクロスメンバ5aとセカンドクロスメンバ5bとの間の距離よりも短く形成される。ガイド板部12は、前側で略水平に延びる前領域12aと、前領域12aの後端から後上方へ傾斜して延びる中領域12bと、中領域12bの後端から更に後上方へ傾斜して延びる後領域12cとを有する。前領域12aは、左右のFUPブラケット9よりも僅かに下方に配置され、後領域12cは、中領域12bから後上方のラジエータ3の前面へ向かって延びる。すなわち、ガイド板部12は、左右のFUPブラケット9よりも僅かに下方に配置される前端から後上方のラジエータ3の前面へ向かって傾斜して延びる。前領域12aの前端縁16側は、車幅方向の中央部が前方へ突出するように、上面視において凸状に形成される。前領域12aの前端縁16は、前領域12aの前方へ突出した凸部の前端で車幅方向に延びる中前端縁16aと、中前端縁16aの左右で中前端縁16aよりも後方に配置される左前端縁16b及び右前端縁16cとを有する。中領域12b及び後領域12cは、上面視において略矩形状に形成される。なお、前領域12aの形状は、上記に限定されるものではなく、例えば、前領域12aを上面視において略矩形状に形成し、前領域12aの前端縁16が車幅方向に亘って直線状に延びていてもよい。
中起立板部13aは、前領域12aの中前端縁16aから上方へ曲折して中前端縁16aに沿って起立する。中起立板部13aの左右の両端部と、左起立板部13b及び右起立板部13cの各々の車幅方向内端部とは、上面視においてクランク形状の左右の連結部材18によって互いに連結される。
図4及び図5に示すように、右起立板部13cは、起立板部本体21と被接合板部23とを一体的に有する。起立板部本体21は、前後方向と交叉する板部であって、ガイド板部12の前領域12aの右前端縁16cから上方へ曲折して右前端縁16cに沿って起立する。被接合板部23は、車幅方向と交叉する板部であって、起立板部本体21の車幅方向外側の側端縁22から後方へ曲折して延びる。すなわち、右起立板部13cは、起立板部本体21と被接合板部23とを有し、ガイド板部12の前端部のうち車幅方向の外端部(本実施形態では、前領域12aの車幅方向の外端部)である右側の前隅部17の端縁(本実施形態では、右前端縁16c)から上方へ曲折して起立する。被接合板部23は、ガイド板部12の前隅部17の車幅方向外端縁33よりも車幅方向内側に配置される。
図3及び図4に示すように、エアガイドブラケット14L,14R,15は、エアガイド10の前端部の車幅方向両端部に固定される左右のエアガイドブラケット(ブラケット)14L,14Rと、エアガイド10の後端部に固定される後側のエアガイドブラケット15とである。なお、左右のエアガイドブラケット14L,14Rは、エアガイド10の左右に対称的に設けられ、略同様の構成を有するため、以下では、右側のエアガイドブラケット14Rについて説明し、左側の説明を省略する。
後側のエアガイドブラケット15は、上固定板部15aと、左右一対のアーム板部15bと、左右一対の下固定板部15cとを一体的に有する。上固定板部15aは、上下方向と交叉して車幅方向に延びる板部であって、セカンドクロスメンバ5bに下面部に下方から面接触した状態でボルト19によって締結固定される。左右のアーム板部15bは、車幅方向と交叉する板部であって、上固定板部15aの左右の両端から曲折して下方の前側へ向かって延びる。左右の下固定板部15cは、上下方向と交叉して前後方向に延びる板部であって、左右のアーム板部15bの下端部から前方へ延びる。左右の下固定板部15cの後端部の車幅方向内端縁は、左右のアーム板部15bの下端の車幅方向外端面に連続している。左右の下固定板部15cの前端部の上面がガイド板部12の後端縁部(後領域12cの後端縁部)の下面に面接触した状態で、左右の下固定板部15cの前端部とガイド板部12の後領域12cとがボルト20によって締結固定される。これにより、エアガイド10の後端部が後側のエアガイドブラケット15を介して車体フレーム2に支持される。
図2、図4及び図5に示すように、右側のエアガイドブラケット14R(以下、単にエアガイドブラケット14Rという。)は、エアガイド10をFUPブラケット9に固定するためのブラケットであって、1つの平板状の板体を曲折することによって、車体側固定部24と連結板部25と前接合板部26と後接合板部27とが一体成形される。
車体側固定部24は、上下方向及び前後方向と交叉して車幅方向に延びる板部であって、FUPブラケット9の傾斜後面部9cに後方から面接触した状態で傾斜後面部9cに対してボルト36によって締結固定される。すなわち、車体側固定部24は、車体側(車体フレーム2側)のFUPブラケット9に固定される。車体側固定部24の車幅方向の内端縁部24aは、エアガイド10のガイド板部12の車幅方向右側の外端縁35(前隅部17の車幅方向外端縁33を含む)よりも車幅方向内側、且つエアガイド10の右起立板部13cの被接合板部23よりも車幅方向外側に配置される。
連結板部25は、車幅方向と交叉して車体側固定部24と前接合板部26と後接合板部27とを連結する板部であって、第1領域25aと第2領域25bとを有する。第1領域25aは、車体側固定部24の内端縁部24aから曲折して後下方のガイド板部12の中領域12bへ向かって延びる。第2領域25bは、第1領域25aの前端縁29のうちの上下方向の中間部から前下方へ水平方向に対して傾斜して延びてから略水平に前方のエアガイド10の被接合板部23の車幅方向外側の領域に向かって延びる。
後接合板部27は、上下方向と交叉する板部であって、連結板部25の第1領域25aの下端縁部31から車幅方向内側へ曲折してガイド板部12の中領域12bの上面28に沿って延びる。後接合板部27は、ガイド板部12の中領域12bに対して上方から重なって、後接合板部27の下面が中領域12bの上面28に面接触した状態で、ガイド板部12の中領域12bに対して溶着されることによって接合される。なお、後接合板部27を、エアガイド10のガイド板部12の中領域12bに対して下方から重ねて溶着してもよい。
前接合板部26は、連結板部25の第2領域25bから連続して前方へ延びて後接合板部27よりも前方に配置され、エアガイド10の被接合板部23に対して車幅方向外側から重なって、前接合板部26の車幅方向内側面が被接合板部23の車幅方向外側面に面接触した状態で、被接合板部23に対して溶着されることによって接合される。なお、前接合板部26を、エアガイド10の被接合板部23に対して車幅方向内側から重ねて溶着してもよい。
次に、1枚の平板状の金属板素材40から打ち抜いた状態、すなわち、平板状に展開した状態(以下、展開状態という。)のエアガイド10について、図6に基づいて説明する。
展開状態のエアガイド10は、1枚の平板状の金属板素材40から不要な部分を取り除くことによって形成される。不要な部分を取り除く前の金属板素材40は、板幅方向(車体側に固定した際に車幅方向に対応する方向)に延びる第1端縁41と、板幅方向と直交する方向に延びる第2端縁42とを有する。展開状態のエアガイド10を形成する際に、エアガイド10の中起立板部13aの上端縁34(図4参照)を金属板素材40の第1端縁41に対応させ、ガイド板部12の車幅方向一側(本実施形態では、右側)の外端縁35を金属板素材40の第2端縁42に対応させた場合には、中起立板部13aの板幅方向の両側の不要な部分43(図6には、右側のみが図示されている。)と、ガイド板部12の前領域12aの前隅部17と右起立板部13cとの間の左右一対の不要な部分44(図6には、右側のみが図示されている。)とを金属板素材40から取り除く。このように、展開状態のガイド板部12の前領域12aの前隅部17と右起立板部13cとの間には、切欠部(不要な部分44を取り除いた後の切欠部)45が形成される。切欠部45を形成することによって、切欠部45を挟む一方側(ガイド板部12の前隅部17の反対側)に、右起立板部13cの被接合板部23が形成される。すなわち、展開状態で、右起立板部13cの被接合板部23が、ガイド板部12の外端縁35(板幅方向の側端縁)よりも板幅方向外側へ突出しない。
以上説明したように、本実施形態では、エアガイドブラケット14Rの前接合板部26が、ガイド板部12の前隅部17の右前端縁16cから起立する右起立板部13cに接合される。また、エアガイドブラケット14Rの後接合板部27が、ガイド板部12の前隅部17の後方の中領域12bの上面28に接合される。このように、ガイド板部12の前隅部17の前後にエアガイドブラケット14Rの前接合板部26と後接合板部27とが接合されるので、エアガイド10の厚肉化や別部材の追加による補強を要することなく、エアガイド10のガイド板部12の前隅部17の剛性を高めることができる。
また、エアガイド10とエアガイドブラケット14Rとの接合箇所を2箇所(前接合板部26及び後接合板部27)まで低減することができ、生産性が向上する。
また、展開状態で、右起立板部13cの被接合板部23が、ガイド板部12の外端縁35(板幅方向の側端縁)よりも板幅方向外側へ突出しないので、1枚の金属板素材40からエアガイド10を打ち抜く際の廃棄部分(本実施形態では、不要な部分43,44)を削減して歩留まりを向上させることができる。例えば、エアガイド10のガイド板部12と同じ板幅で、且つ被接合板部23をガイド板部12の外端縁35(板幅方向の側端縁)よりも板幅方向外側へ突出させる場合に比べて、本実施形態では、廃棄部分を削減して歩留まりを向上させることができる。
なお、本実施形態では、起立板部本体21と被接合板部23とを一体的に有する左右の起立板部13b,13cを設け、エアガイドブラケット14L,14Rの前接合板部26を被接合板部23に車幅方向に重ねて溶着したが、これに限定されるものではない。例えば、エアガイド10に、被接合板部23を除く起立板部本体21のみの左右の起立板部13b,13cを設けるとともに、エアガイドブラケット14L,14Rの前接合板部26の先端(前端)側を車幅方向内側へ曲折し、エアガイドブラケット14L,14Rの前接合板部26の先端部をエアガイド10の起立板部本体21の車幅方向外端部に前後方向に重ねて溶着してもよい。
また、本実施形態では、ガイド板部12の前領域12aの左右の前端縁16b,16cから上方へ曲折して左右の前端縁16b,16cに沿って起立する左右の起立板部13b,13cを設けたが、これに限定されるものではなく、ガイド板部12の少なくとも前隅部17の端縁(前端縁または車幅方向の側端縁)から上方へ曲折して起立する起立板部を有していればよい。例えば、ガイド板部12の前隅部17の車幅方向の側端縁から上方へ曲折して起立する起立板部を有していてもよい。
また、エアガイドブラケット14L,14Rの形状は、上記に限定されるものではなく、車体側固定部24と前接合板部26と後接合板部27とを一体的に有するエアガイドブラケット14L,14Rであれば、他の形状であってもよい。
また、本実施形態では、1つの板体を曲折することによって、エアガイドブラケット14L,14Rの車体側固定部24と前接合板部26と後接合板部27とを一体成形したが、複数の板体を接合することによって、車体側固定部24と前接合板部26と後接合板部27とを一体的に有するエアガイドブラケット14L,14Rを形成してもよい。
また、本実施形態では、エアガイド10を形成する際に金属板素材40から打ち抜くことによって不要な部分を取り除いたが、他の方法で金属板素材40から不要な部分を取り除いてもよい。例えば、金属板素材40から矩形状の板体を打ち抜いた後、該板体から不要な部分を切り取ることによって取り除いてもよい。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
2:車体フレーム
3:ラジエータ
10:エアガイド
12:ガイド板部
12a:前領域
12b:中領域
12c:後領域
13b:左起立板部(起立板部)
13c:右起立板部(起立板部)
14L,14R:左右のエアガイドブラケット(ブラケット)
16:ガイド板部の前端縁
17:ガイド板部の前隅部
21:起立板部本体
22:起立板部本体の車幅方向外側の側端縁(板幅方向外側の側端縁)
23:被接合板部
24:車体側固定部
26:前接合板部
27:後接合板部
28:ガイド板部の中領域の上面

Claims (2)

  1. 上下方向と交叉して車体フレームの前部下方に配置され、車幅方向に所定の板幅を有するガイド板部と、前記ガイド板部の少なくとも前隅部の端縁から上方へ曲折して起立する起立板部とを一体的に有し、前記車体フレームの前部下方を流通する空気を前記ガイド板部によって上後方のラジエータへ案内するエアガイドと、
    平板状の前接合板部と、前記前接合板部の後方に配置される平板状の後接合板部と、車体側に固定される車体側固定部とを一体的に有するブラケットと、を備え、
    前記ブラケットは、前記ブラケットの前記前接合板部を前記エアガイドの前記起立板部に重ねて溶着し、前記ブラケットの前記後接合板部を前記ガイド板部の前記前隅部よりも後方の領域に重ねて溶着することによって、前記エアガイドに固定される
    ことを特徴とするエアガイド補強構造。
  2. 請求項1に記載のエアガイド補強構造であって、
    前記起立板部は、前記ガイド板部の前端縁から上方へ曲折して起立する起立板部本体と、前記起立板部本体の板幅方向外側の側端縁から後方へ曲折して延びる被接合板部とを一体的に有し、
    前記ブラケットの前記前接合板部は、前記エアガイドの前記被接合板部に板幅方向から重ねられて面接触した状態で溶着され、
    前記被接合板部は、前記ガイド板部の前記前隅部の側端縁よりも板幅方向内側に配置される
    ことを特徴とするエアガイド補強構造。
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