JP2018152707A - 非接触型情報媒体及び非接触型情報通信システム - Google Patents

非接触型情報媒体及び非接触型情報通信システム Download PDF

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昭博 奥井
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悟 小南
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一紀 川▲崎▼
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【課題】通信の安定性及び通信速度を向上することができる非接触型情報媒体を提供する。【解決手段】非接触型情報媒体は、エッジ検出部15と、前記エッジ検出部15の出力信号がローレベルである期間が所定時間を超えた場合にリセット信号を生成するリセット信号生成部16Bと、を備える。前記エッジ検出部15は前記リセット信号によりリセットされる。前記エッジ検出部15がリセットされると前記エッジ検出部15の出力信号がハイレベルになる。【選択図】図2

Description

本発明は非接触型情報媒体及び非接触型情報通信システムに関する。
近年、非接触型IC(Integrated Circuit)カード、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、非接触型ICチップを搭載した携帯電話などの非接触型情報媒体が普及している。非接触型情報媒体とリーダ/ライタとの間の情報通信は、リーダ/ライタから発信される特定の周波数(例えば13.56MHzなど)の磁界(搬送波)によって行われる。
特開2007−306240号公報
非接触型情報媒体とリーダ/ライタとの間の情報通信は、通常人が非接触型情報媒体を手に持ってリーダ/ライタにかざすことで実施される。ところが、人が非接触型情報媒体を手に持ってリーダ/ライタにかざす際のリーダ/ライタに対する非接触型情報媒体の接近速度や非接触型情報媒体−リーダ/ライタ間距離は千差万別である。
したがって、非接触型情報媒体が通信データの量子化を行うエッジ検出回路を搭載している場合、人が非接触型情報媒体を手に持ってリーダ/ライタにかざす際のリーダ/ライタに対する非接触型情報媒体の接近速度や非接触型情報媒体−リーダ/ライタ間距離によっては、リーダ/ライタが通信データを送信する前の磁界変動を通信データとして誤判定してしまうことがある。このような誤判定が起こると、非接触型情報媒体は1回目の通信データを正常に受信処理することができない。その結果、非接触型情報媒体が応答できず、リーダ/ライタは非接触型情報媒体の不応答によって通信エラーを認識して通信データの送信を初めからやり直すことになる。通信データの再送信により、通信の安定性が損なわれて通信速度が遅くなる。
なお、特許文献1では、非接触型情報媒体の応答における問題を解消する技術を提案している。しかしながら、上記の問題は、非接触型情報媒体の応答以前に発生する問題であるため、特許文献1で提案されている技術によって解決することはできない。
本発明は、上記の状況に鑑み、通信の安定性及び通信速度を向上することができる非接触型情報媒体及びおよびそれを備えた非接触型情報通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る非接触型情報媒体は、エッジ検出部と、前記エッジ検出部の出力信号がローレベルである期間が所定時間を超えた場合にリセット信号を生成するリセット信号生成部と、を備え、前記エッジ検出部は前記リセット信号によりリセットされ、前記エッジ検出部がリセットされると前記エッジ検出部の出力信号がハイレベルになる構成(第1の構成)とする。
また、上記第1の構成である非接触型情報媒体において、アンテナと、前記アンテナと前記エッジ検出部との間に設けられる検波部と、を備える構成(第2の構成)としても良い。
また、上記第1又は第2の構成である非接触型情報媒体において、前記所定時間は、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間以上である構成(第3の構成)としても良い。
また、上記第3の構成である非接触型情報媒体において、前記所定時間は、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間と等しい構成(第4の構成)としても良い。
また、上記第1〜4いずれかの構成である非接触型情報媒体において、カウンタを備え、前記リセット信号生成部は、前記カウンタの出力に基づいて、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの単位ブロック時間より短いサンプリング周期で前記エッジ検出部の出力信号のレベルを確認する構成(第5の構成)としても良い。
また、上記第1〜4いずれかの構成である非接触型情報媒体において、前記リセット信号生成部は、前記エッジ検出部の出力信号をそれぞれ異なる遅延時間で遅延する複数の遅延部と、前記複数の遅延部の各出力信号を論理演算して前記リセット信号を生成する論理部と、を備える構成(第6の構成)としても良い。
また、上記第6の構成である非接触型情報媒体において、前記複数の遅延部の個数は、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間を前記非接触型情報媒体が受信する通信データの単位ブロック時間を除した値から1を引いた数以上である構成(第7の構成)としても良い。
また、本発明に係る非接触型情報通信システムは、上記第1〜第7いずれかの構成の非接触型情報媒体と、前記非接触型情報媒体との間で情報通信を行うリーダと、を備える構成(第8の構成)とする。
また、上記第8の構成の非接触型情報通信システムにおいて、前記リーダはリーダ機能のみならずライタ機能も有するリーダ/ライタである構成(第9の構成)としても良い。
本発明によれば、非接触型情報媒体とリーダ/ライタとの間の情報通信において通信の安定性及び通信速度を向上することができる。
非接触型情報通信システムの一例を示す概略斜視図 第1実施形態に係る非接触型情報媒体の構成を示す図 エッジ検出回路の一構成例を示す図 第1実施形態に係る非接触型情報媒体の信号波形を示すタイムチャート 第1実施形態に係る非接触型情報媒体の信号波形を示すタイムチャート 第2実施形態に係る非接触型情報媒体の構成を示す図 第2実施形態に係る非接触型情報媒体の変形例を示す図
<非接触型情報通信システムの概要>
図1は、非接触型情報通信システムの一例を示す概略斜視図である。図1に示す非接触型情報通信システムは、非接触型情報媒体1と、非接触型情報媒体1との間で情報通信を行うリーダ/ライタ2と、を備える。非接触型情報媒体1とリーダ/ライタ2との間の情報通信は、人が非接触型情報媒体1を手に持ってリーダ/ライタ2のアンテナ(不図示)設置位置近傍にかざすなどして非接触型情報媒体1のアンテナ(図1において不図示)とリーダ/ライタ2のアンテナ(不図示)とが近接したときに行われる。非接触型情報媒体1とリーダ/ライタ2との間の情報通信には、リーダ/ライタ2から発信される特定の周波数(例えば13.56MHzなど)の磁界(搬送波)が用いられる。
非接触型情報媒体1としては、例えば、非接触型ICカード、RFIDタグ、非接触型ICチップを搭載した携帯電話などを挙げることができる。したがって、非接触型情報媒体1の形状は、図1に示すようなカード形状に限定されない。
リーダ/ライタ2は、非接触型情報媒体1に記憶されているデータを読み出すリーダ機能と、非接触型情報媒体1にデータを書き込むライタ機能と、を備える。リーダ/ライタ2の形状は、図2に示すような円柱形状に限定されない。リーダ/ライタ(広義のリーダ)2の代わりに、非接触型情報媒体1に記憶されているデータを読み出すリーダ機能のみを有する機器(狭義のリーダ)を用いても構わない。
<第1実施形態に係る非接触型情報媒体>
図2は、第1実施形態に係る非接触型情報媒体の構成を示す図である。図2に示す非接触型情報媒体は、コイル10と、コンデンサ11と、検波回路12と、クロック信号生成回路13と、データ送信回路14と、エッジ検出回路15と、デジタル信号処理回路16と、不揮発性メモリ17と、を備える。デジタル信号処理回路16は、制御部16Aと、リセット信号生成部16Bと、カウンタ16Cと、を備える。なお、図2においては、信号系統の回路のみを図示し、電力系統の回路の図示は省略している。
コイル10は、アンテナとして機能する。人が図2に示す非接触型情報媒体を手に持ってリーダ/ライタ2のコイル設置位置近傍にかざすなどしてコイル10がリーダ/ライタ2のコイルに近接してコイル10とリーダ/ライタ2のコイルが磁気結合したときに、図2に示す非接触型情報媒体とリーダ/ライタ2との間でデータの送受信が可能となる。
コンデンサ11、検波回路12、クロック信号生成回路13、及びデータ送信回路14がコイル10に並列接続される。
コンデンサ11は共振周波数の調整のために設けられている。
検波回路12は、リーダ/ライタ2のコイルと磁気結合したコイル10に発生する特定の周波数(例えば13.56MHzなど)の電圧信号を包絡線検波する。
クロック信号生成回路13は、リーダ/ライタ2のコイルと磁気結合したコイル10に発生する特定の周波数(例えば13.56MHzなど)の電圧信号に基づいて、所定の周波数(例えば13.56MHzを2分周した6.78MHzなど)のクロック信号を生成する。
データ送信回路14は、送信データに基づいてコイル10に接続されている負荷のインピーダンスを変化させる。
エッジ検出回路15は、検波回路12から出力される包絡線検波信号のエッジを検出して通信データの量子化を行うことで、デジタル信号である受信データを復調する。より具体的には、エッジ検出回路15は、包絡線検波信号の立下りエッジを検出すると、その後包絡線検波信号の立上りエッジを検出するまで出力信号をローレベルにし、逆に包絡線検波信号の立上りエッジを検出すると、その後包絡線検波信号の立下りエッジを検出するまで出力信号をハイレベルにする。エッジ検出回路15は、例えば図3に示すように、ハイパスフィルタである微分回路15Aと、ヒステリシスコンパレータ15Bとによって構成することができる。
デジタル信号処理回路16の制御部16Aは、受信データに基づいて不揮発性メモリ17に対してデータの読み出し及び書き込みを行い、必要に応じて不揮発性メモリ17から読み出したデータに基づいて送信データを生成する。制御部16Aによって生成された送信データはデータ送信回路14に供給される。
デジタル信号処理回路16のリセット信号生成部16Bは、デジタル信号処理回路16のカウンタ16Cの出力を用いてエッジ検出回路15の出力信号がローレベルである期間が所定時間を超えたか否かを判定し、エッジ検出回路15の出力信号がローレベルである期間が所定時間を超えた場合にリセット信号を生成する。エッジ検出回路15は、リセット信号生成部16Bによって生成されたリセット信号によりリセットされる。エッジ検出回路15がリセットされるとエッジ検出回路15の出力信号は強制的にハイレベルになる。
デジタル信号処理回路16のカウンタ16Cは、クロック信号生成回路13から出力されるクロック信号に基づいてカウンタ動作を行う。
図4は、第1実施形態に係る非接触型情報媒体の信号波形を示すタイムチャートである。より詳細には、人が図2に示す非接触型情報媒体を手に持ってリーダ/ライタ2のコイル設置位置近傍にかざすなどしてコイル10がリーダ/ライタ2のコイルに近接してコイル10とリーダ/ライタ2のコイルが磁気結合した直後のタイムチャートである。
図4に示すように、リーダ/ライタ2から図2に示す非接触型情報媒体に通信データを送信する前に、検波回路12から出力される包絡線検波信号S12が急激に低下していなければ、リーダ/ライタ2から図2に示す非接触型情報媒体への通信データの送信が開始される時点t1の直前において、図4に示すようにエッジ検出回路15の出力信号がローレベルになっていない。したがって、リーダ/ライタ2から図2に示す非接触型情報媒体への通信データの送信が開始される時点t1において、図4に示すようにエッジ検出回路15の出力信号がハイレベルからローレベルに切り替わり、デジタル信号処理回路16の制御部16Aが1つ目の通信データを認識できる。このため、図2に示す非接触型情報媒体は、リーダ/ライタ2から送信された通信データを正常に受信することができる。
一方、図5に示すように、リーダ/ライタ2から図2に示す非接触型情報媒体に通信データを送信する前に、人が図2に示す非接触型情報媒体を手に持ってリーダ/ライタ2にかざす際のリーダ/ライタ2に対する図2に示す非接触型情報媒体の接近速度や非接触型情報媒体−リーダ/ライタ間距離の具合或いはリーダ/ライタ2の出力ノイズによって検波回路12から出力される包絡線検波信号S12が急激に低下していれば、包絡線検波信号S12が急激に低下した時点t0でエッジ検出回路15の出力信号がハイレベルからローレベルに切り替わる。
ここで、リセット信号生成部16Bを動作させていなければ、リーダ/ライタ2から図2に示す非接触型情報媒体への通信データの送信が開始される時点t1の直前において、図5に示すようにエッジ検出回路15の出力信号がローレベルになっている。この場合、デジタル信号処理回路16の制御部16Aが1つ目の通信データを認識できないという問題が生じる。
本実施形態では、リセット信号生成部16Bを動作させているので、リーダ/ライタ2から図2に示す非接触型情報媒体への通信データの送信が開始される時点t1の直前において、図5に示すようにエッジ検出回路15の出力信号がハイレベルに戻っている。このため、デジタル信号処理回路16の制御部16Aが1つ目の通信データを認識できないという問題は生じず、図2に示す非接触型情報媒体は、リーダ/ライタ2から送信された通信データを正常に受信することができる。
上述したように、リセット信号生成部16Bは、エッジ検出回路15の出力信号がローレベルである期間が所定時間を超えた場合にリセット信号を生成する。
所定時間は、図2に示す非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間以上であることが好ましい。通信データの連続ローレベル期間によってエッジ検出回路15にリセットがかかってしまうことを防止できるからである。
所定時間は、図2に示す非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間と等しいことがより好ましい。検波回路12から出力される包絡線検波信号S12が急激に低下してエッジ検出回路15の出力信号がハイレベルからローレベルになった場合にいち早くエッジ検出回路15の出力信号をハイレベルに戻すことができるからである。
なお、本実施形態では、リセット信号生成部16Bは、カウンタ16Cの出力に基づいて、図2に示す非接触型情報媒体が受信する通信データの単位ブロック時間UT1より短いサンプリング周期(例えば6.78MHzの逆数)でエッジ検出回路15の出力信号のレベルを確認している。これにより、リセット信号生成部16Bは、通信データによるエッジ検出回路15の出力信号のレベル変化を漏れなく把握することができる。したがって、リセット信号生成部16Bは、通信データによってエッジ検出回路15の出力信号がローレベルから一旦ハイレベルになって再びローレベルに戻った場合に誤ってエッジ検出回路15の出力信号がずっとローレベルのままであると誤認識しない。
<第2実施形態に係る非接触型情報媒体>
図6は、第2実施形態に係る非接触型情報媒体の構成を示す図である。図6において図2と同一の機能を有する部分には同一の符号を付す。図6に示す非接触型情報媒体は、コイル10と、コンデンサ11と、検波回路12と、クロック信号生成回路13と、データ送信回路14と、エッジ検出回路15と、デジタル信号処理回路16と、不揮発性メモリ17と、を備える。デジタル信号処理回路16は制御部16Aを備える。リセット信号生成部16Bは、デジタル信号処理回路16の外部に設けられ、複数の遅延回路18と、論理回路19とによって構成される。なお、図6においても図2と同様に、信号系統の回路のみを図示し、電力系統の回路の図示は省略している。
複数の遅延回路18は、エッジ検出回路15の出力信号をそれぞれ異なる遅延時間で遅延する。論理回路19は、複数の遅延回路18の各出力信号を論理演算してリセット信号を生成する。例えば、論理回路19は、OR回路であって、複数の遅延回路18全ての出力信号がローレベルになったときにリセット信号としてローレベルの信号を出力する。
第1実施形態と同様に、リセット信号生成部16Bは、エッジ検出回路15の出力信号がローレベルである期間が所定時間を超えた場合にリセット信号を生成する。
所定時間は、図6に示す非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間以上であることが好ましい。通信データの連続ローレベル期間によってエッジ検出回路15にリセットがかかってしまうことを防止できるからである。
所定時間は、図6に示す非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間と等しいことがより好ましい。検波回路12から出力される包絡線検波信号S12が急激に低下してエッジ検出回路15の出力信号がハイレベルからローレベルになった場合にいち早くエッジ検出回路15の出力信号をハイレベルに戻すことができるからである。
複数の遅延回路18の遅延時間を調整することによって、所定時間の調整が可能である。
なお、複数の遅延回路18の個数は、図6に示す非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間を図6に示す非接触型情報媒体が受信する通信データの単位ブロック時間を除した値から1を引いた数以上であることが好ましい。このようにすることによって、リセット信号生成部16Bは、通信データの単位ブロック時間毎に、エッジ検出回路15の出力信号がローレベルの状態を継続しているか否かを把握することができる。したがって、リセット信号生成部16Bは、通信データによってエッジ検出回路15の出力信号がローレベルから一旦ハイレベルになって再びローレベルに戻った場合に誤ってエッジ検出回路15の出力信号がずっとローレベルのままであると誤認識しない。
本実施形態では、リセット信号生成部16Bをデジタル信号処理回路16の外部に設けている。したがって、従来の非接触型情報媒体で用いていたデジタル信号処理回路に何ら変更を加えることなく、デジタル信号処理回路16としてそのまま利用することができる。なお、デジタル信号処理回路16はICなどで実現することができる。
また本実施形態とは異なり、図7に示すようにリセット信号生成部16Bをデジタル信号処理回路16の内部に設けてもよい。図7に示す構成によると、デジタル信号処理回路16をICなどの一つの部品で実現することができるので、図6に示す構成と比較して部品点数を減らすことができる。
<留意点>
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
1 非接触型情報媒体
2 リーダ/ライタ
10 コイル
11 コンデンサ
12 検波回路
13 クロック信号生成回路
14 データ送信回路
15 エッジ検出回路
15A 微分回路
15B ヒステリシスコンパレータ
16 デジタル信号処理回路
16A 制御部
16B リセット信号生成部
16C カウンタ
17 不揮発性メモリ
18 遅延回路
19 論理回路

Claims (9)

  1. エッジ検出部と、
    前記エッジ検出部の出力信号がローレベルである期間が所定時間を超えた場合にリセット信号を生成するリセット信号生成部と、を備え、
    前記エッジ検出部は前記リセット信号によりリセットされ、前記エッジ検出部がリセットされると前記エッジ検出部の出力信号がハイレベルになる、非接触型情報媒体。
  2. アンテナと、
    前記アンテナと前記エッジ検出部との間に設けられる検波部と、を備える、請求項1に記載の非接触型情報媒体。
  3. 前記所定時間は、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間以上である、請求項1または請求項2に記載の非接触型情報媒体。
  4. 前記所定時間は、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間と等しい、請求項3に記載の非接触型情報媒体。
  5. カウンタを備え、
    前記リセット信号生成部は、前記カウンタの出力に基づいて、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの単位ブロック時間より短いサンプリング周期で前記エッジ検出部の出力信号のレベルを確認する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の非接触型情報媒体。
  6. 前記リセット信号生成部は、
    前記エッジ検出部の出力信号をそれぞれ異なる遅延時間で遅延する複数の遅延部と、
    前記複数の遅延部の各出力信号を論理演算して前記リセット信号を生成する論理部と、を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の非接触型情報媒体。
  7. 前記複数の遅延部の個数は、前記非接触型情報媒体が受信する通信データの通信プロトコルで許容されている最大連続ローレベル期間を前記非接触型情報媒体が受信する通信データの単位ブロック時間を除した値から1を引いた数以上である、請求項6に記載の非接触型情報媒体。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の非接触型情報媒体と、
    前記非接触型情報媒体との間で情報通信を行うリーダと、を備える非接触型情報通信システム。
  9. 前記リーダはリーダ機能のみならずライタ機能も有するリーダ/ライタである、請求項8に記載の非接触型情報通信システム。
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