JP3181868U - 足操作用楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】演奏方法を単純で明快にした、足で操作するコード演奏専用装置を提供する。
【解決手段】一方の足の側に、12通りあるコードのキーを種類別に3行4列に分類すると共に、盤上に並べたキーボードを配置する。さらに、他方の足の側に、12通りある根音のキー19を時計の文字盤のように台16となる円盤上に円周状に並べたキーボードを配置して足操作用楽器を形成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、足で操作するコード演奏専用の装置に関するものである。
コードは頻繁に使われるもので144通りあり、その中から目的のものを瞬時にしかも確実に選ばなければ、音は濁り不快に聞こえる。
その為、瞬間に対応出来てしかもアマチュアの演奏家にも分かり易い操作方法が求められる。その上、足を使って演奏するので、単純でより明快な操作方法とする為に操作キーの並べ方、特にその順番、位置、及び角度は重要となる。
一つには、数字が切れ目なくずらりと並んだ電話番号だと分かりずらく、読み取るのにも苦労する。ところが、それをハイフン等で繋ぎ4桁程度の数字の組にするとかなり分かり易くなる。同様によく似たものが等間隔で並んでいると、どれも同じように見えて区別しずらい。そこで、それらを3つ、4つのまとまりとすればすっきりとし理解もし易くなる。このことはキーの配列にも応用できるのではないか。演奏中は目で確認することもままならず、全てを足だけで操作する楽器であれば尚更筋肉が容易に位置を覚えられることは必須条件といえる。
また一つは、時計の文字盤が12時からスタートして、1時2時とぐるっと回ってまた12時に戻ってくるように、12通りある根音についても同じように,例えばCを12時の位置に持ってくると、時計回りに,D,E,F,G,A,B,と回って、また12時のC、に戻ってくる。
この場合、どの根音を12時に持ってきても構わないが、一般的にはA又はCを持ってくると使い勝手が良い。Cが12時だとGは7時、Aは9時になる。更に、足の裏での確認を容易にする為に、A及びCには太字にするなりAには三角、Cには丸で囲むなど他の根音より目立つようにする。
鍵盤楽器の仲間は右手でメロディーを弾きつつ左手でアンサンブルも出来る優れものが多い。電子オルガンだと、それに加えて足で簡単なベースも弾くことが出来る。
しかし、それが金管楽器だと、例えばトランペットの仲間は片手でバルブを押さえて演奏するが、その間は普通もう片方の手で楽器を支えている。ホルンだと左手で操作しつつ右手もそれなりに活躍している。
これが木管楽器になると両手でキーを操作するので、まさに文字通り手塞がりの状態となり、とても一人で伴奏までは手が回らない。
その為今まで一人でメロディーを吹きながら同じ楽器で一緒に複雑なコードを演奏することは管楽器の構造上からも出来なかった。また同じ奏者が管楽器でメロディーを吹きつつ別の楽器で同時にアンサンブルも演奏するという方法も無かった。稀に、管楽器を吹きつつ空いた手でキーボードを操作する器用な人もいるが、どちらかを優先させて演奏せざるを得ず、満足出来る状態での演奏とは言い難い。
ところが、そんな管楽器を演奏するのに,たとえ口や手は塞がっていても足は空いている。それなら、その空いている2本の足を活用してコード演奏が出来ないかと考えたのがこの楽器である。
微妙なタッチで動き回り、目的の音を繊細に出せる手のようにはいかないが、大まかな操作なら十分役目を果たすことが出来る。そこで次のように考えた。
左足で12通りある根音から目的のものを選ぶ。同時に右足で12通りあるコードの種類を選択する。その数は12×12で144通りとなり、一般的な演奏に使用されるコードとしては十分カバー出来る。更に、同様の方法で別途にテンション・ノート対する補助装置も追加が可能であり,又、奏者により左右の装置を取り換えることも自由である。
靴の中敷きに取り付ける接点は、ぎこちない足の指や踵が操作するので、その位置はこれらの指や踵が対応出来るように大まかに位置を決める。これらの接点は奏者の好みにより任意に位置を変えることも、左右を取り換えることも可能である。
アルペジオで演奏する時は、親指、一般的には右手親指の腹側に取り付けたオン・オフ用のスイッチをオンにし、靴の中敷きに取り付けた根音、3rd、5th、7th、の接点を左右の足の親指または小指でオン・オフして操作する。足の指により左右で計4接点のオン・オフが可能である。更に転回する時は、足の踵部分に接点があるので、左足の指を使用する時は右足の踵で、右足の指を使う時は左足の踵で転回スイッチをオン・オフして操作する。その為、合わせて6か所の接点が左右の靴の中敷きに設置される。尚、アルペジオと転回との操作では、アルペジオが優先され、そのスイッチがオフの時のみ転回の操作が可能となる。
通常はAを220ヘルツに設定しているが、補助キーを操作することで1オクターブ及び2オクターブの上げ下げは可能である。よって、上げれば440ヘルツ、及び880ヘルツとなり、下げた場合は110ヘルツ、及び55ヘルツとなる。低い方はベースの音域と重なるので、両足で円盤のみを操作することにより単独の低音演奏をすることも出来る。
左手だけで複雑なコード演奏も出来るキーボードは優れた楽器であるが、小さな手の子供や女性にとってオクターブ近く手を広げることは至難の業である。
一方、多くの管楽器はその構造上一つの音を出している時は、他を同時に出すことは出来ない。また管楽器を演奏する時は常に手が塞がっていると言ってよい。そこで足の出番となる。アマチュアの演奏家が一人で、或いは数人で管楽器等を演奏しつつ、同時に足を使うことでコード演奏をすることも、時にはベースとして使用することも可能である。
足は手のようには器用に動かないが簡単な作業なら十分こなすことが出来る。そこで操作方法を単純でわかり易くすることで、初心者にも短時間の訓練で容易にコード演奏が出来る。又、円盤を両足で操作することにより、低音演奏用の装置ともなる。
但し、足を使って演奏する為、立って演奏することは困難となる。又マーチング・バンドのように歩いて演奏することは出来ず、椅子に座って演奏する。
2種ある装置は左右の足のどちらで操作しても良くその選択は奏者の好みによる。一般的には右足に行列からなるコードの種類のボードを、左足に根音の円盤を持ってくると良い。こうすることで場合によっては使用されるテンション・ノート用の補助装置との連携が容易となる配置になる。
行列からなるキーボードは誤操作を避ける為、それぞれの列は同間隔としない。メジャー系、マイナー系、その他で配列が微妙に異なる。
根音の円盤は時計の文字盤と同様に等間隔で時計回りに並べる。アルファベット順にAからGに、シャープとフラットをも含め12等分して並べ、一周して元に戻る。どの文字を上にしても構わないが、普通はCを12時に持ってくる。するとAは9時になる。
足の指で操作するキーは左足小指に3rd,親指に5th、右足親指にルート、小指に7th を配置する。但し奏者の好みにより位置は自由に変えることが出来る。
左右の足の踵はターンキーで、左足の指を使っている時は右踵、右足の指を使っている時は左踵を使用する。
右手親指の腹側にアルペジオ用のスイッチを付ける。これはお琴の爪のように脱着が可能で、管楽器を支持する時に邪魔にならない大きさとする。
ボードの横に補助キーを取り付け、2オクターブ以内の上げ下げを出来るようにする。通常はAを220ヘルツに設定している。それを、1オクターブ上げると440ヘルツに、2オクターブ上げると880ヘルツになる。同様に1オクターブ下げると110ヘルツ、2オクターブ下げると55ヘルツになる。上限は1661ヘルツのAbとする。
現在では品質の良いものが安価で大量に生産されているので、同じ性能のものならば、わざわざ別にあつらえで作るより費用が抑えられる。よって、発振器、アンプ、スピーカーは何れも既存の部品或いは装置を転用又は借用する。
アンプの出力は小さな室内用では10ワット未満でもよく、小ホール等で使用する時は40ワット程度とする。電源は家庭用の100ボルトを使う。又は9乃至12ボルトのバッテリーでも使用できれば使い道が広がる。更に、ヘッドホーン専用等の小さな出力のアンプにはUSBの5ボルトでも使え、又、充電でも使用出来ると更に便利である。
アンプの中に音質を変える装置も付属していれば、より楽しい楽器となる。その場合、音質を変えるメイン・スイッチをオンにし、10種類程度からなる音質のうち、求める音質の番号を検索しオンにする。
スピーカーは小さな室内では口径200ミリ、小ホールでなら口径300ミリを使用し、foは前者では45ヘルツ以下、後者では30ヘルツ以下とする。何れも軽くて応答性に優れたコーン型を使用し、能率は、前者で86デシベル以上、後者では96デシベルは欲しい。
高域は周波数特性に暴れが無く素直に伸びていればさほど厳しい条件を付ける必要も無く、前者で2400ヘルツ、後者で1800ヘルツ程を上限とする。
収めるスピーカー・ボックスは一般的な密閉型か位相反転型とする。更に、低音用と言うことでスピーカーを取り付ける前面板には、間に乾燥砂をサンドイッチしたものを使用すると無用な共振が制動され音がクリアーになる。
行列からなるキーボード 根音の円盤 足の指スイッチと踵スイッチ
1 キーボードの台
2 □(□の中にキーの根音名が入る)
3 □M7
4 □7
5 □6
6 □aug
7 □sus4
8 □m7(b5)
9 □dim
10 □m
11 □mM7
12 □m7
13 □m6
14 オクターブ上げるキー
15 オクターブ下げるキー
16 台
17 Cの根音キー
18 Aの根音キー
19 それぞれの根音キー
20 3rd
21 5th
22 ルート
23 7th
24 転回キー
25 電源スイッチ
26 音質変換メイン・スイッチ
27 音質変換サブ・スイッチ
28 番号が出る窓
29 ボリューム(音量調節)

Claims (5)

  1. 12種の根音を片足で、12通りあるコードの種類をもう片方の足で、同時に両足で操作すると144通りのコード演奏が出来る装置。
  2. 12通りあるコードを種類別に3行4列に分類し、片方の足で操作するように組み合わせた装置。
  3. 時計の文字盤のように円周上に並べられた12通りの根音キーを、別の足で操作するコード演奏専用の装置。
  4. 足の指や踵で操作する根音、3rd、5th、7th、と転回キーとの組み合わせ。
  5. アルペジオの演奏時に使用する親指用スイッチからなる装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6117977B1 (ja) * 2016-05-31 2017-04-19 光夫 栗田 足指入力用キーボードを有する電子楽器

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