JP2018153897A - 圧入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置基準面に交差する面に開口する圧入穴に被圧入部材を精度よく圧入できる圧入装置を提供する。【解決手段】圧入装置1は、ワーク10の特定の面が当接される装置基準面30dを有し、ワーク10を装置基準面30dに当接した状で固定する台座30と、装置基準面30dに交差するワーク10の面に開口するシール穴(圧入穴)12にシール部材(被圧入部材)22を圧入する押圧部42rを進退させる駆動機構42と、押圧部42rに取り付けられ、ワーク10に接触したことを検知する接触検知センサ50と、接触検知センサ50がワーク10との接触を検知した位置をワーク基準位置として、シール穴12に対する押圧部42rの進入量を制御する駆動制御部60とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ワークに形成された圧入穴に被圧入部材を圧入する圧入装置に関する。
ワークに形成された圧入穴に被圧入部材を圧入する圧入装置が知られている。例えば、自動車などのエンジンやトランスミッション、モータなどには、オイルシールなどのシール部材が使用されている。シール部材は、クランクケースやミッションケースなどのワークに形成されたシール穴に圧入することで取り付けられている。従来、シール部材の圧入は、例えば、シリンダ装置を備えるシール圧入装置が用いられ、シリンダ装置により押圧部をワークのシール穴に対して進退させ、シール部材をシール穴に圧入することが行われている(例えば特許文献1、2を参照)。シリンダ装置としては、エアシリンダや油圧シリンダが使用されている。
一般的に、シール部材を圧入するときは、ワークのシール穴が形成された面を上面として、シール圧入装置の台座にワークを載置して固定し、ワークの上方に設置されたシリンダ装置を駆動して押圧部を上下方向に進退させて、シール穴にシール部材を圧入している。このとき、ワークの下面を上面のシール穴のワーク基準面として、台座の装置基準面に当接させて位置決めすることにより、装置基準面とワーク基準面とが一致して同一面となる。装置基準面とワーク基準面とを同一面として、基準面からシール部材の圧入位置までの寸法に基づいて押圧部の移動量を設定することで、シール部材を所定の圧入位置に精度よく圧入できる。
特開平6−210526号公報 特開2015−88144号公報
ワークの異なる方向(面)にシール穴(圧入穴)が形成されている場合があり、その場合、一工程で異なる方向に開口する各シール穴に対してシール部材(被圧入部材)を圧入したい要望がある。
例えば、ワークの上面と側面にそれぞれシール穴を有する場合、従来の圧入装置では、ワークの上面を上側にして台座に固定し、上面のシール穴にシール部材を圧入した後、ワークを台座から取り外して向きを変え、ワークの側面を上側にしてワークを固定し直して、側面のシール穴にシール部材を圧入することが一般的である。この場合、ワークの向きを変えて台座に固定し直す作業が必要となり、作業が煩雑になるなど、作業時間及び労力を要する。また、この場合は、ワークの向きを変えて台座に当接させるため、それぞれの状態に対応する装置基準面となる台座を用意する必要があり、コストがかかる。或いは、ワークの上面と側面の各々のシール穴に対するシール部材の圧入をそれぞれ別のシール圧入装置で行うこともあるが、この場合、複数のシール圧入装置が必要となり、別工程となる上、設備コスト及びスペースの増大を招く。
そこで、一工程でワークの上面と側面の各々のシール穴にシール部材を圧入するため、シール圧入装置において、ワークの側方にもシリンダ装置を設置し、ワークの上面を上側にして台座に固定した状態で、ワークの側面のシール穴にシール部材を圧入することがある。この場合、ワークの側面のシール穴は台座の装置基準面に交差する面に開口し、そのシール穴が形成されたワークの側面がそのシール穴のワーク基準面となるため、側面のシール穴のワーク基準面と装置基準面とは一致せず、異なる。このように装置基準面とワーク基準面とが異なる場合は、ワークの加工精度のばらつきなどによってワーク基準面の位置が変わるため、シール穴に対する押圧部の進入量が一定にならず、シール部材の圧入位置がばらつくことがある。したがって、シール部材の圧入位置の精度を確保することが難しく、シール部材を精度よく圧入できない虞がある。
本発明の目的の一つは、装置基準面に交差する面に開口する圧入穴に被圧入部材を精度よく圧入できる圧入装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る圧入装置は、
ワークに形成された圧入穴に被圧入部材を圧入する圧入装置であって、
前記ワークの特定の面が当接される装置基準面を有し、前記ワークの特定の面を前記装置基準面に当接した状態で固定する台座と、
前記ワークの特定の面に交差する面に開口する前記圧入穴に前記被圧入部材を圧入する押圧部を進退させる駆動機構と、
前記押圧部に取り付けられ、前記ワークに接触したことを検知する接触検知センサと、
前記接触検知センサが前記ワークとの接触を検知した位置をワーク基準位置として、前記圧入穴に対する前記押圧部の進入量を制御する駆動制御部とを備える。
上記圧入装置は、台座に当接するワークの特定の面に交差する面(即ち、ワークを台座に固定した状態で装置基準面に交差するワークの面)に開口する圧入穴に被圧入部材を圧入する押圧部を進退させる駆動機構と、ワークとの接触を検知する接触検知センサとを備える。そして、押圧部で圧入穴に被圧入部材を圧入する際、接触検知センサがワークとの接触を検知した位置をワーク基準位置として、駆動制御部が圧入穴に対する押圧部の進入量を制御する。具体的には、押圧部の進入量をワーク基準位置から被圧入部材の所定の圧入位置までの寸法に応じて設定する。接触検知センサによってワーク基準位置を検知し、そのワーク基準位置を原点として、駆動制御部により押圧部の進入量を制御することで、ワークの加工精度のばらつきなどによってワーク基準面の位置が変わることがあっても、圧入穴に対する押圧部の進入量を一定に保つことができる。そのため、圧入穴に対する被圧入部材の圧入位置の精度を確保でき、被圧入部材を所定の圧入位置に精度よく圧入できる。したがって、上記圧入装置は、装置基準面に交差する面に開口する圧入穴に被圧入部材を精度よく圧入できる。
また、上記圧入装置は、ワークの一面を台座の装置基準面に当接させて固定した状態で、ワークの異なる方向に開口する複数の圧入穴に被圧入部材を圧入することが可能である。例えば、ワークの上面を上側にして台座に固定した状態で、ワークの側面の圧入穴に被圧入部材を圧入できるため、装置基準面となる台座が1つで済み、コストを抑制できる。押圧部を駆動する駆動機構として、サーボプレスを用いた場合、押圧部の動作を数値制御することが可能であり、被圧入部材の圧入位置を変更する場合であっても、駆動制御部で圧入穴に対する押圧部の進入量を変更するのみで対応可能であるため、汎用性が高い。
実施形態1に係る圧入装置の構成を示す模式図である。 図1に示す圧入装置において、ワーク側面の圧入穴に対する押圧部の動作を説明する図である。
本発明の実施形態に係る圧入装置の具体例を、図面を参照して説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。なお、以下の説明では、図面における紙面の上側を「上」、紙面の下側を「下」とし、上下方向(縦方向)に直交する方向を横方向とする。
[実施形態1]
<圧入装置>
図1〜図2を参照して、実施形態1に係る圧入装置1について説明する。圧入装置1は、ワーク10に形成された圧入穴となるシール穴11、12に被圧入部材のシール部材21、22を圧入する、所謂シール圧入装置である。シール穴11、12は、ワーク10の異なる方向(面)にそれぞれ形成されており、この例では、ワーク10の上面10tにシール穴11が形成され、ワーク10の側面10s(図1中、右側面)にシール穴12が形成されている。実施形態1の圧入装置1の特徴の一つは、シール穴12にシール部材22を圧入する押圧部42rを進退させる駆動機構42と、押圧部42rに取り付けられる接触検知センサ50と、駆動機構42(押圧部42r)の動作を制御する駆動制御部60とを備える点にある。以下、圧入装置1の構成を詳しく説明する。
(ワーク)
図1に示すワーク10は、例えば、エンジンのクランクケースやトランスミッションのミッションケースなどであり、異なる方向(面)に開口する複数のシール穴11、12を有する。この例では、ワーク10の上面10tと側面10sにそれぞれシール穴11、12を有し、シール穴11が上方向に開口し、シール穴12が横方向(図1中、右方向)に開口している。各シール穴11、12には、シール部材21、22がそれぞれ圧入される。ワーク10には、後述する台座30に固定したとき、台座30と当接するワーク10の下面10b側に、ノックピン34が挿通されるピン挿通孔15が形成された取付部14を有する。シール部材21、22は、オイルシールである。
(台座)
台座30は、図1に示すように、ワーク10が固定される部材であり、ワーク10の特定の面(この例では下面10b)が当接される装置基準面30dを有し、ワーク10の特定の面を装置基準面30dに当接した状態で固定する。装置基準面30dは、ワーク10の下面10bに当接するように形成され、台座30に載置されたワーク10を水平に位置決めする。この例では、台座30にノックピン34が挿入されるピン穴35が形成され、ノックピン34がワーク10のピン挿通孔15に挿通された状態でピン穴35に挿入されることで、ワーク10が台座30に位置決めされて固定される。また、台座30を支持する架台36を有し、架台36に台座30が載置されて固定されている。
ここで、ワーク10の側面10sは、台座30の装置基準面30dに当接するワーク10の特定の面(下面10b)に交差し、ワーク10を台座30に固定したとき、台座30の装置基準面30dに交差する面である。そして、シール穴11、12のうち、ワークの側面10sに形成されたシール穴12は、台座30の装置基準面30dに交差する面に開口する。ワーク10の上面10tに形成されたシール穴11のワーク基準面はワークの下面10bであり、台座30の装置基準面30dと当接することから、シール穴11のワーク基準面(下面10b)と装置基準面30dとは一致して同一面となる。一方、ワークの側面10sに形成されたシール穴12のワーク基準面はワークの側面10sであり、装置基準面30dと交差することから、シール穴12のワーク基準面(側面10s)と装置基準面30dとは一致せず、異なる。
(駆動機構)
圧入装置1では、図1に示すように、ワーク10の各シール穴11、12に対応する駆動機構41、42を備える。一方の駆動機構41は、ワーク10の上方に設置され、ワーク10の上面10tに開口するシール穴11に対応する位置に設けられた押圧部41rを進退させる。押圧部41rは、上下方向に進退自在に設けられ、ワーク10に対して進退してシール穴11にシール部材21を圧入する。他方の駆動機構42は、ワーク10の側方に設置され、ワーク10の側面10sに開口するシール穴12に対応する位置に設けられた押圧部42rを進退させる。押圧部42rは、横方向(図1中、左右方向)に進退自在に設けられ、ワーク10に対して進退してシール穴12にシール部材22を圧入する。この例では、圧入装置1のケーシング70に各駆動機構41、42がそれぞれ固定されている。
駆動機構41、42はそれぞれ、各々の押圧部41r、42rの動作を数値制御することが可能であり、この例ではサーボプレスである。サーボプレスは、図示しないサーボモータとサーボモータの回転を直線運動に変換するボールネジ機構とを有し、サーボモータによりボールネジ機構を介して押圧部を進退させる。駆動機構(サーボプレス)41、42は、後述する駆動制御部60によって制御され、駆動制御部60で各々のサーボモータの回転を制御することで、押圧部41r、42rの動作(移動量や移動速度など)を数値制御することが可能である。
(接触検知センサ)
駆動機構42の押圧部42rには、図1に示すように、ワーク10に接触したことを検知する接触検知センサ50が取り付けられている。接触検知センサ50は、ワーク10との接触を検知できるものであれば、特に限定されるものではなく、公知のセンサを用いることが可能である。この例では、接触検知センサ50として、接触式のタッチセンサ(タッチスイッチ)が用いられている。接触検知センサ50は、接触子51を有し、押圧部42rが前進したとき、接触子51がワーク10の側面10sに直接接触することでワーク10との接触を検知する(図2も併せて参照)。接触子51は、筒状のホルダ52に伸縮自在に保持され、図示しない弾性体(例、バネ)により付勢されている。これにより、接触子51がワーク10に接触すると、接触子51がホルダ52内に後退し、接触子51がワーク10から離れると、弾性体の付勢により接触子51が元の位置に戻る。ホルダ52は、ブラケット53を介して押圧部42rに支持されている。接触検知センサ50は、ワーク10との接触を検知すると、後述する駆動制御部60に接触検知信号を出力する。
接触検知センサ50には、非接触式のセンサ(例、測長センサ)を用いることも可能である。例えば、測長センサによりワーク10の側面10sまでの距離を測定し、ワーク10との距離が所定値(例えば0)になったことを検知したとき、ワーク10に接触したとみなすことが挙げられる。
(駆動制御部)
駆動制御部60は、中央演算処理装置(CPU)及び記憶装置(メモリ)を備えるコンピュータで構成され、各駆動機構(サーボプレス)41、42の押圧部41r、42rの動作を数値制御する。例えば、各シール穴11、12に対するそれぞれのシール部材21、22の圧入位置(圧入量)に基づいて押圧部41r、42rの移動量を制御する。また、駆動制御部60は、接触検知センサ50から接触検知信号が入力されたとき、接触検知センサ50がワーク10との接触を検知した位置をワーク基準位置として、シール穴12に対する押圧部42rの進入量を制御する。以下、駆動制御部60による各駆動機構41、42の制御について詳しく説明する。
〈駆動機構41の制御〉
ワーク10の上面10tに形成されたシール穴11にシール部材21を圧入する押圧部41rを駆動する駆動機構41に対しては、シール穴11のワーク基準面(下面10b)からシール部材21の圧入位置までの寸法aに基づいて、駆動制御部60により押圧部41rの移動量を制御する。ここで、シール穴11のワーク基準面は、上述したようにワーク10の下面10bであり、台座30の装置基準面30dと当接することから、装置基準面30dと同一面となる。シール穴11のワーク基準面と装置基準面30dとが同一面であるので、寸法aはワーク10の加工精度のばらつきなどの影響を受けないため、押圧部41rの移動量を寸法aに基づいて設定してシール穴11にシール部材21を圧入することで、シール部材21を所定の圧入位置に精度よく圧入できる。
〈駆動機構42の制御〉
ワーク10の側面10sに形成されたシール穴12にシール部材22を圧入する押圧部42rを駆動する駆動機構42に対しては、シール穴12のワーク基準面(側面10s)からシール部材22の圧入位置までの寸法bに基づいて、駆動制御部60により押圧部42rの移動量を制御する。ここで、シール穴12のワーク基準面は、上述したようにワーク10の側面10sであり、装置基準面30dと同一面とならない。シール穴12のワーク基準面と装置基準面30dとが異なる場合、ワーク10の加工精度や台座30への取付精度のばらつきなどによってワーク基準面の位置が変わることがある。
圧入装置1では、図2の上図に示すように、押圧部42rでシール穴12にシール部材22を圧入する際、押圧部42rに取り付けられた接触検知センサ50によってワーク10との接触を検知することで、シール穴12のワーク基準面となる側面10sを検知する。そして、図2の下図に示すように、検知した側面10sの位置をワーク基準位置として、その位置から寸法bに基づいてシール穴12に対する押圧部42rの進入量を設定することで、シール穴12にシール部材22を圧入する。これにより、ワーク10の加工精度や取付精度のばらつきなどによってワーク基準面(側面10s)の位置が変わることがあっても、シール穴12に対する押圧部42rの進入量を一定に保つことができるので、シール部材22を所定の圧入位置に精度よく圧入できる。
各シール穴11、12へのシール部材21、22の圧入は、別々に順次実施してもよいし、同時に実施してもよいが、シール部材21の圧入を先に実施した後、シール部材22の圧入を実施することが好ましい。シール部材22の圧入を先に実施したり、圧入を同時に実施した場合は、駆動機構42(押圧部42r)の圧入力によるワーク10の取付位置のずれによって、シール部材21の圧入精度が低下する虞がある。
〔作用効果〕
上述した実施形態1の圧入装置1は、以下の効果を奏することができる。
(1)駆動機構42の押圧部42rに取り付けられた接触検知センサ50によって、ワーク10の側面10sに形成されたシール穴12のワーク基準面を検知することができる。そして、接触検知センサ50がワーク10との接触を検知した位置をワーク基準位置として、駆動制御部60によりシール穴12に対する押圧部42rの進入量を制御することで、ワーク10の加工精度のばらつきなどによってワーク基準面(側面10s)の位置が変わることがあっても、シール穴12に対する押圧部42rの進入量を一定に保つことができる。そのため、ワーク10の側面10sに開口するシール穴12に対するシール部材22の圧入位置の精度を確保でき、シール部材22を所定の圧入位置に精度よく圧入できる。したがって、装置基準面30dに交差する面に開口するシール穴12にシール部材22を精度よく圧入できる。
ワーク10の上面10tを上側にして台座30に固定した状態で、各駆動機構41、42の押圧部41r、42rにより、ワーク10の上面10tと側面10sの各々のシール穴11、12にシール部材21、22をそれぞれ圧入することができる。よって、一工程でワーク10の異なる方向に開口する各シール穴11、12に対してシール部材21、22を圧入できる。また、装置基準面30dとなる台座が1つで済み、コストを抑制できる。
押圧部42rを進退させる駆動機構42として、サーボプレスを用い、押圧部42rの移動量を数値制御することが可能である。そのため、シール部材22の圧入位置(寸法b)を変更する場合であっても、駆動制御部60で押圧部42rの進入量を変更するのみで対応可能であるため、汎用性が高い。ところで、押圧部42rに当て止め治具を取り付けて、シール穴12のワーク基準面(側面10s)に当て止め治具を当接させて押圧部42rを機械的に停止させることにより、押圧部42rの進入量を制御することも考えられる。しかし、この場合は、シール部材22の圧入位置を変更する際に当て止め治具を交換したり、圧入位置に応じて当て止め治具を作製する必要があり、汎用性が低くなる。
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、押圧部41rを進退させる駆動機構41として、サーボプレスをエアシリンダや油圧シリンダなどに変更してもよい。
本発明の圧入装置は、自動車のエンジンやトランスミッションに使用されるオイルシールなどの圧入に好適に利用できる。
1 圧入装置
10 ワーク
10t 上面
10s 側面
10b 下面
11 シール穴(圧入穴)
12 シール穴(圧入穴)
14 取付部
15 ピン挿通孔
21 シール部材(被圧入部材)
22 シール部材(被圧入部材)
30 台座
30d 装置基準面
34 ノックピン
35 ピン穴
36 架台
41 駆動機構
41r 押圧部
42 駆動機構
42r 押圧部
50 接触検知センサ
51 接触子
52 ホルダ
53 ブラケット
60 駆動制御部
70 ケーシング

Claims (1)

  1. ワークに形成された圧入穴に被圧入部材を圧入する圧入装置であって、
    前記ワークの特定の面が当接される装置基準面を有し、前記ワークの特定の面を前記装置基準面に当接した状態で固定する台座と、
    前記ワークの特定の面に交差する面に開口する前記圧入穴に前記被圧入部材を圧入する押圧部を進退させる駆動機構と、
    前記押圧部に取り付けられ、前記ワークに接触したことを検知する接触検知センサと、
    前記接触検知センサが前記ワークとの接触を検知した位置をワーク基準位置として、前記圧入穴に対する前記押圧部の進入量を制御する駆動制御部とを備える圧入装置。
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