JP2018152525A - 部品実装体及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板表面に対する電子部品の平行度を高めることができる部品実装体及び電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る部品実装体100は、電子部品10と、配線基板20とを具備する。電子部品10は、放熱用端子110(放熱部)を有する表面部11(第1の面)と、電極端子120を有する裏面部12(第2の面)とを有する。配線基板20は、導体パターン22と、絶縁体パターン23とを有する。導体パターン22は、電子部品10の搭載領域を一軸方向に跨いで延在する第1の導体部221を含み、電極端子120と電気的に接続される。絶縁体パターン23は、第1の導体部221上に設けられ電極端子120と対向する開口部23aを含み、電子部品10の裏面部12の上記一軸方向の両端側を支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発熱性の電子部品を有する部品実装体及びこれを備えた電子機器に関する。
近年、電動式パワーステアリング用の制御ユニットとして、電源回路を搭載した電源系基板や制御信号を生成する制御系基板などを含む電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)が用いられている。ECUは、例えば、ハンドルの操舵トルクセンサや車速センサ等からの出力に基づいて、運転者の操舵力を補助するためのモータを駆動する制御信号を生成する。モータの駆動回路を構成する部品としては、例えば、パワーMOSFET等の発熱性のスイッチング素子が用いられる。このためECUには、発熱性の電子部品により発生した熱を効率よく放熱するためのヒートシンクが設置される。
例えば特許文献1には、複数の発熱素子が搭載されたプリント基板と、上記プリント基板に複数のネジを介して固定された金属製のケースとを備え、上記ケースが上記複数の発熱素子にシリコン系の熱伝導部材を介して当接する電子制御装置が記載されている。また、特許文献2には、半導体層と、半導体層の一方の面に設けられた接続用電極と、半導体層の他方の面に設けられた放熱部とを有する半導体装置が記載されている。
特開2002−134970号公報 特開2011−249430号公報
近年における電子機器の小型化や部品の高密度実装化に伴い、発熱性の電子部品に対する放熱特性の向上が要求されており、その対策として、特許文献1に記載のように基板上の電子部品の上面に金属製ケース等のヒートシンクを接触させる構造が広く採用されている。
しかしながら、基板表面に対して電子部品が傾いた姿勢で実装されると、電子部品とヒートシンクとのクリアランスが広がることになるため、電子部品の放熱効率が低下し、その結果、電子機器の動作不良を招くおそれがある。このような問題は、基板表面のランド部の構造や電子部品の端子レイアウトあるいはそれらの双方が原因で生じる場合があるため、基板表面に対する電子部品の平行度を高めることができるランド部の構造の最適化が必要となる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、基板表面に対する電子部品の平行度を高めることができる部品実装体及び電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る部品実装体は、電子部品と、配線基板とを具備する。
上記電子部品は、放熱部を有する第1の面と、電極端子を有し上記第1の面とは反対側の第2の面とを有する。
上記配線基板は、導体パターンと、絶縁体パターンとを有する。上記導体パターンは、上記電子部品の搭載領域を一軸方向に跨いで延在する第1の導体部を含み、上記電極端子と電気的に接続される。上記絶縁体パターンは、上記第1の導体部上に設けられ上記電極端子と対向する開口部を含み、上記第2の面の上記一軸方向の両端側を支持する。
上記部品実装体においては、電子部品の端子電極と電気的に接続される第1の導体部が配線基板上の部品搭載領域を一軸方向に跨いで延在するように形成されているとともに、当該第1の導体部上に電子部品を支持する絶縁体パターンが設けられているため、基板表面に対する電子部品の平行度が高められる。これにより、当該電子部品からヒートシンクへの放熱効率が向上し、所望とする放熱特性を安定に得ることが可能となる。
上記電極端子は、上記第1の導体部と電気的に接続される第1の端子部と、上記第1の端子部と平行な第2の端子部とを含む複数の端子部で構成され、上記導体パターンは、上記第2の端子部と電気的に接続される第2の導体部をさらに有してもよい。
上記第2の端子部は、単一の電極で構成されてもよいし、複数の電極で構成されてもよい。
上記複数の端子部のうち、上記第1の端子部は最も大きな面積を有してもよい。
これにより、第1の導体部の占める領域が相対的に大きくなるため、電子部品がより安定に支持される。
本発明の一形態に係る電子機器は、上記部品実装体と、上記配線基板に対向して配置され、上記放熱部と熱伝導部材を介して接続されるヒートシンクと、を具備し、上記電子部品は、上記放熱部として放熱用端子を有する。
本発明によれば、基板表面に対する電子部品の平行度を高めることができ、ヒートシンクによる放熱性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る部品実装体の構成を示す要部の概略断面図である。 上記部品実装体における電子部品の全体構成を概略的に示す上面側斜視図及び下面側斜視図である。 上記部品実装体における配線基板の要部の概略平面図である。 比較例に係る配線基板の要部の概略平面図である。 図4におけるY−Y線方向の概略断面図である。 上記部品実装体における配線基板の構成の一変形例を示す要部概略平面図である。 上記部品実装体における配線基板の構成の他の変形例を示す要部概略平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る部品実装体100の構成を示す要部の概略断面図である。
なお図においてX軸、Y軸及びZ軸は相互に直交する3軸方向を示しており、Z軸は、部品実装体100の厚み方向(高さ方向)に相当する。
本実施形態の部品実装体100は、電子部品10と、電子部品10を支持する配線基板20とを備える。部品実装体100は、例えば、各種電子機器の電源回路基板や制御回路基板として構成され、配線基板20上には電子部品10だけでなく、図示せずとも複数の回路部品が搭載されている。
電子部品10は、発熱性の電子部品で構成される。このような電子部品としては、典型的には、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等のスイッチング素子が挙げられる。それ以外にも、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)、サイリスタ等の各種電子部品が挙げられる。
電子部品10は、リフローはんだ付け方式により配線基板20上に表面実装される。本実施形態において部品実装体100は、図1に示すように、電子部品10を挟んで配線基板20と対向するヒートシンク30をさらに備える。ヒートシンク30は、典型的には金属製の板やケース等の構造体で構成され、電子部品10に熱的に接続されることで電子部品10を放熱する。ヒートシンク30は、配線基板20に固定されてもよいし、配線基板20を支持する電子機器の筐体部(図示略)に固定されてもよい。
図2A,Bは、電子部品10の全体構成を概略的に示す上面側斜視図及び下面側斜視図である。
同図に示すように、電子部品10は、直方体形状の半導体パッケージ部品で構成される。電子部品10の大きさは特に限定されず、例えば、一辺の長さが5mm〜10mmの矩形の平面形状を有する。電子部品10は、ヒートシンク30に対向する表面部11(第1の面)と、その反対側の(配線基板20に対向する)裏面部12(第2の面)とを有する。表面部11と裏面部12とはXY平面に平行な平面で構成され、表面部11には放熱部としての放熱用端子110が設けられており、裏面部12には電極端子120が設けられている。
放熱用端子110は、表面部11に貼着される熱伝導部材42を介してヒートシンク30に熱的に接続される。熱伝導部材42には、例えば、絶縁性を有しており、熱伝導性の接着剤や熱伝導性粘着シート等の樹脂材料が採用される。放熱用端子110は、平面形状が矩形の単一の端子で構成され、表面部11の略中央部に配置されている。なお勿論、放熱用端子110は、この例に限られず、表面部11上に所定のパターンで配列された複数の端子で構成されてもよい。放熱用端子110を放熱性の高い金属材料で構成することで、電子部品10の放熱性をより向上させることができる。
電極端子120は、電子部品10の外部端子に相当し、配線基板20上のランド部に電気的に接続される。本実施形態において電極端子120は、第1の端子部121と、第2の端子部122とを含む複数の端子部で構成される。
第1の端子部121は、平面形状が矩形の単一の端子で構成され、裏面部12の略中央部に配置されている。一方、第2の端子部122は、平面形状が矩形の複数(本例では4つ)の端子で構成され、裏面部12の一辺部に沿って間隔をおいて配置されている。第1の端子部121及び第2の端子部122のうち、第1の端子部121が最も大きな面積を有しており、裏面部12の略中央部からY軸方向の一方側の周縁部にわたる領域を占めている。第1の端子部121及び第2の端子部122は、裏面部12においてY軸方向に相互に対向するように配置されており、各々の一端が裏面部12から外方(側方)へ突出するように構成される。
なお、図示する各端子部121,122の形状やレイアウトは一例であり、部品の種類や大きさに応じて適宜変更され得ることは勿論である。
配線基板20は、典型的には、合成樹脂等からなる絶縁基材と銅箔等からなる導体層とが交互に積層された多層配線基板で構成される。配線基板20の一方の面は、電子部品10が実装される実装面21として構成される。
図1に示すように、配線基板20の実装面21は、導体パターン22と絶縁体パターン23とを有する。導体パターン22は、典型的には、絶縁基材24の表面に形成された所定のパターン形状を有する銅箔で構成される。絶縁体パターン23は、典型的には、導体パターン22及び絶縁基材24の表面を被覆する所定厚みのソルダレジストで構成される。
図3は、実装面21の構成を説明する要部の概略平面図である。
図3に示すように、導体パターン22は、第1の導体部221と第2の導体部222とを有する。第1の導体部221は、電子部品10の第1の端子部121(図1、図2B参照)と電気的に接続され、第2の導体部222は、電子部品10の第2の端子部122(図2B参照)にそれぞれ電気的に接続される。
第1の導体部221は、実装面21上の電子部品10の搭載領域20Aを一軸方向(X軸方向)に跨いで延在する帯状に形成される。第1の導体部221は、第1の端子部121のY軸方向に沿った長さと同等以上の幅寸法と、第1の端子部121をX軸方向に横切る長さ寸法とを有し、その先端部221aは、部品搭載領域20Aの外側に位置するように構成される。一方、第2の導体部222は、第2の端子部122各々に対応するように所定の間隔をおいてX軸方向に配列される。
絶縁体パターン23は、上述のように実装面21上の導体パターン22及び絶縁基材24を被覆する一方、電極端子120(第1及び第2の端子部121,122)と接続されるランド部51,52を形成するための開口部23a,23bを有する。開口部23a,23bは、典型的には、フォトリソグラフィ技術を用いて実装面21上の所定位置にそれぞれ形成される。
開口部23aは、第1の端子部121と対向する第1の導体部221上に設けられる。開口部23aは、概略矩形の平面形状を有し、ランド部51(第1の端子部121)と同一又はこれよりもやや大きな面積で形成されている。特に本実施形態では、開口部23aのY軸方向に沿った辺の長さは、ランド部51(第1の導体部221)のY軸方向に沿った幅寸法よりもやや大きく形成されている。
開口部23bは、第2の端子部122各々と対向する第2の導体部222の端部上に設けられる。開口部23bは、概略矩形の平面形状を有し、ランド部52(第2の端子部122)と同一又はこれよりもやや大きな面積で形成されている。特に本実施形態では、開口部23bのX軸方向に沿った辺の長さは、ランド部52(第2の導体部222)のX軸方向に沿った幅寸法よりもやや大きく形成されており、開口部23bのY軸方向に沿った辺の長さは、ランド部52のY軸方向に沿った長さ寸法よりもやや大きく形成されている。
導体パターン22(第1及び第2の導体部221,222)は、ランド部51,52内に充填された導電性の接合材41を介して電子部品10の電極端子120(第1及び第2の端子部121,122)と電気的に接続される(図1参照)。接合材41は、典型的には、無鉛はんだ等のろう材が用いられる。接合材41は、あらかじめランド部51,52上にスクリーン印刷法等により塗布、充填され、その後、マウント工程、リフロー工程等を経て、電子部品10が実装面21上の部品搭載領域20A(図2参照)に実装される。これにより、部品実装体100が作製される。なお、接合材41は、はんだ材料に限られず、金属粒子を含有する導電性ペーストや異方性導電ペーストであってもよい。
このとき、絶縁体パターン23の各開口部23a,23bは、ランド部51,52以外の領域への接合材41の流出を阻止する機能を有する。つまり、開口部23a,23bの開口面積が制限されるため、ランド部51,52上へ接合に十分な量の接合材41が確保される。また、各開口部23a,23bが個々のランド部51,52に対応して個別に形成されているため、ランド部相互間の短絡が防止される。
さらに、絶縁体パターン23は、印刷法、スピンコート法等により絶縁基材24及び導体パターン22の上にそれぞれ所定の厚みで形成され、導体パターン22は、絶縁基材24の上に所定の厚みで形成される。そして、絶縁体パターン23は、導体パターン22と絶縁基材24との間の段差に倣うように各々の表面に設けられる。したがって、絶縁体パターン23は、導体パターン22を被覆する第1の領域231(図3において網掛けと斜線で示す領域)と、絶縁基材24を被覆する第2の領域232(図3において網掛けで示す領域)とを有し、第1の領域231と第2の領域232との間には、典型的には、導体パターン22の厚みに相当する高さの差を有している。
本実施形態の部品実装体において、電子部品10の電極端子120のうち、第1の端子部121が電子部品10の裏面部12の主要な面積を占めており、配線基板20の実装面21に設けられる導体パターン22のうち、第1の端子部121に接続される第1の導体部221が部品搭載領域20Aを一軸方向(図3においてX軸方向)に跨る(あるいは横切る)ように形成されている。このため、電子部品10の裏面部12は、図1(図3におけるX−X線方向断面図に相当)に示すように、ランド部51(開口部23a)を挟んで上記一軸方向にわたり、第1の導体部221を被覆する絶縁体パターン23の第1の領域231に支持される。すなわち、電子部品10の裏面部12のX軸方向の両端側が、絶縁体パターン23の第1の領域231に支持される。これにより、電子部品10は、配線基板20の表面(実装面21)に対して高い平行度をもって実装可能となる。
一方、図4に示すように、第1の導体部221が部品搭載領域20AをX軸方向に跨らず(横切らず)、例えばその先端部221aが開口部23aの領域内に位置するように形成された比較例に係る配線基板200においては、第1の導体部221を被覆する絶縁体パターン23の第1の領域231が部品搭載領域20Aの一方側(図4において右側)に偏在することになる。そうなると、部品搭載領域20Aに搭載された電子部品10は、図4におけるY−Y線方向断面に相当する図5に示すように、ランド部51(開口部23a)を挟んで高さが各々異なる絶縁体パターン23の第1の領域231と第2の領域232とに支持されることになるため、配線基板200の表面に対して斜めに傾斜した姿勢となる。
そして、配線基板200の表面に対して電子部品10が傾いた姿勢で実装されると、電子部品10の表面部11も傾斜するため、電子部品10の傾きにより熱伝導部材42の厚みを一様にできず、ヒートシンク30と表面部11との間のクリアランスを狭めることができない。このため、表面部11の面内において均一な放熱効果が得られなくなり、電子機器の動作不良を招くおそれがある。このような問題は、電子部品10のサイズが大きくなるほど、より顕著となる。
これに対して本実施形態によれば、電子部品10は、配線基板20の表面(実装面21)に対して高い平行度をもって搭載されるため、当該電子部品10の表面部11とヒートシンク30との間のクリアランスを狭めることができ、伝熱特性にばらつきを生じさせることなく、表面部11の面内において均一な放熱効果を安定して得ることができる。これにより、発熱量の大きい電子部品10に対して高い放熱効果を得ることができ、電子機器の安定した動作特性を確保することができる。
また、配線基板20上に複数の発熱性の電子部品が搭載される場合においても、各電子部品の部品搭載領域を上述と同様に構成することで、配線基板20に対する各電子部品の所望とする平行度を確保することができる。これにより、単一のヒートシンク30で各電子部品との適正な熱的接続が可能となり、これら各電子部品の所望とする放熱特性を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば以上の実施形態では、電子部品10の第1の端子部121は、電極端子120の一部として構成されたが、当該第1の端子部121は、放熱用端子110と同様に放熱用端子としての機能を有していてもよい。
また、以上の実施形態では、電子部品10の電極端子120を構成する第2の端子部122が複数の端子部で構成されたが、これに限られず、単一の端子部で構成されてもよい。この場合、図6に示す配線基板210のように、上記端子部に接続される第2の導体部223には、開口部23cを介して単一のランド部53が形成される。
同様に、電子部品10の電極端子120を構成する第1の端子部121が複数の端子部で構成されてもよい。この場合は、図7に示す配線基板220のように、上記端子部に接続される導体部224も複数で構成され、各導体部224には、各々開口部23dを介して複数のランド部54が形成される。そして、各導体部224が部品搭載領域20Aを一軸方向に跨るように形成されることで、電子部品10の裏面部を基板表面に対して平行に支持することが可能となる。
10…電子部品
20,210,220…配線基板
20A…部品搭載領域
22…導体パターン
23…絶縁体パターン
23a〜23d…開口部
24…絶縁基材
30…ヒートシンク
41…接合材
42…熱伝導部材
51〜54…ランド部
100…部品実装体
110…放熱用端子(放熱部)
120…電極端子
121…第1の端子部
122…第2の端子部
221…第1の導体部
222…第2の導体部
231…第1の領域
232…第2の領域

Claims (3)

  1. 放熱部を有する第1の面と、電極端子を有し前記第1の面とは反対側の第2の面とを有する電子部品と、
    前記電子部品の搭載領域を一軸方向に跨いで延在する第1の導体部を含み、前記電極端子と電気的に接続される導体パターンと、前記第1の導体部上に設けられ前記電極端子と対向する開口部を含み、前記第2の面の前記一軸方向の両端側を支持する絶縁体パターンと、を有する配線基板と
    を具備する部品実装体。
  2. 請求項1に記載の部品実装体であって、
    前記電極端子は、前記第1の導体部と電気的に接続される第1の端子部と、前記第1の端子部と平行な第2の端子部とを含む複数の端子部で構成され、
    前記複数の端子部のうち、前記第1の端子部は最も大きな面積を有し、
    前記導体パターンは、前記第2の端子部と電気的に接続される第2の導体部をさらに有する
    部品実装体。
  3. 請求項1又は2に記載の部品実装体と、
    前記配線基板に対向して配置され、前記放熱部と熱伝導部材を介して接続されるヒートシンクと、を具備し、
    前記電子部品は、前記放熱部として放熱用端子を有する
    電子機器。
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