JP2018151606A - 円形配列鍵盤楽器 - Google Patents

Abstract

【課題】片手で演奏できる音域を広くするとともに、楽器本体の小型化、運搬性が格段に向上する円形配列鍵盤楽器を提供する。【解決手段】鍵を縦に７オクターブ配置したものを１２列を円形に配置にすることにより、片手の範囲で７オクターブ、８８音を演奏できる。【選択図】図−１

Description

鍵盤楽器の鍵の配列を円形に配列することにより片手で演奏できる音域を広くするとともに楽器本体を小型化した。

従来鍵盤楽器は一列、二列等の配置のものしかなかったが円形に配置することにより、片手で７オクターブ、８８鍵の演奏が可能となるとともに小型化、運搬性が格段に向上する。

この発明に関連する既存の先行技術は見当たらない。

鍵盤楽器はピアノを代表として鍵盤の数が多いので楽器として大型化せざるを得ないため移動、運搬、運送が簡単に出来ない。現在では運搬用には鍵盤数を減らした電子ピアノで対応がなされている。

１２音１２鍵を円形に配列し１オクターブごとに７回重ねて配列することによりピアノと同じ８８鍵、７オクターブを片手の範囲で演奏することが可能となった。

今までにない楽器の構造になるので新しい音楽の表現も可能となる。
小型化が可能となったので様々な音楽会場演奏がへの搬入も簡単にできる事から新しい音楽のジャンルが創造されていくことが期待される。

１ 鍵について（図面では角丸の白、黒で表示） （１）片手で７オクターブ８８鍵の演奏ができる。（２）・各音の鍵の配列は縦に７個を配列して７オクターブする。それを半音ごとに１２音を円形に配列する。・各音の配列は内側に移動するたびに１オクターブ下がり、外側に移動すれば１オクターブ上がる。また、その逆の配列も可。（３）・鍵のタッチ 強く押し込めば音量が上がる。 押し込んでいる間は音が継続する。（既存の電子ピアノ等の鍵のタッチを流用する） （４）・鍵の音質は機材にセットされた様々な音色を選択できる。（５）・全体の盤面は横に二列配置を基本として右手、左手でそれぞれの盤面を演奏できる。（盤面を１面でも複数面でも可） （６）・それぞれの盤面で音質を変えることができる。（例：左はベース音、右はピアノ、フルート等） ２ 鍵の配列について （１）・一列に同じ音の１オクターブ違いで７個の鍵を並べ、それを円形に１２列配列する。それぞれの列の音の間隔は半音ずつ上がっていき１２音すべてを片手で演奏できる。片手で７オクターブの音域がカバーできる。（２）・音の表示は通常音楽で使用される音名を使用する。（ド、レ、ミ、・・・、Ａ，Ｂ，Ｃ・・・、１，２，３・・・等の表示をする。） ・外枠のローマ数字の盤面はそれぞれに回転することができる。（諧調変調表示板）そのことにより諧調の上げ下げのスタートの音をローマ数字で表示する。（一般の音楽理論の手法にもとずく）キーの上げ下げをした場合の音階の位置が一目でわかるようにする表示板となる。（３）・和音（コード）の位置がビジュアルに直視的に理解できる。例えばメジャーコードであればベース音＋５列目＋４列目（Ｃのコード：Ｃ＋Ｅ＋Ｇ） マイナーコードであればベース音＋４列目＋５列目（Ｃｍのコード：Ｃ＋Ｅ♭＋Ｇ） （４）その他のＭ，ｍ，ａｕｇ，ｄｉｍ，Ｍ７，７，ｍ７，ｓｕｓ４，ａｄｄ９，♭５、ブルーノート等の和音（コード）も音楽理論通りに視覚的に理解ができて鍵の選択がしやすい。 ［図２］１（１）・基本的に鍵盤面を２面横に配置するが、目的により１面でも多数面とすることも可。（２）・本体に（上面、側面）に鍵の音色選択ボタン、エフェクター、リズムボックスのリズムの選択ボタンを設置する。（３）・イヤホーンジャック、アウトプットジャック、エフェクタージャック、音量フットコントローラジャック等を側面、上面等に配置する。練習用の小型のスピーカーを備える。（４）・全体の形状は箱型にしたり、脚を付ける他、専用の設置台に置くことも出来る。（５）・盤面のサイズは成人男子、女性、子供等のサイズに合わせて作成できる。

例がない。

あらゆる音楽演奏の場面で活用される。

Claims (1)

1. 従来の鍵盤楽器のように横に一列に配置するのではなく鍵盤の鍵を円形に配列し片手で７オクターブ、８８音を演奏することができる形式。

Images