JP2018151992A - 貸出管理プログラム、貸出管理方法及び貸出管理装置 - Google Patents

貸出管理プログラム、貸出管理方法及び貸出管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】予約から貸出までの期間を特定することができる貸出管理プログラム等を提供する。【解決手段】予約管理プログラムは、予約から設定された期間内の間に前記予約に対応する処理が実行されない場合に、前記予約をキャンセルする予約管理プログラムにおいて、前記予約から処理が実行されるまでの期間の分布情報に基づいて、現在の予約についてキャンセルされずに処理が実行される割合が所定の割合を超える期間を推定し、推定した前記期間を出力する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、貸出管理プログラム、貸出管理方法及び貸出管理装置に関する。
図書等の対象物の予約及び貸出を管理する様々な手法が提案されている。例えば特許文献1では、複数の利用者が対象物の予約をしている場合に、各利用者の属性、利用実績等に応じて、各利用者に貸し出す貸出期間を予測し、一の利用者に貸出の順番が回ってくるまでの期間を予測する予測装置等が開示されている。
特開2011−198069号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明では、対象物の貸出を行う際の取り置き期間について、適切な期間を定めるに至っていない。
一つの側面では、予約から貸出までの期間を適切に定めることができる貸出管理プログラム等を提供することにある。
一つの案では、対象物の貸出を行う際の予約からの取り置き期間を設定する貸出管理プログラムにおいて、前記対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得し、取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の前記予約者が前記対象物を取りに来るまでの期間を特定し、特定した前記期間に基づき前記取り置き期間を設定する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
一つの側面では、予約から貸出までの期間を適切に定めることができる。
貸出管理システムの構成例を示す模式図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 端末の構成例を示すブロック図である。 利用者DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 図書DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 予約DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 取置期間テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 書誌情報画面の一例を示す説明図である。 シミュレーション画面の一例を示す説明図である。 推奨取り置き期間の特定処理を説明するための説明図である。 取り置き期間の変更処理について説明するための説明図である。 サーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る補正テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態2に係る推奨取り置き期間の特定処理を説明するための説明図である。 実施の形態2に係るサーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る一覧画面の一例を示す説明図である。 実施の形態3に係るサーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るサーバのハードウェア群を示すブロック図である。 上述した形態のサーバの動作を示す機能ブロック図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、予約者に貸し出す対象物として図書を一例として挙げ、図書館に所蔵されている図書の予約及び貸出を管理する貸出管理システムを一例として説明を行う。図1は、貸出管理システムの構成例を示す模式図である。貸出管理システムは、貸出管理装置1及び情報処理端末2を有する。各装置は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。
貸出管理装置1は、図書の予約及び貸出を管理する情報処理装置であり、例えばサーバ装置、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態において貸出管理装置1はサーバ装置であるものとし、以下では簡便のためサーバ1と読み替える。サーバ1は、図書館の利用者(予約者)が図書を返却してから、次の予約者に図書が貸し出されるまでの間の取り置き期間を管理する。サーバ1は、取り置き期間を経過しても予約された図書を予約者が取りに来ない場合、当該図書の予約をキャンセルする処理を行う。本実施の形態においてサーバ1は、当該取り置き期間について、適切な期間として推奨される推奨取り置き期間を特定し、当該推奨取り置き期間に基づいて取り置き期間を設定する処理を行う。
情報処理端末2は、種々の情報処理、情報の送受信等を行う端末装置であり、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等である。本実施の形態において情報処理端末2はパーソナルコンピュータであるものとし、以下では簡潔のため端末2と読み替える。端末2は、図書館の職員が操作する端末装置であり、図書の予約及び貸出について、サーバ1との間で情報の送受信を行う。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、記憶部12、通信部13、大容量記憶装置14を含む。
制御部11はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を含み、記憶部12に記憶されたプログラムPを読み出して実行することにより、サーバ1に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。なお、図2では制御部11を単一のプロセッサとして図示してあるが、制御部11はマルチプロセッサであってもよい。記憶部12はRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ素子を含み、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP又はデータ等を記憶している。また、記憶部12は、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータ等を一時的に記憶する。通信部13は通信に関する処理を行うための処理回路等を含み、ネットワークNを介して端末2、2、2…と情報の送受信を行う。
大容量記憶装置14は、例えばハードディスク等を含む大容量の記憶装置である。大容量記憶装置14は、利用者DB141、図書DB142、予約DB143、取置期間テーブル144を記憶している。利用者DB141は、図書館を利用する利用者に関する情報を記憶している。図書DB142は、図書館に所蔵されている図書に関する情報を記憶している。予約DB143は、各図書の予約情報を記憶している。取置期間テーブル144は、各図書の取り置き期間を管理するためのテーブルである。
なお、本実施の形態において記憶部12及び大容量記憶装置14は一体の記憶装置として構成されていてもよい。また、大容量記憶装置14は複数の記憶装置により構成されていてもよい。また、大容量記憶装置14はサーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。
また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば操作入力を受け付ける入力部、サーバ1に係る情報を表示する表示部等を含んでもよい。
図3は、端末2の構成例を示すブロック図である。端末2は、制御部21、記憶部22、通信部23、表示部24、入力部25を含む。
制御部21はCPU、MPU等の演算処理装置を含み、記憶部22に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、端末2に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。記憶部22はRAM、ROM等のメモリ素子を含み、制御部21が処理を実行するために必要なプログラム又はデータ等を記憶している。また、記憶部22は演算処理を実行するために必要なデータ等を一時的に記憶する。通信部23はアンテナ及び通信処理回路等を含み、ネットワークNを介して情報の送受信を行う。表示部24は液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画面を有し、制御部21から与えられた画像を表示する。入力部25は、マウス、キーボード等であり、職員による操作入力を受け付け、操作内容を制御部21に通知する。
なお、本実施の形態において端末2は上記の構成に限られず、例えば音声の入出力を行うマイク及びスピーカ等の音声入出力部、可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部等を含んでもよい。
図4は、利用者DB141のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。利用者DB141は、利用者ID列、性別列、年齢列、職業列を含む。利用者ID列は、図書館の利用者を識別するためのIDを記憶している。性別列、年齢列、及び職業列はそれぞれ、利用者IDと対応付けて、各利用者の性別、年齢、及び職業を記憶している。
図5は、図書DB142のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。図書DB142は、図書ID列、書誌列、貸出履歴列を含む。図書ID列は、図書館に所蔵されている図書を識別するためのIDを記憶している。書誌列は、図書IDと対応付けて、各図書のタイトル、著者名、分類、ページ数、所蔵数等の書誌情報を記憶している。貸出履歴列は、図書IDと対応付けて、各図書を借りた利用者の利用者ID、利用者に貸し出した貸出期間等の貸出履歴情報を記憶している。
図6は、予約DB143のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。予約DB143は、予約ID列、図書ID列、利用者ID列、予約受付日列、貸出可能日列を含む。予約ID列は、利用者が申し込んだ図書の予約に関する予約情報を識別するためのIDを記憶している。図書ID列は、予約IDと対応付けて、利用者が予約した図書の図書IDを記憶している。利用者ID列は、予約IDと対応付けて、図書を予約した利用者の利用者IDを記憶している。予約受付日列は、予約IDと対応付けて、図書の予約申し込みを受け付けた日付を記憶している。貸出可能日列は、予約された図書が貸出可能となった日付を記憶している。
図7は、取置期間テーブル144のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。取置期間テーブル144は、図書ID列、取り置き期間列を含む。図書ID列は、各図書の図書IDを記憶している。取り置き期間列は、図書IDと対応付けて、各図書の取り置き期間として設定されている日数を記憶している。
図8は、書誌情報画面の一例を示す説明図である。以下では貸出管理システムが実行する処理の概要について説明する。
サーバ1は、端末2からの出力要求に従い、図8に例示する書誌情報画面を端末2に出力する。当該画面は、検索欄51、書誌情報タブ52、シミュレーションタブ53を含む。サーバ1は端末2を介して、検索欄51に対する図書IDの入力を受け付け、入力された図書に関する情報を各データベースから検索する。
サーバ1は、検索した図書に係る情報を端末2に出力する。例えば端末2において、書誌情報タブ52を選択する選択操作が行われた場合、サーバ1は、検索した図書の書誌情報を出力する。具体的には図8の中央に示すように、サーバ1は図書DB142を参照して、検索した図書のタイトル、分類(図8ではジャンル)、ページ数、予約人数、所蔵数等を出力する。
また、サーバ1は、当該図書の平均貸出期間を端末2に出力する。平均貸出期間は、過去に予約者に図書を貸し出した際の貸出期間の平均値であり、例えば日数で計算される。サーバ1は図書DB142を参照し、当該図書の平均貸出期間を算出して書誌情報画面に出力する。
図9は、シミュレーション画面の一例を示す説明図である。図8に示す画面においてシミュレーションタブ53が選択された場合、端末2は画面表示を切り替え、図9に示すシミュレーション画面を表示する。シミュレーション画面は、推奨取り置き期間を表示すると共に、取り置き期間の設定変更を行うための画面である。シミュレーション画面は、標準貸出日欄54、推奨期間欄55、期間設定欄56、シミュレーション欄57、設定ボタン58を含む。
図9に示すように、端末2はシミュレーション画面に、当該図書の現在の予約人数等のほか、最後の予約者に貸出可能であると予想される貸出予定日を標準貸出日欄54に表示する。例えばサーバ1は、取置期間テーブル144にすでに設定されている標準取り置き期間と、平均貸出期間とを加算した期間を予約人数で乗算することで、全ての予約者に図書を貸し出すのに要する期間を算出する。サーバ1は、現在の日付と、上記で算出した期間とに基づいて、最後の予約者に貸出可能な貸出予定日を割り出し、標準貸出日欄54に出力する。
本実施の形態においてサーバ1は、取り置き期間として適切な推奨取り置き期間を特定して、推奨期間欄55に出力する。推奨取り置き期間は、当該図書の取り置き期間として推奨される期間であり、全予約者のうち、所定割合以上の予約者が当該図書を取りに来ることが可能と推定される期間である。サーバ1は、当該図書を予約している予約者の情報と、過去の取り置き状況に関する情報とに基づき、推奨取り置き期間を特定(推定)する。
図10は、推奨取り置き期間の特定処理を説明するための説明図である。図10に基づいて、推奨取り置き期間を特定する処理について説明する。
まずサーバ1は、利用者DB141及び予約DB143を参照し、当該図書を予約している予約者の人数と、各予約者の属性情報とを取得する。属性情報は、例えば予約者の職業である。なお、例えばサーバ1は属性情報として、予約者の年齢、性別等を採用してもよい。サーバ1は、予約者の人数と、各予約者の職業に係る情報とを取得する。これによりサーバ1は、図10右上に示すように、職業別(属性別)の予約人数の内訳を判別する。
また、サーバ1は予約DB143を参照し、当該図書を貸出可能となってから取りに来るまでの期間と、図書を取りに来る予約者の割合との関係について、過去の分布情報を取得する。具体的には図10左上に示すように、サーバ1は、過去に当該図書を借りた予約者のうち、貸出可能となってから1日目、2日目、3日目…の各日数で当該図書を取りに来た予約者の割合を、属性別に取得する。サーバ1は、現在の予約者に係る予約人数の内訳と、過去の予約者に係る分布情報とに基づき、図10下に示すように、現在の予約者が図書を取りに来るまでの期間と、図書を取りに来る予約者の人数との関係について、新たに分布情報を生成する。
具体的には図10中央に示すように、サーバ1は、属性別の予約人数と、属性別の過去の分布情報とに基づき、現在の予約者が各日数で図書を取りに来る割合を属性別に計算する。例えば属性「学生」の予約者について考えた場合、属性「学生」の予約者の人数は75人であり、図書を貸出可能となってから属性「学生」の予約者が1日で取りに来る割合は30%である。従ってサーバ1は、1日で図書を取りに来る属性「学生」の予約者の人数は22.5人であると計算する。以下同様にして、サーバ1は、図書を取りに来る予約者の人数を日数別かつ属性別に計算していく。これにより、サーバ1は図10下に示す分布情報を生成する。サーバ1は、生成した分布情報に基づき、各日数で予約者が図書を取りに来る割合を推定する(図10下の表の最下段参照)。
サーバ1は、生成した分布情報に基づき、所定割合以上の予約者が図書を取りに来る期間を推定する。所定割合は例えば80%であり、サーバ1は上記で計算した日数別の割合に基づき、80%以上の予約者が図書を取りに来る最小日数を特定する。図10に示す例では、5日間で図書を取りに来る予約者の割合が84.4%であるため、サーバ1は、5日間を最小日数として特定する。これによりサーバ1は、推奨取り置き期間を5日間として特定する。
図9に戻って、サーバ1は、上記で推定した推奨取り置き期間を推奨期間欄55に出力する。また、サーバ1は、当該推奨取り置き期間を、新たに設定する取り置き期間のデフォルト値として期間設定欄56に出力する。期間設定欄56は、図書の取り置き期間について設定を行うための表示欄であり、後述するように、プルダウン形式で日数の選択を受け付ける。
また、サーバ1は、期間設定欄56に表示中の期間を取り置き期間に設定した場合に、当該取り置き期間によって最後の予約者に図書を貸出可能となる貸出予定日を、シミュレーション欄57に出力する。例えばサーバ1は、期間設定欄56に表示中の推奨取り置き期間と、すでに設定されている標準取り置き期間との差分を求め、差分値に予約者の数を乗算して貸出予定日の変動日数を算出する。サーバ1は、標準貸出予定欄52に表示中の貸出予定日を変動日数分だけ変更し、推奨取り置き期間に応じた貸出予定日を特定する。サーバ1は、特定した貸出予定日をシミュレーション欄57に出力する。
端末2において設定ボタン58への操作入力を受け付けた場合、サーバ1は、期間設定欄56に表示中の期間を新たな取り置き期間に設定する。サーバ1は、当該取り置き期間に基づいて図書の予約及び貸出に係る処理を行う。すなわちサーバ1は、利用者から図書が返却された場合、返却されてから次の予約者に貸し出されるまでの期間をカウントする。上記で設定された取り置き期間を経過しても予約者が図書を取りに来ず、図書の貸出に係る処理が行われない場合、サーバ1は、当該予約者に係る図書の予約をキャンセルして次の予約者に貸出可能とする。
図11は、取り置き期間の変更処理について説明するための説明図である。図11では図9と同様に、シミュレーション画面の一例を示す。図9では推奨取り置き期間をそのまま取り置き期間に設定する場合を説明したが、図11では、図書館の職員が取り置き期間を任意の期間(第2の期間)に設定する場合について説明する。
例えば図11に示すように、端末2は、職員による操作入力に従って、複数の日数を期間設定欄56にプルダウン表示する。職員は、プルダウンで表示された日数から、希望する取り置き期間を選択する。
サーバ1は、選択された取り置き期間に基づき、貸出予定日を再計算してシミュレーション欄57に出力する。例えばサーバ1は、期間設定欄56における選択処理により変更された取り置き期間の変更日数を算出する。例えば図9及び図11に示す例では、取り置き期間が「5開館日」から「4開館日」に設定変更されているため、変更日数は1日である。サーバ1は、当該日数と予約者の数とを乗算して貸出予定日の変動日数を算出する。サーバ1は、設定変更前にシミュレーション欄57に表示されていた貸出予定日を、算出した変動日数分だけ変更し、設定変更された取り置き期間に基づく貸出予定日を特定する。サーバ1は、特定したシミュレーション欄57に出力する。図11に示すシミュレーション画面では、取り置き期間が5日間から4日間に短縮されているため、図9で示した貸出予定日より早い時期が貸出予定日として表示されている。
さらにサーバ1は、取り置き期間を推奨取り置き期間から変更する場合に、当該変更により予想されるキャンセル率の変化量をキャンセル率表示欄59に出力する。具体的にサーバ1は、対象図書について生成済みの分布情報を参照して、キャンセル率の変化量を特定する。例えば図9及び図11に示す例では、取り置き期間を5日間から4日間に変更した。この場合、図10下に示すように、サーバ1は分布情報を参照して、取り置き期間を5日間から4日間に変更した場合のキャンセル率の差分6.1%を特定する。すなわちサーバ1は、5日目までに図書を取りに来る予約者の割合84.4%と、4日目までに図書を取りに来る予約者の割合78.3%との差分6.1%をキャンセル率の変化量として特定する。
このように、取り置き期間の設定値に応じた貸出予定日及びキャンセル率のシミュレーションが行われるため、職員は適切な取り置き期間を設定することができる。設定ボタン58に対する操作入力を受け付けた場合、サーバ1は取置期間テーブル144を更新し、変更後の期間を取り置き期間に設定する。
図12は、サーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図12に基づき、サーバ1が実行する処理手順について説明する。サーバ1はすでにシミュレーション画面を端末2に出力中であるものとして説明を行う。
サーバ1の制御部11は、検索欄51に入力された図書IDに基づき、対象図書を検索する(ステップS11)。制御部11は、図書DB142に記憶されている当該図書の貸出履歴を参照し、検索した図書の平均貸出期間を算出する(ステップS12)。
制御部11は、利用者DB141及び予約DB143を参照し、ステップS11で検索した図書の予約者の数と、当該予約者それぞれの属性情報とを取得する(ステップS13)。属性情報は例えば予約者の職業であり、制御部11は、各職業の予約者の人数を特定する。制御部11は、ステップS12で算出した平均貸出期間と、ステップS13で取得した予約者の数と、取置期間テーブル144にすでに設定されている標準取り置き期間とに基づき、最後の予約者に貸出可能となる貸出予定時期(貸出予定日)を算出して端末2に出力する(ステップS14)。
制御部11は予約DB143を参照し、ステップS11で検索した図書について、過去の予約者の予約から当該図書を取りに来るまでの期間の分布情報を取得する(ステップS15)。具体的に制御部11は、対象図書を過去に借りた全利用者のうち、各日数で当該図書を取りに来た利用者の割合を属性別に取得する。
制御部11は、ステップS13で取得した予約者の数と、ステップS15で取得した分布情報とに基づき、現在の予約者が対象図書を取りに来ると推定される期間の分布情報を生成する(ステップS16)。具体的に制御部11は、現在予約している予約者の属性別人数と、過去の予約者が対象図書を取りに来た日数別かつ属性別の割合とから、現在の予約者が対象図書を取りに来ると推定される人数を属性別かつ日数別に算出する。また、制御部11は計算結果に基づき、対象図書を取りに来る予約者の割合を日数別に算出する。制御部11は、生成した分布情報に基づき、所定の割合以上の予約者が対象図書を取りに来る推奨取り置き期間を特定(推定)する(ステップS17)。例えば制御部11は、80%以上の予約者が対象図書を取りに来ると推定される最小日数を算出し、推奨取り置き期間とする。
制御部11は、推定した推奨取り置き期間に基づき、最後の予約者に対象図書を貸し出す貸出予定時期(貸出予定日)を特定する(ステップS18)。具体的に制御部11は、ステップS17で特定した推奨取り置き期間と標準取り置き期間との差分を取り、予約人数を乗算することで、ステップS14で算出した貸出予定時期からの変動日数を算出する。制御部11は、ステップS14の貸出予定時期を変動日数分だけ変更することで、推奨取り置き期間に基づく貸出予定時期を特定する。制御部11は、ステップS17で特定した推奨取り置き期間、及びステップS18で特定した貸出予定時期を端末2に出力する(ステップS19)。
制御部11は、端末2における設定ボタン58への操作入力の有無に応じて、取り置き期間を確定するか否かを判定する(ステップS20)。取り置き期間を確定しないと判定した場合(S20:NO)、制御部11は、取り置き期間の設定変更を受け付けたか否かを判定する(ステップS21)。設定変更を受け付けたと判定した場合(S21:YES)、制御部11は、変更後の取り置き期間に基づいて貸出予定時期を特定する(ステップS22)。具体的に制御部11は、変更の前後に係る取り置き期間の差分と、予約者の人数とに基づいて、すでに出力中の貸出予定時期からの変動日数を算出する。制御部11は、当該変動日数に応じて、すでに出力中の貸出予定時期に係る日付を変更することで、変更後の取り置き期間に基づく貸出予定時期を特定する。
制御部11は、取り置き期間の変更の前後に亘るキャンセル率の変化量を特定する(ステップS23)。具体的に制御部11は、ステップS16で生成した分布情報を参照し、変更前の取り置き期間で対象図書を取りに来る予約者の割合と、変更後の取り置き期間で対象図書を取りに来る予約者の割合との差分値を特定する。
制御部11は、ステップS22で推定した貸出予定時期と、ステップS23で算出したキャンセル率の変化量とを端末2に出力する(ステップS24)。ステップS24の処理を実行後、又はステップS21でNOの場合、制御部11は処理をステップS20に戻す。
取り置き期間を確定すると判定した場合(S20:YES)、制御部11は取置期間テーブル144を更新し、対象図書の取り置き期間を設定する(ステップS25)。制御部11は、一連の処理を終了する。
なお、上記では日数を基準に期間の計算を行ったが、例えば時分、週、月等の単位で期間の計算を行ってもよい。
また、上記では予約対象は図書であったが、本実施の形態はこれに限られず、例えば対象物はレンタルディスク等のように、種々の物品であってもよい。また、予約対象は物品に限定されず、例えば宿泊予約、旅行予約のように、予約サービスであってもよい。
また、上記では職員による手動で取り置き期間の設定を行ったが、サーバ1は、推奨取り置き期間に基づいて取り置き期間を自動更新することにしてもよい。
以上より、本実施の形態1によれば、図書が貸出可能となってから予約者が取りに来るまでの取り置き期間を適切に定めることができる。
また、本実施の形態1によれば、推奨取り置き期間を提示するだけでなく、推奨取り置き期間に基づく貸出予定時期を提示することができる。
また、本実施の形態1によれば、取り置き期間の設定値に基づき貸出予定時期のシミュレーションを行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、貸出予定時期だけでなく、キャンセル率の増減についてもシミュレーションを行うことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、予約者が予約を行った時期を考慮して取り置き日数を定める形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
図13は、実施の形態2に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。本実施の形態においてサーバ1の大容量記憶装置14は、補正テーブル145を記憶している。補正テーブル145は、予約時期に応じて分布情報を補正するための補正係数を記憶している。
図14は、実施の形態2に係る補正テーブル145のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。補正テーブル145は、予約時期列、係数列を含む。予約時期は、各予約者が予約を行った予約時期を記憶している。具体的に予約時期は、現時点から見て所定期間だけ前の期間を規定する。係数列は、予約時期と対応付けて、各予約時期における予約について、予約者が図書を取りに来る割合を補正するための補正係数を記憶している。
図15は、実施の形態2に係る推奨取り置き期間の特定処理を説明するための説明図である。本実施の形態においてサーバ1は、各予約者が予約を行った予約時期に応じて推奨取り置き期間を算出する。具体的にサーバ1は、予約期間が長期間にわたっているか否かに応じて推奨取り置き期間を算出する。
一般的に予約待ちが長期間にわたる場合、予約者は予約したことを忘れ、図書を取りに来ない場合が多い。すなわち、予約期間が長くなるほどキャンセル率が高くなりやすい。そこで本実施の形態では、サーバ1は予約期間の長短に応じて推奨取り置き期間を算出する。
具体的には、サーバ1は予約DB143を参照し、各予約者の予約時期を取得する。そしてサーバ1は、各予約時期における予約者の数を判別する。例えば図15右上に示すように、サーバ1は、予約時期が0〜2ヶ月前の予約者の数、2〜4ヶ月前の予約者の数、4〜6ヶ月前の予約者の数…というように、2ヶ月単位の予約時期に応じて予約者の数を判別する。
サーバ1は、各予約時期に応じて、予約者が図書を取りに来る割合を補正し、推奨取り置き期間を算出する。具体的にサーバ1は、補正テーブル145を参照し、各予約時期の予約者が図書を取りに来る割合に補正係数を乗算する。例えば図書が貸出可能となってから1日で「学生」の予約者が取りに来る割合を考える。この場合、0〜2ヶ月前の期間に予約した予約者について、サーバ1は、過去の分布情報が示す割合30%と、当該予約時期の予約者の人数10人とを乗算して、図書を取りに来ると推定される人数を算出する。ここでサーバ1は、0〜2ヶ月前の予約時期の予約者は予約忘れをしないと仮定し、当該計算結果をそのまま採用する。一方、2〜4ヶ月前に予約した予約者について、サーバ1は、過去の分布情報が示す割合30%と、2〜4ヶ月前の予約者の人数10人とに、さらに補正係数0.95を乗算して、図書を取りに来ると推定される人数を算出する。つまりサーバ1は、5%の予約者は予約忘れにより図書を取りに来ないと仮定し、図書を取りに来る予約者の数を推定する。サーバ1は、予約時期に応じた補正係数を用いて上記の計算を行い、分布情報を生成していく。サーバ1は実施の形態1と同様に、生成した分布情報を参照し、所定の割合以上の予約者が図書を取りに来る推奨取り置き期間を推定する。
図16は、実施の形態2に係るサーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図16に基づき、本実施の形態に係るサーバ1が実行する処理内容について説明する。
ステップS12の処理を実行後、サーバ1の制御部11は、予約者の数、各予約者の属性情報のほかに、各予約者の予約時期を取得する(ステップS201)。制御部11は、処理をステップS14に移行する。
ステップS15の処理を実行後、制御部11は、ステップS201で取得した予約時期に応じて、予約者が対象図書を取りに来ると推定される期間の分布情報を生成する(ステップS202)。例えば制御部11は、予約時期を複数の期間に区分し、各予約時期における予約者の数を判別する。制御部11は、各予約時期の人数、過去の分布情報と共に、各予約時期に応じた補正係数を参照し、対象図書を取りに来ると推定される予約者の割合を計算する。具体的に制御部11は、予約時期が現在より遡るほどキャンセル率が高くなるように、対象図書を取りに来る割合を補正する。制御部11は、上記の計算処理により、各予約者の予約時期に応じて補正された分布情報を生成する。制御部11は、予約時期に応じて生成された分布情報に基づき、推奨取り置き期間を特定する(ステップS203)。制御部11は、処理をステップS18に移行する。
以上より、本実施の形態2によれば、予約忘れを考慮して推奨取り置き期間を設定することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、図書の予約状況に応じて取り置き期間の設定変更を職員に促す形態について述べる。
図17は、実施の形態3に係る一覧画面の一例を示す説明図である。例えばサーバ1は、端末2からの出力要求に応じて、図17に示す一覧画面を端末2に出力する。一覧画面は、予約数が多数に及ぶ人気図書を一覧表示すると共に、取り置き期間の設定変更を促す通知画面である。
端末2は一覧画面に、予約数が一定数以上の図書の情報を一覧表示する。例えば図17に示すように、端末2は、各図書の図書ID、タイトル等の書誌情報を表示する。また、端末2は一覧画面の上側に、取り置き期間を設定変更すべき旨のメッセージを併せて表示する。これにより端末2は、取り置き期間の変更を職員に促す。
例えば端末2は、一覧で示される各図書の書誌情報に対応する形で、シミュレーションボタン171を表示する。シミュレーションボタン171に対する操作入力を受け付けた場合、端末2はサーバ1と通信を行って、図9等で図示したシミュレーション画面を表示する。これによりサーバ1は、取り置き期間の設定変更を受け付ける。
図18は、実施の形態3に係るサーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図18に基づき、サーバ1が実行する処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、予約者の数が一定数以上の図書を一覧で示し、取り置き期間を設定変更すべき旨の通知を行う一覧画面を端末2に出力する(ステップS301)。具体的には図17で例示したように、サーバ1は、予約数が一定数以上の各図書の図書ID、タイトル、予約数等を表示すると共に、取り置き期間を設定変更すべき旨のメッセージを表示する一覧画面を出力する。制御部11は一覧画面において、取り置き期間を設定する図書の指定を受け付ける(ステップS302)。制御部11は、図書の指定を受け付けた場合、取り置き期間の設定変更を行うためのシミュレーション画面を端末2に出力する(ステップS303)。制御部11は、処理をステップS12に移行する。
以上より、本実施の形態3によれば、取り置き期間を変更するよう職員に促すことができる。
(実施の形態4)
図19は、実施の形態4に係るサーバ1のハードウェア群を示すブロック図である。読取部15はディスクドライブ、メモリーカードスロット等であり、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、メモリーカード、又はUSB(Universal Serial Bus)等の可搬型記憶媒体1aを読み取る。制御部11はプログラムPを可搬型記憶媒体1aより読み取り、記憶部12に記憶しても良い。また、制御部11はネットワークNを介して他のコンピュータからプログラムPをダウンロードし、記憶部12に記憶しても良い。さらにまた制御部11は、半導体メモリ1bからプログラムPを読み込んでも良い。
図20は、上述した形態のサーバ1の動作を示す機能ブロック図である。制御部11がプログラムPを実行することにより、サーバ1は以下のように動作する。取得部201は、対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得する。特定部202は、取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の予約者が対象物を取りに来るまでの期間を特定する。設定部203は、特定した前記期間に基づき取り置き期間を設定する。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1から実施の形態4を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
対象物の貸出を行う際の予約からの取り置き期間を設定する貸出管理プログラムにおいて、
前記対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得し、
取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の前記予約者が前記対象物を取りに来るまでの期間を特定し、
特定した前記期間に基づき前記取り置き期間を設定する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする貸出管理プログラム。
(付記2)
特定した前記期間に基づき、最後の予約に係る前記予約者に前記対象物を貸し出す貸出予定時期を特定し、
特定した前記貸出予定時期を、前記期間とともに出力する
ことを特徴とする付記1に記載の貸出管理プログラム。
(付記3)
前記取り置き期間を、前記期間と異なる第2の期間に変更する設定変更を受け付け、
設定変更を受け付けた場合、前記第2の期間に応じて前記貸出予定時期を再出力する
ことを特徴とする付記2に記載の貸出管理プログラム。
(付記4)
設定変更を受け付けた場合、前記取り置き期間で前記対象物を取りに来る前記予約者の割合について、変更の前後に亘る変化量を特定し、
特定した前記変化量を出力する
ことを特徴とする付記3に記載の貸出管理プログラム。
(付記5)
前記予約者それぞれの予約時期を取得し、
取得した前記予約時期に応じて、前記期間を特定する
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか一に記載の貸出管理プログラム。
(付記6)
前記予約者の数が所定数以上である場合、前記取り置き期間を、前記期間に基づき設定すべき旨の通知を出力する
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか一に記載の貸出管理プログラム。
(付記7)
対象物の貸出を行う際の予約からの取り置き期間を設定する貸出管理方法において、
前記対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得し、
取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の予約者が対象物を取りに来るまでの期間を特定し、
特定した前記期間に基づき取り置き期間を設定する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする貸出管理方法。
(付記8)
対象物の貸出を行う際の予約からの取り置き期間を設定する貸出管理装置において、
前記対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得する取得部と、
取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の予約者が対象物を取りに来るまでの期間を特定する特定部と、
特定した前記期間に基づき取り置き期間を設定する設定部と
を有することを特徴とする貸出管理装置。
(付記9)
予約から設定された期間内の間に前記予約に対応する処理が実行されない場合に、前記予約をキャンセルする貸出管理プログラムにおいて、
前記予約から処理が実行されるまでの期間の分布情報に基づいて、現在の予約についてキャンセルされずに処理が実行される割合が所定の割合を超える期間を推定し、
推定した前記期間を出力する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする貸出管理プログラム。
(付記10)
予約から設定された期間内の間に前記予約に対応する処理が実行されない場合に、前記予約をキャンセルする貸出管理方法において、
前記予約から処理が実行されるまでの期間の分布情報に基づいて、現在の予約についてキャンセルされずに処理が実行される割合が所定の割合を超える期間を推定し、
推定した前記期間を出力する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする貸出管理方法。
(付記11)
予約から設定された期間内の間に前記予約に対応する処理が実行されない場合に、前記予約をキャンセルする貸出管理装置において、
前記予約から処理が実行されるまでの期間の分布情報に基づいて、現在の予約についてキャンセルされずに処理が実行される割合が所定の割合を超える期間を推定する特定部と、
推定した前記期間を出力する出力部と、
を有することを特徴とする貸出管理装置。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ(貸出管理装置)
11 制御部
12 記憶部
P プログラム
13 通信部
14 大容量記憶装置
141 利用者DB
142 図書DB
143 予約DB
144 取置期間テーブル
145 補正テーブル
2 端末(情報処理端末)
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 表示部
25 入力部
51 検索欄
52 書誌情報タブ
53 シミュレーションタブ
54 標準貸出日欄
55 推奨期間欄
56 期間設定欄
57 シミュレーション欄
58 設定ボタン
59 キャンセル率表示欄
171 シミュレーションボタン

Claims (10)

  1. 対象物の貸出を行う際の予約からの取り置き期間を設定する貸出管理プログラムにおいて、
    前記対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得し、
    取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の前記予約者が前記対象物を取りに来るまでの期間を特定し、
    特定した前記期間に基づき前記取り置き期間を設定する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする貸出管理プログラム。
  2. 特定した前記期間に基づき、最後の予約に係る前記予約者に前記対象物を貸し出す貸出予定時期を特定し、
    特定した前記貸出予定時期を、前記期間とともに出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の貸出管理プログラム。
  3. 前記取り置き期間を、前記期間と異なる第2の期間に変更する設定変更を受け付け、
    設定変更を受け付けた場合、前記第2の期間に応じて前記貸出予定時期を再出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の貸出管理プログラム。
  4. 設定変更を受け付けた場合、前記取り置き期間で前記対象物を取りに来る前記予約者の割合について、変更の前後に亘る変化量を特定し、
    特定した前記変化量を出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の貸出管理プログラム。
  5. 前記予約者それぞれの予約時期を取得し、
    取得した前記予約時期に応じて、前記期間を特定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の貸出管理プログラム。
  6. 対象物の貸出を行う際の予約からの取り置き期間を設定する貸出管理方法において、
    前記対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得し、
    取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の予約者が対象物を取りに来るまでの期間を特定し、
    特定した前記期間に基づき取り置き期間を設定する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする貸出管理方法。
  7. 対象物の貸出を行う際の予約からの取り置き期間を設定する貸出管理装置において、
    前記対象物の予約者の数と前記予約者それぞれの属性情報とを取得する取得部と、
    取得した前記予約者の数と、前記属性情報に対応した過去の予約者の予約から前記対象物を取りに来るまでの期間の情報とから、所定の割合以上の予約者が対象物を取りに来るまでの期間を特定する特定部と、
    特定した前記期間に基づき取り置き期間を設定する設定部と
    を有することを特徴とする貸出管理装置。
  8. 予約から設定された期間内の間に前記予約に対応する処理が実行されない場合に、前記予約をキャンセルする貸出管理プログラムにおいて、
    前記予約から処理が実行されるまでの期間の分布情報に基づいて、現在の予約についてキャンセルされずに処理が実行される割合が所定の割合を超える期間を推定し、
    推定した前記期間を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする貸出管理プログラム。
  9. 予約から設定された期間内の間に前記予約に対応する処理が実行されない場合に、前記予約をキャンセルする貸出管理方法において、
    前記予約から処理が実行されるまでの期間の分布情報に基づいて、現在の予約についてキャンセルされずに処理が実行される割合が所定の割合を超える期間を推定し、
    推定した前記期間を出力する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする貸出管理方法。
  10. 予約から設定された期間内の間に前記予約に対応する処理が実行されない場合に、前記予約をキャンセルする貸出管理装置において、
    前記予約から処理が実行されるまでの期間の分布情報に基づいて、現在の予約についてキャンセルされずに処理が実行される割合が所定の割合を超える期間を推定する特定部と、
    推定した前記期間を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする貸出管理装置。
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